五感の宿 慶泉 【お風呂編】 [伊勢路へ]
さて、宿が【伊勢志摩随一】と誇るお風呂です。名称は神代温泉。「じんだいおんせん」と読むのだそうです。
実はこの神代温泉、「じんだい」と読むのか「かみしろ」なのか、着くときまでわかりませんでした。到着してから仲居さんに尋ねてはじめてわかった次第。
お風呂(大浴場)には、B2Fから木製の渡り廊下を通って行きます。11月のこの時期、浴衣+丹前で行くにはちょっと、というか、かなり寒かった。
これから冬が深まると、さらに寒さは増すでしょう。何らかの対策が施されることを望みます。
廊下の途中には飲泉所。飲まなかったけど・・・・(^^;
こんな残念な場面が・・・・見えるところに置いておくものではない。絶対に。
さてお風呂棟に到着です。
向かって右(青暖簾)が男風呂「ゆらら」、中央(緑暖簾)が貸切風呂「沙裸楽(さらら)」、左(赤暖簾)が女風呂「きらら」となっています。男女の入れ替えはありません。なぜかと尋ねたら、男湯の露天風呂は道路から見えるからとのことでした。(たしかに来るとき走ってきた道路が一望でした(^^;)
ではゆららに突撃しましょう。
画像には敢えて写しませんでしたが、足元のカーペットが寄る年波に勝てずに可哀想なことになっていました。
よく歩く部分には、ぶ厚めのカーペットを重ね置きする等の対策を打てばこんなことにはならんし、なっても隠せるのに、と思うと少々残念な気はしました また、ご覧のとおり、暖簾もあまり綺麗とはいえません
目立つ箇所だけに、早々の対策を望みたいところです。
さて内風呂です。本当は、最初は人がいたので撮れず、後で撮ったのですが・・・・
手前は寝湯、中央にはジャグジー。洗い場は・・・・まあフツー。
撮影はできませんでしたが、黒っぽい湯の花も浮いていましたよ
ここのクライマックスはやはり露天風呂です。開放感があって、とっても気持ちよかった
ただし顔を向ける方向を間違えなければ。
というのは、道路方向を向くと白い建造物(湯を汲み上げる設備?)とか駐車しているトラックとかが目に入って、どうもよくない。ごくたまにクルマも走りますし
しかし目を逆方向に転じると、まあ緑がいっぱいの風景が目に入るわけです。夜間はライトアップもされていましたしね
手前がぬるく、向こう側が熱くて、適宜移動することで常に最適な温度の湯を楽しむことができました
こちら側を向くと、実にホテルの露天風呂然とした雰囲気が演出されています。
熱いお湯は、この右側の岩からとうとうと。
さてお次は貸切風呂。私たちは、「遊湯庵」という離れの貸切露天風呂のひとつ、『ゆとり』を指定されました。
わかります? 指定されたのです。選んだわけじゃない。
来る前に何度も宿のHPを見て、貸切露天風呂は、先述した「沙裸楽」に入りたいな~とずっと考えていたのです。木よりも石組みの方が好きでしたので。
しかしチェックインの際に言われたことは、
「時間前になりましたら、こちらから連絡いたします」
・・・・つまり、どの貸切露天風呂に入るか、直前になるまでわからなかったのです。
まあ、チェックインの時に「ここに入りたい」ときちんと意思表示しておかなかったこちらにも非はありますが、それでもせっかくチェックインと同時の15時に入っているのだから、入る貸切露天風呂は自分で選びたかったし、選ばせてほしかったです。
ただ、この「沙裸楽」はバリアフリー対応なので、そういうお客様優先というホテル側の意向があったのかもしれません。そうだとしたら、これは仕方ない。私もそこを押してまで無理を言うつもりは毛頭ありませんから。
前置きが長くなってしまいましたが、貸切露天風呂「ゆとり」です。
渡り廊下からこの案内に沿って歩きます。屋根はありません。雨だったらそれだけで行く気が失せそうではあります。暴風雨なら行くのを断念するでしょう。
入口には名前と指定時間の書かれた紙がペタリ。
熱かったです、メチャメチャ熱かった ←こんな顔をして入りました(苦笑) この湯気はダテではありません。
右側に洗い場があり、そこからシャワーをぶっ放して水を入れざるを得ませんでした。それでようやく入れたくらい…
総じてこのお宿のお風呂は、やはりホテルのお風呂だな~というのが実感。よきにつけ悪しきにつけ、小さなお湯自慢の宿とは一線を画したものでありました。5年前の自分ならそれなりに満足していたと思いますが、ダンカミさんのHPと出逢って以来、完全に好みが変わった自分にはほんの少し物足りなさが残ったのもまた事実です。あ、決して悪かったと言っているわけではありませんよ。それだけは誤解のないようにお願いします。
さて、次回は食事編です。
それなりに大規模旅館の温泉という感じではありますが、、、でもでも、露天風呂は広々していて、よさげですねぇ~♪ 黒い湯の花も浮いていたのなら、泉質も結構いいんじゃないでしょうか。
貸切風呂が熱かったのは、ちょっと残念ですね。せっかくの貸切ならば適温になるように管理しておいてくれればなぁなんて、贅沢なことを思いました。先月は温泉に行ってないし、今月もまだなので、温泉が恋しい…
by 遠霞(とおがすみ) (2013-12-08 13:26)
遠霞さん
はい、泉質はよかったと思います。塩素臭さも全然ありませんでしたし、やはり湯の花の存在は大きかったと思います。
チェックアウト直後に入浴した際には日帰り入浴客もいましたし、日帰りで来るのも一興かと思いました。次回鳥羽に来たときは立寄るかも、です。
私は来月はスキー+温泉の2連発です。これからの人生を見渡しても、おそらく2度とない機会なので楽しんできますね♪
by ヒロ (2013-12-09 21:11)
こんばんは(^_^)
広々とした露天風呂もいいですね~、ゆっくり使って日頃の疲れを取りたいです。早い時間にチェックインされたのに貸切風呂が選べなくて少し残念でしたね。樽風呂も好きですが、熱すぎるお風呂は苦手です。別府温泉など熱い風呂が多くて、少しは浸かれるようになりましたが、写真のように湯気モウモウだと熱すぎて無理です(^_^;)
今月は色々と用事がありますので泊まりの予定は入れていません。お正月に近場の温泉へ行けたらいいなぁと思っています。ヒロさんは来月のスキーや温泉など、楽しみですね。満喫してください~☆
by pooh (2013-12-10 21:12)
poohさん
としておきましょう。
ホテルのお風呂は、広い、本当に大規模旅館のそれでした。でも今から思うと湯の華も咲いていたし、結構いい湯だったと思います。なかなか湯冷めもしませんでしたし。何より伊勢で温泉というのは、それを探して行ったというのもありますが、なかなか良かったと思います。
次の伊勢か、牡蠣尽くしを狙っています(笑)
by ヒロ (2013-12-11 21:14)