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アイルランドの旅(16) コークからの帰還~ダブリン散策-4 [アイルランド]


8月16日(水)。日本ではお盆休みの真っ最中。
その日、コークを朝10時発のaircoachに乗って再びダブリンに舞い戻ってきたのは13時頃。私以外のメンバーはバスの中ではぐったり熟睡状態で、乗り物の中ではなかなか眠られない私は一人悶々と時間が過ぎるのをひたすら待っていました。車窓も見ようにも、そこには妻がデンと頭を窓にもたれ掛けさせて熟睡中ではどうしようもない・・・・[もうやだ~(悲しい顔)]

ダブリン到着後は、一旦ホテルに戻って再度のチェック・イン。前に泊まった部屋とは違っており、今度の部屋は明らかに前よりも小さい。一回り、いや二回りくらいは小さかったか。まあでも、これくらいは仕方ないし、許容範囲内でもあったのでクレームを付けることもなく、その部屋に落ち着きました。どうせ寝るだけの部屋ですし、広けりゃいいってもんでもない。

これはバス停からホテルに戻るときに敢えて通ったテンプル・バー。平日の真っ昼間だというのに人が多い。
1.相変わらずの華やかさ.jpg

その斜向かいには薬局(Pharmacy)があり、カラーはなんと紫色。日本ではとても考えられないような色使いでとても薬局には見えないのですが、ちゃんと「TEMPLE BAR PHARMACY」と書いてあるので間違いないでしょう。この色の薬局は他所でも見かけましたので、チェーン店なのかもしれません。でないとこんな一等地に店は出せないでしょうし。
2.斜向かいの薬局は紫色.jpg

あとは適当にランダムに画像を紹介します。何れも8月16日のダブリンで様子です。
今さらですが、ダブリンで計6泊したO'Callaghan MONT CLARE HOTELの全景です。1階(こちらでは0階=G階)のガラス張りの部分が朝食会場ですね。
コークのインペリアルホテルは自分で予約しましたが、このホテルはH.I.Sで予約してもらったものでした。

4.今さらのホテル全景.jpg

これはホテルからすぐ近くのビルなのですが、えらい人だかりができている、そして騒ぎまくっている。なんだこりゃ? パブでした。夕方、に見えますがこれで20:45くらい。みんな楽しそうです。
3.パブの前の人だかり.jpg
5.くどいですが20時44分.jpg

この日は基本的に身内のおみやげの購入に充てました。妻へのプレゼントに指輪とブーツ、二人の祖母と子どもたちにアイルランド織のマフラー(←薄手だけどめっちゃ暖かい)などなど。そして自分用のトレーナーにTシャツ。・・・・せっかくだったのだから、もっと買っておけばよかったと今は激しく後悔してます[もうやだ~(悲しい顔)] あ、女子W杯の記念キーホルダーも買ったんだけどね、試合会場で。
アイリッシュ・ウィスキーは帰りに空港の免税店で買うことにしていたのでこの時はパス。
ちなみに画像は皆無です。スミマセン。

こちらテンプル・バー付近の路上では、仮装をした人たちが盛り上がっていました。
「Take a picture,OK?」
と適当な英語で写真を撮っていいか聞くと
「OK,No problem」
ポーズまでとってくれました。ホントに陽気な人たち[わーい(嬉しい顔)]
6.平日真昼間から.jpg
7.仮装パーティー.jpg

ん? これ、どこだっけ? 帰国して1カ月以上も経つと思いだせないことも多くなる・・・(^^;
9.どこだったっけ?.jpg

これはアレだ、AVOCAショップの2Fの裏庭だ。妻がAさんとお土産を選んでいる間、このベンチでしばし一休みの私でした。AVOCAブランドは日本にもお店があるようで、妻はアイルランド行きが実現する前からバッグを持っていました。
8.AVOCAの裏庭.jpg

夕食はここです。イギリスに来れば(お隣りのアイルランドだけど)是非とも口にしたかった、悪名高きフィッシュ&チップス。行ったお店はレオ・バードック(LEO BURDOCK)さん。テンプル・バーのすぐ近くです。Traditionalです。Since 1913です。今年は2017年です。100年以上の歴史を持つお店なのです。だからなんだ、と言われればそれまでですが(笑)
10.ここで夕食.jpg
11.100年以上の歴史を持つ.jpg
12.レオ・バードックさん.jpg

お店の場所は【ココ】 [左斜め下]  地図の左上の魚マークの場所。テンプル・バーのすぐ近くです。ちなみに私たちの宿泊しているホテルは、右下のThe Oscar Wilde Houseの向かい。中央がケルズの書(Book of Kells)とスターウォーズ・ジェダイ聖堂のトリニティー・カレッジ。位置関係はそんなところです。
LEOBURDOCK場所.jpg

ビールを頼んだら、お店にはアルコールは置いていない、ソフトドリンクだけとのこと。で、ビールが飲みたいなら隣りのお店(The OLD STOREHOUSE)で買って店に持ち込んでも構わないと店員の若いお兄ちゃんが言ってます。
13.ビールは隣りの店で調達.jpg

喜んで隣りのお店に行ってビールを2杯(もちろんPI)購入し、持ち込みました。私はラガー(LAGER)を飲んだのですが、これ、本当に美味いビールでした。ハイネケンが薄く感じるくらいにどっしりとした飲み応えで、私には好みの味でした[ビール]
14.Lagerが美味かった.jpg

そしてこれが念願の名物料理、フィッシュ&チップス(Fish & Chips)。魚は鱈(タラ)かエイかが選べたようですが、どなたかが絶対に「生の鱈(Fresh Cod)[exclamation]と言っていたのでそれをチョイス。値段は€11.95。これが驚くほどのデカさ[exclamation×2]
15.FRESH CODのフライ+ぎっしりのポテト.jpg

鱈のフライの下にはポテトもぎっしり敷き詰められています。妻と私はこれを二人で食べるのに青息吐息でした。ところが、これを日本の高校生くらいの少女が1人でペロリと平らげるのですから、アイルランドの人々の胃袋の巨大さたるや驚嘆に値します(°o°)
もっとも、帰宅後このお店のHPを見てみたら、そんな値段のフィッシュ&チップスはメニューになく、注文時に何やら聞かれた際に適当に「うんうん」と頷いていたので、意識しないうちに大盛りにされていたのかもしれません。2人でひとつしか注文しなかったからね。とにかく、予想以上にデカかった[がく~(落胆した顔)] よく食べられたな、と今でも思います。

ここで、隣りの席に座った現地の若夫婦(?)と、身振り手振りを加えてですが話をしました。椅子に掛けていた妻のカーディガンが床に落ち、それに気付いた奥さんが拾ってくださって、それをきっかけに。
「私たちは日本からの旅行者で、女子W杯ラグビーを観に来たんだ。ところでアイルランドの人はこれを1人でひとつ食べるのか? 私たちは2人でひとつでお腹いっぱいだ」
「食べるよ。まだこれからだ。ここはスタートだよ」
「すんげえ~[exclamation]
というようなたわいない会話でしたが、話せたことが嬉しかったですね。案外通じるもんだと(笑)
でも、やっぱり英語をもっと話せるようになりたいと、心底から思いました。

[右斜め下] 店内の二重の額入りのイラスト。『ウチの魚は新鮮やで』というアピールですな(笑)
16.毎日仕入れ.jpg

お腹いっぱいで店を出ました。時刻は20:30頃。外へ出たらこの明るさで、街はまだまだ元気です。そろそろ薄暗くなり始める時刻で、21時を過ぎてようやく夜が動き出します。
アイルランド、いい国だなぁ~ホントに(^o^)
17.まだまだ街は.jpg
18.賑やかだけど.jpg
19.そろそろホテルへ帰ろう.jpg

【アイルランドのあれこれ】

こちらの人は、あまり信号を守りません。老いも若きも平気で信号を無視する。はじめは、「何だ、このモラルのなさは[むかっ(怒り)]」と驚いたものですが、それも少しの時間で納得できました。
とにかく、青信号でいる時間が短い! 例えば普通の2車線の道で青信号になって歩き始め、歩き始めたと思ったら向こう側に着くまでにもう警告音が鳴り始め、黄色信号になります。異常です。ただ、黄色信号の時間は日本より長めではあります。
これには、普段から交通法規を守るように努めている私たちも困惑。
しかし、初めは信号に忠実だった私たちも、滞在2日目くらいからは「赤信号 みんなで渡れば・・・・」になってしまいましたm(_ _)m
あと、首都ダブリンでもそんなにクルマの通行台数が多くないので「行きやすい」、という側面もあるとは思いますが。
信号無視は当たり前.jpg
みんなで渡れば怖くない.jpg

そして、です。
この2枚の画像をご覧いただいても、もっと上の画像を見ていただいてもわかるのですが、ダブリンでは歩きスマホをしている人がいないんです。全くとは言いません。事実、上から8枚目の交差点の画像には、東洋人らしき男が歩きスマホをしているのが写り込んでいます。

それでも、タバコを吸いながら歩いている女性の方が歩きスマホの人間より多いくらいに、この国の住人たちはきちんと前を見て歩いています。日本の人もかくあってほしいと願います。

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コメント 4

おかーさん

馴染みのない他国ルール 
カルチャーショック相当ですが 慣れてしまえば楽しいですよね

歩きスマホは日本人?
感じとしては どうやらナビを使っているみたいですね
車のナビより 最新情報が入っているので 子供たちは
ナビの前にスマホを置いて使ってる位だから
店名か通りを道案内をしてもらってるのかも(笑)
by おかーさん (2017-11-06 22:19) 

ヒロ

おかーさん
日本人はほとんどと言っていいほど見掛けませんでしたので、おそらく中国人ではないかと。
たしかに、ガイド役として使っていたと思います。私たちの同行者も使っていました。妻も私もスマホを持っていないのでよくわかりませんが、本当に便利みたいですね。
by ヒロ (2017-11-07 00:16) 

きいちゃん

アイルランドはイギリスほどビールの種類がないと聞きましたが、確かにハイネケンでないほうのラガーはおいしそうですね。

エイのフライも、ちょっと臭そうですが、興味をそそります。それにしても2人でも食べきれないというのは、驚きのボリュームです。

日本人や東洋人が少ないということも、今回の海外旅行を印象深くしているひとつの要素ではないかと、個人的に想像しています。

先日の秋田・青森は、紅葉がひとつの目的でしたが、訪れた抱返渓谷、十和田、奥入瀬、蔦沼、中野もみじ山など、どこに行っても中国語の方が多かった。日の出の蔦沼にレンタカーで続々と来られているのを見て、時代は変わったとつくづく思いました。
紅葉の他にシャガールのアレコ全4作品が今そろって見れるので、青森県立美術館と、フラワーホースやスタンディングウーマンなどが印象的な十和田市現代美術館にも行きましたが、やはり同じ。青森県立ではあおもり犬の前でシャッターを切って差し上げました。十和田湖でもしたかな。
宿も同じ。猿倉にも泊まっておられたのには驚きましたが、ご主人に聞いたら、台湾と香港の人が多いそうですが、電話で予約が入るらしいです。
日本人より日本のことを知っている外人さんが続々と出てきそう。こんなことでお互いの理解が深まればいいと思います。
by きいちゃん (2017-11-07 19:33) 

ヒロ

きいちゃん
あのラガービールは本当に美味しかった♪ 向こうではGUINNESSかハイネケンばかりで、久々のラガーでしたから。妻のハイネケンも少しもらいましたが、とても薄く感じました。
アイルランド編の最初の方でも書きましたが、アイルランドは本当に東洋人の少ない国でした。今や世界中を跳梁跋扈している中国人ですらそうそうは見掛けませんでしたし、それが日本人ともなると・・・・。大体日本人がヨーロッパへ行こうとしたとき、英国は考慮されてもアイルランドがその候補に上がることは稀でしょう。そういう意味では、きいちゃんのご指摘は完全に的を射ていると思います。 ・・・・その分言葉には苦労しましたが(笑)
by ヒロ (2017-11-08 20:36) 

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