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アイルランドの旅(12) コークへの小旅行~移動とホテル [アイルランド]

今日は朝7時から倒壊したダテ足の修復を、小雨の中おこなってきました。無事完了し、先ほど帰宅。台風21号が接近、明後日には近畿地方に最接近するようですが、掛けた稲束は・・・・・大丈夫でしょう。そう信じます。

さてアイルランドのお話。どうも(19)まで続きそうです。そろそろ飽きてきていますね(^^;

8月13日のアイルランド戦を終えると、次の17日のオーストラリア戦まで中3日のインターバルが入ります。同行のAさんご家族とも相談の結果、

「そのままダブリンに残ってもいいけど、せっかくアイルランドまで行くんだから一つの都市だけにいるのはもったいない、この3日間を使って別の都市に小旅行に行こう」
ということになりました。大旅行の中の小旅行、幸いダブリンでの滞在先であるO'Callaghan MONT CLARE HOTELで大きな荷物(=スーツケース)は預かってくれるとH.I.Sで確認も取れました。

となると、どこへ行くかです。「地球の歩き方」を読み込み、その結果選んだ小旅行先は、ダブリンからバスで3時間ほどの南部の中心都市、コーク(Cork)。先にアイルランドの面積は北海道と同じくらいと紹介しましたが、その比較でいうと、ダブリンを札幌とするならコークは函館のような、そんなイメージ。2005年には欧州文化都市(European Capital of Culture)に選出され、街並みの化粧直しが行われたとのことです。

ちなみにコークは海に近い川沿いの都市ですが、そこから数km下ったところにある小さな港町をコーヴ(※Cobh)といい、かのタイタニック号の最後の寄港地として知る人ぞ知る街です。つまりジャックはここからタイタニック号に乗ったということになりますね。
1.コークの位置.JPG

※Cobhはアイルランド語で、英語ではCoveといいます。日本語で「入江」という意味。1849年、ビクトリア女王が初めてアイルランドを訪れた際に着いたのが実はこのコーヴでした。それ以来クイーンズタウン(Queenstown)という名前に改名されましたが、1920年にイギリスから独立した際、元のコーヴに戻したという歴史があります。タイタニック号が遭難したのは1912年ですから、当時はクイーンズタウンという地名だったことになりますね。

さて、薀蓄はここまでにしておいて、8/14(月)の朝、ダブリンを発ってコークへバス(空港から乗ったaircoach)で向かいます。というと簡単に行けたようですが、実は相当苦労しました[ちっ(怒った顔)]

まず「地球の歩き方」に書かれていたバス停の場所が違っている。それがわかったのは、変更前のバス停近くにあった売店でチケットを買った際。それすら、たまたま見掛けた売店に「エアコーチのチケットの販売店ですよ」という看板がかかっているのを発見したから買えたようなもので、これに気付かなかったらエライ目に遭う所でした(後述します)。で、その販売店で往復チケットを買った際、店員さんが
「乗り場はここと違う。そこの交差点を左に曲がった所」
と教えてくれて、初めてバス停の位置が変わっていたことを知ったのでした。

ところが苦難はここでは終わらない。そのバス停も、それを示す看板が見つからず、ようやく人に尋ねて教えてもらいわかった次第。看板が小さくて、あれは見つからんわ、ホント[むかっ(怒り)]

苦闘はまだ続きます。予定時間から数分遅れて到着したバスはすでにほぼ満席状態。これはダブリン空港が出発地だから。不安になりつつもやっと乗れるか、と思ったんだけど、まだ乗れない。なぜならオンライン予約の人が優先だったのです。これはヤバイんとちゃうか・・・・じりじりしながら待つこと数分、ようやく前売り券を持っている人の案内が始まりました。私たちはこれに該当、つまりちょっと前に売店でチケットを買っておかなければ、これにすら乗れず、「積み残し」という憂き目に遭っていたということになります。あの売店で看板を見掛けたのは本当にラッキーでした[ぴかぴか(新しい)]

ところが、まだ神様は許してくれない。
私たち夫婦は何とか乗り込んで離れ離れながらも席を確保できたのですが、この時点で残りの席数が2。されど同行のAさんご家族は3人・・・・・結果、Aさんご家族は次の便(1時間後)で来ることになり、降りたところで待ち合わせ、ということになったのでした[もうやだ~(悲しい顔)]


折りからの大雨の中、バスはノンストップで高速道路をひた走り[バス]、ぴったり3時間後に雨のコークに無事到着。(バスにはトイレが設置されていたのでノンストップでも大丈夫[手(チョキ)]

[右斜め下] ここは街を流れる川沿いにあったコークのバス停(Bus Stop)。ダブリンでバス停場所変更の情報を知らなかった私は、運転手さんにすぐ聞きました、ダブリン行きのバス停(Pick Up Stop)はここでいいか?と。→もちろん英語だよ(笑)
運転手さんは懇切丁寧に、ゆっくりとした喋り方で
「ここでOK。時間は毎時0分発で夜中でも運行しているよ」
と教えてくれました。なんとか理解できた自分に小さく拍手(^o^)
2.エアコーチ.jpg
3.バス停前の川.jpg

さて、雨の中1時間もここでAさんご家族を待っているのも忍びない。というわけで、先にホテルに行ってチェックインをすることにしました。地図を見ると、ホテルまで幸い15分程度の歩きで済みそうな感じ。

※実はコークに来るまで、バスがどこに着くか、またどこから出るか分からなかったのです。地図を見ると街のほぼ中心に「バスセンター」があったからおそらくそこだろうという予想はありましたが。でも実際は違っていましたし・・・・まあ行ったら行ったで何とかなるだろうという、能天気な側面は多分にありました(笑)

それでですね、コークで泊まったホテルは・・・・
THE IMPERIAL HOTEL CORK
4.IMPERIAL HOTEL CORK.jpg
25.jpg
26.jpg
27.jpg

IMPERIAL HOTEL、帝国ホテルです、おかーさん[exclamation]
何とまあ~贅沢なことなんでしょ[exclamation×2]
と言いたいところなのですが、実は案外お安く泊まれたんですよね。Booking.Comで予約をしたのですが、素泊まりで1泊/人:1万円はしませんでした。2泊2人で支払ったお金は€295でしたから。これであの贅沢感はなかなか・・・・[わーい(嬉しい顔)]

15時にはなっていなかったのですが、無事チェックインの手続きを行い、部屋に入れてもらうことができました。これはラッキーでしたね[るんるん] 妻がゆっくり休憩できましたから。

部屋に入ったらこんな感じ。
5.廊下から.jpg


あと、これは感覚的なものかもしれませんが、天井が高いのです [左斜め上] 日本のホテルなどと比べると、1m近くは高い感じがしました。ダブリンのホテルと比べても数十cmは高かったと思われます。
振り返ると・・・・(荷物を置いたままだけど。あ、これで持ってきた荷物のすべてです)
16.ドアを振り返る.jpg

左側にバス&トイレ&洗面台。アメニティは可愛い?
6.左にバス・トイレ.jpg
7.アメニティは可愛い.jpg

半分ガラス扉が付いたバス。熱めの湯を溜めて寝転んだら気持ちよかった~[いい気分(温泉)] そのまま寝てしまいそうになりました(笑) あかんあかん・・・(^^;
8.半分ガラスの扉付きバス.jpg

室内は別置きのクローゼットにテーブル、テレビ、コーヒーメーカー。
11.別置きのクローゼット.jpg
9.本を置いたテーブル.jpg
10.コーヒーを入れる機械.jpg

奥の窓際の丸テーブルには水が1本と炭酸水が2本。瓶じゃなかったら持って帰るんだけど・・・・炭酸水なんてもともと飲む習慣がないもんだから、結局手を付けずじまい。
12.丸テーブルには.jpg
13.水と炭酸水2本.jpg

一見ダブルに見える奥の大きい方のベッドですが、これはシングルをふたつ並べたもので、分ければトリプルのお部屋として使うことができます。このベッド、固くもなく柔らかくもなく、実に心地好い反発性のベッドで寝心地もよかったです[眠い(睡眠)]
14.トリプルに変更可能な1+2ベッド.jpg

このしっかりとした造りのベッドは寝面が高かった。私のリュックの高さとの比高からもお分かりいただけるかと思います。
15.ベッドが高いの.JPG

その妻を部屋に残し、Aさんご家族を迎えるべく、雨の中をまたバス停に取って返しました。

1時間遅れで彼らと無事合流したのが14時頃。そこからホテルに行き、しかし彼らの部屋はまだ準備ができておらず、結局荷物は私たちの部屋に残して遅い昼ご飯を食べに行くことにしました。

行ったお店は、「地球の歩き方」にも載っていたピザ屋さんアンクル・ピート(UNCLE PETE'S)。ピートおじさんっていう意味ですね。
17.UNCLE PETE'S.jpg
20.店内壁.jpg
21.懐かしい映画のポスター.jpg

[右斜め上] 懐かしい映画のポスターがありますな~、お、あれはラクエル・ウェルチの『恐竜100万年』[exclamation×2] 『風と共に去りぬ』やアル・パチーノの『セルピコ』もあるぞ[かわいい] きっとピートおじさんは映画が大好きだったんでしょうね[るんるん]

冷えたビールを美味しくいただき・・・(上:アイルランド製赤ビール 下:ドイツ製ピルスナー?)
18.アイルランドの赤ビール.jpg
19.ドイツのビール.jpg

空きっ腹もあってか、このピザとパスタが実に美味かった[るんるん] これはチーズの美味しさなんだろうな、と思います。もう、ホントにチーズの種類が豊富だし、当然味もいいですからね[揺れるハート]
上から、スパゲティ・ボロネーゼ&アメリカンピザ&シェフにお任せピザ。 
22.パスタ.jpg
23.ピザ(1).jpg
24.ピザ(2).jpg

さて、散策の様子は次回に書くとして、最後にこの日の夕食を。
UNCLE PETE'Sでの昼食が15時を過ぎていたこともあって、なかなかお腹が減らない。
さすがに20時も過ぎてそろそろ食べておこうかと話し合って入ったお店がこのウッドフォード・ボーン(WOODFORD. BOURNE)。で、FOOD MENUを頼んだところ、何と食事は20時で終了したとのこと。これはアカン、とりあえずビールだけを飲んで店を後にしました。28.WOODFORD BOURNE.jpg

で、結局食べた夕食はバーガーキング(笑) これまたパティが肉厚で食べ応え十分でした。・・・・それにしてもせっかく遠くアイルランドまで来て晩飯がハンバーガーかよ(^o^) ま、これも個人海外旅行の醍醐味と前向きに捉えましょう。
29.バーガーキング.jpg
30.肉厚パティ.jpg

次回はコークの散策の様子などを。

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