寝台特急 北斗星 [トワイライトEXP→北斗星の旅]
先日、トワイライトエクスプレスが雪のために秋田で立ち往生し、15時間だか16時間だかの遅れで大阪に到着した、とのニュースがありました。このニュースに接して私がまず第1に感じたこと、
それは
「羨ましーーー」
ということ。
乗れただけええやんけ、しかも16時間も余計に? 逆にラッキーやがな。雪で立ち往生なんて、『オリエント急行殺人事件』顔負けのシチュエーション。一生の思い出になりますよね。 ・・・・っとに返す返すも・・・・
さて、今回は北海道編の最終回です。旅はもう2か月も前に終わっていたのに、エライ時間がかかってしまいました(^^;
サッポロビール園から札幌駅に帰還した私たち。構内にあった北海道の物産販売店でお土産を購入した後、入線の数分前にホームに行くことにしました。
1Fの改札口。
そしてホーム。寝台特急はすべて4番線から発車します。
17時になっていない時間では、まだホームには乗降客は多くありません。
4番線ホームの頭上にはこんな案内板がぶら下がっています。本来なら、2時間ほど前にここで並んでいたんだな~と、どうしても未練は残ります 残りますよね~~~
乗車はこの10号車。
向いのホームでは撮り鉄がバズーカを構えています。
で、北斗星の入線です。ボケボケですが、そこはご容赦を<(_ _)>
上の鍵穴なんてかなり年季が入っていますね。
廃止の理由の一つの「車両の老朽化」というのもむべなるかな、という感じではあります。
さあ、では個室に入っていきましょう。トワイライトエクスプレスはいろいろと調べましたが、まさかこんなことになるとは思ってもみなかったので、北斗星についての事前知識はほとんどありません。ある意味ワクワクしつつ扉を開きます。
まずどんと階段があり、一段上ってみると
左右対称に寝台兼座席があります。しかし、これを座席と見ると垂直座席のリクライニングなし、ということ。長時間座るにはちょっとしんどいですね。もっとも寝台車の特権で、寝転ぶことができるというのは、ある意味“究極のリクライニング”ですから、そういう姿で時間を過ごすことの方が多かったですけど(^^;
右側寝台。ヘッドレストの横には引き出し式の肘掛けが装備されています。
左側寝台。
左側寝台(私はこっちで寝ました)の窓際には、左:暖房 右:照明のスイッチがありました。
ちなみに妻と二人で「どっちやろ?」を悩んだのが枕の方向。どっちを頭にするのが普通なんだろう?
廊下側か、それとも窓側か? 浴衣や毛布、枕が置いてあったのは廊下側でしたが、スイッチ類が並んでいるのは窓側。結局私たちは廊下側を枕として寝ましたが、やはりスイッチ類が並んでいる窓側が枕だったのかもしれません。
皆さまはどっちが正解だと思いますか?
右側寝台の同位置にはBGMのスイッチ。ためしにスイッチを入れてみると、ワケのわからないクラシックのような音楽が。すみません、すぐに切りました。
これは個別の証明。
小さなテーブルの下には灰皿とゴミ入れ。その横の出っ張りは暖房の吹き出し口です。それにしても・・・・今どき灰皿? 北斗星が走り始めた頃には特に禁煙をしていなかったからなのでしょうが、今となっては奇異な感じを受けました。
浴衣と枕と毛布。浴衣は「JR」の文字入り。もちろん着用することはありませんでした。浴衣姿で車内を歩かないでください、との車内放送がはいりましたし、そうなりゃトイレに行くにもいちいち着替えなきゃならない。めんどくさいですもん、着る人なんているのかな? まあ個室内にトイレのあるA寝台なら、着る人もいるのかもしれませんね。
個室のカギはカードキー。車掌さんが使い方を教えてくれます。
このあと、カメラを携えて車内探検に行ってきました。
食堂車グランシャリオ。すんごいネーミングだ(笑)
では撮影ができた寝台車を。これらも、3月を機に定期運行が終了し、あとは臨時だけの運行で生き残ることになるのだそうです。
これは「ツインデラックス」という個室。
こっちの方がよかったな~、高いけど・・・
B個室1人用。左はすぐにカベ。
こちらは私たちが入ったデュエットの1F部です。左寝台と
右寝台。構造はまったく同じなんですが、妻は立って歩ける分1Fの方がいい、と言ってました。ただ、廊下の上にあたる箇所に荷物を置けるスペースがあるのですが、その収納容量は2F>1Fでした。それも倍ほどの差。
左:10号車の廊下 および 右:A寝台が並ぶ車両の廊下。10号車の廊下には引き出し式の座席もありましたよ。寒くて5分も座っていられませんでしたが。
車内探検の続き。
こちらは開放式のB寝台。
これで値段は私たちのデュエットと同じというんだから、2人だと個室にしないと損ですよね、絶対。
さて、発車した16:12にはすでに札幌駅は夕闇に包まれていたのですが、あっという間に窓外は真っ暗に
前夜から積もり始めた雪は深さを増しつつあります。暗くて分かりにくいですが、駅に停車している間にも雪は降り続けていました。
さてこちらはサロンカー。話のネタに、いやブログのネタに行ってみたのですが、これが寒くてですね・・・・
すぎに退散しました。あ、ちなみにシャワーはこの車両にあります。画像の冊子のある壁の向こう側。手前のスペースは間違いなくかつて公衆電話があったところでしょう。
ついでにシャワー室の紹介を。チケットは、電車が動き出した頃に食堂車に買いに行きました。時間指定で使える時間は30分。この間に洗って拭いて髪を乾かして終了しなければなりません。もうすでにいくつかの時間帯は埋まっており、私が取ったのは函館駅で停車している時間あたり。結果的にこれが大失敗だった・・・・
これがチケット。なぜかベースはカシオペアになっています。
さっきの個室寝台のカードキーもそうですが、これも持ち帰ることができます。
さっきのカードはこの挿入口に差し入れます。途中でこれを抜くと湯が出なくなってしまうので、一旦挿入した後はここを出るまで刺しっぱなしにしておかないといけません。ちなみにこのドライヤー、とても使える代物ではありませんでした。熱風が全く出ない。音だけはいっちょ前にでるのですが、話にならん 今回はトワイライトエクスプレスでもシャワーを浴びるつもりでいたので携帯用のドライヤーを持って来ており、洗面台でそれを使えたので事なきを得ましたが、持ってなかったら悲惨なことになっていました。
シャワーのお湯が出るのは6分間。短いようですが、これで十分でした。
①最初に浴びる時間で2分
②体を洗った後に泡を洗い流し、頭に湯をかけるのが40秒
③シャンプーの泡を洗い流すのに40秒
④リンス(コンディショナー)を洗い流すのに40秒
⑤最後に全身に湯を浴びるのが2分
これで計6分。髪の多さや長さによって差はあるでしょうけど、時間割としてはまあこんなもんでしょう。
北斗星の中での夕食は、サッポロビール園から戻ってきてから、札幌エスタのB1Fの専門店街で購入しました。
とってもフルーティで飲みやすかった白ワイン。
そして、北海道限定富良野VINTAGEサッポロクラシック500ml。以前遠霞さんがコメで書いてくださいましたが、このビール、ホントに美味かった 実は帰阪後、いつもの酒屋さんにこのビールを注文したのですが、買うことができませんでした。ちなみにクラシックも買えなかった “北海道限定”はダテではありませんでした。
ビールのアテは、手前からザンギ、竜田揚げ、ちびまるポテト。
妻が勝った八宝菜。あとはおにぎりを数個。・・・・足らんかった もっと買い込んどきゃよかったです。こーゆーもんは妻の言うことを聞いちゃダメですな。自分の思うように買っとかないと後悔するってもんです。
・・・・・
上野駅には10分ほど遅れて到着。
駅の大型コインロッカーに荷物を放り込み、妻の希望で東京の下町を散策に行きました。
日暮里駅から徒歩数分、こちらは谷中銀座です。
雲ひとつないピーカンの快晴で、風すらもありません。これでトワイライトエクスプレスが運休とは・・・・何なんだこれはと、どうしても行き場のない怒りが渦巻くのをどうしようもありませんでしたわ
さて噂にだけは聞いていた谷中銀座。昭和の香りが街のあちこちから香ってきそうな、そんな街でした。私は嫌いではありません、こういう街。
宅急便もこの街では自転車で配達。クルマが走れるような道幅ではなく、必然の対応なのでしょう。
妻はこの専門店でベーグルを購入。そして通りがかりのたわし専門店でたわしを購入しました。
後日、そのたわし専門店が新聞で紹介されていたのにはちょっとびっくり
平成27年1月9日 産経新聞夕刊
参考までに紹介させていただきます。妻が
「先週オープンしたばっかりやねんて」
と言ってましたが、11/29のオープンとのことですので、ホント、オープン数日後に行ったことになります。
http://www.kamenoko-tawashi.co.jp/company/yanaka.html
この後、東京駅に出て、12:30発ののぞみ33号で帰阪しました。
トワイライトエクスプレスに乗るためだけに行って、トワイライトエクスプレスに乗ることができなかった旅行の紹介はこれでおしまいです。費用対効果という面では最悪中の最悪、最大の目的を果たせなかったのですから、もうどうしようもありません。しかし、もちろんこれでは終わらせない。またおもしろーい企画を考えたいと思っています。
サッポロビール博物館 [トワイライトEXP→北斗星の旅]
札幌駅からサッポロガーデンパークまでは、直通、路線の双方のバスで行くことができます。私たちは案内所で教えてもらった直通のバスを利用しました。バス代はたしか片道210円だったかな? 織るように、とまでは言いませんが、本数も結構ありましたので便利でした。
これは帰りに乗車したバスです。ちょうどサッポロビール園のラッピングバスでした
さあでは、サッポロビール博物館の紹介を 最初に言っておきますが、私はここを訪れてサッポロビールのファンになってしまいました。そう、私はとても単純なヤツなんです(笑)
この道の奥の方には、北海道日本ハムファイターズの室内練習場がありました。相当広い敷地なんでしょう。
こちらがサッポロビール園。その昔、ネット友の遠霞さんがジンギスカンに舌鼓を打ったのはこの建物の中でしょうか。できたてのビールにジンギスカンは史上最強の組み合わせというのは十二分に理解していたのですが、それをいただくには時間がなく、ラーメンを食べてお腹もいっぱいでした
では目的であるサッポロビール博物館へGO
入ったすぐの所に暖炉。
この左に受付がありました。
館内を案内してくれるとのことでしたのでお願いしました。こういう場合、自分で歩くより案内していただいた方が絶対によい。書いてないことも教えてくれるし、理解もより深まります。
おう、黒田清隆 薩摩の酒乱オヤジですな(^^;
当時のビールは王冠の技術がなかったので、このような栓を使用していたとのことです。材質はコルク。それを針金のような治具で固定していました。今でもシャンパン等である技術、かな。
ラベルが古いです。
この3種類のビールが、
現在のビール会社の前身。
「ヱビス」の「ヱ」は「エ」ではなく、この文字が正しいとのことです。ちなみにキリンはまだなかったようです。
次はビールの材料編。
酵母が大事なんだと、案内の御嬢さんが力説されていました。
ホップは高さが8mにもなるとのことです。サッポロビールのホップはすべて専用農家で作っているとのこと。
これはビールの煮沸釜。どこかで見たよな、と思った瞬間、NHK朝ドラの「マッサン」で出てくる、ウヰスキーを作るポットスチルそっくりやんか、と思いました
右におられるのが案内のお嬢さん
次はビールの歴史。それにしてもよく残っていたもんです。
どこかで見たようなビールが続きます。
そしてポスターの数々・・・・
真ん中の下のポスターは、シャレで作られたポスターです。意味はわかりますか?
答えは下に ↓
そう、ジョッキー(騎手)とジョッキを引っ掛けているわけですね。
若いですね~黒木瞳
懐かしいポスターが並びます。皆さまはどれくらいご記憶にありますか?
二十数年前、千葉に住んでいた頃、私はこのビールが大好きでした。いつの間にか消えてしまいましたが、また復活しないかな~?と常に期待は忘れずにいます。
今はこのCLASSICが好きです。しかし、大阪では注文しても手に入りませんでした
現在のサッポロビールのラインアップ。
そして、ビールの美味しい注ぎ方をレクチャーしてくださいました。
泡が盛り上がってるでしょ? 試しているのですが、なかなかこれが再現できないのです。発泡酒ではどんなに頑張っても無理でした。ビールではいいトコまでは行きました。CLASSICではほぼ再現できました。
ちなみにこのビール、案内のお嬢さんに指名されて飲み干したのは・・・・誰あろう、ワ・タ・シ
ビールは、やはりグラスに移して飲むのがベスト、というのがよくわかったひとときでした。缶に残ったビールと飲み比べてみたのですが、缶から直接飲むと、ビールが鋭くて固いのです。しかし、こうやってグラスで泡立てて飲むとビールが実にまろやかでスムーズ、とても美味しく感じるのです。旨さが持続するという何とか酵母を使っている黒ラベルだからかもしれませんが、たいへん美味しくビールをいただき、実にラッキーでした
ちなみにこのタンブラー、私が自分のために買って帰ったことは前に書きましたね。
→http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2015-01-01
一通りの案内が終わったところで、1Fに戻ります。ここで出来立てのビールを味わうことができます。私は350ml缶を空けたところですが、飲み比べ、いってみましょう
タダならよかったのですが、お金は必要です。券売機でチケットを購入します。
ここでビールを注いでくれます
CLASSICや黒ラベルなどいろいろ選べるのですが、私は3種類の飲み比べを選択。これで500円は格安でしょう。ここだけのビール、ここだけの味です。
どれが好みかは人によって分かれるところですが、私的には
CLASSIC>開拓使麦酒>黒ラベル かな?
いや、黒ラベルがマズイと言っているわけでは決してありませんよ。あくまでこの3種類を比べて、の場合です。
二人で撮っていただきました。
この後、バスに乗って札幌駅へ移動です。ちょうどいい、というか期待以上に充実したいい時間を過ごすことができました。サッポロビール博物館さん、どうもありがとうございました。これからしばらくSAPPOROを飲むことにしますね。
吉山商店 札幌らーめん共和国店 [トワイライトEXP→北斗星の旅]
札幌駅での衝撃のジェットコースター的急展開の後、半ば呆然としながら、北斗星発車17:12までの時間を考えました。時間は13時前頃でしたか、そろそろ昼ご飯の時間です。ここは当初の予定通り味噌らーめんを食べようと、荷物をコインロッカーに預けて駅近くの札幌エスタの10Fにある札幌らーめん共和国(←クリックどうぞ)を訪れました。
札幌エスタには、札幌駅から直結している地下道を通ってアクセスします。・・・・てエラそうに書いていますが、実態は案内板に従って歩を進めただけですがね(^^;
ここは札幌らーめん共和国への入り口。いろいろ調べてみると、この共和国に入居しているお店は栄枯盛衰が激しく、何度もお店が入れ替わっているのだそうです。
現在入居しているのは以下の8店舗。函館で行ったあじさいさんが入っているのは流石です。
どこに行くかははじめから決めていました。自分なりの嗅覚みたいなものを信じました。それが吉山商店さん。
「街並み」はいかにも昭和風。
目的のお店はほぼ正面にありました。
メニューです。
焙煎ごまみそか、濃厚魚介焙煎ごまみそか最後まで悩みましたが(他は一切考慮せず)、結局選んだのは焙煎ごまみそ。理由は、たとえ濃厚魚介といえどもごまみその強烈な風味の前には食べ進むうちに消えてしまうと考えたからです。実際、はじめの一口二口は魚介の味があってもすぐに消えてしまうというパターンはよくあるのです。
私のブログの定番であるテーブル調味料。レンゲはセットされていました。
さて着丼です。あまりお腹が減っていないという妻は、少し安価なハーフサイズをオーダーしました。
おおう、これは旨そう (しっかしボケてるな)
実際、美味しかったです。味噌という調味料は本当にウマイ。日本人の好みに合ってるとしか言いようがないです。
焙煎された香ばしい胡麻は味噌の風味を着実に深化させ、いい味を引き出しています。
トッピングはバラチャーシューとキクラゲ。北海道でキクラゲは珍しいですね。博多ラーメンには定番の具材ですが。
そして多めのネギ。画像にはありませんが、メンマも載っています。麺はよくある中太のやや縮れ麺。
もちろん完食。といいたいところですが、スープの完飲みはやめときました。
関西で味噌ラーメンは滅多に食べませんので、たまに食べると美味しいものです。ごちそうさまでした。
この後は、札幌駅の観光案内所で教えてもらったサッポロビール園に行ってみましょう。北斗星の発車までまだ結構あります。
第一滝本館 【食事編】 [トワイライトEXP→北斗星の旅]
夕食は部屋食でした。
第一滝本館の冬の会席は4パターンありますが、団体さんはじめ大半の方はバイキングに行かれるのではないでしょうか。そんな気がします。
私たちのツアーに設定されていたのは金蔵かに御膳という会席料理。部屋食です。
まずはおしながき。普通、おしながきには月日と客の名前が書かれているものですが、ここにそれがないのはこの膳の内容が決まりきったものだからであり、冬の間はいつ行ってもまったく同じものが出てくるからでしょう。
まずは最初に並んで、じゃなかった、並べられたもの。やっぱカニカニしてますね~V(^o^)V
まずは梅酒で乾杯です
先付。雲丹豆腐、甘鯛の西京焼き、干し柿白和え、南瓜小袖ほか
雲丹豆腐。カニみそ豆腐は食べたことがありますが・・・・口に含むとやっぱり、ウニーッていう香りがぶわ~っと来ました。うん、旨いもんです
あ、ちなみに飲み物は、やはりSAPPOROクラシック。昨年1月に飲んだ時、美味いビールだな~と思いましたし、ビール党の私は迷いもなくこいつを選択
毛蟹は半身。半身といえども身は十分詰まっており、美味しくいただきました。
たらば蟹鍋。たしか味噌味だったと思うのですが、これまた最後までがっつりと(^o^)
煮物は黒豆饅頭のかに餡。
テレビはBGM代わりにつけっぱなしにしていたのですが(天候のニュースが気になっていましたし)、そこで流れたのがこの画像・・・・ まあ何とかなるやろ、と妙な自信があって、このときは不安感を感じつつもそれを押し殺していたのですが。
「大丈夫かいな・・・・」と妻を話をしていたら、お刺し身が運ばれてきました。お、美味そうだぞ
マグロの赤身、カニの剥き身、焼き帆立貝柱、そして、トロ。
料理はどんどん運ばれてきます。
ずわい蟹と野菜の天ぷら。
どちらかというと、楽しみは後に取っておく方です、私(笑)
これは知床鶏の八丁焼き。歯応えがあって、噛めば噛むほど味が深まるような美味しい鶏でした。妻からも回ってきたこの一品、その分は蟹飯と一緒にいただきました。でもこれは白飯と一緒に食べたらもっと旨みが増したかも
さて金蔵かに御膳もラストが近付いてきました。こういう料理の大定番、かに飯の登場です。仲居さんにお願いして、火は自分たちのタイミングで点けさせてもらいました。
青さとネギのお味噌汁。この青さがうまうまでした
デザートは手作り柿のゼリー。
あ~旨かった。満足です。
さて、では翌朝の朝食を。
朝食は部屋食ではなく、湯の里という食事処でいただきます。時間的に遅くなった頃もありますが、すっごく静かでした。
まず最初に並んでいたもの。
これはきのこ鍋ですね。これをアテに朝から一杯飲みたくなります(^^;
? 何かの煮物?
イカの塩辛は北海道の朝の定番。たしかにご飯が進みます。
次々に料理が運ばれてきます。箸が付けられない(苦笑)
サラダが来て、
イカのお刺し身まで。ただ一昨日活イカをいただいた身には・・・・
あれは罪作りなほど美味すぎたイカでしたからね(^^;
これで十分と思っていたら、鮭の塩焼き、厚焼き玉子、もろみも
この小さなお椀は・・・・
デザートは梨。
そして朝食の完成。
いつもは朝から3杯飯ですが、この日は2杯止まり。やっぱり、気になっていたというのはありました。本当に今日は走るのか・・・・?
最後のコーヒーをいただいて、さあ部屋に戻って荷物をまとめましょう。札幌駅行きの直通バスは10時に出発です。
ごちそうさまでした。
第一滝本館 【施設編とあとちょっと】 [トワイライトEXP→北斗星の旅]
スーパー北斗7号は定刻通りに登別駅に到着。しかし、駅舎を一歩出ると台風並みの暴風雨
送迎バスなどがないため、当初は路線バスで登別温泉に行くつもりだったのですが、バス停から宿泊する第一滝本館までは徒歩5分とのこと。この天候のもと、スーツケースを引っ張って旅館まで歩けば、全身ずぶ濡れになることは必定、となるとまたもや手はひとつしかありません。
普段滅多に乗ることがないタクシーに、この旅3回目の乗車です(紹介しませんでしたが、1回目は居酒屋からホテルまでの帰りに乗車しました)。
到着直前にメーターが上がり、と思いつつ到着した第一滝本館。
雨風でしたので、この日の表玄関の画像はありません。
で、まずは広ーいロビーから。
何せ、本館、南館、東館、西館、そして宴会専門の佳水館、さらに別途温泉棟もあるという超巨大な旅館です。MAXでは一体何人泊まれるんだろう? 私が泊まった宿では、規模という点では南紀勝浦のホテル浦島(←クリックどうぞ)がダントツでしたが、ここ第一滝本館もそれに勝るとも劣らない。おそらく日本でも有数の巨大旅館でしょう。
クリスマスツリーも立派
私たちの部屋は本館。その自分の部屋に行くにはこの画像の手前を左に行きます。また、大浴場に行くにはこの奥に見える小さいエスカレーターに乗っていきます。
では早速お部屋へ。さすがにこれだけの大旅館になると従業員への教育も徹底されているようで、私たちを部屋に案内してくださった仲居さんはほぼ完璧ともいえる接客でした。いや、お見事
部屋は2789号室。何階だったかな~? 7Fだったと思うんだけど(^^;
何度も書きますが、私たちには分不相応な準特別室です。部屋が広いです。行く前からわかっていましたが、やはり広かったです。この半分でも十分です。
これは宿のHPからお借りした部屋の間取り図。
では画像で紹介していきましょう。
まずドアを開けたらこんな感じ
この前室だけで6畳あります。あ、すでに荷物は置いています。
こちらは入ってきたドア。踏込までもが広い。
カメラを左に振ると水回りへの扉が。
正面の扉を開けると2連の洗面。
アメニティも充実していましたよ。
温泉タオルは2人分でした。ちなみにバスタオルは大浴場にふんだんに用意してあります。
そして内風呂はなんと檜風呂。これで温泉が給湯されていれば入浴もしたのですが、ここは温泉ではないとのこと。とゆーことでせっかくの檜風呂も使うことはありませんでした。
トイレは・・・・は普通ですね。
次の間から前室を撮ってみました。
次の間の隅っこには浴衣や丹前が用意してありました。
ちょっと驚いたのが帯に部屋の番号が縫い込まれていたこと。これは初めて見ました。7個あるところを見ると、2789号室の定員は7人なのでしょう。
そして次の間から奥の間を すでに妻は寛いでおります。
縁側には結構新しそうなソファが。ヘタッたようなソファが多い中、ここのソファは立派でした。
縁側から和室を
部屋のカギは2個。でも1日目は1個しか使いませんでした。というのは妻は極度の方向音痴で、一人で温泉棟に行くと帰ってこれなくなる恐れがあるので(←冗談のようですが事実)、ルートに慣れる2日目までは不必要だったわけです。
これは造花だったかな~?
ツアーに付いていたお土産のお茶。これは最初に出てきたお茶だったのですが、案外美味しかったです
ここで雨風が吹き荒れるの外の景色を。いや、そんなのんびりしたことを言ってたらアカンのだけど・・・・
さ、お風呂へ行きましょう。
まずは本館1Fのエレベータホールへ一旦降ります。
・・・っと、ここで団体さんの到着。話し言葉から中国人と推察されます。大陸系か台湾系かはわかりませんが。
この稿のクリスマスツリーの下にある画像の奥にあったエスカレーターに向かう途中にある鬼の大金棒。この旅館の名物らしいです。
その奥は売店。
まだ終わらない。上のエレベータを上って左にいけば
マッサージの受付等があって
この奥にあるエレベータに乗って、
これを押し、
ようやく大浴場に到着です。左:男湯、右:女湯。
着替えの籠は300個くらいはあったのではないでしょうか。
温泉の画像は、すみません、ここまでです。
大浴場は文字通りの「大浴場」で、まるでテーマパークのごときものでした。前述したホテル浦島は館内あちこちに温泉が散らばっていましたが、こちらはひとつところにいろんな温泉が詰め込まれ、それぞれに特徴があり、名湯登別の湯を彩っていました。その規模と湯量の点では、私が行った中でのトップと言って過言ではないでしょう。
それほどの巨大な浴場ゆえに湯気ももの凄く、かつ常に人がたくさんおられましたので、とても撮影どころの話ではありませんでした。申し訳ありませんが、ここは宿のHPをご覧くださいませm(_ _)m
→http://www.takimotokan.co.jp/spa/hotspring/#type7
さて一夜明けて翌日です。窓の外は前日とは一変していました。どうです、この変わりよう・・・・
『雨は夜更け過ぎに 雪へと変わり・・・・』
そしてこの夜を境に北海道は本格的な冬に突入したのでした。
昨日撮れなかった表玄関。雪が降り続いています。
ここからはバスからの画像。
札幌へは宿からの直通バスで移動しましたので、その窓からの撮影です。
このバスでの移動でした。登別~札幌が500円/人と格安ですし、旅館発10:00札幌着12:00ですから、14:09発のトワイライトエクスプレスには時間的にちょうどいい時間だったのです。・・・・このときは、ね
登別温泉への移動と長万部のかにめし [トワイライトEXP→北斗星の旅]
こんな大荒れの天気の中、函館駅への移動はもうタクシーしかありません。先ほど降りた市電の駅まで歩いてそこから駅へ向かう手がないこともないですが、それまでの間に全身ずぶ濡れになってしまうことでしょう。タクシー乗車はもはや必然。
そしてラク~に函館駅に到着です。(降車してから構内までダッシュはしましたが)
これは構内の画像。12月に入ってクリスマスムードが高まっています。改札はこの奥の方。
前回書きましたが、予約したのはスーパー北斗7号。ただの「北斗」もありますが、大阪発北陸方面の特急「サンダーバード」と「雷鳥」の関係のように、カタカナが付いていた方が新型で乗り心地もいいということはわかっていましたから、時間的に見ても都合のいいこの新型特急を選択した次第です。
廊下のような通路を通り、通路と垂直に並ぶ電車乗り場に向かいます。
この北海道新幹線のせいでトワイライトエクスプレスや北斗星が消えていくんだよな ったく、余計なことしやがって
ここで視線を右に向けると・・・・おおおお~~停まってる停まってる。
なかなかカッコいいじゃないですか
気分は撮り鉄(笑)
車内でくつろぐ妻。
前のシートには切符をはさむ場所があります。
車内はほぼ満席。前方にはスーツケースを置くスペースもあるのですが、そこもすでに一杯で、あふれたスーツケースはこうやって通路にはみ出ざるを得ない。幸い私たちはぎりぎり最後に置くことができました。
スーパー北斗を予約する際は向かって右側のC、D席を指定しました。主に海岸線を走る函館本線は札幌に向かう際は右側に海を望むことになるので、どうせなら景色がいい方がいいだろうと。それに左側だと時間的に直射日光が射し込むことが考えられたため、日焼けを嫌う女性にはなお好ましいと考えました。まあ結果的に荒天のために陽射しの心配は杞憂に終わったわけですが(^^;
それにしても・・・・窓の外は荒天、車窓には雨が叩き付けられ、海は大荒れに荒れています。
この画像はわかりにくいですが、
これはわかりやすい。白波が次から次へと押し寄せてきています。
ところで、初めて乗りましたが、“振り子”仕様の電車って独特の揺れ方をしますね。揺れのスパンが長いというか、一旦傾いたらそのままの姿勢でいる時間が長い、といいますか。
さて、昼食です。
今回、昼食はスーパー北斗内での駅弁に決めていました。事前に予約もしていました。それがこれ、ご存知の方も多くいらっしゃると思います。長万部駅のかなやのかにめし。あまりにも有名ですので、もはや説明すら要らないかもしれない。
これが食べたかったのですよ、私は
スーパー北斗7号の長万部駅発は、この袋にも書いていますが13:46。この時間に合わせて調理され、運ばれ、電車の客室乗務員によって席まで運ばれてきます。私は事前にJR北海道に電話をして予約しておきましたが、電車に乗ってからもかにめしは事前注文が可能。これはとてもいいシステムだと思いますね。他のJRもこういうところは見習えばいいと思います。もうすでに実施済みかもしれませんが(^^)
そのかなやのかにめしです。
実はラビスタで朝食を食べ過ぎて、全然お腹が減っていない・・・・(^^;
いや~、もっと空腹の状態で食べたかったな~~~
今どき珍しい木製の折り箱に、こういうふうに詰められています。
ご飯の上に乗っているカニの剥き身には竹の子が入れられ、食感を高めています。これはより良いものを作ろうという歴史の積み重ねなのでしょう。グリーンピースや錦糸玉子、梅干が彩りを添え、本当に美味しいかにめしでした。
お腹は減っていませんでしたが、なんだかんだ言って美味しくいただきました。全部食べられるかな、とはじめは思いましたが、簡単に完食しましたよ。
今から考えれば適量でした。これが幕の内のような弁当だと完食はできなかったでしょう。
さて。そろそろ登別駅に到着する時間(14:47)が近付いてきました。2時間強のスーパー北斗の旅も終わりです。外は・・・・相も変らぬ暴風雨
函館観光(3)_五稜郭 [トワイライトEXP→北斗星の旅]
2日目です。ラビスタ函館ベイでの朝食でお腹はいっぱい
そしてこの日は函館から登別への移動日です。予約したスーパー北斗7号の発車時刻は12:29ですので、それまでの時間を利用して五稜郭に行くことにしていました。天気は雲が低く垂れこめた曇天、今にも降り出しそうな気配です
朝はゆっくりと出発、といいたいところですが、すこーし早めに出ました。前夜と同じ駅から市電に乗って五稜郭公園を目指します。お、市電が向うの方に見えてきましたね。
車内は結構混んでいました。年配の方が多い印象。最初は立っていて、函館駅で席が空いたので座ったら、次の駅でまた年配の方が乗って来られたので席を譲りました。年配の方は大方が市民病院前で降りられました。
私たちが降りたのは五稜郭公園駅。雨は今にも降り出しそうです。
キャリーバッグを引っ張りながら早足で歩いて五稜郭タワーを目指しました。この天気では五稜郭公園の散策なんてとても無理でしょう。タワーに上って上から見学するのベストだと考え、散策は諦めました。
・・・・と、あと100mほどというところで、ついにポツポツと雨が・・・・ 雨脚は見る間に強まり、私たちが五稜郭タワーに駆け込んだほとんどその瞬間、どっかーんと降り始めたものです
前日行った塩ラーメンのあじさいさんの本店は五稜郭タワーの目の前にあります。ちょうどこの信号待ちのときが雨が強くなりつつある時。
五稜郭タワー入口。
この後しばらく画像はなくて・・・・
いきなり五稜郭 すごい、これが五稜郭か・・・・
対照美の美しさ、究極のアシンメトリー よくもまあ~
こんなものを
造ったものです。スゴイです、日本人。
この乱杭歯のような木は桜なんですって。春はさぞかしきれいだろうな~と思います。売店の方にお聞きしたら、最高の景観なのだそうです ちなみにピークはゴールデンウィーク頃とのこと。う~~~ん、是非とも来てみたいものですが・・・・難しいだろうな~
お城の城郭の一部である「出丸」を思い出しました。百数十年前、こういう場所に砦が築かれ、函館戦争は闘われたのでしょう。そういえば来年の大河は「真田丸」か。
五稜郭は昨年(平成26年)、築造150年でした。
これは奉行所ですね。
築城当時の五稜郭の全体模型。
足元がスルーになっている箇所もありました。そういや、スカイツリーにもこんなのがあったな?
函館山方面を望みます。こっちから来たわけですね。
ちょっと右に振ってみました。函館駅はこっち方面ですが、それがどこかはわかりませんな(^^;
飛行機が飛んでいました。いまから着陸でしょう。
実はこのとき、外は暴風雨といっていいほどの大荒れのお天気。ぶらぶらと見学しつつも函館駅までどうやって行こうか思案中のヒロなのでした。
函館といえば、榎本武揚よりも有名な土方歳三。売店を占めるグッズの面積も圧倒的に土方でした。あのキティちゃんまでもが土方の格好をしていましたから
1Fに降りてきました。売店を冷やかしに行くと、
これ、買い損ねました・・・・ カツゲンと並ぶ北海道限定の飲み物、ガラナコーラ。
そして・・・・やはりありました。平成26~27年のNHK朝の連ドラとのタイアップ。
そろそろ12時が近付いてきました。コインロッカーに預けた荷物を引っ張り出し、函館駅に向かうとしましょう。先にも書きましたが、外は暴風雨 こりゃあもう移動の手段はひとつしかないですな。
函館の夕食は海鮮処 函館山さんで [トワイライトEXP→北斗星の旅]
海鮮丼の朝食から時計を半日ほど巻き戻した前日夜。
函館でラビスタ函館ベイに泊まると決めた時から、夕食をどこにするかはかなり考えました。せっかくの旅先での夕食ですから味で絶対に外したくはない。観光地価格で無駄に高いものを食べさせられるのもムカつく
で、決めたお店に向かいます。ホテルから徒歩数分のこの駅から市電に乗車。
市電は1時間に10本くらいは走っており、さほど待つこともなく到着です。
ガイドブックとインターネットを駆使して探し、そして選んだお店がこの店、海鮮処 函館山さんです。場所は【ココ】(←クリックどうぞ)。市電・松風町駅からすぐ近くです。函館駅からでも十分歩いて行ける距離。
メニューは、本日のおすすめのみ紹介します。冊子になっているメニューもありましたが、今回は撮影していません。
お通しは、これは何だったかな~? ちょっと覚えてないです。何かの唐揚げだったことは間違いないんですが(^^;
まずは生ビールから グラスは店名入りの特注版、なのでしょう。
さて、函館では私が何を置いても食べたかったものがあります。
それは、活いか刺し
このお店は1週間ほど前に予約したのですが、その際に合わせてお願いしたのがこの「活いか刺し」でした。しかしその際に店の方が言うには「海が荒れて船が出なかったらお出しできません」。
でも、そんなこと言われたらますます食べたくなるじゃないですか。
来ました、これが待望の活イカ刺し。こちらでは「活」は「かつ」と読むんですね。大阪では料理で使う際は「いけ」と読みます。意味はまったく同じですが、これも地域性のひとつなのでしょう。
正直に言いましょう。このイカ刺し、私がこれまでに食べた中で一番美味しいイカでした。身は透明で甘く柔らかく、適度な歯応えがもうとにかく最高で、本当にうまうま 函館に来てよかった、とこのとき実感しました
これは「ゴロ」と言われるイカの内臓。我が家ではこれはホイル焼きにしていただくのですが、新鮮な内臓は生でいただけます。あっさりしながらも豊潤な味わいでした。生で食べたのは初めてのことです。
この画像、頭部と上にある足が動いているのがわかりますか? その動きのために画像がボケてしまっているのでお分かりいただけると思います。ある意味グロテスクですが、ここではそういうことは考えないことにしましょう。
一言だけ、「いただきます」m(_ _)m
イカの足は素揚げか塩焼きにしてくれます。私たちは塩焼きでお願いしました。
わたしはここでビンビールにチェンジです。もちろんSAPPORO。赤星がありましたので、それをお願いしました。北海道ではやっぱりSAPPOROですよね。
さて次はお刺身です。注文したのは生イワシ刺しと本日のお刺身3点盛りがひとつに盛られてきました。これがどちらも絶品でした 港町のお刺し身はやっぱり違いますわ
生イワシ刺し。脂がめちゃめちゃ乗っており、小皿の醤油には脂の筋が。魚の脂がとろ~っと口中でとろけて、もううまうま さすが函館、っていう感じです。
こちらが3点盛りの部分。
生サバ刺し。イワシに続く光り物ですが、そもそも私は光り物が大好き 何の抵抗もなくいただきました。
酢で〆ていないために味わいが濃厚で、サバ独特の旨みが口中に広がります。
2品目はタコ刺し。しこしこした歯応えとタコ本来が持つ甘みがいいです。
そして3品目はマグロのトロ。妻はこれが一番のお気に入りとのことでした。味は・・・トロです、トロ。
とにかくとろ~っととろけるトロでした。
ここで先ほどお願いしたゲソの塩焼きが登場。ビールに合いますね、ホント。
さて、生ものは堪能したし、次は揚げ物に行くか、と思ったら・・・・
なんと鮭児があるではないですか 鮭児(けいじ)とは、通常の鮭の脂肪率が2~15%なのに対し、20~30%といういわば全身トロ状態の鮭のこと。1万尾に2~3尾しか獲れないため、「幻の鮭」と言われている鮭なのです。それがあるのか・・・・ちょっと悩みましたが、次に鮭児を食べる機会は?と考えるとまず思い当たらない。これはもう今しかないと考え、お願いすることにしました。
鮭児はルイベ状態で供されます。シャキシャキで一口、そして徐々に解凍させながらいただきます。そうか、これが鮭児か・・・・
価格はこれで2,180円、です。
・・・・っと、ダメですよ、これが二切れで大盛チャーシューメンが食えるやんけ、とか考えるのは(笑) これはそーゆーモンと比較したらアカン食べ物です(キッパリ)
では揚げ物とかにいきましょうか。
これはイカメンチ。言ってみればイカのメンチカツみたいなもんです。味は・・・・おそらく皆さまが想像されているものより、きっと美味しいです 私はこれでご飯が食べたくなりました(^^;
次はいももち。バターを付けていただきます。私がいももちを初めて食べたのはもう30年ほど前のこと、札幌からほど近い中山峠という所でした。寒かったこともあってか、このときのいももちの美味しさはいまだに忘れられません。このとき以来、居酒屋のメニューにあれば大体注文するようになりました。でも、あの時の味を超えるいももちには出会ったことがないな~ 思い出付きのいももちですから、これからもあのときの味を超えるいももちと出逢えることはもうないのでしょう。(このとき一緒にいももちを頬張った友人はもうこの世にいません)
もずく酢。北海道産のもずくは細く、我が家でいつも食べている沖縄産はもっと太いので、まるで別物でした。もちろん美味しかったですよ
〆は妻が頼んだきのこ雑炊。ふたりで分けました。
ふ~~~、まだ入るけど、このくらいにしておきましょう。何せ翌日は海鮮丼盛り放題の朝食、今は腹八分目が適度というものでしょう。
いや~、ホント美味しかったです。函館、なんて美味い街なんだ 私は大満足でした
この海鮮処 函館山さん、私はおススメだと思います。次にまた函館に来る機会があったら、たぶんこのお店を再訪することでしょう。これだけ食べて飲んで、1万円は切りました。活いか刺しと鮭児のルイベ刺しの2品でほぼ4,000円ですから、その点を考慮すればもっとリーズナブルに函館の味を堪能できると思います。
ラビスタ函館ベイ 【朝食編】 [トワイライトEXP→北斗星の旅]
さて朝食編です。前回の最後で書きましたが、ラビスタ函館ベイの朝食は過去2年連続で日本No.1になったという折り紙つきの朝食。温泉と並び、これもこのホテルに泊まる楽しみのひとつでした。
では紹介していきましょう。
朝食会場は2Fの北の番屋というレストラン。
入ると、いきなり焼き物がど~んと迫ってきます。いやいや、まずは席の確保でしょ、ということで・・・・それを横目に奥の方の窓際に空席を見つけ、そこに着席。
これは窓外の景色。これを見ると、私たちが宿泊した部屋のほぼ真下、という感じがしますね。
さ、では食べものを取りに行きましょう
食べものは左ルートと右ルートのふたつがあり、どちらを回っても同じものが取れるようになっています。宿泊客が多いため、取る場所がひとつだとたしかに奪い合いになる恐れがあるので、これは正解でしょう。これでも人の列が絶えることはなかったですからね。
そうそう、バイキングはたしか朝6時半からだったと思うのですが、聞くところによると、その開店時間にはすでに列ができているのだそうです。だから私たちは時間をちょっとずらし、NHKの朝の連ドラ「マッサン」のBS版(7:30~)を見てから朝食会場に行きました。時刻は大体8時前くらいだったと思います。1周から2周を過ぎたタイミング、でしょうか。
まずあるのは焼き物のコーナー。鮭、イカ、野菜類が美味しそうな湯気を上げています。
次にご飯をよそい・・・・でも、このご飯がちょっと冷めていたのです。このあと、このご飯の上に冷たいイクラや甘えびなどを載せるだけに、ご飯は炊きたて熱々がよかった・・・・これは本当に残念でした
これが海鮮丼のネタ。この豊富なトッピングが2年連続朝食NO.1に輝いた所以という気がします。実際、ここはやはりイクラがメインでしょう
次のコーナーには松前漬け、イカの塩辛、長芋とろろ、温泉玉子(登別市札内町産)。
しゃぶしゃぶに薩摩芋
どんどんいきまっせ~(笑)
一口がんもとか
肉じゃがの肉は大阪では牛なのですが、こちらでは豚なんですね。
一口イカ飯ありました。1個ゲット。
厚焼き玉子は定番ですね。
このお味噌汁は美味しかった 海老はいいダシが出ますね~(^o^)
もちろん洋食メニューもあります。海外からの客も多いラビスタ函館ベイですから、こちらも充実しています。
パンやジャムは種類が豊富。
洋食のメインメニュー。向うの端にはザンギ(醤油味の唐揚げ)もあります。・・・・でも朝から唐揚げ?
スクランブルエッグはとろっとろでした。
それにしても、おばちゃん、それはちょっとウィンナー取り過ぎやろ、とツッコミたくなった(爆) ビーフシチューも肉がてんこ盛り。どんだけ肉好きやねん
飲み物も豊富にありました。家でPOMジュースを箱買いしている私は、まずオレンジジュースを一気飲み。ちなみに真ん中の白っぽいものはカツゲンという、北海道限定の乳酸菌飲料です→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%84%E3%82%B2%E3%83%B3。一杯飲んでみましたが、口当たりは甘いのですが後味は意外とさわやか。ただ、他の乳酸菌飲料と比べるとやや濃い感じがしました。
函館牛乳は甘みが濃かった
サラダもいろいろ
スイーツもさまざま
さて、これがまず私が1回目に取ってきたものです。朝から唐揚げ、取ってます(笑)
私が自分でつくった海鮮丼のアップ
ご飯が熱々だったら、さらによかったでしょう。
デザートはこれ。函館プリン、だったかな?
この後、もう一度お代わりに行ってしまって、もうお腹一杯(^o^) 完全に食べ過ぎました。何せ昼ごはんのときもお腹が全然空いていませんでしたからね(苦笑)
さて次回は、前日の夜に行った居酒屋を紹介したいと思います。ネットやガイドブックを総動員して調べて選んだお店でしたが、大正解でした
ラビスタ函館ベイ 【温泉編】 [トワイライトEXP→北斗星の旅]
どうも私のデジカメは古いのか安いのか、温泉の写真がきれいに撮れません。ネット友の遠霞さんの画像なんかとてもきれいなのに、どうすればあんなにきれいに撮れるんだろう? カメラの差なんでしょうか・・・・。7年前のデジカメだともうあかんのかな~
というわけで、今回の画像もけっしてきれいではありません。先に謝っておきますm(_ _)m
さて温泉はホテルの最上階13Fにあります。館内着に着替え、湯籠を持ってエレベータに乗り、最上階を目指します。今回の画像は一部を除き、基本的に朝6時ごろのもの。夜間は人が多くてとても写真どころではありませんでした。
湯上がり処があります。
アイスクリームが食べ放題になっています。・・・・とはいえそうそうは食べられるものじゃない。私は結局食べずじまいでした。
さて温泉内です。(ここから朝6時ごろの画像) こちらは内風呂。
夜景、じゃなかった、朝6時の函館は走るクルマも少なく静か。あ、おっちゃんが浸かってる・・・
内風呂から露天を写したのですが、う~ん、やっぱりボケてる・・・・
もうヤケクソ。ここからは露天風呂です。
一人用の湯船が並びます。ここが源泉かけ流しらしい。
もう嫌になってきた・・・・
ま、こんなトコです(苦笑) 詳しくはこちらを→http://www.hotespa.net/hotels/lahakodate/hotspa/
次回は朝食編です。ラビスタ函館ベイの朝食は、「トリップアドバイザー」の朝食の美味しいホテル日本一に2年連続(2011~12年)で輝いたとのこと。これも楽しみのひとつでした
ラビスタ函館ベイ 【施設編】 [トワイライトEXP→北斗星の旅]
昨日(12/28)はスキージャム勝山で今シーズンの初滑りを楽しんできました。天気は抜群によく、その反面気温が低かったせいで雪質もほぼベスト 歩けばキュッキュと音が鳴るトップシーズン並みの雪質でした。しかし放射冷却で朝方はかなり冷え込み、車中泊の私は5時過ぎに寒くて目が覚めたほど。そしてその後は寒さのために眠れず、寝袋の中でひたすら我慢の時間でした。これまでに何度も車中泊をしましたが、過去2番目の寒さでした。(過去No.1は白山一里野スキー場。このときはクルマが凍り付いていました)
それにしても・・・・好事魔多し、この日の私はなんと家にデジカメを忘れてしまい、画像は1枚もありません 他にもチケットホルダーを忘れたし、どことなくちぐはぐでした。
しかしいいこともあり、実はコーヒーを飲んだ休憩所にフェイスカバーを忘れて滑りに行ってしまい(10時頃)、昼食後にはたと気づいて13時頃に見に行ったら、なんとそこにそのまま置いてあったのです これには驚きました。誰のものかわからないから放っておくかと思われたのか、誰かがそのうち取りに来るやろと手を出さなかったのか、はたまた趣味が悪くて「こんなモン要らん」と捨て置かれたのか定かではありませんが、ほとんどあるとは思っていなかっただけに、本当に驚きました。これがどこぞの国だったら・・・・ものの数分でなくなっていたでしょうね(笑)
さて本題に戻って。
furuさん、準備はよろしいですか?
函館での宿泊は、元町に建つラビスタ函館ベイ。湯の川温泉に泊まるという手もあったのですが、函館では是非居酒屋に行きたかったのと、函館山をはじめとする観光もしたかったこと(←妻の希望でもあります)で、このホテルを選びました。そしてその選択は大正解でした
この煉瓦ですが、どこかの有名な建物に使われていたものを流用しているそうです。言われてみれば、歴史が刻みこまれたような、由緒のようなものを感じますね。
チェックイン時間頃のロビーです。
お部屋は・・・・デラックスツイン 私は普通のツインでよかったのですが、もともとこのツアーに組み込まれていたのが「デラックス」なのだから、これはもう仕方ありません。
部屋は9F。
エレベーターホールからは、ホテルの北側の風景が見えます。
窓は、常時潮風に曝されているのですから汚れていて当然。上から、北西、北、北東という方向です。
では部屋に向かいましょう。914号室です。ちなみにラビスタ函館ベイは13F建て。
フロントではキーを渡されるだけで、あとは自分で荷物も運びます。
まずドアを開けると、こんな感じ。
あ、左下の小さなカバンは私のです。
そこに見えたのは洗面台。
振り返ると入ってきたドアがあり、その左にはホテルには珍しい引き戸の扉。これはトイレです。
ホテルなのに、奥のトイレットペーパー入れが和風ですね。
そして、部屋部分との仕切りには引き戸があります。これもどことなく和風。ちなみにこの手前右側にはシャワールーム。もちろん使うことはありませんでした。シャワーはレインシャワーとかいうものらしいのですが、残念ながらそれを味わう機会はありませんでした。だって、源泉かけ流しの温泉大浴場が13Fにあるんですから・・・・
そしてこの扉を開けると・・・・モロ逆光
ベッドのある所に行くには、この小さな照明付きのステップを上がる必要があるのです。
・・・・ベッドの高さも低いですね。
この左側に飲み物のコーナーがあります。
なんと、自分で挽くコーヒー。これはどの部屋にも標準で付いているそうです。
手前の赤い布を取ると、
お茶とコーヒーが3人分。このデラックスツインの部屋は、3人でも対応可能なのでしょう。そのときは、奥のテーブルとソファがある辺りにエクストラベッドを入れるのだと思われます。
ベッド脇から窓の方向を。窓がかなり低い位置にあります。しかも横に長い。
ご親切なことに、テーブルの上にはコーヒーの淹れ方が解説されていました。
(コーヒーやお茶は、「淹れる」という字がより正確です。「入れる」でも間違いではありませんが、より正しいのは「淹れる」。お間違いのなきように(^^)
飲み物コーナーの下には冷蔵庫。
振り返ればそこにはコート等の服掛けコーナー。決まった広さの室内に、実に効率よくものを収容できるように配置されています。
リセッシュまでもが置かれていました。至れり尽くせりですね。
そしてそこには、お風呂セットが置かれていました。本当に親切ですね、このホテル。・・・・高いだけあるわ(^o^)
中にはタオル等が入っていました。
で、窓側からベッドおよび入り口方向を撮影。こんな感じになっています。
窓に向かって左の方にテレビがあります。
東芝製です。何度も書きますが、日本のホテルなのだから日本製のテレビを置いてほしいですね。「安いから」って理由で他国製のテレビを置いているのは、私ははっきり言って好きではありません。超円高で国内電機メーカーが苦しんでいたときこそ、こういうところで助け合ってほしいものです。
右下に見えるのは加湿器だったかな? とにかく何でもあります。
座り心地のよかったソファ。
ソファの脇には、館内着とパジャマまでありました。館内着で温泉やバー、朝食バイキングも入場OKとのこと。これは便利でした。私はお言葉に甘えて朝食もこれを着て食べに行きました。
寝やすかったベッド。朝までぐっすり
ここで、今さらですが、部屋の配置図を。これも部屋に置いてありました。実際に私たちが宿泊した部屋とは左右がちょうど対照になっていますので、そこはアタマを上手く変換してご覧ください。
え? 先に出せって? ごめんなさい、忘れておったのですよ(^^;
窓際のカウンター(?)の足元は掘られていました。ベッドのある場所まで2段ほどの小さな階段がありましたが、この掘られた底がもともとの高さ? とすると、ベッドやソファ、テレビなどのある場所は大きな台の上にある、という構造になっているのかもしれません。
この窓に向けて足元が掘られたような構造、2年ほど前に泊まった満山荘がそういえばこんな感じになっていましたね。
ソファにあったクッションを持って来て座り込み、挽きたての豆を使ったコーヒーを楽しみながらカウンターに頬杖をついてぼ~っと窓の景色を楽しむ・・・・そんな時間の過ごし方が似合ってそうな気がします。って、実際に私もそんな時間を過ごしました
その窓の景色はこんな感じです。
これはベッドに寝転びながら。・・・・なんか、一幅の絵画のような感じがしないでもありません。
ホテルの南東側
南側。正面が函館山です。手前が赤レンガ倉庫。
そして南西側。昨日点灯されていたクリスマスツリーが眼下、中央やや左に見えます。今はただの三角の木、ですが。
中央に見える幅の広い坂が、昨夜あるいた二十間坂ですね。左上にはロープウェイの乗り場も見えます。
次は似たような方向を夜に撮ってみました。右上に見える灯が函館山の頂上。あそこから見おろす夜景が素晴らしいわけです。
上の画像から30度ほど右に角度をずらしてみました。白く輝いてますね、クリスマスツリー
もしこのホテルを利用しようと考えておられたなら、可能であれば是非山側の部屋を指定してください。上の方の画像をこの辺りの画像を見比べたら、理由は言うまでもないでしょう。営業妨害と言われるやもしれませんが、私は絶対に山側の部屋をおススメします。
最後はチェックアウト後に撮ったロビーでの1枚。クリスマス気分がもう横溢している感じでした。
次回は温泉編。そう、このホテル、源泉かけ流しの温泉まであるんです。温泉好きの私が湯の川温泉をやめたのはここに理由があったわけです
函館観光(2)_函館山からの夜景 [トワイライトEXP→北斗星の旅]
函館山には、ロープウェイを使って上るのが一般的。
はっきり書いておきます。函館山の日本人比率は、この夕、およそ10%でした。残りの大半が中国系。函館には台湾からの直行便があるので、おそらく台湾人がもっとも多かったと思います。
一般に中国系は、①大陸(中華人民共和国) ②台湾 ③マレーシア系に分かれるのだそうです。これは1月に宿泊したヒルトンニセコビレッジのスタッフさんがおっしゃっていた言葉。この中で圧倒的にマナーが悪いのは・・・・
はい正解、①の大陸系とのこと。大阪の難波でもそうですが、彼らはどこでも傍若無人、大きな声で騒ぎ立てるし、列にも平気で割り込む。日本人の眉を顰めさせるのも大方がこの方たちと思われます。
もっとも、そういう人達ばかりでないとは思いますが、そう人達の比率が高いのもまた事実。今回の函館ロープウェイに乗っていた方たちは、比較的マナーはよかったと思いますね。何となく、ですが。
話が横道に逸れてしまいました。
では、私が撮ってきた夜景です。カメラはよくても私には腕がありません。本当はもっときれいに撮れたと思うのですが、三脚を持って行かなかったが致命的でしたね
これで時刻は17時過ぎといったところです。
泊まったホテル、ラビスタ函館ベイは、この写真のちょうど中央です。その左下にクリスマスツリーが見えます
同じような写真ばかりですが、怒涛のごとく続きますぞ
これはロープウェイの乗り場から撮った写真ですね。
次はロープウェイ乗車中。幸いなことに、行きも帰りも夜景側の位置を確保できました こんなところで運を使ってちゃいけなかったのだけれど・・・・・
この写真は・・・・二十間坂ですね。あの道幅がとても広い坂。
ホテル近く、金森赤レンガ倉庫横のクリスマスツリー前まで戻ってきました。気温は結構下がっています。
ツリーのこの時の色は赤。
この日は津軽海峡をはさんだ対岸の青森と函館の記念イベントとやらで、双方のゆるキャラが集まっていました。
こちら青森のねぶたん。
そして函館のイカール星人。悪役らしいです
“函館名物のイカを食べ過ぎた、宇宙観光都市ハコダテの市民にイカり、街を侵略すべく襲来した”とのことです。
なかなかおもしろい設定ですな(笑) だって、イカ、本当に美味しかったもん
そのコラボ写真だぁ~
そうこうしているうちにイベントは始まり、
クリスマスツリーの色が変わり、花火も打ち上げられたのでした
次回、ラビスタ函館ベイの紹介です
函館観光(1)_赤レンガ倉庫~元町散歩 [トワイライトEXP→北斗星の旅]
金森赤レンガ倉庫は、ホテルから歩いて数分のところにあります。観光客が集まる施設で、妻の好きそうな雑貨屋さんが多数入っています。
雨がちの天気で結構寒かったこともあってか、観光客の姿は多いとは言えませんでした。
内部はクリスマスが近付いている感じですね。
すでにネタばらしをしてしまっていますが、私が是非とも行きたかったお店とは、水芭蕉さん(←クリックどうぞ)です。実はこのお店は道内にいくつかあり、今年の1月には札幌でも小樽でも立ち寄り、小樽では印鑑入れや小銭入れを購入していました。そこで今回は私の財布を是非購入しようと考え、まず最初に訪れた次第。
そして、考えに考え迷いに迷い、その結果選んだ財布がこれ
カードは8枚OK。
そんなに入ることのないお札は2か所。
「いたがき」さんという、革製品の専門店の作品です→http://www.itagaki.co.jp/
サービスで名前を入れてくださいますので、Hiroと入れてもらいました。
財布を買った後、ちょうどいい時間になったので、ウィンドウショッピングに興じる妻を残し、私は一人でホテルに戻ってチェックインの手続きをしてきました。この時に写真を結構撮ったのですが、それは後日紹介するとして・・・・
先に金森レンガ倉庫の続きを。
これはホテル近くの小さな運河を渡る橋の上から
この後妻と合流し、元町方面に散歩しました。レンガ倉庫の中にいるときに降っていた小雨はすでに上がり・・・・
この石畳の坂を上って行きます。
これは別の坂かな?
「八幡坂」でした。
近くには無料販売所がありました。
こんなことを書かれたら買わないわけにはいかない。
この塩を購入しました。100円とはいえ、結構量がありましたよ
そしてこんな建物の前を通り、
向かった先は、夜景が超有名な函館山でした
つづく
函館麺厨房あじさいで塩ラーメン [トワイライトEXP→北斗星の旅]
爆弾低気圧の影響で、トワイライトエクスプレスがここ数日ずっと運休になっていますね。昨日は北斗星もアウトでした。北海道自体が低気圧の影響下にあるとあっては、飛行機もきっと欠航が続出していることでしょう。
私と同じようにトワイライトエクスプレスに乗ることを楽しみにしていた方々には、同情を禁じえません。仕方のないこととはいえ、何百という方々は落胆に肩を落とし、自分の運の悪さを嘆いておられることでしょう。この季節に北海道に行くということのリスクを思い知らされます。今年の1月、あの時はニセコでしたが、よく無事に行けたものだとあらためて思います。
トワイライトエクスプレスといえば、、食堂車のスタッフの方々は大丈夫なのでしょうか。本を読んで知ったのですが、JR西日本の管轄である食堂車のスタッフは札幌行きに乗車して業務に勤しんだ後、そのままトンボ帰りで再び勤務しつつ大阪に戻って来られるのだそうです。つまり、札幌行きに乗ったスタッフの方々はもう何日も札幌で足止めを食らっている(と思われる)ということ。おそらくJR北海道あたりが用意したビジネスホテルにでも宿泊されていると思うのですが(あるいはJR北海道の社員寮とか?)・・・・ヒマだろうな~~~(^^; 車内の厨房を掃除すると言っても限度があるでしょうし、観光するにしてもこの天気じゃあ凍えるのがオチですし、そんな気分にもならないでしょう。
まあ余計なお世話ですが、きっと、この爆弾低気圧はいろんな人々に様々な影響を与えているのでしょうね。何とも罪作りな・・・・。
さて、ホテルに着いたのは、チェックインの15時にまだ1時間以上を残す13時半頃。お腹も空いてきてますので、荷物をホテルに預けた後、隣接する函館ベイ美食倶楽部(←凄いネーミング)の一角にある函館麺厨房 あじさい 紅店(函館ベイ美食倶楽部店)さんへ直行です。
場所は・・・・まあ案内するまでもないですね(笑)
函館ベイ美食倶楽部のHPはコチラ→http://www.hakodate-bbc.net/
このあじさいさん、大阪在住の私でもその存在を知っておりました。物産展への出店に加えマスコミにもたびたび登場し、この1月にニセコに行った際にも新千歳空港で見かけておりましたので。ですから、函館へ行ったら必ずこの店で塩ラーメン、って決めていました。
この右側の白い壁がお店です。奥に向けて回転寿司、ジンギスカン、スープカレーなどのお店が軒を並べ、観光客の取り込みを図っておるわけですな。
振り返れば・・・・
正面がラビスタ函館ベイの入り口。そんな位置関係なのです。まさに“隣接”。
13時半過ぎという時刻なのに、お待ちが出ていました。
外は寒かったのですが、店員さんが紙コップに入った熱いお茶を持って来てくださいました。これはよかった。お腹が暖まりました
店外のメニュー。「味噌も醤油も相当うまい!」と言ってもやっぱりココは塩だよな~(^^)
約10分の待ち時間で店内へ。
ほぼ満席なのはやはり観光地の人気店だからなのでしょう。
おなじみのテーブル調味料。
店内が全面禁煙なのは嬉しいところ。せっかく美味しいラーメンを食べていても、隣りでタバコを吸われればたまったもんじゃありませんからね
ラーメンを注文の際、
「麺ははじめは固麺ですが、よろしいですか」
と店員さんが聞いてくれます。もちろん私には否やはありません。
あ、注文はもちろん塩ね
さて、待つうちに味彩塩拉麺が着丼です。私のは大盛。
何ともすっきりした色あい。なかなかこれだけ透明感のあるラーメンはありません。
しかし、こういうラーメンは「味も薄い」というのが定石。あじさいさんはどうでしょうか。観光地ラーメンとして埋没してしまうのか?
まずはスープを一口。
ちょっと塩辛さが目立ちますか。でも、ちゃんとダシが効いてコクもあり、実に塩ラーメンらしい塩ラーメン。ほぼ予想していた通りの味でした。だから、不味かろうはずがない
トッピングはこれらのとおり。ネギだけではなく、水菜の緑が透明感のあるスープにマッチして、実に美しさのある一杯に仕上げられています。茶色が少ないだけでこんなに感じが変わるんですね。新しい発見です
麺は、透明系塩ラーメンの定番、細麺。
もちろん完食です。スープが美味しくて、この後もまだ少しいただいちゃいました
この時点でチェックインまでまだ1時間弱。先に金森レンガ倉庫にショッピングに行きますか。私も絶対に買いたいものがもあるし、妻は小物雑貨を見るのが大好きですので(←放っときゃいつまででも店を覗いています)
函館へ [トワイライトEXP→北斗星の旅]
唯一最大の目的であったトワイライトエクスプレス乗車を無残にも奪われてしまった私たちの旅。
この旅の顛末を、これからゆっくりと紹介していきたいと思います。本当はすべてお蔵入りにしようかとも考えたのですが、
「それはもったいないよ」
と言ってくださった方もおり、それでは少しずつ、と思い直した次第。
まず日程から。
旅行のパンフレットとにらめっこしながら考え出した旅程は、
・1日目:大阪→函館 宿泊:ラビスタ函館ベイ
・2日目:函館→登別 宿泊:第一滝本館
・3日目:登別→札幌→大阪へ移動 宿泊:トワイライトエクスプレス
・4日目:(移動)→大阪
というもの。
今回は函館のホテルまでを簡単に紹介したいと思います。
飛行機は関西空港ではなく大阪(伊丹)空港を出発するもの。
最寄りのターミナルである天王寺(→あべのハルカスのある所です。天王寺とあべのは、地名は異なりますが、イコールと考えて結構です)発の直行バスで空港に向かいました。
バスの中は結構混んでいましたね。
所は変わって大阪(伊丹)空港の20番搭乗口。遅れるわけにはいかないので、早めに空港に着いて搭乗時間を待ちます。
待機している飛行機を見た妻が一言。
「ちっさいね~(苦笑)」
たしかに小さい。新千歳空港に行く飛行機はこんなもんじゃありません。一体中はどうなってるんだ?と思いつつ、搭乗を待ちます。
内部はこんな感じ。まず間違いなく新幹線の1両の定員より少ないでしょう。シートは2×2です。もしかして皮張り?
窓の外の景色。たぶんこれは北アルプスでしょう。素晴らしい景観です
しかし、北へ向かうにつれて天気は徐々に悪化していきました。
これは津軽海峡手前付近、そろそろ降下に入ろうかというタイミング。雲が不気味に盛り上がり、『天空の城ラピュタ』に出てきそうな窓外の雲また雲 この後、飛行機は雲の中に突入していったのですが、かなり揺れました。少なくとも妻が少々気分が悪くなるくらいには・・・・
これはその画像ですが、実物はもっともっと不気味でした(ーー)
雲を抜けたら函館は雨上がり。
函館空港からバスに乗って約30分。有名な湯の川温泉を経て函館駅前を通過し、最寄の停留所で降りたら・・・・本日の宿が見えました。元町地区にそびえ立つシティホテル、ラビスタ函館ベイです。
一番上は露天風呂付きの温泉大浴場なのですよ