麺 喜だ屋 [つけ麺]
今日の店は今年の4月にオープンした新店。とはいっても、それ以前は「マンマ・マンマ」というパスタ専門店でした。
その看板がそのまま残り、大阪らしいギャグ(?)もカマしてあります。手作り感、満載のお店です(^^)
場所は【ココ】(←クリックどうぞ)。店に駐車場はありませんが、すぐ近くのイオンモールの駐車場は2時間まで無料なので、ラーメンを食べるくらいの時間は十分あります。ま、それだけではちょっと反則なので、クルマを停められたら何がしかの買い物はしましょう
お店の側面
左に少し歩いて正面
上の看板なんてパスタ屋さんのときのまんまでしょ(笑)
「一麺発起」の文字が目立ちます。
ちなみに右側で看板を覗きこんでいるのはこの日同行した息子。
店内の一部。結構ごちゃごちゃしていました。座席は逆L字型のカウンターのみで9席。私たちは逆L字の短い方の辺に着席。前客は2名。その後私たちの帰りがけにサラリーマンの2人連れと常連らしき家族連れが来店してきました。雨天だったのに、まあまあ盛況といっていいかも、です。
? ・・・・って、空いていたらタバコを吸ってもいいってことですよね?
これはダメでしょう こんな曖昧なことはせずに、あかんのやったら全面禁煙にした方が絶対にいいです。
この日は幸い誰も吸う人がいませんでしたが、隣りで吸われたらたまったもんじゃありませんから
これは初めて見ました。なんと魚粉です。必要な方はこれを振りかけるのだそうです。
ラーメン系のメニューはこれ。
麺は150~300gが同価格。お腹が減っているときにこれはありがたいです。
また、野菜、背脂、ニンニクのマシ、およびマシマシが無料と、行ったことはありませんがこれはかの有名な二郎系と同じ。
(でよかったでしたっけ?船山史家さん)
また、月替りのラーメンもあります。今月は和え麺的かるぼな~ら misoがmisoなるもの。
詳しくは をご参照のほど。
さて、私はつけ麺の麺300g(←いつもの量)、そこに野菜と背脂をマシにしました。息子は普通のラーメン300gに野菜マシです。
まずは息子のラーメンが着丼。
この画像ではわかりにくいですが、横から見るとこの通り。
結構盛り上がっているでしょ。これで「マシマシ」だとどうなるのでしょう?
野菜はモヤシが中心で、その他はしんなりしたキャベツが数切れ。
チャーシューは大小1枚ずつの計2枚。これはつけ麺も同じでした。
息子のラーメンを一口もらいましたが、まず感じたのは濃密な香り。
何の香りだと思います?
私がまず感じたのは、たこ焼きの香りでした。
買って食べるたこ焼きには、ソース、マヨネーズ、かつお節、そして青のりがふりかけられるのですが、それとは別によくかつお節の削り粉がかけられます。その香りが濃厚に香ったのですな。
ちなみに息子は、「お母さんの作るおでんの味がした」のだそうです。そういえばウチのおでんのダシは鰹系ですので、なるほど、ですね。
さて遅れること約2分で私の頼んだつけ麺(麺:300g 野菜&背脂マシ)が着丼。
ラーメンと同じ丼に麺が盛られていたのが不思議な感じ。
ん~、まずつけ汁の色が赤っぽい。赤銅色とでもいいましょうか。白っぽく浮かんでいるのが背脂です。
麺はほぼストレートの太麺。
まず一口。おう、醤油っぽいです。案外辛い。そして甘い。つけ麺やラーメンには極めて珍しいですが、いわゆる甘辛味ですね。初めて味わう、予想外の味です。これを「美味い」というかは、ワタシ的にはちょいと微妙・・・・。
マシにした野菜は、つけ汁につけて食べるとこれはなかなかイケました。
ゆでたモヤシはあっさりしていて、悪く言うと水っぽくならざるを得ませんので、甘辛いつけ汁とは相性がいいと思います。
チャーシューはラーメンと同じく大小2枚があり、味はまあまあ。レモンまで付いていました。
レモンはつけ汁に絞っていただきましたが、残念ながらあまり味はしなかったです。
食べ終わった後にスープ割りをいただきましたが、これは意外と美味かった。飲み干したかったのですが、さすがにそれは我慢しましたけどね(^^;
再訪はどうでしょうか。ちょっと微妙かなぁ~?
たかがラーメン、されどラーメン。やはりラーメンは難しい・・・・
単純なようで難しいですよねラーメンって。
私は迷ったら原点(本牧)に帰るようにしています。
by 船山史家 (2012-11-28 00:07)
ふふ。パスタ屋さんの風情を逆手にとるあたり、さすが大阪文化という感じですね。東京や千葉にはこういうお店は絶対に誕生しないでしょうね。
私が東京でこのまえ食べたつけ麺も、ちょっと辛い味付けでした。さっぱり感を出すために辛い味付けになっているのかも知れませんね。それとレモンで酸味を加えるのもつけめんならではだと思います。辛みと酸味、どっちもさっぱり系に向けてのつけ麺のあり方かなぁと。好みかどうかは別ですが。野菜が無料で増量できるのがいいサービスだと思います。でも再訪は微妙なんですかーー。う~む。
by 遠霞(とおがすみ) (2012-11-28 12:52)
ラーメンほど誰かが美味しいって言って食べてみると全然合わないってことの多い食べ物ないのでは?と思います。
もちろんその逆も。蕎麦やその他の食べ物だとそこまでは違わない気がするんですが。
新しいラーメン屋も行ってはみるんですが、やはりシンプルなのに帰ってきてしまいます。
レモン入ったラーメンって秋田県の大館近辺に多いんですよ。
いつか大阪で安くて美味しい食い倒れ旅してみたいです!
by ゆかりん (2012-11-28 14:46)
史家さん
「野菜マシ」という言葉から、私にとってはおそらく初の二郎系、いや、二郎インスパイア系なんでしょうか、そういうお店への初訪問でした。
ま、ラーメンにおける野菜の立ち位置は、ほどほどがいいということでしょう。
遠霞さん
今思うとあのレモンは、つけ汁ではなく麺そのものにかけた方がよかったのかも。つけ汁が濃厚だと完全に塗りつぶされますからね。
ちなみにつけ麺の麺に七味を振りかける食べ方もあるようです。さすがラーメン、もはや何でもありの様相を呈してきました(笑)
ゆかりんさん
たしかにおっしゃる通り、ラーメンの好みは千差万別ですが、「これが俺のNO.1」という店は大体ハズレがないですね。遠霞さんのお好みの「青葉」はその典型的な例でした。あれは「安定した美味しさ」とでも表現すべき味でした。そういう意味では神座もそうかも。
たしか勝谷誠彦氏でしたか、「大阪に住んでいる人は幸せですよ。世界で一番美味しいものを普通に食べられる」と言っているのを聞いたことがあります。不味ければあっという間につぶれる、味に対しては世界一シビアな地域だと。
是非一度大阪で食い倒れてくださいまし(^o^)
by ヒロ (2012-11-28 20:22)