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元力士の営むちゃんこつけ麺 でれ助さん@塩尻 [つけ麺]

ラーメン関連の記事が続きます。
実はこれは約半年前の1月に行ったお店。ですから下の画像には除雪された雪も映り込んでいます。

そしてここは長野県塩尻市。中心地から少し外れた住宅街の中にお店はあります。そんなトコロに何ゆえ私が足を運んだのかはさておき、ちゃんこつけ麺というその新しい(であろう)味に魅かれるものがありました。
看板には勘亭流の文字と横綱土俵入りの不知火型を表す白抜きが施され、いかにも元力士の人が経営しているという感じが醸し出されています。

店名はちゃんこつけ麺 でれ助さん。場所は【ココ】(←クリックどうぞ)
1.ここは長野県塩尻市.jpg

暗闇の中にぽっかりと浮かびあがる大看板。本当に周囲は真っ暗なんです。
2.つけ麺専門店れで助さん.jpg

このお店はつけ麺の専門店で、メニューはそれしかありません。その中から私が選んだのは、最もポピュラーな肉団子つけ麺。お腹がかなり減っていたので、麺は2玉の400g(しかし、このグラム数が後ほど大きな後悔を生むことになる)。肉団子は、そりゃあ作っているのが元力士ですもん、外れはないだろうと。
3.無謀かな~.jpg

テーブル調味料はこの通りです。リンゴ酢というのが珍しい。さすが地元という感じです。ただ、魚介豚骨系のつけ麺のつけ汁には酸味を効かせたタイプも少なくないので、これはこれでアリだろうと思われます。
4.テーブル調味料.jpg

店の片隅に、水(セルフサービス)や割りスープ、つけ汁温め用の電子レンジなどが鎮座。
6.水、電子レンジ、割りスープ等.jpg

また店内には額に入れられたあの御大、山岸さんのサインが誇らしげに飾ってありました。お弟子さんだったんですね。ただ現在は弟子たちの間でいろいろともめているようですが・・・・。
5.山岸さんの弟子だったんだ.jpg

店主は元力士。どっしりとした後姿がすべてを物語っていますね(^^) ちょっとだらしなさそうに見えるのが玉に瑕だけど(^^;
7.店主は元関取.jpg

それにしてもグラスが小さい・・・・。何か、店主が発注の際にミスったのだとか。それをそのまま使っているのもどうかとは思いますが、それもひっくるめてこのお店の個性なのでしょう。
8.グラスが小さい(^^;.jpg

お店は店主が一人でやっておられます。仕方のないことですが、タイミングをずらしてしまうと食べるまですんごく時間がかかってしまう。とにかく注文の順につくるため、まず4人分を作って客に出してから次の4人分を作る、という段取り。しかも麺茹でに時間がかかるし(理由は後述します)、つけ汁もひとつ/1人を小鍋でそれぞれ作るもんだからやはり時間がかかる。その結果、私が入店したのは17:40くらいでしたが、お店を出たのは18:30を回っていました。
さてようやく着丼です。見た瞬間、これはヤバイ、と思いました[がく~(落胆した顔)] 量がハンパない・・・・。画像以上のインパクトだったです[exclamation×2]
9.着丼.jpg

しかも麺が・・・・まるでパスタのフェトチーネのような帯状の平打ち麺。しかも極太。そりゃあこの麺だと茹でるのに時間がかかるわ。
さらに温盛りを頼んだので麺同士がくっつき、食べにくいことこの上ないのですが、そこは割りスープを掛けて麺をほぐしながら食べ進めます。それにしてもこの極太かつ歯応え抜群の麺、噛むのに時間がかかる。アゴも疲れてくる[ふらふら]
10.フェトチーネ風の麺.jpg

つけ汁は、さすがちゃんこの名前はダテではなく、具たくさんこの上ない。しかも大ぶりの肉団子が5個です。予想通り、その道で鍛えたプロが作る肉団子は1個のボリュームもたっぷりで腹にたまります。
11.具だくさんのつけ汁.jpg
12.大きめの肉団子は5個.jpg

鶏ベースの白濁したつけ汁には他にもモヤシ、揚げ、人参、豚バラ等が入り、とにかく凄まじいボリューム。そりゃあ1,130円もしてるんだから当然ですよね~[るんるん] 
13.あげやモヤシ.jpg
14.豚バラも.jpg

不味くはないが、これだけ麺が多いとさすがに飽きてきます。そこで、ゴマを降りかけ、リンゴ酢で味変を試みるも、残念ながら期待したほど効果はなく、あとは「残すのは末代までの恥」とばかりに必死に麺を啜りました。
で、やっと完食です。もうお腹がパンパン、これ以上は食えない。クルマに乗り込み、その日の宿泊地にほとんど這う這うの体で向かったのでした。次回は・・・・次回があれば、ですけど、麺は絶対に300gにしておきます。

市場の中のつけ麺 のりちゃん [つけ麺]

今日は、ちょっと変わった場所にあるつけ麺の専門店です。
その場所とは市場の中。市場といっても街中にあるそれではなく、大阪市東住吉区にある東部市場という、大きな市場です。大阪国際女子マラソンのコースとなっている今里筋沿いにあり、正式名称は
「大阪市東部中央卸売市場」
(←クリックどうぞ)。東京でいえば、築地市場の一角にあるといえば、だいたいご理解いただけるでしょうか。

市場内には駐車場があちこちにあり、お店から近い場所にもあるため、まず困ることはないでしょう。私が伺ったのは休日でしたが、何のストレスもなく駐車することができました。お店の場所も、「関連西棟」というキーワードを知っていたため、すぐに見つかりました。
1.外観.jpg
2.逆方向から.jpg

さてつけ麺です。このお店の特徴は、麺が選択可能なこと。しかも、デフォの中華細麺に加え、うどん、そばもあります。そしてちょっと高くなりますが、特注の中華ちぢれ太麺。この4種類の相盛りも可能で、どうやら麺はどんなふうにも組み合わせができるようです。

メニューを並べますので、どういう組み合わせが自分の好みか、考えてみるのも一興です(^^) 
3.本メニュー.jpg
4.麺のあいもり.jpg
5.ちぢれ麺専用メニュー.jpg
6.トッピング.jpg
7.つけ麺の案内.jpg

私が注文したのは、かもの黒つけめんで、組み合わせではなく特注の本格ちぢれ太麺の1.5玉でした。麺の量は375g。通常のつけ麺の麺は200gがメイン(並盛)で、大盛で300g、特盛で400gというのが一般的です。そう考えるととても多く思えますが、実際はどうでしょうか。

・・・・結論から先に言えば、1.5玉では足りませんでした。2玉(500g)でも十分イケたでしょう。
その辺りはまたあとで述べるとして。

テーブル調味料。
8.テーブル調味料.jpg

山椒、七味、一味、コショウの4種類があります。コショウはともかく、一味と七味、それに山椒とは・・・・?
つけ麺店には珍しい組み合わせですが、これは麺がうどんやそばという和風なものがあるためでしょう。さらに言えば、つけ汁の本質がこれらの薬味を要求するからでもあると私は感じています。

あ、肝心の店名を書くのを忘れていました[たらーっ(汗)]
店名は
つけ麺 のりちゃん
といいます。

さて、つけ麺のわりには比較的早く着丼。これは麺の太さが影響していると思います。ちぢれ麺は、特に縮れているわけでもなく、ほぼストレート。さらにいえば特に太くもない。そのため、茹で時間も少なくて済むのでしょう。幸か不幸かお店も空いてましたしね(私の他には男性2人連れのみ。後客なし)。
9.着丼.jpg

真冬のことで寒かったため、あつもり(熱盛)でお願いしました。上に載った野菜類(大根、人参、ごぼう、水菜、菜の花)はいいアクセント♪ 市場内という場所柄、季節によって載る野菜は変わるのでしょう。
ただ、最後の方はさすがに麺が伸び気味でした。熱い湯の中に入れっぱなしですから、これは仕方のないところでしょう。
ですが、はじめのうちはもちもちしてまあまあの麺でした。

10.湯気がもわ~.jpg
13.人参、大根、ごぼう、青菜、水菜.jpg

さて肝心のつけ汁です。これはかなり個性的。煮干しと鴨肉の旨みがしっかりと出た、醤油ベースのやや甘めの味付けです。そこに丁寧な処理を施されたレモンの輪切りが投入されていてほのかな酸味も味わえる。鴨肉やしめじ、煮干しそのものも入っている。う~ん、つけ麺というよりはそばやうどんの方にスタンスが置かれているか? ご主人はうどん店で修業された方のようだし・・・。でも中華麺にもまったく遜色のない、ある意味不思議なつけ汁です。
ただ、間違いなくいえることは
美味い[exclamation×2] ということ。
こういう味のつけ汁は、今回の私のようにちぢれ麺一本で行くより、うどんとのあいもりが正解だったかもしれません。

11.熱々のつけ汁.jpg
12.鴨肉のスライス.jpg

最後には徳利に入れられたしょうが湯を持ってきてくださいます。これをつけ汁で割って飲むのですが、寒い日にはちょうどいい(^^) ぽかぽかと温まる感じです。
14.最後はしょうが湯で割る.jpg

いや、これは美味しかった。再訪はありますね。ただこのつけ麺 のりちゃん、場所が場所だけに営業時間もかなり個性的。なんと朝6時から14時までです(月~土)。朝早くからこれだけのつけ麺が食べられるのは、ある意味幸せなのかもしれません。

最後にひとつだけ、ものすごく細かい点で恐縮なのですが、気になったのが割り箸のことです。
それが、のりちゃんに置いてある割り箸は短かったんです。例えていえば、コンビニ弁当に初めからついている割り箸と、食堂などでまとめて竹筒状の入れ物に刺さっている割り箸の差くらい。だから深めのつけ汁にはやや不適切で、箸を持つ右手が窮屈だった。あと1cm、いや5mmでも長ければもっと心地よかった思います。
長い間ラーメンを食べ続けている私ですが、箸の長さが気になったのは今回が初めて。そこで、他の男性2名が帰って店主と二人だけになったときに「おそれながら」と言ってみました。
店主曰く「そうですか。業者にまかせっきりで・・・」
私にしてはエラそうに思い切ったことを言ったものです。言った尻から顔が赤くなったものですが、客からの指摘を生かすか殺すか、あとは店主が決めればいいことで、これ以上は常連でもない一見が言うことはありません。
「ごちそうさまでした。また来ます」と店を後にしました。


久しぶりの竹麺亭さん訪問 [つけ麺]

龍神温泉の最終回に行く前に、ちょっと前に行った竹麺亭さんの期間限定つけ麺の紹介を[るんるん]

1.移転後の店舗.jpg

調べてみたら、約1年2か月ぶりでした。大阪狭山市の名店であり、つけ麺の美味しさに目覚めさせてくれたお店のひとつ。塩ラーメンが美味いのにも拘らず、最近はつけ麺しか食べていないお店です。私はこの日はカウンター席に座ったのですが、実際、普通のラーメンを食べている人は皆無でした。
テーブル席のお客さんも含めてほぼ全員がつけ麺もしくは和え麺のオーダーでした。

私もこの日はメニュートップの魚介醤油つけ麺しか頭になく、それをオーダーする気満々で伺ったのですが、店前に来て急に方向転換[exclamation]
なぜならこの張り紙を見たから。

2.これにしよっかな?.jpg

このお店の魚介醤油つけ麺の旨さは十二分に理解していますし、それを鶏で作ったらどうなるか、まして12時間オーバーの煮込み時間となると・・・・その味わいを是非にでも味わってみたくなりました[ぴかぴか(新しい)] それに〔期間限定〕ですし[るんるん] 弱いんですよ、日本人は。『限定』の二文字に(笑)

魚介醤油つけ麺に意識を残しつつ、小さな勇気を振り絞って券売機の鶏白湯つけ麺をポチッ。お嬢さんに言う麺の量は当然の300g。(でも今日はちょっと多かったかな?)

このお店にはテーブル調味料がありません。冷水はセルフで、逆さまに置かれたグラスを取って自分で注ぐスタイル。この方が気楽でいいですね。それに、大量に入れてだんだん温くなるよりは少量ずつ適切な量を入れることができるので、多少面倒でも注ぎさえすれば常に冷えた水が飲めます。そしてこういう水の継ぎ足しは、濃厚な味わいを持つタイプのつけ麺や和え麺にはとても合っていて合理的なのです。
氷のたっぷり入った冷水ボトルは、1本/人が置かれていました。そして、今日に限ってはこの一人1本の冷水ボトルは、効果てきめんでした。

5.テーブル調味料はなし.jpg

メニューです。ちなみに魚介醤油つけ麺は、昨年より20円値上げされていました。
4.メニューです.jpg

店内にある製麺室。竹麺亭さんはかつては釧路製麺から麺を仕入れていたことがあったようですがhttp://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2010-11-05)、お店を移転してからか自家製麺に転換したようです。
3.店内の製麺室.jpg

11:35に店内に入ったのですが(開店時間は11:30)、カウンターは1席を残すのみ。テーブルも2席が埋まり、私の着席後も後客が続々。さすがに人気店だけのことはあります。

隣りの隣りの人が頼んだ「ガーリック和え麺」が、強烈な香り(ほとんど「臭気」[ふらふら])を周囲に拡散しています。しばらく後には慣れましたが、彼が混ぜ混ぜしているときはホント凄かったですわ(^^;

数分後、私の鶏白湯つけ麺が着丼です。
10.おおっ、美味そう.jpg

半熟煮卵を頼んでないので全体的な色のバランスには少々難がありますが、相変わらずレアチャーシューは厚みがあって美味そう[るんるん] ネギは普通の輪切りではなくて縦に切ったもの(削ぎ切り?)。切断面の面積が輪切りより大きい分、こちらの方がネギの香りが立ちます。ただ、ネギをガシガシと噛んだ際のネギ臭さが食後も口中に残りました。これは私の食べ方が悪かったのかもしれない(ーー)
8.レアチャーシュー、縦切りのネギ、太麺.jpg

まず、麺だけをいただきます。・・・・小麦の香りがふわ~んと立ち上がります。それと・・・ん?麺が少々柔らかい。茹で過ぎなのかこれが普通なのか、何れにせよ顎力をあまり使わなくてもいいようです。
6.麺.jpg

さて肝心要、つけ麺の味わいを左右するつけ汁ですが、
7.12時間以上煮込んだ鶏100%スープ.jpg

いかにも濃厚そうで、まずはレンゲで少しだけ口に含む・・・・おー、すんごい鶏の濃厚さ[がく~(落胆した顔)] これだけの濃厚さはなかなか味わえない。こりゃあ美味いです。
でも・・・・辛い[ふらふら] かなり塩っ辛い。つけ汁に浮かぶ
赤い点々は一味唐辛子でしょう。しかしこれは一味だけの辛さではない。とにかく辛い。
麺に絡めていただきます。浸け過ぎると、鶏の濃厚な旨みを凌駕するほどの辛さの一撃が来ます。カプサイシンの突き刺すような辛さではなく、舌全体を覆い尽くすような辛さ。(←上手い表現が見当たらない…) 
ほどほどに浸けると、鶏の旨みの後に辛さがじわっとくる感じ。元々のつけ汁が濃厚なだけによく麺に絡みますので、「浸けすぎ注意」です。
そのつけ汁の中には、コロチャーシュー数個と味の濃い細切りのメンマが入れられていました。このコロチャーシューをアテに飲んだら、さぞかしビールが進むことでしょう。

9.コロチャーシュー&味の濃いメンマ.jpg


まあ、高血圧の人にはお薦めできかねるつけ麺ではあります(^^; 
が、それでもやはり美味いのには間違いない[exclamation×2] あとは個人の嗜好の問題ですね。何でもそうですが。


麺食堂 88でのつけ麺はオイリーな醤油味 [つけ麺]

ここは奈良県の片田舎。磯城郡川西町というところです。「磯城郡」は、「しきぐん」と読みます。まあ、難解地名のひとつであることは明らか。これを読める人は、奈良県の関係者以外はほぼおられないことでしょう。そんなところに麺食堂 88さんはあります。場所は【ココ】(←クリックどうぞ)。ちなみに「88」は「はちはち」ではなく「はちじゅうはち」です。
(もひとつちなみに私が若い頃に乗っていたクルマは86(ハチロク))

行ったのは夜営業のある金曜日。18:30の開店丁度位の時間に行ったらすでに15人待ちで、最初の客が入店しているところでした。
1.すでに15人待ち.jpg

同行した後輩と一緒に、ひたすら前客が出てくるのを待ちます。

で、ようやく順番が来て、券売機で食券を購入。少々迷った結果、チャーシュー2倍&煮玉子付の特選つけそばを選択。もちろん大盛りで+100円、その結果値段は1,050円とつけ麺一杯で1,000円を超えました。
2.券売機.jpg

店内は、カウンター5席と2人掛けテーブル×2卓で満席でも計9人しか入れません。正直、とても狭いお店です。昔はバーか何かだったのではないか。それを居抜きで引き継いだような感じです。
私が座ったのはカウンターの一番手前ですぐ脇(30cmと離れていない)に券売機があり、食べている最中でも次の客が食券を買っていて、ついでにその視線まで感じられ、これは本当に鬱陶しかった[ふらふら][ふらふら][ふらふら][ふらふら][ふらふら] 
券売機の位置はもっと考慮されて然るべきでしょう。私だって買う時は恐縮ものでしたし。

調理はちょうど私の目の前で行われていたため、そのオペレーションがよく見えました。
そこでわかったのは、麺を〆ていたのはただの水ではなく氷をたっぷりとぶち込んだ冷水だったこと。そりゃあ〆ります。食べた麺はかなりな歯応えのあるものでした。

こちらはつけ汁。かなりオイリーでした。そのオイリーさは下の画像でさらによくおわかりいただけるのではないかと思います。
3.つけ汁.jpg
4.結構オイリーでした.jpg

七味(一味?)を振り掛けられたつけ汁は鶏ガラ+魚介ダシ。酸味も感じられます。県内産の醤油を使っておられるそうで、それが強調されたような味わいでした。
その中にはコロチャーシューが5~6個入っていました。このチャーシュー、ご飯ものの豚丼に使われているものと思われ、つけ汁の熱に温められたチャーシューは本当に美味しかったですよ♪
5.中にはコロチャーシュー.jpg

これが特製つけそば。
鮮やかなピンク色をした
レアチャーシューが目立ちます。このチャーシュー、パンチを押さえた生ハムのような感じで、そのまま食べても十分に美味しい。肉の旨みが口中に広がります[わーい(嬉しい顔)] 軽くスープにつけていただくとさらに味がアップ[揺れるハート] そのままでもつけ汁に付けてもOKな、素晴らしいチャーシューでした。
6.特製つけそば・大盛.jpg
8.これは美味かったレアチャーシュー.jpg

あと、特筆すべきは麺。手で水分を絞られ、折り畳むように盛りつけられた平打ち、ツルツルシコシコの麺はそれだけでも美味しくて、相当凝って作られているんじゃないかなという気がします。
ただ、さすがに冷水で〆ているだけあってよく冷えており、あっという間につけ汁がぬるくなってしまいました。ま、こればかりは構造的なものだけにどうしようもありませんけどね。

9.つるしこな太麺.jpg

煮玉子はまあ平均的。というか、これで個性を出すのは難しいです。
7.うまうまな煮玉子.jpg

18:30に並んで待ち始め、着丼は19:25頃でした。前に15人並んでいたとはいえ、2巡目で約1時間待つのはどうでしょう? あと、前述しましたが、券売機を置く位置を配慮していただければ、と感じた次第。
味は、店主が凝って作られた分、レベルは高いと思います。「座る席によっては」という条件付きながらおススメです。


進化を続ける麺屋 和人さんの期間限定つけ麺 [つけ麺]

とある暑い日の夕刻。
私は麺屋 和人さんの前に佇んでいました。ネット友の遠霞さんは千葉在住にも拘らず、すでに2度もこのお店を訪問されたご様子。気に入っていただいて何より、紹介させていただいた甲斐があるというものです(^o^)。
そんな遠霞さんに訪問回数で劣るわけにもいかず(とはいえ天満の麺元素さんはすでに遠霞さんの方が訪問回数が多く、「庇を貸して母屋を取られた状態」ですが(笑))、またひとつ新しいメニューに挑戦です。

1.夕刻の和人さん.jpg
2.店外メニュー.jpg

それは「期間限定 和人のつけ麺」です。「期間限定」というからにはおそらく夏限定ということなのでしょう。
そういえば私、もう長い間つけ麺を食べた記憶がなく、遡って調べてみると昨年の12月末の神戸以来、つけ麺を食べていませんでした。約8か月ぶりのつけ麺です。

3.今夜はこれ.jpg

そんな和人さんですが、前回訪問から約2か月で、はや進化を遂げていました。
それはこのテーブル調味料。すでにこの「テーブル調味料」という言葉自体が過去のものであり、いつもはお箸やつま楊枝などとともにテーブルの上に鎮座しているはずが、なんと引き出しの中に収納されていました。このどことなく未来的なシルバーの容器の手前側を注射器のように押すと、調味料が先端から出るようになっています。
そして、その種類がラーメン店のそれではない。ご覧ください。

4.進化した調味料.jpg
5.左から、ブラックペッパー、バジル、ガラムマサラ、ローストガーリック、岩塩.jpg

左から
① ブラックペッパー
② バジル
③ ガラムマサラ
④ ローストガーリック
⑤ 岩塩
というハイブリッドな組み合わせ。焼肉屋か、ここは?(笑)
初回および前回訪問時にはブラックペッパーとホワイトペッパーだけだったものが
http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2016-05-21)、いまや5種類に増殖。これだけあると、どれをどれだけ入れたらどんな味になるか、もはやわかりようがない。想像すら困難[ふらふら] 複雑怪奇なパズルみたいなものです。
いったい誰がこれだけの種類の調味料を置こうと決めたのか、少々興味はあったものの聞くこともならず、ははぁ~と感心するばかりでした。大体、ガラムマサラってカレーを作るときに入れたりするもんでしょう。インドにはカレー粉なるものは存在せず、このガラムマサラで味付けをすると読んだことがありますが、そんな強烈なものがあの繊細な和人ラーメンに合うのか? 
置き方の工夫には感心したものの、必要性については頭を傾げた私なのでした。
もちろん私は何も投入しておりません。投入して味が変な方に変わるのだけは避けたいですから。

やはり結局一口も食べなかったキムチ。
6.真っ赤なキムチ.jpg

さて調味料に感心しているうちにつけ麺が着丼です。
一見、なんという麺の量か? これは食べきれるのか? と心配しましたが、心配ご無用でした。そのからくりは後ほど改めて(・・・・と言っても、よ~く見ればかすかに答えは見えているのですがね(^^)。

今回はつけ麺・大盛を三方向から撮影してみました。どれが正面かは「?」ですが、まずはこちらが私の正面になるように置かれました。

トッピングは、まず水菜メンマ

7.つけ麺・大盛.jpg

2種類のチャーシュー味の濃い左側のチャーシューはちょっと辛かった。ラーメンのスープで薄められることなく、直で舌に触れると醤油ベースの比較的濃厚な味付けがなされていることがよくわかります。このチャーシュー、単体ならビールのアテに最高ですよ、間違いなく[るんるん] ちなみに右側のチャーシューは柑橘系の香りがします。
8.2種類のチャーシュー.jpg

こちらは夏野菜の代表格、そして私の大好物であるトマト。冷麺ならともかく、トマトが乗っているつけ麺なんて初めてです。
9.珍しいトマトと普通のもみ海苔.jpg

つけ汁です。冷たいです。例えて言えば、そばのつゆ。
通常のつけ麺のつけ汁はそのほとんどが熱いものですが、こちらは真逆。この冷たさが「期間限定」たる所以でしょう。これは寒い冬には食べられないつけ麺です。言ってみれば
夏仕様のつけ麺

中には何も入っていません
醤油味がきわめて強調され、かなり塩辛めの味付けになっていました。そこに香るのが和人さんの基本である魚介系の風香。ただ個人的には、もっと魚介系の味わいを前面に押し出してもよかったのではないかと思います。(そんな人は日本人にはいないと思いますが)醤油が苦手な人には薦められないつけ麺です。その反面、醤油好きにはたまらない一杯になることでしょう。
11.醤油ベースの冷つけ汁.jpg

麺はつけ麺の定番、小麦の香る太麺。
これが、見事な上げ底(笑) 麺はざるの上に盛られていたのでした。でも、底の方で麺が水に浸かっているのは決してよくありませんので、これは正解だと思います。ただ、このざるはもう少し下の方でもよかったかな、という気はしますが。

10.定番の太麺.jpg

薬味は2段の容器に収められています。上段はご覧の通りネギ。そして下段はなんと卵黄が入っていました。白身はきれいに取り除かれています(カラザは残っていたけど(^^;)。玉子は「お好みに合わせて入れてください」とのこと。日本蕎麦ならさしずめ鶉(ウズラ)の卵が添えられているところですが、ここでは普通の卵黄です。そういえば、昔いただいた兵庫県は出石の皿そばにも生玉子が一人に1個付いていましたね。
http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2011-07-14
12.2段の薬味.jpg
13.2段目は卵黄.jpg

出石の皿そばにはイマイチだった生玉子ですが、今回のつけ麺にはかなり有効でした。卵黄を投入することで、突き刺さるような辛さがいくらかは軽減され、マイルドになりましたからね。
14.3分の1ほどで卵黄投入→ややまろやかに.jpg

和人さんのラーメンなら、私はやはり和人らーめん極み煮干醤油ですね。
昔好きだったらーめん極が豚骨系に特化してしまった以上もはや私の選択肢には入らず、今はここ麺屋和人さん、チェーン店ながら完全に味が好みのちゃんぽん亭総本家(近江ちゃんぽん)、そして私のルーツともいえるあべ地下の古潭・・・・。
この3店舗にほぼ絞られました。鶏白湯なら少し行けば麺と心7というお店もありますし、つけ麺だけに限定するなら三田製麺所という専門店(←東京が発祥らしいです。またおま系ですが)もありますので、基本的にラーメンの味はすべて天王子近辺で何とかなります。
これは、ラーメン好きには嬉しい限りであり、天王寺もようやくここまで来たかと思えば、古くからこの界隈でラーメンを喰ってきた中年男からすれば感慨深いものがあります[揺れるハート]


吟醸らーめん 久保田@京都麺紀行(その3) [つけ麺]

さあ、京都麺紀行の第3弾にしてはや一応の最終回(笑)
ここは下京区の東本願寺と西本願寺のほぼ中間、吟醸らーめん 久保田さんです。
灯が消えて深閑とした京都の裏街の一角。
京都らしく幅の狭い道路に面して、そこだけちょっと違う雰囲気で店はありました。
1.夜の外観.jpg
2.券売機兼メニュー.jpg

店名の通り、ここは味噌ラーメンが主体。というか、ほとんどそれしかありません。しかもメニューは普通の味噌ラーメン(肉味噌ラーメン)もしくはつけ麺のみという潔さ。申し訳程度に鶏醤油ラーメンもありましたが、私の見る限り注文者はゼロでした。他のお客さんは、大半がつけ麺でしたけどね。
隣りに座っていた中国人カップルも、ビールを飲みながらつけ麺を啜っていました。
※文句をつける気はありませんが、この二人、のんびり食べてましたね~(苦笑) だって、私たちが着席した時にはもう食べていて、それでいてゆで時間15分のつけ麺を頼んだ私たちの方が先に店を出ましたから。お待ちの客もいたのに、あれはちょっとどうかな~という気はしました。まあ、らしいといえばらしいのですが・・・・

テーブル調味料。
3.テーブル調味料.jpg
4.六味?.jpg
七味や一味というのはよくありますが、ん? 六味 どうやら、七味から唐辛子を抜いたから「六味」のようです。

このお店に行ったのは、おばあちゃんたちと夕食を取った後だったので、息子も私もそれほど空腹ではなかったため、いつもの大盛ではなく(並)を注文。
先に来たのは当然麺の細い肉味噌ラーメンでした。
5.まずは肉味噌ラーメン.jpg
6.肉味噌と中太麺.jpg

ピリッと来ますね。ちょっと辛いか? でもカプサイシンのように突き刺すような辛さではありません。マイルドな感じ。
全体的に札幌系の味噌ラーメンとは根本的に違いますので、それを想像していくといけません。
チャーシューはなく豚のミンチ肉。味噌ラーメンにこれは合いますね。欲を言えば、時々札幌の味噌ラーメンについている穴の開いたレンゲがあると、尚よかったかも。
こちらは基本的に息子が中心になって食べました。

次に吟醸つけ麺 味噌(並)です。
7.吟醸つけ麺 味噌.jpg
9.チャーシューはしょぼかった.jpg
麺が太い。細めのうどんくらいありますね。噛みごたえも十分。つけ汁は、まあこんなものでしょう。値段を考えると、チャーシューはちょっとしょぼいかな?
つけ汁には魚粉がどかり。でも味噌味が濃厚なので、そんなに主張はしていない感じでした。
ところで、このつけ麺の味の根幹を成している味噌。かなりいい味噌を使っているのでしょう。そこまで味のわかる舌を私は持っておりませんので何とも言えませんが、店主は味噌に凝りに凝っておられるのだと思います。

それゆえか、正直に言うとコスパは決してよくありません。肉味噌ラーメン:750円、吟醸つけ麺・味噌(並):870円は、相対的に50~70円は高いような気がする。
しかし、おそらく私たちの知らない部分で、材料、特に味噌にかけている費用は結構なものなのでしょう。

それを考えると、この芳醇な味わいの味噌をつけ麺で愉しむだけでも行く価値はあるかもしれません。

※追記・・・・割りスープはポットに入れてはじめから置いてありましたが、これは美味しかった[るんるん] お腹一杯だったので飲み干せませんでしたが、空腹時であれば完食だったでしょう、間違いなく。


鉄鍋でいただくつけ麺@麺屋 清正・八尾店 [つけ麺]

これまで食べたことのないつけ麺でした。つけ麺というと、濃厚な豚骨ベースのスープに魚粉を加味したもの+太麺というのが主流なのですが、今回いただいた麺屋 清正さんのつけ麺はそれらとは完全に一線を画す、斬新なつけ麺でした。

このお店、東大阪に本店があるそうですが、私はそちらは知らず今回初めての訪問となった次第。場所は【ココ】です(←クリックどうぞ)近鉄・大阪線・八尾駅西側のマンションの1F。風で暖簾がめくれあがっていますが、営業中です。
1.マンションの1F.jpg

駐車場はなく、近隣のコインパーキングに停めるしかない。

店内はテーブル4卓とカウンター(だったと思う)。
そしてメニュー。店の規模に関わらず、ファミレスのような装丁になっていました。
2.メニュー(1).jpg
3.メニュー(2).jpg

初めてお店ではデフォルトのメニューを注文するのが私の常なのですが(ここでは「元祖清正」)、今回だけは鉄つけをお願いしました。麺は太麺と中細麺から選べるのですが、もちろん太麺大盛(2.5玉=350g)でお願いしました。

数分後運ばれてきたのがこれ。
4.鉄つけの食べ方.jpg
5.最初に来たもの.jpg

旅館の一人用の小鍋の感じです。この固形燃料はつけ汁を温かく保つためのものなのですが、旅館などで出されるものに比べるとやや小ぶりです。見た感じ、3/5から3/4くらいの大きさかな? 

そして注文後約10分で着丼、というか着鍋。
6.着丼.jpg
7.フタを開けると.jpg

大盛の、いかにも食べ応えのありそうな太麺にはネギがどっさり[がく~(落胆した顔)] 
8.太麺大盛350g.jpg

そしてポイントはやはりこのつけ汁でしょう。
チャーシューはとろプル。野菜は、ここに見えているのは水菜と白菜、それに大根おろしですが、その他に沈んでいて見えませんが、細切りのニンジン、しめじ、椎茸、それに玉ネギが入っています。

9.これが核心の鉄つけ.jpg
10.プルトロチャーシュー、白菜、水菜に大根おろし.jpg

では「鉄つけの食べ方」にしたがっていただくとしましょう。
まずはスープを一口。
・・・・見た目のとおりあっさりしてますね~[るんるん]
スープのベースは鶏ガラと醤油、それに昆布もしくは煮干しといったところでしょう。さらにニンニクが入っていると思われます。実は結構油っぽいのですが、大根おろしがそれを中和している感じ。
これは新しい[exclamation×2] つけ麺の新しいカタチですね。美味しいつけ汁です。何より、常につけ汁が熱いのがありがたい。つけ汁がだんだんヌルくなって最後には油ギッシュ、なつけ麺の構造的欠陥を補って余りある工夫です。麺の量が多かった私の場合は、固形燃料が最後には消えていましたが、それでもほぼ最後まで美味しくいただけました。

でも・・・・食べているうちに、つけ麺を食べている感じがしなくなってきました(^^;

この感じは完全に一人小鍋です。これでつけ汁に豆腐や練り物が入っていればそのものでしょう。だって白菜に水菜ですからね。大阪には「うどんすき」という鍋料理があるのですが、あれのラーメン版みたいな感覚がありました。

いや、美味しかった[わーい(嬉しい顔)] このお店の他のラーメンも食べたくなってきました。八尾は私の住んでいる地域からすると大和川を隔てて直線距離はそんなに遠くではないのですが、それでも電車では行きにくい土地ではありますが、ぜひまた再訪したいと思います。
11.完食.jpg


玉五郎 五代目難波店 [つけ麺]

1.五代目_難波店.jpg

遠霞さんが大阪出張の折りに2日連続で行かれた大阪の煮干しらーめんの名店、玉五郎さんの大阪5軒目の店舗です。玉五郎さんは出店順に「〇代目」と命名されます。あべのルシアスにあった、同じつけ麺のみさわさんも同じ店名の付け方でしたね。

ここは難波です。以前に一度行っています。(→http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2013-05-08) そして2度目の今回はつけ麺にチャレンジです。
2.そそる看板.jpg

[右斜め下] こちら、店前のメニュー。
3.店前のメニュー.jpg

「特選」になるとトッピングがやたらと増えるのですが、今回実はこの後先輩との飲み会があったので、今日はきわめて普通のつけ麺。いつもは大盛だけど今日は「並」(1.5玉)です。

いつものテーブル調味料。コショウよりはトウガラシ系の方に振られていますね。
4.テーブル調味料.jpg

つけ麺の後にいただくスープ割は、専用のポットが最初からテーブルにセットされています。
5.スープ割りは最初から.jpg

店内は煮干しというか海の雰囲気をアピール。
6.それらしい店内.jpg

まずは麺から着丼です。これは太い。極太の部類に入るでしょう。つけ麺は麺を味わう食べ方ですので、セオリーに乗っ取ってまず麺をツルツルと啜り込むと・・・・小麦の香りが鼻腔をくすぐるとともに、歯応えもどっしりとしたもの。でもこれは、ちょっとアゴ力が必要だなぁ~(^^; 実は私、顎関節症だったりするのです[ふらふら]
7.まずは極太麺.jpg
8.モチモチです.jpg

そしてしばらく後、つけ汁が着丼です。ちょっとボケておりますが、赤い点々がわかりますか? 
これはトウガラシ。魚介とんこつ系のつけ汁にトウガラシはもはやつきものになりましたね。ピリッとした味のアクセントにはいいのですが、入れ過ぎると舌を突き刺すような辛味だけが目立ってしまいますので、バランスがとても大事。今回はどうでしょ? 少しだけ多かった感じでしょうか。

9.次につけ汁.jpg
10.で、勢揃い.jpg

つけ汁の中には、三角形のブロックチャーシューやメンマ。ふつうに美味しかったです。これだけ入っていれば、敢えて「特選」にする必要はないと私は思います。
11.つけ汁の中には・・・.jpg

もちろん完食。はじめは、並なのにえらい麺が多いなと感じたのですが、実は上げ底になっていました。つけ麺の麺は最後になると水に浸かっていたりして鬱陶しいことがあるのですが、こうやって底を上げているとそのデメリットは解消されますので、いい工夫だと思います。あ、つけ汁はもちろんスープ割にしています。こちらも完飲と行きたかったのですが、さすがに我慢しました[もうやだ~(悲しい顔)] 
[右斜め下] この、底に敷いてある竹製の何て言うんですか? こういうモノ、千日前の道具屋筋に売ってそうやなぁ~と想像すると、何となく笑えました[わーい(嬉しい顔)]

12.完食.jpg

玉五郎さんのつけ麺、やっぱりイケます。基本がしっかりしているので、まずハズレはありません。できれば天王寺付近にも出店してほしいものですね[るんるん] きっと贔屓にするでしょう。


麺将 天破 [つけ麺]

とってもいいお店を見つけました。
場所は近鉄大阪線・河内国分駅のすぐ近く。駅から至近ということで駐車場はなく(近くのコインパーキングあり)、公共交通機関か自転車、単車で行く必要があります。私はこの日は原付を使って訪問しました。自宅からは結構距離があるのですが、まあ行けない距離じゃない。自転車だとしんどい。電車は一旦大阪市内を通らなきゃならないので、非現実的。ま、私にとってはそんな場所です。

この河内国分駅。「かわちこくぶ」と読みます。「国を分ける」・・・・あとで出てくる【ココ】をクリックしていただければわかりますが、この地はまさしく国を分ける場所にあります。それは河内と大和。つまり今の大阪と奈良です。
国分は、大阪と奈良を隔てる山塊(生駒金剛山地)がちょうど途切れる鞍部に位置しており、大和川も流れる戦略上大変重要な土地。ここを抑えておけば徳川軍の侵攻を食い止められるということで、大坂夏の陣では攻める徳川VS守る豊臣の間で最大の激戦の場となりました。NHKの大河ドラマ『軍師官兵衛』に今後さらに重要な脇役として登場してくる後藤又兵衛基次(今夜から塚本某が演じていましたね)が戦死したのはこの付近でした。『軍師官兵衛』をご覧になっている皆さまは、是非この「国分」という地名を覚えておいてください。物語の終盤に、必ずや登場してくるはずです。

・・・・いや、官兵衛が亡くなったのはたしか関が原と大坂冬の陣の間だから出て来ないか。出てくるとしたら再来年の『真田丸』か。こちらには必ず、間違いなく、絶対に出てくると思われます。今度は誰が後藤又兵衛を演じるのでしょうかね。
『真田丸』は今回の『軍師官兵衛』と登場人物がかなりかぶるので、今から配役が楽しみです。あえて秀吉を被らせた竹中直人さんのようなことをすれば「NHKもやるやんけ」、となるのですが、そこまでやるのでしょうか。黒田官兵衛役を岡田准一がカメオ出演すれば大きな話題にもなると思うのですが[わーい(嬉しい顔)]

さて、ラーメンの話に戻りましょう。私の言う「いいお店」とはもちろんラーメン店。店名を麺将天破さんといいます。「天破」は「てんは」ではなく、「てんぱ」と読むそうです。場所は【ココ】(←クリックどうぞ)。どうやら以前はお寿司屋さんだったようです。

1.外観.jpg

一番目立つ場所に「鶏そば」とありますが、メニューに「鶏そば」はありません。看板メニューは「天破濃厚ブラック」。
2.メニュー.jpg

でも私が頼んだのはつけ麺でした。麺の量は200~400gで同一価格という太っ腹。300gまでは同じ値段で400gは+100円とかいうパターンが多いのですがね[るんるん] 
3.思い入れ.jpg
5.厨房では.jpg
4.テーブル調味料.jpg

つけ麺の例にもれず、少々待ちます。麺はもちろん太麺。後から来た方のあっさりブラックの方が早かったかな、まあそれは仕方ないし、気にもしません。そうこうしているうちに私の頼んだ天破つけ麺が着丼です。
6.つけ麺(300g).jpg

待ちながらつけ麺が作られるのを見ていたのですが、チャーシューは冷蔵庫から取り出した塊りを切り出し、出す直前にバーナーで炙っておられました。だからといって熱々ではなく、ちゃんと冷めていましたが(苦笑) まあ、もともとが冷たいのだから、数秒炙ったところで熱々にはなりませんわな(^^)

トッピングは他に水菜に白髪ネギ、穂先メンマ、海苔。麺は極太に近い太麺。もっちりした噛み応えはつけ麺にピッタリ合う麺でした。正直、相当美味かったですよ[ぴかぴか(新しい)]
7.ネギ等と穂先メンマ.jpg

つけ汁の中には2種類のチャーシューが沈んでいました。特に左のトロトロ系のチャーシューは美味しかった。これを食べるだけのために訪れても、意味があるかもしれません。さらに、刻み玉ネギもシャキシャキとしていい感じを出していました。最近のトレンドでもあり、何より美味しいので私は文句ありません[わーい(嬉しい顔)] 考案してくださった方に感謝m(_ _)m
8.つけ汁内チャーシュー.jpg

つけ汁は、魚介系は弱めにしてあるのですが、濃厚なのにくどさがない。なぜだ、これは?と考えつつ箸を進めたのですが、最後の方になってわかりました。柚子ですね、おそらく。

食べ終わってからスープ割りをして完食したのですが、その割りスープに柚子が投入されていました。柚子の爽やかさがつけ汁の濃厚さを上手く中和して、最後の最後まで美味しくいただけました。いや、本当に美味しかったです。家から原付でギリギリ行けるところにこういういいお店を見つけることができて、私は幸せです[黒ハート] 
(あと、近くに北関東系のラーメンを出すという店もあって、そこにも食指を動かされています)

9.完食.jpg

今回はつけ麺でしたが、次回は必ずブラック系に突撃します。個人的にブラック系はあんまり好きではないのですが(醤油醤油して辛いのが苦手)、ここなら期待できるかも[グッド(上向き矢印)]


つけ麺丸和@弥冨市 [つけ麺]

北海道の記事に行く前に、2月アタマに行っためいほう絡みのお話を3本、書きます。まずはスキー場に行く前に寄ったつけ麺屋さんのこと。 

2月8日(土)。全国的な大雪で、東京では歴史的な積雪を記録し、交通網は大打撃を受けました。
その日、私はナワさんとの年に一度の彦星スキーの日でした。その様子はナワさんがすでにアップされましたし(
http://tougeoyaji.blog87.fc2.com/blog-entry-2247.html
)、私も次回紹介したいと思っています。

いつものことながら前日にスキー場入りして車中泊したのですが、その夜の食事は久々につけ麺をいただいてきました。
そこは、かつて7年の時を過ごした愛知県海部郡弥富町(現弥冨市)。私が引っ越してからできたパチンコ屋の一角に人気ラーメン店が4軒、軒を連ねる新しいラーメンスポットが誕生していたのです。
今回私が訪問したのはその中の1軒、つけ麺丸和さん。場所は
【ココ】(←クリックどうぞ)

一番手前の麺屋はなびさんだけに行列ができていました。
1.ラーメン4店.jpg
2.行ったのはつけ麺丸和さん.jpg

お店はカウンターのみ、14席。先に券売機で食券を買います。

このお店、東京の超有名店、大勝軒のお弟子さんのお店のようです。店内に写真が飾ってありました。ここ愛知県では春日井(R19沿い)にもそういうお店があるようですし、船山史家さんも書いておられましたが、今や全国に拡がっているのでしょう。
3.カウンターのみ14席.jpg

テーブル調味料はこの通り。ちょうど影に入って暗いです。
4.テーブル調味料.jpg

つけ汁を入れる器は石鍋になっています。それをコンロにかけて熱する。つけ麺の構造的欠陥は食べるにつれてつけ汁が冷めてゆくことですが、このようにつけ汁を入れる器を石鍋にし、それを熱することで熱さをキープできるわけです。石鍋の保熱力は抜群ですからね。
この方法はかなり有効だと思います。これから真似をするお店が増えるのではないでしょうか。
5.コンロで石鍋を加熱.jpg

さて、スキー前夜のつけ麺が着丼です。今回はデフォと思われる丸和つけ麺に+300円で「全部のせ」にしました。
これにより、チャーシュー、メンマ、味玉がトッピングされます。
しかし、正直言って、全部のせにしなくてもよかったかな。つけ汁の中にチャーシューもメンマも少しは入っていたと思われますし、うん、やっぱり必要なかったかな。
6.丸和つけ麺全部のせ.jpg

グツグツと沸騰するつけ汁(志賀高原に行く前に寄った味噌煮込みうどんを思い出しました(^o^))には、刻みネギが乗せられていました。これ、シャキシャキした食感がして、爽やかでもあり、濃厚なつけ汁にはよくマッチして、私は好きです。
7.玉ねぎ+メンマ.jpg

豚骨、鶏ガラを15時間以上煮込んだという超濃厚で粘度の高いつけ汁は、太麺によく絡む、まあ「またおま系」ではあるのですが、美味しかったです。ちょっとピリッと来る辛さが気になりましたが、かろうじて許容範囲かな。

麺は中盛(300g)までは同額。もちろん私は300gを選択しましたよ。
麺は極太に近い、かなりの太麺。シコシコして噛み応え十分[るんるん] チャーシューはいわゆるトロチャーシュー。
8.トロチャーシュー&極太麺.jpg

もちろん完食。麺のあまりの歯応えにアゴが疲れました(^^;
9.完食.jpg
10.こういう器、好きです.jpg

時間はまだ早い。これなら高速に乗らなくても適当な時間にスキー場に着けそうだ。

とゆ-ことで、弥冨からR155~西尾張中央道~R22~R156、そして郡上八幡からR472(せせらぎ街道)を経てめいほうスキー場に向いました。無事到着したのは22:30頃でした。路面に雪はなく、完全なドライ状態だったのです、この時までは・・・・。


屋台ちかみちらーめん(その2)@ラーメン部⑦ [つけ麺]

2回目の登場です、屋台ちかみちらーめんさん
1回目はコチラ→
http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2013-06-21

トラックの荷台で調理し、隣りに設置されたコンテナの中で食べるという特殊な構造のラーメン店ですので、覚えておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
1.トラック屋台.jpg

場所は【ココ】(←クリックどうぞ)。クルマでないと行きにくい場所ではあります。また、何せ屋台ですので、大雨の日はお休みになります。夜だけの営業で、仕込みや出張のときは臨時休業となります、その辺りはブログやツイッターで報告されることになっています。

前回は5月末の訪問でまだ明るかったものですが、同じ時間の訪問ながら9月末の今回はすでに暗くなり始めていました。

さて、この日はラーメン部による訪問だったのですが、頼むメニューは決まっていました。

それは塩つけめん。理由は・・・・最後で書きます。

[右斜め下] コンテナ内部。
2.コンテナ内部.jpg

雑誌ぴあ・関西の「究極のラーメン 2014」の醤油部門で、ちかみちさんは準グランプリを獲得されたのだそうです。
たしかに美味しいですもんね[るんるん] 
3.醤油で準グランプリ.jpg

店内のコルクボードには名刺が多数貼られていました。(この他にもボードあり)
この中で私が圧倒的に注目したのが(変な表現[あせあせ(飛び散る汗)])、
4.貼られた名刺.jpg

[右斜め下] このラーメン店。5.注目はコレ.jpg

自慢するわけではありませんが、奈良や大阪でこのラーメン店を知っているのはおそらく一握りでしょう。
なぜならこのお店は名古屋のラーメン店だから。

喜多楽

・・・「きたら」と読みます。私は名古屋勤務時代の10年ほど前に行きました。当時は(今も?)駐車場がありませんでしたので一度しか行ったことがないのですが、塩らーめんが圧倒的に美味かったことを今でもよぉ~く覚えています。名古屋で私がおススメするラーメン店のBEST5には入りますね。あっさり系統ならNo.1と言ってもいいくらいかも[ぴかぴか(新しい)]
名刺を見た今、是非また行きたいな~と、真剣に考えています。

[右斜め下] テーブル調味料です。GABANのコショウは相変わらず置かれている比率が高い。
6.テーブル調味料.jpg

さて、ラーメン部No.1の大喰らい・K君は、醤油らーめん・特盛(麺2玉)+香味ごはん(ラーメンスープで炊いたご飯)という物凄い量を軽~く平らげました。
7.醤油・特盛と香味ごはん.jpg

[右斜め下] こちら運転手のA君の頼んだ油そば。海老のナントカという名称でした。一口いただきましたが、結構油っぽい。そりゃあ「油そば」だもんね、当然といえば当然。(この画像では全然伝わらへんな~[たらーっ(汗)]
8.海老ナントカの混ぜそば.jpg

さて、では本命登場、私のオーダーした塩つけめんです。麺は大盛=1.5玉。
9.塩つけ麺(大盛).jpg

つけ汁は、私の嫌いな韓国海苔の風味、と思ったらこれはごま油の香り? 結構オイリーな感じでした。
左下には味玉子が沈んでいるのですが、ちとわかりにくいですな、というか、見えん。

このつけ汁は、珍しくといいますか、酸味がすごく効いています。
実はラーメン部メンバーM君の友人のY君がここのつけ麺を
「酸っぱい[ちっ(怒った顔)] こんな不味いつけ麺は初めて」
と酷評しており、どんなモンなのか、とは思っていました。
で、今回いただいたのですが、麺を付けて食べる分には全然気になりませんでしたね。つけ汁のみを飲んだ際はさすがに酸味を感じましたが、「こんな酸っぱいもん喰えるか」というほどのひどさではなかったと思います。
てか、十分ウマイやん[exclamation] 

10.つけ汁.jpg

麺は平打ちの太麺。もちもちの麺は、つけ汁に浸けなくても十分食べられます。
実際に二口ほどは麺だけで食べましたし(^o^)
11.平打ち麺とメンマ.jpg
12.チャーシューと山椒.jpg
13.味玉子.jpg

もちろん完食。つけ汁もスープで割っていただきました。美味ですよ、ホント。
14.完食.jpg

さて、汁喰街道2013です。以前にもちょっと書きましたね。

私はここ屋台ちかみちらーめんさんからスタートしたのですが、この日、この屋台ちかみちらーめんさんにて全12杯をコンプリートしました。ビンゴ1列で抽選券がもらえ、これは10/7でしたか、抽選されます。私は無事3列以上を達成しましたので、参加6店舗の内から1店のサービス券をゲットです。
ちなみに今回つけ麺を頼んだのは、このお店でつけ麺をいただいたらコンプリート、だったからです。
15.コンプリート.JPG

[右斜め上] この画像は、事務局に送ったもの。10月になったらサービス券が送られてきますので、その際にはまた紹介します。

私はコンプリートまでおよそ4か月かかりましたが、中には3周した強者(つわもの)もいたようです。ということは4週、5周したヤツもいるかもしれません。

ま、私はこんなトコで十分でございます[わーい(嬉しい顔)]


麺屋 NOROMA(その2) [つけ麺]

旅の終わりは、奈良のラーメン店、麺屋 NOROMAさんです。
普通は阪神高速をそのまま南下して帰宅するのですが、ステアリングを左に切って90度の方向転換。第2阪奈道路を経て、JR奈良駅の前を通過して到着です。

時間は19時半頃だったでしょうか。お待ちの客もなく、すんなり着席できました。
あ、今回はコンデジを使って撮影していますよ。
1.2度目のNOROMAさん.jpg

メニューです。非常にシンプル。鶏そばか鶏つけ麺か、特選かそうでないか、の計4種類のみという潔さ。
もっとも大盛りもありますけどね。
2.メニュー.jpg

すんなり帰りゃいいのに、わざわざ進路を捻じ曲げて奈良に向かったのは、妻にこのラーメンを食べさせてあげたかったから。彼女はラーメンといえば神座が好きで、それ以外のちょっと変わったラーメンをあまり食べた経験がありません。
そこで、鶏を味の中心に据えたNOROMAさんのラーメンを是非味わわせてあげたかったのです。妻にしてみれば、豚骨以外の白濁したスープなんて食べたことがないでしょうからね。

以前に鶏そばを食べたこともあり、私は今回はつけ麺にしました。もちろん大盛。
私は汁喰街道(シルクぅロード←クリックどうぞ
)の絡みもありました。ちなみに店のハンコは、8/11現在で12個中9個まで来ました。8月中の全店対象メニュー制覇を目指しています。

そうこうしているうちにつけ麺が着丼です。あ、妻は鶏そばを注文しています。
4.今日はつけ麺.jpg
5.迫力あるな~.jpg

つけ汁は鶏の旨味を存分に引き出したもの。今のところここでしか味わえない絶品の旨さです[揺れるハート]
6.つけ汁はコクがあり.jpg

麺は先日紹介した金久右衛門さんも使っているミネヤ食品さんの麺。モチモチの平打ち麺です。口に含むと小麦の風味がしっかりと鼻腔を抜けていきます。よく吟味された麺という印象を受けました。
7.モチモチの平打ち麺.jpg

そういえば、ここのチャーシューは、これまでいただいた中でも、麺人ばろむ庵さんや竹麺亭さんと並ぶほどトップクラスの美味しいチャーシューだったのを思い出しました。
8.最高レベルのレアチャーシュー.jpg
(※アップで撮りましたが、チャーシュー自体は上の画像と大きさがほとんど変わりませんね[たらーっ(汗)]

うん、これは旨い[exclamation] 本当に美味い[exclamation×2] よくある豚骨魚介系のつけ麺とは違い、凝縮された鶏の旨味がぶわっと口の中に広がって、益々食欲をかき立てます。大盛りの麺もあっという間に無くなってしまいました[わーい(嬉しい顔)]

ただ・・・・ただですね、唯一最大の欠点というか、それはありました。
構造的なものなので現段階ではどうしようもないことなのですが、それはつけ汁が冷めてしまうこと[ちっ(怒った顔)] 私がいただいたのは前掲通り大盛だったのですが、最後にはつけ汁が冷めてしまいました。これがあることを見越して、麺をつけ汁に付ける時間極力少なくするように注意したのですが、それでも・・・・[もうやだ~(悲しい顔)]
NOROMAさんでつけ麺をいただく場合は、やはり並盛にしておいた方がいいかもしれません。実際、途中まではすんごく美味しくいただけましたからね。
つけ汁を熱く保つ工夫。例えば、電子レンジを設置して客が(スタッフが)熱くできるようにする、焼けた石を投入する等の対策があれば、私は【完璧なつけ麺】と言っても過言ではないと言えると思います。
(もしかすると、私が知らないだけで店側はもう対応しておられるかもしれません。そうなら、「ごめんなさい」です)

もちろん完食。
9.完食.jpg

最後はスープ割りで〆ました。割スープには柚子の切れ端も入っており、濃厚な中に爽やかな香りを漂わせていました。
10.最後はスープ割り.jpg

幸いなことに妻も
「美味しいかったで[わーい(嬉しい顔)]
と言ってくれたので、よかったとしましょう。

ここはまず再訪間違いなし、です[るんるん]


麺's room 神虎 [つけ麺]

最近、奈良のラーメン店を食べ歩く機会の多い私ですが、この日は珍しく大阪市内へ。
ここは大阪の肥後橋という地域です。地下鉄・四つ橋線の、西梅田駅からひとつ南の駅。東へ少し行けば、大阪市役所のある淀屋橋です。大阪有数のオフィス街であり、そのために休日になるとぷっつりと人通りのなくなる、ある意味エアポケットのような場所。名前からわかるとおり、肥後熊本藩の蔵屋敷のあったところなんですよ。

今日のラーメン店は、その名も麺’s room 神虎。今、大阪で店舗を増やしつつあるチェーン店です。私は今回が初めての訪問。場所は地下鉄・肥後橋駅の至近(←クリックどうぞ)。すぐ近所にもラーメン店があり、熾烈な競争を展開している、といったところでしょうか。

11:45頃に着いたのですが、もうすでに7人待ち。店内は禁煙ながら店の前は喫煙OKで、待ちながらタバコを吸っている奴が数人、当然ながら副流煙が流れてきて鬱陶しかったです[むかっ(怒り)]
1.外観と外待ち7人.jpg

ちなみにもう1軒のラーメン店。お待ちは皆無でした[もうやだ~(悲しい顔)] 
う~~~ん、この差は大きいな~。わずか十数メートルしか離れていないのに、完全に決着が付いている感じでした。

7人待ちの割にはお客さんの回転がよく、10分ほどの待ちで入店できました。私が注文したのはつけ麺。
このお店は珍しく、つけ麺のつけ汁が選択できました。
1.黒醤油・・・・魚介を効かせた濃厚豚骨醤油。いわゆる「またおま系」ですな[わーい(嬉しい顔)]
2.柚子塩・・・・香り高い手釜塩に柚子が浸透。これはたしかに珍しい味
3.季節ダレ・・・・季節変動の限定タレ。この日は坦々風だとか何とか書かれていました。私は「坦々」とあるだけで敬遠するのが習慣になっていますので、すみません、それだけしか記憶にありません(^^;
3.頼んだのはつけ麺.jpg

恒例のテーブル調味料。向う側に並んでいる小さな黒い壺には、キムチや辛子高菜が入っていました。
2.テーブル調味料.jpg

麺が太いだけに茹でるのに時間がかかるつけ麺、ようやく着丼です。あ、つけ汁は黒醤油を選択しています。
4.着丼.jpg
5.麺.jpg
6.背脂の浮いたつけ汁.jpg

お~~、これは濃厚そうだ。それに、自主カロリー制限をしている私にはあまり嬉しくない背脂が大量に浮いていますね~[がく~(落胆した顔)] これほどとは・・・・(苦笑)

さて麺です。かなり太い、小麦を皮ごと挽いた平打ちの全粒粉麺。これは美味しかったです。つけ麺の場合、私は最初はつけ汁に付けずに麺だけをいただくのですが、なかなかいい麺だと思いました。
7.全粒粉平打ち縮れ太麺.jpg

そしてつけ汁です。麺を付けてまずは口に含む・・・・
うわ、なんだこれは・・・・[がく~(落胆した顔)]
しょっから―!

「しょっからー!」とは「塩っ辛ー!」ということ。本当に塩辛かった。
この私が
「最後まで食えるかな?こりゃ」
と感じたくらいに、塩分が効きすぎるくらいに効いていました。
これはあれですね、若い人向けのつけ麺ですね。実際に、店内のお客さんは20代の営業マン風のお客さんが大半でした。もうすぐ51歳になろうという私にはちょっときつかったかも知れません。
また、あまりの塩辛さに魚介の風味も吹っ飛んでいたように感じました。

炙りチャーシューもやはり塩気が強かったように思います。
8.炙りチャーシュー.jpg

この材木メンマはまあまあ。少し柔らかく感じましたが、これくらい太いとそれで十分。歯応えがあると、噛みきれないというもんでしょう。(写真が大きすぎますな^^;)9.太いメンマ.jpg

何とか完食はできました。残したくないですしね。それと、最後の方にはつけ汁も薄まってきたように思いましたので、サービスのスープ割りを頼みました。丼とつけ汁の間にある徳利がそのスープです。
10.完食+スープ割り.jpg

でもやっぱり塩っ辛くて、あまり飲めませんでしたけど・・・・[ふらふら]

このお店は基本的には豚骨ラーメンのお店。次は普通の熱いラーメンを食べたいです。いつになるかはまったくわかりませんが。


夢っ志愈亭 [つけ麺]

気が付けば、ラーメンは食べていてもつけ麺をいただいていません。
そういうことに気が付けば、もう矢も楯もたまらなくなってくるのが私という特異な人種(^^;

で、行くことにしたのがこのお店、奈良は大和郡山市にある夢っ志愈亭という豚骨系のラーメン店です。

さこの店名、何と読むでしょう? 答えは最後で書きましょうかね[わーい(嬉しい顔)]
場所は
【ココ】(←クリックどうぞ)。あ、店名の読みに挑戦中の方は開けないでくださいね。答えが書いてありますから(笑)

・・・・・・ 

と思ったんですが、画像を見るとお店のガラスに書いていました[もうやだ~(悲しい顔)]
せっかくいい企画やと思ったんやけど・・・・

そう、このお店は「むっしゅてい」と読みます。

1.外観.jpg

[右斜め下] ラーメン系のメニューです。私のオーダーしたつけ麺は別ページに載っていたのですが、私の顔が映り込んでしまったためNG。
2.メニュー(1).jpg

このページだけでも濃厚さが漂ってきていますでしょ。

お馴染みのテーブル調味料。
このヤンニンという調味料が気になって、アップで撮ってみました[カメラ]
3.テーブル調味料.jpg

これは赤唐辛子味噌、かな? ちなみに右側はニンニクです。どちらにしろ、私はまず投入しません。

さて、濃厚魚介つけ麺が着丼です。いつもは大盛、もしくは300gを目途にしてお願いするのですが、今回はめずらしく普通盛=220gです。ちょっと時間が遅かったのでね(14時頃)。
これで850円+100円(煮玉子)はちょっとお高く感じます。綿麺さんと同価格かと思うと・・・・
[ふらふら]
4.濃厚魚介つけ麺.jpg
5.麺220g.jpg

3枚の大きなチャーシューに隠れていますが、普段300gを食べ慣れている身にはさすがに220gの麺は少なく感じます。
・・・・あ、麺は温盛をお願いしています。メニューには温盛の設定はないと書いてあったのですが、接客のおねーさんが
「冷やか熱か、どちらにされますか?」
と聞いてくださったので。

つけ麺の中で濃厚魚介は「よくある系」とか「またおま系」などと半分揶揄気味に言われるほど、よくあるパターン。
その中でいかに個性を出していくかが作り手側に求められるのですが、ここまで普及するとそれすら難しくなっていくことでしょう。その萌芽はすでに芽生えているように私は思います。

つけ汁は普通に美味いです。

そしてトッピング。大きなチャーシューが3枚と白髪ねぎの削ぎ切り。6.チャーシューと白髪ねぎ.jpg

先述しましたが、煮玉子は追加しています。麺は全粒粉のストレート太麺。温盛にしているためか、ちょっとボソボソした感じがします。そんなに違和感はありませんけどね。
7.煮玉子と太麺.jpg

美味しいんだけど・・・・ちょっと塩辛かった[ちっ(怒った顔)] 特にチャーシューと追加した煮玉子。つけ汁もそう。
ですから、水をかなり飲みました(この水もちょっとカルキ臭かったかな)。このは会社の先輩と二人で行ったのですが、着席時にはほぼ満タンだったテーブルの水差しが、帰るときには氷と少しの水しか残っていなかったくらい[ふらふら] 私は普段はそんなに水を飲まないのですが、それほどガブガブと飲んだということはかなりの塩辛さの証明と言っても過言ではないでしょう。
8.完食.jpg

もうひとつ苦言を呈させていただくとすれば、このお店は喫煙が全面OKであること[喫煙] 最近のラーメン店は全面禁煙の店が増え、それが主流になりつつあると思っているのですが、まだこういうお店があるんだな~と変に新鮮になってしまいました。


麺屋いちびり [つけ麺]

この日は用事でちょっと橿原神宮へ出掛けたのですが、そこで発見というか目撃したクルマ、実物を見るのは実は初めてという非常に珍しいクルマ、メチャメチャ高価です。007のボンドカーとしてあまりにも有名。庶民に手の届くシロモノではない、超のつく高級車、アストンマーティン[exclamation×2]
1.アストンマーチン!.jpg

帰宅後調べてみたら、どうやらV8 Vantageというグレードみたい。いや~、カッコいいですね~[るんるん]

と、いきなり話が横道に逸れましたが、メインはつけ麺なのです。どう? この落差(爆)

お店は、麺屋 いちびりといいます。場所は近鉄・橿原神宮前駅西口、右側にすぐ。改札からだと徒歩1分というトコでしょうか。

「いちびり」とは、関西弁で目立ちたがりやお調子者のことを言う名詞です。調子に乗ったりはしゃぎまわることを同様に「いちびる」というのですが、それが名詞化されたものというわけ。子供がふざけてうわ~っとなっている時に、親が「こら、いちびんな!」などと叱責する際に使われます。

とはいえ、その名詞が店名の由来なのか語源なのか、確認したわけではありませんので何とも言えません。2.外観.jpg

11:30開店で11:40頃に到着したのですが、先客は4人くらい。しかし、私の着席後どんどん席が埋まり始め、私の注文したつけ麺が届く頃には、外にお待ちが数人出ていました。

このお店は、ウチの会社の若いモンに「なかなか美味しいですよ、“またおま系”ですけど」と教えられてきたお店。なるほど、その片鱗を伺わせるに足る席の埋まり方でした。

店に入ってすぐ左にある券売機で食券を購入。
3.自動券売機.jpg

ここは、トップメニューがいきなり「特製」がつくのです。左上にもありますとおり、特製にすると
・チャーシュー2枚増 ・味付玉子1個 ・メンマ2倍 
となり、+200円の割にはかなりお値打ち。しばし考えた上、たまにはいいか、と特製にすることにしました。
麺はいつもの通り300g。訊けば温盛ができるとのことでしたので、もちろん温盛で。

[右斜め下] 他のメニューにつきましてはこちらをどうぞ。4.メニュー.jpg
5.カウンターのみ10席くらい.jpg

店主(画像右側)はいかつい風貌。お笑いの「野生爆弾」の川島にとてもよく似ておられます。・・・・と言ったら怒られるかも(笑)

さてテーブル調味料ですがこんな感じ。6.調味料.jpg

この中では、「おいしい唐辛子」とありながら全然赤くない調味料。
なんと柚子ごしょう
でした。
7.ゆずコショウ.jpg

これ、試すのを忘れていて、気付いたのはスープ割りに突入してから。試してみましたけど、まあそれなりでした。タイミングが遅すぎたよな・・・・(^^;

さて、そうこうしているうちにまずは麺が先に着丼。麺が太目でさらに300gにしたためか、ちょっと待ち時間が長かったような。しかも、後から着席した人のラーメン(つけ麺ではない)の方が私よりも早く着丼。
でも、店員さんがちゃんとその旨を私に説明~お断りをしにきてくれました。
こういう気配りはとても大切。それとはなしに見ていると、この種の気配りはお待ちの方々にも発揮され、その対応は大変好ましいものでした。いかつい雰囲気の店主さんでしたが、風貌に似合わず(失礼)、心配りのできた対応、こういうお店は絶対に流行りますね、間違いなく。
8.特製つけ麺300g.jpg

湯気が上がっているのがわかりますか? 味付玉子の白身がちょっと残念なことになっていますが、まあ、よしとしましょう。
特製分の+2枚のチャーシュー。これが案外ぶ厚かった。この厚みは、同じ橿原市内の
麺処と市さんを彷彿とさせます。9.チャーシュー2態.jpg

トロトロの味付玉子。これはつけ汁で温めていただいたのですが、そうすることにより風味がアップ。美味しかったです。
これに合わせて2倍のメンマ。
+200円の特製は、店の言うとおりかなりお買い得感がありました。
10.味付玉子と全粒粉平打ち麺.jpg

麺は全粒粉の平打ち。平打ち=長方形の度合いが他のどのお店よりも高く(縦横比が、横向けに長い)、つけ汁が麺に絡みやすい工夫が成されていました。
ただ、そのためか温盛の特徴なのか、ちょっとボソボソ感が強かった。つけ汁につけるために麺を箸ですくい上げようとすると、うまくいかないんですな。不要な部分までひっついて上がってくる感じ。少し食べにくかったのが残念。
ただ、麺を半分くらい食べた後に、割りスープを麺にかけたところ、そういう欠点は消えました。これは店員さんが
「温盛は麺がくっつきやすくなるので、麺を半分くらい食べた後でスープ割りのスープを入れてください」
と教えてくれたから。
どうせならもう少し早くスープを投入しておくべきでした。

そういえば竹麺亭さんの温盛ははじめから魚介スープの中に麺が入っています。このやり方はつけ汁がだんだん薄まるという欠点があるのですが、竹麺亭さんはもともとのつけ汁が濃厚なので、その点は問題ありません。
(あるいは温盛と普通のつけ麺とでつけ汁の濃度を変えているのかもしれません)

つけ汁。濃厚魚介豚骨によくあるドロドロ系ではなく、比較的サラサラとしたタイプのつけ汁です。ガンガンに麺に絡むというほどではありません。だから、食べ終えた時も結構残っていました。
11.つけ汁着丼.jpg

中には、厚みのあるブロックチャーシュー、メンマ、そして珍しや、ナルトが入っています。チャーシューは、特製にしなければたぶんこのチャーシューだけなのでしょう。つけ汁に沈んでいるだけあって、味は濃厚でした。
13.ナルトとメンマ.jpg
12.ブロック?チャーシュー.jpg

もちろん完食。麺の入っていた器に残っているのは、中ほどに投入した割りスープ。14.完食.jpg

なかなか美味しかったです。橿原神宮前駅には、東口に心ゝ和(ここわ)さんというマイルド系豚骨ラーメンのお店があるのですが、こちらといい勝負になるでしょう。

でも、お得感を考えると、私ならこちら、麺屋いちびりさんを選ぶかな?

さて、明日は法事で広島へ行ってきます。お泊りなしのクルマでの往復。今日は早目に寝なくちゃ、です[眠い(睡眠)]


ぶっこ麺らーめん [つけ麺]

それでは、時計を巻き戻して旅のはじめに戻りましょう。
舞台は一人旅の初日、満山荘さんに泊まる前日、1/17(木)の夜に飛びます。

ぶっこ麺らーめんという一度聞いたら忘れられないような個性的な名前のラーメン店。岐阜県多治見市にあります。
多治見というと、埼玉の熊谷と並んで夏にメチャメチャ暑くなることで全国的に有名な地方都市。
そして私のブログ的には、ネット友であるGAYOさんが住んでおられる街です。
また個人的には私の名古屋支店勤務時代にアシスタントをやってくれていた女性が住んでおり、私自身仕事でよく通った街でもあります。

さてぶっこ麺らーめんさん。実はこのお店、私の以前の記事のコメ欄で、GAYOさんから潜入取材を依頼されていたお店なのです。
(→
http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2012-08-22

今回の旅ではちょうど往路の夕食時間帯に名古屋~多治見辺りを通過することもあり、是非これは以前の要請を果たさねばなるまい、と思いステアリングを右に切った次第[わーい(嬉しい顔)] もっとも、どなたかが常連になるほど行く店に不味い店はなかろう、という打算めいたものも当然ながらありました(笑)

場所は【ココ】です(←クリックどうぞ

店はちょっと変わった構造になっており、右側の入り口から入り、通路を通って奥のドアから店内に入るようになっています。その通路に木製のベンチが置いてあり、そこがお待ち席にもなるわけです。ちなみに出口は左側のドア。
1.夜の外観.jpg

通路(兼待機用ベンチ)から入り口方向を撮影[カメラ] 私が到着した19時過ぎには2名のお待ちがおられました。
2、この通路で待つ.jpg

通路の壁にメニューがあり、オーダーを聞きに来た店員さんにここで注文します。3.待合廊下のメニュー.jpg

ここはGAYOさんの息子さんにならってつけ麺をオーダー。麺は中盛(2玉)にし、トッピングとして味付玉子をお願いしました。味付玉子はそれだけでお土産として販売しているもので、パッと見、とても美味しそうでしたので[るんるん]
お店は麺冷を推奨されていますが、この時期ですから私は麺の温かいあつ盛にしています

ぶっこ麺さんは自家製麺のお店。製麺室もありましたよ。なかなかクラシカルなドアだな~
4.自家製麺のお店です.jpg
5.なるほど納得.jpg

先に注文をしていたにもかかわらず、思ったよりも待たされました。麺が太いと仕方ないんですけどね。

さて、ついに着丼。まずはつけ汁が先に。
6.到着時のつけ汁.jpg

ほとんど前知識なしで大阪からここまでたどり着きましたが・・・・これは豚骨魚介つけ麺やな。
今では「またおま系」などと揶揄されている豚骨魚介系ではありますが、ぶっこ麺さんはこれが定番となるずっと前からこの系統で営業されているとのこと。時代が追いついてきたのだというべきなのでしょう。

まずつけ汁の画像。具は大半が沈んでいました。まずは味付玉子これ、ホント、美味しかったです。玉子の黄身に濃厚な出汁が浸透しており、またとろみ加減も実に適切でウマウマ[わーい(嬉しい顔)] なるほどこれなら+100円は惜しくないですね。
一方、チャーシューはブロック形でこちらは普通でした。
9.味付玉子とチャーシュー.jpg

メンマほうれん草も入っていました。メンマは細め。ほうれん草は、濃厚なつけ汁に一服の清涼剤とでもいいましょうか、爽やかさを演出していました。
10.メンマとほうれん草.jpg

麺が着くまでに写真を撮っていますと、もう一方の主役、温かい麺が到着しました。
8.美味そうだ♪.jpg

おう、これは自家製麺によくある極太の麺です。細めのうどん並み。柔らかさはどうだ? 味は?
と麺だけを啜ってみますと・・・・ちょっと柔らかめですね。噛み応えには少々欠けますが、これだけ麺が太いと仕方ない。バランスが難しいところです。
味は・・・・うん、ちゃんと小麦の香りもします、少し薄いけど。

ここからはもう一気[exclamation] ズルズルとかっ喰らうのみ[exclamation×2] これなら2.5玉の大盛でもよかったですね。

お腹もすいていたし(この時19:40頃)、なかなか美味い、私好みのつけ麺でした。

もはや古典的ともいえる定番中の定番の豚骨魚介系ですが、このレベルでしたらもう十二分に合格点でしょう。

スープ割りまで美味しくいただきました。
12.スープ割り美味し!.jpg

完食。GAYOさん、このお店、美味しかったですよ。行列ができるのも納得でした。
だって、私、「また来たい」と思いましたもん[揺れるハート]
不味かったら、当然「二度と来るか」ってなるでしょ? 
また来たいと思うってことはそーゆーことです[わーい(嬉しい顔)]

GAYOさん、美味しいラーメン店のご紹介、ありがとうございましたm(_ _)m
13.完食.jpg
11.特製の容器.jpg


源製麺 [つけ麺]

このお店は、妻からの情報で知りました。

妻が一青窈のコンサートに行ったら、MCで彼女がこのお店、源製麺さんに行ってきた話をしたのだそうです。

(※「」の字。大変難しい漢字で、「よう」と入力しても普通は変換されません。で、どう打つか?ですが、「ようちょう」と入力し、変換してみてください。「窈窕」と変換されますので、その文字を使えばOKというわけです。窈窕・・・・美しくしとやかで奥ゆかしいさまをいう言葉です。これ、本人がラジオで説明しているのを、名古屋にいるときに聴きました。閑話休題

さて、富田林の南の端にあるこのラーメン店、お味はいかがでしょうか。
所は【ココ】(←クリックしてね)。錦織公園の南側、R170の交差点の南西、いくつかの飲食店が寄り集まった一角に、源製麺さんはあります。この一連の飲食店は栄枯盛衰が激しいようで、しょっちゅう閉店と開店を繰り返しているみたいですね。

今回は夜の訪問です。

1.外観.jpg



これがメニューです。何を食べよっかな?
2.メニュー.jpg

中央下に光が写り込んでいますが、ここには「しょうゆとんこつ」と書いてあります。濃厚・中太麺とのこと。

うん、ここはやっぱり一青窈ちゃんにならってつけ麺、魚介とんこつでいきましょうかね。麺はいつもの300g。
200~300gが同価格という、典型的な自家製麺のお店。店名からして「源製麺」ですから。
麺は温盛と冷や盛りが選べましたので、迷わず温盛で[グッド(上向き矢印)]

3.自家製麺のお店.jpg

[右斜め下] う~ん、魅力的なお誘い(^^; 今回はぐっと我慢の子でした。しかし・・・・
4.食べたかったけど.jpg

おにぎりを頼んじゃいましたぁ~(爆) チャーシューおにぎり、80円也[わーい(嬉しい顔)]
5.チャーシューおにぎり.jpg

いやあ、これがなかなかのヒットでしてね[揺れるハート] おにぎりの上に乗っかっているチャーシューは直前にバーナーで炙ったものであり、つけ麺のつけ汁の中に入っているチャーシューと同じものでした。

さて、チャーシューおにぎりをいただいていると、つけ麺が着丼。10分くらいかったのは、麺がかなりの太麺であったため。
6.魚介とんこつつけ麺.jpg

最近、この柑橘系のトッピングを出すつけ麺が増えてきました。先日の藤井寺の麺 喜だ屋さんもそうでした。

源製麺さんのつけ麺の特長は、焼けた石をつけ汁の中に投入した状態供されること。
[右斜め下] この中央あたりで気泡が上がってきているのがわかります? 大昔に見た別府の地獄温泉のごとく、ボコボコと泡が盛り上がるのは、こりゃあソソラレましたよ[わーい(嬉しい顔)] 私は単純ですから(笑)

7.沸騰するつけ汁.jpg

これによってつけ汁が常に熱々の状態に保たれ、最後まで美味しくいただけました。
・・・・というのは若干誇張があり、まあ最後の方にはどうしても冷めてきていましたけどね。それは仕方ありません。
でも効果はやはりあったと思いますよ。どんな石かはあとで画像を出しますので少々お待ちを(^o^)

この全粒粉の太麺。残念ながら少々茹ですぎの感がありました。少し柔らかかったです。時間にして1~2分くらいでしょうか。私はもう少し硬めの方が好みですね。ま、これは個人により好き好きがありますので。

麺に乗っているのはレモン青梗菜。シャキシャキした食感は、濃厚なつけ麺にはいいマッチングだと思っています。
8.少なく見えるけど.jpg9.麺とチンゲン菜.jpg

さてつけ汁の中に目を移しましょう。
ドンと存在感のあった魚粉、乱切りのネギと、中に沈んでいたキクラゲ
10.魚粉とキクラゲ.jpg

そしてチャーシューとメンマ。チャーシューはおにぎりの上に乗っかっていたものと同じで、やはり一旦炙られたもの。
このひと手間が嬉しいですね[わーい(嬉しい顔)]
11.チャーシューとメンマ.jpg

あ、書き忘れていましたが、つけ汁は最近「私はこれが好きなんだ[揺れるハート]」とあらためて自覚した濃厚ポタージュタイプ。味はタイトル通り魚介とんこつです。つまり、先日の奈良のサクラさんと非常によく似た感じ。典型的な“またおま系”ですが、そりゃあ、気に入らないワケがない(^o^)
松原の三宅吉祥さんという京都背脂濃厚系のラーメン店には、南河内一を自負する河内濃厚つけ麺なるメニューがありますが、いやいやなかなか、この源製麺さんもそれに匹敵する濃厚さ。

うん、美味しいですね~[グッド(上向き矢印)] 濃厚なつけ汁が太麺によく絡んで口内の美味神経を刺激し、頬っぺたが落ちそうです[わーい(嬉しい顔)]

皆さん、覚えておられますか? この魚粉系のつけ汁はマメにつけ汁をかき混ぜるのが鉄則ですよ[かわいい]

12.焼き石(400×300).jpgで、食べ進むにしたがってつけ汁も順調に減っていき、先ほどまでそのつけ汁を沸騰させていた焼石が見えてきました。

直径1.5~2cmくらいの黒い丸い石でした。

この黒い石ですが、スープ割りを作ってもらった時は取り除かれていました。


このスープ割りも美味しかったな~(^^)
魚介豚骨スープの美味しいところをギュッと凝縮した感じ。
こういうのはなるべく避けた方がいい、というのは理性ではわかっているのですが・・・・[ふらふら]
13.最後はスープ割り.jpg

やめられまへんな~(爆)
14.完食.jpg

この日、いつもは100回の腹筋運動を200回やりました(笑)

再訪決定[exclamation×2]


麺 喜だ屋 [つけ麺]

今日の店は今年の4月にオープンした新店。とはいっても、それ以前は「マンマ・マンマ」というパスタ専門店でした。
その看板がそのまま残り、大阪らしいギャグ(?)もカマしてあります。手作り感、満載のお店です(^^) 
場所は【ココ】(←クリックどうぞ)。店に駐車場はありませんが、すぐ近くのイオンモールの駐車場は2時間まで無料なので、ラーメンを食べるくらいの時間は十分あります。ま、それだけではちょっと反則なので、クルマを停められたら何がしかの買い物はしましょう[わーい(嬉しい顔)]
[右斜め下] お店の側面
1.外観(側面).jpg

[右斜め下] 左に少し歩いて正面2.外観(正面).jpg

上の看板なんてパスタ屋さんのときのまんまでしょ(笑)
「一麺発起」の文字が目立ちます。
ちなみに右側で看板を覗きこんでいるのはこの日同行した息子。

店内の一部。結構ごちゃごちゃしていました。座席は逆L字型のカウンターのみで9席。私たちは逆L字の短い方の辺に着席。前客は2名。その後私たちの帰りがけにサラリーマンの2人連れと常連らしき家族連れが来店してきました。雨天だったのに、まあまあ盛況といっていいかも、です。3.店内.jpg

[右斜め下] ? ・・・・って、空いていたらタバコを吸ってもいいってことですよね? 6.ってことは?.jpg

これはダメでしょう[爆弾] こんな曖昧なことはせずに、あかんのやったら全面禁煙[禁煙]にした方が絶対にいいです。
この日は幸い誰も吸う人がいませんでしたが、隣りで吸われたらたまったもんじゃありませんから[むかっ(怒り)]

[右斜め下] これは初めて見ました。なんと魚粉です。必要な方はこれを振りかけるのだそうです。5.魚粉.jpg

[右斜め下] ラーメン系のメニューはこれ。4.メニュー.jpg

麺は150~300gが同価格。お腹が減っているときにこれはありがたいです。
また、野菜、背脂、ニンニクのマシ、およびマシマシが無料と、行ったことはありませんがこれはかの有名な二郎系と同じ。
(でよかったでしたっけ?船山史家さん)
また、月替りのラーメンもあります。今月は和え麺的かるぼな~ら misoがmisoなるもの。
詳しくは[右斜め下] をご参照のほど。
9.月替わり麺.jpg

さて、私はつけ麺の麺300g(←いつもの量)、そこに野菜と背脂をマシにしました。息子は普通のラーメン300gに野菜マシです。

まずは息子のラーメンが着丼。
7.ラーメン(野菜マシ).jpg

8.これだけ出る.jpgこの画像ではわかりにくいですが、横から見るとこの通り。
結構盛り上がっているでしょ。これで「マシマシ」だとどうなるのでしょう?

野菜はモヤシが中心で、その他はしんなりしたキャベツが数切れ。

チャーシューは大小1枚ずつの計2枚。これはつけ麺も同じでした。

息子のラーメンを一口もらいましたが、まず感じたのは濃密な香り。

何の香りだと思います?

私がまず感じたのは、たこ焼きの香りでした。
買って食べるたこ焼きには、ソース、マヨネーズ、かつお節、そして青のりがふりかけられるのですが、それとは別によくかつお節の削り粉がかけられます。その香りが濃厚に香ったのですな。

ちなみに息子は、「お母さんの作るおでんの味がした」のだそうです。そういえばウチのおでんのダシは鰹系ですので、なるほど、ですね。

さて遅れること約2分で私の頼んだつけ麺(麺:300g 野菜&背脂マシ)が着丼。
ラーメンと同じ丼に麺が盛られていたのが不思議な感じ。

10.つけ麺300g_野菜・背脂マシ.jpg

ん~、まずつけ汁の色が赤っぽい。赤銅色とでもいいましょうか。白っぽく浮かんでいるのが背脂です。
麺はほぼストレートの太麺。
まず一口。おう、醤油っぽいです。案外辛い。そして甘い。つけ麺やラーメンには極めて珍しいですが、いわゆる甘辛味ですね。初めて味わう、予想外の味です。これを「美味い」というかは、ワタシ的にはちょいと微妙・・・・

11.つけ汁と太麺.jpg

マシにした野菜は、つけ汁につけて食べるとこれはなかなかイケました。
ゆでたモヤシはあっさりしていて、悪く言うと水っぽくならざるを得ませんので、甘辛いつけ汁とは相性がいいと思います。
12.玉子と野菜マシ.jpg

チャーシューはラーメンと同じく大小2枚があり、味はまあまあ。レモンまで付いていました。
レモンはつけ汁に絞っていただきましたが、残念ながらあまり味はしなかったです。
13.レモンとチャーシュー.jpg

食べ終わった後にスープ割りをいただきましたが、これは意外と美味かった。飲み干したかったのですが、さすがにそれは我慢しましたけどね(^^;
14.完食.jpg

再訪はどうでしょうか。ちょっと微妙かなぁ~? 

たかがラーメン、されどラーメン。やはりラーメンは難しい・・・・[ふらふら]


炙り鯛だしらーめん・つけ麺 サクラ(その3) [つけ麺]

中島みゆきコンサートツアー落選の衝撃未だ冷めやらず、脱力感もハンパなく、今日も朝からこんなカオしています→[もうやだ~(悲しい顔)]

妻と娘が二人で山陰方面に旅行に出掛け、朝から明日~明後日の私と息子の夜ご飯のカレーを作り、今は窓の外の雨を眺めながらのんびりしています。

少しだけ気を取り直して、先日食べてきたトップクラスの濃厚つけ麺を紹介するとしましょう。
(それにしても・・・・はあああぁぁぁ・・・・)

このお店は約半年ぶりの訪問です。
過去2回の訪問は下記の通り。
1.http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2012-03-27
2.http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2012-05-09

前回もそうでしたが、この日もたまたま風が強い日。あとでニュースで知ったのですが、この日の近畿地方には木枯し1号が吹いたのだそうです。さもありなん(^^)

仕事で外出し、ついでにちょっと足を延ばしてここ炙り鯛だしらーめん・つけ麺 サクラさんに。
1.木枯らし1号.jpg

開店直後に行きましたので、先客は1+2名の3名のみ。1人の私は必然的にカウンターに。
さっそくメニューを覗きますと・・・・ん? 何か違和感。
これ、メニュー変わってね?

帰宅後、過去記事を検索してみてわかりました。やっぱりメニューはリニューアルしていました。
前はあっさりかこってりか? だったのが、リニューアル後は鯛だしか豚骨か? になっていました。
また、麺は冷たいものか温かいものかが選べました。結構肌寒さを感じるこの時期、この選択は正直ありがたいです。私はもちろん温かい方をお願いしました。
2.メニューが変わった.jpg

ランチメニューもありましたよ
4.ランチメニュー.jpg

しかし、私が選んだのはこれ。実は来る前からこってりしたつけ麺が食べたかったので、ほぼ決めてはいたのです(笑)
3.今日はこれ.jpg

灯りが写り込んでいて見えませんが、大盛1.5倍は100円増しです。私は1.5倍をオーダー。
さすがに2倍はキツイかな、と感じたもので・・
・・。そしてそれは正解でした(^o^)

カウンターにさりげなく置いてあった鯛の日干し? ラップに包まれていてわかりにくいですが。
それと調理場は、このような竹の編み物で隠されていました。
5.鯛の干物?.jpg

注文後約10分。頼んだ豚骨魚介つけ麺が着丼[exclamation] 同じつけ麺なのですが、私の後に来た客に先に供されましたが、こちらは鯛だしつけ麺。この時間差には理由があるのか?
6.豚骨魚介つけ麺.jpg

ま、そういう疑問はさておき、見た瞬間[ひらめき]と思ったのがつけ汁の濃厚さ[exclamation×2] これは凄いぞ、並じゃない[がく~(落胆した顔)]
前に松原で南大阪一を自負する三宅吉祥さんで濃厚なつけ麺をいただきましたが
(記事はココをクリック)これはそれに匹敵するか、あるいはそれ以上ではないか。

これがつけ汁、そしてこの表面張力。濃厚さがおわかりいただけますでしょうか。
まるでポタージュスープのようなこってりさ[かわいい]
まずはじめに一口、口に含むと・・・・[exclamation] 美味い [exclamation×2]

9.濃厚つけ汁.jpg

これは美味いです[exclamation] 濃厚なのだがしつこくない。これが魚粉の効果なのでしょうか。おそらくこの茶色い粉が魚粉だと思うのですが、さらさらしたつけ汁だと底に沈殿するものが、このクリーミーともいえるつけ汁にうまく混ざり合って絶妙な濃厚さを醸し出してくれています。・・・・ここまでとは・・・・
前にいただいたあっさりつけ麺(現在の鯛だしつけ麺)もサラサラのつけ汁ながら味はしっかりしていましたが、このつけ汁はそういうレベルではありませんでしたね。

具は(麺の上に乗っていないので、トッピングとは言えないね)、小さめのチャーシューが2枚とメンマが3切れほど。
それと多めの青ネギ。これほど濃厚なつけ汁だと、この量でも少ないくらいですね。青ネギの濃厚な香りは時にラーメンのスープの味わいを邪魔するものなのですが、ここまで濃厚だとその心配は皆無ですね。
7.チャーシューとメンマ.jpg
8.太麺と青ネギ.jpg

麺は太目のやや縮れ麺。これが濃厚なつけ汁に実によく絡みます。麺も実は小麦の香りのするなかなか上等な麺だと思うのですが、さすがにその香りを味わうのはこのつけ汁とでは無理。私は麺だけを啜ってその香りを楽しみました。

そして大盛で麺を1.5倍にはしましたが、2倍にするのを控えた理由はここにあります。
これはつけ麺を食べ始めた初期の頃に経験したことに端を発します。一言でいえば、濃厚なつけ汁に調子よく麺をつけて食べていると、つけ汁が足らなくなりかねないということ。
今回もそうなるような予感がしたため、麺2倍にすることを控えたのでした。
そしてそれは予想通りの結果に[るんるん]

つけ汁がほとんど残ってないでしょ? つけ汁の残量と麺の残量を注意深く観察しながら食べましたもん(笑)
最後に残ったつけ汁を口に含んでその濃厚な味わいを心ゆくまで楽しみましたが、それも少しでした。これでは+50円の雑炊なんて望むべくもありません。

10.完食.jpg

いやぁ~、美味かった[ぴかぴか(新しい)] 実に美味かったです[わーい(嬉しい顔)]

これを食べてみてあらためてわかりました。実感したというか・・・・私はつけ麺は濃厚なヤツが好きなんだな、と。
この店のつけ麺は私の中で相当上位の部類に入ります、確実に。
そういえば、自己流らーめん 綿麺さん、三宅吉祥さん、竹麺亭さんと、私好みのつけ麺はすべてと言っていいくらい濃厚なタイプでした。
東京の大行列店、六厘舎さんもこの範疇に入りますしね。

再訪決定です[揺れるハート]


麺処 と市(その2) [つけ麺]

奈良県橿原市にあるこのお店。2回目の登場です。
前回の記事はコチラ→
http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2012-04-20

前回の本文中にもありますが、この味は絶対につけ麺向きだと考え、次回の再訪を決めていました。
それが半年経ってようやく実現。

行ったのは稲刈りの翌日(10/15)。有休を取ったその日でした。
(稲刈りの翌日は、全身筋肉痛で起き上がるのも苦痛なほどなので、毎年有休を取ることにしています)

この日はずいぶん前から舌が濃厚豚骨魚介系つけ麺になっていましたので、どこに行こうか考えた結果、以前再訪を決めていた麺処 と市さんに久々に行くことに決定[るんるん]
実はと市さん、あの麺人 ばろむ庵さんと友好関係にあるお店なのです。お互いに店の名刺を置きあい、相互宣伝をやっています。ばろむ庵さんにもと市さんの名刺がありましたからね。
この日、お店の方(イケメンの旦那と美人の奥さんの二人で営業)にお聞きしたところ、
「仲良くさせてもらっています」(奥さん)
とのこと。私が一応常連の端くれに連なっていることを伝えると、にっこり微笑んで
「よろしくお伝えください」
ということでした(^^)

[右斜め下] 小料理屋さんのような店構え。実際に、ラーメン店の前はそうだったのではないかな?1.外観.jpg

この提灯のデザインが秀逸ですね[わーい(嬉しい顔)]2.提灯.jpg

店内のメニュー。半年前に来たときと比べ、大盛り系の値下げをされたようです。
前回(今年4月)は味玉つけ麺の大盛りは900円でしたが、今回は850円になっていました。
3.メニュー.jpg

[右斜め下] この片上醤油(←ご興味のある方はクリックどうぞ)。奈良県御所(ごせ)市にあり、その筋では有名な醸造所らしいです。と市さんは無化調がウリのひとつですから、味の元である醤油にもかなりのこだわりがあるのではないかと思います。
4.御所の地醤油.jpg

私が頼んだのは味玉つけ麺 大盛

まず来たのは麺。その後1分もしないうちにつけ汁が運ばれてきました。
5.麺が先に.jpg
6.つけ汁.jpg

レンゲの陰に隠れているのが味玉。あと浮いている白いものは、玉ねぎの荒切りです。この玉ねぎが、シャキシャキとした食感でイケましたね。

麺のトッピングは、かなり厚切りのチャーシューと水菜。それにパプリカが振りかけられています。
7.チャーシューと水菜.jpg

それにしてもこのチャーシュー。かなりのボリュームです。
9.厚!チャーシュー.jpgご覧ください、この厚み。

一般的なラーメン店のチャーシューの3枚分くらいはあるのではないでしょうか。

これがレアな状態で供されます。

しかしつけ麺の場合、麺が冷たく、かつチャーシューも冷めているとなると、つけ汁がすぐにぬるくなってしまいます。1枚でもそうなのですから、これがちゃーしゅーつけ麺だと・・・・

ボリュームのさることながら、よほどの肉喰いでないとキツイやろ、と考えながら麺を啜っていたところ、あとから入ってきたお客さんが二人続けてちゃーしゅーめんを頼んでいたのは、少々驚きでしたね(笑)

このつけ麺。美味しいです。予想通り、期待を裏切らない味。
水菜が爽やかな感じでgood[exclamation] チャーシューは1枚でも食べ応えが十分で、歯応えもある。ただ、少し温められれていればもっと良かっただろうと思います。
つけ汁は、無化調とは思えないほどドン!と来ます。とにかく魚介系が香り、私の好きな感じ。
でもこの系統、増えましたね~(^^; その筋では「またおま系」(※)と呼ばれているそうですよ。

(※・・・・「またお前か」が語源)

麺はかん水不使用の白い麺です。画像では普通に黄色く写っているのですが、実物は本当に白い。ホンマにラーメンの麺か?と思いますよ。ラーメン、つけ麺でこのような色の麺は初めて見ます。
細いうどんみたいなルックスながら、噛んでみるとモチモチで口の中で麺が暴れる感じ。
味玉は、黄身はトロトロで美味しかったです。
8.麺と煮玉子.jpg

もちろん完食。残ったつけ汁は鰹の効いたダシで割ってくれ、最後まで美味しくいただくことができました[わーい(嬉しい顔)]

近くまで来ることがあれば、多分寄ると思います。この近くには炙り鯛だしらーめん・つけ麺サクラさんもありますし、その両店の休みに合わせて行き分けることになるでしょう。

ごちそうさまでしたm(_ _)m


むつみ屋 げんき軒(その4:香味つけ麺ほか) [つけ麺]

今回は、奈良県大和郡山市のむつみ屋げんき軒さんに、つけ麺を食べに行ってきました。

会社のついでに行ったのですが、わざわざ行ったのはこのチラシのためです。早い話が一言、
「安かったから」

[右斜め下] まずはこのチラシをご覧ください(ちょっと暗いですが)
1.限定チラシ.jpg

右下のクーポン券を拡大すると・・・・
2.クーポン券.jpg

ね、すごく安いでしょ? こういうケースのクーポン券って1枚しか使えないのが普通だと思うのですが、今回は2枚の同時使用が可能。私は遠慮なく(?)、緑の線で囲んだ2枚を使いました。

どれだけ安くなったかまとめると、
・香味つけ麺(700円)+生中(500円)+ギョーザ(350円)+味玉(100円)=1,650円
のところ、今回はこれが、期間限定、クーポン券(2枚)、ポイント使用で
・550円+100円+100円+0円=750円でした。

これだけ安ければ、多少天気が悪くても試してみようか、という気になるってもんです。

当日は天気が悪かったためか、店内はガラガラ。3.お店.jpg
6.ガラガラ.jpg

一応メニュー。私は7~8月限定で安くなっている香味つけ麺を注文しました。
4.メニュー.jpg
5.これを注文.jpg

つけ麺を頼む前に、まずは生ビールと特製ギョーザを注文。
7.生中.jpgなんとSAPPORO[ビール]でした。
さすがに本店が北海道の月形町だけありますね。


そして特製ギョーザ。左と右の3個ずつ、皮の色が違います。でも味は変わらない。
8.特製ギョーザ 1人前.jpg
店員さんに聞いたら、緑の方は皮ににんにくの葉を練り込んであるのだそうです。
なかなかジューシーで美味しかったですよ[るんるん]

さて、ギョーザを食べ終える頃に来ました。香味つけ麺・大盛です。
9.味玉はこれで.jpg味玉は、ポイントカードで貯まった←で無料。


10.香味つけ麺.jpg

んんん? 何だ、この麺の黄色さは・・・・・[がく~(落胆した顔)] カン水の使いすぎとちゃうの? ちょっと引くかな~、これは。
この麺、普通の味噌や醤油と同じ麺を使っているんでしょう。

つけ麺には少数派の中細ストレートの麺を一口食べてみたけど・・・・フツーです。特に小麦の味もしない。
つけ汁は・・・・サラサラ。濃厚とは程遠く、まあ、細めの麺には合っているといえます。
でも、メニューにある「魚介風味の熱々和風付け汁」は、看板倒れですよ、悪いけど。

11.麺とチャーシュー.jpg
12.味玉とメンマ.jpg

トッピングもフツー。チャーシューは薄~いものが2枚。味玉は・・・やっぱりフツー。メンマもフツー。

結論。

つけ麺は独立系のお店に限る[exclamation×2]

むつみ屋さんに限らず、チェーン店におけるつけ麺の位置付けって、
「流行っているからラインアップに付け加えておくか」
「いつもの麺を流用したらいいし、つけ汁はちょっと濃いめに味付けしておけばいいでしょ」
というのが、どうしても透けて見えるんです。
だから、えてして中途半端
実はあの神座でつけ麺を食べたことがあるのですが、神座をもってしてもこの呪縛からは離れられませんでした。つけ汁はいつものスープを濃くしただけで、麺もそのまんま。『神座の作るつけ麺』と期待したのですが・・・・[もうやだ~(悲しい顔)]

(ただし、つけ麺専門のチェーン店はこの限りではありません)

その点、独立系のラーメン店の作るつけ麺はほとんどハズレがない。
こんなに美味い料理があったのか、と唸るくらいに秀逸なものを食べさせてくれる店もあります。

『つけ麺食うなら独立系』

これを、当ブログでは標語としたいと思います[ぴかぴか(新しい)]

13.完食.jpg


麺屋 彩々(その2:味噌つけ麺) [つけ麺]

このお店は以前にも一度行き、そのレベルの高さにちょっと唸ったお店です。再訪。

前回の記事はこちらです→http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2012-08-04

開店が11:30で、店の前に着いたのが11:25くらい。そのときの状況はこの通り[左斜め下]
ある程度予想はしていましたので愕然とはしませんでしたが、ここまでとは・・・・[がく~(落胆した顔)]
カンカン照りではなく、曇りがちだったのでまだ助かりました。これでピーカンだと、ホントヤバかったかも・・・[晴れ]

1.40分待ち.jpg

店内に入って着席するまで、40分かかりました。これは東京ラーメンストリートの六厘舎さんと同じ待ち時間。お待ちの人数的には麺屋彩々さんの方が少なかったのですが、そこは店のキャパシティの問題でしょう。麺屋 彩々さんは満席で13席でしかありません。

前回も載せましたが、メニューはこの通り。相変わらず多岐に渡っています。
2.メニュー.jpg

この中で、今回食したのは楽しみにしていた味噌つけ麺ミスったのが、数量限定の鶏塩らーめんがまだ売り切れていなかったのですな。もう売り切れているだろうと決めつけていた私のミスでした。店員さんに確認して、まだ大丈夫なのであればこちらをいくべきでした。

しかし、もちろん味噌つけ麺でも問題なし[わーい(嬉しい顔)] 並の300gをオーダーしました。400gは多いですからね。

待つこと約10分。来ました、味噌つけ麺。つけ麺といえば魚介系豚骨醤油がメインですが、ここは味噌ベースです。
私も初めて食す味。先日は初めて塩味のつけ麺をいただきましたが、今度は味噌味。さて、どんなでしょう?

3.味噌つけ麺(並).jpg

見た感じは、まあ普通。ネギが大きく切られているのが特徴。そういえば、先日の石部金吉さんの塩つけ麺もこんな感じでした。

麺は太めの平打ちストレート。よくあるモチモチの食感です。きちんと小麦の味がしますね。5.平打ち太ストレート.jpg
6.歯応え良し.jpg

それでも、出色はこのつけ汁でしょう。
4.つけ汁.jpg

塩つけ麺の例がありましたので、つけ汁は軽く混ぜながらいただきました。

つけ汁には、しめじ、煮玉子、さらにブロックチャーシュー、ミンチなどが入っていたのですが・・・・
7.しめじと煮玉子.jpg
8.チャーシューとミンチ肉.jpg

こればかりではありません。おそらくこのつけ汁には、私ごときでは判断のつかないいろんな素材が入っているのでしょう。それらが溶け込み、旨味を発揮する材料が渾然一体となって凝縮され、本当に美味しいつけ汁になっていました
味噌特有のピリッとした辛みもあるのですが、それとは反対側に立つ甘みも感じられ、何とも言えない複雑玄妙な味わいを醸し出しています。私は、味噌というただでさえ優秀な調味料の旨みを、極限まで突き詰めているような感じさえ受けました[ぴかぴか(新しい)]
これなら普通の味噌らーめんも相当な美味さでしょう。ちなみに私の右隣の兄ちゃんは味噌らーめん+ライス+替玉。私と同時に着丼したのですが、一気に平らげていました。また、左隣のおじさんは辛味噌らーめんを食しておられました。

[右斜め下] いろんな旨味が凝縮されたつけ汁・・・・どうです? 見るからに旨そうでしょ? 
本当は飲み干したかったのですが、さすがに塩分の過剰摂取となるのであきらめざるを得ませんでした[もうやだ~(悲しい顔)]9.旨味濃厚.jpg

もちろん完食です。いや~、本当に素晴らしく美味しいつけ麺でした。10.完食.jpg

再々訪は決定です。
次は鶏塩らーめん味噌らーめん
。辛味噌系のらーめん以外のすべてを制覇したくなってきました。
となると、あと6回は来なあかんということか・・・・先は長いなぁ~(^^;


弘雅流製麺 [つけ麺]

先日アップした西九条の麺屋 花壱さんのときにも紹介しましたが、私は初めて一人で行く土地では新しいラーメン店を探します。今回もその一環。

このブログでは初登場ではないでしょうか。神戸のラーメン店です。駅はJRの住吉駅。東灘区といって、最も芦屋寄り、つまり神戸市の東端の区となります。店の名は、意味がよくわからない弘雅流製麺さん。
(どこで切るんだろ? コウガ・リュウセイメンなのかコウガリュウ・セイメンなのか?)
場所は【ココ】(←クリックどうぞ)です。

この近辺はラーメン激戦区。半径500m以内に最低でも4軒のラーメン店があり、それらいずれも美味しいとの評判です。
その中で選んだのには理由があって、このお店はつけ麺が美味しいとの話を聞いていたからです。
しばらくつけ麺を食べていなかったという個人的な理由も。

昼の営業は12時から。11時開店の店が多い中、この時間に店を開けるのは珍しいともいえますね。

私が行ったのは11:55頃。男性が一人、暑い中開店を待っていました。
1.開店5分前.jpg

店の前には昼メニューと断り書きが。なんか、松原の綿麺さんみたいな雰囲気が・・・・2.お品書き.jpg2.但し書き・お品書き.jpg

こだわってますね~(^^; 本当に綿麺さんに似ています。・・・・あのニイサンにまた会いたくなってきたぞ(笑)

お店は、ご夫婦らしい若い男女ふたりが、店名入りのポロシャツを着て働いていらっしゃいました。
カウンター7席、4人座るには狭めのテーブルが2卓の、満席でも15人の小さなお店。
3.店内.jpg

さて肝心のつけ麺。
一玉:150gで、何と3玉の450gまで同価格という太っ腹ぶり(笑)
そう、このお店も自家製麺なのです。
『自家製麺の法則=店にもよるけど3玉くらいまでなら同価格』はここでも生きていました[わーい(嬉しい顔)]

で私は、のんちゃんトコで「普段食べるのは300g程度」と書いておきながら、MAXの450gを注文[exclamation]
「おいおい、話がちゃうやんけ、食いすぎやがな。病み上がりとちゃうんか?」
というツッコミは軽く受け流し、運ばれてきました、ウワサのつけ麺。
4.つけ麺450g.jpg

ほう、麺が細い。これは・・・そうですね、中太・平打ちくらいですかね。一口、つけ汁に浸けずに啜る・・・・。
小麦の香りと味がします。こりゃあなかなかウマイ(^o^)
5.中麺_ストレート.jpg

つけ汁は魚介系ですが、鶏ガラをふんだんに使っています。豚骨は入れてない感じ。
かなりあっさり系の味付けは、たとえば三宅吉祥さんの超濃厚なそれや、竹麺亭さんのコクのあるそれとは一線を画す味。たまにはいいですね。
このあっさりさは、つけ汁の中の具にも表れています。
6.つけ汁(鶏骨魚介系)と水菜.jpg7.チャーシューとメンマ.jpg

右上の緑の野菜。これ水菜です。チャーシューも多くなく、しかもこれまたあっさりしている。メンマは柔らかめ。

結論。悪くはない。あっさりした鶏ガラ魚介系はファンも多いでしょう。実際、先に並んでいた男性は常連さんみたいでしたし、私の着席後しばらくして隣に座った初老のおじさんの注文は「いつもの」でした。
(ちなみに来たのは醤油らーめん)
近くへ来ると、たぶんまた寄るだろうな。今度は違うラーメンを食べようと思います。いつになるかわからないけど。

あと、特筆すべき美味さだったのがスープ割り。
鰹節の小さな欠片が入ったスープ割りは、これまで飲んだスープ割りの中でもトップクラスの美味しさ[ぴかぴか(新しい)]
いかんと思いつつ、一気に飲みきってしまいました。
8.スープ割り(鰹の風味がいい).jpg
9.完食.jpg

店から出ると、お待ちが発生していました。
10.お待ち発生.jpg

ところで、国道2号線をはさんだところに神社がありました。「住吉神社」かと思っていたら、実は「本住吉神社」。
11.住吉神社.jpg12.鳥居.jpg13.本殿.jpg14.ちの輪.jpg

順路通り回ってお参りしてきました。
15.・・・だそうです.jpg


石部金吉 [つけ麺]

こんにちは(^o^)
はやいもので、夏休みも今日を含めてあと3日になりました。
今日は朝4時半起きでクルマを洗車してきれいにし、帰宅後は網戸を洗いました。
双方ともたっぷり汚れていたので、洗い甲斐がありました。朝5時から9時半まで掃除しっぱなし[ちっ(怒った顔)]
珍しく、よく働いたものです。 

さて、今日はつけ麺の発展型塩つけ麺をご紹介。 

皆さんご存知の通り、ラーメンの種類は大別すると①醤油 ②味噌 ③塩 ④豚骨 ⑤その他 に分けられます。
このうち④の豚骨は①~③と組み合わせれることが多々あり、それは成功しているといえます。
⑤の「その他」は、カレーラーメンやトマトラーメン等でしょうか。私が一切食べない担担麺もこの範疇に入るといえるでしょう。

歴史としてはまだ浅いつけ麺ですが(発祥といわれる東池袋大勝軒は1961年開店ですから50年以上の歴史はありますが、世間的に広まったのは、せいぜいここ10年くらいではないか)、この新ジャンルの味は長らく醤油ベースの豚骨、しかもこってりというのが基本ラインでした。

しかし、最も基本となるラーメンの味のジャンルが多岐に渡っている以上、つけ麺のなかに「味噌」や「塩」が出てくるのは時間の問題だと、私は思っていました。

そこでこの店です。店名は石部金吉。頑固親父の代名詞としてよく用いられるこの言葉を店名に冠した塩つけ麺の専門店です。場所は【ココ】西名阪自動車道・藤井寺ICから至近距離ながら、Uターン禁止等の影響で、ある程度道を知ってないとたどり着けません。駐車場もありません(→私は近くのBOOK OFFに古本を購入がてら停めさせていただきました)。
1.外観.jpg

なんか、イタ飯屋さんの外に置いてありそうな看板。
2.看板.jpg
3.ネオン.jpg

店内のメニューです。はっきりいって高い。基本価格が4ケタに届いている設定は初めてかも。
4.メニュー.jpg

今年の6月に開店したばかりとのことで、店内はまだきれいです。
店はアロハシャツの後ろ姿のお兄ちゃんと、アルバイトらしき若者の二人で切り盛りしていました。奥に製麺室が見えます。
そういえばここは自家製麺のお店。「自家製麺のお店は大盛無料」の法則はここでも生きていましたよ。
250g(基本)と350gが同じ価格設定となっています。
5.店内.jpg

私がオーダーしたのは、トップメニューの塩つけ麺・350g。トッピングは別皿で供されます。
6.塩つけ麺 350g.jpg

麺は全粉粒麺の平打ち太ストレート。モチモチしたいい食感でした。
平打ち麺は、モチモチした歯応えとつけ汁が絡みやすい特性を持っているのでつけ麺には最適の麺ですね。

7.平打ち全粒粉麺.jpg

さすがに塩つけ麺、つけ汁は透明で塩ラーメンのそれです。縦切りにした白髪ネギ水菜が入っています。
画像では見えづらいですが、糸唐辛子も入っていました。

8.つけ汁.jpg

底には小さな鶏肉が沈んでいました。
12.小さなお肉.jpg

トッピングは大山鶏の胸肉たたき半熟煮玉子四角く切られたメンマ、そしてレアチャーシュー
別皿の意味がイマイチよくわかりませんが、私はつけ汁に付けていただきました。
どれも美味しかったです。クルマでなければビールが飲みたかった[わーい(嬉しい顔)]
9.トッピングは別皿.jpg
10.大山とりのたたき他.jpg
11.レアチャーシュー.jpg

さて、お決まりの麺だけを一口。ん、こんなもんでしょう。

そしてつけ汁につけてズルッと・・・・・・ん? なんだこりゃ? えらく脂っぽい。ぬるっとした感じがするで。
この感覚はあの「つけ麺の最低峰」 つけ麺 球児に似た感じだ[ちっ(怒った顔)] こりゃあ失敗したかな~?
しかし、やめるわけにもいかず、次の一口。
あれ? あのぬるっとした感じが少なくなっている・・・・

わかった[ひらめき] 
つけ汁の表面を覆っていた油分、おそらくは鶏油(チーユ)が麺に混ぜられていい塩梅になったのでしょう。
次からは、すべからくレンゲで軽くつけ汁を混ぜてから、麺を付けるようにしました。
ほう・・・・これが塩つけ麺か。なるほど、あっさりして美味いもんです。
豚骨魚介系の濃厚なつけ麺に慣れている我が舌にはあっさりしすぎている感じがしないでもないけど、これはこれでアリ、ですね。ほのかに香る柚子もいい感じです。

トッピング、というよりは付け合せのタタキやメンマもいけます。特にふたつのレア系は適度に弾力感があり、しっかりした肉の旨みが味わえました。

麺を食べ終わった後は、このようなミニ雑炊をサービスしてくれます。梅干しも要るか要らないかを聞いてくれました。
雑炊の場合、私は卵を完全に混ぜるよりも白身が残っている方が好きなので、このようなプリンの出来損ないみたいなのはイマイチなのですが、ベースがいいので美味しくいただくことができました。
13.雑炊.jpg
14.完食.jpg

きれいに完食[わーい(嬉しい顔)] 次は単なる塩らーめんを食べたいと思います。
隣りの人が頼んだのを見たら、チャーシュー類の付け合せはやはり別皿で出てきていました。
麺も、パッと見では同じ平打ち太ストレート。

どんな感じになっているのでしょうか、楽しみではあります[るんるん]


三宅吉祥(その2) [つけ麺]

うえんで食堂を出てから約15分。いよいよ湯神さんだぁ~!といくつもりだったのですが、のんちゃんが美味しそうなつけ麺をアップされたのを見てソソラレてしまい、ちょっと寄り道。

先日食べた超濃厚なつけ麺を先に紹介したいと思います。あ、湯神さんは次に必ず・・・(^^;

その日、朝からの用事を片付けたら、久々に濃厚なつけ麺が食べたくなりました。時間はもう12時半。さてどこのお店に行きましょう? しばし考えた結果、三宅吉祥さんの河内濃厚つけ麺がふと頭に[ひらめき]  たしかあそこのつけ麺は「濃厚」と名付けるだけあって仕込みに時間がかかるため、13時からしか供されなかったはず。時間的にもちょうどいいね[るんるん]

ということで久しぶりに松原市三宅へGOです[車(RV)]

ちなみに以前の記事はこれ→http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2011-02-22

外観はほとんど変わっていませんね。1.外観.jpg

2.トイレ内.jpgこれはトイレにあった色紙です。

うんうんなるほど、私はこういう感覚、好きです。


3.メニュー抜粋.jpgこちらは店内のメニューの抜粋。
私の住む河内を名前に冠したメニュー。

4.ポップ(1).jpg5.ポップ拡大.jpg

頼んだのはもちろん、そのためにここまで来た河内濃厚つけ麺私の中でつけ麺では定番の大盛りにしました。昼夜各10食だけの限定だったんですね。
そこまでは知りませんでした。

「鶏ガラ、とんこつ、魚介系のトリプル」、「南大阪一濃厚なつけ汁。」、「タピオカの粉を石臼で挽いた極太麺。」
と、ラーメン、つけ麺好きにはたまらない刺激的な文句が並びます。ソソるな~(笑)

でも、タピオカを使っている麺というのは初めてです。どんなんなんだろ?

待つこと15分、後から入店してきた人のラーメンの方が早く運ばれる中、ひたすら待ちます。

そして運ばれてきたのがこれ、河内濃厚つけ麺[exclamation]

6.河内濃厚つけ麺.jpg
7.麺(大盛).jpg
8.濃厚つけ汁.jpg

こりゃあ、旨そうだ[exclamation×2] ルックス的には、チャーシューにちょっとだけ付いた煮玉子の黄身が残念ですが・・・・[ふらふら]

つけ麺を本格的に啜り始める前に、まずは麺だけを食べてみます。
たしかにモチモチ、ツルツル、そして歯応えがスゴイ。ちゃんと小麦の風味もします。タピオカ・・・はわかりません。麺に練り込まれて、この歯応えを演出しているものと思われます。

そしてこのつけ汁。南大阪一を名乗っているのは伊達ではない。「ドロドロ」といっても過言ではないくらいの濃厚さです。
橿原のサクラさんのサラッとしたつけ汁とはえらい違い。なのに、思ったよりもそんなにしつこさは感じない。魚介系って書いてあるけど、綿麺さんや奈良と市さんほどのガツンと来るほどのものは感じませんでした。(精算のときに店主さんと話す機会があったのですが、今日は魚介系がちょっと弱くなった、と言っておられました)

このつけ麺、本当に旨いです。「美味い」より「旨い」の方がイメージがぴったりくる感じ。つけ汁が、大袈裟に言えばペースト状に近いので、とにかくよく麺に絡む。つけ汁の味を愉しむにはもってこいのシチュエーションなのです。どれだけのものかというのは、運ばれてきたときの画像と完食後の画像のつけ汁の量を見比べていただければ一目瞭然ではないかと。

ここは大阪近郊の片田舎、クルマでないとなかなか行けないような場所にポツンと建つお店ですが、味やその濃厚さはこないだ行列の末に東京で食べた六厘舎といい勝負です。というか、贔屓目に見たら上回っている。

トッピングは、煮玉子2個大きめのチャーシュー1枚メンマネギ(これは九条ネギですね)。
特に特筆すべき点はありません。ただ、超濃厚なつけ汁に対し、チャーシューはあっさりした味。これはいいですね。
箸休めにちょうどいいアクセントになっていました。
9.味玉とチャーシュー.jpg
10.メンマと極太麺.jpg

つけ汁に入れられていたブロックチャーシュー。こういうのが4~5個入っていました。こちらはさすがに濃厚な味。
これでご飯を食べるとウマイだろうなー(^^)
11.ブロックチャーシュー二態.jpg

12.完食.jpg

さすがにスープ割りは遠慮しました。この濃厚なつけ汁をすべて飲み干すのは私のような病持ちには無理っぽい[もうやだ~(悲しい顔)]
さすがにちょっと塩分がね
[あせあせ(飛び散る汗)]

でも、旨かったです、本当に。これは再訪アリです。ただし、河内濃厚つけ麺は昼夜とも限定各10食。しかも時間が13:00~14:30および17:30~21:30と限定されていますので、行かれるならご注意を[かわいい]


炙り鯛だしらーめん・つけ麺 サクラ(その2) [つけ麺]

前回記事→http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2012-03-27

前回初めて伺ってから約1ヶ月。この味は間違いなくつけ麺がおいしいだろうな、とのアタリはついていました。
先日紹介した麺処と市さんも全く同様ですが。

つけ麺の最近のトレンドは豚骨+魚介系。しかも方向性としては完全にこってりにベクトルが向いている。かなりなハイレベルでそれを達成しているのが大阪・松原の綿麺さんなのですが、ここはどうでしょうか。
私の期待は大でした。あっさりといいながらもガツンと来る魚介系のインパクト! 
あれを知ったら、そりゃあ期待します。

風の強い日でした。1.風の外観.jpg

11:30の開店直後に入店したため、まだ店はガラガラ。
2.まだ空席.jpg

店は画像の他、4人掛けテーブル×1、2人掛けテーブル×1、そしてカウンターが7席ほどの小さな店です。
ランチメニューはこんなふう。見比べたら、結構お得ですよ。
4.ランチメニュー.jpg

こちら、つけ麺のメニュー。今日は、あっさりつけ麺の大盛り(1.5盛)にしました。並だとちょっと足らんで、と教えてもらっていましたので。
3.つけ麺メニュー.jpg

前回食べたときにもらったからあげ(小)のサービス券を使わせていただきました。
6.無料からあげ.jpg

さて、来ました。あっさりつけ麺のあつもりです。お馴染みの麺が暖かいタイプね♪
7.あっさりつけ麺(大盛)+からあげ(小).jpg
8.特注中太麺.jpg
9.サラサラつけ汁.jpg

つけ汁は、思いのほかサラサラしていました。これで大丈夫?と思いつつ、まず少しだけ口に含む・・・・うん、やっぱり来ますね、魚介系の風味。やや酸っぱさも感じます。でも美味い。このサラサラなつけ汁でしっかり味が付いている感じです。

麺はシコシコとしたしっかり歯応えのある中太麺。普段はジャマなだけの海苔が珍しくいいアクセントをつけています。他のトッピング、チャーシューもメンマもレベルが高いです。うまい!
10.麺とトッピング.jpg

一気食いでした。
つけ汁がこれだけサラサラしていると、普通は味が薄いだけのコクも何もない「ミスったな~[ふらふら]」と思うつけ麺になりがちなのですが、サクラさんはまったくそういうことがなく、あっさりしつつ十分おいしいつけ麺を出してくれました。

サクラさんでは、残ったつけ汁で雑炊を作ってくれます。ご飯が少ししかなく、本当にわずかですが、最後までおいしく味わうことができます。
11.つけ汁で雑炊.jpg

完食です。私は基本的に残しません(^^)
12.完食.jpg

今度は是非こってりつけ麺を食してみたいものですが、体がなぁ~~~(ーー)

油断禁物ですので、遠慮しておいた方が無難かもしれません。しかし・・・・

最後にオマケの2枚。家からサクラさんへ向かう途中にあるラーメン店。
奈良県橿原市にあるのに店名が私の住む『河内』屋さん。
13.オマケ-1.jpg

そして翩翻と風に翻っていた幟(のぼり)がこれ [左斜め下]
14.オマケ-2.jpg

麺や肉(チャーシュー?)、野菜の大盛りが無料なのだそうです。しかも「スタミナ」ってことはにんにくガッツリ?
ちょっと私にはコワイです(^^; 
それに、「大衆ラーメン」って何?


上方 麺三昧@あべのQ'S MALL [つけ麺]

今日(4/3)は所用で会社を休み、府内某所にお出掛けをしておりました。
ところが・・・・日本海に発生した爆弾低気圧[爆弾]とやらで天気は大荒れ、まるで台風のような雨と風で、悲惨な目に遭いました。午前中は[雨]ながらも何とか平静を保っていたのが、午後になってその建物を出るときは暴風雨、着ていたスーツのズボンはもとよりお尻~背中までがボトボトになるほどの雨風でした。

この日の用件については画像等を整理して近日中にアップするつもりですが、こんな記録的な悪天候なのに反し、実は我が家にとっては喜ばしいことの2連発だったのでした。
詳細は後日[exclamation] 乞うご期待[exclamation×2](というほどのものではないかも(笑)

さて、この記事は今日から10日ほど遡った3/24(土)に行った、久々のあべのQ'S MALLのラーメン店巡りです。
もう大体めぼしいところは押さえたのですが、未訪問として唯一残っていたのがこのお店、上方 麺三昧さん。

数十年前から天王寺に根を張る熊五郎チェーンのお店です。
熊五郎は、栄枯盛衰の激しいラーメン店の中で、天王寺地区であの古潭とともに長年生き残っている老舗。
ただ、私は古潭には行っても熊五郎にはまず行きません。いつも映画を観に行くあべのアポロビルのB2Fにあり、しょっちゅう前を通っているにもかかわらず、です。

その理由は・・・・味が薄っぺらいのですな。豚骨の煮込みが足らないのか、味に深みがない。古潭と比べるとその傾向は顕著です。

ただこのお店は、「上方麺三昧」という別ブランドだったので、ちょっとは味が変わっているかと思い、ちょっと試してみるか、とチャレンジすることにしてみたわけです。1.外観.jpg

お店の場所は、Q'S MALLの中でもあべの筋に面し、よく目立つ有利な立地条件。

(ちなみにご覧のとおりこの時間は晴れていますが、この後曇ったり雨が降ったり、また晴れたり、また雨が降ったりとめまぐるしく天気が変わる、妙な1日でした)

[右斜め下] 店舗前のメニュー。「魚介系豚骨」ねー。そうやったかな~?2.外のメニュー.jpg

以下はテーブル設置のメニュー。
3.中のメニュー(1).jpg4.中のメニュー(2).jpg

今回私は、つけ麺を頼みました(あつもり)。熊五郎系列の店では食べたことがなかったので。
それに、十番太切麺というのにも興味がありましたし。普通・大盛りが同じ780円だということで、大盛りを。
さらに、「熊五郎のチャーハンは美味いで」と息子が言っていたのを思い出し、それも注文。半分の、いわゆる半チャンというやつですがね。ちょっと食いすぎやろ、という感じですが、朝食べてきてなかったし、このあとしばらく食べない予定でもありましたので、久々にガッツリいきました。

[右斜め下] 食べ放題でキムチが来ました。5.食べ放題キムチ.jpg

しかし私は、ラーメンの前に絶対にキムチは食べない。ラーメンの持つ繊細な旨みを堪能しようとしている前に、キムチのような唐辛子バリバリの下品な味に口中を曝してしまえば(キムチ好きの方、失礼)、舌が痺れてしまって、せっかくのラーメンが台無しになってしまうではないですか[爆弾]
もちろん今回も食べていません。ラーメンと食べ合わせることは、今後も一切あり得ないでしょう。

さて、そうこうしているうちにまず半チャーハンが運ばれてきました。おっと、これは濃厚そうだ(^^; 色も濃いぞ(笑)
うん、やはり濃い味付けです。まずくはない。なかなかおいしいです。

7.半チャーハン.jpg

少し遅れてつけ麺(大盛り)も。
6.つけ麺(大).jpg

あとで気がついたのですが、メニューにはあつもりは「麺に熱々の出汁をかけた状態で・・・」と書いてあったはずだけど、その出汁がかかってない・・・・単純ミス? 麺はたしかに熱かったですが。

やはりこれはミスでしょう。この時点で得点は大幅ダウ~ンですな[バッド(下向き矢印)] 
看板に偽りありは、飲食店として一番やったらあかんことのひとつです[むかっ(怒り)]

8.つけ汁とメンマ.jpg9.麺とチャーシュー.jpg

肝心のつけ麺。

・・・・・・はっきり言います。やはり熊五郎は熊五郎でした。

麺・・・・これで極太? これやったらせいぜいが中太麺で、よくいって「太麺」といったところでしょう。ただし歯応えはいいです。小麦の味もちゃんとする。でも、やっぱり極太麺ではないですな。これなら先日いただいた奈良の炙り鯛だしらーめん・つけ麺 サクラさんの方がはるかに太かった。

つけ汁・・・・まったく、完璧に、食べる前から予想していた通りの味。この程度で「濃厚」を名乗るな、といいたい。

チャーシュー・・・・これ1枚のみ。しょぼい[もうやだ~(悲しい顔)]

メンマ・・・・ごくごく普通。何の変哲もなし。

10.完食.jpg

完食はしました。「出されたものは残さずに」が、高校山岳部以来の私のモットーですから。

でも、スープ割りはしませんでした。味が薄いのは目に見えているし、このあと映画を観るのでこれ以上水分を摂るのを控えたかったからです。利尿剤を服用している身ですし、映画を観ている途中でトイレに立ちたくはありませんからね。

二度目はないでしょう。熊五郎の系列店に行くことも、もうないでしょう。
ここに拘泥しなくても、今やあべの・天王寺地区にはおいしいラーメン店はいっぱいあります。


竹麺亭 (その5) [つけ麺]

定期検診が終わって一旦帰宅したのが12時過ぎ。
さて昼飯。試験の結果待ちの息子を誘ってラーメンを食べに行くことに[るんるん]

「何ラーメンがいい?」
「塩がええな」
「ほな竹麺亭にしよか。もし休みでも龍旗信があるし
「ええで」

あびんこ亭さんも頭に浮かびましたが、あいにく駐車場がない
やっぱり郊外の駐車場のある店でないとしんどいので、クルマで約35分と少々遠いのですが竹麺亭さんへ。

途中にあるこれも塩ラーメンの名店である龍旗信さんは、竹麺亭さんが休みだったときのための保険。

竹麺亭さん、開いてました。よかった~[わーい(嬉しい顔)]
1.店構え.jpg
2.メニュー.jpg
3.解説.jpg

竹麺亭さんは、過去4回紹介させていただいています。

http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2010-10-10
http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2010-11-05
http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2011-06-18-2
http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2011-08-12

散々悩んだ結果、何回か前と同じく私は魚介醤油つけ麺(300g)息子は予告どおり塩ラーメン(大盛)

まずは息子の塩ラーメン。このレアチャーシューがうまうま~(^^)
これほどのチャーシューはなかなかお目にかかれません。綿麺のそれが似たような感じですが、こちらの方がぶ厚く、歯応えもあります。
4.塩ラーメン.jpg

魚介ダシ(特にカツオ)がよく効いていて、本当に美味いのです。
息子はつけ麺が好きではないので、竹麺亭さんではほとんど迷わずこれを頼みます。

私はつけ麺。ここの温盛は本当に美味しい。最高レベルだと私は信じています。5.濃厚魚介つけ麺あつ盛300g.jpg

普通の店では、いくら温盛でも麺はこのようなスープの中には入っていません。
大体が普通のつけ麺と同じようにお皿に盛られただけ。

私が以前コキおろした支那そばやがそうでした(
http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2011-12-21)。
ただね、これだと少し時間が経つと麺の表面が乾き、麺同士がくっついてしまうのです
こうなると食べにくい。ほぐれないので、自分の望む量を取れないのです。
あのときは支那そばやに限ったことではないと思ったのであえて書きませんでしたが、この「麺同士がくっつく」のは温盛の構造的欠陥なのですな
しかし竹麺亭さんは、麺を魚介スープに入れて供するという方法でうまく解決してくれていました。
私が竹麺亭さんを高く買っているのは、食べる人のことを考え、こういうひと手間余分にかけているところに理由があるわけです。
6.麺+つけ汁.jpg
7.トッピング.jpg

メンマは普通の味。ブロックチャーシューともどもつけ汁の底に沈んでいました。
8.メンマ+ブロックチャーシュー.jpg

これだけ手間ひまをかけたラーメンが不味いわけがない。
今回も美味しいつけ麺をいただくことができました。

(ただ、海苔は要らんな・・・・)

息子ともども完食であります。9.塩完食.jpg10.つけ麺完食.jpg

最近はつけ麺をいただく機会が増えており、普通のラーメンを食べることが少なくなってきました。
次回はあれのついでに・・・・塩ラーメンをあそこでいただこうかな(^^)


支那そばや (その2) [つけ麺]

前回の記事はこれ ↓

http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2011-11-24

このとき、次はつけ麺を食べようと決めその機会をうかがっていたのですが、今回映画鑑賞とセットで行くことに。
映画『M:I/ゴースト・プロトコル』が始まるのが12:45なので、その前に食べるとことにして、開店直後の11:10くらいに入店。入っている客は1組のみでした。ま、当然ですね。
ちと早すぎた・・・・(^^;1.外観.jpg7.カウンター.jpg2.食材の鬼.jpg

つけ麺は通常のメニューとは別版。3.超濃厚魚介つけ麺.jpg

字が読みづらいので、拡大します。つけ麺についての解説はこちらをお読みいただくのがいいでしょう。ここに書いてある通り、ではなく少し、いや、かなり差し引く必要はあるかと思いますが(^^;4.案内(1).jpg5.案内(2).jpg6.案内(3).jpg

さて来ました。これが超濃厚魚介つけ麺。麺は、普通:300g、大盛:350g、特盛:400gから選べます。また、麺も水で〆た冷たい麺と、温かい麺が選べます。この季節、冷たい麺は避けたいのでこれは嬉しい配慮です[グッド(上向き矢印)] もともとボクは温盛好きですし。8.つけ麺大盛350g.jpg

上から撮影したため麺のボリューム感が乏しい写りとなっていますが、見た印象も「案外少ないな」というもの。これなら400gでもいけたと思います。

さて、写真を撮り終わったらまずは麺から。うん、極太麺だ。これは16号切りかな。言うだけあってかなり太いです。でも、以前これ以上の太麺を食べたことがあったな。どこだったっけ? 
あかん、記憶力が・・・・・ラーメンに関してはよく覚えてんだけど・・・・・
[ちっ(怒った顔)]

思い出した[exclamation×2]

一燈行無心だ。

念のため過去記事はこちら。

・つけ麺 一燈行        
http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2011-09-12
・無鉄砲 つけ麺 無心 
http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2011-07-31

画像を見比べていただいてもおもしろいかも[わーい(嬉しい顔)]

まずは麺だけを一口。熱くはないです。温かい程度。うん、ちゃんと小麦の味がする。ふわっと鼻腔の奥をくすぐる感じ。いい麺です、今のところは。10.麺&煮玉子.jpg11.ブロックチャーシュ+メンマ.jpg

つけ汁のなかに沈んでいるのは、煮玉子1/2ブロックチャーシューメンマ3点とも美味い。メンマはともかく、チャーシューと煮玉子は素材の旨みが感じられました。
肝心のつけ汁ですが、さすがに超濃厚魚介と銘打つだけあって、なかなかのものです。旨いです。解説にもあった魚粉がよく効いています。

しかし・・・・

やっぱり残念な店でした。支那そばや。

9.つけ汁.jpg1.つけ汁がぬるい

温かい麺を頼んだからよかったようなものの、これで冷たい麺ならとても食えたものではないでしょう。効いているのは魚介だけでなく、豚骨も相当量使っているのだから、脂でギトギトの最悪の展開になるのではないでしょうか。

味自体はレベルが高く「美味しい」と感じさせてくれる出来なだけに、これは勿体ないです。
本当に惜しい
[ふらふら]

 

12.混じってる.jpg

2.麺の処理ができていない

太麺、しかも極太を名乗っている以上、こういう細い麺を残すのは絶対にNGです。
なぜなら口の中での食感が変わってしまうから。駅の立ち食いうどんのなかにそばが1本混じっているのとはワケが違うのです。

自家製ではなく製麺所から仕入れているようなので(通常、自家製麺だとまず間違いなくそれをPRしますが、それがない)、これはその製麺所の責任かもしれませんが、それならきちんと指導すべき[爆弾]

もしくは振りザルに残っていた麺が入ったのかもしれませんが、それはそれで問題でしょう。

13.ダマになってる.jpg

3.麺がダマになっている

中でも最悪だったのがこれ。8分も茹でた結果がこれ? ちゃんとほぐしてんのか?

一応食べてみましたが、固いわ、冷たいわ(火が通っていない)で、これはひどかった。

こんなものを客に出すという時点で、ボク的には論外[むかっ(怒り)]

 

つけ汁はあまり残りませんでした。350gでこれだと400gでちょうどなくなる感じかな。濃厚なつけ汁はよく麺に絡みます。
高校山岳部時代、「出されたものは残さずに」を徹底して叩き込まれたボクはもちろん完食。
14.完食.jpg

結局この店は、仕事が荒っぽいんですな。上に挙げた3点とも、ちょっと気を使えば、ちゃんと仕事をすれば指摘されないことばかり。

行った時間が悪かったのか、それともいつもこんなもんなのか? 

3度目はおそらくないでしょう。つけ麺ならQ'S MALLには三代目みさわがあるし、塩ならちょっと離れるけどらーめん極がある。さらに醬油ならあべ地下古潭があります。

そうなると、価格が高く、それに合ったレベルを備えているとはいえないこの店を敢えて選ぶ理由はまったくありません。

もったいないな~、素材はいいのに。


つけめん 一燈行 [つけ麺]

ちょっと所用で東大阪に行くことがありましたので、どこぞにラーメン屋はないかいな、と探して、辿り着いたのがここでした。つけめん 一燈行。「いっとうぎょう」と読みます。場所は【ココ】大阪というか、関西を代表するマンモス大学、近畿大学のすぐ近くです。1.外観.jpg

画像中心のアパートの左に見える四角い建物が近大のキャンパスです。左の樹木も近大のもの。2.近大のすぐそば.jpg

外からは製麺室が見えました。製麺機はさすがの香川県製。ググってみたら、ラーメンよりはうどんの製麺機がメインを張っていました。ま、土地柄当然といえば当然(^^)S-3.製麺室.jpg

4.券売機とメニュー.jpg

券売機で食券を買って入ります。

右の画像はお店の名刺の裏側。

わかりますか、この安さ[がく~(落胆した顔)]

つけめんは並、中、大がすべて同じ値段の680円[exclamation]

さすがに自家製麺大学の近くのお店です。これなら学生は入るでしょう。実際、入ってくるお客さんは大学生風の人が大半で、ボクのようなオジサンは少数派でした。

テーブル調味料は、魚粉とこだわりの久原醬油 けやきりんご酢。つけ汁に酢っぱい系の調味料というのはよくパターンです。そういえば、Q'S MALLの三代目みさわではスダチが付いていました。5.テーブル調味料.jpg

6.太麺ゆえ・・・.jpg

つけめんの麺は極太で、奈良の無心並みの太さ。茹でるのに8分かかるそうです。実際にそれくらいは待たされました

ちなみに普通のラーメンの麺は細目のストレートでしたね。見た感じは長浜ラーメンに似た感じでした。(隣りに座った作業者風のオニーサンのラーメンをチラ見^^)

さて、待つこと十数分。来ました、つけめん(大)。

ちなみに(大)は2玉。(中)は1.5玉、(小)は1玉でした。

7.つけめん(大).jpg

つけ汁は豚骨中心。かなりコクのある濃い味です。ご覧のとおり海苔の上には魚粉があるのですが、あまり風味は感じませんでした。8.つけ汁.jpg

麺は極太。まるで黄色い細うどんです。まず麺だけを食べてみましたが、小麦の香りが感じられました。麺はもちろん「あつもり」です。9.大盛麺(2玉).jpg

つけ汁の中にはブロックチャーシューが2個と、薄いメンマが数個。あとはネギくらい。

魚粉は小さな匙に一杯追加しました。それでもあまり風味は感じなかったな。それほど油油していたつけ汁でした。あとでりんご酢も入れてみましたが、ややさっぱりした感じになりました。10.4点画像.jpg

11.割りスープ.jpg

割りスープはこんぶだしとのことでしたが、そんな微妙な味がわかるわけがない。豚骨がガチガチに効いているつけ汁に「こんぶだし」はあかんやろ(合わんやろ)~と思います。

と言いながらスープ割りは頂きましたがね(笑)

 

 

 

 

 

完食。でも3口くらいはいただいたものの、スープ割りは残しました。かなり濃厚だったもので(^^;12.完食.jpg

ラーメン店に限らず、その店の評価基準は『再訪はあるか?』という一点に限るとボクは思っているのですが、この店はどうだろ?

ま、あえてそのためには行かないけど、近くに行ったらどーかな?というレベルでしたかね。実は一燈行の近所にあと2軒ラーメン店があるのを確認しましたので、まずはそっちが先です。

最後に。 こういうのがあるのを初めて知りました。

13.専用小麦粉.jpgつけ麺専用の小麦粉。その名も傾奇者[exclamation×2] いやー、やるもんですな(笑) さすがに研究熱心な日本人の面目躍如たるものがあります。日清製粉の中にもオタク的な「つけ麺好き」がおられるんでしょうね。いいことです[わーい(嬉しい顔)]

 

 

 


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