『白銀ジャック』 東野圭吾著

最近、ネタが少なくなってきましたので、読んだ本について一筆書いていこうかな、と思っています。ボクの好きなジャンルはふたつ。ミステリーと歴史物です。実際、読む本はこのふたつに限られている、と言っても過言ではありません。通勤時間、電車に乗っている時間やその待ち時間が長いため、本はもはや必要不可欠なものになっています。 

記念すべき第1弾は、3日ほどで読み終えたこの本、東野圭吾の『白銀ジャック』。去年でしたか、ハードカバーの単行本ではなくいきなり文庫本として登場し、かなりの長い間、本屋では平積みで店頭に並んでいました。中古で買ったため帯はなし。

ほしいな、読みたいな、と思いつつ時間が過ぎ、先日BOOK　OFFで250円になっているのを発見（通常の400円がセールで250円に）、迷わず購入しました。せこいな～、と思いながらも、同じ金額でたくさんの本が買えるという合理的な理由から古本屋通いは止められません（＾＾）　最近は同じ中古本でもAmazonで買うことを覚え、そちらの購入も増えつつあります。ただ、「ほぼ新品」とクレジットがあるのに、送られてきた本を見ると「どこが“ほぼ新品”やねん、コラ」と文句のひとつも口にしたくなるような中古本があるのもまた事実です

東野圭吾はボクの好きな作家のうちの一人。大阪出身であることも親しみを感じる要素のひとつです。他にもたくさん読み、かつ所持しています。直木賞を受賞した『容疑者Xの献身』なんて傑作中の傑作ですね。最後は涙なくして読めない、そんな読後感でした。

『白銀ジャック』は、スキー好きのボクには堪えられない作品。今すぐにでもゲレンデに行きたくなるようなスピード感に溢れています。

これまでの東野圭吾に比べると、少し軽いかな、という気がしないではありません。でも、それなりに楽しめますし、ラストの意外性は相変わらずです。何よりスキーやスノーボードを趣味とする者にとっては、読んでいるだけで楽しくなります

え？　犯人？　一人は当てました。でも････これ以上は、この後読まれる人のためにナイショにしときます　最後に、暗鬱な気分にはならないので安心してどうぞ、とだけ明言しておきましょう（＾＾）

★★★★☆････星4つ

コメント 7

蕨屋美和です。ヒロさん、先ほどはありがとうございました。バッサリとぶった切っていただき、爽快な気分になりました！ありがとう＾＾；
本の話題ですね！私も学生の頃は本ばかり読んで。（ほとんど推理小説とか、ミステリーもの、怪奇現象もの、死刑制度の話、死刑囚の生活とは、など、偏った話ばかり）
最近はさっぱり本を読むことも無くなってしまって。雑誌は読みます。旅行雑誌は買いあさり、家に山積み＾＾；次郎さんに「また雑誌買って～ネットで見なさい！」ってしかられてますけど。
本をたくさん読んでいたので、国語の成績は良かったので、偏った内容の本でも、読んでいて良かったのだろうと思います。
by 蕨屋次郎 (2011-09-21 15:35) 

美和さん
こんばんは。爽快な気分になっていただいたようで････（笑）
各地に大きな被害をもたらした台風は、どうやら埼玉を通過したみたいですね。次郎さんは無事帰宅されましたか？　
美和さんがそういうジャンルの方を読まれていたなら、『13階段』は？　江戸川乱歩賞を受賞した傑作です。
ボクも学生の頃から本を手放さなかった口ですので、やっぱり国語の成績は良かったですよ。似たもの同士ですね（＾＾）
by ヒロ (2011-09-21 21:35) 

美和です。ヒロさんこんばんは。次郎さんはまだ帰宅していません。上野で、電車動いてなくて少し待っていたみたいで～。21時半近くに上野を出たみたいです。
「１３階段」名前は聞いたことがあるんですが、たぶん読んでないと思います。すみません勉強不足ですね！
私は阿刀田高が大好きで良く読んでいました。あと、山村美紗とか、西村京太郎とか（ミーハーですね＾＾）
ミステリー傑作選とかっていう短編ミステリーを良く買いましたね。たくさん読んだのに今はほとんど覚えていなくて（汗）
中学、高校のときは、もらったおこづかいをすべて文庫本とスナック菓子を買うことに使ってしまい、洋服なんかぜんぜん買わないので、いい服着ないでいたら、みかねた母が洋服を買ってくれたので、味をしめてまた、文庫本を買う、今時の子みたいに、化粧品なんか全然興味なく、お化粧も、パーマも高校の卒業式の日に初めてやりまして。無頓着な性格は、今も変わりないです。
by 蕨屋次郎 (2011-09-21 22:08) 

美和です。訂正を。もらったおこづかいで買ったものの中には、いまもこよなく愛する、角松敏生やホール＆オーツ、マイケルジャクソンなんかのアルバムもあります。忘れてた！当時は洋楽かぶれだったんですよ＾＾；
by 蕨屋次郎 (2011-09-21 22:13) 

ヒロさん昨夜はどーもです。
京急という関西の大手私鉄並みに飛ばす電車を乗り継いで強引に帰宅しました。
本社から支店に連絡した時、「今日、帰れるの？」（肉子）
「ワカラン。都内に泊まるかも。今日、そっちの支店だったらどうなってたかな」
「店に泊まりですね（笑）」（肉子）
さすがに「ウチに泊まればいーじゃん」とは誰も言ってくれなかったですね。

＞最近、ネタが少なくなってきましたので･･･
そうなのですか？私はネタに困ったことってないんですよねぇ。いつか枯渇するかなぁ。
by 船山史家 (2011-09-22 08:39) 

｢告白｣や｢なぜ君は絶望と闘えたのか｣は本のネタでもミステリーじゃないからカテゴリーに入らないのかな…(・・?)

東野圭吾の作品で最近読んだのでは｢手紙｣と｢殺人の門｣はちょっと気持ちが暗くなったね(;^_^A
反対に古い作品でらしくなくて面白く読めたのが｢浪花少年探偵団｣シリーズ(^.^)b
しのぶ先生とくそガキ達が憎めない(^O^)
毒笑小説や黒笑小説も気楽に読めた(^-^)

今は、ﾋﾛさんお薦めの宮部みゆきに戻って、｢あかんべえ｣から｢本所深川ふしぎ草紙｣ですo(^-^)o
by 横G (2011-09-22 19:58) 

美和さん
『13階段』、よろしければどうぞ。ボクは観ていませんが、映画化もされたようです。主人公は山崎努だったかな。
中学はもうよく覚えてないけど、高校のときはこづかいやバイトで稼いだお金はほとんど山に注ぎ込んでいました。用具や交通費など。いっとき、憑かれたように登っていましたので（＾＾；　あ、中島みゆきのLPも買ってましたね。デビューのときからファンなもので。

史家さん
昨日は結局「自宅待機」ということで出社しなかったのですが、有休にさせられましたよ。例え1時間だけでも出社したヤツは出勤扱いになったのに････有休を1日損した気分っす（－－）

横G兄さん
昔のネタはカテゴリを変更していないだけです。この後、変えておきます。現在はまた違う作家を読み始めました。全3冊なので、ちょっと時間がかかりそうです。
by ヒロ (2011-09-22 21:26)