(その8)湯宿 和泉屋善兵衛~朝食~ [信州松本の旅]
長々と続けてきました信州松本の旅編も今回がラストです。
和泉屋善兵衛さんの朝食、2日分まとめて紹介させていただきます。
まずは1日目。後述しますが、これが和泉屋善兵衛さんの基本朝食メニューだと思われます。
朝食は、帳場のある本館2Fの朝食会場にていただきます。
最初に並んでいたもの。
サラダと虹鱒の干物。干物は二切れありますが、これで一人前。
焼き蒲鉾と山葵漬け。
着席と同時に固形燃料に点火し、できあがった豆乳豆腐。大きな茶碗蒸しに見えますが、これ、とろっとろで美味かったですね~
漬物はごく一般的。
個人的には山盛りの野沢菜がとっても嬉しいんだけど、なかなかそうはいきません(^^;
個人的には山盛りの野沢菜がとっても嬉しいんだけど、なかなかそうはいきません(^^;
そして味噌汁はきちんと出汁を取った逸品。旅館の朝は、お味噌汁が美味しいのが第1条件ですね。
そしてメインは、その場で料理人が都度都度焼き上げる玉子焼き。ふわふわで、砂糖でも入っているのか甘い味付けで、ご飯が進む進む・・・・何より熱々ですから美味しくいただけました
最後はキウイソースとアロエのヨーグルト。朝食の最後を〆るに相応しい爽やかな美味さ
朝からお腹いっぱいになるのは幸せですね(^o^)
2日目。
この日の朝食、朝から生ビールをガンガン開けてるご一行がおり(一人を除いて全員が2杯以上飲んでいたと推察・・・)、運転を控えている身にはまあ羨ましいの何の、「エエなぁ~」と垂涎の思いでちらちらと眺めていました(苦笑)
さて。
私たちは連泊でしたので、他のお客さんとは別メニューでした。他の皆お客さんは、昨朝私たちがいただいたものと同じメニューでした。当然と言えば当然ですが。
この日の朝食、朝から生ビールをガンガン開けてるご一行がおり(一人を除いて全員が2杯以上飲んでいたと推察・・・)、運転を控えている身にはまあ羨ましいの何の、「エエなぁ~」と垂涎の思いでちらちらと眺めていました(苦笑)
さて。
私たちは連泊でしたので、他のお客さんとは別メニューでした。他の皆お客さんは、昨朝私たちがいただいたものと同じメニューでした。当然と言えば当然ですが。
この日は早朝から松本城の桜を愉しみに行ってきたので、すでにお腹はペコペコ さらに帰宿後、妻の希望でNHKの朝ドラ(「ひよっこ」ですな。主人公の有村架純ちゃん、映画の『阪急電車』ではめっちゃ可愛かったな~)を見てからの朝食です。
まずははじめに並んでいたもの。
まずははじめに並んでいたもの。
焼鮭が目立ちます。
それと、あっさりと野菜系が多いのが嬉しい。
お味噌汁はやはり美味しい
そしてこれは、和泉屋善兵衛さんの定番中の定番なのでしょう。焼き立てふわふわなのがとてもうれしい、玉子焼き
ヨーグルトは同じものでしたが安定の美味さですね。
朝からとても満足な朝食でした。さ、それじゃあ一服してからこの旅最後の露天風呂と行きましょうか
・・・・これからしばらくは、たまっていたラーメンの新店の紹介を続けます
(その7)湯宿 和泉屋善兵衛~夕食2日目~ [信州松本の旅]
2日目の夕食はお宿の基本プランで。
最初に並ぶはやや少なめ。
今夜の選べる夕食のお造りは、妻が海のお造り、私は馬刺し。
妻は馬刺しが好きではないので海のお造りにしましたが、ここは間違いなく馬刺しに軍配が上がるでしょう。やはり信州では馬刺しが食べたいですから。私には高校山岳部時代の思い出の味でもあります。何しろ生まれて初めて馬刺しをいただいたのが、もう三十数年前のここ松本ですから。
妻は馬刺しが好きではないので海のお造りにしましたが、ここは間違いなく馬刺しに軍配が上がるでしょう。やはり信州では馬刺しが食べたいですから。私には高校山岳部時代の思い出の味でもあります。何しろ生まれて初めて馬刺しをいただいたのが、もう三十数年前のここ松本ですから。
焼き物は二人とも信州牛の石焼でした。これは間違いなく美味かったですね。
ここでなぜか早々とお吸い物が出て(これがかなり美味かったのですが)、
そしてあんかけの茶碗蒸し。
で、今になってけっこうコテコテな前菜。「菜」ではなく、実に肉肉しい一品ぞろい。
時計回りに・・・
・豚タンのスモーク
・ムール貝の香草パン粉焼き
・ホタテ貝柱のクリーム焼き(グラタン風)
・細春巻
・鶏肉の塊
時計回りに・・・
・豚タンのスモーク
・ムール貝の香草パン粉焼き
・ホタテ貝柱のクリーム焼き(グラタン風)
・細春巻
・鶏肉の塊
そばがきのしんじょうです。ちょっとわかりにくいですが(^^;
そして真打、蕎麦の登場 これ、相当イケました。これだけでは足りず、本当はもっと食べたかった。
妻の蕎麦を密かに狙っていましたが、妻も完食でした。
妻の蕎麦を密かに狙っていましたが、妻も完食でした。
選べる夕食の掉尾を飾ったのは岩魚の塩焼き。もちろんアタマからがぶりと。・・・さすがに尻尾は塩のカタマリ過ぎて自重。隣りの緑色は蓼の何ちゃら。「蓼」は“たで”。「蓼食う虫も好き好き」の、あの蓼ですね。たしかに苦かったです
最後の方で出てきたのがこれ。黄金軍鶏の味噌焼きです。これは最後で出すものではないでしょう 味も濃厚でビールにピッタリの居酒屋メニュー、すでにお腹が一杯でしたが『出されたものは残さずに』がモットーの山男気質、何とか食べましたが妻は撃沈状態でした。
デザートは苺のシャーベット。昨日のリンゴのシャーベットもそうでしたが、果物感が満載で、爽やかな甘さを愉しみました。
もう満腹満腹、信州の味を堪能いたしました。
信州、やっぱり好きです・・・・大好き
信州、やっぱり好きです・・・・大好き
(その6)湯宿 和泉屋善兵衛~夕食1日目~ [信州松本の旅]
さて、本題に戻って、和泉屋善兵衛さんの1日目の夕食です。
和泉屋善兵衛さんの夕食は基本は部屋食です。
「仲居さん」ではなく、信州大学の学生アルバイト君が準備をしてくれました。実はこの翌日もそうで、人手不足が原因なのか、給仕はすべて「学生スタッフ」(←当人がそういう呼び方をしていました)が担当しているのだそうです。
ちなみに、フロントから部屋まで案内してくれたのも女子大学生さんでした。
和泉屋善兵衛さんの夕食は基本は部屋食です。
「仲居さん」ではなく、信州大学の学生アルバイト君が準備をしてくれました。実はこの翌日もそうで、人手不足が原因なのか、給仕はすべて「学生スタッフ」(←当人がそういう呼び方をしていました)が担当しているのだそうです。
ちなみに、フロントから部屋まで案内してくれたのも女子大学生さんでした。
妻に言わせると・・・・2日目の大学生君の方が所作が丁寧だったそうですよ。私にはよくわかりませんが(^^;
ちなみに食前酒は、「酒」ではなく食前酢でした。う~ん、ビミョーなお味・・・・(苦笑)
前菜の盛り合わせです。燻製は自家製とのことです。
・帆立、チーズ、虹鱒の燻製
・胡麻豆腐
・ぜんまいの煮物
・サーモンのマリネwithチーズの燻製
・帆立、チーズ、虹鱒の燻製
・胡麻豆腐
・ぜんまいの煮物
・サーモンのマリネwithチーズの燻製
次は、選べる夕食の一品、お造りです。
二人で別のものを選べるのですが、今夜はそろって清流魚のお造り。岩魚、信州サーモン、信濃雪鱒です。とくにサーモンはとろとろでした
二人で別のものを選べるのですが、今夜はそろって清流魚のお造り。岩魚、信州サーモン、信濃雪鱒です。とくにサーモンはとろとろでした
同じく選べる夕食のなかの台の物、信州牛のしゃぶしゃぶ。実は私たちはズワイ蟹のしゃぶしゃぶと海鮮陶板焼きを頼んでいたのですが、なぜか信州牛に変わっていました。記憶が曖昧で「牛しゃぶ」やったけ?と首を傾げながら食べたのですが、間違ってても、ま、いいか、という感じでしたね。
普通に美味しくいただけましたので、よしとしましょう。
普通に美味しくいただけましたので、よしとしましょう。
おっと、紹介を忘れていました。この日だったかコースだったか、なぜか最初の飲み物がサービスとなっており、妻が選択したのが、お酒好きの遠霞さんなら泣いて喜びそうなこの利き酒3種。
妻も味がわかるのでしょう、「飲み比べたら全然違うわ」とのたまっておりました。あ、私は普通のビンビールです
妻も味がわかるのでしょう、「飲み比べたら全然違うわ」とのたまっておりました。あ、私は普通のビンビールです
最後の選べる夕食は焼き物。頼んだのは帆立貝と茸のグラタンでした。熱々で舌が火傷しそう・・・・でも冷めてるよりはずっとマシ。フーフーしながらビールとハフハフ(^^)
さて、メインのとうじそばです。具材はこれ。手前のお肉が信州黄金軍鶏 なんてゴージャスなお名前だこと(笑)
いや、このお肉が相当美味かった 弾力たっぷりで、噛めば噛むほど旨みが湧き上がってくるような、そんな感じ。鶏肉の旨みをしっかり味わうことができました。
そばは毎日ご主人が手打ち。
このそば(二人で6玉くらいに小分けされている)を小さなザルに入れてしゃぶしゃぶしていただきます。
軍鶏や野菜の出汁にそばはベストマッチでうまうま こういう市販のしめじやエノキではなく、地元でしか採れないような独特の茸があればさらに良かったと思うのですが、そこまで求めるのは贅沢というものなのでしょうか。
デザートはリンゴのシャーベット。これは流石に地元産のリンゴでしょう(笑) 細かく刻んだリンゴが入っていて実に爽やか、信州の美味しさを最後まで味わわせていただきました
(その5)湯宿 和泉屋善兵衛~お風呂編~ [信州松本の旅]
内湯は本館にあります。先ほどの飲泉所のすぐ近く。下図の本館1階部分ですね。
湯船はさほど大きなものではなく、4~5人も入ればもういっぱい。一度、私が一人でまったりと浸かっていたらおじさん4人組が入ってきて囲まれてしまい、早々に退散しました。館内のお風呂でこの内湯だけが24時間入浴可能で、寝つけない深夜2時ごろに一人でのんびりと浸かったものです。
湯船はさほど大きなものではなく、4~5人も入ればもういっぱい。一度、私が一人でまったりと浸かっていたらおじさん4人組が入ってきて囲まれてしまい、早々に退散しました。館内のお風呂でこの内湯だけが24時間入浴可能で、寝つけない深夜2時ごろに一人でのんびりと浸かったものです。
ただ、すみません。写真ですが、湯気が濛々で撮ってはみたのですが、とてもここに載せられるようなものではありません。入り口だけでご勘弁を<(_ _)>
さて、それではまず貸切風呂にいってみましょうか。
その前に、その2か所に行く手前、木立の向こうに足湯と歩行湯があります。
この二つの湯はつながっています。足湯が上にあるのですが、ここへは男性露天風呂でオーバーフローした湯が流れ込んでいる感じでした。かなりぬるかったですし、位置関係上もおそらくそういう構造になっているのではないかと。
歩行湯は、足裏が痛かったです。あーゆーもんには入るもんじゃないですね(ーー)
歩行湯は、足裏が痛かったです。あーゆーもんには入るもんじゃないですね(ーー)
では貸切りの山の辺の湯へ。
あ、和泉屋善兵衛さんには貸切風呂は2か所あるのですが、泊まる部屋によってそのふたつの貸切風呂を使い分けているようです。私たちはもうひとつの「つかまの湯」は別館の宿泊者専用で、私たちは入れませんでしたから。
あ、和泉屋善兵衛さんには貸切風呂は2か所あるのですが、泊まる部屋によってそのふたつの貸切風呂を使い分けているようです。私たちはもうひとつの「つかまの湯」は別館の宿泊者専用で、私たちは入れませんでしたから。
「山の辺の湯」への扉を開け・・・・
お~~~、これが内湯ですね
お~~~、これが内湯ですね
かけ流し+一部循環とのことです。そういえば流入口がふたつあるような・・・。塩素臭さは皆無だったので問題なし。
露天風呂も広々としています。この二つの湯船を使えば10人近くは一度に入れるのではないでしょうか。ただし湯はあふれてしまうでしょうけれど。
すみません、露天風呂の画像があまりありません 撮った気になってしまって、のんびりとし過ぎてしまいました。
椿がきれいでした
次は露天風呂です。名称は木もれ日の湯。
通路の奥に
入口。ただし扉はなく、木の壁が向こう側を隠す程度です。
入口。ただし扉はなく、木の壁が向こう側を隠す程度です。
それを廻り込んだら・・・・
ありました。
ややぬるめの適温。いくらでも入れる、長湯のできる湯温です
やはりかけ流し+循環。
うわ~、気持ちいい~~~
男女の露天風呂は隣り合っていて、話し声などはモロ聞こえ。でもこれは大変便利で、妻と「そろそろ出よか」などと打ち合わせてタイミングを合わせることもできましたし。
2日目早朝6:44の露天風呂は曇天ながら、雨の心配はないもよう。これなら桜も楽しめることでしょう
湯船から入口方向と脱衣場。
当然ながら冬季は使えない洗い場。それより何より、真冬にこの露天風呂は相当勇気がいりますわな。もっとも周囲にはおそらく厚手のビニールが掛けまわされているとは思いますが。
(その4)湯宿 和泉屋善兵衛~施設編~ [信州松本の旅]
美ケ原温泉のお宿は、湯宿 和泉屋善兵衛さんです。当初はダンカミさんやみーしゃさんご夫妻が泊まられた御宿石川さんに予約の電話を入れたのですが、女将さんがケガをされ6月までお休みとのこと。これはもう仕方がありません。
そこで各宿のHPをいろいろと見比べ検討した結果、
・貸し切りの露天風呂(内湯も)があって
・食事も選べて
・一度食べてみたかったとうじそばのコースがあって
ということで、湯宿 和泉屋善兵衛さんに決定。「和泉」はウチのクルマのナンバープレートの地域名でもありますし。(実際は三河地方にある地名だそうです)
そこで各宿のHPをいろいろと見比べ検討した結果、
・貸し切りの露天風呂(内湯も)があって
・食事も選べて
・一度食べてみたかったとうじそばのコースがあって
ということで、湯宿 和泉屋善兵衛さんに決定。「和泉」はウチのクルマのナンバープレートの地域名でもありますし。(実際は三河地方にある地名だそうです)
場所は【ココ】(←クリックどうぞ)。ちょうど前述の石川さんの並びです。
斜めから撮った外観。なまこ壁が特長的です。そしてこの壁は、この後も宿の内部で目にすることになります。
帳場。古き良き時代の旅館ってこんな感じでしたよね。ここに限らず和泉屋善兵衛さんは、昭和の香りがあちこちに漂っている感じでした。
ここもそうかな、帳場向かいのロビー。朝食後はここでコーヒーをいただくことができます。
大型テレビはちょっと浮いてる(笑)
これは翌朝。ご主人(もしくは従業員さん?)が蕎麦を打っておられました。このそばが夜に食べられるわけです。
少し行くと廊下の脇に飲泉所。流れ出ているのは水ではなく温泉。だから冷たくはなく温かでした。
そして半露天の廊下を通り
さらに進んでゆきます。木の廊下や黒光りする立派な木材が積み重ねてきた歴史を感じさせますね。
そして、道路に置かれたすのこを渡って新館へ。夜間はこの扉は閉鎖され、階段を上がって2階の渡り廊下経由で本館と新館を行き来することになります。
建物の中にもなまこ壁があります。これは蔵を囲むようにして上屋を建てたからではないかと思われます。
さてゴールは近い(^^;
ようやく到着した部屋は新館の「みずばしょう」。
お待たせしました、ここで館内の案内図をご覧いただきましょう。館内は奥行きがハンパではなく、まるで迷路です。
私たちが泊まったのは宿の最も奥にあるお部屋。「深奥」と言えば大袈裟?(笑)
でも、最も露天風呂に近い部屋のひとつではあります。ただし、貸切風呂に行くには入口の鍵をフロントまで取りに行かねばならず、逆にこれはとても面倒くさかった。2回目の貸切風呂は、ちょうど外出から帰ってきたら鍵がフロントにあったので部屋から取りに行く手間は省けたものの、入浴後はやはり持っていかねばならなかったので面倒でした。
でも、最も露天風呂に近い部屋のひとつではあります。ただし、貸切風呂に行くには入口の鍵をフロントまで取りに行かねばならず、逆にこれはとても面倒くさかった。2回目の貸切風呂は、ちょうど外出から帰ってきたら鍵がフロントにあったので部屋から取りに行く手間は省けたものの、入浴後はやはり持っていかねばならなかったので面倒でした。
さてお部屋です。さっそく寛ぐ妻。
それを横目にカメラを構える私。
窓からは、貸切風呂の天井が見えます。
広縁には冷蔵庫。
その奥に洗面とトイレ。洗面の脇の備品は比較的充実?
丹前はそでのないタイプでした。
あとはまあ普通の温泉旅館とかわりはないです。
では次は・・・・お楽しみのお風呂にしましょうかね
(その3)松本城の見事な桜 [信州松本の旅]
前日の昼間の物凄い人出に「こらアカン」とすごすごと退散した私たち。前回にも書いた通り、松本城の桜は3日目の早朝に楽しむことにしました
で、朝6時過ぎにモゾモゾと起き出した私たち。宿の方には「朝食(8:00)までには戻ります」と断りを入れ、欠伸を噛み殺しながら出発です。普段なら朝食前のひとっ風呂といったところですが、そこはガマンでした。
で、朝6時過ぎにモゾモゾと起き出した私たち。宿の方には「朝食(8:00)までには戻ります」と断りを入れ、欠伸を噛み殺しながら出発です。普段なら朝食前のひとっ風呂といったところですが、そこはガマンでした。
美ケ原温泉から松本城まではゆっくり走っても15分。まして早朝ゆえ道路はガラガラ、前日は空き待ちのクルマが列をなしていた駐車場も、どこでもOKの停めたい放題。で、北側の、お城に最も近いコイン駐車場にクルマを停めました。これまた9:00までは料金もかなりお安い。30分=100円だったかな?
で、3日目AM6:44の松本城北側のお堀端の桜です。
見事としかいいようがありません。
普段なら一所懸命に見るであろう遺構も、今回に限っては桜に目を奪われ気はそぞろ。
(お城好きな人々にはたまらない光景かもしれませんが)
(お城好きな人々にはたまらない光景かもしれませんが)
いや~、いい日に来たものです。
開けられたばかりの太鼓門(お城の東側)。このとき時刻はAM6:50。
さすが早朝だけに、そこにいる人は地元と思しき人ばかり。すんごくのんびりした雰囲気が周囲を揺蕩っています。一組、カップルがしきりに二人で写真を撮っていたのが印象的ではありましたが。
ちなみにこの時間は早過ぎて、天守までは登れませんでした。
ちなみにこの時間は早過ぎて、天守までは登れませんでした。
画像では少々視認しづらいですが、お城の左側には雪を冠した山々が見えます。山好きの私にはもうたまらない風景。長野市内でもビルとビルの間に雪山が見えて感動したものですが、松本も同じなんですね。
お堀に住む巨大な鯉が口をパクパク開けて餌をねだっていました。いいな~、こいつら喰いっぱぐれがなくて(^^;
それにしても雄大な風景です。ちなみに松本城は、その色合いから市民には「烏(からす)城」と呼ばれているのだそうです。姫路城が「白鷺(しらさぎ)城」と言われているのとまったく逆ですね。
おっと思ってこんな写真を撮ってみました。逆さ富士ならぬ逆さ天守。
日本人でよかったと思わせてくれる風景。
松本への訪問をこの日に決めたのは全くの偶然で、そういや桜が見ごろかも、という気はあったものの、決して狙ってこの日に決めたわけではありませんでした。満開の日に当たったのは偶然です、本当に。
桜と柳と松本城。
逆光(とはいえ曇っていましたが)でもいいかと西からパチリ
少し移動して今度は北側から。
クルマの青までが映えています。
松本神社(お城の北側。駐車場のすぐ近く)の湧水。手水も兼ねています。
こちら北西の道路から。このあと、旧開智学校を(門の外から)見学に行きました。
旧~い郵便ポストまでが街並みに合ってカッコいい
桜を眺めつつ、朝の街をぶらぶら。そろそろ子供たちの通学時間。
これが旧開智学校。明治時代初期の洋風校舎で、文明開化時代の小学校建築を代表する建物とのことです。
こういう風景を見ると移住したくなる。建物と建物の間に雪山が見えるなんて、なんて贅沢(電線が邪魔の極致だけど)。
いや、本当にいい日に来ました。これ以上の桜には、今後もなかなか出会えないでしょう、間違いなく。生涯最高レベルの桜でした
(その2)市内散策 [信州松本の旅]
基本的には時系列に出来事を並べていくのが私のスタイルなのですが、今回はタイミングを逃すとあまりよくないかと考え、お宿の前に松本市街を散策した様子を紹介したいと思います。
今回は美ケ原温泉のお宿に連泊をしたのですが、その中日のこと。
まず今回の松本訪問の目的である友人に会うために、彼を訪ねました。
こちらがおごるつもりだったのに逆にお寿司をおごってもらうことになり、恐縮至極。もちろん美味しくいただきましたけどね
こちらがおごるつもりだったのに逆にお寿司をおごってもらうことになり、恐縮至極。もちろん美味しくいただきましたけどね
大阪での再会を約して彼と別れた後、妻と松本市内に向かいました。
この旅行の前に妻はインターネットで市内散歩コースをいくつかリサーチしており、そのコースをひとつを辿って市内を散策しました。折から桜が満開で市街はものすごい人出。当初は松本城にも足を運ぶつもりでいたのですが、行ったところでおそらく1年でもNo.1の人の多さであろうし、地面の砂ぼこリが舞い上がってたまったものではないだろうと予想、翌朝早く、宿の朝食前に来ることにしてこの日の松本城散策は断念しました
この旅行の前に妻はインターネットで市内散歩コースをいくつかリサーチしており、そのコースをひとつを辿って市内を散策しました。折から桜が満開で市街はものすごい人出。当初は松本城にも足を運ぶつもりでいたのですが、行ったところでおそらく1年でもNo.1の人の多さであろうし、地面の砂ぼこリが舞い上がってたまったものではないだろうと予想、翌朝早く、宿の朝食前に来ることにしてこの日の松本城散策は断念しました
町の一角、有名な縄手通りの入り口の広場では小さなフリマが開催されていました。
その縄手通りの入り口。
その縄手通りの入り口。
狭い路地なんですが土産物屋さんが立ち並び、
何より桜が満開
宿と同じなまこ壁の建物があります。そんな街並みを横目にどんどん行きましょう。
それにしてもさすがに長野、スバル車の比率が高い。手前はXVですが、運転していてフォレスターやレガシィ、インプレッサをしょっちゅう見掛けました。かつてレガシィ・ツーリングワゴンに乗っていたことがある私には何ともいえない風景です。
それにしてもさすがに長野、スバル車の比率が高い。手前はXVですが、運転していてフォレスターやレガシィ、インプレッサをしょっちゅう見掛けました。かつてレガシィ・ツーリングワゴンに乗っていたことがある私には何ともいえない風景です。
それと意外なことに、松本市内では至る所で水が湧き出しているのを発見しましました。おそらくアルプスの雪解け水なのでしょう。建物と建物の間に雪を冠した2000m級の山並みが見えるくらいなのですからさもありなんという感じですが、それでもこんな内陸地で水が湧き出しているのは不思議な感じはしました。
わかりづらいか・・・・(^^;
そしてその脇ではやはり・・・・
桜が今を盛りと咲き誇っています
これで会計事務所。
流れている水がきれいだからなのか、
何十年かぶりに土筆(つくし)が群生しているのを見ました。子供の頃、土手で土筆を摘み、ヘタを毟って煮てもらって食べたことを思い出しました(^^)
街にはレトロな建物も散在していて、なかなか楽しめました。
さて最後に、ネット友のみーしゃさんに教えてもらった美ケ原温泉近くのパン屋さん。
名をアガタベーカリーさんといいます。パン好きの妻はここを訪れるのを愉しみにしており、最終日にたくさん買って帰りました。とっても美味しかったですよ みーしゃさん、どうもありがとうございます
(その1)カレー味噌煮込みうどんを食す@かま濃・中津川店 [信州松本の旅]
こんにちは。9連休もはや6日が過ぎ去り、あと2日半となってしまいました。この間、のんびりできればいいのに、今年の米作りが始まって朝から汗と土埃にまみれています。外は夏のごとき晴天で気温も上がって暑くなり、春は駆け足どころかダッシュで駆け去って一気に夏がきた感じです。
さて、その短い春の数日、信州は松本に行ってきました。とある大事な用事を済ませるためでした。当初はその用事を済ませたらすぐに大阪に帰る予定をしていたのですが、せっかく信州まで行くのだから温泉に行きたいなぁ、と。しかも松本というと、ダンカミさんやみーしゃさんが行かれた美ケ原温泉がある・・・・ということで泊まりで行くことにしました。ただ、大阪~松本は片道300kmオーバーであり、用事を済ませてその日の内に帰るには少々遠い。
で結局連泊し、用事はその中日に行う計画を立てたわけです。
で結局連泊し、用事はその中日に行う計画を立てたわけです。
これからしばらく、その顛末を書いていきたいと思います。よろしくお付き合いくださいませm(_ _)m
まず初日。
大阪から松本へのルートは名神高速~中央自動車道というのが一般的ですが、大阪でも南東部に住む私たちはこのルートを取らず、いつもの西名阪~名阪国道(R25バイパス)~東名阪~名二環~R19~中央自動車道~中津川から再度R19というルートで松本へ向かいました。
大阪から松本へのルートは名神高速~中央自動車道というのが一般的ですが、大阪でも南東部に住む私たちはこのルートを取らず、いつもの西名阪~名阪国道(R25バイパス)~東名阪~名二環~R19~中央自動車道~中津川から再度R19というルートで松本へ向かいました。
ところが・・・・名阪国道でいきなりの事故渋滞(日産のフーガが追突事故を起こしていやがった) これでまさかの1時間ロス。その後の予定に大幅な狂いが生じてしまいました。ランチはR19の途中でイタリアンの予定でしたが、中津川に着いた時点ですでに12時を過ぎており、今昼食を取っておかないと夕食時に腹がすいてないという悲惨な状況に陥りかねなかったため、ここで食べることにしました。
(雨だったので外観画像はなし)
地域の人気店らしく、地元の人たちと思しきお客さんで入店時は満席。
メニューなどを見つつしばらく待った後、テーブル席に案内されました。
地域の人気店らしく、地元の人たちと思しきお客さんで入店時は満席。
メニューなどを見つつしばらく待った後、テーブル席に案内されました。
かま濃さんは基本的にうどん屋ですが、
揚げ物系のボリューミーな定食に加え、こんな名物料理もあります。
揚げ物系のボリューミーな定食に加え、こんな名物料理もあります。
しかし、私たちが選んだのは、やっぱり名物の味噌煮込みうどん(妻)&カレー味噌煮込みうどん(私)
カレー味噌煮込みはしばらく前のケンミンショーで紹介されていたんですよね~(笑) そのときから食べたいと思っていたのです。
着丼。まずは妻の普通の味噌煮込みうどん。
ただですね、この味噌煮込みうどん、鶏肉が入っていなかったんですよ。味噌煮込みといえば名古屋コーチンは最初から入っているものとばかり思い込んでいて・・・・実はオプションだったんですね。後でメニューを見直して、左上に書いてあるのを発見しました。
次は私のカレー味噌煮込みうどん。ごはん(小)は別途注文しました。
ただですね、この味噌煮込みうどん、鶏肉が入っていなかったんですよ。味噌煮込みといえば名古屋コーチンは最初から入っているものとばかり思い込んでいて・・・・実はオプションだったんですね。後でメニューを見直して、左上に書いてあるのを発見しました。
次は私のカレー味噌煮込みうどん。ごはん(小)は別途注文しました。
画像のかまぼこの左側に泡があるのがわかりますか?
もうぐっつぐつの完全沸騰状態、このまま食べれば火傷必至。それと、なぜか天かすもあります。
そこで、付いている器に移して、ふーふー冷ましていただきます。
名古屋支店に勤務していた時から味噌煮込みうどんが大好きな私、初のカレー味噌煮込みは・・・・美味いですわ、やっぱり。カレーはどんなふうになっているのか興味津々で見てみたら、カレーパンの具材のようなミンチミンチしたものが入っており、これが基本的なカレー味を演出しているのでした。ここで私は といい考えが思いついたのですが・・・・。
それにしても、ただでさえ熱々の味噌煮込み、それにカレーが加わったらもう暑いのなんの、一気に汗ばんでしまいました。
そして先ほど思い付いたこと。カレー味噌煮込みのスープをごはんの上に華麗にダイブ
(「華麗」と「カレー」を引っ掛けてるんですが・・・・)
カレー雑炊風にしていただきました。これがヒット、最後の最後まで美味しくいただきました。
(見てくれは悪いですが…)
(「華麗」と「カレー」を引っ掛けてるんですが・・・・)
カレー雑炊風にしていただきました。これがヒット、最後の最後まで美味しくいただきました。
(見てくれは悪いですが…)
カレー味噌煮込みうどん、なかなか侮れません