(その3)松本城の見事な桜 [信州松本の旅]
前日の昼間の物凄い人出に「こらアカン」とすごすごと退散した私たち。前回にも書いた通り、松本城の桜は3日目の早朝に楽しむことにしました
で、朝6時過ぎにモゾモゾと起き出した私たち。宿の方には「朝食(8:00)までには戻ります」と断りを入れ、欠伸を噛み殺しながら出発です。普段なら朝食前のひとっ風呂といったところですが、そこはガマンでした。
で、朝6時過ぎにモゾモゾと起き出した私たち。宿の方には「朝食(8:00)までには戻ります」と断りを入れ、欠伸を噛み殺しながら出発です。普段なら朝食前のひとっ風呂といったところですが、そこはガマンでした。
美ケ原温泉から松本城まではゆっくり走っても15分。まして早朝ゆえ道路はガラガラ、前日は空き待ちのクルマが列をなしていた駐車場も、どこでもOKの停めたい放題。で、北側の、お城に最も近いコイン駐車場にクルマを停めました。これまた9:00までは料金もかなりお安い。30分=100円だったかな?
で、3日目AM6:44の松本城北側のお堀端の桜です。
見事としかいいようがありません。
普段なら一所懸命に見るであろう遺構も、今回に限っては桜に目を奪われ気はそぞろ。
(お城好きな人々にはたまらない光景かもしれませんが)
(お城好きな人々にはたまらない光景かもしれませんが)
いや~、いい日に来たものです。
開けられたばかりの太鼓門(お城の東側)。このとき時刻はAM6:50。
さすが早朝だけに、そこにいる人は地元と思しき人ばかり。すんごくのんびりした雰囲気が周囲を揺蕩っています。一組、カップルがしきりに二人で写真を撮っていたのが印象的ではありましたが。
ちなみにこの時間は早過ぎて、天守までは登れませんでした。
ちなみにこの時間は早過ぎて、天守までは登れませんでした。
画像では少々視認しづらいですが、お城の左側には雪を冠した山々が見えます。山好きの私にはもうたまらない風景。長野市内でもビルとビルの間に雪山が見えて感動したものですが、松本も同じなんですね。
お堀に住む巨大な鯉が口をパクパク開けて餌をねだっていました。いいな~、こいつら喰いっぱぐれがなくて(^^;
それにしても雄大な風景です。ちなみに松本城は、その色合いから市民には「烏(からす)城」と呼ばれているのだそうです。姫路城が「白鷺(しらさぎ)城」と言われているのとまったく逆ですね。
おっと思ってこんな写真を撮ってみました。逆さ富士ならぬ逆さ天守。
日本人でよかったと思わせてくれる風景。
松本への訪問をこの日に決めたのは全くの偶然で、そういや桜が見ごろかも、という気はあったものの、決して狙ってこの日に決めたわけではありませんでした。満開の日に当たったのは偶然です、本当に。
桜と柳と松本城。
逆光(とはいえ曇っていましたが)でもいいかと西からパチリ
少し移動して今度は北側から。
クルマの青までが映えています。
松本神社(お城の北側。駐車場のすぐ近く)の湧水。手水も兼ねています。
こちら北西の道路から。このあと、旧開智学校を(門の外から)見学に行きました。
旧~い郵便ポストまでが街並みに合ってカッコいい
桜を眺めつつ、朝の街をぶらぶら。そろそろ子供たちの通学時間。
これが旧開智学校。明治時代初期の洋風校舎で、文明開化時代の小学校建築を代表する建物とのことです。
こういう風景を見ると移住したくなる。建物と建物の間に雪山が見えるなんて、なんて贅沢(電線が邪魔の極致だけど)。
いや、本当にいい日に来ました。これ以上の桜には、今後もなかなか出会えないでしょう、間違いなく。生涯最高レベルの桜でした