アイルランドの旅(8) 北アイルランド1日ツアー 〔前編〕 [アイルランド]
この日は8月12日土曜日。
翌日はいよいよ開催国・アイルランド戦という大一番を控えて、私たち応援団はちょっと北アイルランドに1日観光です。この北アイルランド、実は「国」という単位ではいわゆるアイルランドには属していません。スコットランドなどと同じくイギリスの一部、ということになっています。
ここには歴史的な経緯があるのですが、このブログでは触れません。詳しくお知りになりたい方はこちらをどうぞ→https://kotobank.jp/word/%E5%8C%97%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E7%B4%9B%E4%BA%89-50794
翌日はいよいよ開催国・アイルランド戦という大一番を控えて、私たち応援団はちょっと北アイルランドに1日観光です。この北アイルランド、実は「国」という単位ではいわゆるアイルランドには属していません。スコットランドなどと同じくイギリスの一部、ということになっています。
ここには歴史的な経緯があるのですが、このブログでは触れません。詳しくお知りになりたい方はこちらをどうぞ→https://kotobank.jp/word/%E5%8C%97%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E7%B4%9B%E4%BA%89-50794
国は別とはいえ、パスポートの提示を求められるわけでもなく、普通に行き来できます。ただし・・・はあるのですが、それは後ほど。
1日観光のコースは仲間の人が選んでくれたもので、キャリック・ア・リードから世界遺産ジャイアント・コーズウェイ、ダンルース城(写真撮影のみ)、そして北アイルランドの首都ベルファストでの散策、で、夕方、いや夜7~8時ごろにダブリンに帰着というもの。€65ですから9,000円弱といったお値段です。ちなみに昼食代は別。
バスはトリニティカレッジの正門近くから出発します。出発時間が6:30だったため、ホテルでの朝食は食べることができず、途中のコンビニでサンドウィッチと野菜ジュース、水を買い込んで車中で食べることにしました(結局車中では食べず、休憩に立ち寄ったサービスエリアでいただいたのですが)。
まったくわからない運転手の英語での案内を聞き流しながら、バスは最初の訪問地、ダーク・ヘッジス(The Dark Hedges)に到着です。道がまるで農道のように細く、よくこんなところにフルサイズのバスを走らせよるな、と話していたものですが、実際に対向車がきたときは運転手さんも四苦八苦していたようです。
ここは『ゲーム・オブ・スローンズ』(→クリックどうぞ)という史上最も多くのエミー賞を受賞したという有名なテレビドラマのロケ地とのことで、私たち日本人はともかく、外国の人たちが結構興奮していましたね。日本人はキョトンという感じでした。
それよりも私は、この立ち並ぶ木の雰囲気から、北海道大学のポプラ並木を連想していました。空に向かう木の角度は全然違うんですけどね(^^) 細い道といい、実に雰囲気がよく似ていました。同じ北の大地ですし。
それよりも私は、この立ち並ぶ木の雰囲気から、北海道大学のポプラ並木を連想していました。空に向かう木の角度は全然違うんですけどね(^^) 細い道といい、実に雰囲気がよく似ていました。同じ北の大地ですし。
海が見えてきましたが、放し飼いの羊たちが何とものどかな雰囲気を醸し出す。
次の目的地はキャリック・ア・リード。ここでは時間指定のチケットを渡されます。その理由は後でわかります。
目的地はあの先端近く。
海沿いの、大西洋を吹き渡る強風の中を歩いていきます。あんまり磯臭くないのはなぜなんでしょうかね?
それにしても・・・・大西洋ですよ、大西洋 生まれて初めて自分の眼で見る大西洋です。まさか自分の人生で大西洋を見ることがあるとはな~
右手には、小さな草原をはさんで切り立った崖。
おお~、何か地の果てという雰囲気が・・・・
ここまで来るとかなり見えるようになってきました。
来た道を振り返る。
いや~、凄いな~ 地の果てにいる気分、というか、本当にそういうところまで来ているんだ。・・・・しかも地球規模で
風になぎ倒された草草が風の強さを証明していますね。でもこの草、なんかしなやかで強そうだ。ゴルフの全英オープンが行われるコースのラフはこんな草が野放しになっているんだろうと感じました。私はもうゴルフはやっていませんが。
この行列が時間指定チケットの存在理由。その先にあるのは・・・・
吊り橋でございます
でも、こんなの全然怖くないぞ。奈良の奥地、十津川の「谷瀬の吊橋」の方がもっと怖い・・・・って、比較するのは愚の骨頂。その場その場で楽しめばいいんです(笑)
でもこの下の海には、きっとデジカメや携帯電話がいっぱい落ちてるんだろうな(^o^) ま、自分が落としたら笑っていられませんが。
視線を元に戻せば、なかなか見ることのできない雄大な風景が。
ここで写真を撮影したりして思い思いの時間を過ごし、やがてバスの駐車場に引き返したのでした。
昼食は、これはおそらくバス会社と契約しているのでしょう、ほとんど有無を言わせずに連行されたようなレストラン・Fullerton Armsにて。
私が頼んだのはハンバーガー。ちょっと見づらいですが、はみ出したパティが極厚で 付け合せのポテトもごっつい。ついでに値段もごつかった(笑)
店内にあった椅子。
ただ、ここだけはユーロのレートがすごく高く、あとで計算してみると€1=約144円でした。何でやねん、とよくよく考えてみると、ここはイギリス領だから使用通貨はユーロではなくポンドなんですよね、同じEU圏内なのに(この時点ではまだ離脱してません)。アイルランドからの客が多いからユーロも使えるようにしているのだと思うのですが、だからレートがアイルランドとは異なっているんだと考えました。正しいかどうかはわかりませんが、まあ当たらずとも遠からず、だと思っています。
さて短い昼食時間を経て、バスに乗って次の目的地へ。
車窓には農業国らしい放牧風景が続きます。実にのどかです。こんなところで育てられた牛や羊のミルクはきっと美味しいことでしょう。チーズの種類が多く、その味も濃厚だったのはこういうところに理由があるのだと思いましたね。
~後編に続く~
【アイルランドのあれこれ】
アイルランドの銀行のATMは日本と違って建物の中にはありません。歩道に面して建物の壁に設置してありました。夜中でも使えるかどうかは確認し忘れましたが、妙に感心したのを覚えています。
(画像はアイルランド銀行の)
2017-09-29 00:16
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コメント(2)
フツーのパンピーです。(笑)
こういう外人ばかりのツアーに参加すると不安になりませんか。でも私はこういった不安こそが海外旅行の醍醐味の一つではないかと思っています。
ドキドキワクワク。海外旅行やめれなくなりました。
9月は栃木、新潟、福島・宮城の温泉に行きました。
栃木では硫黄泉の宿ばかり3連泊でしたので、しばらく体から硫黄の匂いが消えませんでした。
新潟では思いっきり酒を楽しみました。
東北は実りの色がきれいでした。
その他西本願寺の飛雲閣が修繕費のためしばらく見れなくなるというので、急遽京都に行ったりしたので結構忙しい感じでした。
10月は群馬と信州。白駒池の紅葉が見れたらと思っています。あとは秋田・青森。十和田湖は何度か行っていますが、女房に奥入瀬の紅葉を見せてあげれたらいいなと思っています。
by きいちゃん (2017-09-30 11:39)
きいちゃん
本当にいったい何者ですか(笑) 何ともうらやましすぎる日々をお過ごしのようで。
この1日ツアーはまあ英語のわかる仲間が選んでくれたし、その人も一緒でしたので何とかなるやろ、ときわめて楽観的でしたね。運転手さんは何を言ってるのかさっぱりわかりませんでしたが。
ダブリン近辺をウロウロしているよりは、遠くまで行けたしとても有意義でした。「毎日がそれなりにクライマックス!」でした。
by ヒロ (2017-10-02 20:29)