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元力士の営むちゃんこつけ麺 でれ助さん@塩尻 [つけ麺]

ラーメン関連の記事が続きます。
実はこれは約半年前の1月に行ったお店。ですから下の画像には除雪された雪も映り込んでいます。

そしてここは長野県塩尻市。中心地から少し外れた住宅街の中にお店はあります。そんなトコロに何ゆえ私が足を運んだのかはさておき、ちゃんこつけ麺というその新しい(であろう)味に魅かれるものがありました。
看板には勘亭流の文字と横綱土俵入りの不知火型を表す白抜きが施され、いかにも元力士の人が経営しているという感じが醸し出されています。

店名はちゃんこつけ麺 でれ助さん。場所は【ココ】(←クリックどうぞ)
1.ここは長野県塩尻市.jpg

暗闇の中にぽっかりと浮かびあがる大看板。本当に周囲は真っ暗なんです。
2.つけ麺専門店れで助さん.jpg

このお店はつけ麺の専門店で、メニューはそれしかありません。その中から私が選んだのは、最もポピュラーな肉団子つけ麺。お腹がかなり減っていたので、麺は2玉の400g(しかし、このグラム数が後ほど大きな後悔を生むことになる)。肉団子は、そりゃあ作っているのが元力士ですもん、外れはないだろうと。
3.無謀かな~.jpg

テーブル調味料はこの通りです。リンゴ酢というのが珍しい。さすが地元という感じです。ただ、魚介豚骨系のつけ麺のつけ汁には酸味を効かせたタイプも少なくないので、これはこれでアリだろうと思われます。
4.テーブル調味料.jpg

店の片隅に、水(セルフサービス)や割りスープ、つけ汁温め用の電子レンジなどが鎮座。
6.水、電子レンジ、割りスープ等.jpg

また店内には額に入れられたあの御大、山岸さんのサインが誇らしげに飾ってありました。お弟子さんだったんですね。ただ現在は弟子たちの間でいろいろともめているようですが・・・・。
5.山岸さんの弟子だったんだ.jpg

店主は元力士。どっしりとした後姿がすべてを物語っていますね(^^) ちょっとだらしなさそうに見えるのが玉に瑕だけど(^^;
7.店主は元関取.jpg

それにしてもグラスが小さい・・・・。何か、店主が発注の際にミスったのだとか。それをそのまま使っているのもどうかとは思いますが、それもひっくるめてこのお店の個性なのでしょう。
8.グラスが小さい(^^;.jpg

お店は店主が一人でやっておられます。仕方のないことですが、タイミングをずらしてしまうと食べるまですんごく時間がかかってしまう。とにかく注文の順につくるため、まず4人分を作って客に出してから次の4人分を作る、という段取り。しかも麺茹でに時間がかかるし(理由は後述します)、つけ汁もひとつ/1人を小鍋でそれぞれ作るもんだからやはり時間がかかる。その結果、私が入店したのは17:40くらいでしたが、お店を出たのは18:30を回っていました。
さてようやく着丼です。見た瞬間、これはヤバイ、と思いました[がく~(落胆した顔)] 量がハンパない・・・・。画像以上のインパクトだったです[exclamation×2]
9.着丼.jpg

しかも麺が・・・・まるでパスタのフェトチーネのような帯状の平打ち麺。しかも極太。そりゃあこの麺だと茹でるのに時間がかかるわ。
さらに温盛りを頼んだので麺同士がくっつき、食べにくいことこの上ないのですが、そこは割りスープを掛けて麺をほぐしながら食べ進めます。それにしてもこの極太かつ歯応え抜群の麺、噛むのに時間がかかる。アゴも疲れてくる[ふらふら]
10.フェトチーネ風の麺.jpg

つけ汁は、さすがちゃんこの名前はダテではなく、具たくさんこの上ない。しかも大ぶりの肉団子が5個です。予想通り、その道で鍛えたプロが作る肉団子は1個のボリュームもたっぷりで腹にたまります。
11.具だくさんのつけ汁.jpg
12.大きめの肉団子は5個.jpg

鶏ベースの白濁したつけ汁には他にもモヤシ、揚げ、人参、豚バラ等が入り、とにかく凄まじいボリューム。そりゃあ1,130円もしてるんだから当然ですよね~[るんるん] 
13.あげやモヤシ.jpg
14.豚バラも.jpg

不味くはないが、これだけ麺が多いとさすがに飽きてきます。そこで、ゴマを降りかけ、リンゴ酢で味変を試みるも、残念ながら期待したほど効果はなく、あとは「残すのは末代までの恥」とばかりに必死に麺を啜りました。
で、やっと完食です。もうお腹がパンパン、これ以上は食えない。クルマに乗り込み、その日の宿泊地にほとんど這う這うの体で向かったのでした。次回は・・・・次回があれば、ですけど、麺は絶対に300gにしておきます。

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