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麺屋いちびり [つけ麺]

この日は用事でちょっと橿原神宮へ出掛けたのですが、そこで発見というか目撃したクルマ、実物を見るのは実は初めてという非常に珍しいクルマ、メチャメチャ高価です。007のボンドカーとしてあまりにも有名。庶民に手の届くシロモノではない、超のつく高級車、アストンマーティン[exclamation×2]
1.アストンマーチン!.jpg

帰宅後調べてみたら、どうやらV8 Vantageというグレードみたい。いや~、カッコいいですね~[るんるん]

と、いきなり話が横道に逸れましたが、メインはつけ麺なのです。どう? この落差(爆)

お店は、麺屋 いちびりといいます。場所は近鉄・橿原神宮前駅西口、右側にすぐ。改札からだと徒歩1分というトコでしょうか。

「いちびり」とは、関西弁で目立ちたがりやお調子者のことを言う名詞です。調子に乗ったりはしゃぎまわることを同様に「いちびる」というのですが、それが名詞化されたものというわけ。子供がふざけてうわ~っとなっている時に、親が「こら、いちびんな!」などと叱責する際に使われます。

とはいえ、その名詞が店名の由来なのか語源なのか、確認したわけではありませんので何とも言えません。2.外観.jpg

11:30開店で11:40頃に到着したのですが、先客は4人くらい。しかし、私の着席後どんどん席が埋まり始め、私の注文したつけ麺が届く頃には、外にお待ちが数人出ていました。

このお店は、ウチの会社の若いモンに「なかなか美味しいですよ、“またおま系”ですけど」と教えられてきたお店。なるほど、その片鱗を伺わせるに足る席の埋まり方でした。

店に入ってすぐ左にある券売機で食券を購入。
3.自動券売機.jpg

ここは、トップメニューがいきなり「特製」がつくのです。左上にもありますとおり、特製にすると
・チャーシュー2枚増 ・味付玉子1個 ・メンマ2倍 
となり、+200円の割にはかなりお値打ち。しばし考えた上、たまにはいいか、と特製にすることにしました。
麺はいつもの通り300g。訊けば温盛ができるとのことでしたので、もちろん温盛で。

[右斜め下] 他のメニューにつきましてはこちらをどうぞ。4.メニュー.jpg
5.カウンターのみ10席くらい.jpg

店主(画像右側)はいかつい風貌。お笑いの「野生爆弾」の川島にとてもよく似ておられます。・・・・と言ったら怒られるかも(笑)

さてテーブル調味料ですがこんな感じ。6.調味料.jpg

この中では、「おいしい唐辛子」とありながら全然赤くない調味料。
なんと柚子ごしょう
でした。
7.ゆずコショウ.jpg

これ、試すのを忘れていて、気付いたのはスープ割りに突入してから。試してみましたけど、まあそれなりでした。タイミングが遅すぎたよな・・・・(^^;

さて、そうこうしているうちにまずは麺が先に着丼。麺が太目でさらに300gにしたためか、ちょっと待ち時間が長かったような。しかも、後から着席した人のラーメン(つけ麺ではない)の方が私よりも早く着丼。
でも、店員さんがちゃんとその旨を私に説明~お断りをしにきてくれました。
こういう気配りはとても大切。それとはなしに見ていると、この種の気配りはお待ちの方々にも発揮され、その対応は大変好ましいものでした。いかつい雰囲気の店主さんでしたが、風貌に似合わず(失礼)、心配りのできた対応、こういうお店は絶対に流行りますね、間違いなく。
8.特製つけ麺300g.jpg

湯気が上がっているのがわかりますか? 味付玉子の白身がちょっと残念なことになっていますが、まあ、よしとしましょう。
特製分の+2枚のチャーシュー。これが案外ぶ厚かった。この厚みは、同じ橿原市内の
麺処と市さんを彷彿とさせます。9.チャーシュー2態.jpg

トロトロの味付玉子。これはつけ汁で温めていただいたのですが、そうすることにより風味がアップ。美味しかったです。
これに合わせて2倍のメンマ。
+200円の特製は、店の言うとおりかなりお買い得感がありました。
10.味付玉子と全粒粉平打ち麺.jpg

麺は全粒粉の平打ち。平打ち=長方形の度合いが他のどのお店よりも高く(縦横比が、横向けに長い)、つけ汁が麺に絡みやすい工夫が成されていました。
ただ、そのためか温盛の特徴なのか、ちょっとボソボソ感が強かった。つけ汁につけるために麺を箸ですくい上げようとすると、うまくいかないんですな。不要な部分までひっついて上がってくる感じ。少し食べにくかったのが残念。
ただ、麺を半分くらい食べた後に、割りスープを麺にかけたところ、そういう欠点は消えました。これは店員さんが
「温盛は麺がくっつきやすくなるので、麺を半分くらい食べた後でスープ割りのスープを入れてください」
と教えてくれたから。
どうせならもう少し早くスープを投入しておくべきでした。

そういえば竹麺亭さんの温盛ははじめから魚介スープの中に麺が入っています。このやり方はつけ汁がだんだん薄まるという欠点があるのですが、竹麺亭さんはもともとのつけ汁が濃厚なので、その点は問題ありません。
(あるいは温盛と普通のつけ麺とでつけ汁の濃度を変えているのかもしれません)

つけ汁。濃厚魚介豚骨によくあるドロドロ系ではなく、比較的サラサラとしたタイプのつけ汁です。ガンガンに麺に絡むというほどではありません。だから、食べ終えた時も結構残っていました。
11.つけ汁着丼.jpg

中には、厚みのあるブロックチャーシュー、メンマ、そして珍しや、ナルトが入っています。チャーシューは、特製にしなければたぶんこのチャーシューだけなのでしょう。つけ汁に沈んでいるだけあって、味は濃厚でした。
13.ナルトとメンマ.jpg
12.ブロック?チャーシュー.jpg

もちろん完食。麺の入っていた器に残っているのは、中ほどに投入した割りスープ。14.完食.jpg

なかなか美味しかったです。橿原神宮前駅には、東口に心ゝ和(ここわ)さんというマイルド系豚骨ラーメンのお店があるのですが、こちらといい勝負になるでしょう。

でも、お得感を考えると、私ならこちら、麺屋いちびりさんを選ぶかな?

さて、明日は法事で広島へ行ってきます。お泊りなしのクルマでの往復。今日は早目に寝なくちゃ、です[眠い(睡眠)]


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遠霞(とおがすみ)

橿原神宮前ですか。たしかに別のお店の紹介が前にありましたよね。
ラーメンがつけ麺より先に着丼するのは、麺屋ごとうだと当たり前ですよ。ちゃんと作っている過程がみえるので、どうして遅いかもわかります。一番遅いのはアツモリですからね。
濃厚なつけ汁でも、意外とさらっとしているというのは、最近の私の好みにあいそうです♪麺もしっかり太くて美味そうですし!でも、、、う~ん橿原神宮駅前かーーー。遠い。京都からもかなりかかりますもんね。吉野に行ったときが偲ばれますよ…その遠さ。
by 遠霞(とおがすみ) (2013-03-15 21:57) 

ヒロ

遠霞さん
ご記憶のとおり♪ 
本文ラストにもありますが、それは東口の心ゝ和さんです。いちびりさんは西口で、橿原線、南大阪線の2本のホームをはさんでまったくの逆サイド。両雄並び立つのでしょうかね?(^^)
橿原神宮・・・・千葉からは遠いですね、たしかに(^^; 
京都から近鉄特急で約1時間かかりますし。
by ヒロ (2013-03-15 23:01) 

ナワ~ルド@峠おやじ

柚子ごしょうに1票。売ってたら欲しいです。
分厚いチャーシューも萌え~ですね。
麺には言及しないのでごめんなさい。
by ナワ~ルド@峠おやじ (2013-03-15 23:38) 

ヒロ

ナワさん
ラベルのアドレスを調べてみたら、ネット販売もやっているみたいです。
http://togarashi.shop-pro.jp/
地元産の柚子こしょうでした。
ぶ厚いチャーシューは本当は私にはキツイのですが、美味しく味わいましたよ(^^)
by ヒロ (2013-03-16 23:25) 

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