古市古墳群を歩く(その3) [百舌鳥・古市古墳群]
お弁当でお腹を満たした後は、羽曳野市役所の南にある古墳へ移動。わずか2~3分で到着したのが向墓山(むこうはかやま)古墳。これはその案内板。この古墳の南にある墓山古墳の倍冢です。
墓山古墳。これも大きいです。古市古墳群5番目の大きさ。古市古墳群は圧倒的に前方後円墳が多いのですが、この墓山古墳もその例に漏れない。古墳時代中期の典型的な古墳とのことです。
この小さな倍冢は野中古墳だったかかな? もう、ホントにすぐ近くに、普通に住宅があります。
野中宮山古墳。公園と隣接していて、桜並木は近所の方の憩いの場となっているそうです。
中央やや左のくびれは、前方後円墳の丸と三角の接点。こちらはその形が象徴的。
これはアイセルシュラホールという、藤井寺市の文化施設。もちろん「修羅」をイメージしたもの。というかそれそのもの。ようこんなものを建てたな、と考えて調べてみたら、やはりバブルのあだ花でした(苦笑)。・・・・4枚目の全体像はwikipediaより拝借。
ここでトイレなどをお借りしつつ、次の割塚古墳へ。この古墳ウォークもそろそろ最終盤に入りつつあります。
で、最後のハイライトは仲哀(ちゅうあい)天皇陵古墳。ここは古市古墳群3番目の大きさ。仲哀天皇は、(その2)で紹介した応神天皇のお父上。つまり、仁徳天皇の祖父にあたるお方です。
前方後円墳のあのくびれが周囲の散策道から伺えます。このカーブも古墳好き垂涎らしい。これは古墳西側の画像です。くびれの箇所がよくわかりますね。
少し歩いて辛國(からくに)神社に到着。裏から入ったので本殿まではすぐ。
藤棚の藤の花がほぼ満開でした この薄めの紫色・・・・上品でよろしいですね~ 藤の花には個人的な思い入れがあって、私は大好きなのです。
この鳥居。大きな特長があります。わかりますか? 私は言われてみて初めて、ははぁ~~と納得。
(もっとも普段はそんなにまじまじと見ないけど・・・・(^^;)
それは、左右とも木を接いでいること。見事な出来栄えとでもいいますか、結構自然な感じでした。宮大工さんの腕、おそるべし。
そしてこの参道は大阪みどりの百選というものに選ばれ、それ以来参拝客が増えているそうですよ(No.63)。
→http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/25974/00195639/hyakusenn.pdf
このあとは葛井寺(ふじいでら)という西国三十三観音霊場第5番札所でもあるお寺がゴール。そのあと、近くの藤本雅一酒造醸でお酒を試飲~解散となりました。
8km+αの古墳巡りのウォーキング。歩いては止まって説明を聞き、の繰り返しでかなり疲れましたが、でも行ってよかった 普段は歩かない道を歩き、そこにあるのは知っていても何ら興味も抱かなかった古墳を知り、名前を教えられ、自分の生まれ育った土地にあらためて愛着を感じました。
一度歩いてみるだけで、本当に街の印象はガラッと変わります。クルマで通りかかって、「あ、ここを入ったらあの古墳に着くんだ」と思うだけでも全然違う。本当に行ってよかったです。
よし、次はGWの間に堺の百舌鳥古墳群を歩いてみるか
でも、調べてみると(古市古墳群にもあるらしいですが)古墳群巡り用にレンタサイクルもあるとのことです。しかも電動アシスト付き。これはいいな。天気のいい日に必ず行こう。
その際はまた紹介しますので、よろしくお願いします。
墓山古墳。これも大きいです。古市古墳群5番目の大きさ。古市古墳群は圧倒的に前方後円墳が多いのですが、この墓山古墳もその例に漏れない。古墳時代中期の典型的な古墳とのことです。
この小さな倍冢は野中古墳だったかかな? もう、ホントにすぐ近くに、普通に住宅があります。
野中宮山古墳。公園と隣接していて、桜並木は近所の方の憩いの場となっているそうです。
中央やや左のくびれは、前方後円墳の丸と三角の接点。こちらはその形が象徴的。
これはアイセルシュラホールという、藤井寺市の文化施設。もちろん「修羅」をイメージしたもの。というかそれそのもの。ようこんなものを建てたな、と考えて調べてみたら、やはりバブルのあだ花でした(苦笑)。・・・・4枚目の全体像はwikipediaより拝借。
ここでトイレなどをお借りしつつ、次の割塚古墳へ。この古墳ウォークもそろそろ最終盤に入りつつあります。
で、最後のハイライトは仲哀(ちゅうあい)天皇陵古墳。ここは古市古墳群3番目の大きさ。仲哀天皇は、(その2)で紹介した応神天皇のお父上。つまり、仁徳天皇の祖父にあたるお方です。
前方後円墳のあのくびれが周囲の散策道から伺えます。このカーブも古墳好き垂涎らしい。これは古墳西側の画像です。くびれの箇所がよくわかりますね。
少し歩いて辛國(からくに)神社に到着。裏から入ったので本殿まではすぐ。
藤棚の藤の花がほぼ満開でした この薄めの紫色・・・・上品でよろしいですね~ 藤の花には個人的な思い入れがあって、私は大好きなのです。
この鳥居。大きな特長があります。わかりますか? 私は言われてみて初めて、ははぁ~~と納得。
(もっとも普段はそんなにまじまじと見ないけど・・・・(^^;)
それは、左右とも木を接いでいること。見事な出来栄えとでもいいますか、結構自然な感じでした。宮大工さんの腕、おそるべし。
そしてこの参道は大阪みどりの百選というものに選ばれ、それ以来参拝客が増えているそうですよ(No.63)。
→http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/25974/00195639/hyakusenn.pdf
このあとは葛井寺(ふじいでら)という西国三十三観音霊場第5番札所でもあるお寺がゴール。そのあと、近くの藤本雅一酒造醸でお酒を試飲~解散となりました。
8km+αの古墳巡りのウォーキング。歩いては止まって説明を聞き、の繰り返しでかなり疲れましたが、でも行ってよかった 普段は歩かない道を歩き、そこにあるのは知っていても何ら興味も抱かなかった古墳を知り、名前を教えられ、自分の生まれ育った土地にあらためて愛着を感じました。
一度歩いてみるだけで、本当に街の印象はガラッと変わります。クルマで通りかかって、「あ、ここを入ったらあの古墳に着くんだ」と思うだけでも全然違う。本当に行ってよかったです。
よし、次はGWの間に堺の百舌鳥古墳群を歩いてみるか
でも、調べてみると(古市古墳群にもあるらしいですが)古墳群巡り用にレンタサイクルもあるとのことです。しかも電動アシスト付き。これはいいな。天気のいい日に必ず行こう。
その際はまた紹介しますので、よろしくお願いします。
2018-05-14 20:36
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コメント(2)
おはようございます。
仁徳陵が有名なので、百舌鳥古墳群はなんとなくイメージできたのですが、古市古墳群はぴんときていませんでした。
今回のヒロさんのレポートで認識があらたまりました。
世界遺産に登録されるといいですね。
話は変わりますが、国宝仏を見るのが、旅行のサブテーマの一つである私にとって、今回のヒロさんのツアーのスタートの道明寺とゴールの葛井寺は是非に行きたいところです。18日に。
大阪の国宝の仏像がある寺5つのうち4つがあるこのあたりは私にとって憧れの地です。五木寛之の百寺巡礼、これもサブテーマの1つですが、としても西行終焉の弘川寺、そして国宝の寺でもある観心寺がありますし。
5月は新潟の温泉に行ってきました。B級グルメで新潟五大ラーメンの一つ三条のカレーラーメンを食べてきました。古くから地元で愛されている店はおじちゃんおばちゃんが多い。
5月はこの後実質初めてのドイツに行く予定です。今回はベリリンとドレスデンを中心に回ります。フェルメール5作品との出会いが楽しみです。
by きいちゃん (2018-05-15 08:06)
きいちゃん
世界遺産に登録されるとそれはそれで大変だそうですが、まあ私にはあんまり関係ないし(笑) ただ、役所に勤める友人は何かと大変そうで、先日久しぶりに会った時はげっそりしてました(^^;
南河内には是非お越しください。本文には書きませんでしたが、近鉄南大阪線、土師ノ里~道明寺間には「道明寺カーブ」といって、鉄ちゃん垂涎、世界でも有数のR(短距離でほとんど直角に曲がる)を持つカーブもあります。
ところで、前にも書きましたが、きいちゃんが訪れた数々名所を私は知りたいです。是非どこかで紹介してほしいです。よろしくお願いします。
by ヒロ (2018-05-15 20:46)