米作り(その16:何回目かの水の管理+追い肥+農薬 [米作り-2012年]
昨日も暑うございました。
しかし、台風の影響か大阪は強めの風が吹き、田んぼの作業は比較的楽な方でした。
今日の作業は、先週入れたばかりの水の管理、追い肥の散布、その直後の農薬の散布です。
水は先週入れたばかりとはいえ、晴天続きだったためにほとんどなくなっているだろうとの予想が当たりました。
ここは北東の水を出す場所ですが、水が完全になくなっているのがわかりますか?
ちょっとわかりにくいのでもう2枚。
左の画像は田んぼの北側、右の画像は南側です。北は泥っぽいですが、南はカラカラですね
日当たりが良くて水はけがよいと、こんなものです。
(さすがにAM6:00だとまだまだ陽が低く、影が長いです)
いつもの定点観測用。やはり見事に水はありません。
先週と違って水の回りがよく、今日は昼ごろにはほぼ満タンになりました。
わかりにくいですが
稲が風にそよいでいい気持でした。さらさらと何とも微妙ないい音がしてね~
そういえばトトロでそんな場面がありましたね。
さて、水を入れた後は追い肥です。
追い肥とは、田植えの直前に肥料をまいた後、2度目の肥料の散布のことを言います。
農協で仕入れたこの肥料を、ウチの場合約20kg、バケツに入れて田んぼの中を歩きながらぶわーっと、なるべくまんべんなく散布します。
水に沈んだ肥料はやがて溶けて土を肥やし、米を育ててくれます。
今頃はもうすっかり溶け出していることでしょうね。
農薬は、害虫を駆除するためのものです。今回田んぼの中に入ったら、もう発生しており、私のズボンに数匹ついていました。こいつらがいると葉の成長を阻害し、結果稲が育ちません。憎っくき害虫です。さすがの蜘蛛さんが喰いきれる量ではないのがつらいところ。
それと、今回干した後に水を入れてから初めて田んぼの中に入ったのですが、期待通り足元は結構固く締まっていました。
これなら稲刈りの際は快適に歩けるでしょう。
水の管理は今が最も重要。一旦干した後はしばらく水を欠かすわけにはいきません。
暑いこの時期、稲はすくすく成長していきます。今は見守る時期ですね。
さて最後に、こちらも現在成長中。稲刈りの頃には最高のビールの友となってくれることでしょう。
地面のワラは、撒いた水の乾燥、蒸発を防ぐために置いているんですよ。もちろん昨年残しておいたワラを使っています。
お疲れ様で~す♪
うちも藁をもらったんで使おうと思って畑のすみに置いておいたら盗まれちゃったんです(ーー;)ひどいでしょ?
by リキマルコ (2012-08-06 15:32)
リキマルコさん
ウチの場合、コンバインを使わないので長い良質のワラが大量にできるのですが、いつも知り合いが引き取りに来ます。無償で進呈しています。
余ったら、どうしようもないので燃やしています。
もったいないといえばもったいないのですが、ある程度を残しておけば、あとはどうしようもないもので・・・・(^^;
それにしても、盗むってのは腹立ちますな。収穫寸前の野菜を盗られるのが一番腹が立ちます。
by ヒロ (2012-08-06 19:00)