エスプーマのかかったラーメン@轍 総本家さん [ラーメン]
本来であればここは和泉屋善兵衛さんの夕食を紹介するところですが、そちらは一旦休憩して、大阪のちょっと珍しいラーメンをご覧いただこうと思います。
ここは大阪環状線・寺田町駅前。この駅は環状内回りで、天王寺の次の駅に当たります。歩いても約15分、電車に乗っても120円のまあ至近距離。それでも軟弱な私は電車に乗りました(キッパリ)
お店は駅のほぼど真ん前の【ココ】(←クリックどうぞ)にあります。
このお店の存在自体は前から知っていたのですが、麺屋 和人さんをはじめ天王子駅前で十分魅力的なお店が増えたため一駅足を延ばす気になれず、行きたいながらも放置状態でした。お店の名前は轍 総本家さん。轍は「わだち」と読みます。大阪の本町にもお店があり、そちらも名の知れた行列店。
で今回、意を決して行ってみた次第→そんな大層なものでもありませんが(^^;
平日の13時過ぎに店に着いたのですが、前客は2~3人。ある程度は行列覚悟でしたが、拍子抜けするくらいすんなり着席できました。
メニューです。
「初めてのお店はメニュートップ」というセオリーに従い、私はふく流らーめんを選択。評判の高いレアチャーシュー食べたさに、珍しく特製にしました。煮干しらーめんにも相当食指が動いたのですが、これは次回のお楽しみということで
ちなみに、昼夜各限定10食のつけ麺はすでに売り切れでした。
テーブル調味料はこの通り。左から一味、胡椒、そしておろしニンニク。右端はサザエの殻に入った爪楊枝。これはいいアイデアですね。サザエの内側ってキラキラしていて綺麗ですから
そして着丼。
轍 総本家さんの看板メニュー、ふく流らーめんの特長は、なんといっても一面に吹きかけられたエスプーマ
ほんのり柚子の風味が香ります。真っ白なスープはある意味不気味な感じがしないでもありませんが、すぐ下の層にはいかにも美味しそうな鶏白湯醤油の色が待ち構えており、食べてみても違和感はまったく感じませんでした。
(エスプーマについてはコチラ→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%9E)
その基本の醤油味。3種類の特選醤油をブレンドしているとのことで、醤油の旨みが感じられる一杯でした。その反面、鶏白湯は若干スポイルされてるかな? それでも特有のクリーミーさはあり、とても美味しい一杯でした。
特製にすることでレアチャーシュー2枚増+味玉。
このレアチャーシューもなかなかのお味。私はスープに短時間浸け、ほんのり温かくなった頃合いを見計らって食しましたが、これは正解でしたね
南大阪名物の水菜におそらく九条ネギ、麺は中細で適度な歯応えもあり、最後まで美味しくいただけました。
大盛がなかったため替玉にしましたが、これはその投入前の画像。
初めてのエスプーマを使ったラーメンはなかなかおもしろかったです。店員さんの愛想もよかった。サッカーJ1・浦和の槇野選手似のお兄さん、私が帰り際に丼とコップをカウンターの上に挙げながら「美味しかった~ また来ます」と言うとすごく喜んでくれ、「一番嬉しいです」と満面の笑顔(^o^) あんな顔をされたら、また来ないわけにはいきません。
ラーメン屋さんに限らず、飲食店がお客さんに与える最後の印象ってとても大事です。このお店はそれがきちんとできていると思います。そしてそういうお店はきっと流行ります。
次は煮干しらーめん、もしくはつけ麺をいただくつもりです。
(その5)湯宿 和泉屋善兵衛~お風呂編~ [信州松本の旅]
湯船はさほど大きなものではなく、4~5人も入ればもういっぱい。一度、私が一人でまったりと浸かっていたらおじさん4人組が入ってきて囲まれてしまい、早々に退散しました。館内のお風呂でこの内湯だけが24時間入浴可能で、寝つけない深夜2時ごろに一人でのんびりと浸かったものです。
歩行湯は、足裏が痛かったです。あーゆーもんには入るもんじゃないですね(ーー)
あ、和泉屋善兵衛さんには貸切風呂は2か所あるのですが、泊まる部屋によってそのふたつの貸切風呂を使い分けているようです。私たちはもうひとつの「つかまの湯」は別館の宿泊者専用で、私たちは入れませんでしたから。
お~~~、これが内湯ですね
椿がきれいでした
入口。ただし扉はなく、木の壁が向こう側を隠す程度です。
(その4)湯宿 和泉屋善兵衛~施設編~ [信州松本の旅]
そこで各宿のHPをいろいろと見比べ検討した結果、
・貸し切りの露天風呂(内湯も)があって
・食事も選べて
・一度食べてみたかったとうじそばのコースがあって
ということで、湯宿 和泉屋善兵衛さんに決定。「和泉」はウチのクルマのナンバープレートの地域名でもありますし。(実際は三河地方にある地名だそうです)
でも、最も露天風呂に近い部屋のひとつではあります。ただし、貸切風呂に行くには入口の鍵をフロントまで取りに行かねばならず、逆にこれはとても面倒くさかった。2回目の貸切風呂は、ちょうど外出から帰ってきたら鍵がフロントにあったので部屋から取りに行く手間は省けたものの、入浴後はやはり持っていかねばならなかったので面倒でした。
『味噌中華そば Ver.名古屋の思い出』は麺人ばろむ庵さんの限定ラーメン [ラーメン]
ネタ的にはもう3か月近くも前の寒~い時季のもので今さら感は否めないのですが、松本のお宿に行く前に触れておきたいと思います。
私の大好きなラーメン店、麺人ばろむ庵さんが書いておられるブログ、「ふたりがひとり」。
実はこの日のブログを読んだのは、実施日のラストを残す2月25日土曜日の夜で、これを食べようと思えば翌日に行くしかないという、実に際どいタイミングでした。
うわっ もう明日しかないやんけ・・・・
それでもあのばろむ庵さんの限定ラーメンです。これはもう行くしかないと心に決め、多少は並ぶことを予想して当日は早めに家を出ました。呆れた様子の妻を残して・・・・(^^;
で、待ち客なしのポールポジションを獲得したわけですが、私が並んだ後にぽつぽつとお客さんが来始めました。
店主さんは10:30の開店を10分ほど早めてくれ、10:30には限定40食の「味噌中華そば Ver.名古屋の思い出」が着丼。
いつもの新中華そばと比較すると、
・当然ながらスープの色が違う
・チャーシューが炙ってある(ヤマトブラックと同じ?)
・チャーシューは2枚
・鰹節が載っている
といったところでしょうか。
で、まずはスープを一口。
名前が「名古屋の思い出」で「味噌中華」とくると当然ながら赤味噌を連想するのですが、やはり味の基本は赤味噌だと思いました。かつて私は7年半ほど名古屋支店に勤務しており、一般の関西人よりは赤味噌に接する機会が多く、何より好きですので、今でもスキーで名古屋方面を通りかかるとスーパーに立ち寄って赤味噌を買って帰るほどです(・・・・大阪でも売ってはいるものの種類が少なく高価なので)。
そんな懐かしさを思い出させてくれる味でした。ピリッとする辛みがあり(鷹の爪?)、そして何より凄く深みがある・・・・。いつもの新中華そばの独特の旨みの上に、味噌の奥深さが乗っかっているような、そんな感じと表現すればいいのでしょうか。外は、盆地特有の底冷えのする寒さ、お水取りにはまだ早く春はまだ遠し、といった感じなのですが、スープは腹の底から温めてくれるような、そんな感じでした。
炙ったチャーシューは味噌に負けない強さがあり、後の具材もラーメンの美味さを引き立てている。いや~、かつての塩中華といい、やはり店主さんは非凡ですよ。本当に美味い
と思っていたら、なんと3月にも再度味噌中華をやるとの告知が。
もちろん行ってきました。2度目の「味噌中華そば Ver.名古屋の思い出」。いや~、やっぱり美味かったな~(^o^)
大阪から足を伸ばす価値は十分あるというものです。
『五臓六腑に染み渡る』とはいいお酒を飲んだ時に使う決まり文句ですが、あのスープも、なんか自分の内臓と内臓の間にじわ~っと拡がって行くような、そんな感じがあったと思うのです。美味かったよなぁ・・・・
それにしても、一度ばろむ庵さんが作るつけ麺を食べてみたいと思うのですが、無理な望みなのでしょうか。
(その3)松本城の見事な桜 [信州松本の旅]
で、朝6時過ぎにモゾモゾと起き出した私たち。宿の方には「朝食(8:00)までには戻ります」と断りを入れ、欠伸を噛み殺しながら出発です。普段なら朝食前のひとっ風呂といったところですが、そこはガマンでした。
(お城好きな人々にはたまらない光景かもしれませんが)
ちなみにこの時間は早過ぎて、天守までは登れませんでした。
(その2)市内散策 [信州松本の旅]
こちらがおごるつもりだったのに逆にお寿司をおごってもらうことになり、恐縮至極。もちろん美味しくいただきましたけどね
この旅行の前に妻はインターネットで市内散歩コースをいくつかリサーチしており、そのコースをひとつを辿って市内を散策しました。折から桜が満開で市街はものすごい人出。当初は松本城にも足を運ぶつもりでいたのですが、行ったところでおそらく1年でもNo.1の人の多さであろうし、地面の砂ぼこリが舞い上がってたまったものではないだろうと予想、翌朝早く、宿の朝食前に来ることにしてこの日の松本城散策は断念しました
その縄手通りの入り口。
それにしてもさすがに長野、スバル車の比率が高い。手前はXVですが、運転していてフォレスターやレガシィ、インプレッサをしょっちゅう見掛けました。かつてレガシィ・ツーリングワゴンに乗っていたことがある私には何ともいえない風景です。
わかりづらいか・・・・(^^;
そしてその脇ではやはり・・・・
桜が今を盛りと咲き誇っています
これで会計事務所。
流れている水がきれいだからなのか、
何十年かぶりに土筆(つくし)が群生しているのを見ました。子供の頃、土手で土筆を摘み、ヘタを毟って煮てもらって食べたことを思い出しました(^^)
さて最後に、ネット友のみーしゃさんに教えてもらった美ケ原温泉近くのパン屋さん。
名をアガタベーカリーさんといいます。パン好きの妻はここを訪れるのを愉しみにしており、最終日にたくさん買って帰りました。とっても美味しかったですよ みーしゃさん、どうもありがとうございます
(その1)カレー味噌煮込みうどんを食す@かま濃・中津川店 [信州松本の旅]
で結局連泊し、用事はその中日に行う計画を立てたわけです。
大阪から松本へのルートは名神高速~中央自動車道というのが一般的ですが、大阪でも南東部に住む私たちはこのルートを取らず、いつもの西名阪~名阪国道(R25バイパス)~東名阪~名二環~R19~中央自動車道~中津川から再度R19というルートで松本へ向かいました。
地域の人気店らしく、地元の人たちと思しきお客さんで入店時は満席。
メニューなどを見つつしばらく待った後、テーブル席に案内されました。
揚げ物系のボリューミーな定食に加え、こんな名物料理もあります。
しかし、私たちが選んだのは、やっぱり名物の味噌煮込みうどん(妻)&カレー味噌煮込みうどん(私)
カレー味噌煮込みはしばらく前のケンミンショーで紹介されていたんですよね~(笑) そのときから食べたいと思っていたのです。
ただですね、この味噌煮込みうどん、鶏肉が入っていなかったんですよ。味噌煮込みといえば名古屋コーチンは最初から入っているものとばかり思い込んでいて・・・・実はオプションだったんですね。後でメニューを見直して、左上に書いてあるのを発見しました。
次は私のカレー味噌煮込みうどん。ごはん(小)は別途注文しました。
画像のかまぼこの左側に泡があるのがわかりますか?
もうぐっつぐつの完全沸騰状態、このまま食べれば火傷必至。それと、なぜか天かすもあります。
そこで、付いている器に移して、ふーふー冷ましていただきます。
名古屋支店に勤務していた時から味噌煮込みうどんが大好きな私、初のカレー味噌煮込みは・・・・美味いですわ、やっぱり。カレーはどんなふうになっているのか興味津々で見てみたら、カレーパンの具材のようなミンチミンチしたものが入っており、これが基本的なカレー味を演出しているのでした。ここで私は といい考えが思いついたのですが・・・・。
それにしても、ただでさえ熱々の味噌煮込み、それにカレーが加わったらもう暑いのなんの、一気に汗ばんでしまいました。
(「華麗」と「カレー」を引っ掛けてるんですが・・・・)
カレー雑炊風にしていただきました。これがヒット、最後の最後まで美味しくいただきました。
(見てくれは悪いですが…)