姫路城散策(その3:お城へ向かう) [姫路城]
鶏白湯3連発の後は気分をガラッと入れ替えて、昔日の白さを取り戻した姫路城を紹介したいと思います。
もう2か月も前になるのですが、前回訪問からほぼピッタリ4年ぶりの5月1日。GWの世間は稼働している企業も多いであろう平日を狙って行ってきました。4月には「烏城」との異名を持つ長野県の松本城を見学に行っており(外からだけですが)、期せずして「白」と「黒」の日本を代表するお城を訪れたことになります。
前回記事はこちら。何回かに分けて掲載していました。比較のため、少しだけでもご覧いただければと思います。
ひとつ目は駅そばのお話。四つ目は帰りに食べたラーメンのお話です。
前回記事はこちら。何回かに分けて掲載していました。比較のため、少しだけでもご覧いただければと思います。
ひとつ目は駅そばのお話。四つ目は帰りに食べたラーメンのお話です。
http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2013-05-11
http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2013-05-14
http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2013-05-16
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その4年前は、修復真っ最中の様子を、お城を覆ったその名も天空の白鷺からの見学。まさに鳥の視点で、得難い経験をしてきました。ちなみに地元民から「牛乳パック」とか「食パン」とか呼ばれて親しまれた(?)この「天空の白鷺」を訪れた人は、何と180万人にも上ったそうです。
4年前の画像。たしかに牛乳パックだ(笑) 言い得て妙
4年前の画像。たしかに牛乳パックだ(笑) 言い得て妙
姫路城は2年前の3月に修復が完了(工期:5年半 費用:24億円 職人:延1万5000人以上)、一般公開もされてはいたのですが、何せ激混みが予想されましたため、しばらく様子見ということで訪問を控えていました。実は昨年行こうとも考えたのですが、まだ混んでるか、と1年延期し、ようやく今年の5月に行くことができたわけです。必ず“白い”うちに行きたかったので、宿題をひとつ終えたような気分
前回もそうでしたが、今回もかなりな枚数の写真を撮影しました。色々取捨選択をしても70枚を超えてしまいましたので、今度は3回に分けて紹介したいと思います。(帰りに食べたつけ麺を含めると4編)
尚、前回の続きという意味合いで、タイトルも(その3)から始めます。
よろしくお付き合いをお願いします。
よろしくお付き合いをお願いします。
まずは前回と同じ、姫路駅からの姫路城。
そこから振り返ってパチリ。4年前は工事中だった駅ビルも完成していました。
城の前には不必要なほど広い道(国道2号線)が通っています。
こちら、ポーランドからのお客さま。なぜわかったかというと、勇気のある子供が彼らに突撃し、「どこの国の人ですか?」と、おそらくは親から教えられた英語で質問し、彼らがそれに答えたのを聞いていたから。とても微笑ましい、なぜか印象に残る光景でした(^^) 遠く北欧からも来てくださっているのは、日本人として少し誇らしくなりますよね。
さあ、私もお城の中に行きましょう。
前回も、ここ三の丸広場で写真を撮りました。・・・・それにしても、し、白い
入城料(『入場料』ではないところが粋ですね)は1,000円。ちょっとお高く感じますが、入城してみてその理由がよくわかりました。
さあ、いよいよ入城です。
これは行列対策でしょう、間違いなく。この日の後、すぐに5連休が始まりますから。
とはいえ、平日でも人は多い。
これは「狭間(さま)」といいます。言うまでもなく、ここから鉄砲や矢を射掛けるための穴。手前は広く、奥、つまり攻城側は狭くなっています。ただ、正方形や長方形、三角まであるのは面白いですね。
これは日本の美だな~と感じます。
鮮やかなサツキ
その隣りに咲いていた花 何という名前なのでしょうか。
にの門。
天守閣方向を見上げる。ちなみにこの大天守、慶長14(1609)年に建築されたものだそうですから、もう400年以上もその美しい姿を我々に見せてくれているんですね。(ちなみに関ヶ原の戦いは慶長5年です)
ほの門。
水一門と水三門を抜けて・・・・
ちょっと高い位置から西の丸方面を。
ここで靴を脱いでお城の内部へ進んでいきます。
切りのいい所で、前編はここまでとします。これで使った写真は27枚。
以後はお城の内部と西の丸を2回に分けて。
「お楽しみに」というほどのもんでは到底ありませんが、“ほんの気持ちだけ”お楽しみに
以後はお城の内部と西の丸を2回に分けて。
「お楽しみに」というほどのもんでは到底ありませんが、“ほんの気持ちだけ”お楽しみに
南河内の新店 麺屋 一刃さん [ラーメン]
鶏白湯3連発です。
私の住む南河内地域は、各店主さんには申し訳ないのですが、そんなに美味いラーメン店が多くありません。豚骨やタンメン系にはなかなかなお店があるのですが、「これは!」というお店がなく、『帯に短し襷に長し』という言葉がぴったり当てはまるような、そんな感覚。他のラーメンブログを見てみても「ラーメン不毛地帯である南河内」などという書き方が多く見られます。
そんなところに、GWが終わるのを待っていたかのように、ひとつのお店が開店しました。これまで南河内にはなかった(?)鶏白湯の専門店です。
その名は麺屋 一刃。「一刃」は「いっとう」と読むとのことです。場所は【ココ】(←クリックどうぞ)
私の住む南河内地域は、各店主さんには申し訳ないのですが、そんなに美味いラーメン店が多くありません。豚骨やタンメン系にはなかなかなお店があるのですが、「これは!」というお店がなく、『帯に短し襷に長し』という言葉がぴったり当てはまるような、そんな感覚。他のラーメンブログを見てみても「ラーメン不毛地帯である南河内」などという書き方が多く見られます。
そんなところに、GWが終わるのを待っていたかのように、ひとつのお店が開店しました。これまで南河内にはなかった(?)鶏白湯の専門店です。
その名は麺屋 一刃。「一刃」は「いっとう」と読むとのことです。場所は【ココ】(←クリックどうぞ)
外観。自転車、単車が並んでいるところを見ると、さっそく地元のひとたちが押しかけているようです。駐車場は店の前に2台と隣りに2台の計4台。この時点ではそのうちのひとつを自転車がつぶしていることになります。
“熱い”外観ですね。
店内はテーブルが3卓とカウンターが8席くらい。うまい具合に配置されていました。決して広いお店ではないのに、そう感じさせないところがgood。
メニューです。あ、食券は店外の自動販売機で購入することになります。自動販売機が外にあるというのは珍しい。
これは店内のメニュー。
このお店は鶏白湯のみ。まずそれを塩と醤油から選択。麺は、もちもちの全粒粉もしくはコシのある中細麺から、チャーシューは鶏レアもしくは豚バラの2種類から選びます。お値段はいずれも750円。チャーシューをロースにすると+50円の800円に。なお、大盛はありません。替玉もなし。たくさん食べたければ豊富なサイドメニューから選んでね、という作戦でしょうか。実際、焼飯や唐揚げ、餃子に2種類のチャーシュー丼など、この規模のラーメン店からするとかなり選び応えがあります。他のお客さんもラーメンだけという人はあまりおらず、私とあと1名くらいのものでした。
私が選んだのは、塩+全粒粉麺+鶏レア。
ところが他の客さんは大半、というか全員が豚バラを選択しており、鶏レアを頼んだのはその時間帯では私だけでした。そんなに少数派なのかな~と少しばかり自信を無くしますが、これが日本人の悪い癖。流されてるようじゃイカンのです。ちゃんと自分を出さないと(笑)
ところが他の客さんは大半、というか全員が豚バラを選択しており、鶏レアを頼んだのはその時間帯では私だけでした。そんなに少数派なのかな~と少しばかり自信を無くしますが、これが日本人の悪い癖。流されてるようじゃイカンのです。ちゃんと自分を出さないと(笑)
並ぶこともなくカウンターに着席。
テーブル調味料はこの通り。ラーメンに使うのは、鶏白湯にはどうやら必需と思われる黒胡椒くらいなもので、あとは餃子などのサイドメニューのためのものでしょう。
(おそらくは店主が)目の前でチャーシューを切りつつ(切り置きではなく注文の度に塊からチャーシューをカット)ラーメンを作っておられ、そのオペレーションを目の当たりにしつつ待つこと数分で着丼です。
典型的な鶏白湯のルックスですね。
まずはスープを一口・・・・あっさりしてますな。先日中百舌鳥でいただいた鳥の鶏次さんと比べると、同じ鶏白湯ながらずいぶん違うことがわかります。あっちはブログでも書きましたが相当濃厚なスープ。しかし一刃さんは、言ってみればライト系鶏白湯。豚骨ラーメンも濃厚なヤツとライト系に分かれますが、鶏白湯も同じパターンのようです。少なくとも私は嫌いな味ではありません。
まずはスープを一口・・・・あっさりしてますな。先日中百舌鳥でいただいた鳥の鶏次さんと比べると、同じ鶏白湯ながらずいぶん違うことがわかります。あっちはブログでも書きましたが相当濃厚なスープ。しかし一刃さんは、言ってみればライト系鶏白湯。豚骨ラーメンも濃厚なヤツとライト系に分かれますが、鶏白湯も同じパターンのようです。少なくとも私は嫌いな味ではありません。
選択した鶏レアは胸肉でしょうか。スープに浸していただきましたが、黒胡椒のピリッとした刺激が目立つくらいにあっさりとしており、しっとりとした弾力が特徴的なレア肉でした。
メンマは柔らかい穂先メンマ。最近穂先メンマを出すお店が増えましたね。
ネギは青と白(九条ネギ?)、輪切りと削ぎ切りの2種類でした。キクラゲは色合いかな。この色はラーメン全体を引き締める視覚的効果がありますから。
全体的に。
悪い味ではありません。同じ南河内ですし、次は醤油+中細麺+豚バラで試してみようと思います。
悪い味ではありません。同じ南河内ですし、次は醤油+中細麺+豚バラで試してみようと思います。
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ということで、さっそく再訪してきました。
これまでワタシ的には大体『醤油>塩』なので(奈良の新店、MENYA BIBIRIさんがそうだった)、結構期待しての再訪でした。
これまでワタシ的には大体『醤油>塩』なので(奈良の新店、MENYA BIBIRIさんがそうだった)、結構期待しての再訪でした。
注文は予定通り、醤油+中細麺+豚バラ。すべて前回の逆張りです。
お、さすがに黒っぽい
こちらは・・・・そうですね。結論から言えば、私は経験&当初の予想どおり『醤油>塩』でした。もちろんこれは私の感覚であって万人がそうではないと思いますので、行かれる際はあくまで参考までに。
こちらは・・・・そうですね。結論から言えば、私は経験&当初の予想どおり『醤油>塩』でした。もちろんこれは私の感覚であって万人がそうではないと思いますので、行かれる際はあくまで参考までに。
チャーシューですが、濃厚さやパンチ力において、バラの方が味が圧倒的に強かったです。それはもう鶏レアとは比較にならないくらいに。ごはんのおかずにピッタリくるような味付けで、これはごはんとともにいただくのがベストでしょう。
ただラーメンとの相性で言えば、鶏レアの方が若干上、という感じはします。
麺はそんなに変わらなかったけれど、前回いただいた全粒粉より今回の中細麺の方が若干啜りやすく感じられました。でも、本当に大きな差はなかったように思います。
ただラーメンとの相性で言えば、鶏レアの方が若干上、という感じはします。
麺はそんなに変わらなかったけれど、前回いただいた全粒粉より今回の中細麺の方が若干啜りやすく感じられました。でも、本当に大きな差はなかったように思います。
セットの焼飯は、ちょっと油分が多いように思われました。もうちょっとパラパラしていた方が、私は好きです。それと、玉子を投入するタイミングが明らかに遅い。ダマになってしまっています。もう少し早く入れてご飯と馴染ませた方がいいと思うのだけれど・・・・。焼飯を作る手先はなかなかのものだったのに・・・・ちょっと惜しい
( 妻とのシェア後)
( 妻とのシェア後)
【結論】
私のおススメは、鶏白湯(醤油)+中細麺+チャーシューはその時の自分の欲求次第・・・濃いヤツを食べたければ「バラ」、あっさりいきたければ「鶏レア」ですかね。
麺は・・・・これは難しい。というのは、どちらを選んでも後悔はしないと思うからです。どちらもそれなりに美味しい。違いは、スルスル入る中細麺と、ざくっとした歯応えが魅力の全粒粉麺、といったところでしょうか。悩むところではあります。
次はチャーシューがロースのパターンですね。お値段は50円高い800円ですが、この差はチャーシューだけのようです。ラーメンで最もコストのかかる食材はスープですが、あえてチャーシューで差を付けるその意味はどんな所にあるのでしょうか。近いうちに試してみるつもりです。
私のおススメは、鶏白湯(醤油)+中細麺+チャーシューはその時の自分の欲求次第・・・濃いヤツを食べたければ「バラ」、あっさりいきたければ「鶏レア」ですかね。
麺は・・・・これは難しい。というのは、どちらを選んでも後悔はしないと思うからです。どちらもそれなりに美味しい。違いは、スルスル入る中細麺と、ざくっとした歯応えが魅力の全粒粉麺、といったところでしょうか。悩むところではあります。
次はチャーシューがロースのパターンですね。お値段は50円高い800円ですが、この差はチャーシューだけのようです。ラーメンで最もコストのかかる食材はスープですが、あえてチャーシューで差を付けるその意味はどんな所にあるのでしょうか。近いうちに試してみるつもりです。
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実は上記の鶏白湯醤油をいただいたとき、「つけ麺をはじめます」というポップを見掛けていました。ほうそりゃおもしろい、喰ってみるか、とその時に思い、後日、田んぼの作業の後に昼飯をつけ麺でいただくことにしました。
(一つのお店で食べた3回分のラーメンを一度に紹介するのはこれが初めてですわ)
これまで私が行ったお店でのつけ麺は、麺の量300gまでが同額で、400gにすると100円アップ、というお店が多かった。しかしここ麺屋 一刃さんでは、200gが900円、300gおよび400gが1,000円()という価格設定になっていました。つけ麺の麺の量は300gと決めている私は400gは遠慮。なぜなら一度400gを喰らって撃沈してますから(その様子は近日中に公開予定www)。
で、10分待って着丼。
やはりチャーシューはその都度カットされていました。この姿勢はいいですね
おおっと、これがロースでしょう しかも3枚。
カット跡も鮮やかなレアのロース。正直、これは美味しかった。噛めば噛むほど肉の旨みが出てくるような、そんな感じ。
上記の鶏レアも豚バラも、これをいただくと1ランク落ちると思います。
煮玉子も悪くない。とろっとして実に玉子らしい。
穂先メンマは・・・・普通のラーメンに付いてくる、そのまんま(^^)
麺は、全粒粉ではない太麺。この麺はつけ麺専用でしょう。つけ麺によくあるタイプの、歯応えのある麺。
ネギは白と緑の組み合わせ。彩りがいいです。
つけ汁には小さめのブロックチャーシューが沈んでいました。チャーシュー丼に使われているものだと思います。
肝心の味ですが、これは完全にまたおま系。魚粉がつけ汁の底に沈殿しており、食べ進むにつれ塩辛さが増していくパターンでした。特筆すべき点は特にありませんが、この味が南河内でいただけるというのは、私にとっては進歩です。
一杯1,000円はたしかに相当高いですが、このお店の他メニューと比較した場合、鶏白湯醤油(ロース)だと800円、それに煮玉子で+100円、麺が通常の140g(予想)→300gの太麺と考えると、まあ適正な価格には感じられてきますね。
これで麺屋 一刃さんのラーメンメニューは大体のところで制覇できました。
その結果からいうと、私なら【鶏白湯醤油+中細麺+ロース】、これでいきます。
年を取ったら豚バラの濃厚な味わいはちと重い(苦笑)。鶏レアだと若干物足りなさがあり、50円高くてもロースがベスト よし、次はいつかな? ・・・・当分先です(爆)
実は上記の鶏白湯醤油をいただいたとき、「つけ麺をはじめます」というポップを見掛けていました。ほうそりゃおもしろい、喰ってみるか、とその時に思い、後日、田んぼの作業の後に昼飯をつけ麺でいただくことにしました。
(一つのお店で食べた3回分のラーメンを一度に紹介するのはこれが初めてですわ)
これまで私が行ったお店でのつけ麺は、麺の量300gまでが同額で、400gにすると100円アップ、というお店が多かった。しかしここ麺屋 一刃さんでは、200gが900円、300gおよび400gが1,000円()という価格設定になっていました。つけ麺の麺の量は300gと決めている私は400gは遠慮。なぜなら一度400gを喰らって撃沈してますから(その様子は近日中に公開予定www)。
で、10分待って着丼。
やはりチャーシューはその都度カットされていました。この姿勢はいいですね
おおっと、これがロースでしょう しかも3枚。
カット跡も鮮やかなレアのロース。正直、これは美味しかった。噛めば噛むほど肉の旨みが出てくるような、そんな感じ。
上記の鶏レアも豚バラも、これをいただくと1ランク落ちると思います。
煮玉子も悪くない。とろっとして実に玉子らしい。
穂先メンマは・・・・普通のラーメンに付いてくる、そのまんま(^^)
麺は、全粒粉ではない太麺。この麺はつけ麺専用でしょう。つけ麺によくあるタイプの、歯応えのある麺。
ネギは白と緑の組み合わせ。彩りがいいです。
つけ汁には小さめのブロックチャーシューが沈んでいました。チャーシュー丼に使われているものだと思います。
肝心の味ですが、これは完全にまたおま系。魚粉がつけ汁の底に沈殿しており、食べ進むにつれ塩辛さが増していくパターンでした。特筆すべき点は特にありませんが、この味が南河内でいただけるというのは、私にとっては進歩です。
一杯1,000円はたしかに相当高いですが、このお店の他メニューと比較した場合、鶏白湯醤油(ロース)だと800円、それに煮玉子で+100円、麺が通常の140g(予想)→300gの太麺と考えると、まあ適正な価格には感じられてきますね。
これで麺屋 一刃さんのラーメンメニューは大体のところで制覇できました。
その結果からいうと、私なら【鶏白湯醤油+中細麺+ロース】、これでいきます。
年を取ったら豚バラの濃厚な味わいはちと重い(苦笑)。鶏レアだと若干物足りなさがあり、50円高くてもロースがベスト よし、次はいつかな? ・・・・当分先です(爆)
濃厚鶏白湯の決定版 麺や 鳥の鶏次さん [ラーメン]
麺や 鳥の鶏次
この店名を見て漫画『花の慶次』を想像する人は少なくないと思います。その人気漫画の原作は、今は亡き隆慶一郎の名著『一夢庵風流記』。私が単行本で持つ、数少ない内の一冊です。今はパチンコの台の名前としての方が有名なようですが、私にとっては唾棄すべき流用で、ホントやめてほしいと心より願っています。
主人公の前田慶次は、NHKの大河ドラマでは直江兼続を描いた「天地人」で、私の記憶に間違いがなければ、ミッチーこと及川光博が演じていたと思います。まあ戦国時代の中では有名ではないですが、とてつもなく魅力的な面をもった武将だったようです。(ほとんどフィクションかもしれませんが、天下人の秀吉の前で顔をそむけて礼をした・・・・髷を曲げて結っていたので、秀吉から見たらきちんと礼をしているように見える。しかし顔は横を向いているという仕掛け・・・・のは本当らしい)
主人公の前田慶次は、NHKの大河ドラマでは直江兼続を描いた「天地人」で、私の記憶に間違いがなければ、ミッチーこと及川光博が演じていたと思います。まあ戦国時代の中では有名ではないですが、とてつもなく魅力的な面をもった武将だったようです。(ほとんどフィクションかもしれませんが、天下人の秀吉の前で顔をそむけて礼をした・・・・髷を曲げて結っていたので、秀吉から見たらきちんと礼をしているように見える。しかし顔は横を向いているという仕掛け・・・・のは本当らしい)
閑話休題。
地下鉄・御堂筋線および南海高野線・中百舌鳥駅のすぐ近く。店に駐車場はないものの、近隣にコインパーキングは複数あり、車で行くならそれを利用することになります。私も停めましたが、概ね200円/40分で、必然的にそれをラーメンの価格にプラスせざるを得ないため私にとってはCPはよくなく、むしろ悪い方だと思います。
外観。少し階段を上ります。
昼や夜の食事時には行列ができているとのことですが、訪問時間が15時頃という中途半端な時間だったためお客さんはまばら。それでも私の後に来たお客さん(私より年上)はラーメンにしらすごはんを足して食べてました。
メニューは裏表4枚。ラーメンとつけ麺、それぞれの解説です。多岐にわたるメニュー、制覇したいものですがもっと近けりゃ・・・・(ーー)
私が選んだのは鶏白湯醤油。時間が中途半端だったので大盛にはしていません。固麺にもしてません。塩も美味そうなのですが、前回紹介した同系統のMENYA BIBIRIさんでは『醤油>塩』だったため、それを踏襲しました。
テーブル調味料はブラックペッパーのみ。鶏白湯には鉄板の調味料のようです。ラーメンに胡椒等の調味料は足さない私ですが、鶏白湯に黒胡椒は合うかもしれない。一度、半分くらい食べた後にでも試してみたいと思いました。
私はカウンターの中ほどに着席したのですが、ちょうど目の前に作り置きされたであろうスープが、ずんどうの中で待機していました(→夜営業分のスープだと思われます)。
どうです、このスープに張ったシワだらけの膜 これぞコラーゲン、スープの濃厚さを証拠立てていると思いません?
そそりますよね~~~
どうです、このスープに張ったシワだらけの膜 これぞコラーゲン、スープの濃厚さを証拠立てていると思いません?
そそりますよね~~~
そんなことを思いながら待っていたら着丼。
で、ますはセオリー通りスープを一口
うぉ~~~
スープを一口含むと、口の中に濃厚な鶏の香りがぶわ~っと広がり、その直後、旨味が怒涛のごとく舌を攻撃し、喉を滑り降りてゆく。醤油の香りに負けない鶏の風味。これは濃厚、かつ旨い クセにある味です。
茶色いのは焦がし玉ネギですかね?
うぉ~~~
スープを一口含むと、口の中に濃厚な鶏の香りがぶわ~っと広がり、その直後、旨味が怒涛のごとく舌を攻撃し、喉を滑り降りてゆく。醤油の香りに負けない鶏の風味。これは濃厚、かつ旨い クセにある味です。
茶色いのは焦がし玉ネギですかね?
チャーシューはレアでしたが、旨みあり。それにぶ厚い。
麺は平打ちの中太。それに小松菜が濃厚な鶏スープの中でさっぱりした味わいを与えてくれています。
これはなかなか美味しいラーメンでした。是非再訪したいと思います 次はつけ麺を食べてみたいな~
鶏白湯専門 MENYA BIBIRIさん [ラーメン]
以前、といってももう4年も前に載せたことがある、麺屋NOROMAさん。
http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2013-06-24
当時から鶏スープの美味さで定評はありましたが、今や奈良県でNo.1の人気店となり、軽々と行けるお店ではなくなってしまいました 夜の営業がなくなり、昼間はいつ通りかかっても長蛇の列。もはやそこに並ぶほどのパワーはなく、食べたいな~と思いつつ、行列を横目に通り過ぎるのが常でした。
http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2013-06-24
当時から鶏スープの美味さで定評はありましたが、今や奈良県でNo.1の人気店となり、軽々と行けるお店ではなくなってしまいました 夜の営業がなくなり、昼間はいつ通りかかっても長蛇の列。もはやそこに並ぶほどのパワーはなく、食べたいな~と思いつつ、行列を横目に通り過ぎるのが常でした。
そんなところに、NOROMAさんの2号店が誕生したとの噂が。
最近近くへ行く機会がありましたので、早速行ってきました。
場所は【ココ】(←クリックどうぞ)。すぐ近くに薬師寺があります。
他の店舗との共同駐車場は20台くらいが駐車可能で大変便利。
開店の数分前に着いたところ、前客は2名でした。
メニューです。下はラーメンのみの箇所を拡大したもの。
構成はシンプルで基本は魚介鶏そばで、塩か醤油か。それに特選だとチャーシュー3枚+味玉が増えます。あとはまぜそば。
構成はシンプルで基本は魚介鶏そばで、塩か醤油か。それに特選だとチャーシュー3枚+味玉が増えます。あとはまぜそば。
まぜそばを食さない私は塩か醤油か迷った末に、醤油を選択。もちろん大盛にしています。高校生の頃からず~っと、普通サイズのラーメンでは満足できなくなってしまっている私。
テーブル調味料はこれ。一番奥の隠れたところにあるのは黒胡椒。この調味料は鶏白湯系の必需品のようです。この後行った同系統のお店にはまず間違いなく置いてありました。
そうこうしているうちに着丼です。
麺は自家製の平打ち麺。もちもちっとした食感で、スープと絶妙に絡みます。スープは、鶏の優しくまろやかな旨味にホッとするような魚介ダシの風味が加わって、素晴らしいですね これはかなり美味いと私は思います。
通常のチャーシューも、やわらかでジューシーで、旨味をしっかりと味わえますが、特選についてくるチャーシューはそれとはまたタイプの違ったもの。どこか「脂っこくない生ハム」というようなしっとり食感で、変化があってますます楽しくなります!もういい歳なので、普通のチャーシューを増量するタイプのチャーシュー麺は遠慮したくなりますが、これは食べる価値が十分にありました
醤油の旨味が立っていて、魚介の風味ともよく合います。とはいえ、醤油が際立っているようなこともなく、あくまでもまろやかな鶏が主役。とろけるほどの旨味で、まったくくどさなども感じられません。これは本当に美味しいスープだ
これはなかなかいい店ができました。ありがたいことです。
。
。
(その8)湯宿 和泉屋善兵衛~朝食~ [信州松本の旅]
長々と続けてきました信州松本の旅編も今回がラストです。
和泉屋善兵衛さんの朝食、2日分まとめて紹介させていただきます。
まずは1日目。後述しますが、これが和泉屋善兵衛さんの基本朝食メニューだと思われます。
朝食は、帳場のある本館2Fの朝食会場にていただきます。
最初に並んでいたもの。
サラダと虹鱒の干物。干物は二切れありますが、これで一人前。
焼き蒲鉾と山葵漬け。
着席と同時に固形燃料に点火し、できあがった豆乳豆腐。大きな茶碗蒸しに見えますが、これ、とろっとろで美味かったですね~
漬物はごく一般的。
個人的には山盛りの野沢菜がとっても嬉しいんだけど、なかなかそうはいきません(^^;
個人的には山盛りの野沢菜がとっても嬉しいんだけど、なかなかそうはいきません(^^;
そして味噌汁はきちんと出汁を取った逸品。旅館の朝は、お味噌汁が美味しいのが第1条件ですね。
そしてメインは、その場で料理人が都度都度焼き上げる玉子焼き。ふわふわで、砂糖でも入っているのか甘い味付けで、ご飯が進む進む・・・・何より熱々ですから美味しくいただけました
最後はキウイソースとアロエのヨーグルト。朝食の最後を〆るに相応しい爽やかな美味さ
朝からお腹いっぱいになるのは幸せですね(^o^)
2日目。
この日の朝食、朝から生ビールをガンガン開けてるご一行がおり(一人を除いて全員が2杯以上飲んでいたと推察・・・)、運転を控えている身にはまあ羨ましいの何の、「エエなぁ~」と垂涎の思いでちらちらと眺めていました(苦笑)
さて。
私たちは連泊でしたので、他のお客さんとは別メニューでした。他の皆お客さんは、昨朝私たちがいただいたものと同じメニューでした。当然と言えば当然ですが。
この日の朝食、朝から生ビールをガンガン開けてるご一行がおり(一人を除いて全員が2杯以上飲んでいたと推察・・・)、運転を控えている身にはまあ羨ましいの何の、「エエなぁ~」と垂涎の思いでちらちらと眺めていました(苦笑)
さて。
私たちは連泊でしたので、他のお客さんとは別メニューでした。他の皆お客さんは、昨朝私たちがいただいたものと同じメニューでした。当然と言えば当然ですが。
この日は早朝から松本城の桜を愉しみに行ってきたので、すでにお腹はペコペコ さらに帰宿後、妻の希望でNHKの朝ドラ(「ひよっこ」ですな。主人公の有村架純ちゃん、映画の『阪急電車』ではめっちゃ可愛かったな~)を見てからの朝食です。
まずははじめに並んでいたもの。
まずははじめに並んでいたもの。
焼鮭が目立ちます。
それと、あっさりと野菜系が多いのが嬉しい。
お味噌汁はやはり美味しい
そしてこれは、和泉屋善兵衛さんの定番中の定番なのでしょう。焼き立てふわふわなのがとてもうれしい、玉子焼き
ヨーグルトは同じものでしたが安定の美味さですね。
朝からとても満足な朝食でした。さ、それじゃあ一服してからこの旅最後の露天風呂と行きましょうか
・・・・これからしばらくは、たまっていたラーメンの新店の紹介を続けます
(その7)湯宿 和泉屋善兵衛~夕食2日目~ [信州松本の旅]
2日目の夕食はお宿の基本プランで。
最初に並ぶはやや少なめ。
今夜の選べる夕食のお造りは、妻が海のお造り、私は馬刺し。
妻は馬刺しが好きではないので海のお造りにしましたが、ここは間違いなく馬刺しに軍配が上がるでしょう。やはり信州では馬刺しが食べたいですから。私には高校山岳部時代の思い出の味でもあります。何しろ生まれて初めて馬刺しをいただいたのが、もう三十数年前のここ松本ですから。
妻は馬刺しが好きではないので海のお造りにしましたが、ここは間違いなく馬刺しに軍配が上がるでしょう。やはり信州では馬刺しが食べたいですから。私には高校山岳部時代の思い出の味でもあります。何しろ生まれて初めて馬刺しをいただいたのが、もう三十数年前のここ松本ですから。
焼き物は二人とも信州牛の石焼でした。これは間違いなく美味かったですね。
ここでなぜか早々とお吸い物が出て(これがかなり美味かったのですが)、
そしてあんかけの茶碗蒸し。
で、今になってけっこうコテコテな前菜。「菜」ではなく、実に肉肉しい一品ぞろい。
時計回りに・・・
・豚タンのスモーク
・ムール貝の香草パン粉焼き
・ホタテ貝柱のクリーム焼き(グラタン風)
・細春巻
・鶏肉の塊
時計回りに・・・
・豚タンのスモーク
・ムール貝の香草パン粉焼き
・ホタテ貝柱のクリーム焼き(グラタン風)
・細春巻
・鶏肉の塊
そばがきのしんじょうです。ちょっとわかりにくいですが(^^;
そして真打、蕎麦の登場 これ、相当イケました。これだけでは足りず、本当はもっと食べたかった。
妻の蕎麦を密かに狙っていましたが、妻も完食でした。
妻の蕎麦を密かに狙っていましたが、妻も完食でした。
選べる夕食の掉尾を飾ったのは岩魚の塩焼き。もちろんアタマからがぶりと。・・・さすがに尻尾は塩のカタマリ過ぎて自重。隣りの緑色は蓼の何ちゃら。「蓼」は“たで”。「蓼食う虫も好き好き」の、あの蓼ですね。たしかに苦かったです
最後の方で出てきたのがこれ。黄金軍鶏の味噌焼きです。これは最後で出すものではないでしょう 味も濃厚でビールにピッタリの居酒屋メニュー、すでにお腹が一杯でしたが『出されたものは残さずに』がモットーの山男気質、何とか食べましたが妻は撃沈状態でした。
デザートは苺のシャーベット。昨日のリンゴのシャーベットもそうでしたが、果物感が満載で、爽やかな甘さを愉しみました。
もう満腹満腹、信州の味を堪能いたしました。
信州、やっぱり好きです・・・・大好き
信州、やっぱり好きです・・・・大好き
(その6)湯宿 和泉屋善兵衛~夕食1日目~ [信州松本の旅]
さて、本題に戻って、和泉屋善兵衛さんの1日目の夕食です。
和泉屋善兵衛さんの夕食は基本は部屋食です。
「仲居さん」ではなく、信州大学の学生アルバイト君が準備をしてくれました。実はこの翌日もそうで、人手不足が原因なのか、給仕はすべて「学生スタッフ」(←当人がそういう呼び方をしていました)が担当しているのだそうです。
ちなみに、フロントから部屋まで案内してくれたのも女子大学生さんでした。
和泉屋善兵衛さんの夕食は基本は部屋食です。
「仲居さん」ではなく、信州大学の学生アルバイト君が準備をしてくれました。実はこの翌日もそうで、人手不足が原因なのか、給仕はすべて「学生スタッフ」(←当人がそういう呼び方をしていました)が担当しているのだそうです。
ちなみに、フロントから部屋まで案内してくれたのも女子大学生さんでした。
妻に言わせると・・・・2日目の大学生君の方が所作が丁寧だったそうですよ。私にはよくわかりませんが(^^;
ちなみに食前酒は、「酒」ではなく食前酢でした。う~ん、ビミョーなお味・・・・(苦笑)
前菜の盛り合わせです。燻製は自家製とのことです。
・帆立、チーズ、虹鱒の燻製
・胡麻豆腐
・ぜんまいの煮物
・サーモンのマリネwithチーズの燻製
・帆立、チーズ、虹鱒の燻製
・胡麻豆腐
・ぜんまいの煮物
・サーモンのマリネwithチーズの燻製
次は、選べる夕食の一品、お造りです。
二人で別のものを選べるのですが、今夜はそろって清流魚のお造り。岩魚、信州サーモン、信濃雪鱒です。とくにサーモンはとろとろでした
二人で別のものを選べるのですが、今夜はそろって清流魚のお造り。岩魚、信州サーモン、信濃雪鱒です。とくにサーモンはとろとろでした
同じく選べる夕食のなかの台の物、信州牛のしゃぶしゃぶ。実は私たちはズワイ蟹のしゃぶしゃぶと海鮮陶板焼きを頼んでいたのですが、なぜか信州牛に変わっていました。記憶が曖昧で「牛しゃぶ」やったけ?と首を傾げながら食べたのですが、間違ってても、ま、いいか、という感じでしたね。
普通に美味しくいただけましたので、よしとしましょう。
普通に美味しくいただけましたので、よしとしましょう。
おっと、紹介を忘れていました。この日だったかコースだったか、なぜか最初の飲み物がサービスとなっており、妻が選択したのが、お酒好きの遠霞さんなら泣いて喜びそうなこの利き酒3種。
妻も味がわかるのでしょう、「飲み比べたら全然違うわ」とのたまっておりました。あ、私は普通のビンビールです
妻も味がわかるのでしょう、「飲み比べたら全然違うわ」とのたまっておりました。あ、私は普通のビンビールです
最後の選べる夕食は焼き物。頼んだのは帆立貝と茸のグラタンでした。熱々で舌が火傷しそう・・・・でも冷めてるよりはずっとマシ。フーフーしながらビールとハフハフ(^^)
さて、メインのとうじそばです。具材はこれ。手前のお肉が信州黄金軍鶏 なんてゴージャスなお名前だこと(笑)
いや、このお肉が相当美味かった 弾力たっぷりで、噛めば噛むほど旨みが湧き上がってくるような、そんな感じ。鶏肉の旨みをしっかり味わうことができました。
そばは毎日ご主人が手打ち。
このそば(二人で6玉くらいに小分けされている)を小さなザルに入れてしゃぶしゃぶしていただきます。
軍鶏や野菜の出汁にそばはベストマッチでうまうま こういう市販のしめじやエノキではなく、地元でしか採れないような独特の茸があればさらに良かったと思うのですが、そこまで求めるのは贅沢というものなのでしょうか。
デザートはリンゴのシャーベット。これは流石に地元産のリンゴでしょう(笑) 細かく刻んだリンゴが入っていて実に爽やか、信州の美味しさを最後まで味わわせていただきました