麺人 ばろむ庵 （その3）

今日は生憎の雨でした　明日から稲刈りだというのに････　
天気予報は明日も雨。これで雨＋汗＋ドロでずぶ濡れは確定です　

昨日まで何とかもっていたのに････直前になって雨とは、最悪の展開ですわ（泣）

さて、気を取り直して、本日のラーメンにいきましょう

完璧に最近のお気に入り。今やNo.と言ってもいいくらいになっている奈良の麺人　ばろむ庵さん。また行ってきてしまいました（＾＾；　近所の方々にも認知が広がっているのか、今日は店の前に自転車が3台。また、先客にはご近所のサラリーマンと思しき人が3名。さして大きくないお店、しかも営業時間が10：00～14：00のみ、夜間は店を開けないという特異な営業形態だけに、流行るのはうれしいことです。この店がつぶれたら泣くよ、ボクは

これが全メニューです。新中華そばとまぜそば（前回の記事にて紹介）のみ。

ボクは基本的にチャーシューメンは食べません。おそらくもう10年以上も食べていない。記憶に残っているチャーシューメンは、あの神座で食べた小チャーシュー。かつて神座は「小チャーシュー」といえども並の店のチャーシューメンほどの量があり、これがチャーシューメンとなると、もう肉をかき分けかき分けしないと麺に辿り着けないという、かつてはそういうチャーシューの量でした。
（今はわかりません。食べてないので）

でも、今回はその禁（？）を破ってチャーシューメン＝焼豚新中華そばをオーダーしました。

理由は････見ていただいたたらわかる････かな？ 

麺はもちろん1.5玉。値段は900円です。普通の新中華そば＋200円。

「29番」はおそらくこの日の客の数で間違いないと思います。13時の入店で29人の客････時間的にこの後そんなに客は入らないと思われ、一人当たり単価がおおむね800円として、1日の売り上げがざっと2万数千円ですか。
採算が取れているのかどうか、他人事ながら心配になります。先にも書きましたが、この店がなくなるとボクはとても悲しい････

さて、ご紹介。全体像は後回しにします。まずはトッピングからご覧ください。

煮玉子とベビーリーフ（その下にはカイワレ）。ネギはありません。

レアチャーシュー。その端部には香辛料（黒胡椒）が。チャーシューを噛むと、この香辛料が独特な風味を口内に広がらせてくれるのです。うめェ～～～

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （端部にピントを合わせるのに苦労しました）

こちらはメンマと自家製全粉粒麺。コシもあってモチモチ、いい歯応えをしています。いつもの固麺を頼むのですが、必要なし（＾＾）

 先日、ある方から質問があったメンマの隠し包丁。

ななめに十数本の切り込みが入っているのがお分かりいただけるかと思います。もちろん、すべてのメンマにこの切り込みが入っています。おそらく一切れ一切れに包丁をスッスッと入れていってるのでしょう。
ボクが「丁寧な仕事」と言う所以がこういうところにあるわけです。

実際、隠し包丁のおかげで噛み切りにくい筈のメンマが美味しくいただけるわけですから、十二分に価値のある仕事

では、最後に全体の姿を～　やや小ぶりの丼の端にチャーシューの花が開いたように見えます。実はこのルックスを紹介したくて、今回焼豚新中華そばを頼んだようなものです。もはや美しいとさえいえるこの姿････白い器に映える緑に茶色に赤っぽいチャーシューと、配色もその配置も完璧じゃないですか。絶対に萌えますよね～

いかんと思いつつ、スープを最後まで飲み干してしまいました。予想通り、底には魚介系の粉末が沈んでいましたよ。これが美味しさの根っ子なんですよね～　先日はよくわからなかったけど、今回は海老系の香りを感じました。麺人ばろむ庵さん、日々進歩しておられるんでしょう。

いや～、いつも通りの美味しさでした。ごちそうさまでした。

「また来ます」

と言って店を後にしたのでした。

 

 

 

コメント 4

再びこんばんは～☆

「焼豚新中華そば」、芸術ですね～！
見るからに美味しそうです。
すごいボリュームに見えますが、丼が小ぶりで、焼き豚が脂多しじゃないので、持て余さないのでしょうかね～。
メンマにいい仕事しているし、魚介スープ、久々に食べたいです。
最近、スタンダードなスープが多かったです。

前記事の答えですが、温泉公方に聞いたら、最初は照れて「ベスト　カー」なんて言ってました(>_<)（これも読んでます）
その後、「何でも読みますが、やはり大好きな城関係の本や、やはり大好きな歴史本が多い」そうです。代筆(*^^)v
歴史は、特に幕末に興味ありみたいです。
城と言えば、先日、名胡桃城を攻め落としてきましたが、シルバーボランティアのおじさいさんが、丁寧に歴史を語ってくれて、真剣顔で聞いて帰ってきましたが、ちょっぴりずつ違う点を、何点か、訂正して教えてくれた温泉公方でした。
しかし、興味がある事はよく知っていてびっくりします！
by のん (2011-10-14 23:38) 

上記コメ、訂正ですm(__)m
シルバーボランティアの「おじさいさん」じゃなくて「おじいさん」です！
失礼いたしましたm(__)m
by のん (2011-10-14 23:43) 

おはようございます。
お店がなくなったら悲しくお感じになられ、また、お客の入りから一日の売り上げまでご心配なさる…その入れ込み方からして、このお店のラーメンが美味しい、そしてヒロさんがそれにはまっていらっしゃることが、よ～く伝わってきました。
やっぱり奈良は遠い。でもいつか一度食べてみたい、そんなお店です。心に刻み込んでおきます。ばろむ庵。
by 遠霞（とおがすみ） (2011-10-15 09:32) 

のんちゃん
名胡桃城って、それ懐かしい！　行ったのではありませんが、池波正太郎の大河小説「真田太平記」で読みました。謀略の城、ですよね。
幕末、ボクも大好きです。一度ゆっくり話してみたいものです（＾＾）

遠霞さん
たしかに入れ込んでますね、ばろむ庵には。
このお店、定休日が月曜日なので月の売上を概算するとアバウトで70～80万くらいなんですよね。そこから家賃、材料費、光熱費を引いて････余計なお世話だってことは十分承知しているんですが、ひとつの店にここまで入れ込んでしまうのは初めてのことです。指摘されてみて初めて気がつきました＾＾；
今度はひとつ、ビールでも頼んで売上に協力しましょうかね（笑）
by ヒロ (2011-10-15 11:22)