鉄鍋でいただくつけ麺@麺屋 清正・八尾店 [つけ麺]
これまで食べたことのないつけ麺でした。つけ麺というと、濃厚な豚骨ベースのスープに魚粉を加味したもの+太麺というのが主流なのですが、今回いただいた麺屋 清正さんのつけ麺はそれらとは完全に一線を画す、斬新なつけ麺でした。
このお店、東大阪に本店があるそうですが、私はそちらは知らず今回初めての訪問となった次第。場所は【ココ】です(←クリックどうぞ)。近鉄・大阪線・八尾駅西側のマンションの1F。風で暖簾がめくれあがっていますが、営業中です。
駐車場はなく、近隣のコインパーキングに停めるしかない。
店内はテーブル4卓とカウンター(だったと思う)。
そしてメニュー。店の規模に関わらず、ファミレスのような装丁になっていました。
初めてお店ではデフォルトのメニューを注文するのが私の常なのですが(ここでは「元祖清正」)、今回だけは鉄つけをお願いしました。麺は太麺と中細麺から選べるのですが、もちろん太麺を大盛(2.5玉=350g)でお願いしました。
数分後運ばれてきたのがこれ。
旅館の一人用の小鍋の感じです。この固形燃料はつけ汁を温かく保つためのものなのですが、旅館などで出されるものに比べるとやや小ぶりです。見た感じ、3/5から3/4くらいの大きさかな?
そして注文後約10分で着丼、というか着鍋。
大盛の、いかにも食べ応えのありそうな太麺にはネギがどっさり
そしてポイントはやはりこのつけ汁でしょう。
チャーシューはとろプル。野菜は、ここに見えているのは水菜と白菜、それに大根おろしですが、その他に沈んでいて見えませんが、細切りのニンジン、しめじ、椎茸、それに玉ネギが入っています。
では「鉄つけの食べ方」にしたがっていただくとしましょう。
まずはスープを一口。
・・・・見た目のとおりあっさりしてますね~
スープのベースは鶏ガラと醤油、それに昆布もしくは煮干しといったところでしょう。さらにニンニクが入っていると思われます。実は結構油っぽいのですが、大根おろしがそれを中和している感じ。
これは新しい つけ麺の新しいカタチですね。美味しいつけ汁です。何より、常につけ汁が熱いのがありがたい。つけ汁がだんだんヌルくなって最後には油ギッシュ、なつけ麺の構造的欠陥を補って余りある工夫です。麺の量が多かった私の場合は、固形燃料が最後には消えていましたが、それでもほぼ最後まで美味しくいただけました。
でも・・・・食べているうちに、つけ麺を食べている感じがしなくなってきました(^^;
この感じは完全に一人小鍋です。これでつけ汁に豆腐や練り物が入っていればそのものでしょう。だって白菜に水菜ですからね。大阪には「うどんすき」という鍋料理があるのですが、あれのラーメン版みたいな感覚がありました。
いや、美味しかった このお店の他のラーメンも食べたくなってきました。八尾は私の住んでいる地域からすると大和川を隔てて直線距離はそんなに遠くではないのですが、それでも電車では行きにくい土地ではありますが、ぜひまた再訪したいと思います。
鍋の締めのラーメンを最初に食べてる感じですね。
by 船山史家 (2015-11-08 07:00)
おはようございます(^_^)
一人鍋という感じで楽しいですね。福岡ではヒーターで最後まで温かく食べられるつけ麺の店があります。具だくさんのつけ汁は大根おろしも入っていて美味しそう。風邪が長引いていますので、つけ麺やラーメンで元気をつけたいです。にんにく入りがいいですね(*^_^*)
by pooh (2015-11-08 09:37)
おはようございます。
つけ汁がいつまでも温かいつけ麺というのはウレシイですね。セットがちょっと大袈裟になってしまいますが。大根おろしが使われるというのも珍しい感じ。
太麺が美味しそう~。久々の美味しそうならーめん記事に、こちらがらーめんを食べたくなりましたよ。
by 遠霞(とおがすみ) (2015-11-08 10:25)
史家さん
ちょっと違いますよ。食べ始めはもちろん空腹ですから、感じる旨さが違う。「空腹に勝る調味料なし」です。
poohさん
ヒーターでつけ汁を温めながら、ですか? そっちの方がいいなぁ~(笑)
こちらは最後は火が消えてしまいましたからね。
基本の豚骨ラーメンは安定的に美味しいし、とにかく福岡、恐るべしです。
遠霞さん
つけ汁がぬるくなるのはつけ麺の構造的欠陥だと思っているのですが、これはその短所を打ち消していました。こういう店が増えるといいですね。
by ヒロ (2015-11-09 21:01)