鳥羽で焼き牡蠣の食べ放題を食す

さて。
山陰旅行のメインイベントである出雲大社に行く前に、とある12月の晴れた休日に行ったこんなお店（？）の紹介を。 

こういうお店があるのを知ったのは、3年前だったかな？　遷宮の年、お伊勢さんに参拝した時のことです。
海沿いの高台を走るパールロードというルートがあるのですが、その道沿いに盛大に湯気を上げている一角がありました。運転しながらちらりと見ると、牡蠣を焼いているんですね。もちろんクルマの中からですし、じっくりと見たわけではありませんが、想像するだけで「これは美味いに違いない」と感じたものでした。そうなると、いつかは行くぞ、という気になりまして、それがこの12月になってようやく実現した次第

焼き牡蠣の食べ放題はこのシーズンの大人気で、休日の昼食時間帯は予約をしておかないとまず食べられないとのこと。そう聞いていましたので、2か月前の10月には予約をしておきました。なお、今回のメンバーはお米を一緒に作っているオジサンや親戚筋の年配ばかりの4人で、女性っ気は一切なしという硬派なメンバー（笑）

時間に遅れるわけにはいかないので、早めに大阪を出発。道程は渋滞もなくスムーズに進み、予約時間には余裕たっぷり。
で、3年前にも行った展望台で時間をつぶしました。
この日は見事な晴れ一発の天気で、見晴らしもよかったです

そうこうしているうちに時間も過ぎ、目的地の浦村へ。予約したお店はスギムラ水産さん。場所は【ココ】（←クリックどうぞ）。
それでも時間が少しありましたので、付近をちょっと散歩してみました。

ほんの少し歩くと筏があり、

ロープには牡蠣がびっしりと

別の筏（船着き場）

これは養殖の牡蠣を引き上げる設備？　手前の機械は引き上げた牡蠣を何とかするものと思われます。

さっきの地図をクリックしていただくとわかると思いますが、付近は同じように牡蠣を食べさせてくれる施設が軒を連ねていました。


（手前右側のクーラーBOXは私たちが持ち込んだものです）

ここがスギムラ水産さんのカキ小屋。

となりの駐車場には牡蠣の殻が山積み（＾＾；　もはや石灰化している感じでした。

カキ小屋の内部はこんな感じ。実にあっさりしたものです。

すでにセットされていたもの。ところが、肝心のコンロ（右の銀色のもの）がとなりの席の人と共通になっており、これは明らかに狭かった。4人で行ったのですが、二人分は明らかに付け足し。･･･これが今回の最大の不満点でした

ちなみにこういうお店の最大の特長が、持ち込みOKなこと。
アルコール類の飲み物を始め、薬味も持ち込み自由。しかし、これは正解だと思いました。食べに来る客に対しこれらも準備するとなると大変な作業になります。給仕や仕込みに人が必要になるし、かえって経費倒れになることでしょう。
それならお客さんに任せた方がいいというのは自明の理で、選択として正しいと考えます。

で、私が持ち込んだ薬味がこれらです。
大阪名物旭ポンズ、ポッカレモン100、もみじおろし、それと当日の朝に畑で採ってきたネギ（買うのではなく畑で採ってきたところがミソね）。これだけでも十分だったのですが、ただひとつだけ、七味唐辛子を忘れたんです。それさえあれば完璧だったんだけど････　次回は是非持参しないと、ですね。

では牡蠣の食べ放題、スタートです。

まずは持って来てくれた蒸し牡蠣。すでに何個か食べたあとですが。

で、焼き牡蠣。これをコンロに乗せ、そしてアルミホイルを乗せる。銀色のトレイに乗せられた牡蠣はセルフサービスになっており、窓口に取りに行きます。牡蠣には黒い色の貝も引っ付いておりますが、これらも食べられるようです。
（牡蠣が焼ける頃には焦げ焦げで食べられるような状態ではありませんでしたが（苦笑）

牡蠣のガラは足元に置かれたバケツに投棄。

さあ、どんどん喰うぞ～　うまく焼ければぷりっぷりの牡蠣が････口の中でもう･････　うまうまですぅ～
何も薬味を使わずそのまま食べ、味変でレモンをかけ、ポン酢をかけ････一体何個の牡蠣を食べたかな～？
これが我々だけでひとつのコンロを使えればもっと食べられたんだけど、他の客と共用というのは致命的でした。他では4人でひとつのコンロという客もいたのに、これでは完全に不公平

焼いていると、牡蠣から水（ほとんどお湯）が勢いよく噴出し、私の顔を直撃　びっくりしますよ、ホント　火傷するほどではありませんでしたが、「うわっち～」と声を上げてしまいます。この焼き牡蠣の食べ放題には、噴出した水がかかってもいいように、汚れてもいい格好をしていくのが定番なのです。

そうこうしているうちに、セットの牡蠣フライが到着。左についているのは牡蠣の佃煮。これも美味でしたね～
家へのお土産に買って帰りました。タルタルソースは足りませんでした。これも持って行った方がよかったかも。

そして牡蠣ご飯と牡蠣のお味噌汁。ご飯の牡蠣は下の方に集中していました。

食べ放題の時間は1時間30分。通常食べ放題で1時間半もあれば十分ですが、今回は足りませんでした。
もっと食べられました。だからこそ不満が残っているのだと思います。味は十分美味しかっただけに、返す返すも残念

で、食べた牡蠣のガラ。これは隣りの人の分も含まれているので何といえません。

う～ん、食べたあとは本当に汚い（＾＾；

4人でコンロが半分だったこと以外は（実はこれが致命的だったんですが）、大満足でした。

これはクセになりそうです。私は運転手だったのでお茶しか飲めませんでしたが、今度はビールでやりたいな～

コメント 4

こんばんは(^_^)
ぷりぷりの牡蠣美味しそうですね、自分で焼いてアツアツで食べるとなおさら美味しいと思います。しかも食べ放題なので、思いっきり満喫できますね！持ち込みで調味料を持って行かれてさすがです。自家栽培のネギも良い薬味ですね。それにしてもテーブルの狭さと隣の方とコンロが共有でなければ最高だったと思います。次回はビール付きでリベンジしてください(*^_^*)
牡蠣は１月の連休に熊本県天草へ出かけて、宿の夕食で牡蠣鍋をいただきました。小粒でしたが美味しかったです。
by pooh (2016-01-18 21:21) 

poohさん
牡蠣は本当に美味しいですね。私の大好物のひとつです。
今回は最も肝心なところで残念でしたが、いろいろ試してみて自分に合ったカキ小屋を探すのもいいかもしれません。
でも････poohさんのおっしゃる通り、次はビールを飲みたいな～（笑）
by ヒロ (2016-01-19 18:33) 

焼き牡蠣は熱燗ですな。
私は生でも大丈夫ですが、最近は串に刺して焼く安～い牡蠣を好んでいます。
by 船山史家 (2016-01-23 18:22) 

史家さん
私も生で大丈夫なのですが、牡蠣は養殖する場所（陸から近いか遠いか）によって生食OKかどうか決まるので、まあここでは火を通して食べざるを得ないのだと考えています。
串に刺して焼く牡蠣ですか････それも美味そうですな～（＾ｏ＾）
by ヒロ (2016-01-23 21:22)