アイルランドの旅の旅程とすこしのまとめ [アイルランド]
こんにちは。
今朝早く行われたフランスとのテストマッチは23-23の引き分けに終わり、日本はなかなかの善戦でした。私は14-35くらいで敗けかな、と予想していましたので。しかし実際は日本の守備が機能して一時はリードを奪うなど、赤と白のジャージが躍動していたように思いました。
それだけに、勝てたと思うだけに若干の悔しさは残ります。それでもこれまで9戦全敗だった国に、追いついての引き分けですからよしとしましょう。
試合終了直後、激しいブーイングが起きていました。ショックで膝をついたまま立てない選手もおり、フランスはまるで負けたような状況。世界ランク8位のフランスは格下日本(11位)相手に負けに近い引き分けで、ショックも大きかったんでしょうね。
攻めきれない弱さ、ラインアウトの獲得率など、日本にもまだまだ課題はありますが、まあ今日のところはGood
さて。
600枚近くの写真を費やした今回のアイルランドの旅の報告でしたが、今頃になって、旅程を詳らかにしておいても別にかまわんよな~と考え始めました。試合の日程とか、コークへ行った月日も明確にしているし、これまでの記事でもほぼ類推できるし・・・・ということで、今更ながらここで今回の日程についてきちんと書いておきたいと思います。はじめからそうしておけばよかったのですが、その時はそれでいいと思いましたので。
今朝早く行われたフランスとのテストマッチは23-23の引き分けに終わり、日本はなかなかの善戦でした。私は14-35くらいで敗けかな、と予想していましたので。しかし実際は日本の守備が機能して一時はリードを奪うなど、赤と白のジャージが躍動していたように思いました。
それだけに、勝てたと思うだけに若干の悔しさは残ります。それでもこれまで9戦全敗だった国に、追いついての引き分けですからよしとしましょう。
試合終了直後、激しいブーイングが起きていました。ショックで膝をついたまま立てない選手もおり、フランスはまるで負けたような状況。世界ランク8位のフランスは格下日本(11位)相手に負けに近い引き分けで、ショックも大きかったんでしょうね。
攻めきれない弱さ、ラインアウトの獲得率など、日本にもまだまだ課題はありますが、まあ今日のところはGood
さて。
600枚近くの写真を費やした今回のアイルランドの旅の報告でしたが、今頃になって、旅程を詳らかにしておいても別にかまわんよな~と考え始めました。試合の日程とか、コークへ行った月日も明確にしているし、これまでの記事でもほぼ類推できるし・・・・ということで、今更ながらここで今回の日程についてきちんと書いておきたいと思います。はじめからそうしておけばよかったのですが、その時はそれでいいと思いましたので。
まず日本出発は8月9日水曜日の夜でした。何せ飛行機の出発時刻が23:45なので余裕あり、ということで朝から出勤し定時とともに急いで帰宅。荷物は事前に造っていたので特に問題なく、さっさと入浴し、クルマに乗って19時過ぎには家を出ました。長い長い旅の始まりでした。
その後の様子は既報通り。
家を出てから約27時間かけて、悪戦苦闘の末なんとかかんとかダブリンのホテルに到着。
記事に書いたダブリンの散策は主に8/11とアイルランド戦当日の8/13午前中のお話です。ケルズの書やクライストチャーチでの着物のご夫人との邂逅は8/11の散策時の出来事。
あとは本文記載の日程。前半のダブリン宿泊は8/10~13の計4泊となります。
家を出てから約27時間かけて、悪戦苦闘の末なんとかかんとかダブリンのホテルに到着。
記事に書いたダブリンの散策は主に8/11とアイルランド戦当日の8/13午前中のお話です。ケルズの書やクライストチャーチでの着物のご夫人との邂逅は8/11の散策時の出来事。
あとは本文記載の日程。前半のダブリン宿泊は8/10~13の計4泊となります。
8月 9日(水) 出勤~帰宅後、出発(深夜便にて機内泊)
10日(木) ドバイ経由~午後遅めにダブリン着
11日(金) ダブリン散策
12日(土) 1日観光(北部ツアー)
13日(日) アイルランド戦
14日(月) コークへ移動
15日(火) コーク散策
16日(水) ダブリンへ帰還~散策、買い物
17日(木) ダン・レアリー散策&オーストラリア戦
18日(金) AM:ダブリン出発(機内泊)
19日(土) ドバイ経由~夕方、関西国際空港着
10日(木) ドバイ経由~午後遅めにダブリン着
11日(金) ダブリン散策
12日(土) 1日観光(北部ツアー)
13日(日) アイルランド戦
14日(月) コークへ移動
15日(火) コーク散策
16日(水) ダブリンへ帰還~散策、買い物
17日(木) ダン・レアリー散策&オーストラリア戦
18日(金) AM:ダブリン出発(機内泊)
19日(土) ドバイ経由~夕方、関西国際空港着
コークで2泊(8/14、15)して16日にダブリンへ帰還、さらに2泊後アイルランドを発ったのはオーストラリア戦翌日の8/18(金)でした。帰国は19日(土)夕方。翌20日の日曜日のみ家で静養し、21日には時差ボケのまま出勤という余裕があるようなないような日程となりました。
気になる会社の休みですが、ウチはメーカーなので8/12(土)~20(日)の9連休であり、かつ出国日に出勤したため、有給休暇を取得したのは8/10、11の2日で済みました。
10泊11日~ホテル8泊(ダブリン:4泊+2泊&コーク:2泊)&飛行機2泊という自分にとって過去に例のない長期に渡る大旅行であったにもかかわらずわずか2日の有休取得で済んだのは、会社の連休と試合日程と飛行機の出発時刻(23:45)がこれ以上ないくらいにうまくはまった、のが最大の要因です。
尚、出発日を8/9(水)としたのは、翌10日発でも飛行機は取れたのですが、その価格が9日発より2人で8万円(10万円だったかな?)ほど高くなるとのことだったので、価格的に有利な方を選択した次第。宿泊代を差し引いても9日発の方が得だし、現地で余裕を持って行動できる方を選びました。大型連休が近付けば近付くほど飛行機代が高くなるのは世の習い。これに従って試合日から換算するとやや早めに出発したわけですが、結果的に余裕のある旅程を組めたことでこれは大正解だったと思っています。1日として無駄のない、とても充実した旅になりました。
最後に、かかった費用のお話を。
皆さん、実はこれが一番気になっておられるのではないかと思うのですが
さすがにこれをすべて詳らかにすることは差し控えます。が、飛行機代と諸経費だけはざっとお話しておきましょう。
まず諸経費として、関西国際空港の施設使用料(約6千円)、現地税(約7千円)、航空保険料+燃油サーチャージ(約18千円)で2人で計3万円強。
そして気になる飛行機代ですが、往復で1人18万円強かかりました。2人で計36万円+α。これでざっと40万円。
これに宿泊代、H.I.Sの手数料、食事代、ビール代、各種入場料、お土産代、バスなどの運賃などが別途かかったわけです。
これらの総合計は、『3ケタには遠く及ばなかったけど片手は余裕で超えた』といったところですね。皆さんの向後の参考にしていただければ幸いです。
お盆休みのほぼすべてを使って10泊11日の海外旅行をして、これが高いか安いか、その金額を支払う価値はあったのかは個人の考え方次第ですが、これほどの経験ときわめて濃密な時間はこれまで生きてきた中でも得難いものだったことを考え合わせると、私は十二分以上に満足のゆくものだったと思っています。間違いなく行ってよかったです。本当に楽しかった。一生の思い出になりました。
皆さん、実はこれが一番気になっておられるのではないかと思うのですが
さすがにこれをすべて詳らかにすることは差し控えます。が、飛行機代と諸経費だけはざっとお話しておきましょう。
まず諸経費として、関西国際空港の施設使用料(約6千円)、現地税(約7千円)、航空保険料+燃油サーチャージ(約18千円)で2人で計3万円強。
そして気になる飛行機代ですが、往復で1人18万円強かかりました。2人で計36万円+α。これでざっと40万円。
これに宿泊代、H.I.Sの手数料、食事代、ビール代、各種入場料、お土産代、バスなどの運賃などが別途かかったわけです。
これらの総合計は、『3ケタには遠く及ばなかったけど片手は余裕で超えた』といったところですね。皆さんの向後の参考にしていただければ幸いです。
お盆休みのほぼすべてを使って10泊11日の海外旅行をして、これが高いか安いか、その金額を支払う価値はあったのかは個人の考え方次第ですが、これほどの経験ときわめて濃密な時間はこれまで生きてきた中でも得難いものだったことを考え合わせると、私は十二分以上に満足のゆくものだったと思っています。間違いなく行ってよかったです。本当に楽しかった。一生の思い出になりました。
アイルランドの旅(19) 帰国 [アイルランド]
もう3か月近くにわたって書き綴ってきたアイルランドの旅行の報告もいよいよ最終回となりました。番外編も含めて計20編、長かったな~~~(笑) 写真の整理に思いのほか時間がかかってしまいました。
皆さま、長々とお付き合いありがとうございました。あと少しだけお付き合い下さい(^^)
皆さま、長々とお付き合いありがとうございました。あと少しだけお付き合い下さい(^^)
帰国について書く前に、『ラグビー女子W杯 アイルランド2017』の最終結果を記しておきます。
優勝 ニュージーランド
準優勝 イングランド
3位 フランス
4位 アメリカ
5位 カナダ
6位 オーストラリア
7位 ウェールズ
8位 アイルランド
9位 イタリア
10位 スペイン
11位 日本
12位 香港
という結果でした。上記は順位決定戦での結果ですから、奇数順位のチームが順位決定戦で勝ったチームということになります。日本も最終の香港戦で44-5で勝っています。それでも今大会の最終成績は1勝4敗です。
プールCには、私が観戦したアイルランド、オーストラリア以外に、日本が初戦で14-72で大敗したフランスがいたのですが、そのフランスでも準決勝でイングランドに3-20で敗れ、勝ち上がったイングランドは決勝でニュージーランドに32-41で逆転負けを喫しました。優勝したニュージーランドは予選プールで香港に121-0で勝っています。
開催国アイルランドは8位、あのごつかったオーストラリアでも6位です。こうやって世界を見てみると、残念ながら日本はまだまだだと言わざるを得ません。
2年後には日本で男子のW杯が開催されますが、前回のイギリス大会で南アフリカ戦での勝利も含めて3勝したからといって、まったく安心はできません。予告しておきます。日本はかなり苦戦します。予選ブロックにはアイルランドとスコットランドがいます。メチャメチャ強いです。アイルランドはこの夏に来日して日本代表と2連戦を行いましたが、1軍半のチーム編成ながら日本代表に圧勝しました。日本代表はこれから相当な練習を積み重ねないと勝負にならないでしょう。
奮闘を期待します。ちなみに関西では花園と神戸で試合が行われる予定ですが、絶対に見に行きますよ、私は。日本代表の試合じゃなくても全然構わないので、世界のラグビーに直に触れてみたいと心底より願っています。
(個人的には神戸でのアイルランドの試合は絶対に行きたいと思っています)
さて、ラグビーも野球と同じくいろいろと数字で結果が表されるスポーツなのですが、ここでタックルの数のランキングを見てみましょう。タックルとは、簡単に言えば攻めてくる相手を止めるプレーで、ラグビーの基本中の基本のプレーです。
3位の末選手をはじめとしてジャパンの選手が4人も入っています。トップと2位はスペインの選手。あとはイタリアの選手が3人。今回の女子W杯トップ3の中ではようやく10位にフランスの選手が入っている程度。
3位の末選手をはじめとしてジャパンの選手が4人も入っています。トップと2位はスペインの選手。あとはイタリアの選手が3人。今回の女子W杯トップ3の中ではようやく10位にフランスの選手が入っている程度。
実はタックルの数が多いということは、チームという視点でいえば決して誉められることではない。これは“攻められている”ということの裏返しだからです。このランキングの中に優勝したニュージーランドや準優勝のイングランドの選手が一人も入っていないというのはそういうことです。
ちなみにスペインは10位、イタリアは9位ですからこの考察も納得いただけるかと思います。香港? おそらくタックルに行っても突破されるか振りほどかれるかで、タックルが決まらなかったのではないでしょうか。
しかし、だからと言って選手は誉められこそすれ、非難される謂れは一切ない。歯を食いしばって突っ込んでくるごっつい相手にぶつかって倒して止めるというプレイは非常な勇気を必要とするものです。そんななか、世界有数のタックラーが4人もいることは十二分に誇ることだと思います。
長くなりました。
帰国の日です。オーストラリア戦の翌日、8月18日(金)。
楽しい時間にはいつか終わりが来る。こんな涼しく過ごしやすい国から、暑熱の日本に帰らなあかん。「帰りたくな~い」と、アイルランド戦の試合後に半泣きだった選手の姉妹の子の涙を思い出しつつ、私もとうとう帰国の日です。
最後のアイリッシュ・ブレックファーストを楽しみ、荷物や買い込んだお土産をスーツケースに、できるだけ隙間がないように詰め込みます。私たちが持って行ったスーツケースは大型のものが一つだけだったので全て入るかどうか不安はありましたが、案外すんなり入りました。もちろん私の山岳部譲りのパッキングの腕があったからですが(笑)
チェックアウトを済ませ、歩いてaircoachのバス停に向かいます。歩くこと約5分、バス停は事前にその場所を把握しており、今度は迷うことはありません。
無事バスに乗り込みダブリン国際空港へ。
バスのどてっ腹から荷物を降ろし、エミレーツ航空のカウンターで手続きを行います。
この画像は・・・・これ、降りてきた場所かな、最初に。
帰国の日はホント、気力が萎えていて、あんまり写真を撮っていません。
これは手続きを終え、飛行機への搭乗を待つロビー。出国を待つ人たちで溢れています。まずは税金の払い戻しの手続きを行い、立ち並ぶ免税店で最後の買い物へ。私たちはウィスキーのお土産はここで購入。
(あかん、その写真も撮ってない・・・・)
ロビーにはこんなものが。使わずに残った現金をここへ入れてね、というヤツですね。
この時、私たちの手持ちの現金は€1.8を残すのみでした。日本円で300円にも満たないお金ですが、このお金で最後の最後に1枚¢60の絵葉書を3枚購入、これにて持っていた現金はすべて、きれいさっぱり使い切ったのでした。
余談ですが、ここにあるお店では残った現金を使用して、差し引きの残金をカードで支払うという方法もあり、友人のAさんご一家もその方法で現金を使い切っていました。
アイルランドで最後に飲むギネスビール。(これはカードでお支払い)
買い物も無事済ませ、あとは飛行機への搭乗を待つばかり。
乗るのはこれ、EK162便です。ダブリン発13:50。(黒いブツブツは窓の汚れ)
機体はBoeing 777-300ER。
いよいよ時間が来て機内へ。これでアイルランドともお別れ。
これがエコノミー席です。毛布とヘッドフォンが座席に置かれ、腰の部分には薄いクッション(枕?)。ちなみにヘッドレストは上下します。
また、往路もそうでしたが、日本人はほとんどいません。私たちの一行のみが唯一の日本人でした。
ランチの前に飲み物のサービスがあり、私は白ワインをお願いしました。隣りの紫色の小袋は塩の効いたプレッツェル。
その1時間後くらいに遅いランチが出ました。ダブリンの時間で16時頃ですから、アイリッシュ・ブレックファーストでたっぷり食べていても結構お腹は空いてましたね。空港でビールは飲んでいても、食べなかったからな~(^^;
行きのEK161便は朝食とランチが出ましたが、この便ではランチが1回のみ。出発が13:50という中途半端な時間だからでしょう。
選べたランチは、ヨーグルトソースのチキンを選択。もう一つのハンバーグは付け合せがマッシュポテトで、これは行きのEK161便で食べてましたからパス。
しかし・・・・このコメはあかん
パサパサで、日本のコメを食べ慣れている身には、生産者には大変申し訳ないのですが、無理。
上の画像の、水の左にあるチョコレートケーキ、メチャメチャ甘かったぞ。欧米の人はこんなのを食べてるんだ。そりゃあ・・・・訳だ。
この便で観た映画は「クローバーフィールド」と「チア☆ダン」。「チア☆ダン」は女の子のスポ根モノで、それなりに楽しめました これ結構おススメです。単純だけど泣けます。
「クローバーフィールド」は見ない方がいいです。私、見て後悔しました。貴重な時間を返せ
さて、ドバイ国際空港に着いたのは深夜です。現地の時間で0:25。乗機時間は7時間半でした。ここで飛行機から降りたのが・・・・なんと空港のど真ん中。ビルに横付けされた通路を歩くのではなく、タラップを下ろされてそこからバスに乗るのです。これが、私はともかく妻を痛め付けました。
何より暑い
アイルランドは20℃にも満たないカラッとした気温で、そこに10日も滞在し、移動の飛行機は寒いくらいに冷房が効いている。そこからいきなり中東の国ですよ。深夜とはいえ、おそらく気温は30℃は軽く超えていたことでしょう。さらに湿気もスゴイ。「うっわ~、何じゃこれ?」と、思わず声が出てしまいました
しばらくタラップ上でバス待ちをし、ようやく乗り込んだバスが冷房が効いていない、座席が極端に少なく立っていざるを得ない、運転が荒っぽい、やたらに曲がる・・・・このバスにたっぷり20分くらいは乗らされました。乗り物酔いしやすい妻にはとても過酷な時間で、可哀想にこれでノックアウトさせられました。私でも少々きつかったくらいですから、妻にとっては・・・・
アイルランドは20℃にも満たないカラッとした気温で、そこに10日も滞在し、移動の飛行機は寒いくらいに冷房が効いている。そこからいきなり中東の国ですよ。深夜とはいえ、おそらく気温は30℃は軽く超えていたことでしょう。さらに湿気もスゴイ。「うっわ~、何じゃこれ?」と、思わず声が出てしまいました
しばらくタラップ上でバス待ちをし、ようやく乗り込んだバスが冷房が効いていない、座席が極端に少なく立っていざるを得ない、運転が荒っぽい、やたらに曲がる・・・・このバスにたっぷり20分くらいは乗らされました。乗り物酔いしやすい妻にはとても過酷な時間で、可哀想にこれでノックアウトさせられました。私でも少々きつかったくらいですから、妻にとっては・・・・
ドバイ国際空港ではさすがに日本人が目立って増えてきました。ダブリンからドバイまでの便では日本人は私たちだけだったのにね。やはりトランジット=乗継の人が多いのでしょう。さまざまな人種の人々が行き来している。やはりドバイ国際空港は世界中の人々が旅をするために行き来している空港です。
ちなみに並んでいる人が乗る便は成田行きです。大阪行きより約1時間早く出発します。
妻のためにミネラルウォーターを購入。これ、ドバイ→ダブリン間で出た水と同じブランドですね。
あ、そうそう、私たちは普通に「ドバイ」と呼んでいますが、実は「ドゥバイ」が正解みたいです。スペルは「Dubai」ですからたしかにそうかも。
いつかの記事でコードシェア便について書きましたが、大阪まで飛ぶエミレーツ航空EK362便は日本航空のJL5090便でした。機体はやはりBoeing 777-300ER。そういえば、今回は4回飛行機に乗りましたが、すべて同じBoeing 777でした。ただし、大阪~ドバイ便で使われていた機体の方が、画面のコントローラーが新型だった分、少し新しかったと思われます。
大阪までの機内は・・・・全く眠れませんでした。ず~っと起きっぱなし ほぼ映画を観ていました。食べるか見るかの約9時間。・・・・疲れていたのと機内が明るくないのとで往路ほど写真も撮れず、機内食で撮ったのはこれ1枚のみ。真っ暗で全然わかりませんが、牛肉焼きそばでございます。
本当は明日に備えて少しでも眠っておきたかったのですが、はや時差ボケが発症していたのでしょう。焦りばかりが先に立ち、悶々としておりました。
メニューは朝食と夕食の2回出たのですがね。どっちが先に出たのか・・・・もはや記憶が曖昧(ーー) ドバイ発が深夜の3:30、関西空港着が夕方17:40でしたから・・・・ドバイの時間は日本だと8:30・・・・やはり朝食が先だったと思います。・・・・たぶん。
・・・・さしもの私も疲労がピークだったんだろうな~
観た映画は「相棒:劇場版Ⅳ」と「キングコング:髑髏島の巨神」。「破門 二人のヤクビョーガミ」は1時間ほど見たところで時間切れ・・・・続きはまだ見てません
9時間の長いフライトの後、関西国際空港に到着。・・・・もはや写真を撮る気力が、ない。
日本語の看板が妙に懐かしい。
カートに荷物を積み込み、回送してくる駐車場業者との待ち合わせ場所まで運んでクルマに積み込み、あとは家まで走るだけ。ちなみに私たちの荷物は、このカートの上にあるものと、私が背負っているリュック(コークのホテルで写しました)のみ。10日を超える旅行だったにしてはかなり少ないのではないかと思われます。
長旅、どうもお疲れさまでした。14年ぶりの海外旅行は盛りだくさんで、結構長い日々の中にもメリハリがあり本当に楽しい旅行になりました。一生忘れ得ない思い出になりました。
最後の画像は、はじめからこれに決めていました。
サクラフィフティーン!!
これからも応援していきたいと思っています。どうもありがとう。また4年後ね
サクラフィフティーン!!
これからも応援していきたいと思っています。どうもありがとう。また4年後ね
アイルランドの旅(18) 死闘オーストラリア戦 [アイルランド]
8月17日(木)。
アイルランド戦の3日後、予選プールCの日本の最終戦。この試合に4トライ以上を挙げて勝てば、他の試合の結果次第では目標のベスト8に残ることができるという大事な一戦。とはいえ相手のオーストラリアは世界ランキング7位で、同14位の日本にとって格上の相手であることは間違いない。要は、アイルランド戦の前半のように自分たちのラグビーを80分間継続してできるか、というこの1点勝負になることは私ですら予想していました。
アイルランド戦の3日後、予選プールCの日本の最終戦。この試合に4トライ以上を挙げて勝てば、他の試合の結果次第では目標のベスト8に残ることができるという大事な一戦。とはいえ相手のオーストラリアは世界ランキング7位で、同14位の日本にとって格上の相手であることは間違いない。要は、アイルランド戦の前半のように自分たちのラグビーを80分間継続してできるか、というこの1点勝負になることは私ですら予想していました。
キックオフは17時。
このチケットは、予約したチケットが結局出発までに自宅に届かず、会場にあったチケット窓口で再発行してもらったものです。前戦のように開催国との対戦ではなかったので、日本での予約時にきちんと座席指定もできました(CブロックH列 2番)。
このチケットは、予約したチケットが結局出発までに自宅に届かず、会場にあったチケット窓口で再発行してもらったものです。前戦のように開催国との対戦ではなかったので、日本での予約時にきちんと座席指定もできました(CブロックH列 2番)。
午前のダン・レアリーからダブリンに戻った妻と私は買い物を済ませ、遅れて戻ってきたAさんご家族と再合流、まずは腹ごしらえで昼食に。行ったお店はちょっと前に見つけておいた豚骨ラーメンのお店、KOKOROさん。店名のあとに「SUSHI BENTO」の文字もありますので、ラーメンだけのお店ではなかったです。
妻は寿司弁当を選択。
何でこんなに醤油が多いんだ?(醤油はかなり高価なはず…)という疑問はさておき・・・・肝心のラーメンですが、まあこれが€8も取るのか?というもの。スープはぬるいが、贔屓目に見てかろうじて最低レベルはクリアしてるか、というレベル。煮玉子は日本で食べるものと遜色なく(日本から輸入してるんじゃないか)、チャーシューはこんなものか、という感じ。
ただ麺が・・・・まあ期待したらアカンというのは十分わかっていましたが・・・・のびているのか元々なのか。給食のソフト麺というのがおそらくこんな物なのでしょう。ちなみに€8は約1,050円です。日本なら2週間ともたずに潰れていることでしょう。
あと、経営者はどうやら日本の人ではないようでした。
店に入って「日本人のスタッフはいますか?」と英語で聞いたら
「いません。私は韓国人です」という、日本語による回答が。
「日本語は話せるのか?」と聞いたら「話せません。これだけ」とのこと。
よくある「なんちゃって日本料理店」のひとつなのは間違いないようです
ラーメンはテイクアウト(アチラでは「テイク・アウェイ=Take Away」と言いました)して、先日散歩した近くの公園(St. Stephan's Green)で車座になっていただきました。
さて、取りあえずは腹もいっぱいになったことだし、バスに乗って試合会場のUCDに向かいましょう。上から2番目が乗るバスの表示。(逆光で見えん)
ダブリンで最も多い2階建てバスです。
そういえば前夜にフィッシュ&チップスと一緒に飲んだこのビール、旨かったな~
UCDに到着。
それにしても、W杯を大学のグラウンドでやる、というのが当初は信じられなかったです。それだけマイナーだということなのでしょうが・・・・ラグビー好きとしてはどうしても一抹の寂寥感を禁じ得ない(ーー)
見てもよくわからない地図。
ここがチケットを発行してもらったブースですわ。
中央広場のような場所にインフォメーションが設置されていました。その奥にはビッグスクリーンがあり、試合の模様は随時ここで中継されます。
そうそう、この脇に売店があったのですが、この日に買おうと思っていたTシャツなどは、自分のサイズが売り切れでした。こんなことなら先日のアイルランド戦のときに買っておけばよかったと歯軋りしても、後悔先に立たず・・・
今、まさしく開催中なんだなーと実感させてくれるこのスクリーン。
これはちょっと離れた駐車場ですが・・・・日本選手のバスが到着。試合中に負傷した車椅子の選手もいます。ドライバーのおっちゃん、とても気さくな人でした こんな人なら選手の気持ちも和むだろうな、きっと
グラウンドへの選手入場の直前、ご家族の方たちを撮影させていただきました 選手への応援を刻み込んだ日の丸を持つ、私たちの貴重な仲間です
さて、主将を先頭に選手入場です。頑張れ~~~
それにしても・・・・体格が全然違う 突進してくるこんな人たちにタックルをするのか・・・・一体どれほどの勇気を彼女たちは持っているのでしょうか。
スタッフも後に続きます。
入場した選手たちを追うように客席に戻りました。
これは妻と私。気合入れていくぞ~ ・・・・鯨の恨みを晴らしてくれ~
国歌斉唱。
もちろんジャパンの応援団も一緒に歌う 「君が代」がこれほど感動的なシチュエーションはなかなか、ない。自分の一生のうちに何度も味わうことのできない、貴重な貴重な時間。このためだけでも来た甲斐がありました。
そして試合中はアイルランド戦以上に応援に集中しすぎて、あまり写真が撮れていません
例の「ニッポン チャチャチャ」は何度やったことか。
試合は15-29で敗戦でした
この稿のタイトルを「死闘」としましたが、本当はもう少しマイルドなイメージの「熱闘」とか「奮闘」という言葉にしようと思っていたんですね。「激闘は」アイルランド戦で使っていましたし。でも、試合は文字通りの「死闘」でした。
ジャパンチームはケガ人続出。交代で入った選手が、その数分後には右膝の怪我で、ピッチを這うようにしてラインの外に出てそのまま担架で搬出され(のち、靭帯が切れていて全治数か月の重傷であったことが判明)、また体格に勝るオーストラリア選手に対し果敢にタックルに行って吹っ飛ばされるなど、まさに死闘と呼ぶにふさわしい局面の連続でした。
試合は、一度は15-19まで追い上げたのですが、アイルランド戦と同じくまたもやFW(フォワード)戦に持ち込まれ、体格に劣る日本はなんとか踏ん張るも徐々にゲインを突破され力尽きる、攻撃面では必死にゴール前まで迫るも、あと少しというところで反則を犯して押し戻されるという展開。・・・・悔しい悔しい敗戦でした。
しかし体格の差は今のところどうしようもない。だって相手の14番なんて、日本のフォワードの誰よりも横幅があるんですよ。あれでウィングかい?ともう呆れるしかないほどの、いかんともしがたい体格差。
試合後の記念撮影を経て
ようやく選手の顔に笑みが戻ってきました。緊張がほぐれた瞬間ですね。みんなよく頑張りました。
試合後のピッチです。「兵どもが夢のあと」という俳句の一節がぴったりくるような雰囲気。試合が終わって、スタンドのゴミ拾いをしているときについパチリ
え? そうですよ、サッカーだけでなくラグビーの試合後でもきちんとゴミ拾いをするんですよ、日本の応援団は。
その後、妻と記念撮影。他にもかなりな枚数をこの時に撮っているのですが、ガチガチのプライベートなのでご容赦(^^;
バス停からホテルへ戻る途中の夕暮れる小雨のダブリン。
自分にもっと写真の腕があれば、さらに美しく撮れていただろうに・・・・綺麗な夕暮れだったんですよ、本当に
カモメだと思うのですが・・・・妻が言うには『白いカラス』。・・・・なるほど言い得て妙。
ホテルでの夕食は、早い話がピリ辛チキンとステーキ 細いナイフに盛合わされたオニオンリングは付け合せ。たしかポテトと選択できましたが、ポテトは先日フィッシュ&チップスで胸焼けするくらいに食べましたので迷わずこっちをチョイス。口当たりはふわふわで、とても玉ネギとは思えませんでしたよ。
ステーキは・・・・レアで頼みましたが、さすがに酪農の国、相当美味しかったです たしか€22.50だったから我が家の常識からするとちょっと高価なように思えますが、旅先やんけ、まあエエがな、と普段では考えられないくらいに太っ腹(爆) 最後まで美味しい旅行を楽しみました。
次回、いよいよアイルランドの旅の最終回です。そろそろ食傷気味かと思いますが、あと少しだけお付き合いくださいませm(_ _)m
アイルランドの旅(17) ダン・レアリーでの海岸散歩 [アイルランド]
さあ、アイルランドの旅の報告も最終盤、残すところ3回となりました。ラストスパートで行きます。
8月17日(木)。アイルランド滞在もすっかり板についてきました。
この日は運命のオーストラリア戦。この試合に4トライ以上を挙げて勝てば、目標のベスト8が実現するかという大一番。試合開始は17:15ですので、ホテルからの移動時間を考えても午前中はたっぷり時間があります。
8月17日(木)。アイルランド滞在もすっかり板についてきました。
この日は運命のオーストラリア戦。この試合に4トライ以上を挙げて勝てば、目標のベスト8が実現するかという大一番。試合開始は17:15ですので、ホテルからの移動時間を考えても午前中はたっぷり時間があります。
そこで、電車に乗って海岸を散歩しに行こうということになりました
「電車」はダート(DART)と呼ばれ、ダブリンの郊外を走る近郊列車。大阪でいえば南海、阪急、東京でいえば・・・・まあ都心から海のある郊外に向けて走っている2~3路線くらいの、そんなに長くない私鉄を想像していただければ当たらずとも遠からず、と。・・・・とくれば東急が一番イメージが近いのかな?
とはいえ日本のような人口密集地域はあっという間に終わりを告げ、あれよあれよという間に「郊外」が始まるのがここダブリンでもあります。何せ人口が日本の四国くらいで面積は北海道並みの広さの国です。当然ながらちょっと走ればすぐに緑が眼につきます。のどかなもんです。そこがいいんだけれどもね
「電車」はダート(DART)と呼ばれ、ダブリンの郊外を走る近郊列車。大阪でいえば南海、阪急、東京でいえば・・・・まあ都心から海のある郊外に向けて走っている2~3路線くらいの、そんなに長くない私鉄を想像していただければ当たらずとも遠からず、と。・・・・とくれば東急が一番イメージが近いのかな?
とはいえ日本のような人口密集地域はあっという間に終わりを告げ、あれよあれよという間に「郊外」が始まるのがここダブリンでもあります。何せ人口が日本の四国くらいで面積は北海道並みの広さの国です。当然ながらちょっと走ればすぐに緑が眼につきます。のどかなもんです。そこがいいんだけれどもね
まずはホテルの窓を開けた景観。今日もいい天気だ コークへ行く前に泊まっていた部屋は道路に面していましたが、帰還後は建物が見える西向きの部屋。右の赤っぽい建物はトリニティー・カレッジ。ダブリン散策-1で書いた「ケルズの書」のある大学です。
ホテルから最寄りのピアース駅(Pearse Station)までは徒歩3分ほど。あっという間に着きました。こんな近いんだったら、もっと積極的に利用して郊外にも足を延ばすべきだったとちょっと反省です。
改札は、半透明の扉が左右に開いてそれぞれ収納される仕組み。日本とはちと違います。使い方は、見ただけでほぼ想像がつきますね。ICOCA、SUICAのような使い方のリープカードは、やはりタッチして入ります。
こっちのタテ画像は降車したダン・レアリー駅の改札。
私たちは往復切符を購入。Day Returnですので、当日のみ使用可能。€6.15。当日の往復は運賃の割引率も高いとのことです。行先はジェイムス・ジョイス・タワー(James Joyce Tower)のあるダン・レアリー(Dun Laoghaire)という駅です。切符に印刷されている駅名は、最後の「re」が省略されているようです。
ダン・レアリーの場所はココ チェックの入っている辺りです。この地図ではダブリンを中心として、上の方にダブリン空港がありますね。位置関係はこんな感じ。
が、それにしても、「Laoghaire」でどうして「レアリー」と読むのか、未だに理解できません。アイルランド語だからそう読ませるのでしょうか・・・・そういえば1日観光のときに出会った留学生の娘さんは「アイルランドの英語は訛りが強い」と言っていたので、その影響もあるのかも。いや、読みと訛りは関係ないか・・・・
これはたしか回送ですかね。何種類かの緑色が組み合わされて、実にアイルランド的(^^)
改札内の建物もそれなりのいい雰囲気があります。
さして待つこともなく、DART入線。
それにしても、先ほどの回送電車も含めて徹底的に緑色にこだわっています(^^) ここまでくれば立派 これからも是非この路線で突っ走ってほしいぞ、私は
DARTの車窓から-その1。
対岸は工業地帯?
朝の9時半頃だし、郊外に向かうとあって車内はガラガラ。
これは妻ですが、この格好、かつてpoohさんのブログで見たような・・・・(笑) あの時のpoohさんはたしか頭の上に何か乗せておられた記憶があります(^^) あ、決して狙ったわけではありませんよ。
DARTの車窓から-その2。
素晴らしい天気です なんて気持ちがいいんだろう
DARTの車窓から-その3。
脳内BGMは溝口肇 「世界の車窓から~The Theme music of "Far East"」で
約20分で目的地に到着。
イギリス・ウェールズのホーリーヘッドと行き来するフェリーが発着しているのが、ここダン・レアリー。フェリーが出ていることは案内板にもきっちり表示されていますね。下のオレンジ色の文字は、確証はないけどおそらくゲール語。
(※今さらですが、アイルランドの公用語はゲール語と英語です)
駅から外に出ると飛行機雲がお出迎え
それにしても、あんまり駅前って雰囲気じゃないな~(^^; 朝の10時前という時間が、落ち着いた雰囲気を醸し出しているのかもしれません。
海岸沿いをジェイムズ・ジョイス・タワーを目指してのんびりと散歩を開始
翌日から3日間、この町ではトライアスロン(こちらではIRONMAN=アイアンマンと表示)の大会が開催されるようで、係員たちがその準備に追われていました。EUROPEAN TOURと書かれているので、相応の大きな大会なのかもしれません(ググってみたらHPがありました。もちろん全編英語。→http://asia.ironman.com/triathlon/events/emea/ironman-70.3/dublin.aspx#axzz4tNwsUUcb)
自転車置き場(?)を背にして遊歩道を歩きます。これは振り返って
すぐ近くではSWIM用の桟橋の設置工事。ご苦労さまです。ご安全に。
それにしても気持ちのいい散歩道です。海沿いなのに風も強くなく、最高の散歩日和 これで気温は17~18℃くらいですよ。本当に、得難く素晴らしい時間を満喫しています。幸せですわ
この辺りはダブリン有数の高級住宅地だそうです。さもありなん。
速度表示はkm/h。マイルじゃないので親しみやすい。ちなみにアイルランドは、日本と同じく左車線走行の右ハンドルです。欧州では珍しい。
これは児童公園。場所柄、滑り台が船の舳先の形をしています。小さな子どもが可愛い ちなみに、私の記憶が正しければこの下をDARTが走っています。
妻の「もうちょっと買い物がしたい」との希望があって、Aさんご家族と一旦別れ、私たちはジェイムズ・ジョイス・タワーに辿り着くことなくダン・レアリー駅に引き返しました。
冒頭近くの飛行機雲の画像に写っていた建物。時間は11時過ぎになっていますね。でも、アイリッシュ・ブレックファーストは腹持ちがいいので空腹感は皆無です。
妻の「もうちょっと買い物がしたい」との希望があって、Aさんご家族と一旦別れ、私たちはジェイムズ・ジョイス・タワーに辿り着くことなくダン・レアリー駅に引き返しました。
冒頭近くの飛行機雲の画像に写っていた建物。時間は11時過ぎになっていますね。でも、アイリッシュ・ブレックファーストは腹持ちがいいので空腹感は皆無です。
これは地上駅の入り口。(ダン・レアリー駅は階段を降りた半地下にあります。駅を出た後すぐにトンネルに入るので、さっきの児童公園がDARTの上にあるわけ)
路線図を。青い丸が出発地のピアース駅で、黄色い丸がここダン・レアリー駅です。乗ったのはたったこれだけだったんだ・・・・
10分ほど待ったかな、DART入線。
ととと・・・編成が短かったので行き過ぎてしまった(^^;
車両と車両の間の扉は、日本では概ねスライド式ですが、DARTはヒンジ式でした。手前に引きます。
これは、アイルランドのナショナルスタジアムである、アヴィヴァ・スタジアム(Aviva Stadium)。カッコいいです グラウンド部には屋根がなくフルオープン。そしてランズダウン・ロード駅(Lansdowne Road Station)と直結しているのが素晴らしい まるで宇宙船のようなそのフォルムは未来的で、こんなところでラグビーの試合を見てみたい、と思わせてくれる。女子W杯もここでやってくれたら・・・・でもガラガラでしょうね、おそらく。それほどに認知度は低いです、残念ながら。男子とは比較にならないくらいに。
ちなみに、ラグビーの6か国対抗戦やサッカーのW杯予選などのビッグゲームは、ここで開催されるのが一般的みたいです。
無事ダブリンに帰り着いたら、ポテチを食べる小さなネズミからのお出迎えを受けました(^o^)
【アイルランドのあれこれ】
※今回はちょっと尾籠な話ですので、ここから先はご飯のあとの方がいいですm(_ _)m
尾籠なお話とは公衆トイレのこと。男子用です。女子用は聞いてません。
当然ですが、大人の身長に合わせて便器の位置は高いです。この画像だけではわかりにくいですが、私なんかは右端の便器が高さ的にぴったり(笑) 子供用のものがちょうどよかったです。
それと、トイレットペーパーが異様にデカい 巨大バームクーヘンか(笑)
これはダン・レアリーで撮ったものですが、1日ツアーで訪れたベルファストの公衆トイレのペーパーは、これよりもさらに大きかったんですよ 直径50cm以上はあったんじゃないか、冗談や誇張ではなく。・・・・写真、撮っときゃよかったと今にして大いに後悔しています
そして当然ながらケースもデカい。ここにペーパーが入っているとわかるまで数瞬かかりました。
あと、あまりにも強烈すぎるので写真の公開は控えますが、とあるレストランやラグビーの試合会場(観客席脇)の男子トイレでは小さい方がお流れ式でした。つまり、「個人の便器」がなく、ステンレス製の壁に向かって〇〇し、それらが下の溝を流れていくタイプ。これには苦笑するしかなかったな~(^^; おいおい、何年前のトイレやねん?と。
まあ、強烈な印象を残してくれました(爆)
アイルランドの旅(16) コークからの帰還~ダブリン散策-4 [アイルランド]
8月16日(水)。日本ではお盆休みの真っ最中。
その日、コークを朝10時発のaircoachに乗って再びダブリンに舞い戻ってきたのは13時頃。私以外のメンバーはバスの中ではぐったり熟睡状態で、乗り物の中ではなかなか眠られない私は一人悶々と時間が過ぎるのをひたすら待っていました。車窓も見ようにも、そこには妻がデンと頭を窓にもたれ掛けさせて熟睡中ではどうしようもない・・・・
ダブリン到着後は、一旦ホテルに戻って再度のチェック・イン。前に泊まった部屋とは違っており、今度の部屋は明らかに前よりも小さい。一回り、いや二回りくらいは小さかったか。まあでも、これくらいは仕方ないし、許容範囲内でもあったのでクレームを付けることもなく、その部屋に落ち着きました。どうせ寝るだけの部屋ですし、広けりゃいいってもんでもない。
これはバス停からホテルに戻るときに敢えて通ったテンプル・バー。平日の真っ昼間だというのに人が多い。
その斜向かいには薬局(Pharmacy)があり、カラーはなんと紫色。日本ではとても考えられないような色使いでとても薬局には見えないのですが、ちゃんと「TEMPLE BAR PHARMACY」と書いてあるので間違いないでしょう。この色の薬局は他所でも見かけましたので、チェーン店なのかもしれません。でないとこんな一等地に店は出せないでしょうし。
あとは適当にランダムに画像を紹介します。何れも8月16日のダブリンで様子です。
今さらですが、ダブリンで計6泊したO'Callaghan MONT CLARE HOTELの全景です。1階(こちらでは0階=G階)のガラス張りの部分が朝食会場ですね。
コークのインペリアルホテルは自分で予約しましたが、このホテルはH.I.Sで予約してもらったものでした。
コークのインペリアルホテルは自分で予約しましたが、このホテルはH.I.Sで予約してもらったものでした。
これはホテルからすぐ近くのビルなのですが、えらい人だかりができている、そして騒ぎまくっている。なんだこりゃ? パブでした。夕方、に見えますがこれで20:45くらい。みんな楽しそうです。
この日は基本的に身内のおみやげの購入に充てました。妻へのプレゼントに指輪とブーツ、二人の祖母と子どもたちにアイルランド織のマフラー(←薄手だけどめっちゃ暖かい)などなど。そして自分用のトレーナーにTシャツ。・・・・せっかくだったのだから、もっと買っておけばよかったと今は激しく後悔してます あ、女子W杯の記念キーホルダーも買ったんだけどね、試合会場で。
アイリッシュ・ウィスキーは帰りに空港の免税店で買うことにしていたのでこの時はパス。
ちなみに画像は皆無です。スミマセン。
こちらテンプル・バー付近の路上では、仮装をした人たちが盛り上がっていました。
「Take a picture,OK?」
と適当な英語で写真を撮っていいか聞くと
「OK,No problem」
ポーズまでとってくれました。ホントに陽気な人たち
「Take a picture,OK?」
と適当な英語で写真を撮っていいか聞くと
「OK,No problem」
ポーズまでとってくれました。ホントに陽気な人たち
ん? これ、どこだっけ? 帰国して1カ月以上も経つと思いだせないことも多くなる・・・(^^;
これはアレだ、AVOCAショップの2Fの裏庭だ。妻がAさんとお土産を選んでいる間、このベンチでしばし一休みの私でした。AVOCAブランドは日本にもお店があるようで、妻はアイルランド行きが実現する前からバッグを持っていました。
夕食はここです。イギリスに来れば(お隣りのアイルランドだけど)是非とも口にしたかった、悪名高きフィッシュ&チップス。行ったお店はレオ・バードック(LEO BURDOCK)さん。テンプル・バーのすぐ近くです。Traditionalです。Since 1913です。今年は2017年です。100年以上の歴史を持つお店なのです。だからなんだ、と言われればそれまでですが(笑)
お店の場所は【ココ】 地図の左上の魚マークの場所。テンプル・バーのすぐ近くです。ちなみに私たちの宿泊しているホテルは、右下のThe Oscar Wilde Houseの向かい。中央がケルズの書(Book of Kells)とスターウォーズ・ジェダイ聖堂のトリニティー・カレッジ。位置関係はそんなところです。
ビールを頼んだら、お店にはアルコールは置いていない、ソフトドリンクだけとのこと。で、ビールが飲みたいなら隣りのお店(The OLD STOREHOUSE)で買って店に持ち込んでも構わないと店員の若いお兄ちゃんが言ってます。
喜んで隣りのお店に行ってビールを2杯(もちろんPI)購入し、持ち込みました。私はラガー(LAGER)を飲んだのですが、これ、本当に美味いビールでした。ハイネケンが薄く感じるくらいにどっしりとした飲み応えで、私には好みの味でした
そしてこれが念願の名物料理、フィッシュ&チップス(Fish & Chips)。魚は鱈(タラ)かエイかが選べたようですが、どなたかが絶対に「生の鱈(Fresh Cod)」と言っていたのでそれをチョイス。値段は€11.95。これが驚くほどのデカさ
鱈のフライの下にはポテトもぎっしり敷き詰められています。妻と私はこれを二人で食べるのに青息吐息でした。ところが、これを日本の高校生くらいの少女が1人でペロリと平らげるのですから、アイルランドの人々の胃袋の巨大さたるや驚嘆に値します(°o°)
もっとも、帰宅後このお店のHPを見てみたら、そんな値段のフィッシュ&チップスはメニューになく、注文時に何やら聞かれた際に適当に「うんうん」と頷いていたので、意識しないうちに大盛りにされていたのかもしれません。2人でひとつしか注文しなかったからね。とにかく、予想以上にデカかった よく食べられたな、と今でも思います。
ここで、隣りの席に座った現地の若夫婦(?)と、身振り手振りを加えてですが話をしました。椅子に掛けていた妻のカーディガンが床に落ち、それに気付いた奥さんが拾ってくださって、それをきっかけに。
「私たちは日本からの旅行者で、女子W杯ラグビーを観に来たんだ。ところでアイルランドの人はこれを1人でひとつ食べるのか? 私たちは2人でひとつでお腹いっぱいだ」
「食べるよ。まだこれからだ。ここはスタートだよ」
「すんげえ~」
というようなたわいない会話でしたが、話せたことが嬉しかったですね。案外通じるもんだと(笑)
でも、やっぱり英語をもっと話せるようになりたいと、心底から思いました。
店内の二重の額入りのイラスト。『ウチの魚は新鮮やで』というアピールですな(笑)
お腹いっぱいで店を出ました。時刻は20:30頃。外へ出たらこの明るさで、街はまだまだ元気です。そろそろ薄暗くなり始める時刻で、21時を過ぎてようやく夜が動き出します。
アイルランド、いい国だなぁ~ホントに(^o^)
【アイルランドのあれこれ】
こちらの人は、あまり信号を守りません。老いも若きも平気で信号を無視する。はじめは、「何だ、このモラルのなさは」と驚いたものですが、それも少しの時間で納得できました。
とにかく、青信号でいる時間が短い! 例えば普通の2車線の道で青信号になって歩き始め、歩き始めたと思ったら向こう側に着くまでにもう警告音が鳴り始め、黄色信号になります。異常です。ただ、黄色信号の時間は日本より長めではあります。
これには、普段から交通法規を守るように努めている私たちも困惑。
しかし、初めは信号に忠実だった私たちも、滞在2日目くらいからは「赤信号 みんなで渡れば・・・・」になってしまいましたm(_ _)m
あと、首都ダブリンでもそんなにクルマの通行台数が多くないので「行きやすい」、という側面もあるとは思いますが。
そして、です。
この2枚の画像をご覧いただいても、もっと上の画像を見ていただいてもわかるのですが、ダブリンでは歩きスマホをしている人がいないんです。全くとは言いません。事実、上から8枚目の交差点の画像には、東洋人らしき男が歩きスマホをしているのが写り込んでいます。
それでも、タバコを吸いながら歩いている女性の方が歩きスマホの人間より多いくらいに、この国の住人たちはきちんと前を見て歩いています。日本の人もかくあってほしいと願います。
アイルランドの旅(15) コークへの小旅行~散策-3 [アイルランド]
今日、2019年に日本で行われるW杯の試合日程が決まりました。大阪と神戸で各4試合。日本代表の試合は関西ではありませんが、それでも私はアイルランド戦を含む2試合は観戦に行きたいと考えています。抽選なので当たることが前提ですが(笑)
さて。
何せ撮った写真の数が多いもので、コークでの2日目を2回に分けて紹介させていただいています。これでも結構取捨選択をしたつもりなのですが、それでも相当な枚数になっています。ブログの画像の使用領域が一気に増えてしまっています(笑)
さて、(14)ではその午前の観光と昼食の様子を書きましたが、この(15)では午後の私たちを
これは妻が見つけた街のパン屋さん。オリジナルのサンドウィッチが売られていましたが、ここに限らずサンドウィッチのお店は多々ありました。大体が、コンビニ(SPARとか)でもお客さんの注文を聞いて具材をパンにはさみまくる、というようなサンドウィッチを売っています。単純に好きなのか合理性を求めているのか、とにかくアイルランドの人たちってサンドウィッチをよく食べているみたいです。
さて。
何せ撮った写真の数が多いもので、コークでの2日目を2回に分けて紹介させていただいています。これでも結構取捨選択をしたつもりなのですが、それでも相当な枚数になっています。ブログの画像の使用領域が一気に増えてしまっています(笑)
さて、(14)ではその午前の観光と昼食の様子を書きましたが、この(15)では午後の私たちを
これは妻が見つけた街のパン屋さん。オリジナルのサンドウィッチが売られていましたが、ここに限らずサンドウィッチのお店は多々ありました。大体が、コンビニ(SPARとか)でもお客さんの注文を聞いて具材をパンにはさみまくる、というようなサンドウィッチを売っています。単純に好きなのか合理性を求めているのか、とにかくアイルランドの人たちってサンドウィッチをよく食べているみたいです。
リー川に架かる聖パトリック橋(St. Patrik Bridge)はコークのシンボル。ここで記念撮影を
おそらく私の来年の年賀状になることでしょう。
ぶらぶら歩きは続き、
アイスクリーム屋さんでひと休み。
今度は橋を渡って南のエリアへ。
え?と目を疑ったのがこのお店。なんと、『見ざる言わざる聞かざる』の猿が庇の上に置かれているのです。さらに窓にも貼られて・・・・う~ん、わからん。オーナーが東照宮に行って感動したとか?(笑)
さて午後の散策の目的地はここ、聖フィンバー大聖堂(St. Fin Barre's Cathedral)。ここは本当に圧倒的でした。どうやってこんなにきれいに整然と石を組み上げることができるのだろう。先人の知恵って私たちには計り知れないものがありますね。
もっとも私たち日本人も負けてはいません。石を組み上げることではお城の石垣も見事なもの。さらに神社仏閣などの宗教的建築物は詳しく知らないだけで、それらを目にした外国人にしてみれば今の私たちと同じような感慨、感嘆、感動を持たれるのだろうと思います。要はお互いさまということ。日本人は決して卑下する必要などなく、お互いを認め合うことが最も肝要なのだろうと感じた次第。
これは裏の方の入り口。表玄関は建物の向こう側にあります。
フランス・ゴシック様式というのだそうです。
案内板。見てもよくわかりませんが。
威風堂々(ちょっと違う?)
内部に入って見上げる。光が差し込むこの丸い紋様、外壁にありましたね。
宗教的な美の限りが尽くされているような・・・・
多彩なステンドグラス。
こういうのは日本にはないな(^^;
「聖壇」というのかな?
ぶら下がる座布団(←「クッション」が正しい?)
超巨大なパイプオルガンはアイルランド最大。
妻はここでお土産を買いました。支払ったのは私ですが
身長10cmにも満たない小柄な女の子です。何とも言えない表情で歌う彼女はとってもチャーミング 現在は我が家の本棚の上で歌ってくれています
夕食はホテル近くのイタリアン、イル・パドリーノ(IL PADRINO)で。ペンネやピザなど、前日や今日の昼食と被りましたが、まあ美味しくいただけました。初めて飲んだ(?)イタリアのビールがしょぼかったのがちょい残念
コークへの小旅行はこれでおしまい。明日8月16日(木)は、17日のオーストラリア戦に向けて朝10時のaircoachでダブリンに戻ります。
コーク・・・・思い出に残るとてもいい街でした
アイルランドが大好きになっている自分がいます。
英語が話せたらもっともっと楽しいだろうに。
2019年の日本でのW杯ではアイルランドを応援するだろうな、きっと 花園でアイルランドの試合をやってほしいと心底思います。
【追記】花園での試合は叶いませんでしたが、神戸でヨーロッパ地区1位(ルーマニアが有力らしい)との試合が決定しました。これを第1目標とします、私は。
【アイルランドのあれこれ】
コーク・・・・思い出に残るとてもいい街でした
アイルランドが大好きになっている自分がいます。
英語が話せたらもっともっと楽しいだろうに。
2019年の日本でのW杯ではアイルランドを応援するだろうな、きっと 花園でアイルランドの試合をやってほしいと心底思います。
【追記】花園での試合は叶いませんでしたが、神戸でヨーロッパ地区1位(ルーマニアが有力らしい)との試合が決定しました。これを第1目標とします、私は。
【アイルランドのあれこれ】
アイルランドの複数階の建物は、日本でいうところの1階を「0階」と数えます。表示はおおむねG。「G」はすなわち「グラウンドレベル」ということ。よって、日本の2階は1階と表示され、同じく3階はアイルランドでは2階と表されるわけです。日本人は最初は大いに戸惑い、かつ違和感を感じるところです。日本の当たり前すぎる常識がこちらでは全然意味が違っているのですから。・・・・すぐに慣れましたけど(^^;
画像はダブリンの高級百貨店、DEBENHAMS。そしてその館内のフロア案内です。
画像はダブリンの高級百貨店、DEBENHAMS。そしてその館内のフロア案内です。
アイルランドの旅(14) コークへの小旅行~散策-2 [アイルランド]
11月が目前に迫り、1日の最高気温が20℃を切る日が増えてきました。私がアイルランドに行ったのは8月中旬ですが、まさしく今の日本くらいの気温でした。この気温の中、半袖でウロウロしていたのですから、われながら私も元気でした(笑) と同時に、いかにアイルランドが冷涼な国であるかがわかると思います。
さて2017年8月15日(火)、アイルランド南部の都市、コーク滞在2日目です。
前日の雨と打って変わっておだやかな晴天 涼しい気候と相まってとても気持ちよく清々しい気分。今頃日本はうだるような暑さかと思うと、なんだか申し訳ないような・・・・。ちなみに時差は8時間、日本の方が早く進んでいます。こっちの時計が9時過ぎなので、日本は夕方の5時過ぎということになるですが、実はアイルランドはサマータイムなので、実際の日本時間は6時過ぎということになります。・・・・ええい、めんどくさい
さて2017年8月15日(火)、アイルランド南部の都市、コーク滞在2日目です。
前日の雨と打って変わっておだやかな晴天 涼しい気候と相まってとても気持ちよく清々しい気分。今頃日本はうだるような暑さかと思うと、なんだか申し訳ないような・・・・。ちなみに時差は8時間、日本の方が早く進んでいます。こっちの時計が9時過ぎなので、日本は夕方の5時過ぎということになるですが、実はアイルランドはサマータイムなので、実際の日本時間は6時過ぎということになります。・・・・ええい、めんどくさい
この日は、私の希望で、まずコーク市刑務所(CORK CITY GAOL)へ行くことに。この刑務所にはラジオ博物館なるものが併設されており、このシリーズのはじめに書いた『ひよっこ』の一節に「アイルランドにラジオ工場を作る」とかなんとかいうセリフがあったことから、何かそういうことがあるかと想像したからです。
結果的にこれがものの見事に外れてしまうわけですが・・・
そんなこんなでホテルを出てぶらぶらと歩きます。何度も書きますが、風景は本当に見ているだけで飽きない。
自分の人生で次にヨーロッパに来ることがさてあるのだろうか、と漠然と考えたりしつつ歩を進めます。少なくとも今年の4月までは、自分がヨーロッパに行くことになるなんて想像もしていませんでしたからねぇ~、ホントに。
さて、古そうな教会を眺めつつ、
ここを右折してコーク市刑務所に向かいます。坂が結構キツイ
到着。石造りの頑丈そうな建物だ。
ここで笑い話が
アイルランドでは何かと学生が優遇されることが多く、各種入場料や食事には学生料金が設定されていることが数多くあります。ご多分に漏れずここコーク市刑務所にも学生料金の設定があり、大人(Adult)より€1安くなっています。Aさんご家族には日本で学生をやっている娘さんがおり、入館料を支払う際に
「She is a japanese Student」
と告げて€1安くしてもらおうとしたら、
「OK」
と言って大きく頷いてくれたのはいいものの、何と私の妻までも学生扱いされてしまったのです 気が付いたのはクレジットカードを切って入館券をもらって中に入った後。今さら差額を支払ってもなぁ~ということで、ここはオマケをしてもらうことに勝手に決めました。
しかしまあ、妻は年齢の割りには若く見られることはまあ多い方だけど、いくらなんでも若く見られ過ぎやろ、と一同大爆笑でした(^o^)
こんなことをやって遊びつつ内部へ。・・・・顔をボカしたらまるで心霊写真みたいになってしまった(笑)
入館料に€2を追加で支払って、日本語の音声ガイドを借りました。これは正解でしたね。これがないと、ほとんどわからないところでしたから。
内部です。映画『グリーンマイル』を彷彿とさせます。いや、『ショーシャンクの空に』か。
蝋人形はけっこうリアルで、当時の囚人の扱いの凄絶さを伝えてくれました。
ここは共和主義者専用の牢屋で、内部の壁には囚人が書いた落書きがあり、それがそのまま残されていました。
看守も、遠目には人形とは思えない。
この楕円状の地面は囚人が外に出て歩いた痕跡。ぐるぐると同じところを回るしか運動の術はなかったということ。
これは全体模型。これを見て連想したのですが、奈良では少年刑務所(鑑別所?)を改造してホテルにしようという試みがあるそうです。
刑務所の上部にラジオ博物館はありました。これが全然・・・・
刑務所が閉鎖された後、その音響効果のよさに目を付けた人たちがここにラジオ局を開設し、ある期間に放送されたことがあったので、模型や古いラジオを展示する記念館をつくった、というだけのことで、私が期待した「ひよっこ」的要素は、まったく、全然、何一つ、欠片ほどもなかったのでした。
まあJFKがかつて来たことがあったそうですが、べつにどうってことはありゃあしません。
さて、気を取り直して散策再開です。
元来た道を雑談しながらぶらぶらと戻って、どこに行きましょ?
一際高い尖塔がそびえ立つ聖アン教会。わかりやすく時間はぴったり12時。
昼食を取るお店を探しつつ、手作り菓子のお店を発見し突撃。
妻は€1のレモンキャンディを購入。これは9月半ばまで家にありました(^^)
ゆったりとした坂を上り、さあ昼食はどうしましょう?
日本食のお店がありましたが、こういうところに入ってもがっかりするケースが大半なのでパス。
で、結局選んだお店は件の日本食店の並びにあったアイザックス(ISSACS)さん。「地球の歩き方」に掲載されていたお店です。「お皿にこだわらずいい材料を安く提供する」と書かれていたのですが、値段はともかく味はすこぶる付きのいいお店でした。店員さんの愛想もよく、親切で行き届いていたように思います。
昼間っから飲む気満々で、ハイネケンのPIをガッツリいかせていただきましたよ
上から、ペンネのLサイズ、カニ身のサラダ、魚のすり身のコロッケ(たっぷりのタルタルソース付き)、鶏胸肉のグリルはぶ厚く、付け合せのポテト・人参にパン。これを5人でシェアしたのですが、。もうお腹いっぱい
十分満足の昼食でした。
川沿いを歩いていると、対岸に2台並んだエアコーチ(aircoach)が見えました。右が今しがたダブリンから着いたばかりのバス、そして左がダブリンに向けてもうすぐ出発するバス・・・・明日はこれに乗ってダブリンに戻ります。今度こそは皆で一緒に乗車できるでしょう。
あとは街の風景をお楽しみください。のどかなヨーロッパの街並み・・・・癒されます。それに・・・・涼しくって、本当に気持ちいい 日本の暑さを思うと天国のようです。
【アイルランドのあれこれ】
アイルランドでは石畳の道をよく見掛けます。石と石の間には黒い充填剤(?)が埋めてあります。そしてその黒い部分に何か小さい丸いものが埋め込んであり、それはよく見るとビン等の王冠であったり、またペットボトルの蓋だったりします。一体誰がなぜ? ただのイタズラだろうとは思いますが(笑) 画像はダブリンのテンプルバー近くの道。左の街灯に女子ラグビーW杯の幟が飾ってあるのが嬉しい
アイルランドの旅(13) コークへの小旅行~散策-1 [アイルランド]
※基本的に月日をぼかしている私のブログですが、このコークの件(くだり)に関しては月日を明確にしています。これは、ぼかしたところでW杯ラグビーの試合日程からコークに行った日が容易に類推されるからです。まあたまにはいいとしましょ(笑)
8月14日(月)午後。
コークに到着後、昼食のピザとペンネを楽しんだ後、さっそくコークの街に繰り出します。
ヨーロッパの街並みに少し違和感のあるマクドナルド。でも、その色使いから街並みに配慮している様子はうかがえます。
コークの観光ポイントのひとつ、イングリッシュ・マーケット(ENGLISH MARKET -CORK-)。
ここが何ともおもしろかった 早い話が公共の市場なんですが、売っているものが欧米的。
この豊富、かつ多彩なお肉の塊り。なかなか日本ではこういう売り方はしてませんね。しかも安い この手前の牛肉の赤身のブロックなんて、左から€17.60、€11.30、€13.00。どれもたったの2,000円前後。思わず買って帰りたくなりましたが、これは無理というもの
他に豚肉も激安でした。さすがに酪農王国の面目躍如といったところです。他のものの物価はおおむね日本の2~3割増しといったところだったのですが。
こういう大きな市場にはこんなお店もありました。巻き寿司の専門です。北斎の富嶽三十六景が何とも・・・・まあこれが一般的な日本のイメージなんでしょうね。
最初、何だこりゃ?と思いましたが、ティーポットのカバーでした。買おうかと思って値札を見てビックリ
そして妻が眼を輝かせた・・・・
最初、何だこりゃ?と思いましたが、ティーポットのカバーでした。買おうかと思って値札を見てビックリ
そして妻が眼を輝かせた・・・・
私がなるほどと頷いたのがこれらチーズの豊富さ。ヨーロッパですわ、さすがに。チーズの本場そのものであり、我が国ではなかなかお目にかかれない逸品の数々なのでしょう、きっと。
八百屋さんもありましたよ。白菜があるのには、正直驚きました。また、トマトが1個€2.99かよ、バカ高いなと思っていたら、下に小さく「KILO」の表示があり、どうやらこれは1kgあたり€2.99のようでした。それなら納得。
(それにしても“BEEF TOMATOES”ってどういう意味? なにゆえ“BEEF”?)
肉、野菜とくれば次は魚。アイルランドは大西洋に面した島国であり、ここコークも港に近い街、ない訳がない。
で、ど~んと店頭を飾っていたのは深海魚、アンコウでした。
正直、アンコウを食べるのは日本人だけかと漠然と考えていたのですが、さにあらず、アイルランドの人々も口にしていたんだ。なんだかすごく親近感を持ちました(^^)
そして、ここコークのイングリッシュマーケットで、神戸から留学に来ているという高校生の一団と遭遇、関西弁でちょっとお話をしました。日本から遠く離れたヨーロッパの片隅で聴く、自分たち仲間以外の人の関西弁。いや~、何とも懐かしかった。意外過ぎる関西弁との邂逅に、彼ら彼女らも「めっちゃ安心します(^o^)」と喜んでくれましたよ それはこちらも一緒、お互いさまです。
さて、散策を再開します。
不思議なことに、散髪屋(床屋)さんがやたらと多かった(画像右手前の店)。しかも概ね€7~9くらいで安い。1,000円ちょっとです。これはおそらく、アイルランドには月に2~3回くらいは髪を切る習慣があるからじゃないでしょうか。でないとこの価格は納得できません。
和食のお店をまた発見。昼間はお弁当、夜はお寿司と麺類(Noodles)を売っているようです。
Wabisabiとはまた・・・。
スーパーで見つけたおもしろいもの。
これは蜂蜜ですが、巣の一部が入った豪快な一品
そしてヤクルト発見~
7本入りで€3.65でした。ざっと500円 1本70円はさてどうでしょう
【アイルランドのあれこれ】
天気はあいにくの小雨。でも、こちらの方々はあまり傘は差しません。少々の雨ならフード被る等などでしのぎます。降る雨粒は小さく微細で、そして長続きしない。時折強く降っても、どこかで雨宿りをしていれば比較的すぐに小降りになるか、止みます。すぐ止むし、そんなに濡れないのならわざわざ差さんでもいいか、そんな感じです。
アイルランドの旅(12) コークへの小旅行~移動とホテル [アイルランド]
今日は朝7時から倒壊したダテ足の修復を、小雨の中おこなってきました。無事完了し、先ほど帰宅。台風21号が接近、明後日には近畿地方に最接近するようですが、掛けた稲束は・・・・・大丈夫でしょう。そう信じます。
さてアイルランドのお話。どうも(19)まで続きそうです。そろそろ飽きてきていますね(^^;
8月13日のアイルランド戦を終えると、次の17日のオーストラリア戦まで中3日のインターバルが入ります。同行のAさんご家族とも相談の結果、
「そのままダブリンに残ってもいいけど、せっかくアイルランドまで行くんだから一つの都市だけにいるのはもったいない、この3日間を使って別の都市に小旅行に行こう」
ということになりました。大旅行の中の小旅行、幸いダブリンでの滞在先であるO'Callaghan MONT CLARE HOTELで大きな荷物(=スーツケース)は預かってくれるとH.I.Sで確認も取れました。
さてアイルランドのお話。どうも(19)まで続きそうです。そろそろ飽きてきていますね(^^;
8月13日のアイルランド戦を終えると、次の17日のオーストラリア戦まで中3日のインターバルが入ります。同行のAさんご家族とも相談の結果、
「そのままダブリンに残ってもいいけど、せっかくアイルランドまで行くんだから一つの都市だけにいるのはもったいない、この3日間を使って別の都市に小旅行に行こう」
ということになりました。大旅行の中の小旅行、幸いダブリンでの滞在先であるO'Callaghan MONT CLARE HOTELで大きな荷物(=スーツケース)は預かってくれるとH.I.Sで確認も取れました。
となると、どこへ行くかです。「地球の歩き方」を読み込み、その結果選んだ小旅行先は、ダブリンからバスで3時間ほどの南部の中心都市、コーク(Cork)。先にアイルランドの面積は北海道と同じくらいと紹介しましたが、その比較でいうと、ダブリンを札幌とするならコークは函館のような、そんなイメージ。2005年には欧州文化都市(European Capital of Culture)に選出され、街並みの化粧直しが行われたとのことです。
ちなみにコークは海に近い川沿いの都市ですが、そこから数km下ったところにある小さな港町をコーヴ(※Cobh)といい、かのタイタニック号の最後の寄港地として知る人ぞ知る街です。つまりジャックはここからタイタニック号に乗ったということになりますね。
ちなみにコークは海に近い川沿いの都市ですが、そこから数km下ったところにある小さな港町をコーヴ(※Cobh)といい、かのタイタニック号の最後の寄港地として知る人ぞ知る街です。つまりジャックはここからタイタニック号に乗ったということになりますね。
※Cobhはアイルランド語で、英語ではCoveといいます。日本語で「入江」という意味。1849年、ビクトリア女王が初めてアイルランドを訪れた際に着いたのが実はこのコーヴでした。それ以来クイーンズタウン(Queenstown)という名前に改名されましたが、1920年にイギリスから独立した際、元のコーヴに戻したという歴史があります。タイタニック号が遭難したのは1912年ですから、当時はクイーンズタウンという地名だったことになりますね。
さて、薀蓄はここまでにしておいて、8/14(月)の朝、ダブリンを発ってコークへバス(空港から乗ったaircoach)で向かいます。というと簡単に行けたようですが、実は相当苦労しました
まず「地球の歩き方」に書かれていたバス停の場所が違っている。それがわかったのは、変更前のバス停近くにあった売店でチケットを買った際。それすら、たまたま見掛けた売店に「エアコーチのチケットの販売店ですよ」という看板がかかっているのを発見したから買えたようなもので、これに気付かなかったらエライ目に遭う所でした(後述します)。で、その販売店で往復チケットを買った際、店員さんが
「乗り場はここと違う。そこの交差点を左に曲がった所」
と教えてくれて、初めてバス停の位置が変わっていたことを知ったのでした。
ところが苦難はここでは終わらない。そのバス停も、それを示す看板が見つからず、ようやく人に尋ねて教えてもらいわかった次第。看板が小さくて、あれは見つからんわ、ホント
苦闘はまだ続きます。予定時間から数分遅れて到着したバスはすでにほぼ満席状態。これはダブリン空港が出発地だから。不安になりつつもやっと乗れるか、と思ったんだけど、まだ乗れない。なぜならオンライン予約の人が優先だったのです。これはヤバイんとちゃうか・・・・じりじりしながら待つこと数分、ようやく前売り券を持っている人の案内が始まりました。私たちはこれに該当、つまりちょっと前に売店でチケットを買っておかなければ、これにすら乗れず、「積み残し」という憂き目に遭っていたということになります。あの売店で看板を見掛けたのは本当にラッキーでした
ところが、まだ神様は許してくれない。
私たち夫婦は何とか乗り込んで離れ離れながらも席を確保できたのですが、この時点で残りの席数が2。されど同行のAさんご家族は3人・・・・・結果、Aさんご家族は次の便(1時間後)で来ることになり、降りたところで待ち合わせ、ということになったのでした
私たち夫婦は何とか乗り込んで離れ離れながらも席を確保できたのですが、この時点で残りの席数が2。されど同行のAさんご家族は3人・・・・・結果、Aさんご家族は次の便(1時間後)で来ることになり、降りたところで待ち合わせ、ということになったのでした
折りからの大雨の中、バスはノンストップで高速道路をひた走り、ぴったり3時間後に雨のコークに無事到着。(バスにはトイレが設置されていたのでノンストップでも大丈夫)
ここは街を流れる川沿いにあったコークのバス停(Bus Stop)。ダブリンでバス停場所変更の情報を知らなかった私は、運転手さんにすぐ聞きました、ダブリン行きのバス停(Pick Up Stop)はここでいいか?と。→もちろん英語だよ(笑)
運転手さんは懇切丁寧に、ゆっくりとした喋り方で
「ここでOK。時間は毎時0分発で夜中でも運行しているよ」
と教えてくれました。なんとか理解できた自分に小さく拍手(^o^)
ここは街を流れる川沿いにあったコークのバス停(Bus Stop)。ダブリンでバス停場所変更の情報を知らなかった私は、運転手さんにすぐ聞きました、ダブリン行きのバス停(Pick Up Stop)はここでいいか?と。→もちろん英語だよ(笑)
運転手さんは懇切丁寧に、ゆっくりとした喋り方で
「ここでOK。時間は毎時0分発で夜中でも運行しているよ」
と教えてくれました。なんとか理解できた自分に小さく拍手(^o^)
さて、雨の中1時間もここでAさんご家族を待っているのも忍びない。というわけで、先にホテルに行ってチェックインをすることにしました。地図を見ると、ホテルまで幸い15分程度の歩きで済みそうな感じ。
※実はコークに来るまで、バスがどこに着くか、またどこから出るか分からなかったのです。地図を見ると街のほぼ中心に「バスセンター」があったからおそらくそこだろうという予想はありましたが。でも実際は違っていましたし・・・・まあ行ったら行ったで何とかなるだろうという、能天気な側面は多分にありました(笑)
それでですね、コークで泊まったホテルは・・・・
THE IMPERIAL HOTEL CORK!
IMPERIAL HOTEL、帝国ホテルです、おかーさん
何とまあ~贅沢なことなんでしょ
と言いたいところなのですが、実は案外お安く泊まれたんですよね。Booking.Comで予約をしたのですが、素泊まりで1泊/人:1万円はしませんでした。2泊2人で支払ったお金は€295でしたから。これであの贅沢感はなかなか・・・・
と言いたいところなのですが、実は案外お安く泊まれたんですよね。Booking.Comで予約をしたのですが、素泊まりで1泊/人:1万円はしませんでした。2泊2人で支払ったお金は€295でしたから。これであの贅沢感はなかなか・・・・
15時にはなっていなかったのですが、無事チェックインの手続きを行い、部屋に入れてもらうことができました。これはラッキーでしたね 妻がゆっくり休憩できましたから。
部屋に入ったらこんな感じ。
あと、これは感覚的なものかもしれませんが、天井が高いのです 日本のホテルなどと比べると、1m近くは高い感じがしました。ダブリンのホテルと比べても数十cmは高かったと思われます。
振り返ると・・・・(荷物を置いたままだけど。あ、これで持ってきた荷物のすべてです)
左側にバス&トイレ&洗面台。アメニティは可愛い?
半分ガラス扉が付いたバス。熱めの湯を溜めて寝転んだら気持ちよかった~ そのまま寝てしまいそうになりました(笑) あかんあかん・・・(^^;
室内は別置きのクローゼットにテーブル、テレビ、コーヒーメーカー。
奥の窓際の丸テーブルには水が1本と炭酸水が2本。瓶じゃなかったら持って帰るんだけど・・・・炭酸水なんてもともと飲む習慣がないもんだから、結局手を付けずじまい。
一見ダブルに見える奥の大きい方のベッドですが、これはシングルをふたつ並べたもので、分ければトリプルのお部屋として使うことができます。このベッド、固くもなく柔らかくもなく、実に心地好い反発性のベッドで寝心地もよかったです
このしっかりとした造りのベッドは寝面が高かった。私のリュックの高さとの比高からもお分かりいただけるかと思います。
その妻を部屋に残し、Aさんご家族を迎えるべく、雨の中をまたバス停に取って返しました。
1時間遅れで彼らと無事合流したのが14時頃。そこからホテルに行き、しかし彼らの部屋はまだ準備ができておらず、結局荷物は私たちの部屋に残して遅い昼ご飯を食べに行くことにしました。
行ったお店は、「地球の歩き方」にも載っていたピザ屋さんアンクル・ピート(UNCLE PETE'S)。ピートおじさんっていう意味ですね。
懐かしい映画のポスターがありますな~、お、あれはラクエル・ウェルチの『恐竜100万年』 『風と共に去りぬ』やアル・パチーノの『セルピコ』もあるぞ きっとピートおじさんは映画が大好きだったんでしょうね
懐かしい映画のポスターがありますな~、お、あれはラクエル・ウェルチの『恐竜100万年』 『風と共に去りぬ』やアル・パチーノの『セルピコ』もあるぞ きっとピートおじさんは映画が大好きだったんでしょうね
冷えたビールを美味しくいただき・・・(上:アイルランド製赤ビール 下:ドイツ製ピルスナー?)
空きっ腹もあってか、このピザとパスタが実に美味かった これはチーズの美味しさなんだろうな、と思います。もう、ホントにチーズの種類が豊富だし、当然味もいいですからね
上から、スパゲティ・ボロネーゼ&アメリカンピザ&シェフにお任せピザ。
さて、散策の様子は次回に書くとして、最後にこの日の夕食を。
UNCLE PETE'Sでの昼食が15時を過ぎていたこともあって、なかなかお腹が減らない。
さすがに20時も過ぎてそろそろ食べておこうかと話し合って入ったお店がこのウッドフォード・ボーン(WOODFORD. BOURNE)。で、FOOD MENUを頼んだところ、何と食事は20時で終了したとのこと。これはアカン、とりあえずビールだけを飲んで店を後にしました。
で、結局食べた夕食はバーガーキング(笑) これまたパティが肉厚で食べ応え十分でした。・・・・それにしてもせっかく遠くアイルランドまで来て晩飯がハンバーガーかよ(^o^) ま、これも個人海外旅行の醍醐味と前向きに捉えましょう。
次回はコークの散策の様子などを。
アイルランドの旅(番外編) 私が見た愛蘭のクルマ事情 [アイルランド]
昨日、本日と2日間、雨の中稲刈りを終えました。昨日土曜日は小雨がぱらつきながらも何とか天気は持って作業を終えたのですが、夜半の雨で刈り倒した稲は水がかかっている状態。いつものように稲をダテ掛けする際はその水滴が滴り落ちる。当然カッパを着て作業しましたが、汗と雨で下着はビショビショ 近年稀に見る悪コンディションの中の稲刈りとなりました まあ一応無事終了しましたが、足ははや筋肉痛で明日の仕事がつらいです。
さて、アイルランドのお話の続きです。
当初このお話は【アイルランドのあれこれ】で書こうと思っていたのですが、調子に乗って書き進めていたら結構な文字数になってしまったので、番外編として独立させることにした次第です。
ただ、クルマに興味のない人には「それがどうした?」的な全~然おもしろくない話ではあります。
ちなみにタイトルにある「愛蘭」とは、「あいるらんど」を変換したら出てきた漢字。
・・・・・・・・・
さて、アイルランドのお話の続きです。
当初このお話は【アイルランドのあれこれ】で書こうと思っていたのですが、調子に乗って書き進めていたら結構な文字数になってしまったので、番外編として独立させることにした次第です。
ただ、クルマに興味のない人には「それがどうした?」的な全~然おもしろくない話ではあります。
ちなみにタイトルにある「愛蘭」とは、「あいるらんど」を変換したら出てきた漢字。
・・・・・・・・・
では番外編です。
私は結構クルマ好きですので、今回、アイルランドではどんなクルマが街を走っているのか、とても興味がありました。同国には自動車メーカーがなく、どうしても輸入に頼らざるを得ないのですが、それならどの国のメーカーが多いのか。またどんな車種が好まれ国民に選ばれているのか。
私は結構クルマ好きですので、今回、アイルランドではどんなクルマが街を走っているのか、とても興味がありました。同国には自動車メーカーがなく、どうしても輸入に頼らざるを得ないのですが、それならどの国のメーカーが多いのか。またどんな車種が好まれ国民に選ばれているのか。
まずその答えですが、自分の眼で見た感覚でいえば、ひいき目も多少入っているとは思いますが、日本車が一番多く乗られているように感じました。割合でいえば30~35%くらいかな? メーカー別では、やはりトヨタ、日産、ホンダ、そしてマツダといったところですね。スズキ、SUBARUは走ってはいるもののごく少数派。
車種でいえば、これは間違いなく日産・キャシュカイというクルマが最も多かったと思います。今の日本では、サイズは多少違うものの「エクストレイル」として売られています。かつては「デュアリス」で売られていましたが、そのデュアリスの消滅とともにエクストレイルに置き変わったようです。
(※クルマの画像は、すべてネット上から探してきたものです)
車種でいえば、これは間違いなく日産・キャシュカイというクルマが最も多かったと思います。今の日本では、サイズは多少違うものの「エクストレイル」として売られています。かつては「デュアリス」で売られていましたが、そのデュアリスの消滅とともにエクストレイルに置き変わったようです。
(※クルマの画像は、すべてネット上から探してきたものです)
とはいえ、日本のエクストレイルが2リットルガソリン1本なのに対し、キャシュカイはガソリン:1.2リットル、1.6リットルおよびディーゼル:1.5リットル、1.6リットルと細かく分類されており、日本と燃料代の高い欧州向けとでは差別化が図られているようです。これだけ選択肢が広ければ、自分に合う1台も見つけやすいことでしょう。
アイルランドではちょうどモデルチェンジ直後らしく、街には「New Model」と書かれた大きな看板も目立っていました。この車、イギリスの工場で作られています。自国に近い所で作られている安心感もあるのだと思われます。
アイルランドではちょうどモデルチェンジ直後らしく、街には「New Model」と書かれた大きな看板も目立っていました。この車、イギリスの工場で作られています。自国に近い所で作られている安心感もあるのだと思われます。
一方トヨタで目立ったクルマは
1.アベンシス
2.ヤリス(日本名:ヴィッツ)
3.カローラ
4.プリウス
1.アベンシス
2.ヤリス(日本名:ヴィッツ)
3.カローラ
4.プリウス
アベンシスは流石にトヨタがヨーロッパ向けに造っただけあって、よく走っていましたね。街にも溶け込んでいました。残念ながら日本ではあまり見かけませんが、少なくとも横浜で1台間違いなく走っているのは確認されています
あとカローラが、日本では大衆車という位置付けながら、こちら欧州では一転してすごくスタイリッシュな感じに見えました。特にライト回りがそうで、LEDが多用されていて高級感もありなかなかカッコよかったです。日本とは車格が全然違うと思われます。これもトヨタの売り方、マーケティングの巧みさなのでしょうか。
ホンダは、さすがに英国生産車のシビックが多い。日本ではほとんど絶滅状態なのに、こちらでは根強い人気があるようです。少数派ではCR-V、アコードか。
マツダは、Mazda 6(→アテンザ)とMazda 3(→アクセラ)、それにMazda 2(→デミオ)。特にMazda 6の流麗なデザインはヨーロッパの街並みに実によく似合い、石畳の道にも映えていて素直にカッコいいと思えました。個人的にはあのフロントグリルがどうしても好きにはなれないのですが・・・・それさえなければ、マイカーとしての選択肢に入るほど私は好きです。画像はMazda 6。
欧州車では、BMW、ベンツ、それとアウディ、フォルクスワーゲンという有名どころ。特にBMWとベンツは、比較的廉価なグレードが多かったと思います。
アメリカ車はほとんどフォードのセダンのみ。
韓国車は現代とキアですが少数派。特に現代のクルマはボディラインがMazda 6(アテンザ)にそっくり どっちが先かは知りませんが、それにしても・・・・
アイルランドでのガソリンの販売価格は、€1.24~1.26/リットルくらいでした。私たち日本人はちょうど今のガソリン価格と同じくらいなのでそのまま円と同じようについ感じてしまいますが、当然ながら単位はユーロ。つまり、円に換算するとこの3割増しくらいなのですね。ざっと160~165円/リットル。高いです。この国の国民の収入がどれくらいか知りませんが、そりゃあ燃費のいいクルマが欲しくなると思います。
なるほど日本車が多いと感じられるのは、このあたりに理由があるのではないかな~と考えた次第です。
アイルランドの旅(11) 激闘アイルランド戦 [アイルランド]
私のブログではラグビー関連の記事はまったく人気がないのですが(^^;、そんなことは関係なく、これだけは絶対に書いておかなければなりません。なぜならこの日のために遠くアイルランドまで来たのですから。
その日本代表の試合の日がやってきました。今日は開催国アイルランドとの一戦です。完全アウェイです。気合も入ろうというもんです。いろんな呼び方をしますが、日本=日本代表=ジャパン=JAPAN=サクラフィフティーン、すべて同じ意味ですので。念のため。
午後、試合会場であるUCD(UNIVERSITY COLLEGE DUBLIN)に向かいます。乗車したバスは当然ながら2F建てですが、子供のように最前列を確保しました(笑)
さすがに眺めがい しかし背の高いバスの天井は街路樹と接触のし通しで、始終ガシャガシャ鳴っています。いいのか、こんなんで?と不安に感じつつも約30分の乗車でUCDに到着。
2階最前列からの眺め。住宅には複数の煙突があります。
UCDはその名の通り大学です。大学のグラウンドでラグビーのワールドカップ? はじめはすごく違和感がありましたが、女子だから仕方ないのでしょう。まだまだ集客力はとても男子には及ばない。スタジアムを使っても、それを埋めるほどの集客はとても見込めないと判断されたのだと思われます。
そういえば日本の女子サッカーも、W杯で優勝しなければあんなに脚光を浴びることはなかったでしょう。
いかにも大学といった建物を眺めながら、グラウンドに向かいます。
インフォメーションを囲んだ広場は騒然としつつ、世界の国が集まる国際試合の雰囲気を楽しんでいる感じ。ただやはり緑の服を着た人が多いです。緑はアイルランドの国の色。
ちょうど現地の日本人会の子供たちが太鼓の演奏を披露していました。おおっ、履いているのは地下足袋じゃないか
そこからまたしばらく歩いて、いよいよ試合会場。この画像の右側がそうです。照明設備もあります。
キターッ!!
青い芝生を見ると、もうそれだけでテンションMAX、興奮する私
外国人ばっか・・・・(^^;
私たちが座ったのはこの柵の向こうの仮設スタンド。
この日の試合とオーストラリア戦は、GWだったかな、一応日本でチケットを予約していました。女子W杯のHPからチケットマスター(ticketmaster)という海外のサイトにアクセスして・・・・もう必死でしたよ。当然日本語表記なんてないし必死で英語を解読しながら何とか予約でき、無事チケットも日本に送られてきていました。
ちなみにこのチケット、日本のようにもぎるのではなく、ゲート通過の証明として、このように裏にシールを貼られます。
「IRFU」はアイルランド・ラグビー・フットボール協会の意味。IRELAND RUGBY FOOTBALL UNION?と考えて調べてみたら、IRISH RUGBY FOOTBALL UNIONでした。惜しい)
予約できたのは北側ゴールポストの裏側(North Terrace STANDING)。開催国との試合だし若干タイミングが遅れたこともありましたので、こればかりは仕方ない。逆によく取れた方だと半ば諦めていたのですが・・・・。
しかし神は見捨てない。結局座ったのはこのシート。まあこれもちゃんとした事情があってのことですから・・・・決してズルをしたわけではありませんので。
唐突ですが皆さん、ちょっと手のひらを広げてみてください。そしてその小指の先っぽを見てみてください。私たちJAPANの応援団は、この試合会場においてはそれくらいの人数・勢力でしかありませんでした。残りの圧倒的大部分は自国アイルランドの応援団でした。芝生の緑と相まってもう緑一色。役満かっての
その、数は少なくとも心強い赤と白の応援団の面々です。本当は顔をぼかしたくはなかったのですが、これは一応お約束ですので。
そうそう、先日クライストチャーチ大聖堂でお会いした着物の女性(アイルランドの旅(7)で紹介)。無事再会できましたよ やはり今日も着物をお召しでした。上の画像に写っておられます。家紋の位置に日の丸を入れられてね。カッコいいな、とても
ちなみに妻と私。持っている日の丸、これは実はバスタオルなんです。今治製。
選手入場。
選手入場後の国歌斉唱は素晴らしかった。日本から遠く離れた冷涼な国で聴き、歌う『君が代』は本当に感動的でした。こればかりは、その場にいなければ絶対にわからない、とても特殊な感情。起立し、着ている日本代表ジャージの左袖の日の丸を右手で握りしめ、周りの日本人とともに大声で『君が代』を歌いました。
・・・・国歌を歌って涙を流したのは、これが初めてだったと思います。この気持ちを味わうことができただけでも、アイルランドまで来た甲斐があったと思います。
そしてアイルランドの人々は、『君が代』が流れている間、同じように起立してくれていました。アイルランドの国歌が流れている間、私たちも起立していました。お互いの国歌を尊重するという、きわめて当たり前のことがそこでは行われていました。
しかし、残念なことに世界には『君が代』にブーイングを浴びせる輩(ヤカラ)がいます。自分たちが世界に恥を曝していることになぜ気が付かないのでしょうか。ヨーロッパの小さな国に来て、当たり前のことをして、なんだか彼らの下品さが哀しくなりました。
ちなみにアイルランドの国歌って初めて聴いたけど、なかなかいい曲でしたよ 私は好きになりました。
『兵士の歌』。アイルランド語名:Amhrán na bhFiann(アラウーン・ナヴィーアン)、英語名:Soldier's
・・・・国歌を歌って涙を流したのは、これが初めてだったと思います。この気持ちを味わうことができただけでも、アイルランドまで来た甲斐があったと思います。
そしてアイルランドの人々は、『君が代』が流れている間、同じように起立してくれていました。アイルランドの国歌が流れている間、私たちも起立していました。お互いの国歌を尊重するという、きわめて当たり前のことがそこでは行われていました。
しかし、残念なことに世界には『君が代』にブーイングを浴びせる輩(ヤカラ)がいます。自分たちが世界に恥を曝していることになぜ気が付かないのでしょうか。ヨーロッパの小さな国に来て、当たり前のことをして、なんだか彼らの下品さが哀しくなりました。
ちなみにアイルランドの国歌って初めて聴いたけど、なかなかいい曲でしたよ 私は好きになりました。
『兵士の歌』。アイルランド語名:Amhrán na bhFiann(アラウーン・ナヴィーアン)、英語名:Soldier's
Song(ソルジャーズ・ソング)といいます→http://anthem.cool-navi.info/europe/ireland.html
試合開始。
相手のフォワードの選手のデカさがこの画像でお分かりいただけるでしょうか。フォワードの選手の背番号は1~8です。それに比べると日本人選手はどうしても小さく見える。
前半終了直前ですが、日本が14-0でアイルランをドリードするという願ってもない展開。しかもFWで圧倒するという嘘のような状況。アイルランド相手にスクラムで押しまくって認定トライを奪うなんて誰が予想する?
「行けるかもしれない」・・・・もうこの時点で私の涙腺は崩壊寸前
他の応援団の方からは「○○さん、まだ早いって」とたしなめられる始末(笑)
「行けるかもしれない」・・・・もうこの時点で私の涙腺は崩壊寸前
他の応援団の方からは「○○さん、まだ早いって」とたしなめられる始末(笑)
ただしかし審判の笛は明らかにアイルランドに有利で、例えば普通はイエローか、悪くすればレッドカードが出るくらいのハイタックル(首から上への危険なタックル)が、TVO(ビデオ判定)をしてもただのファウルとしか取られない、または日本がゴール前まで攻め込んでもうちょっとでトライ、というところでノット・リリース・ザ・ボール(タックルされてもボールを離さない)という反則を連続して取られるなど、こちらには不利な判定ばかりが出ていたように思われました。まあこれがアウェイの洗礼と言われてしまえばそれまでなんですが・・・・
ハーフタイム。興奮も冷めやらぬ中、トイレに行ったら当然赤と白の縞模様のジャージを着た日本人と会う。
「こんにちは」とあいさつをし、うんうんと頷きあって、もう抱擁せんばかりです。もんのすごい、強烈な仲間意識 そりゃあ普通の日本人ならなかなか行こうとしない、行く機会のない国ですからね。
後半開始。
あと6mの絶好の位置でのスローイン。
突っ込むフォワード ブレるカメラ
しかしこの直後、ノット・リリース・ザ・ボールの反則を取られ、チャンスは潰えたのでした
アイルランドは後半からフォワードを、よりごっつい選手に替えて(代えて)きていました。どうです、この16番。こんなのがボール抱えて突っ込んでくるんだぜ・・・・大の大人でも吹っ飛ばされるよ。
これが潮目を完全に変えてしまった。後半アイルランドはゴリゴリのFW勝負に持ち込み、体格に劣る日本を押し返します。徐々に圧倒されてゆくフォワード。日本は低く粘り強いタックルで応戦するものの体格の差は如何ともし難く、体力を削られ同点、やがて逆転されてしまいます。
14-24
これが最終スコアでした。
選手は本当によく頑張った。選手の集中力は素晴らしかった。当然だけど、試合中は私たち応援団を誰一人見向きもしない。もちろん我々もそんなことはこれっぽっちも求めない。試合が終わって応援団の前に整列、応援のお礼をした後、はじめて選手の顔に安堵の笑顔が浮かびます。親の顔を見つけて思わず手を振る選手の顔は実にすがすがしく、そして美しく思いました。
試合後のインタビューを受ける主将の齊藤選手。日本語がグラウンドに流れた瞬間でしたが、全然聞こえませんでした。残念。
この後は試合の余韻に浸る時間が続きました。選手のご家族(翌日帰国されるとのことで、「帰りたくなぁーい」と半泣き状態)との記念撮影。
試合後、ダブリン市街地へ戻り、日本居酒屋YAMAMORIさんでお食事。いかにも~な日本の看板が飾られていました。店内はとても暗く、写真はどれも撃沈。ちなみにこのお店、オーナーがアイルランド人で店長は日本人の方でした。
そうそう、ひとつ大事なことを書くのを忘れていました。
これは試合が終わった興奮、というか無念の思いがまだ冷めやらぬ時間のこと。帰路に付くアイルランド人の若い女性がいきなり私に
「Gift」
と言って、アイルランドの応援旗をくれました。
( 帰国後、自宅のクローゼットの前に吊るして撮影し、それを横にした画像。結構デカい)
「to me?」
と言いつつも呆気にとられる私。
「Gift」
と言って、アイルランドの応援旗をくれました。
( 帰国後、自宅のクローゼットの前に吊るして撮影し、それを横にした画像。結構デカい)
「to me?」
と言いつつも呆気にとられる私。
「Yes」
と彼女。断る理由もないので、
「Thank You~ 」
とありがたく頂戴しました。
なぜ彼女が、20人にも満たないとはいえ日本人応援団の中で私を選んでくれたのかは滞在中も現在も謎のままです。
ただ、ラグビーの場合は試合が終わることを「ゲームセット」ではなく、「ノーサイド(No Side)」といいます。「試合が終われば敵も味方もなし」。これはラグビーの精神そのものを表す言葉です。
今回のアイルランド戦もそういう雰囲気が濃厚にありましたし、アイルランド、日本の応援団も互いにニコニコしながら「ナイスゲーム」と互いの健闘を称えあっていました。そういうとてもいい雰囲気がそうさせたのかもしれない、と考えたりもしています。
2年後の2019年9月には日本で男子のW杯が行われます。もちろんアイルランドも来ます。しかも日本と同じプールですから、すでに対戦することは決定済み。ただし、会場のキャパシティの問題で日本代表の試合が関西地区(花園と神戸)で行われないことは決まっているようです。
となるとアイルランドの予選の試合が関西地区で行われることもあり得るわけで、そうなればその試合にはこの応援旗を持って是非駆けつけたいと考えています。旗の恩返し?
「YOU'LL NEVER BEAT THE IRISH」
直訳すれば
「あなたはアイルランド人を決して叩きません」
適当に意訳すると
「何ぴとたりともアイルランド人を打ち負かせない」
「アイルランド人は絶対に負けへんでぇ~」
というような感じでしょうか。かなり強引ですが(^^;
【オマケ】
これはアイルランド戦を伝えた産経新聞の記事です。8月15日付おそらく全国版。
読まれた方、いらっしゃるかな~?
と彼女。断る理由もないので、
「Thank You~ 」
とありがたく頂戴しました。
なぜ彼女が、20人にも満たないとはいえ日本人応援団の中で私を選んでくれたのかは滞在中も現在も謎のままです。
ただ、ラグビーの場合は試合が終わることを「ゲームセット」ではなく、「ノーサイド(No Side)」といいます。「試合が終われば敵も味方もなし」。これはラグビーの精神そのものを表す言葉です。
今回のアイルランド戦もそういう雰囲気が濃厚にありましたし、アイルランド、日本の応援団も互いにニコニコしながら「ナイスゲーム」と互いの健闘を称えあっていました。そういうとてもいい雰囲気がそうさせたのかもしれない、と考えたりもしています。
2年後の2019年9月には日本で男子のW杯が行われます。もちろんアイルランドも来ます。しかも日本と同じプールですから、すでに対戦することは決定済み。ただし、会場のキャパシティの問題で日本代表の試合が関西地区(花園と神戸)で行われないことは決まっているようです。
となるとアイルランドの予選の試合が関西地区で行われることもあり得るわけで、そうなればその試合にはこの応援旗を持って是非駆けつけたいと考えています。旗の恩返し?
「YOU'LL NEVER BEAT THE IRISH」
直訳すれば
「あなたはアイルランド人を決して叩きません」
適当に意訳すると
「何ぴとたりともアイルランド人を打ち負かせない」
「アイルランド人は絶対に負けへんでぇ~」
というような感じでしょうか。かなり強引ですが(^^;
【オマケ】
これはアイルランド戦を伝えた産経新聞の記事です。8月15日付おそらく全国版。
読まれた方、いらっしゃるかな~?
アイルランドの旅(10) 戦い前の静けさ~ダブリン散策-3 [アイルランド]
8月13日(日)。
今日はいよいよアイルランド戦です。自分が試合をするわけでもないのに、朝からめっちゃ気合が入っています。
とはいえ試合開始は17:15。移動時間(ホテルから1時間弱)を考慮してもたっぷりと時間はある。そこでまたもや妻と連れ立って市内の散策に出掛けました。
今日はいよいよアイルランド戦です。自分が試合をするわけでもないのに、朝からめっちゃ気合が入っています。
とはいえ試合開始は17:15。移動時間(ホテルから1時間弱)を考慮してもたっぷりと時間はある。そこでまたもや妻と連れ立って市内の散策に出掛けました。
市街地ばかりを歩いていたため、今日は近くの公園をお散歩です。ここはセント・スティーブンス・グリーン(St. Stephen's Green)といい、ギネスビール創始者の孫が出資して整備した、市民の憩いの場です。
ぶらぶらと歩いていると黄色いオープンバスから奇声が。バイキング(海賊の方ね)の帽子をかぶった人たちが楽しそうです。このバスは、この日に限らずしょっちゅう見掛けました。きっと人気の観光コースなのでしょう。
これは水陸両用車?
ここでバスの話題が出たので、いつもは記事のラストで書く【アイルランドのあれこれ】を。
アイルランドの乗り合いバスは基本的に2階建て。雨が多いため屋根付きであることは当然で十分理解できるのですが、実はオープンもあるのが不思議でおもしろい(^o^)
アイルランドの乗り合いバスは基本的に2階建て。雨が多いため屋根付きであることは当然で十分理解できるのですが、実はオープンもあるのが不思議でおもしろい(^o^)
フルオープンのバス。お、後ろのクルマ(TAXI)はマツダ6ですね。
これは後ろ半分だけオープン。ペイントされている8個ある国旗の中に日の丸があるのは素直に嬉しいですね
さて、歩いていて偶然豚骨ラーメンのお店を発見しました。まだオープン前でしたが、これはそそる オーナーは日本人なのでしょうか。でも海外は「なんちゃって日本料理店」が多いらしいからな~、やっぱり中国人か韓国人がオーナーなのかもしれません。メニューはとみると・・・・オリジナルと黒と赤ですか。どこのレストランもそうですが、やっぱり内容(食材)が詳しく書かれていますね。アレルギー対策なのかな?
ここはみんなで、後日食べることにして今日はパス。
では公園へGo!
ちなみに私たちはこの案内図の右上のコーナーから入園しています。どことなく空気が清澄な気がしますね。深呼吸が気持ちいい
散歩している人が多い平日の午前中。
ヨガをしている人たちも。(何か、宗教の行為かとはじめは思った)
一応お花。
結局歩いたルートは、上記の案内図の
1.右上の入り口から入り
2.一つ目の池を周り
3.中央上の橋を渡って
4.真中の庭園を時計と逆回りに半周歩き
5.ベンチで休憩して
6.右下のコーナーへ抜ける
というものでした。
さて再び「街」に戻ります。
とはいえ、やはり花。街灯にも飾ってあるのですね
ツタの絡まる建物。手前に柵がありますが、柵の向こう側は半地下になっていてそこに部屋がありました。B1なんだけどちゃんと窓がある、という感じ。この形式の建物はダブリンでよく見ました。
川沿いの道。これを渡ります。
オコンネル・ストリート(O'Connel Street)の交差点に立つオコンネル像。
お~、こんなところに幟が・・・・今日の夕方、待ってろよ~
これは、ダブリンの公共交通機関のひとつ、ルアス(LUAS)といいます。早い話が路面電車。残念ながら乗車する機会はありませんでした。それにしても低床な車両ですね。
開店前、というか準備すらまだまだな屋台街。そりゃあ夜が長い街だもの、午前中はお休み中ですわな
このTシャツを着ている人をよく見掛けました。手前がチリで、奥のO2はフランスらしいのですが。そういえば向うの方にも同じ服を着た人がいますね。赤と白の縞柄はラグビーの日本代表と同じなので、ちょっとまぎらわしい(^^;
すんごいアタマしてはる・・・・
この日の昼ごはんは、妻がほぼ初日から目を付けていたタイ・ヌードル。「タイ」というお国の味覚事情から考えておそろしくスパイシーなのだろうと予想をして、私はできれば避けたかったのですが・・・。
ベジタブルOPというメニューで、とにかく野菜たっぷりのタイ・ヌードルは想像通りのスパイシーさ、そして辛さでした。コーラを買っといてよかったこれで辛さはまだマシな方で、唐辛子マークの付いたヤツならどうなったことでしょう・・・・想像するだに恐ろしい
ただ、「おてもと」はよかったです。久しぶりに外で見る日本語でしたから。なんだかホッとしました
さあ、いよいよ試合だ。気合十分、頑張って応援するぞ~
アイルランドの旅(9) 北アイルランド1日ツアー 〔後編〕 [アイルランド]
さて、昼食後のバス移動を経て到着したのは本日のハイライト、世界遺産のジャイアンツ・コーズウェイ(Giant's Causeway)です。
さすが世界遺産、向うの駐車場にはバスが連なっている
またもや遊歩道を歩きます。片道約1km。よって、さきほどのキャリック・ア・リードと合わせて計4km。さすがにちょっと疲れてくる・・・・(苦笑)
よくあるこんな岩を眺めつつ
やはり雄大な風景。
どうやら着いたようです。たしかに、これは奇岩といっていいものでしょう。
柱状節理。
これは日本にもあります。例えば、兵庫県豊岡市の玄武洞。かつて私も行っています。→http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2011-07-16
ただし、これほどの規模ではありません。また岩の形状もずいぶん異なっています。
妻をぼかしたら心霊写真みたいになってしまった(笑)
それにしてもこれらの岩、やはり世界遺産なんですね~ とても自然の造形とは思えない無数の岩、岩、岩・・・・。
ではぼちぼちバスに戻りましょう。一応集合時間は決められています。
これは駐車場からの風景。「荒涼」・・・・とはちょっと違うな。
これはダンルース城(Dunluce Castle)という、地元の方々には通じる名所らしいです。外見は廃墟のようですが、内部は中世の頃のままに再現された部屋もあるとのこと。この立地条件は難攻不落という感じですね。
草を食む牛たち。「食べる」、のではなく、食む(はむ)という言葉の方が絶対に響きがよく、アイルランドの牛たちに似合っていると私は思います。
放し飼いって、牛たち自身はどう感じているのでしょうね。
最後の駐車地は、北アイルランドの首都・ベルファストです。
街並みにはこれまでも見てきたヨーロッパのものなのですが、人が少ない分、どこかうら寂しいところもあります。
ちなみに、ラグビー女子W杯の順位決定戦はここベルファストで行われます。ただ、その頃には私たちはアイルランドにはいません。残念ながらそこまで休みは取れない・・・・
仲間の提案で行ってみた聖ジョージズ・マーケットですが、残念ながら15時で閉店でした。私たちが訪れたのは16時過ぎですから、これはしゃーない しかし、15時で閉店って早過ぎないか(笑)
まあ、仕方なく街をぶらぶらしました。時間があればタイタニック号関連の施設を見学したかったのですが、こればかりは仕方ありません
ショッピングモールへ。ドラゴンの模型(何かで編まれたもの)がありました。ドラゴン=竜または龍。洋の東西で同じ怪物が存在する。おもしろいものですね。昔から何らかの交流があったという証明でしょう。
そしてラストはベルファストの市庁舎(City Hall)。音楽関係のイベントも行われていて、ここが一番賑やかでした
【アイルランドのあれこれ】
先日、緑色の郵便ポストを紹介しましたが、アイルランドの救急車は黄色です。しかも、レモンイエローに近い鮮烈な黄色。それに赤が効果的に加わってとてもカラフル。よく目立ちますね。
お、救急車の後ろにあるはトヨタのアベンシス?(のタクシー)。
クルマ事情については後日紹介します。やはり日本車は強かった(と思う)。
クルマ事情については後日紹介します。やはり日本車は強かった(と思う)。
アイルランドの旅(8) 北アイルランド1日ツアー 〔前編〕 [アイルランド]
この日は8月12日土曜日。
翌日はいよいよ開催国・アイルランド戦という大一番を控えて、私たち応援団はちょっと北アイルランドに1日観光です。この北アイルランド、実は「国」という単位ではいわゆるアイルランドには属していません。スコットランドなどと同じくイギリスの一部、ということになっています。
ここには歴史的な経緯があるのですが、このブログでは触れません。詳しくお知りになりたい方はこちらをどうぞ→https://kotobank.jp/word/%E5%8C%97%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E7%B4%9B%E4%BA%89-50794
翌日はいよいよ開催国・アイルランド戦という大一番を控えて、私たち応援団はちょっと北アイルランドに1日観光です。この北アイルランド、実は「国」という単位ではいわゆるアイルランドには属していません。スコットランドなどと同じくイギリスの一部、ということになっています。
ここには歴史的な経緯があるのですが、このブログでは触れません。詳しくお知りになりたい方はこちらをどうぞ→https://kotobank.jp/word/%E5%8C%97%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E7%B4%9B%E4%BA%89-50794
国は別とはいえ、パスポートの提示を求められるわけでもなく、普通に行き来できます。ただし・・・はあるのですが、それは後ほど。
1日観光のコースは仲間の人が選んでくれたもので、キャリック・ア・リードから世界遺産ジャイアント・コーズウェイ、ダンルース城(写真撮影のみ)、そして北アイルランドの首都ベルファストでの散策、で、夕方、いや夜7~8時ごろにダブリンに帰着というもの。€65ですから9,000円弱といったお値段です。ちなみに昼食代は別。
バスはトリニティカレッジの正門近くから出発します。出発時間が6:30だったため、ホテルでの朝食は食べることができず、途中のコンビニでサンドウィッチと野菜ジュース、水を買い込んで車中で食べることにしました(結局車中では食べず、休憩に立ち寄ったサービスエリアでいただいたのですが)。
まったくわからない運転手の英語での案内を聞き流しながら、バスは最初の訪問地、ダーク・ヘッジス(The Dark Hedges)に到着です。道がまるで農道のように細く、よくこんなところにフルサイズのバスを走らせよるな、と話していたものですが、実際に対向車がきたときは運転手さんも四苦八苦していたようです。
ここは『ゲーム・オブ・スローンズ』(→クリックどうぞ)という史上最も多くのエミー賞を受賞したという有名なテレビドラマのロケ地とのことで、私たち日本人はともかく、外国の人たちが結構興奮していましたね。日本人はキョトンという感じでした。
それよりも私は、この立ち並ぶ木の雰囲気から、北海道大学のポプラ並木を連想していました。空に向かう木の角度は全然違うんですけどね(^^) 細い道といい、実に雰囲気がよく似ていました。同じ北の大地ですし。
それよりも私は、この立ち並ぶ木の雰囲気から、北海道大学のポプラ並木を連想していました。空に向かう木の角度は全然違うんですけどね(^^) 細い道といい、実に雰囲気がよく似ていました。同じ北の大地ですし。
海が見えてきましたが、放し飼いの羊たちが何とものどかな雰囲気を醸し出す。
次の目的地はキャリック・ア・リード。ここでは時間指定のチケットを渡されます。その理由は後でわかります。
目的地はあの先端近く。
海沿いの、大西洋を吹き渡る強風の中を歩いていきます。あんまり磯臭くないのはなぜなんでしょうかね?
それにしても・・・・大西洋ですよ、大西洋 生まれて初めて自分の眼で見る大西洋です。まさか自分の人生で大西洋を見ることがあるとはな~
右手には、小さな草原をはさんで切り立った崖。
おお~、何か地の果てという雰囲気が・・・・
ここまで来るとかなり見えるようになってきました。
来た道を振り返る。
いや~、凄いな~ 地の果てにいる気分、というか、本当にそういうところまで来ているんだ。・・・・しかも地球規模で
風になぎ倒された草草が風の強さを証明していますね。でもこの草、なんかしなやかで強そうだ。ゴルフの全英オープンが行われるコースのラフはこんな草が野放しになっているんだろうと感じました。私はもうゴルフはやっていませんが。
この行列が時間指定チケットの存在理由。その先にあるのは・・・・
吊り橋でございます
でも、こんなの全然怖くないぞ。奈良の奥地、十津川の「谷瀬の吊橋」の方がもっと怖い・・・・って、比較するのは愚の骨頂。その場その場で楽しめばいいんです(笑)
でもこの下の海には、きっとデジカメや携帯電話がいっぱい落ちてるんだろうな(^o^) ま、自分が落としたら笑っていられませんが。
視線を元に戻せば、なかなか見ることのできない雄大な風景が。
ここで写真を撮影したりして思い思いの時間を過ごし、やがてバスの駐車場に引き返したのでした。
昼食は、これはおそらくバス会社と契約しているのでしょう、ほとんど有無を言わせずに連行されたようなレストラン・Fullerton Armsにて。
私が頼んだのはハンバーガー。ちょっと見づらいですが、はみ出したパティが極厚で 付け合せのポテトもごっつい。ついでに値段もごつかった(笑)
店内にあった椅子。
ただ、ここだけはユーロのレートがすごく高く、あとで計算してみると€1=約144円でした。何でやねん、とよくよく考えてみると、ここはイギリス領だから使用通貨はユーロではなくポンドなんですよね、同じEU圏内なのに(この時点ではまだ離脱してません)。アイルランドからの客が多いからユーロも使えるようにしているのだと思うのですが、だからレートがアイルランドとは異なっているんだと考えました。正しいかどうかはわかりませんが、まあ当たらずとも遠からず、だと思っています。
さて短い昼食時間を経て、バスに乗って次の目的地へ。
車窓には農業国らしい放牧風景が続きます。実にのどかです。こんなところで育てられた牛や羊のミルクはきっと美味しいことでしょう。チーズの種類が多く、その味も濃厚だったのはこういうところに理由があるのだと思いましたね。
~後編に続く~
【アイルランドのあれこれ】
アイルランドの銀行のATMは日本と違って建物の中にはありません。歩道に面して建物の壁に設置してありました。夜中でも使えるかどうかは確認し忘れましたが、妙に感心したのを覚えています。
(画像はアイルランド銀行の)
アイルランドの旅(7) ダブリン散策-2 [アイルランド]
今回の旅では、試合の行われる首都ダブリンに最も多く宿泊しました。よって散策時間もどうしても長くなります。一度通った道も二度三度、なんてことはざら。
で、前回の続きです。
ダブリン城を後にして、次はクライストチャーチ大聖堂へ向かいます。
で、前回の続きです。
ダブリン城を後にして、次はクライストチャーチ大聖堂へ向かいます。
ちょっとわかりにくいですが到着。
道をはさんで向かい側にはいかにもヨーロッパ然とした建物。
教会の敷地内には露店がいくつか出店していました。これはその中のひとつ、飴屋さん。カラフルかつ奇妙なかたちの飴が眼を楽しませてくれます
お肉関係のBBQを焼くお兄さん。このコンロが機関車を模しており、こりゃあ運ぶのが大変そうだ(^^;
このベンチで寝転んでいる人、実は精巧な像。遠目に見たときは本当に人だと思ってしまいました。「えらいトコで寝てる奴がおるなぁ~」と。それほど自然で、いかにもありそうな寝姿。隣りの妻もはじめはおっかなびっくり
で、クライストチャーチ大聖堂です。約千年前に建てられたのだそうです。とても立派な教会。ダブリン、いやアイルランドを象徴する建物でもあります。日本語の栞もありました。
アイルランドでは、入口が小さくわかりづらい建物が多い(笑)。ここも同様。1人€6.5を支払って中に入ります。
いきなり凄い建物。ステンドグラスも美しい 私はキリスト教を信仰するものではありませんが、それでも教会の美しさを象徴するものの一つは、このステンドグラスだと思っています。
何ともいいようのない荘厳さ。
何ともいいようのない荘厳さ。
こちらは地下の写真です。クライストチャーチ大聖堂にはとても広い地下室があります。ヨーロッパでここほど広い地下室が公開されているのはここしかないとのことです。かなり薄暗く、もちろん肌寒いです。
ちなみにトイレや売店はこの地下室内にありました。
1階に戻ってあらためて椅子を眺めてみると、ずらりと並んだ椅子の背もたれには、決まった紋様がありました。あと、見づらいですが。床のタイルの紋様にもかなりな種類があるようですよ。
そしてこのクライストチャーチ大聖堂で、なんと着物を召された女性にお会いしました。正直、眼を疑いました。何でこんなところに我が国の民族衣装を着られた人が・・・?
失礼かとは思いましたが、さすがに声をかけてしまいましたよ、私は。
聞くと、この方のアイルランド訪問の目的は私たちと同じ。つまり女子ラグビーW杯の応援に来られていたのです。そして先日のフランス戦では、家族席に入れてもらって選手のご父兄の方々と一緒に応援をした、とのことでした。
いやぁ~、嬉しかったですね、ホント 簡単にお話をした後、アイルランド戦での再会を約束してお別れしました。
後日、アイルランド戦の試合会場で再会したことは言うまでもありません(^o^)
失礼かとは思いましたが、さすがに声をかけてしまいましたよ、私は。
聞くと、この方のアイルランド訪問の目的は私たちと同じ。つまり女子ラグビーW杯の応援に来られていたのです。そして先日のフランス戦では、家族席に入れてもらって選手のご父兄の方々と一緒に応援をした、とのことでした。
いやぁ~、嬉しかったですね、ホント 簡単にお話をした後、アイルランド戦での再会を約束してお別れしました。
後日、アイルランド戦の試合会場で再会したことは言うまでもありません(^o^)
クライストチャーチ大聖堂からの帰り、グラフトンストリートにあるM&S(Marks & Spencer)という百貨店の食料品売り場に立ち寄り、紅茶やクッキー等のお土産を買い込みました。お土産を買うにはタイミング的に少々早いのですが、まあええか、と(笑)
そして・・・・見つけましたよ、日本食 どれも立派なお値段してます。€1=131~132円くらいで計算してくださいね。
今にして思うのは・・・・どれかひとつでも買っておけばよかった、ということ。値段はべらぼうに高いけど(€2.6は日本円で340円くらい)、ネタにはなったのにな~
アイルランドのスーパーのレジはベルトコンベア式になっており、画像のような仕切りを立てて手前に自分の買ったものを置くシステム。次の人は、また自分の手前に仕切りを立てて前の人と区別するようになっています。よくできています。そしてここでも、大半の人はカードで買い物をしています。
そして・・・・見つけましたよ、日本食 どれも立派なお値段してます。€1=131~132円くらいで計算してくださいね。
今にして思うのは・・・・どれかひとつでも買っておけばよかった、ということ。値段はべらぼうに高いけど(€2.6は日本円で340円くらい)、ネタにはなったのにな~
アイルランドのスーパーのレジはベルトコンベア式になっており、画像のような仕切りを立てて手前に自分の買ったものを置くシステム。次の人は、また自分の手前に仕切りを立てて前の人と区別するようになっています。よくできています。そしてここでも、大半の人はカードで買い物をしています。
夕食はホテル併設のレストランにて。もう歩き回るには疲れてしまっていましたので(ーー) OSCAR'S BAR & KITCHENといいます。ホテル併設とはいえ、外からも入ることのできる感じのいいお店。
ここでメニューとのにらめっこが始まるのですが・・・・妻と相談の上、Starters、つまり前菜と考えられたのですが、ここでは本日のスープ(Soup of the Day)とスーパーフードサラダ(Superfood Sarad(V))を選択。
そしてメインは何かよくわからんけどチキンなら当たり外れはあるまい、ということでMurgh Malai。これは€13.95ですね。そして私はもちろんビール。ハイネケンのPI
で、料理です。
サラダは、かかっているドレッシングがやたらと甘くて、私はちょっとしんどかった
サラダは、かかっているドレッシングがやたらと甘くて、私はちょっとしんどかった
スープはめっちゃスパイシー。おそらくですがかなりの量の野菜が溶け込んでおり、結構質量があります。どろっとしている感覚がハンパない。小さな入れ物に入っているのはオリーブオイル。「パンに合う」とは妻の弁。
そしてメインのMurgh Malai。これまたスパイシーでした。だからビールがやたら美味い ただ、付け合せの米は無理でした。申し訳ないですが、長粒種の米は日本人にはほぼ無理です。これまたスパイシーなチキンは、パンの薄っぺらいヤツに巻いていただきましたよ。
アイルランドの夕ごはん、美味しくいただきました。それにしても量が多い。いただいたのは上記の3皿だけですが、これで十分以上でした。
【アイルランドのあれこれ】
このカテゴリーの一番最初の記事でも触れましたが、ダブリンの緯度は53度です。大阪が34度ですから、19度も高い(上にある)。これが何を意味するかといいますと、夏場の日照時間が長い、ということ。
この景色をご覧ください。けっこう陽が傾いて夕暮れド真中、といった気配なのですが・・・・
このカテゴリーの一番最初の記事でも触れましたが、ダブリンの緯度は53度です。大阪が34度ですから、19度も高い(上にある)。これが何を意味するかといいますと、夏場の日照時間が長い、ということ。
この景色をご覧ください。けっこう陽が傾いて夕暮れド真中、といった気配なのですが・・・・
次にこの時計をご覧ください。上記画像の中央やや左にあるビルの時計・・・・この明るさで20:27です。(←これはサマータイムなので本当の時間は21:27。ややこしくなるので、この旅で述べる時刻は断りのない限りすべてサマータイムのものとします)
ここアイルランドでは20時を過ぎてからようやく夕暮れが始まり、夜の帳が降りてくるんです。
ここアイルランドでは20時を過ぎてからようやく夕暮れが始まり、夜の帳が降りてくるんです。
そして後日の8/14に撮影した腕時計。7:41を指していますが、もちろんこれは午前ではなく午後の時刻です。
注目はバックの明るさ。とても20時前とは思えないでしょ? でもこれが紛れもない現実。
注目はバックの明るさ。とても20時前とは思えないでしょ? でもこれが紛れもない現実。
とにかくこの明るさが最後まで私たちの感覚を狂わせてくれました。気付いたら、まだ外は夕方くらいの明るさなのにもう20時を過ぎているんですから。日本ではあり得ませんよね、絶対
それと同時に思ったのは、「だからサマータイムが成り立つんだ」という素朴すぎる納得感。
私も、かつてはどうして日本ではできないのかな?と漠然と考えたことはありました。しかしこの国に来て心底より納得。日本には根付かないこのシステム、なるほど陽がやたらと長い国だからこそ成立するんだと、身を持って知らされた次第です。
それと同時に思ったのは、「だからサマータイムが成り立つんだ」という素朴すぎる納得感。
私も、かつてはどうして日本ではできないのかな?と漠然と考えたことはありました。しかしこの国に来て心底より納得。日本には根付かないこのシステム、なるほど陽がやたらと長い国だからこそ成立するんだと、身を持って知らされた次第です。
アイルランドの旅(6) ダブリン散策-1 [アイルランド]
今回の旅では首都ダブリンにたっぷり宿泊しましたので、けっこう市内を歩き回りました。バスなんかも走っていますが、どこに連れて行かれるかわからないので、ひたすら歩きに徹しました。本当によく歩いたのに、でもそれが全然苦にならなかったのは、やはり知らない異国の街で見るもの聞くものがすべて初めてのものであり、テレビで見ることはあっても実際に自分の眼で見ているという興奮が、滞在中の自分自身にず~っとあったからであろうと思います。
アメリカではボストンとシカゴに行ったことがありますが、ヨーロッパは初めてでしたし、異なる文化の歴史ある街並みというのはそれだけで素晴らしい経験でした
ここではその街並みと、観光を含めて行った先々について紹介したいと思います。ほとんど自分の覚書みたいなものです。ここでの写真だけで200枚を軽く超えますので、何回かに分けて。
まずはホテルからすぐ近くのトリニティー・カレッジ(Trinity College)。
ここは裏門と思われます。おそらくここからも入れたと思うのですが、ちょっと不安だったので正門に回りました。
こちらが正門。入口は、ここがホントに正門?と思わせてくれる程度に小さい(笑)
正門から中に入ると正面に高さ30mくらいの鐘楼が立っており、目的地にはここを右に折れて向かいます。
ここがその目的地、トリニティカレッジ図書館=オールド・ライブラリー(Old Library)。
すでに長蛇の列ができています。実は一組をはさんだすぐ前に日本からの団体観光客が十数人並んでおり、その案内役(現地在住?)の方から日本語で書かれた「ケルズの書」の栞をいただいたりして、ずいぶんお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。
しかし、同じ日本人旅行者とはいえこちらはラグビーの応援団、その旨を伝えると
「ああ、そういえば今、女子ラグビーのワールドカップがダブリンで行われているんです」
と観光客の皆さんに説明されていました。・・・・う~ん、「そういえば」という程度の関心でしかないのか、やっぱりまだまだラグビーは認知度が低いんだな~と、ちょっとガッカリ
すでに長蛇の列ができています。実は一組をはさんだすぐ前に日本からの団体観光客が十数人並んでおり、その案内役(現地在住?)の方から日本語で書かれた「ケルズの書」の栞をいただいたりして、ずいぶんお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。
しかし、同じ日本人旅行者とはいえこちらはラグビーの応援団、その旨を伝えると
「ああ、そういえば今、女子ラグビーのワールドカップがダブリンで行われているんです」
と観光客の皆さんに説明されていました。・・・・う~ん、「そういえば」という程度の関心でしかないのか、やっぱりまだまだラグビーは認知度が低いんだな~と、ちょっとガッカリ
ここでまず見たのは、先ほども書いたケルズの書(The Book of Kells)。スコットランドの西の島にあるアイオナの修道院によって1200年前に作成された、ラテン語で書かれた装飾本です。アイルランドの国宝です。凄いです。精巧かつ緻密です。よくこんなものを書けた(描けた)と思います。途轍もなく細かく、もはや人間の描いたものとは思えないほどの美しさ これも宗教の成せる技なのでしょうか。もちろん撮影禁止。お見せできないのが残念です。
これはその拡大コピー。もっと大きく撮っておけばよかったと後悔しています、今は。
これはその拡大コピー。もっと大きく撮っておけばよかったと後悔しています、今は。
そしていくつかの部屋を通りぬけて、
ついに来ました、オールド・ライブラリー その中でもロングルームと言われている長ーい部屋。長さは65mもあるのだそうですよ。そしてここの蔵書はその数なんと20万冊
ここは、アイルランドに行くと決まって、「地球の歩き方」を買って読んでみて、一番初めに行きたい、行く、と決めたところ。「スターウォーズ」ファンなら一度は必ず見たことのあるこの光景。わかりますよね、ファンであれば。
ここは、アイルランドに行くと決まって、「地球の歩き方」を買って読んでみて、一番初めに行きたい、行く、と決めたところ。「スターウォーズ」ファンなら一度は必ず見たことのあるこの光景。わかりますよね、ファンであれば。
そう、ここは「EPISODO-2 クローンの攻撃」で出てきたジェダイ聖堂のモデルとなった場所なのです。
高い天井まで収納された幾多の書籍。触れればぼろぼろと崩れそうな、一体いつの時代の本なんだ?と思わせる古い本の数々。いや~、これはすごいわ・・・・圧巻です。
ソクラテスの胸像があり、そしてこれはアイルランド最古のハープ。
歴史に圧倒されて図書館を後にしました。
では散策を続けましょう。
街を歩いていると、いろんなものが目につきます。一方通行の標識は日本と同じだったり。
ここはグラフトン・ストリート(Grafton Street)。ストリートミュージシャンが数多くいます。中には見事な腕前を披露し、聴衆の喝采を浴びている人も
これは同じグラフトンストリートでの後日の写真ですが、この女性が凄かった 妻も私も思わず立ち止まり、聴き入ってしまいました。歌も素晴らしいことながら、バイオリンがこれまたスゴイ。ましてこの美貌。そりゃあ皆さん立ち止まって写真も撮りますって
Meg Lagrandeさんという方でした
・・・・・・
街頭の花屋さん。色取り取りでカラフルな花が並ぶ。これで€5か・・・・。
タイヌードルのお店を発見。€5.5は比較的リーズナブル。それに学生が€5とは、何かにつけてダブリンは学生のお値段が安くなっているのです。教会の観覧料とかもね。
さて昼食はここO’NEILL’S Bar&Restrauntにて。
これが、この旅最大の苦難となりました。何せ、どう頼んだらいいかわからない。説明してくれるのだが、言葉が分からない。メニューの意味もよく分からない。もちろん日本語が通じるはずもない。「苦行」でしたよ、ホント。
結局なんとか頼めたのはサーモンサンド。それとギネスビール(GUINNESS BEER)と妻のカプチーノ。サンドウィッチはサイズがでかいのは他人のものを見てわかっていましたので、これで十分。そして悪戦苦闘の後、全部が並んだ時にはもうぐったりでした。ちなみにビールのサイズは「パイント」。お店によって「PI」とか「PT」とか書かれていましたが意味は同じ。要は「大」です。
日本では持ち手のついたいわゆる「ジョッキ」が主流ですが、こちらではすべてこの大きめのグラス。
結局なんとか頼めたのはサーモンサンド。それとギネスビール(GUINNESS BEER)と妻のカプチーノ。サンドウィッチはサイズがでかいのは他人のものを見てわかっていましたので、これで十分。そして悪戦苦闘の後、全部が並んだ時にはもうぐったりでした。ちなみにビールのサイズは「パイント」。お店によって「PI」とか「PT」とか書かれていましたが意味は同じ。要は「大」です。
日本では持ち手のついたいわゆる「ジョッキ」が主流ですが、こちらではすべてこの大きめのグラス。
昼食後、向かったのはダブリン城(Dublin Castle)。
ぶらぶらと街を歩いて向かいます。
ぶらぶらと街を歩いて向かいます。
え? これが入口
これが入口でした。
これがお城とは・・・・日本とは全然違いますね。たぶん「城」というものの概念がアイルランドと日本とでは頭から違うのでしょう。
これがお城とは・・・・日本とは全然違いますね。たぶん「城」というものの概念がアイルランドと日本とでは頭から違うのでしょう。
これは、活版印刷の文字印みたいなもの。最古の印刷はこういうものを使って作られていたみたいです。ケルズの書にもこんな絵柄があったような。
内部(2階)は華麗かつ豪華絢爛 貴族のものですね。ここにも一応日本語の栞はありました。
王冠の間ですって。
ここは聖パトリックホールといって、最も豪華、かつ最古の部屋で、アイルランドで最も重要な式典場であり、訪愛中(※)の政府要人との公式晩餐会や7年ごとに行われる大統領就任式等の国の重要な式典の際に使用されるのだそうです。
(※外国を一文字で表記する場合、たとえばイギリスは「英」、カナダは「加」、オーストラリアは「豪」となりますが、ここアイルランドは「愛」と表されます)
この天井画も凄い
王冠の間ですって。
ここは聖パトリックホールといって、最も豪華、かつ最古の部屋で、アイルランドで最も重要な式典場であり、訪愛中(※)の政府要人との公式晩餐会や7年ごとに行われる大統領就任式等の国の重要な式典の際に使用されるのだそうです。
(※外国を一文字で表記する場合、たとえばイギリスは「英」、カナダは「加」、オーストラリアは「豪」となりますが、ここアイルランドは「愛」と表されます)
この天井画も凄い
ドアノブも凝りに凝っています。
ん? このハープの意匠はトリニティカレッジにあったあの・・・・?
次に向かうは、ダブリン城からさほど遠くないクライストチャーチ大聖堂です。
ずいぶん長くなってきたので、これはまた次回に。クライストチャーチ大聖堂では意外な出会いがありました。
ずいぶん長くなってきたので、これはまた次回に。クライストチャーチ大聖堂では意外な出会いがありました。
【アイルランドのあれこれ】
街で見掛けた郵便ポスト。日本では赤ですが、アイルランドでは緑。まるでその国のイメージカラーを具現化したような色合いですね。
街で見掛けた郵便ポスト。日本では赤ですが、アイルランドでは緑。まるでその国のイメージカラーを具現化したような色合いですね。
アイルランドの旅(5) アイリッシュ・ブレックファースト [アイルランド]
アイルランドに無事到着、入浴はホテルに着いてすぐに済ませていたので、夕食後に歯を磨いて寝ようとしました。先に妻が歯磨きをしている間、ちょっとベッドに寝転んでいたら・・・・そのまま撃沈してしまいました 寝転んだ瞬間、3秒くらいでもうオチていましたね(笑) 泥のように2時間くらい眠り、一旦起きて歯を磨き直したら、その後はもうあまり寝られませんでした。いわゆる時差ボケ(Jet Lag)というヤツです。アイルランドでの時差ボケはこの1日だけで済み、あとはほぼ寝られたかな?
ただし、日本に帰ってからの時差ボケはひどく、解消まで4~5日かかりました。昼間眠く、夜寝付いても1~2時間で眼が覚め、あとは朝まで寝られない、というパターン。なかなかしんどかったですわ
さて、試合まで数日の余裕があります。当然観光がてらに街を散策に行くわけですが、出かける前にまずはホテルで腹ごしらえ。
アイルランドの朝食はアイリッシュ・ブレックファーストと言われ、それだけでひとつの食文化を構築しているほどのものらしいです。写真を見る限り、それらをすべて平らげると凄まじいカロリーになりそうなのですが・・・・(^^;
そして私たちの宿泊したホテルはそのIrish Breakfast=朝食付きのホテル。
ただし、日本に帰ってからの時差ボケはひどく、解消まで4~5日かかりました。昼間眠く、夜寝付いても1~2時間で眼が覚め、あとは朝まで寝られない、というパターン。なかなかしんどかったですわ
さて、試合まで数日の余裕があります。当然観光がてらに街を散策に行くわけですが、出かける前にまずはホテルで腹ごしらえ。
アイルランドの朝食はアイリッシュ・ブレックファーストと言われ、それだけでひとつの食文化を構築しているほどのものらしいです。写真を見る限り、それらをすべて平らげると凄まじいカロリーになりそうなのですが・・・・(^^;
そして私たちの宿泊したホテルはそのIrish Breakfast=朝食付きのホテル。
出国する前段階での情報で、アイリッシュ・ブレックファーストは「日本人ならすぐ飽きる」と聞いていました。実際、数年前のニセコプリンスでは、和洋中の食材がずらりと並んでいたものの数日すれば飽きてしまった経験がありますので、これは間違いなく飽きるな、と。
それなら朝食分を抜いて宿泊費を安く上げようと試みたのですが、H.I.Sに断られ、まあしゃーないか、と完全に諦めモード。
それなら朝食分を抜いて宿泊費を安く上げようと試みたのですが、H.I.Sに断られ、まあしゃーないか、と完全に諦めモード。
しかし、物事はその場に立ってみなければわからない。
この朝食がなかなかイケたのですよ。特にウチの奥さまは大喜び なぜなら、普段の朝食で彼女が食べているものがそのままあり、いわばそれをパワーアップしたようなバージョンだったからです。
この朝食がなかなかイケたのですよ。特にウチの奥さまは大喜び なぜなら、普段の朝食で彼女が食べているものがそのままあり、いわばそれをパワーアップしたようなバージョンだったからです。
妻は、極論してしまえば毎朝同じもの(=紅茶、各種パン、ヨーグルト+各種ジャム、チーズ)を食べています。ホテルの朝食は見事にそれを網羅し、その上にフルーツやスクランブルエッグがあるのですから、妻が歓迎するのも当然のことでした。フルーツが好きな私も結構楽しむことができました。都合5回(1回は早朝からの観光のため朝食はホテルで食べられず)の朝食をホテルで取りましたが、結局飽きることはなかったですね。妻も「私、全然大丈夫」と喜んでいたので一安心。
ホテルの朝食は、典型的なアイリッシュ・ブレックファースト。
(※朝食の写真は1泊目と5泊目の2回撮りましたので、その2回分を一緒に紹介します。一部に写真に繋がりがない個所もありますが、無視してくださいね)
(※朝食の写真は1泊目と5泊目の2回撮りましたので、その2回分を一緒に紹介します。一部に写真に繋がりがない個所もありますが、無視してくださいね)
朝食は玄関ロビー脇の専用ルームにて。受付でルームNoを告げて空いている席に着席します。
一旦席に落ち着き、紅茶かコーヒーかを告げて(もちろん一つずつでもOK)、食べ物を取りに。
一旦席に落ち着き、紅茶かコーヒーかを告げて(もちろん一つずつでもOK)、食べ物を取りに。
ジュースに牛乳に水。熱い飲み物は紅茶かコーヒーがテーブルに運ばれているので、こちらは冷たい系。とはいえ氷もなかったし、冷えているというほどではありませんでしたが。
その右側に並ぶ朝食たち。
シリアルにジャム
ベリーにフルーツ、手前にはヨーグルトがたっぷり。私の大好きなグレープフルーツも
生ハム、チーズ、クロワッサンなど
まずは1泊目のソーセージ。
そして5泊目のソーセージ。調理方法が変わっているのがわかります?
一緒にぶ厚いベーコンとたっぷりのスクランブルエッグ。
一緒にぶ厚いベーコンとたっぷりのスクランブルエッグ。
マッシュルームのソテー、白と黒のプディング、焼きトマト(私は焼いてない方がいいのですが・・・)
テーブルに運ばれてくるパンは、胚芽タイプと日本では標準的な白いヤツ。
バターとマーガリンは必要以上にありますが、これは後で座られるお客さんの分もあるのでしょう。
1泊目の朝、私が最初に取ってきたもの。
この後、フルーツとヨーグルトで〆ました。
この後、フルーツとヨーグルトで〆ました。
以下は5泊目の画像です。
テーブルには4人分が準備されています。
テーブルには4人分が準備されています。
手前と奥のポットにはたっぷりのコーヒーと紅茶。たっぷり3杯分以上は入っていました。
1泊目とはちょっと様子が違ってますね。
私が取ってきたもの。
先にも書きましたが、このベーコンがラーメンのチャーシュー並みのぶ厚さで、しかもめっちゃ塩が効いている。私も思わず
「辛っ!」
スクランブルエッグと一緒に食べてちょうどよかったくらいかと思います。
「辛っ!」
スクランブルエッグと一緒に食べてちょうどよかったくらいかと思います。
妻のたっぷりベリーのヨーグルトと
私のピンクグレープフルーツ山盛りヨーグルト。さすがに酪農の国だけあって、ヨーグルトは濃厚で美味しかったです 後日紹介するチーズの強烈すぎるコクも、日本ではとても味わえないもの。
大満足のアイルランドの朝食=アイリッシュ・ブレックファーストでした
【アイルランドのあれこれ】
これはアイルランドに限った話ではなく、英語圏での表記の問題かもしれませんが・・・・
日本では『賞味期限』。
【アイルランドのあれこれ】
これはアイルランドに限った話ではなく、英語圏での表記の問題かもしれませんが・・・・
日本では『賞味期限』。
それをどうやら英語ではこういうようです (これはM&Sという高級スーパーで妻が自分用に買った濃厚なケーキの包み紙)。
『BEST BEFORE』
「この日の前までがベスト」という意味になるのでしょう。・・・・なるほど。
アイルランドの旅(4) ダブリン到着 [アイルランド]
日本の我が家を発って約25時間、ようやくアイルランドの首都、ダブリン国際空港に到着しました。
疲れた足を引きずるように、しかし「ついに来たぞ~」という高揚感も併せ持って通路を行きます。
疲れた足を引きずるように、しかし「ついに来たぞ~」という高揚感も併せ持って通路を行きます。
さすがにラグビーが盛んな国、額に入ったサイン入りユニフォームが並びます。ん? クロケットも?
EUではない国(Non-EU)の窓口へ。こっちの方が列が長い。
(ちなみに帰りの関空では日本人(+特別居住者)の方が列は短かったのでお互いさま)
(ちなみに帰りの関空では日本人(+特別居住者)の方が列は短かったのでお互いさま)
日本人が(おそらく)誰一人としていない中、スーツケースを引っ張り上げ、ゲートから外に出ました。
アイルランドに、ついに到着~
ここではトイレ休憩と、無事アイルランドに着いた脱力感を味わっているところ。
アイルランドに、ついに到着~
ここではトイレ休憩と、無事アイルランドに着いた脱力感を味わっているところ。
この向こう側に見えるSPAR(アイルランドで最も多いコンビニ)で、日本のICOCAやSUICAのようなIC乗車券、リープカード(Leap Card)を購入しようと思ったのですが、英語がまったく通じず、それに旅行者用のものしか売っていなかったようで、結局断念せざるを得ませんでした。買うとしたらダブリン市内で買えばいいか、と。
空港ビルから外へ出た瞬間、なんて涼しいんだ と感激。これが8月の気温か 「地球の歩き方」やその他資料で涼しいということは聞いていたものの、どうにも半信半疑だったのですが、肌で感じてみてよーくわかりました。この国の夏は「本当に涼しい」 それに湿度も低く、とてもいい感じです。
こんなところに10日もいると、日本に帰ったら干からびてしまうんじゃないか。または湿気でカビが生えてしまうんじゃないか。本気でそんな心配をしたものです
こんなところに10日もいると、日本に帰ったら干からびてしまうんじゃないか。または湿気でカビが生えてしまうんじゃないか。本気でそんな心配をしたものです
さて、空港からダブリン市内へは3種類のバスがあり、そのどれに乗ってもいいのですが、私たちは先行している友人家族に合わせてaircoachという直行バスを選択。苦労して往復チケット(€28=2人分)を購入しました。はじめ「往復や(Returnや)」といっているのに窓口の兄ちゃんが片道用のチケット(片道なら€16)をこちらに渡し、あとで「これ、おかしいんとちゃう?」妻と話し合い、往復用のものに代えてもらいました。もう、これだけで一苦労二苦労・・・・ドッと疲れたものですわ(ーー)。
10分ほど待って鮮やかなブルーのaircoachが到着。無事乗り込むことができました。
バスでは、運転手さんが英語に不慣れな私たち日本人二人を一番前に座らせてくれました。まあ喜んでいいのか情けなく思った方がいいのか、とにかく「お前たちはここに座っときな」ってな感じ(苦笑)
で、そこから道路などの風景をパチリ。もうちょっと撮ったように思うんですが撮れてない。これからもこんなことが何度かあったのですが・・・・。
お~、外人ばっかりや~~
お~、外人ばっかりや~~
降りるバス停も事前にこちらを向いて「Next」、着いたら「ここだよ」ってな感じで指定してくれました。この画像はホテルに向かって歩く妻と街並み。実はここからホテルへ辿りつくのも一苦労で・・・・石畳の道をスーツケースを転がしてコマ(車輪?)を破損するし、「最後の試練」という感じでしたわ
ようやくホテルに着いたときはもうヘトヘト。我が家を出発してから約27時間後のことでした
ちなみに場所は【ココ】 (赤い方のポイント)。国立図書館のすぐ近く・・・・わかりませんよね?(笑)
一応「市街地のほんの少し外れ」といった感じですが、ほとんどの場所が徒歩圏内ですし、ダブリンで最も賑やかなテンプルバーもこの地図に入っていますから、至便とはいえないものの十分便利な場所にありました。
ちなみに場所は【ココ】 (赤い方のポイント)。国立図書館のすぐ近く・・・・わかりませんよね?(笑)
一応「市街地のほんの少し外れ」といった感じですが、ほとんどの場所が徒歩圏内ですし、ダブリンで最も賑やかなテンプルバーもこの地図に入っていますから、至便とはいえないものの十分便利な場所にありました。
ホテルの名前はO'CALLAGHAN MONT CLARE HOTEL。読み方が難しく、「オキャラハン・モント・クレア」か「オカラガン・モン・クレール」か、あるいはその組み合わせか? ま、映画『ダーティーハリー』で有名なアイルランド系の刑事の名前がハリー・キャラハンなので、ここでは「オキャラハン」で統一したいと思います。
内部はこんなもんですが、ビジネスホテルに毛が生えた、かろうじてシティホテル?という感じでした。でも、バスタブがあったのは正直助かった。日本人はやっぱり湯に浸かりたい・・・・実はこの後すぐにバスタブに湯を溜めて浸かったのですが、気持ちよかったな~ 飛行機内宿泊でシャワーも浴びてませんでしたし、この時ばかりはホッとしたものです
(湯温の調節はめっちゃ難しかったけど、レバーの角度が19:30が適温ということには辿り着きました)
ちなみに便座はもちろん暖房、ではありません 4月中旬ごろの気温で便座に暖房無し。冷たかったですよ、そりゃあ(^^; 夜中に座った時なんぞ、大袈裟ですが飛び上がりそうでした。まあしかし、ヨーロッパの人にはこれが普通なんだろうな~。これで冬場はどうなんでしょ? 東京や大阪とさして変わらない気温とのことですが・・・・歯を食いしばらないとアカンみたい(笑)
内部はこんなもんですが、ビジネスホテルに毛が生えた、かろうじてシティホテル?という感じでした。でも、バスタブがあったのは正直助かった。日本人はやっぱり湯に浸かりたい・・・・実はこの後すぐにバスタブに湯を溜めて浸かったのですが、気持ちよかったな~ 飛行機内宿泊でシャワーも浴びてませんでしたし、この時ばかりはホッとしたものです
(湯温の調節はめっちゃ難しかったけど、レバーの角度が19:30が適温ということには辿り着きました)
ちなみに便座はもちろん暖房、ではありません 4月中旬ごろの気温で便座に暖房無し。冷たかったですよ、そりゃあ(^^; 夜中に座った時なんぞ、大袈裟ですが飛び上がりそうでした。まあしかし、ヨーロッパの人にはこれが普通なんだろうな~。これで冬場はどうなんでしょ? 東京や大阪とさして変わらない気温とのことですが・・・・歯を食いしばらないとアカンみたい(笑)
【アイルランドのあれこれ】
◎ここがダブリンで最も有名かつ賑やかなテンプル・バーです。と~っても華やかでしょ テンプル・バーに限らずアイルランドでは、このように窓近くにカラフルな色の花が植えてあり、街を華やかに彩って街を行く人の眼を楽しませていました。花好きの妻はしきりに羨ましがっていたものです
◎ここがダブリンで最も有名かつ賑やかなテンプル・バーです。と~っても華やかでしょ テンプル・バーに限らずアイルランドでは、このように窓近くにカラフルな色の花が植えてあり、街を華やかに彩って街を行く人の眼を楽しませていました。花好きの妻はしきりに羨ましがっていたものです
石畳も雰囲気に合ってます。
◎これはコンビニ(SPAR)の一角です。酒屋さんではありません、念のため。何とも豊富なワインとビール。気になるお値段は・・・・カードで購入したと仮定して、€1=131~132円くらいで計算してくださいね。ちなみに持参した現金の交換レートは€1=134.4円でしたので、やはりカードの方がお得ということになりました。
(カード使用時のレートはカード会社の決めた額となります)
アイルランドの旅(3) ドバイ経由ダブリンへ [アイルランド]
関空にて待つこと約2時間半、ようやく機内の人となるべく通路を歩きます。いよいよ始まりです。ドキドキ どんな旅になるんかな~
席は右側3人掛けの窓側。そういえばこの旅行では計4回飛行機に乗ったけど、全部右サイドだったですね。偶然なのかな?
私は3人掛けの真ん中でしたが、隣りがとりあえずは日本人でしたので助かりました。ちなみにお隣りのおばさん、お顔がそっくりの娘さんとの母娘海外旅行だったようです。
私は3人掛けの真ん中でしたが、隣りがとりあえずは日本人でしたので助かりました。ちなみにお隣りのおばさん、お顔がそっくりの娘さんとの母娘海外旅行だったようです。
前席のピロー部裏側に液晶の画面があります。ここに案内やニュースなどが映されます。大体9インチくらいかな? ニュースやテレビドラマなんかを見ても肝心の言葉がわからないので、ひたすら日本語で見ることができる映画を観ていました。それは妻も同じでもちろん隣りのおばさんも同じでしたね(笑) あと、おばさんが見ていた『本能寺ホテル』、ドバイ→ダブリンで観てしまいました(笑) 「人のものはよく見える」。真理ですね(^^)
機内食などを乗せるテーブルは当然ながら折り畳み式で前席に収納されています。(暗くてすみません)
ちなみに上の電話機みたいなヤツは取り外し可能なコントローラーで、音量や画面選択もできました。おそらくはゲーム機もあったでしょうから、そのコントローラーも兼ねていたのだと思います。音は外部には出ず、すべて備え付けのヘッドフォンで聴くことになっています。当然ですね。
ちなみに上の電話機みたいなヤツは取り外し可能なコントローラーで、音量や画面選択もできました。おそらくはゲーム機もあったでしょうから、そのコントローラーも兼ねていたのだと思います。音は外部には出ず、すべて備え付けのヘッドフォンで聴くことになっています。当然ですね。
定刻通りに関空を発ったEK317便は、飛び立って1時間くらいで機内食(=夕食)が出ました。アラブの航空機会社とあって食事はすべてハラルです。
ハラルとは・・・・http://www.halal.or.jp/halal/
まずはこの状態で。フォークやナイフ、スプーンなどは右の白い包みにすべて入っています。これはドバイ~ダブリン間でも同じものが使われていました。
ハラルとは・・・・http://www.halal.or.jp/halal/
まずはこの状態で。フォークやナイフ、スプーンなどは右の白い包みにすべて入っています。これはドバイ~ダブリン間でも同じものが使われていました。
これがメニューです。さすがに日本を発つ便なので日本語のメニューもあります。ちなみに他の言語はアラビア語と英語。ドバイ~ダブリンは日本語なんぞはかけらもなく、アラビア語と英語のみでしたので、なかなかに苦労しました
メインディッシュは、私はハンバーグを選択。
付いていたミネラルウォーターは福井県越前町で採水されたものでした。盛田という名古屋の会社の製品のようです。
福井県です、おかーさん。
こんなところで福井県に出逢うなんて・・・・
ミネラルウォーターが入っていた器は、後ほどの紅茶もしくはコーヒーのカップとなります。
福井県です、おかーさん。
こんなところで福井県に出逢うなんて・・・・
ミネラルウォーターが入っていた器は、後ほどの紅茶もしくはコーヒーのカップとなります。
そして「朝食」は夕食の約6時間後。日本時間にして翌日の朝7時過ぎ。たしかに「朝食」ですね。選べたメインディッシュはオムレツ。ほか、フルーツがとても美味しかったことを覚えています。
画像はありませんが、妻は勤務先にいる海外旅行のベテランさんから、100円ショップで旅行用のスリッパを買っていくこと、と教えられ、それを準備していました。これが大正解 機内では血ぶくれする足を守り、ホテルでは靴の代わりに履いていました。海外のホテルは日本のようにスリッパは用意されていませんので、本当に役立ちました。
さて、ドバイへは定刻よりやや早く到着。大した揺れもなく、狭いことを除けばまあまあのフライトでした。私もまだ眠れた方ですし。(この後の3回のフライトはさっぱりでしたが)
映画は『GODZILLA 2014』を鑑賞。『この世界の片隅で』は途中で終わってしまい、ドバイ~ダブリン間で続きを観ることに。
先を歩く人の後をついて次のターミナルに向かいます。目指すゲート番号はA1。
さすが中東の大金持ちの国のハブ空港、免税店がずらりと軒を並べ、旅人を飽きさせません。
すんごいクルマが展示されているぞ。日本の田舎では家でも買えそうな価格なんでしょうね。
こんなん、ここで買うやつはいるのか?
こんなん、ここで買うやつはいるのか?
ドバイはこの時間は早朝5時過ぎといったところ。人もあまり多いとは言えなさそうですが・・・・。
ドバイ国際空港は超巨大な空港です。次のターミナルまでこの地下鉄に乗って移動しました。乗車時間は、そうですね、15分くらいは乗っていたでしょうか。もちろんノンストップで、スピードや乗車時間から考えると、天王寺から本町くらいは乗っていたように感じました。少なくとも東京~新橋を越えて品川以上はあったような?
その地下鉄車内。もはや日本人は一人もいません。
地下鉄を降りたらこんな感じ。豪奢な感じです。さすがです。ちょうどこの辺りにトイレ等がありましたので大休止、歯磨きなどをして、圧倒されたような感覚、奇妙な興奮、ふわふわしたような高揚感からは少し落ち着きました。
巨大な3連エレべータ。これ、日本製でしたよ。A1へはこれに乗って上に行きます。
カシオの販売店を発見。この他にも日本製の腕時計などを販売しているお店をよく見かけました。
ダブリン行きEK161便の搭乗案内を無事発見。(さすが、エミレーツばっかりやな(^^;
ところが、同じ時刻、同じ搭乗ゲートでQF8161なるカンタス航空の便もある。
種明かしをすれば、これは「コードシェア便」といって、ある航空会社(この場合カンタス航空)が運行している航空会社(この場合エミレーツ航空)から座席の一部を譲り受け、その席を自社便の座席としてお客さんに販売しているとのことです。詳しくはこちらをどうぞ→http://www.sora-tabi.com/codesharing.html
ではドバイ空港のなかをすこしばかりお散歩。何せ乗り継ぎ時間は約2時間半ですからね、空港内の移動に多少の時間を要してもまだ余裕があります。
と、また高価そうなカッコいいクーペがありました。これ、何と宝くじの景品 ジャガーかぁ~
しかも確率は1300分の1だって うひゃあ~、さっすが、日本とはケタが違うわ
しかも確率は1300分の1だって うひゃあ~、さっすが、日本とはケタが違うわ
いちいち度肝を抜かれることばかりですが、まあ、驚きはこれくらいにしておいてゲート前で待機することにしましょう。ここがその搭乗口=ゲートのようです。やはりカンタス航空のQF8161が表示されています。行先もDublinで間違いなし。
ここに寝椅子といいますか、足を延ばして横になれるような椅子があることは、先行しているAさんご一家からの情報で承知済み。問題は空きがあるか、ということでしたが、偶然にも並んだ2人分の空きがあり、隣りの少年に「OK?」と確認してから着席、ここで小一時間ほどを過ごすことができました。
(若造、変な目つきでこっちを睨むんじゃねぇ)
(若造、変な目つきでこっちを睨むんじゃねぇ)
窓の外は次の飛行機EK161便が待機中。到着した時は真っ暗でしたが、今は夜明けといった感じ。
案内が始まり機内へ入り、離陸して平行飛行に移ってからすぐに「朝食」でした。本日2回目の朝食。だって出発時刻はドバイ時間の朝7:15ですからね。こればかりは仕方ない(笑) ちなみに私たちの体感時刻である日本時間ではこのとき13:20。まあ少し遅めの昼食ですね(^^) この「朝食」ではフルーツが美味しかったことをよく覚えています。
妻とも「フルーツ、美味しいねぇ~」
妻とも「フルーツ、美味しいねぇ~」
昼食は朝食の約4時間後。日本時間で17:20頃・・・・もうわけがわからん(爆) 体内時計はすでにズタズタ・・・・です。
選べたメインはBBQソースのチキン。マッシュポテトの量がハンパなく、「出されたものは残さずに」がモットーの私も無理でした(ーー)
白ワインも飲みましたが、別にワインの良し悪しが解るほどの経験も舌もなく、「うめぇや」で終わりました。
それにしてもこの文字、誰が読めるねん(笑) 大阪-ドバイ便で出た福井の水がなつかしいです(^^;
この飛行機ではまったく眠ることができません。仕方ない、ひたすら映画を観て過ごしました。
EK317からの続きで『この世界の片隅で』、『本能寺ホテル』。あと1本見たはずなんだけど、う~ん、思い出せない・・・・
この飛行機の乗機時間は約8時間。わかっていたことですが、先は長いです・・・・
EK317からの続きで『この世界の片隅で』、『本能寺ホテル』。あと1本見たはずなんだけど、う~ん、思い出せない・・・・
この飛行機の乗機時間は約8時間。わかっていたことですが、先は長いです・・・・
アイルランドの旅(2) 日本出国 [アイルランド]
まずは日本から乗継地であるUAE(アラブ首長国連邦)のドバイまで。
下の地図をご覧いただければ、大阪からどう経由してアイルランドまで行ったかお分かりいただけるかと思います。
ついでに、ヨーロッパやイギリスとの位置関係も。
下の地図をご覧いただければ、大阪からどう経由してアイルランドまで行ったかお分かりいただけるかと思います。
ついでに、ヨーロッパやイギリスとの位置関係も。
今回のアイルランド旅行の飛行機、ダブリンでのホテル、各種費用(空港使用料、燃料サーチャージなど)については、基本的にH.I.Sさんにお願いしました。飛行機も今やインターネットで何とかなるのですが、ここら辺りは任せた方が安心だろうという考えからです。
あ、肝心なことをひとつ書き忘れていました。
今回の旅は私たち夫婦だけではなく、基本的に友人のAさんご家族も一緒です。なかなか私たち夫婦だけで行くのはハードルが高いですので、誰かと道連れなのは何かと心強い
今回の旅は私たち夫婦だけではなく、基本的に友人のAさんご家族も一緒です。なかなか私たち夫婦だけで行くのはハードルが高いですので、誰かと道連れなのは何かと心強い
さて、飛行機の出発時刻はもはや深夜に間近い23:45。
2時間前には空港に着いておくように、との言葉通り、それに合わせて21:30には着くように、19:20頃にクルマで家を出ました。ちょうど夕食時、どこで食べるか、ですが、そこで行ったのが前回紹介した石原ラ軍団さん。我が家から空港までの途中にあるために都合がよかったのと、やはりラーメン自体が美味しく、妻にも食べさせてあげたいと思ったからです。私は今回は予定通り熟成レトロ醤油ラーメンを選択。妻は塩左衛門SALTデコ。蟹と海老を使ったヤツですな
2種類のぶ厚いチャーシューに加え、コクのある美味い醤油スープ、さすが堺No.1の美味しいラーメンでした
ちょっと時間がかかったけど無事関西国際空港に到着、クルマを駐車場業者に預けました。空港までは電車で行く方法も当然ありましたが、二人分の荷物を入れたスーツケースは大きくて重いし、リーズナブルな業者さんを紹介してもらったこともあってクルマで行くことにしました。絶対にその方が楽ですし、電車で行く運賃に数千円のプラスで行くことできましたし、これは正解だったと思います。
関西国際空港(以後、関空と呼称します)は、すでに夜21時半頃になっていることもあって、お盆休み前というタイミングにしてはちょっと拍子抜けするくらいには人影は少ない。
しかし、私たちが乗機するエミレーツ航空のカウンターだけは行列ができ、活気に溢れていました。夜遅い便で海外に行く人も少なくないんだな~と。
カウンターでスーツケースを預け、搭乗券をもらいます。関空→ドバイに加え、ドバイ→ダブリン(アイルランドの首都。今回の目的地)に向かう分の搭乗券も一緒に発券されました。なくさないようにしないと、ね。ちなみにKIXは関空、DXBはドバイ、DUBはダブリンです。
え? そりゃあ、エコノミーですよ。ビジネスだとドバイまでで30万円を超えていたんじゃないかな? とてもそんなもんには乗れませんて(^^;
さて、では出発口に向かいましょう。
保安検査場では、持っていたペットボトルの飲み物を飲むか捨てるかせよ、とのことで、私はポカリ・イオンウォーター250㎖を一気飲み、妻はお茶を捨てさせられました。まあ規則だから仕方ないのですけど・・・・
保安検査場では、持っていたペットボトルの飲み物を飲むか捨てるかせよ、とのことで、私はポカリ・イオンウォーター250㎖を一気飲み、妻はお茶を捨てさせられました。まあ規則だから仕方ないのですけど・・・・
その後、シャトルで駐機場まで。このシャトル2両編成で、一方のハコは出発用、もう一方のハコは到着用となっているようで、当然ながら双方の行き来はできなくなっています。実はこんなシャトルが関空にあったのは知りませんでした。そりゃあそうか、前回海外=バリ島へ行ったのは14年前の名古屋空港からですからね。関空から海外へ行くのは初めてのことです。
出発は28番ゲート。ちょっとわかりにくいですが、すでに日本人は多くなく外国人が目立つようになっています。
私たちが乗るエミレーツ航空EK317便はすでに待機。
【アイルランドのあれこれ】
ここでアイルランドで使用されている貨幣をご紹介。
アイルランドで使われるお金の単位は、ご存知の通りユーロ(€)です。
まずは紙幣。ここにはありませんが€100(100ユーロ)、€200、€500紙幣もあります。高額紙幣は偽札と疑われることがあるとどこかで読んだので、交換は避けました。しかし€500って・・・・ざっと65,000円ですよ。なんか、地味に凄い。
紙幣の大きさの比較のために福沢さんにもご登場いただきました。触れた感触は、日本のものと比べて若干ゴワゴワ、ザラザラしているように感じます。
ここでアイルランドで使用されている貨幣をご紹介。
アイルランドで使われるお金の単位は、ご存知の通りユーロ(€)です。
まずは紙幣。ここにはありませんが€100(100ユーロ)、€200、€500紙幣もあります。高額紙幣は偽札と疑われることがあるとどこかで読んだので、交換は避けました。しかし€500って・・・・ざっと65,000円ですよ。なんか、地味に凄い。
紙幣の大きさの比較のために福沢さんにもご登場いただきました。触れた感触は、日本のものと比べて若干ゴワゴワ、ザラザラしているように感じます。
コインは、上段左から€2、€1、下段左から¢(セント)50、¢20、¢10。この下にも¢5と¢1があったと思うのですが、特に¢1はほとんど流通していないようでした。大体において物の価格は¢10単位だったように思います。
ちなみに今回両替して持参した現金は€220、日本円にして29,520円分でした。両替商ではコインへの両替はできませんでしたので紙幣のみです。(よってこちらのコインはダブリンで撮影したもの)
※今回のアイルランドの紹介では、日本人の顔はぼかしますが、外国人の顔はぼかしません。どう考えても私のブログを外国の方が読んでいるとは思えませんし、外国人の顔をいちいちぼかしていると時間がいくらあっても足りません。それに写真が見苦しくなってしまいますので。
アイルランドの旅(1) はじめに [アイルランド]
「ひよっこ」 第5週 みね子の勤務初日
松下ライン長の訓示で
松下ライン長の訓示で
トランジスタラジオは、今や我が国にとって外貨を稼ぐ一大輸出品になりました。すぐに壊れてしまったりするようだと、それは日本は駄目だということになってしまいます。
わが向島電気の創業者・・・・
わが向島電気の創業者・・・・
お父さん、どうやら私、日本を背負っているようで・・・・
来年の春には、アポロンのヨーロッパ市場を開拓するために、アイルランドに工場ができます。本家が負けるわけにはいきませんよね。
お父さん、アイルランドに日本が負けたとしたら・・・それは私のせいかもしれません
今月こそロット合格率100%を・・・・
・・・・アイルランドってどこですか?
この台詞がずっと頭にこびりついていました。
「アイルランドってどこですか?」
「アイルランドってどこですか?」
昭和40年ごろの人には、それは想像を絶するほどの遠い世界だったことでしょう。
そして私は、お盆休みを利用してその国に行ってきました。
アイルランドって、わかりやすく日本との比較をまじえていうと…。
・場所はごく簡単にいうと、イギリスの左隣り
・面積は北海道くらい
・人口は四国くらい
・緯度は北樺太と同じくらいの53度。ちなみに東京は35度で大阪は34度。こう書けば、ずいぶん北にある国だと実感されることと思います
・時差は8時間。日本の方が進んでいます。つまり日本の16時がアイルランドでは朝8時。
ただこれはサマータイム(DST)の時差で実際は9時間。
・気温は夏の平均が18℃で、冬は東京と同じくらい。つまり日本の東京や大阪と比べるとまったく暑さは感じられず、実に過ごしやすい気候。実際、滞在中の私は、Tシャツか薄手のパーカーを羽織っているだけでした。
・場所はごく簡単にいうと、イギリスの左隣り
・面積は北海道くらい
・人口は四国くらい
・緯度は北樺太と同じくらいの53度。ちなみに東京は35度で大阪は34度。こう書けば、ずいぶん北にある国だと実感されることと思います
・時差は8時間。日本の方が進んでいます。つまり日本の16時がアイルランドでは朝8時。
ただこれはサマータイム(DST)の時差で実際は9時間。
・気温は夏の平均が18℃で、冬は東京と同じくらい。つまり日本の東京や大阪と比べるとまったく暑さは感じられず、実に過ごしやすい気候。実際、滞在中の私は、Tシャツか薄手のパーカーを羽織っているだけでした。
ところで、そもそも私はなぜ「アイルランド」などという、十数年ぶりに海外旅行に行くのに普通の人が選ばないような欧州の小国を選んだのでしょう。
その答えはこちらです。
そう、ちょうどこの時期に開催されたラグビー女子W杯の日本代表の応援に行ってきたのです。
日程はかつて経験したことがないほど長く、これほどの大旅行は今後生きていく中でも二度とないことでしょう。
日程はかつて経験したことがないほど長く、これほどの大旅行は今後生きていく中でも二度とないことでしょう。
これからしばらく、時おり貯まったラーメンの記事などをはさみながら、アイルランドについて紹介していきたいと思います。
ただ、書きたいことが山のようにあり、撮影した写真が900枚近くあるのが現実であるとなると整理にかかる時間も途轍もなく、かなり時間がかかると思います。
自分のペースでゆっくり書き進めますので、まあのんびりとお付き合いくださいませm(_ _)m
自分のペースでゆっくり書き進めますので、まあのんびりとお付き合いくださいませm(_ _)m
よろしくお願いします。
あ、アイルランドってここです 左の端っこの方。「アイスランド」ではないよ
あ、アイルランドってここです 左の端っこの方。「アイスランド」ではないよ