夕日ヶ浦温泉 りょかんかとう 【食事編】 [夕日ヶ浦温泉 りょかんかとう]
お待たせしました。りょかんかとうさんの食事編です。
HPをご覧いただいた方はもうお分かりかと思いますが、りょかんかとうさんは海の幸がふんだんにいただけるお宿なのです。また、2年前と同じくアワビの付いたコースにしています。一応結婚25周年&二人の誕生月ですから奢りました(笑)
食事は部屋ではなく、別の個室で。これが妻も私も一番好きなパターン。部屋食だとどうしてもにおいがこもってしまいますし、準備をしていただく間の待ち時間がどうも手持ち無沙汰で間が悪い だから、私たちは別の個室で食事をいただいて、部屋に戻れば布団が敷いてあるという一番好きなパターンなのです。
別の個室といっても、私たちの隣りの隣りの部屋。小さな旅館の、ここがいいトコですね(^^)
まずは最初に並んでいたものから。・・・・並ぶ、と書いていいのかどうか・・・・(笑) 一品だけです。
あ、お品書きなどはありませんでしたので、すべて料理名は若女将の言われたことをメモっておきました。
最初の一品はカワハギの煮付け。
一目見て、「これはご飯のおかずになる」と考えて最後まで残しておくことにしました。
次は蕎麦。おいおい、昼間に堪能しましたがな…(^^; これは出石そばかな?
悪いですが、昼間の方が旨かったです まあ、専門店にはなかなか勝てませんわな。
どんどん行きましょう。
次は、妻がひと口、「美味しい・・・・」と呟いたもずく酢。じゅんさいとタコの切り身が入っていました。これは本当に美味しかった。酸っぱさの中にふくよかさもあって、スーパーのもずく酢では感じられない美味さでした。
唯一のお肉類は豚の冷しゃぶ@味噌だれ。私はポン酢系の方が好きなのですが、これはこれでOK
さて、次はお刺身です。これが楽しみでした これを食べに来たといっても過言ではないくらい
2人前ですが、2人だと食べきれないくらいの量。(食べましたけどね^^) 種類も豊富です。どれも、地元(GMT)でその日に獲れた魚ばかりです つまり、すべてが旬の魚。まずいワケがありません
これはトビウオです。頭が四角くなっているのが、刺身に向いたトビウオなのだそうです。実際、このトビウオの頭は四角くなっていますね(わかります?)。
こちらはサザエと白イカ。美味しいね~、幸せだね~
イサキとヒラマサ。切り身が小さめだったこともあり、私はふた切れずつ口に放り込んでいました
う~ん、なんて贅沢(爆)
さて次は熱々の車海老の塩焼き。塩加減も程よく、ビールが旨いです
ちなみに、皮ごといただきました。頭も尻尾も残していません。固さなんてまったく感じず、新鮮な車海老を味あわせていただきました
そして本日のメインイベントの2番目、アワビの踊り焼きとサザエの壺焼き
サザエがちょっとグロテスクですが・・・(^^;
(映画 『トレマーズ』 みたい…)
サザエはこのバターと醤油で。(バターは使った後)
アワビはこの適度な歯応えがタマリマセン。海の旨みがぎゅう~っと凝縮された感じですね
実は、アワビは本日のコースに入っているのですが、サザエの壺焼きは館主さんからのサービスなのです。結婚25周年と二人の誕生日のお祝いということで
「そういう記念すべき時に来ていただいたこと、そして2年前の約束を守ってくださったことがとても嬉しかったんです」
とのことでした。
本当はもうひとつ理由があるのですが、これは私たちとりょかんかとうさんの秘密、にしておきます。
アワビ&サザエの完食状態を 満足極まりなし。
この頃にはビール→麦焼酎ロックに変更。
この辺りでちょっとしたハプニングが(°o°)
ガラッと扉が開いたかと思うと、満面に笑みを浮かべた2歳くらいの全裸の女の子が
たぶん、風呂上がりにお母さんを探していて、スリッパの脱いである部屋を見つけ、
「おかあさん、見ぃ~つけた」
てな感じだったのでしょうね(^^)
給仕中の若女将、
「うわっ、すみません、#$♡&%#\+>…」
その後も
「本当に申し訳ありませんでしたm(_ _)m」
と平謝りでしたが、ところが私たち二人とも子供が大好きときている。
また本当に可愛らしいお子さんでして、これも家族経営の小さな宿ゆえのハプニングかと思うと、微笑ましくはあっても腹を立てるなんて気はさらさら起こらず、そういうことを伝えると若女将、
「そう言っていただけると・・・・(ホッ)」
とっても微笑ましいエピソードとなりました(^o^)
先日の参院選の東京選挙区で、公認を外された候補を応援していた元首相が下卑た笑いを顔面に貼り付けて、そらぞらしくインタビューに答えていた時の下品きわまりない顔つきとは正反対の、明るく爽やかな笑顔でした。
(→そもそも比較する方が間違っていますな(笑)
さて、ハプニングでの笑顔を浮かべながらお料理に戻りましょうか
竹の子饅頭のカニ餡かけ。りょかんかとうさんの冬はカニ専門の料理旅館と化すのですが、その一端が垣間見える料理です。もちろんウマウマ~ 若旦那は京都の老舗旅館で修業をされたそうですよ。
キスと海老の唐揚げ。キスは肉厚で、魚とは思えないくらいふわふわしています。
海老はもちろん頭から。う~~~、海老の甘味がたまらん~~~ 唐揚げっていうのがまたいい調理法ですね。
今回、海老は、刺身、塩焼き、そしてこの唐揚げと3種類の食べ方でいただくことができました。どれも美味であったことはいうまでもありません
これでもうお腹いっぱい。しかし、ご飯好きの私は、丹後産コシヒカリというお米にも大変興味があります。ウチで作っているのはヒノヒカリという九州生まれのお米ですが、どっちが美味いんだ?との疑問もありましたし。
吸い物は、鯛とじゅんさいと湯葉。
正直、味はわかりませんでした(笑) どっちも美味い、とゆーことで引き分け 写真もボケてるしね。
デザートは地元(GMT)の農家が作られたというアイスクリーム。8種類の内から選べました。妻に選択を任せたら、選んだのはごまと黒豆きなこ。またアブノーマルなもんを選びおって・・・・(苦笑)
アイスクリームは夜は食べることができず、結局部屋で朝食後にいただきました。
さてその朝食です。
料理は、ご飯とみそ汁以外は一気出し。
必要かつ十分な量。朝からイカの刺身が出ておりました。これでビールを一杯飲みたかったですが、さすがに自重(^^;
沈んでいてわかりませんが、魚の切り身とかが入っていて、具だくさんのお味噌汁。日本人でよかった・・・・
朝から3杯飯でした。残さず完食。
いや~、食事はもう大満足です。2日にわたって、海の幸を堪能させていただきました
美味しい刺身などを食べたくなったら、また是非来たいですね。今度は春のとり貝がいいかな~、それとも冬のカニ?
夕日ヶ浦温泉 りょかんかとう 【施設編】 [夕日ヶ浦温泉 りょかんかとう]
夕日ヶ浦温泉といえば、ちょうど2年前に行った温泉です。海水浴場が近く、日本の夕日100選で選ばれたところ。
当時、最初に予約した宿が、今回訪れたりょかんかとうさんでした。
ところがご身内に不幸があって、当日にお泊りいただけませんという電話が入電、急遽決めた宿がブログのカテゴリにもある一望館さんだったのでした。
ただ、りょかんかとうさんのそのあとの対応がよかった
「お詫びです」
ということで地元のお菓子を送ってきてくださり、丁寧なメールも。
昔営業をやっていた私は、クレーム後の対応を最も重要な仕事のひとつと認識していました。
だから、こういう丁寧な対応をされるとその頃の意識がむらむらと湧き上がり、そのときに
「2年後に必ず行きます」
と約束をしたのでした。当時は海と山の宿を交互に行こうと決めていましたのでね。だから昨年は信州・別所温泉とあの湯神さんでした。
4月頃でしたか、早々とかとうさんに予約を入れた際には喜んでもらいました。
こちらも約束を果たせましたし、何せ今年は結婚25周年、さらに7月は妻と私の誕生月でもあります。
記念すべき事柄が重なっておりましたので、そういう旅行に自分とこの旅館を選んでいただいてありがとうございました、と。私も、2年前の約束を果たせたことには、何と言いますか、ホッとした思いはありました。
ちなみにりょかんかとうさんは、今年が開館20周年の記念すべき年でもありました。
ウチのクルマはすでに駐車場に停めて撮影。2年前に泊まった一望館さんは、この2軒奥にあります。2年前にいたアロハシャツのおじさんがそのまま居たはりました。
入口は階段を上がった右側。
玄関にあるクロックスは、海に行くための履き物。その後お借りして海水浴に行きましたが、ちょうどよかったです。
え? 泳いだのって? はい、泳いできました。まー、この歳になってちょっと恥ずかしかったですが、時間も17時を過ぎてましたのでお客さんもまばらでしたし(苦笑) 浮き輪につかまって波間を揺蕩(たゆた)うのは気持ちよかったですよ
着いたら、この鐘をカーンと鳴らします。小さな鐘ですが、軽く叩いても驚くほどのモノ凄い音が出ます(笑)
ん? これってどこかで・・・・? そう、1月に行った満山荘さんでしたぁ~
最初の宿人は若女将。電話でも話したことがあるのですが、とても気さくないい人で、
「お会いしたかったですぅ~」
といわれた時は、やっぱり来てよかったな、と思ったりしました
浴衣は女性はここから選べます。
フロントの画像は、すみません。撮り忘れました
お部屋は、1Fの103号室:ぶりの間。
一番上の画像の私のクルマの上に窓が3つありますが、この一番右にあたります。ちなみに一番左(手前)が食事をした101号室。
りょかんかとうさんは全8部屋の小さな宿なのですが、私たちが泊まったこの日は、客は我々だけでした。
ということは・・・・お風呂は24時間好きな時に他の客をまったく気にすることなく入り放題
おかげさまで、全館貸し切り気分を味わわせていただきました
ただしこれは宿にとっては嵐の前の静けさ、チェックアウトの日は7月の3連休の始まりの土曜日で、海水浴場を目の前にした旅館は今からが稼ぎ時なのだそうです。実際、我々が帰る用意をしていた時にさっそく次のお客さんのクルマ(大阪ナンバー)が到着していましたから。
さてドアを開けて部屋に入ると、左の奥にトイレ、洗面の水回り。トイレはウォシュレットでしたよ。
手前のかごにはタオル類。下のかごは洗濯物を入れられるようになっていました。
さてそのお部屋は・・・・ちょうど角部屋で、しかも結構広い。二人なら必要かつ十分です。
それと、ちょっと見づらいですが、右の窓の網戸の向こう側には10枚干しがあるのです。これは海水浴客が濡れた水着を乾かすためのもの。私たちも利用させていただきましたが、塗れた水着は朝には乾いており重宝しました。
唯一最大のネックは冷蔵庫がなかった点かな? 暑い季節、冷蔵庫は欲しかったです。
部屋の奥にはソファも。
お茶請けはこれ。実はこれ、2年前にお詫びということで送っていただいたお菓子でした。
「砂丘芋羊羹」です。生産数限定なので、必要な際は前日に注文しておかなければならない一品。
美味しかったですよ、これ♪
さて、ではお風呂へ。全風呂貸し切りなので、写真も撮り放題
ちなみにフロントはこの女湯のななめ前。
まずは岩風呂の男湯から。本来は23時くらいで男湯と女湯を入れ替えるそうですが、この日はその必要もなく(笑)
こじんまりしています。部屋数8ならこのようなものでしょう。
カランは4つありました。(写っているのは3つですが)
お次は女湯のひのき風呂。つい最近、ヒバに替えられたそうで、木の香りがぷんぷんと漂ってきていました。
こちらは奥の露天風呂。信楽焼きだそうです。
これが一番ぬるく、長湯ができました。
食事を終えて部屋に戻ったら、テーブルの上に水差しが。このよく冷えたお水が本当に美味しかったのです。
特にお風呂でよく温まった後に飲む水は、ある意味ビールよりも美味しかったかも
17時過ぎに海に行きました。宿から海岸の波打ち際まで徒歩3分ほど。
翌日から3連休が始まるというタイミングで、喧騒を待つ直前の静謐状態といったところでしょう。
これは歩いてきた方向を振り返っての1枚。手前の宿が2年前に泊まった一望館さんです。その際に泊まった部屋も、もちろん見えました。
今年は宿のオープン20周年と冒頭で書きましたが、記念品ということでお箸と箸袋をいただきました。この箸袋は丹後ちりめん製で、ご主人の友人に作ってもらったのだそうです。とても品がよく手触りもやわらかで、一目気に入りました。
次回はお楽しみ、【食事編】です ちなみにこのお箸は使ってません(^^)
家にはおりません [夕日ヶ浦温泉 りょかんかとう]
おはようございます。
現在、とある温泉に来ております。
詳しくは後日アップしますが、まずは昨夜いただいたこの1枚だけ