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アイルランドの旅(8) 北アイルランド1日ツアー 〔前編〕 [アイルランド]

この日は8月12日土曜日。
翌日はいよいよ開催国・アイルランド戦という大一番を控えて、私たち応援団はちょっと北アイルランドに1日観光です。この北アイルランド、実は「国」という単位ではいわゆるアイルランドには属していません。スコットランドなどと同じくイギリスの一部、ということになっています。

ここには歴史的な経緯があるのですが、このブログでは触れません。詳しくお知りになりたい方はこちらをどうぞhttps://kotobank.jp/word/%E5%8C%97%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E7%B4%9B%E4%BA%89-50794

国は別とはいえ、パスポートの提示を求められるわけでもなく、普通に行き来できます。ただし・・・はあるのですが、それは後ほど。

1日観光のコースは仲間の人が選んでくれたもので、キャリック・ア・リードから世界遺産ジャイアント・コーズウェイ、ダンルース城(写真撮影のみ)、そして北アイルランドの首都ベルファストでの散策、で、夕方、いや夜7~8時ごろにダブリンに帰着というもの。€65ですから9,000円弱といったお値段です。ちなみに昼食代は別。

バスはトリニティカレッジの正門近くから出発します。出発時間が6:30だったため、ホテルでの朝食は食べることができず、途中のコンビニでサンドウィッチと野菜ジュース、水を買い込んで車中で食べることにしました(結局車中では食べず、休憩に立ち寄ったサービスエリアでいただいたのですが)。
1.専用バス.jpg


まったくわからない運転手の英語での案内を聞き流しながら、バスは最初の訪問地、ダーク・ヘッジス(The Dark Hedges)に到着です。道がまるで農道のように細く、よくこんなところにフルサイズのバスを走らせよるな、と話していたものですが、実際に対向車がきたときは運転手さんも四苦八苦していたようです。

ここは『ゲーム・オブ・スローンズ』(→クリックどうぞ)という史上最も多くのエミー賞を受賞したという有名なテレビドラマのロケ地とのことで、私たち日本人はともかく、外国の人たちが結構興奮していましたね。日本人はキョトンという感じでした。
2.ドラマロケ地(1).jpg
3.ドラマロケ地(2).jpg
4.ドラマ案内板.jpg
5.ダークヘッジス.jpg

それよりも私は、この立ち並ぶ木の雰囲気から、北海道大学のポプラ並木を連想していました。空に向かう木の角度は全然違うんですけどね(^^) 細い道といい、実に雰囲気がよく似ていました。同じ北の大地ですし。
26.雪のポプラ並木.jpg

海が見えてきましたが、放し飼いの羊たちが何とものどかな雰囲気を醸し出す。
6.車窓の風景.jpg

次の目的地はキャリック・ア・リード。ここでは時間指定のチケットを渡されます。その理由は後でわかります。
7.時間指定チケット.jpg

目的地はあの先端近く。
8.目的は1km先.jpg

海沿いの、大西洋を吹き渡る強風の中を歩いていきます。あんまり磯臭くないのはなぜなんでしょうかね?

それにしても・・・・大西洋ですよ、大西洋[exclamation×2] 生まれて初めて自分の眼で見る大西洋です。まさか自分の人生で大西洋を見ることがあるとはな~[ぴかぴか(新しい)]

12.大西洋です.jpg
9.海沿いの遊歩道.jpg

右手には、小さな草原をはさんで切り立った崖。
10.崖.jpg

おお~、何か地の果てという雰囲気が・・・・
11.地の果て(1).jpg

ここまで来るとかなり見えるようになってきました。
13.先が見えてきた.jpg

来た道を振り返る。
14.遊歩道.jpg

いや~、凄いな~[がく~(落胆した顔)] 地の果てにいる気分、というか、本当にそういうところまで来ているんだ。・・・・しかも地球規模で[ぴかぴか(新しい)]
15.絶景!.jpg

風になぎ倒された草草が風の強さを証明していますね。でもこの草、なんかしなやかで強そうだ。ゴルフの全英オープンが行われるコースのラフはこんな草が野放しになっているんだろうと感じました。私はもうゴルフはやっていませんが。
16.なぎ倒された草.jpg

この行列が時間指定チケットの存在理由。その先にあるのは・・・・17.行列の向こうには.jpg

吊り橋でございます[わーい(嬉しい顔)]18.吊り橋~.jpg

でも、こんなの全然怖くないぞ。奈良の奥地、十津川の「谷瀬の吊橋」の方がもっと怖い・・・・って、比較するのは愚の骨頂。その場その場で楽しめばいいんです(笑)
でもこの下の海には、きっとデジカメや携帯電話がいっぱい落ちてるんだろうな(^o^) ま、自分が落としたら笑っていられませんが。

視線を元に戻せば、なかなか見ることのできない雄大な風景が。
19.地球の.jpg
20.果ての.jpg
21.雄大な景色.jpg

ここで写真を撮影したりして思い思いの時間を過ごし、やがてバスの駐車場に引き返したのでした。
22.思い思いの時間を過ごす.jpg

23.打ち寄せる波.jpg
 
昼食は、これはおそらくバス会社と契約しているのでしょう、ほとんど有無を言わせずに連行されたようなレストラン・Fullerton Armsにて。
24.レストラン.jpg

私が頼んだのはハンバーガー。ちょっと見づらいですが、はみ出したパティが極厚で[がく~(落胆した顔)] 付け合せのポテトもごっつい。ついでに値段もごつかった(笑)
25.ハンバーガーは.jpg
26.パティが極厚.jpg

店内にあった椅子。
27.レストラン内の椅子.jpg

ただ、ここだけはユーロのレートがすごく高く、あとで計算してみると€1=約144円でした。何でやねん、とよくよく考えてみると、ここはイギリス領だから使用通貨はユーロではなくポンドなんですよね、同じEU圏内なのに(この時点ではまだ離脱してません)。アイルランドからの客が多いからユーロも使えるようにしているのだと思うのですが、だからレートがアイルランドとは異なっているんだと考えました。正しいかどうかはわかりませんが、まあ当たらずとも遠からず、だと思っています。

さて短い昼食時間を経て、バスに乗って次の目的地へ。
車窓には農業国らしい放牧風景が続きます。実にのどかです。こんなところで育てられた牛や羊のミルクはきっと美味しいことでしょう。チーズの種類が多く、その味も濃厚だったのはこういうところに理由があるのだと思いましたね。28.丸々と太った羊.jpg
29.草を食む牛.jpg
30.本当に.jpg
31.のどかでいい感じ.jpg

~後編に続く~


【アイルランドのあれこれ】

アイルランドの銀行のATMは日本と違って建物の中にはありません。歩道に面して建物の壁に設置してありました。夜中でも使えるかどうかは確認し忘れましたが、妙に感心したのを覚えています。

(画像はアイルランド銀行の[ATM]
ATMは建物内にあらず.jpg

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アイルランドの旅(7) ダブリン散策-2 [アイルランド]

今回の旅では、試合の行われる首都ダブリンに最も多く宿泊しました。よって散策時間もどうしても長くなります。一度通った道も二度三度、なんてことはざら。

で、前回の続きです。

ダブリン城を後にして、次はクライストチャーチ大聖堂へ向かいます。1.ダブリン城を後にして.jpg

ちょっとわかりにくいですが到着。
2.到着.jpg

道をはさんで向かい側にはいかにもヨーロッパ然とした建物。
3.向かい側にはらしい建物.jpg

教会の敷地内には露店がいくつか出店していました。これはその中のひとつ、飴屋さん。カラフルかつ奇妙なかたちの飴が眼を楽しませてくれます[るんるん]
4.飴屋さん.jpg

お肉関係のBBQを焼くお兄さん。このコンロが機関車を模しており、こりゃあ運ぶのが大変そうだ(^^;
5.BBQ?.jpg

このベンチで寝転んでいる人、実は精巧な像。遠目に見たときは本当に人だと思ってしまいました。「えらいトコで寝てる奴がおるなぁ~[がく~(落胆した顔)]」と。それほど自然で、いかにもありそうな寝姿。隣りの妻もはじめはおっかなびっくり[わーい(嬉しい顔)]
6.精巧です.jpg

で、クライストチャーチ大聖堂です。約千年前に建てられたのだそうです。とても立派な教会。ダブリン、いやアイルランドを象徴する建物でもあります。日本語の栞もありました。
7.聖クライストチャーチ.jpg
37.クライストチャーチ_栞.jpg

アイルランドでは、入口が小さくわかりづらい建物が多い(笑)。ここも同様。1人€6.5を支払って中に入ります。
8.入口.jpg

いきなり凄い建物。ステンドグラスも美しい[ぴかぴか(新しい)] 私はキリスト教を信仰するものではありませんが、それでも教会の美しさを象徴するものの一つは、このステンドグラスだと思っています。
9.迫力と華麗さ.jpg
10.ステンドグラス-1.jpg
11.ステンドグラス-2.jpg
12.ステンドグラス-3.jpg
 
何ともいいようのない荘厳さ。
13.荘厳とは.jpg
14.このこと.jpg

こちらは地下の写真です。クライストチャーチ大聖堂にはとても広い地下室があります。ヨーロッパでここほど広い地下室が公開されているのはここしかないとのことです。かなり薄暗く、もちろん肌寒いです。
ちなみにトイレや売店はこの地下室内にありました。
16.地下室-1.jpg
17.地下室-2.jpg
18.地下室-3.jpg
19.地下室-4.jpg

1階に戻ってあらためて椅子を眺めてみると、ずらりと並んだ椅子の背もたれには、決まった紋様がありました。あと、見づらいですが。床のタイルの紋様にもかなりな種類があるようですよ。
20.ずらりと並んだ椅子の.jpg
21.背もたれには紋様.jpg

そしてこのクライストチャーチ大聖堂で、なんと着物を召された女性にお会いしました。正直、眼を疑いました。何でこんなところに我が国の民族衣装を着られた人が・・・?
失礼かとは思いましたが、さすがに声をかけてしまいましたよ、私は。

聞くと、この方のアイルランド訪問の目的は私たちと同じ。つまり女子ラグビーW杯の応援に来られていたのです。そして先日のフランス戦では、家族席に入れてもらって選手のご父兄の方々と一緒に応援をした、とのことでした。
いやぁ~、嬉しかったですね、ホント[かわいい] 簡単にお話をした後、アイルランド戦での再会を約束してお別れしました。
15.着物の日本人女性.jpg

後日、アイルランド戦の試合会場で再会したことは言うまでもありません(^o^)

クライストチャーチ大聖堂からの帰り、グラフトンストリートにあるM&S(Marks & Spencer)という百貨店の食料品売り場に立ち寄り、紅茶やクッキー等のお土産を買い込みました。お土産を買うにはタイミング的に少々早いのですが、まあええか、と(笑)

そして・・・・見つけましたよ、日本食[わーい(嬉しい顔)] どれも立派なお値段してます。€1=131~132円くらいで計算してくださいね。
38.M&Sで見つけた日本食(1).jpg
39.M&Sで見つけた日本食(2).jpg
40.M&Sで見つけた日本食?.jpg
[右斜め上] 今にして思うのは・・・・どれかひとつでも買っておけばよかった、ということ。値段はべらぼうに高いけど(€2.6は日本円で340円くらい)、ネタにはなったのにな~[もうやだ~(悲しい顔)]

アイルランドのスーパーのレジはベルトコンベア式になっており、画像のような仕切りを立てて手前に自分の買ったものを置くシステム。次の人は、また自分の手前に仕切りを立てて前の人と区別するようになっています。よくできています。そしてここでも、大半の人はカードで買い物をしています。

22.M&Sのレジ.jpg

夕食はホテル併設のレストランにて。もう歩き回るには疲れてしまっていましたので(ーー) OSCAR'S BAR & KITCHENといいます。ホテル併設とはいえ、外からも入ることのできる感じのいいお店。
23.ホテルのレストラン.jpg
26.カウンター.jpg

ここでメニューとのにらめっこが始まるのですが・・・・妻と相談の上、Starters、つまり前菜と考えられたのですが、ここでは本日のスープ(Soup of the Day)とスーパーフードサラダ(Superfood Sarad(V))を選択。
24.Starters.jpg

そしてメインは何かよくわからんけどチキンなら当たり外れはあるまい、ということでMurgh Malai。これは€13.95ですね。そして私はもちろんビール。ハイネケンのPI[ビール]
27.ビールPI.jpg

で、料理です。
サラダは、かかっているドレッシングがやたらと甘くて、私はちょっとしんどかった[ふらふら]
28.サラダ.jpg

スープはめっちゃスパイシー。おそらくですがかなりの量の野菜が溶け込んでおり、結構質量があります。どろっとしている感覚がハンパない。小さな入れ物に入っているのはオリーブオイル。「パンに合う」とは妻の弁。
29.スープ.jpg

そしてメインのMurgh Malai。これまたスパイシーでした。だからビールがやたら美味い[るんるん] ただ、付け合せの米は無理でした。申し訳ないですが、長粒種の米は日本人にはほぼ無理です。これまたスパイシーなチキンは、パンの薄っぺらいヤツに巻いていただきましたよ。
30.メイン.jpg
31.メイン-2.jpg
32.長粒種の米は日本人にはダメ.jpg

アイルランドの夕ごはん、美味しくいただきました。それにしても量が多い。いただいたのは上記の3皿だけですが、これで十分以上でした。


【アイルランドのあれこれ】

このカテゴリーの一番最初の記事でも触れましたが、ダブリンの緯度は53度です。大阪が34度ですから、19度も高い(上にある)。これが何を意味するかといいますと、夏場の日照時間が長い、ということ。

[右斜め下] この景色をご覧ください。けっこう陽が傾いて夕暮れド真中、といった気配なのですが・・・・
33.20時26分.jpg

[右斜め下] 次にこの時計をご覧ください。上記画像の中央やや左にあるビルの時計・・・・この明るさで20:27です。(←これはサマータイムなので本当の時間は21:27。ややこしくなるので、この旅で述べる時刻は断りのない限りすべてサマータイムのものとします)
ここアイルランドでは20時を過ぎてからようやく夕暮れが始まり、夜の帳が降りてくるんです。

34.20時27分-2.jpg

そして後日の8/14に撮影した腕時計。7:41を指していますが、もちろんこれは午前ではなく午後の時刻です。
注目はバックの明るさ。とても20時前とは思えないでしょ? でもこれが紛れもない現実。

35.19:41.JPG

とにかくこの明るさが最後まで私たちの感覚を狂わせてくれました。気付いたら、まだ外は夕方くらいの明るさなのにもう20時を過ぎているんですから。日本ではあり得ませんよね、絶対[exclamation]

それと同時に思ったのは、「だからサマータイムが成り立つんだ」という素朴すぎる納得感。
私も、かつてはどうして日本ではできないのかな?と漠然と考えたことはありました。しかしこの国に来て心底より納得。日本には根付かないこのシステム、なるほど陽がやたらと長い国だからこそ成立するんだと、身を持って知らされた次第です。

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アイルランドの旅(6) ダブリン散策-1 [アイルランド]

今回の旅では首都ダブリンにたっぷり宿泊しましたので、けっこう市内を歩き回りました。バスなんかも走っていますが、どこに連れて行かれるかわからないので、ひたすら歩きに徹しました。本当によく歩いたのに、でもそれが全然苦にならなかったのは、やはり知らない異国の街で見るもの聞くものがすべて初めてのものであり、テレビで見ることはあっても実際に自分の眼で見ているという興奮が、滞在中の自分自身にず~っとあったからであろうと思います。
アメリカではボストンとシカゴに行ったことがありますが、ヨーロッパは初めてでしたし、異なる文化の歴史ある街並みというのはそれだけで素晴らしい経験でした[家]
ここではその街並みと、観光を含めて行った先々について紹介したいと思います。ほとんど自分の覚書みたいなものです。ここでの写真だけで200枚を軽く超えますので、何回かに分けて。

まずはホテルからすぐ近くのトリニティー・カレッジ(Trinity College)
ここは裏門と思われます。おそらくここからも入れたと思うのですが、ちょっと不安だったので正門に回りました。
1.トリニティカレッジ裏門?.jpg

こちらが正門。入口は、ここがホントに正門?と思わせてくれる程度に小さい(笑)
2.ここから入る.jpg

正門から中に入ると正面に高さ30mくらいの鐘楼が立っており、目的地にはここを右に折れて向かいます。
3.この塔が目印で.jpg
4.この塔.jpg

[右斜め下] ここがその目的地、トリニティカレッジ図書館=オールド・ライブラリー(Old Library)。
すでに長蛇の列ができています。実は一組をはさんだすぐ前に日本からの団体観光客が十数人並んでおり、その案内役(現地在住?)の方から日本語で書かれた「ケルズの書」の栞をいただいたりして、ずいぶんお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。

しかし、同じ日本人旅行者とはいえこちらはラグビーの応援団、その旨を伝えると

「ああ、そういえば今、女子ラグビーのワールドカップがダブリンで行われているんです」
と観光客の皆さんに説明されていました。・・・・う~ん、「そういえば」という程度の関心でしかないのか、やっぱりまだまだラグビーは認知度が低いんだな~と、ちょっとガッカリ[もうやだ~(悲しい顔)]
5.図書館.jpg
6.長蛇の列.jpg
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ここでまず見たのは、先ほども書いたケルズの書(The Book of Kells)。スコットランドの西の島にあるアイオナの修道院によって1200年前に作成された、ラテン語で書かれた装飾本です。アイルランドの国宝です。凄いです。精巧かつ緻密です。よくこんなものを書けた(描けた)と思います。途轍もなく細かく、もはや人間の描いたものとは思えないほどの美しさ[ぴかぴか(新しい)] これも宗教の成せる技なのでしょうか。もちろん撮影禁止。お見せできないのが残念です。

これはその拡大コピー。もっと大きく撮っておけばよかったと後悔しています、今は。
8.ケルンの書_拡大複製.jpg

そしていくつかの部屋を通りぬけて、
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ついに来ました、オールド・ライブラリー[exclamation] その中でもロングルームと言われている長ーい部屋。長さは65mもあるのだそうですよ。そしてここの蔵書はその数なんと20万冊[exclamation×2]

ここは、アイルランドに行くと決まって、「地球の歩き方」を買って読んでみて、一番初めに行きたい、行く、と決めたところ。「スターウォーズ」ファンなら一度は必ず見たことのあるこの光景。わかりますよね、ファンであれば。
11.図書館-1.jpg
12.図書館-2.jpg
13.図書館-3.jpg
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そう、ここは「EPISODO-2 クローンの攻撃」で出てきたジェダイ聖堂のモデルとなった場所なのです。
高い天井まで収納された幾多の書籍。触れればぼろぼろと崩れそうな、一体いつの時代の本なんだ?と思わせる古い本の数々。いや~、これはすごいわ・・・・圧巻です。
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20.うひゃぁ~!.jpg

ソクラテスの胸像があり、そしてこれはアイルランド最古のハープ。
17.賢人.jpg
18.ハープ-1.jpg
19.ハープ-2.jpg

歴史に圧倒されて図書館を後にしました。
21.散歩は続く.jpg

では散策を続けましょう。
街を歩いていると、いろんなものが目につきます。一方通行の標識は日本と同じだったり。
22.一方通行標識は同じ.jpg
23.散歩は続く-2.jpg
24.散歩は続く-3.jpg
25.観光客も多い.jpg

ここはグラフトン・ストリート(Grafton Street)。ストリートミュージシャンが数多くいます。中には見事な腕前を披露し、聴衆の喝采を浴びている人も[るんるん]
26.○○ストリート.jpg
27.街頭ミュージシャン多し.jpg 

これは同じグラフトンストリートでの後日の写真ですが、この女性が凄かった[exclamation×2] 妻も私も思わず立ち止まり、聴き入ってしまいました。歌も素晴らしいことながら、バイオリンがこれまたスゴイ。ましてこの美貌。そりゃあ皆さん立ち止まって写真も撮りますって[カメラ]
52.この女性が.jpg
53.ムチャクチャカッコいい!.jpg

Meg Lagrandeさんという方でした[ぴかぴか(新しい)]
54.歌もバイオリンも.jpg

・・・・・・

街頭の花屋さん。色取り取りでカラフルな花が並ぶ。これで€5か・・・・。
28.花屋-1.jpg
29.花屋-2.jpg

タイヌードルのお店を発見。€5.5は比較的リーズナブル。それに学生が€5とは、何かにつけてダブリンは学生のお値段が安くなっているのです。教会の観覧料とかもね。
30.タイヌードル.jpg

さて昼食はここO’NEILL’S Bar&Restrauntにて。
31.昼食はココ.jpg

これが、この旅最大の苦難となりました。何せ、どう頼んだらいいかわからない。説明してくれるのだが、言葉が分からない。メニューの意味もよく分からない。もちろん日本語が通じるはずもない。「苦行」でしたよ、ホント。
結局なんとか頼めたのはサーモンサンド。それとギネスビール(GUINNESS BEER)と妻のカプチーノ。サンドウィッチはサイズがでかいのは他人のものを見てわかっていましたので、これで十分。そして悪戦苦闘の後、全部が並んだ時にはもうぐったりでした。ちなみにビールのサイズは「パイント」。お店によって「PI」とか「PT」とか書かれていましたが意味は同じ。要は「大」です。
日本では持ち手のついたいわゆる「ジョッキ」が主流ですが、こちらではすべてこの大きめのグラス。

32.悪戦苦闘の.jpg
33.結果.jpg
34.サーモンサンド.jpg

昼食後、向かったのはダブリン城(Dublin Castle)。
ぶらぶらと街を歩いて向かいます。
35.ゆるやかな坂を上り.jpg

え? これが入口[exclamation&question] 
36.ここがダブリン城?.jpg

これが入口でした。
これがお城とは・・・・日本とは全然違いますね。たぶん「城」というものの概念がアイルランドと日本とでは頭から違うのでしょう。
37.これが城?.jpg

これは、活版印刷の文字印みたいなもの。最古の印刷はこういうものを使って作られていたみたいです。ケルズの書にもこんな絵柄があったような。
50.文字版.jpg

内部(2階)は華麗かつ豪華絢爛[ぴかぴか(新しい)] 貴族のものですね。ここにも一応日本語の栞はありました。
38.豪華~.jpg
39.内部-1.jpg

[右斜め下] 王冠の間ですって。
40.内部-2.jpg
41.貴族の椅子.jpg
42.内部-3.jpg
43.内部-4.jpg

ここは聖パトリックホールといって、最も豪華、かつ最古の部屋で、アイルランドで最も重要な式典場であり、訪愛中(※)の政府要人との公式晩餐会や7年ごとに行われる大統領就任式等の国の重要な式典の際に使用されるのだそうです。
44.礼拝堂.jpg
(※外国を一文字で表記する場合、たとえばイギリスは「英」、カナダは「加」、オーストラリアは「豪」となりますが、ここアイルランドは「愛」と表されます)

この天井画も凄い[exclamation×2]
45.礼拝堂の天井.jpg

ドアノブも凝りに凝っています。
46.ドアと.jpg
47.お洒落なドアノブ.jpg

ん? このハープの意匠はトリニティカレッジにあったあの・・・・?
48.これは?.jpg
49.トリニティカレッジに在ったハープ?.jpg

次に向かうは、ダブリン城からさほど遠くないクライストチャーチ大聖堂です。
ずいぶん長くなってきたので、これはまた次回に。クライストチャーチ大聖堂では意外な出会いがありました。

【アイルランドのあれこれ】

街で見掛けた郵便ポスト。日本ではですが、アイルランドでは。まるでその国のイメージカラーを具現化したような色合いですね。
51.緑のポスト.jpg

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アイルランドの旅(5) アイリッシュ・ブレックファースト [アイルランド]

アイルランドに無事到着、入浴はホテルに着いてすぐに済ませていたので、夕食後に歯を磨いて寝ようとしました。先に妻が歯磨きをしている間、ちょっとベッドに寝転んでいたら・・・・そのまま撃沈してしまいました[眠い(睡眠)] 寝転んだ瞬間、3秒くらいでもうオチていましたね(笑) 泥のように2時間くらい眠り、一旦起きて歯を磨き直したら、その後はもうあまり寝られませんでした。いわゆる時差ボケ(Jet Lag)というヤツです。アイルランドでの時差ボケはこの1日だけで済み、あとはほぼ寝られたかな? 
ただし、日本に帰ってからの時差ボケはひどく、解消まで4~5日かかりました。昼間眠く、夜寝付いても1~2時間で眼が覚め、あとは朝まで寝られない、というパターン。なかなかしんどかったですわ[ふらふら]

さて、試合まで数日の余裕があります。当然観光がてらに街を散策に行くわけですが、出かける前にまずはホテルで腹ごしらえ。
アイルランドの朝食はアイリッシュ・ブレックファーストと言われ、それだけでひとつの食文化を構築しているほどのものらしいです。写真を見る限り、それらをすべて平らげると凄まじいカロリーになりそうなのですが・・・・(^^;
そして私たちの宿泊したホテルはそのIrish Breakfast=朝食付きのホテル。

出国する前段階での情報で、アイリッシュ・ブレックファーストは「日本人ならすぐ飽きる」と聞いていました。実際、数年前のニセコプリンスでは、和洋中の食材がずらりと並んでいたものの数日すれば飽きてしまった経験がありますので、これは間違いなく飽きるな、と。
それなら朝食分を抜いて宿泊費を安く上げようと試みたのですが、H.I.Sに断られ、まあしゃーないか、と完全に諦めモード。

しかし、物事はその場に立ってみなければわからない。
この朝食がなかなかイケたのですよ。特にウチの奥さまは大喜び[かわいい] なぜなら、普段の朝食で彼女が食べているものがそのままあり、いわばそれをパワーアップしたようなバージョンだったからです。

妻は、極論してしまえば毎朝同じもの(=紅茶、各種パン、ヨーグルト+各種ジャム、チーズ)を食べています。ホテルの朝食は見事にそれを網羅し、その上にフルーツやスクランブルエッグがあるのですから、妻が歓迎するのも当然のことでした。フルーツが好きな私も結構楽しむことができました。都合5回(1回は早朝からの観光のため朝食はホテルで食べられず)の朝食をホテルで取りましたが、結局飽きることはなかったですね。妻も「私、全然大丈夫[るんるん]」と喜んでいたので一安心。

ホテルの朝食は、典型的なアイリッシュ・ブレックファースト。
(※朝食の写真は1泊目と5泊目の2回撮りましたので、その2回分を一緒に紹介します。一部に写真に繋がりがない個所もありますが、無視してくださいね)

朝食は玄関ロビー脇の専用ルームにて。受付でルームNoを告げて空いている席に着席します。

一旦席に落ち着き、紅茶かコーヒーかを告げて(もちろん一つずつでもOK)、食べ物を取りに。
1.朝食ルーム.jpg

ジュースに牛乳に水。熱い飲み物は紅茶かコーヒーがテーブルに運ばれているので、こちらは冷たい系。とはいえ氷もなかったし、冷えているというほどではありませんでしたが。
2.水、オレンジジュース、牛乳.jpg

その右側に並ぶ朝食たち。
3.並ぶ食べ物.jpg

シリアルにジャム
4.シリアル、ジャム類.jpg

ベリーにフルーツ、手前にはヨーグルトがたっぷり。私の大好きなグレープフルーツも[揺れるハート]
5.フルーツ類.jpg

生ハム、チーズ、クロワッサンなど
6.生ハム、チーズ、クロワッサン等.jpg

まずは1泊目のソーセージ。
7.初日のソーセージ.jpg

そして5泊目のソーセージ。調理方法が変わっているのがわかります?
8.5泊目のソーセージ.jpg
一緒にぶ厚いベーコンとたっぷりのスクランブルエッグ

マッシュルームのソテー、白と黒のプディング、焼きトマト(私は焼いてない方がいいのですが・・・)
9.マッシュルーム、プディング、焼きトマト.jpg

テーブルに運ばれてくるパンは、胚芽タイプと日本では標準的な白いヤツ。
10.パンは胚芽と白の2種類.jpg

バターとマーガリンは必要以上にありますが、これは後で座られるお客さんの分もあるのでしょう。
11.バターとマーガリン.jpg

1泊目の朝、私が最初に取ってきたもの。
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この後、フルーツとヨーグルトで〆ました。

以下は5泊目の画像です。
テーブルには4人分が準備されています。
13.5泊目のセット.jpg

手前と奥のポットにはたっぷりのコーヒーと紅茶。たっぷり3杯分以上は入っていました。
14.ポットはコーヒーと紅茶.jpg

1泊目とはちょっと様子が違ってますね。
15.たっぷりのピンクグレープフルーツが嬉しい.jpg

私が取ってきたもの。
16.5泊目の朝メシ.jpg

先にも書きましたが、このベーコンがラーメンのチャーシュー並みのぶ厚さで、しかもめっちゃ塩が効いている。私も思わず
「辛っ!」
スクランブルエッグと一緒に食べてちょうどよかったくらいかと思います。
17.このベーコンが.jpg
18.チャーシュー並みのぶ厚さ!.jpg

妻のたっぷりベリーのヨーグルトと
19.妻のベリーヨーグルト.jpg

私のピンクグレープフルーツ山盛りヨーグルト。さすがに酪農の国だけあって、ヨーグルトは濃厚で美味しかったです[るんるん] 後日紹介するチーズの強烈すぎるコクも、日本ではとても味わえないもの。
20.私のフルーツヨーグルト。美味.jpg

大満足のアイルランドの朝食=アイリッシュ・ブレックファーストでした[揺れるハート]


【アイルランドのあれこれ】

これはアイルランドに限った話ではなく、英語圏での表記の問題かもしれませんが・・・・
日本では『賞味期限』。
それをどうやら英語ではこういうようです [右斜め下] (これはM&Sという高級スーパーで妻が自分用に買った濃厚なケーキの包み紙)。
賞味期限=Best Before.jpg

『BEST BEFORE』

この日の前までがベスト」という意味になるのでしょう。・・・・なるほど。


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アイルランドの旅(4) ダブリン到着 [アイルランド]

日本の我が家を発って約25時間、ようやくアイルランドの首都、ダブリン国際空港に到着しました。
疲れた足を引きずるように、しかし「ついに来たぞ~[exclamation]」という高揚感も併せ持って通路を行きます。
1.通路をゆく.jpg

さすがにラグビーが盛んな国、額に入ったサイン入りユニフォームが並びます。ん? クロケットも?
2.ラグビーの国.jpg
3.のサイン入りユニフォーム.jpg

EUではない国(Non-EU)の窓口へ。こっちの方が列が長い。
(ちなみに帰りの関空では日本人(+特別居住者)の方が列は短かったのでお互いさま)

4.Non EU.jpg

日本人が(おそらく)誰一人としていない中、スーツケースを引っ張り上げ、ゲートから外に出ました。
アイルランドに、ついに到着~[exclamation×2]

ここではトイレ休憩と、無事アイルランドに着いた脱力感を味わっているところ。
5.脱力感.jpg

この向こう側に見えるSPAR(アイルランドで最も多いコンビニ)で、日本のICOCAやSUICAのようなIC乗車券、リープカード(Leap Card)を購入しようと思ったのですが、英語がまったく通じず、それに旅行者用のものしか売っていなかったようで、結局断念せざるを得ませんでした。買うとしたらダブリン市内で買えばいいか、と。

空港ビルから外へ出た瞬間、なんて涼しいんだ[exclamation×2] と感激。これが8月の気温か[exclamation&question] 「地球の歩き方」やその他資料で涼しいということは聞いていたものの、どうにも半信半疑だったのですが、肌で感じてみてよーくわかりました。この国の夏は「本当に涼しい[exclamation]」 それに湿度も低く、とてもいい感じです。
こんなところに10日もいると、日本に帰ったら干からびてしまうんじゃないか。または湿気でカビが生えてしまうんじゃないか。本気でそんな心配をしたものです[わーい(嬉しい顔)]

さて、空港からダブリン市内へは3種類のバスがあり、そのどれに乗ってもいいのですが、私たちは先行している友人家族に合わせてaircoachという直行バスを選択。苦労して往復チケット(€28=2人分)を購入しました。はじめ「往復や(Returnや)」といっているのに窓口の兄ちゃんが片道用のチケット(片道なら€16)をこちらに渡し、あとで「これ、おかしいんとちゃう?」妻と話し合い、往復用のものに代えてもらいました。もう、これだけで一苦労二苦労・・・・ドッと疲れたものですわ(ーー)。
6.エアコーチへ.jpg

10分ほど待って鮮やかなブルーのaircoachが到着。無事乗り込むことができました。
7.バス到着.jpg

バスでは、運転手さんが英語に不慣れな私たち日本人二人を一番前に座らせてくれました。まあ喜んでいいのか情けなく思った方がいいのか、とにかく「お前たちはここに座っときな」ってな感じ(苦笑)
で、そこから道路などの風景をパチリ。もうちょっと撮ったように思うんですが撮れてない。これからもこんなことが何度かあったのですが・・・・。
8.バスからの眺め-1.jpg

お~、外人ばっかりや~~[かわいい]
9.バスからの眺め-2.jpg

降りるバス停も事前にこちらを向いて「Next」、着いたら「ここだよ」ってな感じで指定してくれました。この画像はホテルに向かって歩く妻と街並み。実はここからホテルへ辿りつくのも一苦労で・・・・石畳の道をスーツケースを転がしてコマ(車輪?)を破損するし、「最後の試練」という感じでしたわ[もうやだ~(悲しい顔)]
10.ホテルへ.jpg

ようやくホテルに着いたときはもうヘトヘト。我が家を出発してから約27時間後のことでした[ふらふら]
ちなみに場所は【ココ】 [右斜め下] (赤い方のポイント)。国立図書館のすぐ近く・・・・わかりませんよね?(笑) 
一応「市街地のほんの少し外れ」といった感じですが、ほとんどの場所が徒歩圏内ですし、ダブリンで最も賑やかなテンプルバーもこの地図に入っていますから、至便とはいえないものの十分便利な場所にありました。
11.オキャラハン・モント・クレアホテル.PNG
12.着いたぁ~♪.jpg

ホテルの名前はO'CALLAGHAN MONT CLARE HOTEL読み方が難しく、「オキャラハン・モント・クレア」か「オカラガン・モン・クレール」か、あるいはその組み合わせか? ま、映画『ダーティーハリー』で有名なアイルランド系の刑事の名前がハリー・キャラハンなので、ここでは「オキャラハン」で統一したいと思います。

内部はこんなもんですが、ビジネスホテルに毛が生えた、かろうじてシティホテル?という感じでした。でも、バスタブがあったのは正直助かった。日本人はやっぱり湯に浸かりたい・・・・実はこの後すぐにバスタブに湯を溜めて浸かったのですが、気持ちよかったな~[ぴかぴか(新しい)] 飛行機内宿泊でシャワーも浴びてませんでしたし、この時ばかりはホッとしたものです[わーい(嬉しい顔)]
(湯温の調節はめっちゃ難しかったけど、レバーの角度が19:30が適温ということには辿り着きました)

13.まあまあ.jpg
14.のツインルーム.jpg
15.バス&トイレ.jpg
ちなみに便座はもちろん暖房、ではありません[ちっ(怒った顔)] 4月中旬ごろの気温で便座に暖房無し。冷たかったですよ、そりゃあ(^^; 夜中に座った時なんぞ、大袈裟ですが飛び上がりそうでした。まあしかし、ヨーロッパの人にはこれが普通なんだろうな~。これで冬場はどうなんでしょ? 東京や大阪とさして変わらない気温とのことですが・・・・歯を食いしばらないとアカンみたい(笑)

【アイルランドのあれこれ】

◎ここがダブリンで最も有名かつ賑やかなテンプル・バーです。と~っても華やかでしょ[るんるん] テンプル・バーに限らずアイルランドでは、このように窓近くにカラフルな色の花が植えてあり、街を華やかに彩って街を行く人の眼を楽しませていました。花好きの妻はしきりに羨ましがっていたものです[かわいい]
18.テンプルバ-1.jpg
19.テンプルバー2.jpg
20.テンプルバー3.jpg
21.テンプルバー4.jpg
22.テンプルバー5.jpg
石畳も雰囲気に合ってます。

◎これはコンビニ(SPAR)の一角です。酒屋さんではありません、念のため。何とも豊富なワインとビール。気になるお値段は・・・・カードで購入したと仮定して、€1=131~132円くらいで計算してくださいね。ちなみに持参した現金の交換レートは€1=134.4円でしたので、やはりカードの方がお得ということになりました。
(カード使用時のレートはカード会社の決めた額となります)
23.コンビニ-ビール.jpg
24.コンビニ-ワイン.jpg

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アイルランドの旅(3) ドバイ経由ダブリンへ [アイルランド]

関空にて待つこと約2時間半、ようやく機内の人となるべく通路を歩きます。いよいよ始まりです。ドキドキ[揺れるハート] どんな旅になるんかな~[グッド(上向き矢印)]
1.通路を通って機内へ.jpg

席は右側3人掛けの窓側。そういえばこの旅行では計4回飛行機に乗ったけど、全部右サイドだったですね。偶然なのかな?
私は3人掛けの真ん中でしたが、隣りがとりあえずは日本人でしたので助かりました。ちなみにお隣りのおばさん、お顔がそっくりの娘さんとの母娘海外旅行だったようです。

前席のピロー部裏側に液晶の画面があります。ここに案内やニュースなどが映されます。大体9インチくらいかな? ニュースやテレビドラマなんかを見ても肝心の言葉がわからないので、ひたすら日本語で見ることができる映画を観ていました。それは妻も同じでもちろん隣りのおばさんも同じでしたね(笑) あと、おばさんが見ていた『本能寺ホテル』、ドバイ→ダブリンで観てしまいました(笑) 「人のものはよく見える」。真理ですね(^^)
2.前席ピロー部後ろの液晶画面.jpg

機内食などを乗せるテーブルは当然ながら折り畳み式で前席に収納されています。(暗くてすみません)
ちなみに上の電話機みたいなヤツは取り外し可能なコントローラーで、音量や画面選択もできました。おそらくはゲーム機もあったでしょうから、そのコントローラーも兼ねていたのだと思います。音は外部には出ず、すべて備え付けのヘッドフォンで聴くことになっています。当然ですね。

3.折り畳み式のテーブル.jpg

定刻通りに関空を発ったEK317便は、飛び立って1時間くらいで機内食(=夕食)が出ました。アラブの航空機会社とあって食事はすべてハラルです。
ハラルとは・・・・http://www.halal.or.jp/halal/

まずはこの状態で。フォークやナイフ、スプーンなどは右の白い包みにすべて入っています。これはドバイ~ダブリン間でも同じものが使われていました。

4.機内食の夕食.jpg
5.ちょっとアップで.jpg

これがメニューです。さすがに日本を発つ便なので日本語のメニューもあります。ちなみに他の言語はアラビア語と英語。ドバイ~ダブリンは日本語なんぞはかけらもなく、アラビア語と英語のみでしたので、なかなかに苦労しました[ふらふら]
36.表紙.jpg
6.ディナーメニュー.jpg

メインディッシュは、私はハンバーグを選択。
7.ハンバーグを選択.jpg

付いていたミネラルウォーターは福井県越前町で採水されたものでした。盛田という名古屋の会社の製品のようです。

福井県です、おかーさん。

こんなところで福井県に出逢うなんて・・・・
[わーい(嬉しい顔)]
9.水は福井県越前町産.jpg
ミネラルウォーターが入っていた器は、後ほどの紅茶もしくはコーヒーのカップとなります。

そして「朝食」は夕食の約6時間後。日本時間にして翌日の朝7時過ぎ。たしかに「朝食」ですね。選べたメインディッシュはオムレツ。ほか、フルーツがとても美味しかったことを覚えています。
35.大阪~ドバイ朝食メニュ.jpg
8.約6時間後に朝食.jpg

画像はありませんが、妻は勤務先にいる海外旅行のベテランさんから、100円ショップで旅行用のスリッパを買っていくこと、と教えられ、それを準備していました。これが大正解[exclamation] 機内では血ぶくれする足を守り、ホテルでは靴の代わりに履いていました。海外のホテルは日本のようにスリッパは用意されていませんので、本当に役立ちました。

さて、ドバイへは定刻よりやや早く到着。大した揺れもなく、狭いことを除けばまあまあのフライトでした。私もまだ眠れた方ですし。(この後の3回のフライトはさっぱりでしたが)
映画は『GODZILLA 2014』を鑑賞。『この世界の片隅で』は途中で終わってしまい、ドバイ~ダブリン間で続きを観ることに。

先を歩く人の後をついて次のターミナルに向かいます。目指すゲート番号はA1
10.次の飛行機へ.jpg

11.どの乗り場か探しましょう.jpg

さすが中東の大金持ちの国のハブ空港、免税店がずらりと軒を並べ、旅人を飽きさせません。
12.そこを目指して歩きます.jpg

すんごいクルマが展示されているぞ。日本の田舎では家でも買えそうな価格なんでしょうね。
こんなん、ここで買うやつはいるのか?
13.高そうなクルマ.jpg

ドバイはこの時間は早朝5時過ぎといったところ。人もあまり多いとは言えなさそうですが・・・・。
14.「A1」を目指す.jpg

ドバイ国際空港は超巨大な空港です。次のターミナルまでこの地下鉄に乗って移動しました。乗車時間は、そうですね、15分くらいは乗っていたでしょうか。もちろんノンストップで、スピードや乗車時間から考えると、天王寺から本町くらいは乗っていたように感じました。少なくとも東京~新橋を越えて品川以上はあったような?
15.地下鉄があるぞ.jpg
16.床の案内表示.jpg

その地下鉄車内。もはや日本人は一人もいません。
17.移動電車内.jpg

地下鉄を降りたらこんな感じ。豪奢な感じです。さすがです。ちょうどこの辺りにトイレ等がありましたので大休止、歯磨きなどをして、圧倒されたような感覚、奇妙な興奮、ふわふわしたような高揚感からは少し落ち着きました。
18地下鉄降車ロビー.jpg

巨大な3連エレべータ。これ、日本製でしたよ。A1へはこれに乗って上に行きます。
19.3連エレベータ.jpg

カシオの販売店を発見。この他にも日本製の腕時計などを販売しているお店をよく見かけました。
20.カシオの販売店.jpg

ダブリン行きEK161便の搭乗案内を無事発見。(さすが、エミレーツばっかりやな(^^;
21.EK161便.jpg

ところが、同じ時刻、同じ搭乗ゲートでQF8161なるカンタス航空の便もある。22.QF8161便.jpg


種明かしをすれば、これは「コードシェア便」といって、ある航空会社(この場合カンタス航空)が運行している航空会社(この場合エミレーツ航空)から座席の一部を譲り受け、その席を自社便の座席としてお客さんに販売しているとのことです。詳しくはこちらをどうぞ→http://www.sora-tabi.com/codesharing.html

ではドバイ空港のなかをすこしばかりお散歩。何せ乗り継ぎ時間は約2時間半ですからね、空港内の移動に多少の時間を要してもまだ余裕があります。
23.空港内お散歩.jpg

と、また高価そうなカッコいいクーペがありました。これ、何と宝くじの景品[exclamation] ジャガーかぁ~[ぴかぴか(新しい)]
しかも確率は1300分の1だって[exclamation×2] うひゃあ~、さっすが、日本とはケタが違うわ[がく~(落胆した顔)]
24.またもやカッコいいクルマ.jpg
25.なんと宝くじの景品でした(驚).jpg

いちいち度肝を抜かれることばかりですが、まあ、驚きはこれくらいにしておいてゲート前で待機することにしましょう。ここがその搭乗口=ゲートのようです。やはりカンタス航空のQF8161が表示されています。行先もDublinで間違いなし。
26.「QF8161 Dublin」.jpg

ここに寝椅子といいますか、足を延ばして横になれるような椅子があることは、先行しているAさんご一家からの情報で承知済み。問題は空きがあるか、ということでしたが、偶然にも並んだ2人分の空きがあり、隣りの少年に「OK?」と確認してから着席、ここで小一時間ほどを過ごすことができました。
(若造、変な目つきでこっちを睨むんじゃねぇ[むかっ(怒り)]

27.寝転べる椅子をゲット.jpg

窓の外は次の飛行機EK161便が待機中。到着した時は真っ暗でしたが、今は夜明けといった感じ。
28.次の飛行機.jpg
29.EK161.jpg

案内が始まり機内へ入り、離陸して平行飛行に移ってからすぐに「朝食」でした。本日2回目の朝食。だって出発時刻はドバイ時間の朝7:15ですからね。こればかりは仕方ない(笑) ちなみに私たちの体感時刻である日本時間ではこのとき13:20。まあ少し遅めの昼食ですね(^^) この「朝食」ではフルーツが美味しかったことをよく覚えています。
妻とも「フルーツ、美味しいねぇ~[るんるん]
37.ドバイ~ダブリン_朝食メニュー.jpg
30.本日2回目の朝食.jpg


昼食は朝食の約4時間後。日本時間で17:20頃・・・・もうわけがわからん(爆) 体内時計はすでにズタズタ・・・・です。
選べたメインはBBQソースのチキン。マッシュポテトの量がハンパなく、「出されたものは残さずに」がモットーの私も無理でした(ーー) 
38.ドバイ~ダブリン_ランチメニュー.jpg
31.その4時間後の昼食.jpg
32.選べるランチはBBQチキン.jpg

白ワインも飲みましたが、別にワインの良し悪しが解るほどの経験も舌もなく、「うめぇや[るんるん]」で終わりました。
33.白ワインを飲んでやったぜ.jpg

それにしてもこの文字、誰が読めるねん(笑) 大阪-ドバイ便で出た福井の水がなつかしいです(^^;
34.こんなの読めるか(笑).jpg

この飛行機ではまったく眠ることができません。仕方ない、ひたすら映画を観て過ごしました。
EK317からの続きで『この世界の片隅で』、『本能寺ホテル』。あと1本見たはずなんだけど、う~ん、思い出せない・・・・[ふらふら]

この飛行機の乗機時間は約8時間。わかっていたことですが、先は長いです・・・・[ちっ(怒った顔)]


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アイルランドの旅(2) 日本出国 [アイルランド]

まずは日本から乗継地であるUAE(アラブ首長国連邦)のドバイまで。
下の地図をご覧いただければ、大阪からどう経由してアイルランドまで行ったかお分かりいただけるかと思います。
S-4.ルート.jpg

ついでに、ヨーロッパやイギリスとの位置関係も。
S-2.欧州の中のアイルランド.jpg
S-3.アイルランドとイギリス.jpg

今回のアイルランド旅行の飛行機、ダブリンでのホテル、各種費用(空港使用料、燃料サーチャージなど)については、基本的にH.I.Sさんにお願いしました。飛行機も今やインターネットで何とかなるのですが、ここら辺りは任せた方が安心だろうという考えからです。

あ、肝心なことをひとつ書き忘れていました。
今回の旅は私たち夫婦だけではなく、基本的に友人のAさんご家族も一緒です。なかなか私たち夫婦だけで行くのはハードルが高いですので、誰かと道連れなのは何かと心強い[かわいい]

さて、飛行機の出発時刻はもはや深夜に間近い23:45

2時間前には空港に着いておくように、との言葉通り、それに合わせて21:30には着くように、19:20頃にクルマで家を出ました。ちょうど夕食時、どこで食べるか、ですが、そこで行ったのが前回紹介した石原ラ軍団さん。我が家から空港までの途中にあるために都合がよかったのと、やはりラーメン自体が美味しく、妻にも食べさせてあげたいと思ったからです。私は今回は予定通り熟成レトロ醤油ラーメンを選択。妻は塩左衛門SALTデコ。蟹と海老を使ったヤツですな[揺れるハート]

2種類のぶ厚いチャーシューに加え、コクのある美味い醤油スープ、さすが堺No.1の美味しいラーメンでした[ぴかぴか(新しい)]
1.熟成レトロ醤油.jpg
2.食べ応え満点.jpg
3.やはりぶ厚い.jpg
4.細麺チョイス.jpg
5.済んだ醤油スープ.jpg

ちょっと時間がかかったけど無事関西国際空港に到着、クルマを駐車場業者に預けました。空港までは電車で行く方法も当然ありましたが、二人分の荷物を入れたスーツケースは大きくて重いし、リーズナブルな業者さんを紹介してもらったこともあってクルマで行くことにしました。絶対にその方が楽ですし、電車で行く運賃に数千円のプラスで行くことできましたし、これは正解だったと思います。

関西国際空港(以後、関空と呼称します)は、すでに夜21時半頃になっていることもあって、お盆休み前というタイミングにしてはちょっと拍子抜けするくらいには人影は少ない。
6.さあ、関空へ.jpg
7.人影は少なめ.jpg

しかし、私たちが乗機するエミレーツ航空のカウンターだけは行列ができ、活気に溢れていました。夜遅い便で海外に行く人も少なくないんだな~と。
8.エミレーツのみごった返している.jpg

カウンターでスーツケースを預け、搭乗券をもらいます。関空→ドバイに加え、ドバイ→ダブリン(アイルランドの首都。今回の目的地)に向かう分の搭乗券も一緒に発券されました。なくさないようにしないと、ね。ちなみにKIXは関空、DXBはドバイ、DUBはダブリンです。
12.関空→ドバイ.jpg
13.ドバイ→ダブリン.jpg

え? そりゃあ、エコノミーですよ。ビジネスだとドバイまでで30万円を超えていたんじゃないかな? とてもそんなもんには乗れませんて(^^;

さて、では出発口に向かいましょう。
保安検査場では、持っていたペットボトルの飲み物を飲むか捨てるかせよ、とのことで、私はポカリ・イオンウォーター250㎖を一気飲み、妻はお茶を捨てさせられました。まあ規則だから仕方ないのですけど・・・・[ふらふら]
9.いよいよ出発.jpg

その後、シャトルで駐機場まで。このシャトル2両編成で、一方のハコは出発用、もう一方のハコは到着用となっているようで、当然ながら双方の行き来はできなくなっています。実はこんなシャトルが関空にあったのは知りませんでした。そりゃあそうか、前回海外=バリ島へ行ったのは14年前の名古屋空港からですからね。関空から海外へ行くのは初めてのことです。
10.シャトルで駐機場へ.jpg

出発は28番ゲート。ちょっとわかりにくいですが、すでに日本人は多くなく外国人が目立つようになっています。
11.28番ゲートから搭乗.jpg

私たちが乗るエミレーツ航空EK317便はすでに待機。
14.これに乗ってドバイへ.jpg

【アイルランドのあれこれ】

ここでアイルランドで使用されている貨幣をご紹介。

アイルランドで使われるお金の単位は、ご存知の通りユーロ(€)です。

まずは紙幣。ここにはありませんが€100(100ユーロ)、€200、€500紙幣もあります。高額紙幣は偽札と疑われることがあるとどこかで読んだので、交換は避けました。しかし€500って・・・・ざっと65,000円ですよ。なんか、地味に凄い。
紙幣の大きさの比較のために福沢さんにもご登場いただきました。触れた感触は、日本のものと比べて若干ゴワゴワ、ザラザラしているように感じます。

15.ユーロ紙幣です.jpg

コインは、上段左から€2、€1、下段左から¢(セント)50、¢20、¢10。この下にも¢5と¢1があったと思うのですが、特に¢1はほとんど流通していないようでした。大体において物の価格は¢10単位だったように思います。
16.こちらはコイン.jpg

ちなみに今回両替して持参した現金は€220、日本円にして29,520円分でした。両替商ではコインへの両替はできませんでしたので紙幣のみです。(よってこちらのコインはダブリンで撮影したもの)

※今回のアイルランドの紹介では、日本人の顔はぼかしますが、外国人の顔はぼかしません。どう考えても私のブログを外国の方が読んでいるとは思えませんし、外国人の顔をいちいちぼかしていると時間がいくらあっても足りません。それに写真が見苦しくなってしまいますので。

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