米らぁ麺 ぜん [ラーメン]
姫路城の天空の白鷺に行こうと考えた際、私はもちろん姫路のラーメンを食べようと考えました。
で、探し探しでたどり着いたのがここ、米らぁ麺 ぜんさんです。場所は【ココ】(←クリックどうぞ)。
駅~姫路城間の大通りから少し東に逸れた、商店街の一角です。
恥ずかしながら私は米の麺というのは初めて食べる味。ベトナムのフォーを想像しているのですが、果たして
実際に米を生産している身には少々気になるところ(笑)
店内のメニューです。揚げ春巻が美味いとの前情報がありましたので、それも食べようと考えていました。
結局、米らぁ麺のチャーシュー入(600円)をAセットで注文しました。
まず、ミニサラダが到着。上に煮干しが載っているのが珍しいです。固いかと思いましたが、柔らかくて全然いただけましたよ。
そして、米らぁ麺と揚げ春巻がほぼ同時に着丼。
まずはラーメンとしては単一メニューの米らぁ麺です。豚骨、鶏ガラ、野菜を煮込んで作られたというスープは見てのとおり、すごくあっさりしており、やさしい味わい。
メインの、米粉から作られたという麺ですが、ツルツルの口当たり。これが米の麺ですか・・・・。白い、というより透明感のある麺。コシは・・・ないですね。柔らかめの食感です。コテコテ系のラーメンにはキツイでしょうけど、こういうあっさり系のスープには合うでしょう。あるいは冷麺?
まあ、こんなものなのかな?
で、トッピングですが、まずは酢漬け野菜。賽の目に切られた大根と人参。この酢漬け野菜があっさりした口当たりを増幅させています。
揚げ玉ねぎ&ニンニク、脂身の多いチャーシュー。
麺の下には、モヤシとニラが仕込まれていました。作り方を見ていたわけではありませんので確としたことは言えませんが、まずモヤシとニラを底に置き、茹でた麺を乗せ、そしてスープを投入。そのあとトッピングを乗せていき、最後にミルで細かく砕いたスパイスをパラパラして完成、という手順じゃないでしょうか。
次は揚げ春巻です。これは、小振りの春巻に極細のビーフンを編んだようなもの(ライスペーパー?)を巻き、カラッと揚げた物。これを付属のタレでいただくのですが、これが美味かった。
思わず私はビールを頼んでしまいましたよ 氷が浮くほどよく冷えたジョッキで飲む生はサイコーでした
(画像のアップがアップになってへんな~)
最後はメニューにあるところの甘味。コーヒー味の寒天でした。さほど甘くはなく、さっぱりした口当たりで〆にはよかったと思います。ただ、はじめからフォークを突き刺していたのはいただけないです。
これが唯一残念でした。
完食。米の麺は不思議な味わいで、たまにはいいと思いますが、コシや唇を通る際の感覚など、ラーメンの麺としてはまだまだ研究の余地があると思います。
最後に姫路の商店街を。来年の大河ドラマが播州出身の黒田官兵衛に決まり、街ははや盛り上がりつつあります。
主演はジャニーズの岡田准一氏。映画『SP』やひらパー兄さん(←関東の方はご存知ないか・・・・)でお馴染み。
黒田官兵衛は、私の好きな戦国時代に生きた人ですし、私は今年の『八重の桜』に続いて観るつもりですよ。
「春雨」は“米の麺”ですよ^^;)
by 風来鶏 (2013-05-19 20:01)
こんな所に、こんなお店が・・・(@@;)知らない間に、色々姫路も変わってますね(^^)vビールに揚げ春巻き!てっぱんメニューですね♪羨ましい~!今度実家に帰ったら、姫路に行きたくなりました(^^)v
by さうざんバー (2013-05-19 21:05)
米粉100%というと、やはりフォーを想像してしまいますが、それがらーめんの麺ですか…なかなか食感を出すのは難しそうな気もしますが、らーめんは全体のパッケージングですからね。さらなる進化があれば、こういうジャンルができていくのかも知れませんね。
優しいスープというのが美味しそうです。にぼにぼ系か魚介トンコツばかりの私には、こういうのもいいのかも知れません。
by 遠霞(とおがすみ) (2013-05-19 21:42)
風来鶏さん
「春雨」の原料って緑豆じゃありませんでしたっけ? 私の勘違いだったかな?
さうざんバーさん
このお店、開店したのは2年前らしいです。ラーメン店って栄枯盛衰が激しくていつの間にか閉店しているというパターンが少なくありませんので、「!」と思ったらなるべく早く行くようにしています。
揚げ春巻とキンキンに冷えた生ビールは最高の相性でした♪
遠霞さん
米の麺は、やはりこのぜんさんのような超アッサリ系でないと成立しません。例えば豚骨のようなコッテリ系だとスープに埋没してしまって、ラーメンという食べ物として成立しないと感じました。その点、店主さんはよく研究されていると思います。
来年行くお店は・・・・もう見つけてあります♪ 私らしいでしょ(爆)
by ヒロ (2013-05-19 22:44)
>実際に米を生産している身には・・
って、ヒロさんは米の生産農家なのですか??
としたら、食に、ご関心が深いのは当然なのでしょうか。
by Sora (2013-05-20 21:12)
Soraさん
こちらにもありがとうございます。
お米は、自分の家で食べる分だけを作っています。農協等に卸すほどの量は作っていません。親戚と一緒に作っていますが、コンバインや乾燥機を持っていないので、未だに原始的な天日干しです。
昨年の米作りの様子は、このブログのカテゴリ「米作り-2012年」にその詳細を連載しました。興味がありましたら是非お読みくださいまし(笑)
by ヒロ (2013-05-20 22:40)
黒田官兵衛のような人って組織には必要ですよね。
姫路ですか。私が連想するのは、お城と、かの組の4代目かな。
by いっぷく (2013-05-23 02:01)
姫路は駅周辺も綺麗になったらしいですね。このアーケードかどうかは分かりませんが、アーケードも改修するとかアーケードを撤去して空が見えるするようにするとか、別のサイトで読んだ記憶があります。
by うじざね (2013-06-09 18:08)
いっぷくさん
返コメが遅れて申し訳ありません。
黒田官兵衛は司馬遼太郎の「播磨灘物語」で詳しく読みました。
とても魅力的な人であり、かつ自分というものを客観的に見ることのできた人物だったようです。
うじざねさん
私が行った日の2~3日前に新しい駅ビルがオープンしており、こちら大阪のニュースでも流れていました。アーケードの改修もその一環なのでしょう。来年の再訪が楽しみになってきました。
by ヒロ (2013-06-09 20:34)
大阪といえば、大阪も梅田や阿倍野(?)に大きなビルを建てたり新しい商業ビルが出来たりしたニュースを見ました。大阪の施設もグランなんとかで、姫路のビルもグランなんとかで、神戸の新しい施設もカタカナでしたね。施設名だけでなく、最近は色々な単語がカタカナばかりで意味が分かりにくいし伝わりにくいなあと思っています。
by うじざね (2013-06-10 23:24)
うじざねさん
こちらにもありがとうございます。
西日本一という阿倍野のハルカスはウチから1時間以内に行くことができます。もうすぐ第1次オープンで、近鉄電車では宣伝に躍起になっています。レストラン街にラーメン店が1軒入っているのですが、早いうちに行ってやろうと私も手ぐすねを引いています。
ちなみに「ハルカス」はその名の通り「遥か」から来ているとのことですよ。
by ヒロ (2013-06-11 21:21)