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玄 屋 [ラーメン]

昨日、前売り券を使用して、今シーズンのラストになるかもしれないスキー[スキー]に行ってきました。その紹介の前に、今回は以前行った京都の変り種ラーメンをご紹介(^^) 用事で京都に行った際、足を延ばして食べてきました。

店名は玄屋。「げんや」と読みます。京都市伏見区にあるその筋では有名なラーメン店。場所は【ココ】。区役所のすぐ近くにあります。ちなみにかの有名な寺田屋は玄屋から歩いて10分くらい。寺田屋につきましてはこれがわかりやすいので、興味がある方は是非どうぞ→【伏見寺田屋】

さてこの玄屋さん、有名なのは酒粕ラーメンです。伏見というのは神戸の灘と並んで日本有数の日本酒どころ。伏見の酒蔵の有名銘柄としては、黄桜月桂冠松竹梅といったところですが、いかがでしょうか。

だから酒粕ラーメンという発想が出てきたのだろうと思います。

外観。

1.外観.jpg

2.二斗樽.jpg

店前 (その1)

たぶん特製の二斗樽。

 

 

 

 

 

 

 店前 (その2) 

  でかい瓶(一体何升入るんだ・・・・[たらーっ(汗)])       その右の手書きメニュー

4.手書メニュー.jpg
7.厨房.jpg

こちらは厨房。手前の甕(かめ)には醬油ダレ、奥で火にかけられて湯気を上げているズンドウが酒粕スープです。

麺は向かって右に見えるフードの向こう側で茹でられていました。

画像ではわかりにくいですが、店員さんはお揃いの紺色の柔道着を小さくしたような服(作務衣?)を着て、きびきびと立ち働いておられました。

 

 

席は、カウンター×9席、2人用テーブル×3卓、4人用テーブル×1卓、という小規模店舗。

6.店内メニュー-2.jpg

テーブルのメニュー[ぴかぴか(新しい)]

 

 

 

 

 「若布」は「わかめ」と読むんですよ~(^^)

5.店内メニュー.jpg

こちらは壁掛けのメニュー

 

 

 

 

 

 

キタ~~~! これが酒粕ラーメンです[exclamation×2]

8.酒粕ラーメン.jpg

「七味を掛けてお召し上がりください」と言われましたが、ボクは最初からではなく途中で七味を掛けました。 最初は基本を味わいたいし、掛けて失敗だったら取り返しがつかないので・・・・

具はネギチャーシュー油揚げ少量のモヤシ、そして上に乗っているのは大根の千切り(というか糸のように細く切ってありました)。

そして何よりも肝心のスープです。もう期待度はMAX[グッド(上向き矢印)]

一口啜ってみます・・・・

う~~~ん、酒粕の旨みが口いっぱいに広がる・・・・[揺れるハート] なかなかいけるやんけ~[るんるん]

鶏ガラと豚骨がベースになっていて、そこに醬油ダレと酒粕を溶いたスープ、といった感じかな。ベースは古潭のスープに似た感じがしました。なら不味いわけがないな(^^)

10.多加水細麺.jpg麺は細めの多加水ストレート

これはちょっとどうだろう? 酒粕ラーメンはスープが最大のウリなんだから、もっとスープが絡みやすいやや太目の縮れ麺の方が合うように思えたのですが。

でも、店主さんもいろんな試行錯誤の末に現在の麺に決めたのでしょうから、そこは店主さんの選択を尊重するようにしましょう。 

 

 

9.醤油ラーメン.jpg

こちらは同行者が頼んだ醤油ラーメン。鶏ガラベースの、ちょっと強めの醤油味。

扱いが小さい・・・・[たらーっ(汗)] 

どこかで食べたことのある、よくある味でした。 

 

 

 

この店はやっぱり酒粕ラーメンでしょう。実際、他のお客さんの注文を聞いていると、半分くらいが酒粕ラーメンでした。

11.掟破り.jpg

ゴメン[あせあせ(飛び散る汗)] 

今度いつ来られるかわからないし、初めての味をよく味わっておきたかったのでここまで完食してしまいました。

 

 

 

 

最後に伏見の風景をほんの少しだけ~

12.伏見一情景.jpgこちら、缶チューハイで有名な宝酒造㈱の伏見工場(の看板)。玄屋のすぐ近くです。前出の日本酒「松竹梅」は実は宝酒造のお酒なんですよ[かわいい]

もっと大きな門とかがあればよかったんですが、これくらいしか目に付かなくて・・・・(^^;

 

  

 

 

13.伏見一情景-2.jpgこれは生活協同組合とスポーツクラブが一緒になった建物。酒蔵をイメージしたようです。

この地にはお似合い(^^) 

新しくなったという区役所もそんな感じの建物でした。 

 

  

 


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コメント 7

おかーさん

わぁ 懐かしい・・・と 造り酒屋で 思わずです。
杜氏さんて 地元の人は使わないんですよ
勝山の酒造会社は 東北から 杜氏さん来てるって聞いたし
この伏見の酒屋さん じつはお隣の大野市から (今は判らないけど)
行っていたんです。それも下戸の伯父さん達が(^o^)

お土産に酒粕が いっぱいあったのが懐かしいですよ
郷土料理に 酒粕汁があるけど ラーメンもあり!なんですね
油揚げのトッピングが酒粕汁と コラボして微笑ましい
 
メイホウ 行ってこられたんですね
ジャム勝は 今日は ボーダーさんの怪我人が多かったらしいですよ
最近の関西の若い方 後から振り込むとか言って
治療費を払わず帰る人が続出して 地元の病院 受け入れ拒否起しそうらしいですよ 
モラルが低下してるんでしょうかね?

by おかーさん (2011-03-06 20:16) 

ヒロ

おかーさん、こんばんは。
杜氏さんの話は、『夏子の酒』という名作漫画で詳しく知りました。大野市から伏見に行っておられたんですね。主に雪の多い寒い地域の人が出稼ぎで造り酒屋に行っていたと聞いていますので、典型的な例なのかも。

それにしても、関西のボーダーがご迷惑をおかけしておりますようで・・・・情けない限りです。本当に恥ずかしいです。モラルの低下というか、最低限の義務すら理解していない奴が多すぎるのではないでしょうか。こうなった原因についてはいろいろ思うことはありますが、結局のところは教育なんでしょうかね~。
by ヒロ (2011-03-06 21:17) 

のん

こんばんは~☆

のん実家では、おばあちゃんがよく酒粕入りのお味噌汁やお鍋を作っていましたが、子供の頃はあまり好まずでした。
しかし、今は大好きになり、のんも、粕汁を時々つくります!
酒粕と、ラーメンスープのコラボですね(^^)
想像が出来ませんが、コクが出そうだから、きっと美味しいのでしょうね(*^^)v
辛味酒粕も美味しそう~。

また、お世話になっている宝酒造さんをはじめ、酒蔵が多い伏見で酒蔵も廻りたいですが、寺田屋さんも行ってみたいです。
by のん (2011-03-06 22:19) 

遠霞(とおがすみ)

こんばんは。更新されていることに、ついさっきまで気づきませんでした。すいません。

酒粕ラーメン…という味があんまり想像できないのですが、でも、ベースのスープは古潭の味に近いわけですね。それならなかなか美味しそうな感じが、個人的には伝わります^^

ただ。私は細麺よりも中太以上のほうが好みなので、スープにこの麺があうかどうかを実際に食べていないと、なかなか感じがつかめません。でも伏見まで行く機会はまったくないので、食する機会はないような…

たしか喜多方にも上海というお店で、時期限定で、酒粕を使ったラーメンがあったような気がするのですが、私は食べたことがないので、不正確かも知れません。
by 遠霞(とおがすみ) (2011-03-06 22:33) 

ヒロ

のんちゃん、こんばんは。
伏見は京都の穴場的存在ですよ。寺田屋など有名な建物もありながら、市街から少し離れていてやや静かな所だと聞いています。ただ、昨年は龍馬人気でそうではなかったようですが、今年に入って落ち着いているそうです。
酒粕ラーメンはコクがあってなかなかイケました。

遠霞さん、お待ちしておりました。この味を一番理解できるのは、古潭に行ったことのある遠霞さんだと思います。本当に、古潭の醤油ラーメンのスープで酒粕を溶いたような味でした。そのまま想像していただいたような味です。ベースがしっかりしているので、酒粕のコクが立っているように思いました。
お勧めなのですが、如何せん京都に行くことがなければ・・・・。
by ヒロ (2011-03-07 20:59) 

船山史家

酒粕ラーメンって喰うと酔っ払わねぇのか?って口にしたらジャン妻に呆れられた~。
私は今、ちょっとランチでラーメン断ち中でございます。健康の為に(笑)。
もっぱら昼は定食です。
by 船山史家 (2011-03-08 20:49) 

ヒロ

史家さん、どーもです。
ま、ボクも毎日ラーメンばっかり食べているわけではなく、基本的に昼は妻の作る弁当がメインですよ。弁当がないときは会社の食堂で定食。ラーメンばかりなら幸せなんですが、ま~普段は史家さん同様健康優先です(爆)
だからこそたまに食うラーメンがよけいに美味しく思えるのかも知れませんね。
by ヒロ (2011-03-08 21:55) 

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