ホテル祖谷温泉 (3) [ホテル祖谷温泉]
さて2日目。昨日とは打って変わって快晴。最後まであの気持ちのいい露天風呂を楽しみ(朝食前は貸切り露天、朝食後は普通の露天)、当然の如くギリギリの時間になってのチェックアウトです。同じことを考える人はいるもので、2組くらいと重なりました。うち1組は支払いが2人で5万とか6万とか言ってたから、露天風呂付きの高い部屋に泊まられたんだろうなぁ~。ボクたちはちなみに17,350円/人の部屋でした。それでもちょっと高いと思いますが、ケーブルカーを含むあの設備を維持管理していくにはそれくらいの宿泊代は必要なんでしょうね。
あ、それとこれまで書くのを忘れていましたが、ここの館内風呂はどうやら温泉ではないようです。あのぬるぬる感は皆無だったし、宿のHPにも温泉であるとは書かれていませんでした。もっともこの宿の価値はあの谷底の露天風呂にあるので、館内風呂ではあくまで体をきれいにする、と。それだけで十分かと思います。窓を開ければケーブルカーが見えました。(館内風呂は2Fに更衣室があり、浴室内の階段を降りた1Fが風呂となっています。湯気は2Fにある入り口に抜けるような構造になっているため、その洗礼を受けたデジカメは一瞬にしてレンズが曇ってしまい、撮影は不可でした)
さて、宿を出たボクたちはかずら橋に向かいました。祖谷渓谷は平家の落武者伝説が残る土地であり、植物で橋を作ったのは追っ手がかかったときに橋を切り落としやすくするためだそうです。
これは橋の出口側。橋は一方通行で、渡るだけで500円取られます。ちと高すぎないかい?とは思いますが(^^;)
皆さん、結構おっかなびっくりで渡っておられました。 妻も欄干を持ってビビりながら渡橋
渡橋中、足下をパチリ
ちょっとしたスリルは味わえます。
こういう橋には、往々にしてわざと揺らして喜ぶアホなガキがおるもんですが、この日はいませんでした。
お次はかずら橋のすぐ近くにある琵琶の滝。とても涼しかったです。
マイナスイオンばっちり
そしてこれは、琵琶の滝のすぐ傍らに咲いていた小さな花です。無粋なボクは花の名前なんてわかりませんので、帰宅後さっそくおかーさんに尋ねました。で、お友達のコンビニさんもご覧くださって、コモチマンネングサだろうということに(^o^) ご教授、ありがとうございましたm(_ _)m
さて、かずら橋とその周辺に満足したボクたちは、次の観光地・大歩危小歩危へ。かずら橋もそうですが、大歩危小歩危もちょうど帰り道の途中にあるようなものなので、わざわざ足を延ばすという感覚ではなく、寄り道をするという感じでした。
大歩危小歩危では遊覧船へ。1,050円/人。船はご覧の通りの屋形船 履物を脱いで乗り込みます。
ここは乗船場。ここから下流に流されていきます。右側の山肌には、土讃(どさん)線が走っています。讃岐と土佐を結ぶので土讃線。
それにしても、よくこんなところに線路を通したな、というほどの場所です。ほとんど直角。ロックシェッド(落石から路線を守るためのガード)もあちこちに。
こんな岩が川の両側に延々と続きます。
これは小さな滝。こういう水は例外なく冷たくて美味しいんですよ♪
水は透き通ってきれいでした。
そして、これがたしか獅子岩。そういえばライオンに見えないことはない(笑)
ちなみにボクにはUS版GODZILLAに見えます。
流されながら船頭さん(?)がいろいろ解説してくれるのですが、独特の節回しが妙におもしろく、でもちと聞きづらい面もあって小さく楽しかったです(へんな表現)
乗り場から階上へ戻る途中で見つけたサワガニ。
これは地下駐車場なのですが、10年ほど前に川が氾濫したとき、左に見える手摺のあたりまで水位が上がったそうです。ちなみに道路は画像に見えるひさしの上部分の高さにあたります。
当時の写真が展示されていましたが、豪流渦巻く流れが恐ろしかったです。自然の脅威というやつですね そういえば、田んぼの脇を流れる水路も、大雨の後は結構凄いんです。台風のときなど、よく人が流されたとニュースになりますが、さもありなん、です。
昔懐かしのボンネットバス。バリバリの現役だそうです。
さて、腹も減ったことだし、昼飯にしましょうか。
で、行った所がここ。手打ちうどんのさぬきや。井川池田ICから四国を縦断する幹線道路・国道32号線を高松方面へ数分。箸蔵山ロープウェイ乗り場の前。実は1日目の昼食もここだったんです。
わざわざ同じところに寄ったのは、うどん好きの息子のために持ち帰りの生うどんを購入するため。2日続けて同じところで昼食を取るつもりはなかったのですが、時間がピッタリあったことと1日目の対応がすごくよかったこと。そして何より美味しかったので、ま、いいか、とここにしました。事前に持ち帰りについて問い合わせたメールの返答もすごく丁寧でしたし♪
お店の人は、「昨日もお越しいただきましたよね?」とボクたちのことを覚えてくれていました。そんなに目立つ振る舞いをした覚えはないのだけど・・・・?
で、ボクが食べたのは、このざるうどん(大)。3玉入りです。食べ応え満点!
さすが地元、ホントに美味しいうどんでした。店は徳島ですが、店長のMさんは本場・讃岐で修業した方だそうです。
妻はこれ。山菜うどん。店は冷房がガンガン効いていたので、これでいいらしい。そういえば前日は鍋焼きうどんを食べていたっけ。
それにしても、この季節に鍋焼きって・・・・
さてこれにて行程はおしまい。
あとは高速を飛ばして帰阪しました。(阪神高速・神戸線は相変わらずの大渋滞でしたが)
これは明石海峡大橋を走行中の画像。
でかいですよ。本当にでかい。日本人の英知の賜物です。
さて、次の温泉はどこにしようかな?
かずら橋(@_@;)500円払って怖い想いしたくない(*_*)
大歩危小歩危、高校の修学旅行で行った様な気もするけど記憶が…(;^_^A
うどんが旨そうo(^-^)o
by 横G (2010-08-12 10:55)
横G兄さん、こんにちは。
かずら橋ね、面白かったですよ。500円払う価値はあるのかというと?ですけど。夏場は夜間ライトアップというのをやっていて、実はボクもそれに行ったんですが、写真は写らんし怖くて渡れないし、今イチだったな(宿が送迎してくれました)。
うどんはね、ホントに美味しかったです。本文から飛べるようにハイパーリンクを設定しておきましたので、一度店のHPもご覧になってください。讃岐のうどん、おそるべし。。。。
by ヒロ (2010-08-12 13:38)
ボンネットバス 懐かしい♪
子供の頃 このバスが後ろから来たら 手を上げると 乗せてくれたのよ~
(いつの時代じゃ?爆)
by おかーさん (2010-08-12 21:34)
おかーさん、こんばんは。
このボンネットバス、エンジンもいい音を響かせていました。管理している担当者、相当熱心な人なんだろうな。機械も大切に使ってやればかなり長生きするんですよね。そういえばウチの会社の工場にも、昭和50年代のマシーンがゴロゴロしてますわ。
by ヒロ (2010-08-12 23:12)