石部金吉

こんにちは（＾ｏ＾）
はやいもので、夏休みも今日を含めてあと3日になりました。
今日は朝4時半起きでクルマを洗車してきれいにし、帰宅後は網戸を洗いました。
双方ともたっぷり汚れていたので、洗い甲斐がありました。朝5時から9時半まで掃除しっぱなし
珍しく、よく働いたものです。 

さて、今日はつけ麺の発展型、塩つけ麺をご紹介。 

皆さんご存知の通り、ラーメンの種類は大別すると①醤油　②味噌　③塩　④豚骨　⑤その他　に分けられます。
このうち④の豚骨は①～③と組み合わせれることが多々あり、それは成功しているといえます。
⑤の「その他」は、カレーラーメンやトマトラーメン等でしょうか。私が一切食べない担担麺もこの範疇に入るといえるでしょう。

歴史としてはまだ浅いつけ麺ですが（発祥といわれる東池袋大勝軒は1961年開店ですから50年以上の歴史はありますが、世間的に広まったのは、せいぜいここ10年くらいではないか）、この新ジャンルの味は長らく醤油ベースの豚骨、しかもこってりというのが基本ラインでした。

しかし、最も基本となるラーメンの味のジャンルが多岐に渡っている以上、つけ麺のなかに「味噌」や「塩」が出てくるのは時間の問題だと、私は思っていました。

そこでこの店です。店名は石部金吉。頑固親父の代名詞としてよく用いられるこの言葉を店名に冠した塩つけ麺の専門店です。場所は【ココ】。西名阪自動車道・藤井寺ICから至近距離ながら、Uターン禁止等の影響で、ある程度道を知ってないとたどり着けません。駐車場もありません（→私は近くのBOOK　OFFに古本を購入がてら停めさせていただきました）。

なんか、イタ飯屋さんの外に置いてありそうな看板。

店内のメニューです。はっきりいって高い。基本価格が4ケタに届いている設定は初めてかも。

今年の6月に開店したばかりとのことで、店内はまだきれいです。
店はアロハシャツの後ろ姿のお兄ちゃんと、アルバイトらしき若者の二人で切り盛りしていました。奥に製麺室が見えます。
そういえばここは自家製麺のお店。「自家製麺のお店は大盛無料」の法則はここでも生きていましたよ。
250g（基本）と350gが同じ価格設定となっています。

私がオーダーしたのは、トップメニューの塩つけ麺・350g。トッピングは別皿で供されます。

麺は全粉粒麺の平打ち太ストレート。モチモチしたいい食感でした。
平打ち麺は、モチモチした歯応えとつけ汁が絡みやすい特性を持っているのでつけ麺には最適の麺ですね。

さすがに塩つけ麺、つけ汁は透明で塩ラーメンのそれです。縦切りにした白髪ネギと水菜が入っています。
画像では見えづらいですが、糸唐辛子も入っていました。

底には小さな鶏肉が沈んでいました。

トッピングは大山鶏の胸肉たたき、半熟煮玉子、四角く切られたメンマ、そしてレアチャーシュー。
別皿の意味がイマイチよくわかりませんが、私はつけ汁に付けていただきました。
どれも美味しかったです。クルマでなければビールが飲みたかった

さて、お決まりの麺だけを一口。ん、こんなもんでしょう。

そしてつけ汁につけてズルッと･･････ん？　なんだこりゃ？　えらく脂っぽい。ぬるっとした感じがするで。
この感覚はあの「つけ麺の最低峰」　つけ麺　球児に似た感じだ　こりゃあ失敗したかな～？
しかし、やめるわけにもいかず、次の一口。
あれ？　あのぬるっとした感じが少なくなっている････

わかった　
つけ汁の表面を覆っていた油分、おそらくは鶏油（チーユ）が、麺に混ぜられていい塩梅になったのでしょう。
次からは、すべからくレンゲで軽くつけ汁を混ぜてから、麺を付けるようにしました。
ほう････これが塩つけ麺か。なるほど、あっさりして美味いもんです。
豚骨魚介系の濃厚なつけ麺に慣れている我が舌にはあっさりしすぎている感じがしないでもないけど、これはこれでアリ、ですね。ほのかに香る柚子もいい感じです。

トッピング、というよりは付け合せのタタキやメンマもいけます。特にふたつのレア系は適度に弾力感があり、しっかりした肉の旨みが味わえました。

麺を食べ終わった後は、このようなミニ雑炊をサービスしてくれます。梅干しも要るか要らないかを聞いてくれました。
雑炊の場合、私は卵を完全に混ぜるよりも白身が残っている方が好きなので、このようなプリンの出来損ないみたいなのはイマイチなのですが、ベースがいいので美味しくいただくことができました。

きれいに完食　次は単なる塩らーめんを食べたいと思います。
隣りの人が頼んだのを見たら、チャーシュー類の付け合せはやはり別皿で出てきていました。
麺も、パッと見では同じ平打ち太ストレート。

どんな感じになっているのでしょうか、楽しみではあります

コメント 9

おっ、Ｂｌｏｇの背景、雰囲気がシブくなりましたね。

１０００円は高いかな～。
私はカレーつけ麺いっちゃうかも。過去に某所で大失敗してるんですがね。
by 船山史家 (2012-08-17 19:02) 

史家さん
気が付けば前のは冬全開のVerでしたので、ちょっと変更してみました。
ただ、普通のテンプレートだと写真の右端が切れてしまうのでワイドにせざるを得ず、選択肢が限られてしまって････（ＴＴ）
何も考えずに最初に決めたのがワイドサイズで、それに合わせて写真のサイズを決めてしまったのが大失敗でした（苦笑）
カレーつけ麺？　･････美味そうですな（＾ｏ＾）
やっぱり次はそっちにしようかな？

by ヒロ (2012-08-17 20:52) 

こんにちは(^_^)
テンプレートを変更されたのですね、一瞬他の方のブログへ
おじゃましたと思いました♪　渋い雰囲気も好きです～☆
塩つけ麺美味しそうです、トッピングが別皿になっていている
のは初めて見たかも。大盛り無料は嬉しいです(*^_^*)　
by プースケ (2012-08-18 08:46) 

プースケさん
久々に変えてみました。たしかに渋いんですが、上にも書いたアホな理由で自由に選べなくなってしまいました。今後は画像のサイズを小さめにしようかと考えています。
塩つけ麺、これもアリだな、と思いました。
ラーメンやつけ麺を食べているときは幸せです♪

by ヒロ (2012-08-18 11:10) 

うむー高い！(爆)
駐車場が無くてこの価格。田舎ではすぐ消えそうな店の典型かも^^;

去年からようやく私にもつけ麺ブームが訪れました！が、自分の中ではどうしてもラーメンは通常のスープの中に入っているものを上回ることはできないような気がします。

昨日、青森市の人気ラーメン店へ行ってきました。いつも通ると車がいっぱい停まっていて気になっていたのです。
帰省シーズン＆夏休みということもあったとは思いますが、仙台、長岡、滋賀、岡山と色んなナンバーを見て驚愕しましたっ。！

私たちは、あっさりした煮干ラーメンをいただきましたが、500円で完成度と味の満足がハンパなかったです！
by ゆかりん (2012-08-19 06:53) 

ゆかりんさん
今この時間、ウチから300mくらいのところで火事が発生しています。
ベランダから炎も見えます。さっき、ウーウーカンカンカンカンと消防車や救急車が家の前を疾走していきましたが････恐いですねー。

さて、つけ麺は私もはじめは敬遠していましたが、何度か食べてみるとこれはこれでウマイ、と思うようになりました。基本的に日本人は江戸時代から蕎麦を食べる習慣がありますので、このような麺の食べ方には抵抗がなく、だから広まり方も早かったのだと思っています。

それと。
今年大学生になったウチの息子が、9月に宮城～岩手～青森～秋田の放浪の旅に出ます。すれ違ったら応援してやってください（＾＾）

by ヒロ (2012-08-19 13:04) 

そんなに近くて火事ですかっ？風向きは大丈夫ですか？
火事は怖いですねぇ。他家も巻き込む可能性高いし。
うちの周りは救急受け入れの病院が多いので、サイレンは日常的に鳴っててあまり気にならなくなりました。

確かにつけ麺ってもり蕎麦とかの食べ方に似てるトコありますよねぇ。だから、割りスープやってませんなんて言われるとガッカリしちゃいます。

息子さん放浪の旅ですか^^!　わかりましたっ！すれ違ったらオウッ！って声かけます！
ちなみに昨日のラーメン屋は「ひらこ屋」でした。近くに三内丸山遺跡や県立美術館があります☆

by ゆかりん (2012-08-19 13:31) 

これはこれは、美味しそうな色合いの麺ですね♪
さすが自家製麺。平打ちにしてあるあたりにも拘りを感じます。
そして、何といっても塩つけ麺とは！見たことがないですね、こういうのは。
一口目の評価にはヒヤヒヤしましたが、拘りの塩つけ麺は、なかなか良かったようで（＾＾）／
そのうち塩らーめんのほうのご感想もぜひぜひ。あまりにも遠い場所なので、行けることはないと思いますが、記事を見て楽しませていただきます♪
by 遠霞（とおがすみ） (2012-08-19 15:26) 

ゆかりんさん
火事は数時間前に完全に鎮火しました。その後、昨日に続き土砂降りの大雨も降り、一時は焦げ臭かった空気も普通に戻りました。ベランダから火事のあった家を望むと････うわ～、2階の部屋の窓が真っ黒に焼け焦げてる････火事は恐いですね、ホント。

息子とすれ違ったら「ひらこ屋」のラーメン、おごってやってください（笑）
たしか三内丸山遺跡はコースに入ってたと思います（＾ｏ＾）

遠霞さん
これまでの経験で体得したことですが、つけ麺はつけ汁を適度に撹拌しながらいただくのがいいようです。濃厚であればあるほど旨み成分が底に沈殿しており、ざるそばのように単につゆに付けるだけではつけ麺を堪能したことにはなりません。
あ、こういうことはコメ欄ではなく本文に書かないと、ですね（＾＾；
塩らーめん、近いうちに試してきます♪

by ヒロ (2012-08-19 18:15)