百舌鳥古墳群を歩く(その2) [百舌鳥・古市古墳群]
さて、スタート直後にあったのがこれまた陪冢の収塚(おさめづか)古墳。雑木林にしか見えない・・・こともない(笑)
そこから北へ歩を進めていきます。ここはちょうど南西の角部分。
そこから北へ歩を進めていきます。ここはちょうど南西の角部分。
暑い。・・・・風があっても暑い
それにしても同じ風景が続きます。当たり前ですが(苦笑)。見えるのは3重になっている外堀だけですからね。考えようによっては、メチャメチャ退屈な散歩(笑)
外見、というか見栄えを良くするために、邪魔になるような木は伐採したのだそうです。これはその痕跡。これを見る限り、ほぼ真横に木が伸びていたようですね。
おお~、「古市」の文字が。この看板、よく見かけました。もちろん古市古墳群でも。
西高野街道とも呼ばれる道。この近辺を起点に、奈良の五条まで続く国道310号線がそれです。その五条から幾重もの山を越えると着くのが高野山、そして熊野古道。
外見、というか見栄えを良くするために、邪魔になるような木は伐採したのだそうです。これはその痕跡。これを見る限り、ほぼ真横に木が伸びていたようですね。
おお~、「古市」の文字が。この看板、よく見かけました。もちろん古市古墳群でも。
西高野街道とも呼ばれる道。この近辺を起点に、奈良の五条まで続く国道310号線がそれです。その五条から幾重もの山を越えると着くのが高野山、そして熊野古道。
と、この道標からすぐの場所にラーメン店が う~ん、そそるけど、食べるにはまだちょっと早いし、それに何より今日の昼は妻のリクエストで神座の「おいしいラーメン」に決まっちゃっているのです。
振り返ると・・・・
振り返ると・・・・
仁徳天皇陵の外周は約2.8km。コースのところどころに、このような現在の位置(拝所を起点とした距離とそのポイント)を示す道標が建っています。これは大変わかりやすくありがたい。
これはどうやら堀の取水口のようです。堀に棲息する亀が気持ちよさそうに日向ぼっこをしていました。奈良の猿沢池を思い出します。
これはどうやら堀の取水口のようです。堀に棲息する亀が気持ちよさそうに日向ぼっこをしていました。奈良の猿沢池を思い出します。
片側3車線の幅の広いこの道は大阪の大動脈、大阪中央環状線こと府道2号線。
道の向こう側には永山古墳。
そして例の現在地石碑。いつの間にか中間点を越えていました。ちなみに私たちは右へ進んでいます。
何か高そうなステーキ店があるぞ。徳庵というお名前。
民家を改造したような造りが魅力的ですが、ただ、ランチで最も安価なメニュー(コース)で3,000円は微妙。外観で感じた以上に敷居が低いような、でも日頃ラーメンを好んで食する私には「1食で4杯分かいな」と躊躇わせるような・・・・。
こういう逡巡の際に便利な言葉としてあるのが
「たまにはエエやろ」
というものですが、それでもしかし私がここに入店することはまずないでしょうね(笑)
こういうお店、夜はさぞかしお高いんだろうな~とあらためて感じてググってみたら、
https://r.gnavi.co.jp/rg5p3fxr0000/menu1/
4,800円(税抜)のコースからでした。存外リーズナブルなのかも。
さて、ルートに戻って歩を進めます。
この感じ、いいですね 雨が降って堀の水位が上がると、ここから排水するようになっているようです。
(それにしても・・・・こんなトコに落書きしやがって 自分のセンスのなさを呪え、ボケが)
この感じ、いいですね 雨が降って堀の水位が上がると、ここから排水するようになっているようです。
(それにしても・・・・こんなトコに落書きしやがって 自分のセンスのなさを呪え、ボケが)
水仙の花がきれい。壁にぶらさがるように咲いているこの花も可憐だ
歌碑がありました。どうやら百人一首のようです。
【つづく】
【つづく】
2018-06-11 22:43
nice!(9)
コメント(3)
万葉仮名の歌碑は万葉集の
ありつつも 君をば待たむ うちなびく わが黒髪に 霜のおくまでに
という 仁徳天皇の妻、磐姫皇后の歌のようです。
皇后の旅行中に、天皇に他の女性ができたので、怒って宮に帰らないでいた時につくったある意味恨み節ともとれますが、愛情の深さが出ている歌です。
万葉仮名とは洒落ていますね。
by きいちゃん (2018-06-13 19:01)
群馬にもやたらと古墳がありましたが、これほどの規模はなかったです。
小さい方が分りやすいですよね。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-02-23
by 船山史家 (2018-06-16 07:52)
きいちゃん
情報ありがとうございます。“解読”するに気にはならなかったのでありがたいです。
史家さん
群馬にもありましたか。百舌鳥・古市古墳群の古墳は古墳時代中期に造られたものが多く、巨大なものが本当に多いです。現在私はこの頃の古墳を中心に経巡っています。
by ヒロ (2018-06-17 17:32)