麺人ばろむ庵さんの限定ラーメン(その2) [ラーメン]
広島編はあと3本残っているのですが、最近食べたラーメンの中で衝撃的だったこの一杯をまずは紹介したいと思います。
それは、このブログではもはやおなじみ、麺人ばろむ庵さん presents、平成26年の限定ラーメン、第2弾
(前回の限定ラーメンの記事はコチラ→http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2014-05-23)
もう40回近くはくぐったこの暖簾を抜けて店内へ。
実はこの盆休み中の午後、一度ばろむ庵さんにラーメンを食べに行きました。
その際にあったポップがこちら
お、第2弾が出てる
でも・・・・ううう、夜限定じゃないか
当然この日は食べられない。仕方なく、と言っては大変失礼ながら、いつもの新中華そばを美味しくいただきました。再戦を心に誓いながら。
ちなみにメニューの文字はすべて奥さまが書かれたものです。まるで印刷したようですが、そうではありません。店内や外の案内もすべて奥さまが書かれたもの。上手いというか巧いというか・・・・いいセンスをしておられます
この日の私は完全に限定狙い。ちょっと出遅れたため、まだあるか少々心配したのですが、幸いなことに無事限定ラーメンにありつくことができました。
で、運ばれてきたのがこのラーメン、ばろむ庵的限定「冷製魚中華そば」~鰹とトマトの夕涼み~。
従来の新中華そば。
パッと見は
「ん?」
と思うほどよく似ています。違いはスープの色と湯気の有無くらいです。
ところがこの冷製魚中華そば、ただ者ではなかった・・・・
私はもっと、中華料理屋で供される冷麺風のもの(背が低く広めの器に盛られたような)を想像していたのですが、全然違う。
こちらは「冷製ラーメン」と呼ぶのが妥当ではないか。つまり「冷製魚中華そば」とは絶妙な命名と言っていいでしょう。後に続く~鰹とトマトの夕涼み~はフランス料理風の名称であり、食べてみれば『なるほど』と思わせてくれましたよ。
まずスープを一口・・・・
!
凄い 鰹の香りがぶわ~っと口中に広がります。なんだ、これは・・・・?
喩えとしては上手くありませんが、鰹節をたっぷりと載せたお好み焼きを口の中に入れた瞬間の味、ソースの甘みが広がる直前に鰹節の香りがぶわっと立ち上がるのですが、その瞬間の感覚。
とにかく旨いのです。「美味い」ではなく旨い。慣れるにつれて鰹の風味は薄らいでいきますが、それでも旨味はず~っと後を引いています。トマトの酸味もいいスパイスになっています
(ちなみに私はカゴメもびっくりするくらいトマト好き)
そして何より、スープが冷たいことによって素材の旨みが鋭角に、ピシッと立ってきます。レアチャーシューも極太メンマもベビーリーフも煮玉子も、通常の熱いスープで味わうのとは異なった、個々の旨味が最大限に引き出されている感じ。
通常の熱いスープは素材の味を上手くまとめてくれるのですが、同じトッピングでもスープが冷たいと味わいがまったく異なってくるというのは、私にとって新しい発見でした。
そして麺。
ばろむ庵さんの麺は自家製で、最近使うお店が増えてきている全粒粉なのですが、冷製魚中華そばもいつもの新中華そばと同じ麺が使われています。
なのに、これが水で締めるとまったく違う、別物と言っていいほどの味わいになるのです。思わず同じ麺を使っているのかどうか確認したほど。いや~、スゴイわ
一気食いでした。ちょっと興奮するくらい旨かったです
これほどの冷製ラーメンはそうそう食べられません。間違いなく。
ただ・・・・この冷製魚中華そば。最初に書きましたが、夜営業の日のみのメニューなのです。しかも「限定」ゆえに、おそらく材料が尽きたらそこで販売終了。そして麺人ばろむ庵さんの夜営業が水曜日と土曜日のみとくれば、これはなかなか口に入りにくい幻のメニューになるかもしれません。
食べられてよかった・・・・心からそう思うヒロなのでした
うわーーー
朝からこんな美味しそうな麺を見るなんて、、、
相当のレアものですね、このらーめん。ばろむ庵さんで、さらに驚くほどのらーめんなんて、あまりに魅力的過ぎます♪
あーーー昼食にらーめん食べたくなっちゃったなぁ、、、
by 遠霞(とおがすみ) (2014-08-29 06:34)
遠霞さん
はい、かなりなレアものだと思います。しかも旨い!
スープを口に運んだ瞬間、目を瞠りましたよ。
次の限定ラーメンが楽しみです。あ、ご存知の通り通常のラーメンも変わらず美味ですが。
ところで先日、以前に遠霞さんが紹介されていたあびこの安喜に行ってきました。ボリュームのあるせせりといいふわっとした食感が絶妙だったきもといい、どれも美味しかったですよ♪ またあらためて紹介します(^^)
by ヒロ (2014-08-30 08:45)