(その4) 三朝温泉 旬彩の宿 いわゆ(料理編) [2015年冬 山陰家族旅行]
食事は1階の個室でした。かつては客室として使用していたであろう、多少古さを感じさせるお部屋。
時間は選べましたが、昼食が遅かったため最もスタートの遅い19時(?)からにしました。
入室したらはじめに準備されていたもの。
お品書きがなかったため、料理の名前はメモしておきましたので間違いはないと思います。
まずは前菜。
蓋付の容器の中はタコわさ。あとは、すみません、そこまで聞いておりません・・・・
サーモンのミルフィーユ仕立て
山芋やトマト、グレープフルーツ、レタス、カイワレ等がサーモンにはサンドされていました。
そしてこれがサービス(850年祭プランのプラス料理)の海老塩焼き。冷めてしまっていたのが残念
食事のスタートが一番早い18時だったら焼きたてだったかも、です。冷めててもじゅうぶん美味しかったけど(^^;
次は焼き物
お肉の上の黄色のわさわさは、サツマイモを糸状にして揚げたものとのことでした。お肉には衣があり、独特な味わい。一度揚げていたものと思われました。
ココで妻は地元のワイン(北條ワイン)を所望。大人しく360mℓです。
鰆の西京焼きと椀物。鰆は、これはご飯に合う、と考え最後まで取っておきましたよ
椀は、蓋を開けると・・・・
蓮根と海老の饅頭、酢橘(スダチ)の輪切り添え。上に乗っているのは大根の薄切り。
これ、酢橘の爽やかさが蓮根と海老の饅頭のやわらかな甘さと相まって、うまうま~
美味しい料理に舌鼓を打っていると、紅葉をあしらったお造りの到着。
お、美味しそう・・・・そういえば三朝温泉は山の中の温泉地とはいえ、海が近いのです。
コリッコリのサザエが含まれた五種盛りでした。
小粋なコースター
もうひとつの椀物は・・・・
かちん蒸しという鳥取の郷土料理
黒胡麻の入った薄めのお餅のほか、鶏肉、舞茸、豆腐、エノキなどが入った煮物。これも美味でした。郷土料理ってハズレがありませんもんね。美味しかったです、ホント。とても優しいお味でした。
さきほどの鰆の西京焼き。ご飯のおかず用に残しておいたのは大正解でした。さすがオレ(笑)
お味噌汁にご飯は地元産のお米。
デザートは抹茶のムース苺添え。最近甘いものが苦手な私ですが、残さずいただきました。
朝食です。場所は前日の夜と同じ部屋。
こりゃまた朝から食の進みそうなおかずが並びますな~
左の小鍋の正体は湯豆腐
ひじきの煮物に
しじみの佃煮がウマイ
味噌汁はもちろんしじみ汁(沈んでいて見えないけれど)
予想通り朝から3杯飯でした。朝からお風呂に入って空腹でしたし、何より朝から和食の朝食のフルコースはこういう時にしか食べられないので、ついつい食べてしまいます。これは宿命だな(笑)
これでひとり1万円は本当にリーズナブルで、本当にいいの?という感じでした。
お湯もよかったし館内も清潔で、満足度が高かったです。
それに働いている人達が皆さん朴訥な感じで、廊下ですれ違っても会釈をしてくれますし(当たり前?)、とても好感が持てました。
三朝温泉の中では最も小さな旅館のひとつですが、相応の満足はじゅうぶん得られると思います。
ボリュームのある夕餉ですねぇ。
お肉の後でお造りが出されるのもオドロキです。
この辺りのしじみってデカくなかったですか?
by 船山史家 (2016-01-17 06:12)
史家さん
「真田丸」ネタ、楽しく読ませていただいております。「真田太平記」のファンである私は、とにかくその差を観ているだけでもおもしろい♪ まず「信繁」という本名でやっているところがいいですね(でも、私の周囲は全員「幸村」だと思い込んでいて、違うことを教えてあげるとみんな驚いていました)。
さて料理は一見ボリューム満点に見えますが、小食の妻や娘でさえペロリといってましたから、案外適量だったのかも。その点、私はご飯のおかわりで対応しました。
by ヒロ (2016-01-17 19:49)