10月8日(月)。
前日はラグビーの神戸製鋼VS日野の試合観戦。つまり昼飯はかみなりの中華そばを食べたわけですが、その翌日の10/8は、おなじみ麺人 ばろむ庵さんで限定のラーメンです。2日連続のラーメン。
しかし、実は前日の夜はラーメン横綱でラーメンを食べているわけで、実質ラーメン3連食に。
その限定ラーメンです。
これまでにも何度かばろむ庵さんで限定ラーメンをいただいていますが、外れだったことは未だかつて一度もない。どれも素晴らしくよくできたラーメンで、「ラーメンとはこんなに美味い食べ物だったのか」といつも目を開かされる感じでした。
だから今回も美味いに違いない。
私は躊躇なく大阪から奈良まで足を運んだ次第。有休を取ってね。
今回のお題は「ばろむ庵的背脂醤油ラーメン」。
ここのところ歳とともに背脂だの豚骨だのが重く感じられるようになり、そういう系統は敬遠しがちだったのですが、9月にお伺いした時に「10月の限定は自信作です。麺もこれまでと変えているし」と言われた日にゃあ、これは行かずばなるまい
ばろむ庵さんは基本的に10:30開店なのですが、限定の日はおおむね10時に店を開けられます。また、朝から整理券が配布され、長蛇の列をなるべく避ける方針でやっておられます。実は前回の限定の際には10:30に店に到着した時にすでに物凄い行列で、2時間近く待った経験がありますので、今回は私は朝9時にお店に行きました。
それでももらった整理券の番号は「9」。お店はカウンターのみで12席ですから、まあフロントローは確保できたわけになります。(それにしても1番の整理券をゲットした人は何時に来たんだ?)
10時まで近くで時間を潰し、10時過ぎに店内へ。
今日はお休み、かつ電車で来ている。そして・・・・暑いで、これを注文
いや~朝ビールは美味いですね~ これを私が飲っている今現在、会社のみんなが働いているというのがちょいと申し訳ない。でもウマイもんはウマイ(^o^)
これまであまり載せたことがなかったので、通常メニューを載せておきます。
窓が映り込んで読めない個所は
「大和黒」・・・・『ヤマトブラック』と読みます。その左は「焼豚大和黒」。ヤマトブラックのチャーシューメンという感じですな。お値段はそれぞれ850円と1,100円。
ちなみに独特かつ印象的で、かつ温かみのある書体のこのメニュー、すべて奥さまの手書きとのことです。見事な筆致ですね
何せラーメンを作っている人が店主お一人なので、提供はよくて1回3杯まで。9番目の私は2-3-3と来て4回目の配膳でラーメン着丼。麺の量は中盛の180g限定。最近は並盛しか食べられない私にはちょっと多いかも(^^;
パッと見は、いつも通り美味そう でも、「背脂ってどこ?」・・・・よく見ると、カイワレの下にとレンゲの向こうに隠れていました。
新潟の燕三条系や奈良のギトギト豚骨の代表格、無鉄砲系列・・・・いわゆる背脂チャッチャ系とは背脂の佇まいが全然違います。粒(?)~ひとかたまりが大きい。そしてこの背脂が口に含むととろけるような味わいで、なんともまろやか。見掛けとは大きく異なって上品なのですよ。こりゃあ美味いわ~ 本当に美味い これまで食べた数多あるラーメンの中でもトップクラスではないか
さらにスープがよく出来ている。実にうまくまとまっていて、まぁるいイメージなんです。よくある豚骨+背脂のこってりでは全くなく、ばろむ庵さん独自の他にないアゴ出汁スープと背脂のまろみが高次元で融合して、見事なハーモニーを奏でているというか・・・・こんなに美味い背脂入りのラーメンを、私は初めて食べました。ばろむ庵さんが作ると背脂系のラーメンもここまで昇華できるものなのでしょうか。
店主が「自信作」と言われるだけのことはあります。
炙った豚肉。この部位は、焼肉屋さんでいつの間にか定番となった、いわゆる豚トロか。軽い香ばしさと歯応えがいいアクセントになっています。
麺は普通の色合いです。いつもは全粒粉で皮の部分が残って黒い点々があるのですが、今回は皮は除いています。そして若干太いです。結果的にもちもちした食感に仕上がっていますね。
やや大きめのレアチャーシューが2枚。もはや安定の美味しさ。
スープまで完飲 私は完飲は滅多にしないのですが、今回ばかりはリミットが外れました。それほどの美味さだったということです。このラーメン、是非レギュラーメニュー化してほしいところですが、どうでしょう。
お店を出ると、お客さんが並んでいました。その数約20人 最後尾の方だと、あの美味いラーメンが口に入るまであと1時間半はかかるかな? でも・・・・並んで食べるだけの価値は十分にあるラーメンですよ。いや~、ごちそうさまでした。美味しいラーメン、どうもありがとうございました。会社を休んでいった価値のあるラーメンでした、ホントに
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