『スターウォーズ 最後のジェダイ』を観て来ました [映画]
初めて観た時から「EPISODE-4」とあることに気が付いていたので、これは続編や「EPI-1~3」もあるな、と期待していたのですが。
早い話が可能な限り早く観たかった、というただそれだけなんですが(笑)
そして今回の「EPISODE-8」も、昨日の公開初日に観賞となった次第。さすがに仕事を放っていくわけにもいかず、夜の上映となりましたがね。
・え ここで ちょっと呆気なさすぎない?
・ちょっとスターウォーズの世界観に合わないのでは?というキャラクター登場
・いつ〇〇に乗ったの?
・この殺陣、スゴイわ・・・・相当練習したんやろな
etc・・・・
まあいろいろあり過ぎて疲れました(苦笑) 上映時間も過去最高の約2時間30分、見応えとしては十分ですね。
ただ、上にも書いた通りちょっとわからなかった部分もありますので、もう一度観に行きたいと思っています。そしてしばらくしたら発売されるDVDも購入して、と。
ちなみに過去7作、すべて持ってますよ~
それにしても限定版のパンフレットが1,200円というのはちょっと高すぎますね。通常版でも1,000円ですからね、まあいい儲けになりますな。
『検察側の罪人』~わたしのキャスト~ [映画]
ちょっと前に『検察側の罪人』上下巻を読了しました。
来年ですか、主演:木村拓哉&二宮和也のジャニーズコンビで映画化されることが決まっている、検察を舞台にしたミステリーです。原作の雫井脩介は私は結構好きな作家で、映像化された作品も多く、映画『犯人に告ぐ』や『クローズド・ノート』はご覧になられた方も多いのではないでしょうか。
中にはこれは絶対のハマリ役、イメージにドンピシャという人もいますが、苦し紛れという人もちらほら・・・・(^^;
気が弱く見えるところと図太いところを併せ持つ難しい役ですが、どういうわけか私のイメージは映画『犯人に告ぐ』の主人公、巻島を演じた豊川悦司でした。原作者が同じということで、設定年齢の差に気づきながらも、読書中はずっとそのイメージで読み進めていましたね。
あと、ビートたけしも浮かびましたが、この人が出ると完全に主人公を喰ってしまうので、ま、ないかな、と。
また、柄本 明でもおもしろいとは思います。
実際のキャスティングはどうでしょう? おそらく「なるほど」と納得するような人が出演されるのでしょうね。
で、発表です。
・最上 毅 木村 拓哉
・沖野 啓一郎 二宮 和也
・長浜(最上の事務官) 小日向 文世(“HERO”のイメージが強くて…)
・前川(最上の友人弁護士) 松尾 諭
・丹野( 〃 代議士) 滝藤 賢一
・水野(雑誌記者) 新井 浩文
・白川(人権派弁護士) 吉田 剛太郎
・都筑 妻(被害者) 朝加 真由美
報道によると、今月にはキャストが発表されるだろうとのことです。
発表されれば、あらためて結果を“採点”してみたいと思います。
映画 『あしたになれば。』舞台挨拶とビストロでランチ [映画]
2月15日(日)、私が生まれ育ち、そして今も住んでいる南河内を舞台にした映画(以前このブログ(http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2014-11-19)でも紹介しました)、『あしたになれば。』(公式HP:http://ashitani-movie.com/)。
その大阪での先行上映を、妻と一緒に舞台挨拶付きで観に行ってきました。
舞台挨拶は、当初は2/14、2/15に各1回、計2回の予定だったのですが、大変好評とのことで2/15の13:30の上映前にもう1回、追加されたのでした。実は私は2/14の舞台挨拶付きを狙っていたのですが、いつの間にか受付が終わっていて鑑賞は不可だったのですが、別の映画を観に行ったときに舞台挨拶が追加されたのを知り、それを予約したわけです。
HPを確認すると、予約は2/3(火)の22:00から、とのこと。当日は21:45にはパソコンの前に座って当該ページを立ち上げ、必勝を期しました。
で、その甲斐あって無事チケットをゲット。私は22:00開始のほぼ直後に予約が取れたのですが、その後の経緯を見ていると22:01で半分が埋まり、22:02で大半が埋まり、22:03で満席となっていました。
私も妻も、舞台挨拶というものを見るのは初めての経験でした。、
上映前に行われた舞台挨拶の参加者は、主役の小関裕太君、4人組の内の一人、山形匠君、主人公の父親役の赤井英和氏、そして監督の三原光尋氏の計4人。
画像は主人公の二人。
観客は、さすがに主役の小関君目当てと思われる若い女の子が多かったのですが、我々のような多少年配の方もいたし、思っていた以上に年齢幅は広かったと思います。特に女の子たちがキャーキャーと歓声を上げるわけでもなく、挨拶は映画と同じくのどかな雰囲気で進められました。時間にして12~13分。笑いもあり、なかなかよかったと思います。
不思議だったのは、予約時にはあっと言う間に満席になったのに空席がざっと30席くらいはあったこと。もったいない話ですね。これならキャンセル待ちみたいなこともできたはずなのに・・・・。あと、最前列に座っていた約10人くらいの高校生くらいの女の子は、挨拶が終わると一斉に席を立って帰ってしまいました。おそらく午前の舞台挨拶付き上映を見て、さらに午後の舞台挨拶を見てもう用がなくなってしまったのだと思われます。予想ですが。
ただひとつだけ。舞台挨拶は上映後の方が絶対にいいですね。なぜなら撮影の裏話が聞けるから。今回は上映前だったために、あまり話すとネタバレになるということで、かなりの部分が伏せられてのお話でした。これだとどうしても奥歯に物がはさまったような感じにならざるをえないので、少し欲求不満が残る結果となりました。仕方ないですけどね。
その反面、「是非ここを見てほしい」という俳優、監督からの希望を聞くことができ、その点ではよかったと思います。。
ちなみにそれは川のシーンでした。川の名前は「石川」といい、この地域で生まれ育ち、今も住民票を置く私にはそれこそ故郷の川。そこが撮影のメインとなり、重要なシーンはその川べりで行われていたようです。
映画は、端的に言えばひと夏の高校生の男女の青春物語です。さわやかさと甘酸っぱさが入りまじった、私にはもう何十年も前の思い出を彷彿とさせるような。
心配だった主人公ほかの大阪弁は、予想していたよりもかなり上手でした。舞台挨拶の中で、大阪出身の山形君が小関君に大阪弁の特訓をしたと言っていましたので、彼らも相当頑張ったのでしょう。
撮影場所は、私が知っている場所がバシバシ出てきましたよ。
皆さまには何の興味もないかと思いますが(^^;、いくつか挙げると、
・冒頭で主人公とヒロイン(2/16から『マッサン』への出演が始まり、1週間で終わってしまった中村秀子役の黒島結菜ちゃん)が出会う野球場
→http://www.mapion.co.jp/m/34.5510561947286_135.6217677375578_8/
・4人組がワルに追いかけられる商店街
→http://www.mapion.co.jp/m/34.567580346118106_135.5987446794061_10/
・主人公がヒロインを送った駅
→http://www.mapion.co.jp/m/34.5297238019591_135.6407830118891_9/
・ラスト近くのグルメコンテストの会場はこの公園
→http://www.mapion.co.jp/m/34.51533060821272_135.64329263781207_9/
(ちなみにこの広場の隣りにある叡福寺は聖徳太子の御廟所のあるお寺です)
その他にもいっぱいありました。私が住んでいるところから数百mにある建物もありましたし、大学はおそらく大阪芸術大学(監督の母校でもある)だと思います。
あ、書き忘れていましたが、入場の際にこのドーナツをもらいました。映画の内容にちなんで初恋ドーナツという名前。美味しかったですよ
館内を後ろから。
それと残念だったのが、パンフレットが売り切れていたこと チケットを入手した後、荷物になるのを避けて「後で買ったらいいや」とパンフを買わずにいたところ、買いに行ったらなんと売り切れ・・・・おいおい、もっとたくさん仕入れとけよ、1日半で売り切れってどーゆーことやねん(泣)、と嘆いても後の祭り。あの時買っておけばよかったと、諦められないけど諦めざるを得ませんでした
さて、時間は前後しますが、上映は13:30からだったのでその前にランチに行くことにしました。私は例のごとくラーメンを食べたかったのですが、妻は「飽きた」とのことであえなく却下。そしてぶらぶらとお店を探した結果、映画館のあるアポロビルのB2Fにあったビストロスタンド フジさんに行くことに。これが大当たりのお店でした
とにかくリーズナブルで店員さんも親切。いいお店でした
ランチは3種類ありましたが、妻も私もビストロDXをチョイス ビフカツ、カニクリームコロッケ、白身魚フライの3種類が盛られたもの。これに前菜、スープ、ライス(お代わり自由!)、さらにデザートとして柚子シャーベットも付いてきて税込890円は相当なCPの高さと言っていいでしょう。
前菜のサラダにはローストビーフも一切れ。
スープはコンソメのオニオンスープでした。
左からビフカツ、カニクリームコロッケ、白身魚フライ・タルタルソース。付け合せのサラダは主に大根。どれもご飯によく合いました。
デザートの柚子シャーベット。
柚子の実も入っており爽やかな味で、こってりしたカツ類にぴったりの味だったと思います。
ちなみに水差しにはレモンが一切れ。
このお店、たぶん夜に再訪すると思います。ワインもリーズナブルで、ちょっと飲むにはよさそうな感じ
実は隣りは「熊五郎」という老舗のラーメン店なのですがあまり私の好みではなく、もう数年行ってません。天王寺であれば古潭も極もあり、このお店に行く必要は皆無なので。
いやいや、実におもしろい有意義な1日になりました。
映画 『あしたになれば。』 [映画]
先日妻から教えられた、ちょっとしたニュース。
実は私が生まれ育った大阪・南河内が舞台になった映画が来年公開されます。
映画の名前は『あしたになれば。』。
公式HPはココ→http://ashitani-movie.com/。
大阪府の南東部、藤井寺市、羽曳野市、太子町が舞台の青春映画とのこと。私の知らないところでロケも開催され、先日エキストラで出た、という人と話もしました。・・・・知ってたら私も応募したのに。かなり悔しいヒロなのでありますorz。
藤井寺市は、先日このブログで紹介した「デラバル」のあった街であり、羽曳野市は、大リーグ、テキサス・レンジャーズのダルビッシュ投手の出身地。太子町は聖徳太子の霊廟のある町。・・・・って、ものすごくザックリした紹介の仕方(^o^)。羽曳野市と太子町は山沿いにぶどう畑が広がり、隠れたワインの産地となっています。映画もこのぶどう農家が舞台になっているようです。藤井寺から羽曳野にかけては古墳が点在し、堺の仁徳天皇陵と一緒に世界遺産に登録しようと、無理矢理盛り上げている地域でもあります。
大都市・大阪の衛星都市としてそれなりににぎやかで、それなりに田舎で、それなりに国道もあり、近鉄も通り(ただし“しまかぜ”(←クリックどうぞ)は走っていない)、住みやすい街ではあります。ただどうしても言葉が荒っぽいので、他府県の人から怖がられる傾向もあるようで・・・・(^^; いや、私がそうだと言っているわけではありませんよ(笑)
そういえば映画では「南河内市」という架空の都市になっています。とってもうまいネーミングだと地元民は思います。
ただ、心配なのが主役の二人が大阪やその近辺の出身ではないこと。小関某は東京だし、主演の女の子も沖縄出身。以前『大誘拐』という和歌山を舞台にしたメチャメチャおもしろい誘拐映画があったのですが、主役がバリバリの東京人である風間トオルだったのですよ。その関西弁のひどかったこと・・・・よくこれでOKを出したな、というレベルで、傑作映画の唯一無二にして最大の欠点でした。こういう例は枚挙に暇がなく、仕方のないこととはいえ、がっかりすることが少なくありません。
この映画では上手な大阪弁、いや河内弁を使ってくださることを切に祈ります。
あ、ちなみに公式HPでは6人の男女が出ていますが、この内3人は現在テレビで放映中の「ごめんね青春」に出演しているようです。2人までは把握しましたが、小関某がどの役かワカラン。
公開は、大阪で2/14にアポロシネマで先行上映。
その後、3/21より角川シネマ新宿にて。
今のところ発表されているのはここまでです。順次発表されると思いますが、わかればその都度このブログでも紹介したいと思います。しかし、一地域を舞台にした映画は公開される規模も大きくないので、地方ではかからないケースの方が多いでしょうね。
せっかくですから、私は絶対に観に行きます。
皆さま、時間と、機会と、少しのお金と、興味と、公開される映画館が近くにあれば、是非ご覧になってください。少なくとも私が普段どんな場所でどんな言葉を使って生活しているか、お分かりいただけるのではないかと思います(^^)。
『スターウォーズ』が復活!? [映画]
3日ほど前(10/31)のニュースですが、「ディズニーがルーカスフィルムを買収した」という話には本当に驚きました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121031-00000032-reut-ent
このブログでは、もう話し自体が古いこともあって話題には載せませんでしたが、実は私は『スターウォーズ』の大ファン。それも第1作公開時からのファンです。喋り出したら止まらない、志を一にする人となら一晩でも喋っている、くらいなものです。
第1作のアメリカ公開は1977年。日本での公開は翌1978年だったのですが、当時の私は映画好きの高校1年生。そりゃあ期待もしますって!。
私が観たのは近鉄・阿部野橋駅にあった映画館。ちょうど今、あべのハルカスという巨大ビルを建てている、あそこです。
そのときの興奮は推して知るべし。
私は今でもこの話をするのですが、初めて観たとき、すでに「Episode-Ⅳ」と最初のクレジットにあったのに気が付いていました。第1作なのに「Ⅳ」とは?
これは続編があるのか?と心ときめいたのを今でも覚えています。ジョージ・ルーカスはやる気満々だったのでしょうね。
その後、続編の「Episode-Ⅴ 帝国の逆襲」(1980年)、「Episode-Ⅵ ジェダイの復讐」(1983年。現在は『ジェダイの帰還』に変更されています)と続き、一応の完結を見ました。
しかし、あくまでⅣ~Ⅵです。Ⅰ~Ⅲ、Ⅶ~Ⅸがない。
当初9部作と喧伝されていたのに、J・ルーカスが「Ⅶ~Ⅸは作らない、Ⅰ~Ⅵで終わり」と言ったのはいつだったか。
その後、「Episode-Ⅰ ファントム・メナス」(1999年)が世に出るまで、我々ファンは16年を待たなければなりませんでした。その間、90年代後半に3部作のトリロジー版が公開されましたが、もちろん私は名古屋で観ています。
それから予定通りに「Episode-Ⅱ クローンの攻撃」(2002年)、「Episode-Ⅲ シスの復讐」(2005年)と続き、シリーズは終焉を迎えました。
ちなみに私は、新3部作はすべて公開前の先行もしくは先々行ロードショーの第1回目の上映を観る、という金字塔を打ち立てています(爆)
「1999年に16年ぶりにスターウォーズの新作が公開される」と報道されたとき、世間の反応は
「なぜEpisode-Ⅰなの? 前に3部作があったんじゃないの?」
というもの。雑誌などを読んでみると、私にとっては当然でしかない、わかりきったその理由が書かれている。
「何を今さら・・・。んなもん、常識中の常識やろが」
と不思議でたまらなかったものですが、これこそ世代間ギャップと申しますか、一般の方はご存じなかったのですね~
私なんぞは、いつの間にか「アイツはスターウォーズファンだ」ということが名古屋市店内に広まっていたためか、若い社員からスターウォーズサーガについて質問を受けたため、何度も懇切丁寧に説明してあげたものです。
さて思い出話はここまでにして、その「スターウォーズ」のすべてを握るルーカスフィルム社をディズニーが買収するという。そしてEpisode-Ⅶ~Ⅸを製作するという。Episode-Ⅶは2015年の公開を目指すという、このニュースは私を驚愕させるものでした。
正直に感想を言います。
「嬉しさ半分、当惑半分」
この一言に尽きます。
しかし・・・・
ディズニーが作るということは、あの20世紀FOXのファンファーレは聴けないということ?
あのファンファーレの後、数瞬の絶妙な間があって「A long time ago in a galaxy far,far away....(←この「.」は必ず4コに決まっています)」の文字が流れ、そしてスターウォーズの、1フレーズ聴くだけで私を興奮の坩堝に叩き込むあのテーマ曲が流れる・・・・
この、ファンにとっては規定路線の予定調和、その一連の流れが変わってしまうということなのでしょうか。
スターウォーズのキャラクターがディズニーランドに登場するのでしょうか
(・・・・いや、これはこれで面白いかも(^o^)
実際にスターツアーズっていうアトラクションがありますもんね(今でもある?)。
そういう意味では、まったく無縁というわけでもないのですが、それにしても意外でした。
Episode―Ⅶ。
そりゃあ楽しみですよ。J・ルーカスがまったく手を引くのではなく、ストーリー監修という形で携わるらしいですし、そうなれば世界観が一変するということも回避できるでしょう。
あの、私がどっぷりつかった大好きな世界にまた入っていけるという巨大な興奮は、これは好きな者でないと理解してもらえないと思います。(趣味というものは得てしてそういうものですが)
ただ、「ディズニー」という違和感はどうしても拭えません。
果たしてスターウォーズはどのように進化していくのでしょうか?
ルーク・スカイウォーカーは?
ハン・ソロとレイアの間に生まれたであろう子供はどう成長していくのか?
そして絶滅したはずのシスはどう物語に関わっていくのか?
共和国の運命は?
そしてジェダイの行く末は?
・・・・
興味は尽きません。
これから十数年、私はまたスターウォーズと共に生きていけるのかと思うと
ハリー・ポッターシリーズが大団円を迎え、ファンタジー好きの私にぽっかりと空いた穴を、なんとスターウォーズが埋めてくれるとはね♪
と考えると、やっぱり
期待>当惑
ですね。
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART-2』 [映画]
先日、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART-2』を観ました。
映画館にあったパノラマ。
これはパンフレット。ボクは観た映画のパンフレットは必ず購入します。
テレビやDVDで観ることを見越して、そのときは観ない映画のパンフレットを購入することも(^^;
それにしてもこのエマ・ワトソン。ちょっとひどすぎないか・・・・(--)
ま、別途300円を支払って3D版を観たわけですが、率直に言って「意味あんのか?」といった感じでした。たしかに立体感があって面白いとは思いましたが、ボクは普段からメガネをかけていますので、このメガネがとにかく安定しない。よって、観づらいことこの上なし 上映時間の半分くらいは片手で支えていました。
映画自体はよくできていました。迫力もあったし、まさしく大団円という言葉がぴったりくる終わり方。(全世界の興行収入もスゴイみたいですね)
ただ、どうでしょ? すべての本を読み、すべての映画を観てきた自分には十分理解できる内容ですが、この映画だけを単独で観たらさっぱりわからないでしょうね。説明不足感は否めない。
まあ、もっともそういう人はこの映画自体を観ることはないでしょうから、いらぬ心配か(笑)
観終ってみて、なんか感慨ひとしおと言った感じです。
思えば名古屋時代の2001年。同僚から薦められた『賢者の石』でハリー・ポッターと出会い、それから足掛け11年に渡って本と映画で楽しませていただきました。本は、第3巻『アズカバンの囚人』からこっち、すべて初版の第1刷。映画も、ほとんど初日に観に行ったかな~
自分の中では、ひとつの時代が終わった感じがしていて、ちょっとした虚脱感です。
映画 『君が踊る、夏』 [映画]
ちょうど1ヶ月前の話になりますが、丹後半島から帰った次の日(7/10)の昼下がり、撮ってきた写真の整理をしながらテレビを見るとはなしに見ていると、ボクの注目しているイチオシの女優の木南晴夏さんが(^^)
お? 何だ? 映画っぽいな~、と新聞のテレビ欄を見てみると、『君が踊る、夏』という映画でした。朝日放送の創立60周年記念作品で、昨年秋の公開とのこと。寡聞にしてこの映画のことは全く知りませんでした。言葉を聞いているとあきらかな高知弁。するとこのきれいな川は四万十川か・・・・
なんて思いつつ見ていると、いや、これが予想以上におもしろかった。ぐいぐい引き込まれてしまいました。木南晴夏さんは『二十世紀少年』の小泉響子役(他の出演者の誰よりも原作そっくりでした)からずっと注目していて、時折テレビに映っているのを見て「お~♪」なんてひそかに喜んでいたのですが(変態か^^;)、この映画は彼女の魅力が余すところなく引き出されていて、とても可愛かったです。
よさこい祭りの踊りのシーン、これは出演者の皆さん、相当練習したんだろうな~
実はこの映画、実話をもとにしたストーリーで、腎悪性横紋筋肉種様腫瘍という小児がんにかかった子供を軸に据えたストーリーになっており、感動的で見応えもありました。
DVDが発売になったのが3月とのことで、さすがにまだ高い。もう少し安くなったらAmazonかどこかで買おうか、なんて考えているところです(^^)