体重激減~(病のこと その5) [病のこと-2012年-]
このグラフを見ていただきましょう。
入院前からの私の体重の変化を示すグラフです。
1/9に体重計に乗ったときには、私の人生最高の75.3kgになっていました。
次に体重計に乗ったのは、ICUを出て一般病棟に移った12日夕方。11日の絶食の効果もあり、このときすでに73kgに落ちていました。
あとはご覧のとおり、右肩下がりに体重は落ちていきました。
理由は、カロリーを押さえた病院食と共に、利尿剤であったと教えてもらいました。
私の体重が年末からどんどん増えていったのにはやはり理由があり、お腹回りと共に肺にも水が溜まっていたのだそうです。だから利尿剤を使って溜まった水を体外に出すのが重要であり、実際に体重減には大きな効果がありました。何せほとんど1kg/1日ペースで落ちていきましたから
結果、退院するときの体重は66.7kg。何とマイナス8.6kg 2ℓのペットボトルが4本強
一体どれだけ余分な水分と肉が付いていたことか・・・・。
はいていたGパンはブカブカ、ベルトの穴がひとつ小さくなり、心なしか足のサイズも小さくなったような気がします。
気になる体重は、さっき計ってみたら67.0kg! うんうん、今のところは何とか維持していますね。
この調子で頑張りますぞ!
2012-01-25 22:18
nice!(3)
コメント(6)
トラックバック(0)
わーお、よろしおすなあ。そない簡単に体重落とせたら。
私も年末の胃腸風邪のときはバタバタと体重落ちましたけど、回復して正月を迎えたらアッと言う間に元に戻りました。
私の場合、タンパク質(肉類)を抑えられたり、過激なトレーニングをすると、かえって太ります。欲求不満で甘いモノを食べるからみたいです。困ったものです。
by ナワ~ルド@峠おやじ (2012-01-26 00:56)
私も体重は落としたいです。
一度落とした体重、大事に維持なさってくださいね。
それにしても肺にまで水が溜まっていたなんて…
本当に大変でしたね。お見舞い申し上げます。
by 遠霞(とおがすみ) (2012-01-26 12:48)
一連の記事、一気に読ませていただきました。
本当に大変でしたね。
でも、急速な回復、本当に良かったです。
息子さんも奥様も、きっと一安心ですね。
昨年から、身体はきっとSOSを発していたんですね。
でも、自分ではなかなか気づかない事が多く、気づいても、「解明したくない」という気持ちが働くものです・・・
ましてや年明けすぐに息子さんのセンター試験がある
試験が一段落したら、検査でも受けようか・・・っていう親父の気持ち、とてもよく分かります。
それにしてもクリニックで意識喪失で救急搬送、緊急オペ、ICU・・・かなり状態は悪かった と推測できますね。
結局は、胆嚢炎 原発で炎症・腹水、呼吸器不全(?)ということだったのでしょうか・・・
オペは局麻だったんですか?
耳元で、「・・・最悪の事態・・・云々」が聞こえているのは最悪でしたね。
羽曳野丘陵の上の病院・・・ 昔の「府立・・・」ですか?
あそこは昔から良い病院だったと記憶しています。(・・・ここ20年の様子は知らないのですが・・・汗)
もう、だいぶ回復されてきていますか?
まだまだ寒い日が続きますから、くれぐれも体調にはお気をつけください。
ましてや、その前にアブレーションを受けているとのこと。
なおさら、心臓には「耳を傾けてあげて」ください。
食べ物にも、気をつけてくださいね。
ヒロさん大好物の、「濃いめのラーメン」の類は、一番循環器系には良くないです・・・(笑)
by hidechan (2012-01-26 13:02)
ナワさん
急激に落ちた体重は、リバウンドも起こりやすいのだそうです。私の場合も、ちょっと気を抜くとすぐに戻ると思われますので、とにかく腹一杯食べないよう「腹八分目」を心がけるようにしています。
遠霞さん
肺水腫だけでなくむくみも症状のひとつで、私の場合この病(うっ血性心不全)の典型的な症状を発していたようです。
今は本当に楽になりました。
hidechanさん
さすがのご意見、ありがとうございます。
さきほど最新の記事で病名を書きました。
「うっ血性心不全」
今から思えば典型的な症状を呈していました。
オペは局麻で、術中もずっと意識がありました。
ご指摘の「最悪の場合云々」はまったく気になりませんでしたよ。逆に「死んでたまるかい!」と気合が入ったくらいです。
ちなみに病院は、ご指摘の「府立」のすぐ近くに移転してきた病院です。見晴らし抜群のいい病院だと、自分では思っています(笑)
by ヒロ (2012-01-26 20:18)
ヒロさん、こんばんは。
鬱血性心不全でしたか。 これは大変でしたね。
肺に水がたまった ということは、肺水腫も併発していたのでしょうか・・・
だとしたらガス交換の効率は悪くなるので、苦しかったでしょうね・・・
不整脈にもいろいろありますが、心臓内でイレギュラー発火している部分をアブレーションで焼いてしまえば収まる場合もあるし、ちょっとややこしい不整脈(WPW症候群等)は、アブレーションでリエントリー発火している部分を焼き切って、最悪、ペースメーカーの適用になる場合もあります。
鬱血性となると、単純に心臓内のお話しだけではなく、肺への血流抵抗も上がっている可能性もあるので、呼吸器も含めた「循環器系」の治療が必要になるかも知れませんね。 そのままにしておくと、今度は心臓にずっと負荷がかかりっぱなしになって、心筋自体が疲れてしまってダメージを受けてしまいます。 くれぐれも気をつけてください。
「府立・・・」の近くに移転してきた病院・・・
当時あの廻りは古墳以外(!)何もなかったのですが、グーグルマップを見たら何と!! 春秋会がでっかい病院建てたんですね!! 全然知りませんでした。
実はこの病院は(昔は170号沿いにありましたよね)、私の新人時代に鍛えていただいた、思い出深い病院です。
当時から先進医療を進めていた病院です。
ここの当時の理事長は若くてやり手で、でも地域に最適な医療を提供する というコンセプトがはっきりしていて、近大医学部とこことPLは、今の私の基礎を作ってくれた大切な病院です。
かわいがっていただきました。
近大からもドクターが多く来ていたはずです。
淀川区の塚本の駅前に、西大阪病院(春秋会です)を新築するときには、全面的にお手伝いさせていただいた記憶があります。
懐かしいです・・・
春秋会は循環器もしっかりしているから安心ですね。
正直なところ、あそこの「府立・・・」は、もともとは結核療養所で、その後、呼吸器全般を主体とした病院になったところです。
なので、「・・・ああ、呼吸器不全だったのなら、正解かな・・・」と思いましたが、それ以前にアブレーションを受けている と読ませていただいたので、「・・・あそこでアブレーションは・・・昔はあまり聞かなかった」と思っていました。
by hidechan (2012-01-26 22:09)
hidechanさん
本当にさすがとしか言いようがありません(°o°)
アドバイス、ありがとうございます。心に刻んでおきます。
新人時代にあのR170沿いに行っておられたんですか。これは本当にどこかですれ違っていたかもしれませんね。あの病院は私の父の最期を看取ってくれた病院でもあるんです。
親子でお世話になっているとは、なんか妙な感じです(^^)
by ヒロ (2012-01-27 21:21)