続・東京にて(その2:麺処 ほん田@東京ラーメンストリート) [東京出張-2012年]
5月29日(火)、無事仕事を終えた私。
帰りの新幹線の時間まであえて1時間ほどを確保し、向かった先は東京ラーメンストリート
昼は既報通り六厘舎TOKYOさんでしたので、また戻ってきたことになります(笑)
実はどの店に行くか、けっこう悩みました。かなり考えてたといっていい。だって、次にいつ行けるかわからないし、せっかく行くのだから美味しいラーメンを食べたいですからね。ハズレだけは避けたかったです。
六厘舎TOKYOさんはまず最初に決まったのですが、さて夜の方はどこにしようか・・・・?
結局決めたのは麺処 ほん田さんでした。
その理由は食べるラーメンの味のバランスです。前回の出張時には、塩、魚介豚骨、豚骨と食べ、この日の昼はつけ麺。となると残るは醤油か味噌、私はよほどのことがない限り味噌ラーメンは食べませんので、必然的に醤油となりました。
そこで、ネットの東京ラーメンストリートのHPで調べて醤油ラーメンが美味しそうな麺処 ほん田さんに決めた次第。
券売機で食券を購入します。六厘舎TOKYOさんもそうでしたが、東京ラーメンストリートのラーメン店は券売機での食券購入が標準仕様のようです。一番合理的ですし、後でデータをまとめやすいのと、それとこれは私の予想ですが、東京駅一番街を主催している会社に瞬時にデータを飛ばしているのではないかな?
人気投票みたいなもので、数字の悪いラーメン店は発破を掛けられるようなシステムができているのかもしれません。
この店に行こうと決めたときから、いただくのは鶏と魚介の豊潤醤油ラーメンと決めていました。
店内に先客は3人。時間が早いこともあってガラガラでした。
待つこと5分ほどで着丼。
第1印象は、えらいネギが多いな~ということ。ネギ、特に青ネギはラーメンのような濃厚な食べ物の場合、さわやかさを補う役目があるので非常に有効なトッピングなのですが、多すぎるとその風味が勝ってしまってせっかくのスープの味わいを台無しにしてしまうケースがあるのです。ちょっと今回はそちらに振れた方かな~?
恒例通り、まずはスープを一口。・・・・フツーですね。魚介というより醤油の方が強いです。ちょっと塩辛いくらい。
麺は細めのストレート。普通。チャーシュー、やっぱり普通。ネギ、私的には多い。青梗菜、いや、これは小松菜の根元の方? シャキシャキした食感でした(当たり前・笑)。
結論。普通のラーメンでした。
実はこれを書いているのはいただいてから3週間近くを過ぎたあたりなのですが、印象が本当に薄いのです。
あのときは4~5日の間に東京だけでラーメン5杯食べたのでのでそれもむべなるかななのですが、それでも青葉さんや大将さんの味の記憶はしっかりあるのですから、やっぱり・・・・(^^;
それにしても高い これで750円
東京ラーメンストリートのショバ代は相当高いのでしょう。ラーメンという食べ物を考えると、コスパは最悪と言っていいと思います。
さて、ほん田さんを出た後、それでも結構時間が余りましたので、東京駅一番街をぶらぶらしていると、こんな店を発見~
さすがに五十歳前後のおっちゃんがキティちゃんの店にレンズを向けているのはどう見ても不気味ですので、さっと撮影しただけ。それでも勇気がいったんですよ(爆)
で、次はココ。
こんなお店がありました。カルビープラス
ちょっと前にポルポさんが原宿のお店をアップされていて、そのときの揚げたてのじゃがりこが本当に美味しそうで、これはビールと一緒にやりたいな~と思ったものですので、これはラッキー 新幹線に持ち込んで缶ビールと
と考えました。うん、列も短いしこれなら大丈夫だろう
(これがラーメンを食べる前
)
ところがラーメンを食べ終えて再びこのお店の前に戻ってくると・・・・
列がめっちゃ伸びとるやんけ~
傍らに立っておられたお店の人(東京おかしランドの画像の右端に写っている人)に尋ねると、待ち時間は30分くらいとのこと。
あかん、新幹線に間に合わん・・・・ 油断でした。こうなるのがわかっていたならラーメンを食べる前に並んだのに・・・揚げたてを食べようとしたのが失敗だったのか・・・・。新幹線の時間を遅らせるという選択肢もあったのですが。
次に期待するとします。
ところで、帰りの新幹線の三島~新富士間で停電、車内が停電になるとともに電車が停まってしまいました。
原因は大雨。この日の東京の天気予報はくもりのち雨。東京に向かう雨を三島で迎え撃ち、あえなく返り討ち・・・・みたいなものですか(笑) 画像は停電~停車中の車内です。
東京出張最後の1枚はこれ。工事中の東京駅。いい感じですね、私は大好きです。今度いつ来れるかわからないけど。
約1か月にわたって長々と続けてきました5月末の東京出張の報告はこれでおしまいです。
いまさらですが、会社のお金を使って出張させてもらい、ずいぶんと遊ばせていただきました。
(もちろん仕事はしっかりしましたよ)
また来年も行けたらいいな、と思っていますが、さてどうなりますことやら~(笑)
続・東京にて(その1:六厘舎 TOKYO@東京ラーメンストリート) [東京出張-2012年]
このお店のことは知っていました。大阪でもその閉店に至る事情の特異性が報道されていましたから。
以下は、店の前にあったチラシからの抜粋です。
・・・・
このつけめんが評判が評判を呼び住宅街という立地にも関わらずお客様の行列が途切れない全国屈指のつけめん店へと成長していくのである。
がしかしこの住宅街という立地がまた違う問題を起こしていくのである。
「行列対策」これが一番の問題となっていくのである。
近隣の方にご迷惑を掛けないよう、さまざまな対策をおこなってきたがある時決断を下したのである。
「このままでは近隣の方に多大なご迷惑をかける。この立地では限界だろう。閉店しよう。」
そして2010年8月29日 六厘舎本店の最後の一日を迎えるのである。
(以下略)
これだけ『のである』が続くと文章としては読みにくくて仕方ないのですが、ま、それは置くとしましょう。
そのお店の名前は六厘舎さん。テレビの報道を見てから、私は興味津々でした。いったいどれほどのものか、と。
それで今回の出張が決まった時、まず決めたのは東京ラーメンストリートでラーメンを食べること。
そしてそのうちの一食は必ず六厘舎さんに行くぞ、と。
(東京ラーメンストリートに六厘舎さんが「六厘舎TOKYO」として出店していることは知っていましたので)
ただ、本店と同じく物凄い行列だということも聞いていました。昼はもちろん夜もラーメンと決めていましたので、さてどちらにするか。乗る新幹線のこともありますので少々考えましたが、結局早めの新幹線で上京し昼に並ぶことにしました。仕事は14時からでしたので、1時間以上並ぶことを前提に11時半ごろに着く新幹線を選択。ちょっと余裕を持ちすぎですけどね。私は時間に遅れるのが大嫌いなのです。それが仕事なら尚更。遅刻は自分のプライドが許さない。待たせるより待つ方がずっと気楽です。
東側の入り口。六厘舎TOKYOさんはこの反対側にありました。
小走りになりながら着いてみると・・・・やはり列ができていました。
でもこれは文字通りほんの序の口。
この先は・・・・
うわ~~~ さらにここだけにとどまらず階段にまで・・・・私が並び始めたのはこの階段の行列の最後尾でした。ちょっとわかりにくいですが、上、右端のケータイの操作をしている人の隣り。
(そういやこの人、待っている間中ず~っとケータイをいじってたな~^^;)
時間には十分以上の余裕を持っていましたので、焦るようなことはありませんでした。暇つぶし用の本も持参していましたし。逆に行列を楽しんでやろうという気構えでした。
朝つけ麺ですか。これも魅力的ですね~ しかしこのセットは強烈ですね(^^; 私は絶対に喰わん。だってアレがあるもん
食券を購入し、いざ入店。カウンターの一番手前、ちょうどコーナーの席でした。このスープ割りを飲んでいる人の席。
結局、入店~着席したのは並び始めてから40分後。
1時間以上の滞列は覚悟していましたので、少し拍子抜けの感がありました。
(これがためにあとあと時間が余り過ぎてしまって・・・・^^;)
私が食券を購入したのは、味玉つけめんの大盛
たしかにこのスープ、濃厚そうです。他店に比べると魚粉の量も多いような感じ。
まず一口。うん、たしかに濃厚です。しかし、これなら・・・・これくらいなら食べたことがあるぞ。
魚介の風味は効いています。そりゃあこの量の魚粉が投入されていれば当然ですよね。
麺は極太麺。これ以上の太さの麺はなかなかお目にかかれません。口の中で暴れるような感覚すらあります。噛むのが疲れるくらいの麺。大盛にしたので、さすがの麺食いの私もしんどかったです(苦笑)
中に入っていたブロックチャーシューは、トロトロのものと歯応えのあるものの2種類がありました。どちらも美味しかったです。ちなみにこの画像はトロチャーシューの方ですね。
あとはメンマも。味玉は追加のトッピングです。
でも、味玉は半分に切っておいてほしかったな。その方が見た目もいいと思うのですが。
最後はスープ割り。店員さんが「スープ割りされますか?」と尋ねてくれます。
「お願いします」
というと
「柚子は入れますか?」
「はい、よろしく」
と回答。
柚子の爽やかさが、少し濃厚さをスポイルされたスープにマッチしてこれは美味しかったです。
完食。
たしかに美味しかった 人が列をなすのも納得です。価格は若干高めですが(基本:850円+味玉:100円+大盛:100円=1,050円)、許容範囲でしょう。
しかし これなら関西でも食べられる味です。奈良のつけ麺専門店 無心さん、大阪の綿麺さん、竹麺亭さんもこのレベルには十分到達しています。
考えてみればありがたいことですね。この、長い行列ができるハイレベルのつけ麺と同レベルの味が大阪でも普通に食べられるということは。喜ばないと
さて、時間を潰して仕事に行くか(まだ1時間以上あるけど・・・・
) 夕方はまたここに戻ってきて〇〇でラーメンだ
次回、ようやく最終回です(^^;
※私は麺をつける「汁」のことを普通は「つけ汁」と呼んでいます。しかし六厘舎TOKYOさんの場合、これを「スープ」と呼んでおられましたので、今回はそれを優先しました。
「何をそんなくだらんことにこだわって」と笑われるかもしれませんが、これで案外ラーメン店の店主さんはこだわっておられるところが多いんです。私はそこを尊重したいと、勝手に考えています。
東京にて(その9:おみやげ) [東京出張-2012年]
さて、今回の東京出張~お遊びの報告も最終回になりました。
最後の報告は東京のおみやげ。絶対にこれだけは買って帰りたい、というものをようやく購入することができました。
それがこれ、マーロウのプリンです これを買うために、新横浜駅まで送ってくださるという船山史家さんご夫妻に、行先を横浜駅に変更していただきました。そもそも、横浜に行った理由の2番目がこれを買うためですから
お店は横浜そごうのB2F・洋菓子売り場にあります。
マーロウとは、レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説の主人公、フィリップ・マーロウのこと。
「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」
のセリフはあまりにも有名ですね
とにかくここのプリンが食べたかった。しかし、けっこう高いんですよ、これが。
カスタード×2個、キティちゃん×1個で、2,000円を超えました。
空いた入れ物(ビーカー)は持って行けばその分を割り引きしてくれるそうですが、まさか大阪から持って行くわけにもいくまいて(笑)
家に帰りついてから、
箱を開けると・・・・
キター!!
正直に言います。
私がこれまで食べた中で最高に美味しいプリンでした
プリンとは、こんなに美味しいスイーツだったのか・・・・
家族も絶賛、
「また買ってきてよ」
などと簡単にのたまう。
「アホか、そう簡単に買ってこれるわけないやろ。今度いつ行けるかわからへんねんで」
ちなみにHPから地方発送もできます。
ビーカーはその後、水の分量を量るのと、私がビールを飲むグラスとして活躍しています。
次はこれ。新横浜駅で買いました。8個入りのものがメインで、先日は娘もそれを買ってきたのですが、私は4個入りにしました。
ただしキャラメル味。クッキーとかもありましたが、ノーマルなやつを。
まあでも、マーロウのプリンと比べると数段劣るのは仕方のないことでしょう。
これで5/24夜~5/26の東京出張~お遊びの報告は終わりです。
終わり?
実は終わりじゃないんですよ、これが。
翌週の29日(火)にも行かされてしまったんです。4年も東京へ出張する機会がなかったのに、2週続けて行くことになるとは・・・・(苦笑)
さすがにこの日は日帰りで往復とも新幹線。とんぼ返りの出張となりました。
しかし せっかく行くのだから私がタダで済ませるわけがありません。
行ってきましたよ、1時間は並ぶのを覚悟であそこに
その報告はまた後日
今週中には終わらせるつもりです(^o^)
東京にて(その8:大将・錦町店) [東京出張-2012年]
昨日のボクシング・ミニマム級統一世界タイトルマッチ、井岡VS八重樫戦は素晴らしかったですね~
久々に、高いテクニックと卓越した闘志がぶつかり合うハイレベルな戦いを堪能させていただきました。
興味のない方は「何、それ?」でしょうけれど、この試合は実現に至る背景も含めて間違いなく歴史に残る一戦であり、またその名に相応しい見事な戦いでした。こんな名試合を見ることは当分ないでしょう。それほどの一戦でした。
さて、話を元に戻しましょう。
この記事のタイトルは「東京にて」としましたが、実はここは東京ではなく横浜は本牧です。ま、お許しください(笑)
ラーメン大将
このラーメン店は、ネット友である船山史家さんが『絶対・永遠のNo.1ラーメン店』とおっしゃるほどのお店。
ラーメン好きの私は、いやがうえにも期待が高まります
といいますか、実はこのラーメン店、船山史家さんご夫妻に案内していただきました。赴任先からご自宅のある横浜に戻られていた時、わざわざ店の最寄り駅(根岸駅)まで愛車を駆って迎えに来て下さり、お店まで同行してくださったのです。もう感謝感謝、本当にありがとうございます。この記事を借りて御礼申し上げますm(_ _)m
行ったのは錦町店。以前史家さんもアップされていたと思います。場所は【ココ】。といってもクルマで行くとさっぱりわからん(^^; 地理勘もないし、わかるわけないですわな(爆) 今あらためて地図を見てみると・・・・なるほどここをこう走ったのか。
食後、横浜駅まで送っていただいたのですが、そういえば横浜スタジアムの横を通りました。
大将・錦町店。大きなマンション(?)の1Fにありました。
5月末の昼下がり、オープンな感じが気持ちいいです
と、史家さんはここから入らず、左側のマンションの入り口から店の裏の方に歩いて行かれます。
ん? どこ行くの? ここから入るんじゃないの? 怪訝に思いつつついていくと・・・・
なるほど納得。そこに食券の販売機があったのでした。
さて、何を頼もうかな? そういえば昔の史家さんの画像でワカメがたっぷり入ったラーメンが美味しそうだったな
ということで、私はワカメラーメンをチョイスしました。しかしこれが原因であとで・・・・
これは史家さんご夫妻が頼まれたキムチと茎ワカメ。
そして・・・・ついに来ました、史家さんに煽られた大阪のラーメン好きなおじさんが夢にまで見た大将のラーメン
しかし、ワカメで麺とかが全く見えへん・・・・(^^; この時点では感想の書きようがないがな・・・・
それにしてもこのワカメ、強烈な存在感です
まず例によってスープを一口。んー、家系のライトバージョンって感じ。見た目ほどしつこくありません。家系のコテコテさに閉口するような年齢になった私にはちょうどいいです。
・・・・ん? 何だスープのこの感じ?
なんといいますか、普通のスープは口に含むと魚介なり何なりの香りが口中に広がってそのまま咽喉を通ってゆくまで持続するのですが、大将のスープは最後でフッとキレのようなものが鼻腔を吹き抜けてゆく感じがします。
最後の最後で切れ上がるような、そんな感覚。土くさい清涼感とでもいいましょうか・・・・何なんだろう、これは?
舌の歴史を思い起こし、その記憶を総動員・・・・
これはあれか、生姜か
しかも擂ったものではなく、大量の生姜を丸ごとをぶち込んで長時間煮たのではないか。それがあの独特なキレを生んでいるのではないか、そんな気がしました。
具はチャーシューに、通常でもいくらかはあるであろうワカメ、それにほうれん草。麺は細麺でした。3人とも硬麺です。これは正解でしたね あ、海苔もありました。どうも私の中では海苔は影が薄くて・・・・(苦笑)
それにしてもワカメ。ちょっと多すぎました しかも茎の部分がたっぷりと入っていたため、強靭を誇る私の顎(ウソ
)が疲れてしまったほど。情けないことに、最後の方では麺が少し伸びてしまいました。
いや~、不覚でした。次回は普通のラーメンにしとこ・・・・
もちろん完食。あっさりめの豚骨醤油。飽きのこない味。史家さんがご夫妻が繰り返し召し上がるのがよくわかりました。
さすが、誰かがNo.1というラーメンにはずれなしという私の信念に間違いはありませんでした。
ごちそうさまでした。美味しゅうございました。
史家さん、今回は私の勝手な都合にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。次回はまた大阪で。
最後に、信号待ちで見かけた歩道橋をパチリ 何とも横浜らしいデザインでしょ
さて、次は東京編の一旦の最終回です。
あえて横浜に行ったのは、船山史家さんご夫妻とお会いしてこの大将に行くのが一番の理由だったのですが、ちょいと遅れて2番目の理由が次回明らかに
東京にて(その7:青葉 飯田橋店) [東京出張-2012年]
近畿に接近していた台風4号は東海方面に逸れていきました。直撃を免れて一安心なのですが、それでもかつて住んでいた東海地方を通過しそうなのが心配です。 被害が極力少ないことを願うばかりです。
さて、靖国神社を参拝し、思いがけずフリマで財布を購入した私。
次の目的地には歩いて向かいました。北東に坂を下るように飯田橋駅方面にぼちぼちと歩きます。4年前は8月の暑い日だったのですが、この日は爽やかないいお天気で、のんびりした散歩を愉しむことができました。
目的地は、朝昼兼用の食事をとる場所、青葉・飯田橋店です。
場所は日本歯科大学のすぐ近く、【ココ】。
この青葉はネット友である遠霞さんお気に入りのラーメン店。遠霞さんは千葉の方の青葉に行かれているようですが、私はそこまで足を延ばす余裕がなく飯田橋のお店に。当初は御徒町の青葉も考えたのですが、後のことを考えてこちらにした次第。
ここ青葉の飯田橋店は、隣りにかの有名なつけ麺の大勝軒があるんですな。大阪ではちょっと考えられない光景です。この飯田橋大勝軒、実は4年前に私が生まれて初めてつけ麺を食べたお店なのですよ。そういう意味では記念すべきお店。あのときも、
「うわっ、隣りにラーメン屋があるやんけ。思い切ったことすんなー」
と思ったものですが、まさか4年後にそのラーメン屋に来ることになるとはね(笑)
で、青葉です。11時の開店と同時に入店。
(店の前には高価そうな自転車が2台。そういえばウチの息子、大学では体育会系サイクリング部に入部しました)
頼んだのは基本となる中華そば。
ここのラーメンは豚骨魚介系の元祖と呼ばれています。今でこそ豚骨魚介系のラーメンはポピュラーになっており、私が最も好きなラーメンのひとつですが、何につけパイオニアになるのはスゴイこと。店主の創意工夫に敬意を表して・・・・
おお~、旨そうなルックス。これぞ豚骨魚介系の典型的な姿ですね。
ん? この香り・・・・どこかで? スープを一口。
あっさりめですね、これは。最近の豚骨魚介系はやたらコッテリしたものが主流となってきていますが、そういうラーメンとは一線を画した感じです。カツオの風味がよく効いています。
しつこくない分、これは飽きのきにくい味といえましょう。
そして名古屋で7年半を過ごした私にとってもうひとつ。この味は寿がきやのラーメンに似たところがあるんです。香りをかいで、そしてスープを一口口に含んでときたのはそこ。寿がきやのあの独特の風味をさらに強くした感じでした。
具は、コショウ、というよりブラック&ホワイトペッパーのかかったトロチャーシュー、ナルト、相変わらずその存在価値が不明な海苔、そしてメンマ、ネギ。ごくシンプルといえます。奇を衒うよりはオーソドックス。どの具も出しゃばらず、あっさりめの豚骨魚介スープに合った選択といえます。
私はいつも硬麺を注文するのでどうとは言えませんが、歯応えは十分。
なかなか美味しい麺でした。
もちろん完食。
先にも書きましたが、飽きの来にくい味はまたふと食べたくなる味、なるほど遠霞さんをはじめ根強いファンがつくのが納得の味でした。
さておなかも膨れた 次の目的地へ移動だ
で、JR飯田橋駅へ出て総武線に乗り一旦秋葉原に出たのですが・・・・いや、懐かしかった。ここは私が千葉県市川市に住んでいたとき、通勤の際に乗り換えていた駅なんです。あまりの懐かしさに思わずコンイチのシャッターを押してしまいました(^^)
ここから京浜東北線に乗り換え、一路西へ向かいます。目的地は・・・・横浜
東京にて(その6:靖国神社) [東京出張-2012年]
日本橋で麒麟像や魚河岸跡、道路元票を見た後、最寄りの三越前駅から東京メトロ・半蔵門線に乗り込み、九段下を目指しました。行き先は靖国神社。
先祖に関係する身内で戦死した人がおり、私的にはやはりここは外せません。4年前に東京に来たときにもこちらに伺ったのですが、都会の真ん中にありながらも凛とした空気が感じられて、私は好きな場所です。
九段下駅にあった案内板。
当日は、参道を目いっぱい使ってフリーマーケットが開催されていました。
フリマを抜けると周囲は急に静かになりました。
時間もあったし、フリマではつい財布を購入してしまいました。いくらだと思います? 答えは下に↓(^^)
答:700円でした。カードを入れる箇所も多く、私には使い勝手のよさそうな財布です。
東京にて(その5:日本橋 麒麟像) [東京出張-2012年]
出張3日目の5月26日土曜日。おっと、もう出張じゃないですね。完全プライベート。
さすがに歳を食ってくると、朝遅くまで惰眠を貪るということが出来なくなります。昨夜の鳥のぶの余韻も冷めやらぬ中、目覚めたのは7時頃だったか。昨夜は風呂にも入らずバタンキューでしたので、朝からバスタブに湯を溜めて入浴しました。
天気は昨日と一変、とてもよさそうです
さて、それじゃ動き始めるか~
日暮里からJR・京浜東北線に乗り、まず向かったのは巨大ターミナル・東京駅。
変貌著しい、この国で最も大きな駅から歩いて向かった先は日本橋でした。
そう、映画『麒麟の翼』で舞台となった麒麟像です。住んでいるときは何とも思わなかったこの地。
映画を通して、なんとも魅力的な場所だったんだと、思い知らされました。
まずこちらは東京駅の日本橋口。いかにも~な、お迎えの黒いセンチュリーが停まっていて、私は足早にそこを離れました
こんなバスが走っていました。土曜日朝の東京駅八重洲口近く、人通りはほとんどありません。
来ました、日本橋。ご存じだと思いますが、ここは日本という国にとってとても重要な場所。
お~、あった~麒麟像だ~ しばらくは西側の麒麟像の写真です。
カッコいいですね~
さて、日本橋の北東は、実は魚市場発祥の地なのです。これは歴史好きの私の友人が教えてくれました。
現在は築地にある魚市場ですが、元はここ日本橋にあり、関東大震災のあと臨時で移転した先が築地であり、それがそのまま居付いてしまったのだそうです。
ここに魚河岸があったなんぞ、この景色からは想像もつきませんね(^^)
さて、以下の画像は東側の麒麟像です。
お、こちら側の麒麟は口を閉じていますね。
時間は大体9時過ぎだったでしょうか。私のような観光客も結構いました。お願いされてシャッターも押しました。
聞いたら、やはり映画を観て来たくなったのだとおっしゃっていましたね。
日本橋が重要なポイントである理由。それは、ここがいろんな道路の起点になっているということです。
1号線をはじめ、なんと7本の国道がここを起点としているとのことです。
西へ
東へ
麒麟ばかりじゃなんなので、最後に親柱の獅子像も載せておきませう。
ちなみにこれらの画像は例のコンイチで撮ったものでした
東京にて(その4:鳥のぶ@日暮里~続、朋有り 遠方より来る) [東京出張-2012年]
さて25日(金)、東京の夜です。
今回の出張の主要目的のひとつである今夜のお酒は、昨年のこの記事「朋有り 遠方より来る」の友人との再会の宴でもありました。(出張の目的が仕事ではないトコロが私らしいでしょ)
(昨年の記事→http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2011-10-25)
前回は彼が大阪に来てくれたのですが、今回は私が上京して再会を果たしたわけです。
そして行くお店は、私が指定しました。
そのお店。
ここは、私が次に東京へ行くことがあれば、何をさておいても絶対に行こうと心に決めていた居酒屋、日暮里の鳥のぶさんです。私のネット友である東京☆散歩のなゆさんが月1回は行かれるお店。電柱までが酔っぱらって傾いていることで有名なこのお店は、これまたネット友である遠霞さんも行かれていて絶賛されたお店でした。
焼き鳥をはじめとして鶏好きの私、その上お刺身等のアテもすべからく美味いとなれば、もう完全に垂涎モノなんですね、これが。
実は今回、鳥のぶさんに行くためだけに日暮里にホテルを取りました(爆)
さて、それでは魅惑の料理の世界に、あの夜を思い出しつつ・・・・
私はもう、再訪したいな~って考えています(笑)
このとき18時過ぎ。まだまだ十分明るいです。雨はすっかり上がりました
まずは生ビールで乾~杯~ 大阪では少ないサッポロの赤星とやらを呑みたかったのですが、ちょい残念。
もちろん一口でペロリ。
もっと食べたかったけどね、これは(^^)
焼き鳥屋さんとは思えないほどの充実したメニュー。
これが当たり外れなくウマイのだから、そりゃあ~通いたくなりますよ。
さあ~、喰うぞ~
まずは、地鶏刺盛合せ。
ズーム。
たしか、左上からハツ、レバー、?、砂肝、胸肉、そしてタタキ。どれもうまうまでした
お次は、これがビールにベストマッチのポテトニョッキと木の子アンチョビソテー。
大阪ではなかなか食えない料理ですな~。ニョッキなんざ、私ゃ初めて食べました。
次は月見坦々そぼろ豆腐。坦々麺が嫌いな私にはどうかな、と思いましたが、十分イケました。
さて、どんどん行きましょう。濃厚なモノばかりではなく、今度はサラダ。
じゃこねぎサラダです。
ウマイな~、本当に そりゃあ人気があるのがわかりますわ、これは。
いい店には理由があるという好例ですね。
さて次は焼き鳥4種。内容は友人にまかせましたので、よくわかりませんが、ネギ間にモモ、砂ずりとつくね、かな? どれも美味い 肉の味がしっかりしてる上に弾力もあり、もう美味いとしか言いようがありません。
つくねの塩もイイっす 焼き鳥好きでよかったです。
さて、次が食べたかった料理のひとつ。
というか、生まれてこの方、食べたことがなかったんです、この料理、なめろう。
だから、今回絶対にいただこうと心に決めていました、大袈裟ですが(笑)
ほ~う、これが名にしおうなめろうですか・・・・パクリ・・・・・・・・旨いがな~
これはたしかに熱い白ご飯に合う味です。
焼き鳥を追加しました。私の大好きな砂ずりとハツ。
あ、東京では砂ずりは砂肝というんでしたっけ? ま、同じものです。コリコリとした食感が子供の頃から私は大好き
ただ、砂ずりの切り方が大阪とは違っていました。大阪ではもっと小さくカットします。だから一串に5個くらい刺さっている。ところが東京では開き気味にして、一切れが大きいんですよね。うなぎの開き方ではありませんが、東西の差がこんなところにも感じられておもしろかったです。
どんどんいきましょー
次は宮崎名物チキン南蛮。見るからに濃厚そうですね~
・・・むむむ、そういえば私、ダイエットというか食べる量をコントロールしていたんだよな~(^^;
ま、たまにはいいか。ここに来る前にホテルでしっかり腹筋運動をやってきたし。
美味い酒と美味いアテ。幸せな時間がたつのは早い。なめろうの手前にあるのは、ホヤの塩辛。冷酒に合います。
ちなみにこのお酒は栃木の地酒、鳳凰美田。
こちら真っ黒なのはお酒です。ど・黒(白瀑) 竹炭色清酒酵母生酒というなんとも豪快なネーミング
夜も更け、宴もだんだん終幕に向かってきました。終電は・・・大丈夫、まだあるね
私が東京で働いていた頃、まず驚いたのは終電時間の遅さでした。大阪だと0時頃が最終だったのに、当時住んでいた千葉県市川までの最終はたしか1時前までありました。バブル絶頂時だった当時、新婚かつ若くて金がなかった私にとって(今も無いけど・・・・)、遅くまで電車があるのはそれだけで大助かりだったものです。
さてラストスパート。次はナポリタン・辛めです。ホントに辛かった(^^;
レモンサワーがさっぱりしていて美味しい~
最後はこれまた濃厚ですが、ハッシュドポテトミートチーズ焼き。なんて素敵な高カロリー(爆)
でも、高カロリーっておいしいんだよな~ ええい、今夜あと100回、腹筋運動だ
・・・・できれば、だけど。
(結局できませんでした んなもん、できるわけがない。ベッドに倒れこんで・・・・
狭い風呂には朝入りました)
いや~、本当に美味しかった 期待どおりでした。こんないいお店が会社と家との間にあったら、これはたまったもんじゃないでしょう。次回があれば、ぜひまた来たいです。
どうもありがとう
今宵もやはり電信柱は酔っぱらっていました。
東京にて(その3:東京スカイツリー) [東京出張-2012年]
麺処 銀笹で塩ラーメンをいただいた後、新橋から東京メトロ・銀座線に乗って一路浅草へ
なぜ浅草?
はい、正解です。
答えは簡単。浅草から歩いて、いま日本で最も注目を浴びているであろう、東京スカイツリーを見に行くためです。
そしてこの日、Panasonic LUMIX GF3Xのデビューと相成りました
以下の画像は、すべてそのコンイチで撮影したものです。
違いは・・・・まあ、私程度の腕ではあんまり変わらんかな(笑)
画像は、浅草から吾妻橋を渡ってだんだんスカイツリーに近づいていき、着いてからは北側(東武線側)を歩いて抜けた、時系列になっています。そういえば最初の画像は、高速バスから撮った路上と近接した歩道上から撮ったものですね(^^)
ちなみにスカイツリー右側のド派手なビルはアサヒビールの本社です。ジョッキに注がれたビールをイメージしているのだそうです
これはたしかりょうもう号だったかな? 昔、よく乗ったものです。
ズームすると、ずいぶん骸骨っぽい感じがしました。
案外太いな~、というのが偽らざる実感。そりゃあ、太くないと危ないわな(^^;
これがこけたらシャレになりません。
一体いくつのリベットが使われているのでしょうか?
たぶんここが上部へのエレベータの乗り場。
この画像が、真下にいちばん近いと思います。
雨も降っていたし、この時点で結構疲れていましたので、時間は多少早かったのですが、押上~浅草~上野~日暮里と経由して予約しておいたホテルに向かいました。
東京にて(その2:麺処 銀笹) [東京出張-2012年]
今日、歌手の尾崎紀世彦さんが亡くなられた、という訃報に接しました。
実は妻と私は彼とは接触がありましてね。
と言っても、話したわけでもないのですが、まだ新婚当時、銀座8丁目の寿司清というお寿司屋さんでお見かけしたことがあるんです。そこは庶民的ながらネタがよくて美味しいと有名なお店で、だからこそ私たちでも行けたのですが、尾崎紀世彦さんはそこでどなたかとお寿司を食べておられたんです。
完全なプライベートですから声をかけるのも憚られ、私たちも静かにお寿司をいただいたのですが、東京で芸能人を見かけたのはこのときが最初だったので、あとで少なからず興奮はしました
単に「見かけた」というだけの接触でしたが、それでもあのときの記憶は強烈で、彼をテレビで見るたびごとに「あのとき銀座の寿司屋で・・・・」と話すのが通例になっていました。
間違いなく、私と妻が東京(正確には市川ですが)で暮らした記憶の1ページを飾ってくれている存在でした。
心よりご冥福をお祈りいたします。
・・・・・・・
さて、24日午後はやくに仕事を終わらせた私
その後の移動の関係から、昼食は新橋で取るのがベストでした。
それならどこで食べるか? 何を食べるかは検討するまでもなく、はじめから決まっているのはいつもの事。
さんざん考えた結果決めたのは、このお店、麺処 銀笹さんです。
場所は【ココ】。東京メトロ・新橋駅から徒歩7~8分くらいだったかな? 入り組んだわかりにくい場所にあります。
メニュー
でも、ラーメン1杯800円はちょっと高いですね。
それだけの価値があるのかどうか。つけ麺はある事情から予定には無し。
お待ちは3名いました。13時を過ぎていてそれですから、それなりの人気店なのでしょう。
店内にはカウンターはなく、二人掛けの小さなテーブルを組み合わせて人数に合わせるタイプの配席。満席で十数人の小さなお店です。黒で統一されたシックな感じで、ラーメン店というよりはバーのような感じ。以前はそのままバーを営っていたのではないかな?
着席すると、これらがセットされました。品のいい割烹みたいですね。箸は竹製でした。
左上にあるのは、店員さんによると薬味とのこと。
内容は、海苔を乾燥させたものと焦がし玉ねぎ。
(ん? そもそも海苔は乾燥してるって?
はい、わかっています。それでもね、感覚的にはそれをさらに乾燥させた感じだったんです^^)
何の気なしに私はこれをラーメンにかけたのですが、実はこれが失敗のひとつになりました
もっと想像力をふくらませておけば、さらに美味しくいただけたのに・・・・と後悔しきりの私
次回は必ずリベンジを
さて、私が注文したのは銀笹らーめん(塩)と半鯛飯。翌日に豚骨やら醤油やらを食す予定でしたので、バランスを考えてこの日のラーメンははじめから塩にするつもりでした。
さて、はじめに来たのは半鯛飯。少し遅れて銀笹らーめんが到着。
おお~、何とも見目麗しきルックス~ いきなりテンションが上がりますぅ~
鯛飯は上品な味です。少なめの醤油がほぐされた鯛の身に合って、うまうま
さて肝心のラーメンは・・・・まずは恒例通りスープを一口・・・・上品な味やな~
焼いた鯛の骨でダシを取り、それに鶏ガラを加えてるんだろう。美味いです。
具は、炙ったチャーシュー、鯛のつみれ、水菜、メンマ、それとこの赤い細い野菜。何だったけ、これ?
塩ラーメンにはよくつかわれる具材なんだけど・・・・。
で、ですが、やはり特筆すべきは鯛のつみれ これが美味かった
中に細かく切った竹の子が入っているんです。柔らかな歯応えの中にまざるシャキッとした食感。対比の妙とでもいいますか、見事な出来栄えだと私は思いました。
麺はまあ普通の細麺。塩ラーメンには定番の、スープによく合った麺です。
さてこのスープ、美味いな~、いいダシが出てるな~と思いながら味わっていると、中に白いものが・・・・。
これね、実は鯛のほぐし身だったんです。いや、本当にこれはイケました。最近には珍しく、スープまで一気に行ってしまいました。
ところが、これが失敗だったんです
あとで知って大後悔したのは、このスープを鯛飯にかけて食べればよかったのだ、ということ。
そして、薬味はそのときに使うべきだったのだということ。
そりゃあこのスープを鯛飯にかけて食べたら旨かろうて・・・・う~~ん、ミスった・・・
そういえばこの丼、画像の左側にちょうどいい注ぎ口があるんですよね。
ラーメンが運ばれてきたとき、これなんだ?と考えたのに、そのままスルーしちゃったんだよな・・・・
次回は是非、残したスープを鯛飯にかけていただきたいと思います。次回があれば、ですが。
美味しかったです。ごちそうさまでした。
東京にて(その1:移動について) [東京出張-2012年]
24日の夜から、4年ぶりに東京へ出張に行ってきました。
仕事は25日。せっかくだからあえて金曜日を選んで出張し、その夜は自腹で1泊して飲もう、翌日は行きたかったところを回ろうと考えました。
そのためには午前中の移動では時間がもったいない。で、深夜バスで行くことにしました
調べてみてわかったのですが、大阪~東京はもう選び放題なくらい深夜バスが多いんですね。びっくりしました。
安いものから高いものまで。発着地もさまざま。
その中で私が選んだのは、近鉄と東急が共同で運行しているフライングライナーというバスです。私の家からそんなに遠くない近鉄・藤井寺駅が始発で、その後、阿部野橋(=天王寺)、なんば、梅田、そして京都を経由して東京に向かいます。
停車場所は下の画像のとおり。
このバスを選んだのは他にも理由があります。その第一は、シートが3列で1座ずつが独立していること。4列だと誰かが隣りに座るということであり、なるべくならそういうのは避けたかった。その点、独立シートだと少しは気楽です。
こんな感じでした。オットマンや足置き台もあるので、深夜バスとしては比較的ゆったりできたと思います。
さらに、一応間仕切りのカーテンも装備されていました。
これで、支払った額は6,170円。通常運賃は8,610円なのですが、早く予約をしたので早割りというヤツとなり6,300円。さらにネット予約でしたので2%の割引きが加算され、結果的に新幹線の半額以下となりました。ラッキーでした
しかし、次も使うか、となると?です。
梅田から乗ってきたおじさんが乗るやいなやイビキをかき始め、それがうるさくて1時くらいまで寝られませんでしたからね。
まー、深夜バスには付き物とはいえ、こういうリスクを思うと絶対次も、とは思えないです。
画像の右下にはトイレがありました 荷棚に見える白いものが間仕切り用カーテン。
さて、関西の各出発地を定刻通りに出発したバスは、順調に東上を続けたようです。
「ようです」というのは、さすがの私も深夜1時ごろにはイビキの嵐を通過して寝つけたので、よくわかりません。
ルートは、京都駅から、阪神高速・京都線~京滋バイパス~名神高速~新名神高速~東名阪道~伊勢湾岸自動車道~東名高速(第2東名かも?)~首都高速と走り、横浜駅西口に到着しました。
(このルートは、一度だけ起きて外を見た際にそこが名港トリトンだったのでそこからの推測です。たぶん間違いないと思います)
ああいう悲惨な事故の後だったからか、それとも近鉄、東急という大看板を背負っているためなのか、おそらくいつもそうなのでしょうが、乗務員は2人いて交代で運転されていました。
乗客は私を含めて9名。座席が28席ありましたから、前後左右を気にせずゆっくりできたことを付け加えておきます。
目的地には、だいたい定刻より25分くらい早く着きました。
・横浜駅西口・・・5:18
・東京駅八重洲口・・・6:06
・上野駅前・・・6:20
・浅草駅前・・・6:28
というふうに。
あ、首都高から東京タワーが見えました。ビルの谷間にかろうじて。
東京駅は今も絶え間なく変容を続けているそうです。おそらく完成なんてしないのでしょうね。
浅草近辺からは今話題のあれが・・・・ん、私のコンデジが映り込んでる・・・・
この頃、時刻は朝の6時過ぎ。早朝から朝にかけての大都会を縫うように走るバスの車窓からは、当たり前なのだけど、今日も始まる人の営みというものがそこかしこに見受けられます。
みんな生きてるんだよな~、なんて実感を柄にもなく感じてしまいました。
欠伸をしながら店の前を掃く人、吉野家で朝ご飯を食べている人、自転車で颯爽と駆け抜けてゆく人、その姿はさまざまながら、みぃんな生きていましたね~
ええい、ついでに帰りの移動まで先回りしちゃいましょう。
帰りは、ある理由で新横浜駅から新幹線に乗りました
狙ってN700系にしました。
でね、まったくの偶然なのですが、座った席がおもしろかった。
わかります? 16号車ということは、新大阪に向かって一番後ろの車両。その15番って・・・・
そう一番後ろの座席なのです。つまり、あの長~~い新幹線の一番後ろの席に座ったってこと。
最近は皆目乗らなくなりましたが、一時期、営業で西日本を一人で担当していたころ、週2~3回は新幹線に乗っていました。
それでも最後尾の座席というのは記憶にないです。
な~んか、妙な感じでした
(つづく)