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大和ミュージアム [2014年夏、広島へ]

広島市内から呉までは、高速を使えばあっという間。こんなに近いのか?というのが大阪人の私の実感です。

途中、広島市内でマツダ ズームズームスタジアムの近くを走行。昨夜、ここで阪神が広島と試合をしたんですな~。
1.マツダズームズームスタジアム.jpg
2.その2.jpg

呉での目的地は、大和ミュージアム。大東亜戦争末期、沖縄に出撃途中、米国の戦闘機群との激戦の後、沈没した大和のあれこれを展示した資料館です。

呉は海軍の街、その名残で今でも海上自衛隊の呉基地があります。
[右斜め下] 鉄の鯨。相当でかいです。これは、駐車場(右側にある、大きな商業施設の駐車場にクルマを停めました)から大和ミュージアムへと続く跨道橋から撮影したものです。左側の茶色い建物が大和ミュージアム。

3.鉄のくじら.jpg
4.跨道橋から.jpg

巨大な碇。
5.実物大の錨.jpg

(おそらく)主砲の砲身。
6.砲身.jpg

入口。
7.入口.jpg

入ってすぐ右側の券売機で入場券を購入します。大人300円。

と、いきなり10分の1モデルの戦艦大和が。(逆光スミマセン)
8.逆光ですが.jpg
9.実物の10分の1.jpg

展示室は予想以上の人出です。これには正直驚きました[がく~(落胆した顔)] ご年配の方から小さな子供まで、老若男女が熱心にパネルや展示物に見入っていました。
10.予想以上に.jpg
11.盛況でした.jpg
12.重厚感がありますね.jpg

皆さまは超弩級(ちょうどきゅう)という言葉をご存知かと思います。「並はずれて大きいさま」を表す言葉ですが、ではその語源をご存知でしょうか。答えはコレ[右斜め下]。当時イギリスは「ドレッドノート」という巨大な戦艦を建造しました。そして以降はそれが基準のようなものとなり、「ドレッドノートより大きな戦艦」という意味で「超ド級」といういい方をするようになったわけです
13.「超ド級」の語源.jpg

どんどんいきましょう。
これは大和の各箇所の説明。大和は当時の技術の粋を集めて建造され、その技術は今も日本の技術の基礎となっているとのことです。
14.戦艦大和解説図.jpg
15.砲塔の模型.jpg

[右斜め下] 現在の大和は海の底で、こういう状態で横たわっているとのことでした。
16.大和の現在.jpg

零銭が展示されていました。
17.零戦.jpg

そのエンジンが凄い[exclamation×2] 70年も前に作られたとは思えないほど精密、精緻、細心な作り。凄いとしか言いようがないです。日本人の誇りと言ってもいいのではないか。素晴らしいです。正直、見惚れてしまいました。
18.零戦のエンジン.jpg

隣りの人工池(?)では、好きな人たちが手作りのラジコン船を操っていました。
19.隣りのプールでは.jpg
20.ラジコンの戦艦が走る.jpg

では10分の1サイズの戦艦大和の画像を。それにしても細かく再現されています。
21.大和の模型.jpg

2Fの回廊から[カメラ]
22.さらに.jpg
23.続く.jpg

[右斜め下] 右斜め後ろから[カメラ]
24.いいわ♪.jpg

いつ見てもカッコいいですね。造形的にも素晴らしいです。

大和ミュージアムでの最後の画像は、旭日旗。現物を見ると凛とした気分になります。「戦犯旗」などと非難する国もありますが、アホか、としか言いようがありませんわ[むかっ(怒り)][爆弾]
25.旭日旗.jpg

[右斜め下] 自分用にお土産に買ったキーホルダー[かわいい]
31.おみやげ.jpg

帰り、クルマを停めたショッピングセンターをぶらぶらしていると、いつかのケンミンショーで観た「これ」 [左斜め下]がありました。
26.隣りのスーパーで見かけた.jpg
27.ケンミンショーで見たあれだ.jpg

テレビをご覧になってない方は
「何じゃ、これ?」
となることは必定でしょう。

これはですね、お盆の季節にお墓の周囲に飾る盆燈籠(ぼんどうろう)というもの。広島市を中心とした地域の風習だそうです。詳しくは→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%86%E7%87%88%E7%B1%A0

お~、これテレビで見たあれやんか、と思わずレンズを向けてしまいました。

さて、大和ミュージアムを後にした私たちは、瀬戸内海沿いの国道185号線を一路東に走ります。本日の目的地、竹原へ行く前に寄るべき場所に、まずは向かいます。

[右斜め下] これは途中で撮った瀬戸内の一風景。波ひとつない、とっても穏やかな海でした[ぴかぴか(新しい)]
28.瀬戸内の一風景(1)).jpg

29.瀬戸内の一風景(2).jpg
30.もっときれいだったんだけど.jpg

 大和ミュージアム


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遠霞(とおがすみ)

ここはまだ行ったことがないですが、こういう模型類を見ていると、小学生の頃作ったウオーターラインシリーズのいろんな軍艦のプラモデルを思い出しますね。瀬戸内は千葉から遠いので、そうちょくちょく行ける場所じゃないですよ。
by 遠霞(とおがすみ) (2014-08-10 07:55) 

ヒロ

遠霞さん
おはようございます。こちら大阪は台風接近で、風は今のところたいしたことはないですが、雨がスゴイです。昨日からガンガン降っています。減っていた田んぼの水も一気に満水状態となりました。
たしかに千葉から瀬戸内は遠いですね。でもね、私とラーメンの好みが似ている遠霞さんなら、千葉から駆けつけたくなるようなラーメン店を発見しましたよ♪ 近日中にアップ予定です。
by ヒロ (2014-08-10 09:10) 

furu

絶対来年のGW リベンジで行きたいと思います。
しかし 1/10サイズでこの大きさですか。
相当大きかったんでしょうね。
あ~ 行きたいです。
by furu (2014-08-10 15:57) 

ナワ~ルド@峠おやじ

私も行ったことがありません。
父は兵役のときに実物を見たことがあるとよく自慢してました。

ところで旭日旗の後ろに飾ってある写真は戦艦長門か陸奥ですね。
私、じつは造形的には長門型の方が無骨で好きです。

大和の沈没模型で思い出しました。
長門型2番鑑の陸奥は柱島沖で謎の爆沈をしてますね。
そんなに深くはないのでサルベージしないのでしょうか?

1番鑑の長門は戦後まで生き残ったため
ビニキ環礁の水爆実験の破壊対象に使われました。
一番最後まで浮いていたと記録されてます。
そして水爆といえばゴジラです。

あれが長門の生まれ変わりというと無理矢理っぽいなあ(^^ゞ
by ナワ~ルド@峠おやじ (2014-08-10 21:51) 

ヒロ

ナワさん
旭日旗の後ろにある写真は、仰る通り長門か陸奥です。たしか長門ではなかったかな~? すみません、記憶にないです。
あ、「ゴジラ」(3D)観て来ましたよ。かなり太って見えますが、前のハリウッド版よりははるかにマシでした。渡辺謙によると、あれでもゴジラはよく泳いでいるので、決して太っているわけではないそうですよ(笑) たしかに泳いでいる時間は長かったような・・・・
by ヒロ (2014-08-11 16:42) 

ナツパパ

立派なミュージアムですね。
大和の1/10って大きいんだろうなあ。
呉のあれこれが書かれた展示も是非見てみたいです。
街中にどかんと置かれた潜水艦は本物なんでしょうか?
これも見てみたいなあ。
by ナツパパ (2014-08-11 17:18) 

ヒロ

ナツパパさん
あの潜水艦は本物です。海上自衛隊呉資料館(通称:てつのくじら館)に隣接している潜水艦「あきしお」。内部にも入れるみたいです。
詳しくは→http://www.jmsdf-kure-museum.go.jp/index.php
ここから「施設案内」に入って行けば詳しく紹介されています。本当はここにも行きたかったのですが、時間の関係で泣く泣く断念・・・・。もし行く機会があれば、ぜひとも大和ミュージアムとセットで観てきてくださいね。
by ヒロ (2014-08-11 23:36) 

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