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ヒルトンニセコビレッジ [リフレッシュ休暇]

4連泊をしたホテルの紹介の前に、北海道スキー旅行の日程を簡単に紹介したいと思います。
【1日目】大阪→ニセコへの移動およびホテルでのんびり
【2日目】ビレッジおよびアンヌプリでスキー
【3日目】ビレッジおよびひらふでスキー
【4日目】主にひらふでスキー
【5日目】AM:ニセコ→札幌への移動、PM:札幌市内散策
【6日目】AM:ホテルでのんびり&札幌→小樽への移動、PM:小樽散策→新千歳空港→帰阪
といったものです。無理をせず、時間に余裕を持たせて、というのが基本コンセプト。
 

では今回は、その4連泊したニセコのホテル、ヒルトンニセコビレッジについて紹介したいと思います。

今はヒルトンの傘下に入っていますが、以前このホテルはニセコ東山プリンスホテル(新館)といいました。今のザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジが、当時のニセコ東山プリンスホテル。少なくとも、私が今でも引っ張り出して参考にするスキーマップルの2008年版ではその名称で紹介されています。(Wikipediaで調べてみたら、2008年に改称されたようです→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%BB%E3%82%B3%E6%9D%B1%E5%B1%B1%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E5%A0%B4

私はこれまでスキーのためにいろんな宿に泊まってきました。まあ大体リーズナブルな宿や民宿が多く、今後もその方向に大きな変更はないと思うのですが、今回だけは結構奢りました。私はケチですが、いわゆるシブチンではありません。シブチンは出すべき時にも出し渋りますが、ケチは違う。使うと決めたら躊躇なくドカッと使います。要は無駄な使い方をするのが大嫌いなだけです。

話が逸れましたが、今回のヒルトンニセコビレッジは、これまで泊まったスキー宿の中では最上級の宿でした[ぴかぴか(新しい)] 
これは間違いなく。部屋、清潔さ、ホスピタリティ、グレード、食事(朝食と一部の昼食のみでしたが)、サービス、温泉ともども、これまでのベストであったと言えます。
ただ一点を除いては。

ホテルの玄関は重厚な感じ。(この画像は到着翌日の夕方に撮影したものです[カメラ]
向こう側に人が並んでいるのは、ひらふ行きのバスを待つ人々。撮影後、私も列の最後尾につきました)

1.入口.jpg

入るとアロマの香りが出迎えてくれます。
正面にラウンジ。ここでウェルカムドリンクをいただきました。アップルジンジャーだったかな?
3.ラウンジ-2.jpg
5.ウェルカムドリンク.jpg

正面左側にはロビー。ちょっとボケていますが(^^;
4.ロビー.jpg

ヒルトンニセコビレッジのお客さんは外国人が本当に多かった。感覚的には、白人系(オーストラリア、ニュージーランド)が40%、東南アジア系が30%、日本人が残り30%という感じ。ホテルで昼食をとった際にウェイターの方から聞いたのですが、クリスマス~正月にかけての時期は、オーストラリアやニュージーランドの方々で8割は占められていた、とのことでした。当然ながらホテル内には英語や中国語が飛び交い、また後日書きますが、ニセコでは英語が話せないと仕事にならないそうです。このこと、おかーさんも白馬で同じようなことを書かれていましたね。もはや現代の日本のスキー場は、 こういった人々に支えられていると言っても過言ではないのかもしれません。

あと特筆すべき点は、中国系といっても大陸系はあまり来ないそうです。代わりに来られるのが台湾やマレーシア等の比較的親日な国の方々。正直なウェイターさんは、「もともと親日的な人たちなので、とても仕事がやりやすいです」と仰っていました。うんうん、よくわかる。大阪のミナミで大声で喚いている大陸系の奴らの傍若無人ぶりは、思わず殴り付けたくなるくらいですからね、これは実感なのでしょう。

エレベーターは中央部に5基ありました。
6.エレベータホール.jpg

部屋は15Fの1582号室。JALPAKで申し込んだ際、JAL SKI プレミアムクラブという、ワンランク上のデラックスルームにしました。単なるスキー旅行だけではなく、結婚25周年記念の旅行でもあります。奢りましたよ。追加代金は2,500円/1名1泊。15~16F指定の、前述のウェルカムドリンクはこの部屋宿泊時の専用サービス。そして、羊蹄山ビュー指定という触れ込みでした。
7.1582号室.jpg 

入ってすぐ左に洗面台。
9.すぐ左に洗面.jpg

右にはバストイレ。トイレはともかく、滞在中バスは一度も使いませんでした。だって、源泉かけ流しの露天風呂付き温泉大浴場があるんですもん、使うワケがない[わーい(嬉しい顔)]
10.右にバストイレ.jpg

さて室内は・・・・・約27㎡の洋室。(あかん、一気に撮れない[ふらふら]
8.広いという実感.jpg

テレビは東芝製。(何度も書きますが、これでSAMSUNGとか書かれていたらガッカリです、私は)
11.ワイドTVに.jpg

ベッドは寝心地抜群[exclamation×2] シーツも毎日交換してくれて(当り前?)、清潔そのもの。飲み物類も、飲んだだけ補充してくれます。紅茶が美味しくて、妻は結構いただいておりました。
12.清潔なベッド.jpg

カーテンを開けたら当然のことながら雪景色。しかし、楽しみにしていた羊蹄山は曇っていてまったく見えません。こればっかりは仕方ない[もうやだ~(悲しい顔)] 眼下の風景は、雪の季節以外はゴルフ場として営業されていると思われます。夏なら芝生の緑が眼に染みる、それなりの良い眺めなのでしょうね[るんるん]
13.外の景色.jpg

引き出しには浴衣。
14.浴衣は着ず.jpg

テレビの下には、扉の向こうに冷蔵庫と飲み物、グラス類が収納されていました。
15.冷蔵庫とグラス類.jpg
16.飲み物類.jpg

窓を背にしたソファは到着時は綺麗なものですが、この数分後には荷物置き場と化してしまいました(苦笑)
17.ソファもあり.jpg

カウンターテーブルの右端にはお茶のセット。
18.こちらお茶セット.jpg

至れり尽くせりのお部屋でした。

さて温泉です[いい気分(温泉)] 先にも書きましたが、ヒルトンブランドのホテルではかなり珍しいであろう源泉かけ流し。1Fにあります。
19.かけ流しの温泉.jpg

部屋のキーはカードキーだったのですが、脱衣場にはそのカードキーを使って入ります。
20.部屋カードで開ける.jpg

これはお風呂への入口。
21.風呂入口.jpg

この温泉がですね、いつ行っても少なくない人がいて、写真撮影がほとんどできませんでした。
唯一撮れたのがこの1枚。雪がちらつく露天風呂でのワンショット。実はこれは露天風呂の前の池なんです。
22.露天風呂.jpg

この温泉が本当に凄かったのです。それは湯の華[かわいい] 源泉は奥の方からかけ流されていましたが、入口のある手前と違って奥の方の湯の華はもうハンパない量でした。体にまとわりついて気持ち悪いくらい[がく~(落胆した顔)] 誤解を承知で言えば、泥の中に体を沈めているような感じでした。ここって本当にあのヒルトン? ヘタな温泉旅館顔負けの素晴らしいお湯でした。熊の湯みたいな激熱でもなかったし。

この濃厚な湯に私がこよなく愛する雪見露天風呂・・・・これで満足しないわけがありません。濃密な、とても幸せな時間でした[揺れるハート]

さて朝食です。基本的に並んでいるものは変わりません。どれを選択するかだけのハナシ。
ただ、何せ外人さん、特に欧米系の人が多いのであんまりパチパチと撮影することができず、ほとんど隠し撮りみたいな感じでシャッターを押しました。
これは最終日の朝ですね。晴れて眩しいくらいに陽の光が射し込んでたのはその日だけでしたから(^^;

23.ある日の朝食.jpg
24.ある日の朝食-2.jpg

ヒルトンニセコビレッジ最終日の私の朝食です。妻はパン食ですが、私は絶対に和食。札幌の1泊も含めて計5回とも和食で通しました。
25.和洋折衷.jpg
26.焼き立てオムレツ.jpg

オムレツや目玉焼きは専用コーナーがあって、その場で焼いてくれます。中の具も指定もOK。ハム、ベーコン、玉ねぎ、トマト、きのこ・・・・8~10種類くらいはあったかな? 鮮やかな手並みで焼いてくれます。この人たち、1シーズンで一体何個のオムレツを焼くのでしょうか。
毎日食べたのは、ごはん、味噌汁、バターコーン、そしてたらこ。あと梅干し。妻が絶賛していた牛乳も毎日飲みました。初日はペースがわからずつい食べ過ぎちゃったのですが、2日目以降は適度に食べられました。

ただ、少し後悔しているのは、1日くらいは洋食にしておいたらよかったかな、と。フレンチトーストなんかも美味しそうだったしね。これだけはミスりました[ちっ(怒った顔)]

最後になりましたが、初めに書いたただ一点のマイナス点。それは部屋からの眺望でした。JALPAKのパンフレットには「羊蹄ビュー指定」とはっきり書いてあるのですが、実際に泊まった部屋はそうではありませんでした。はじめは天気が悪いために見えないんだ、と諦めていたのですが、見事に晴れ渡った最終日、レストランからは雄大な羊蹄山が眺められたのですが、私たちの部屋からはほとんど見えない。「ほとんど」と書いたのは、逆光のもと、ほんの少しだけ山すそが見えたからです。それも体をいっぱいいっぱいに伸ばして、かろうじて。
あれで羊蹄山ビューというのは詐欺的と言われても否定はできないでしょう
また、同じパンフレットには「到着時にボトルウォーター1本サービス」とあったのですが、これもなかった(←これは大阪に帰ってから気付きました)。

今回の北海道スキーで旅行会社(JTB)に支払った金額は、リフト代に何回かの食事も含めて一人当たり10万円に満たない金額。それでこの満足度は十二分に納得の行くものであっただけに、返す返すも残念です。ホテル側にクレームを言おうにも、気付いたのが最終日とあってはそれも今さらな話。ホテルへの満足度はかなり高かっただけに「まあいいか」と感じる方が強かったのもあります。

勘違いされては困りますが、前にも書きましたがホテル自体は欠点がないくらい本当によかったですよ。
これまでのスキー人生最高の宿だったことは否定のしようもありません。
今後も
「これまででどこがよかった?」
と問われれば、
「ヒルトンニセコビレッジ」
と即答するでしょう。
 
27.雪景色.jpg

ヒルトンニセコビレッジ


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コメント 7

furu

いいですねぇ~ ヒルトンニセコビレッジ!!
雪景色の中の温泉は 私も だいっすきでございます。
ちょっと残念なことがあっても、それを帳消しにしてくれるくらいの
良さがあったこと ひしひしと伝わってまいります。
北海道 いいなぁ~~
by furu (2014-02-27 22:03) 

ヒロ

furuさん
本当によかったですよ。マトモに予約をすれば1泊2人朝食付きで3.5万円オーバーの部屋ですから、それも当然かもしれませんが。
私が何よりも好きなのが雪見露天風呂。ヒルトンニセコビレッジの源泉かけ流しの温泉はおぞましいほどの湯の華で、キョーレツでした♪
by ヒロ (2014-02-27 22:57) 

遠霞(とおがすみ)

比較しても仕方ないですが、大阪出張で泊まるビジホなんぞとはまったく違いますね。こりゃ快適そう♪ さらに源泉掛け流しのお湯があるなんて。これでスキー三昧、温泉三昧を繰り返すなんて…なんたる贅沢でせう。やっぱりそれだけ真面目に働いてきたご褒美の休暇なんですね。
泥の中に身を浸すような湯の花のあるお湯なんて、私だったら歓喜しますよ、間違いなく。
by 遠霞(とおがすみ) (2014-02-28 12:30) 

おかーさん

ヒロさんの 大満足度が伝わってきますよ~♪
それでも ほんと格安~!飛行機代も入ってでしょう?
これだけゴージャスで満足できて 良い銀婚式記念になりましたね

私の最高の湯の花は 赤倉温泉のサンメンバーズホテル(今は閉館)でした
黒い湯の花がうじゃうじゃ(爆)想像してみて・・・?
泥っぽい方が良いわね

by おかーさん (2014-03-01 09:33) 

pooh

こんにちは(^_^)
素敵な客室ですね~♪ とても寛げそうです。
部屋からの眺望は案内通りではなく、少し残念でしたが
全体的には大満足のホテルで良かったですね(*^_^*)
湯の華たっぷりの温泉もあり、行きたくなりました。
雪見風呂は最高ですね~!!
by pooh (2014-03-01 09:57) 

船山史家

こういうホテルに泊まったら出費オーバーになってもBARに行きたい。私はこれでも20台後半から30台前半にルスツ、フラノ、サホロに泊まった経験がありますが、(当時は路線、嗜好が今とは大分違ってましたね)毎晩のようにBARで飲んでましたよ。帰りの足を気にしないで部屋でバタンキューすればいいんですから。
朝食はバイキングですよね。ヒロさんの天敵はありましたか?外国人さんに食べさせたい。。。
by 船山史家 (2014-03-01 11:46) 

ヒロ

遠霞さん
私の人生の中でも結構な贅沢でした。ホテルライフは本当に快適でした。もっと長い滞在であれば、1日くらいはどこにも行かずホテルでぼ~っと過ごすのですが(苦笑)
ただね、泥の中に身を浸すほどの湯の華は、それはそれで気持ち悪いもんです(^^; 私は長くはいられませんでした。

おかーさん
5泊6日、全朝食付き(夕食は含まず)、飛行機、空港~ホテルへのバス、それにリゾートクーポン(リフト代、食事代、お土産代として使えるもの)も含めての金額です。いろんなツアーとの比較で決めましたよ。
湯の華は、「泥」というより「じゅんさい」といった方がより適切かもしれません。

poohさん
雪見露天風呂はスキーヤー(だけでもないですが)の醍醐味♪ 
私のこよなく愛するもののひとつです。
ホテルには大満足でした。次回があれば、また行きたいと思います。でも次があるとしたら、ひらふのあのホテルにするでしょうけどね。

史家さん
なるほど、史家さんならたしかに似合うだろうな~♪ 
でも私にBARは絶対に似合いませんわ(爆) 妻も私も、予算云々より部屋でのんびり、ベッドに寝っ転がって他愛もないことをしゃべる方を選びますので。
朝食にはアレはありましたよ。ないはずがありません(苦笑) 
私? 「うわ、やっぱりあるわ。しかも山盛りやがな・・・・」
見た瞬間目を逸らしました(ーー)

by ヒロ (2014-03-02 21:25) 

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