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1,000円近くのラーメン2題 [ラーメン]

私には、無性に食べたくなるラーメンが数軒あります。ほとんど理由はなく、完全に感覚的なものです。(だからこその“無性”なのですが・・・・)

その内のひとつがここ、近江ちゃんぽんのちゃんぽん亭総本家さんです。
この系統のお店に初めて訪れたのは、スキージャム勝山に行く途中にいただいた今津店。琵琶湖北西部の、琵琶湖岸まで100mもないという素晴らしい立地(もっとも、店内から琵琶湖は見えないと思います。夜しか行ったことがないので何とも言えませんが)。→https://tabelog.com/shiga/A2505/A250501/25001258/dtlmap/
ただ、このときの印象がすごくよかったんです。夜遅くにこってりしたラーメンはNGですが、その点近江ちゃんぽんはあっさりした味の中にコクもあり、野菜もたっぷりと取れるしで、夜間に食べるラーメンとしては最適ともいえるものでした。当時はそんなに高くもなかったし。

阿部野橋(≒天王寺)をはじめ大阪南部にもいくつかの店舗はありますが、今回訪れたのはイオンモール堺北花田店のフードコート。場所は【ココ】(←クリックどうぞ)。北へ橋を渡って少し行けば、豊さんのある我孫子はもうすぐ近く。地下鉄で一駅、歩いて行ける距離です。
高速道路のSAをはじめ、ちゃんぽん亭さんはフードコートへの出店が多いですね。ロードサイドに独立店舗を持つよりは経費が安く抑えられるからだと思われます。
1.イオンモールのフードコート.jpg

さてそのイオンモールのフードコート。
今回は値段について着目しますが、私がここで注文したのは1日分の野菜のちゃんぽんの麺大盛。790円+110円×1.08=971円(なぜか1円値引き)。
2.どれを注文したかというと.jpg

フードコートの必需品。結構大きな音なので、鳴り始めは心臓によくない(苦笑)
3.鳴るのを待つ.jpg

昨今の近江ちゃんぽんには、「野菜大盛り」というメニューが登場しました。これは745円(税込)で、私が初めてちゃんぽん亭さんに行った際にはなかったメニュー。お店側としては、野菜の量を細分化することによってお客さんの要望に応えたということだと思うのですが、結果的には野菜1日盛の値上げにつながりました。
私の記録によると、この野菜1日盛+麺大盛は、2016年2月時点では918円(税込。今津店)でしたから。ラーメンで50円の値上げは決して小さいものではありません。まあ原価をはじめとした経費も上がっていることでしょうから仕方ありませんが、好き者としてはちょいとつらいです。
しかし、私にとっての味は相変わらず。このスープはなかなかに美味い。チェーン店だけに好き嫌いもありますが、齢を取ってからの私は好きな味ですね。野菜がたくさん摂取できるのも嬉しいですし[るんるん]
4.野菜1日盛+麺大盛.jpg
5.きくらげに….jpg
6.山盛り野菜(1).jpg
7.盛りを横から.jpg

そういやリンガーハットのちゃんぽんの野菜は255g、野菜たっぷりちゃんぽんだと480gだったかな、こちらは麺の大盛はできないけど。
そう考えると近江ちゃんぽんの野菜360gは少し少ないかも。
でも美味しいから許します。今回も美味しくいただきました。

お次は和歌山ラーメン。
豚骨醤油で有名で、中でも最も有名な井出商店さんは某テレビ番組で日本一の称号を手に入れました。しかし実は和歌山ラーメンには2系統あり、もうひとつは醤油が強めの“醤油豚骨”。ご存じの通り和歌山県は醤油発祥の地で、美味しい醤油メーカーが軒を連ねる地域なのです。湯浅はつとに有名ですね。
今回行ったお店はマル龍中華そばさん。
店舗の目の前には「めっけもん広場」という、JA紀の里が経営しているその筋では超有名な野菜直売所があります。休日はクルマを停めるのに一苦労するような人気店。そこにクルマを停め、買い物に勤しむ妻たちを残して私は単身ラーメンを食べに行きました。
8.マル龍中華そば.jpg

メニュー。
9.これがメニューだ.jpg

そして、どうだ、この場末感全開の店内[exclamation×2] もはや感動的ですらありますでしょ(笑)
10.アグレッシブな店内.jpg

クッション感皆無のシート。というか椅子。というか板の上のカーペット敷き・・・・[がく~(落胆した顔)]
11.クッション性皆無の座席.jpg

その下には・・・・
12.その下には….jpg

もはやダンボールが崩壊しておるぞ・・・・。アンタは一体何年前からそこに[exclamation&question]

厨房はこの奥です。
13.奥が厨房.jpg


そしてラーメンが着丼。大盛にしています。お腹が減っていたので。
14.大盛にしたのだが….jpg

小さめのチャーシューが2枚と多めのネギ。その下にはモヤシとメンマが隠れていました。
15.ネギの下にはモヤシ.jpg

ラーメン自体は何とも言えない、まあある意味典型的ともいえる和歌山ラーメン(中華そば)。豚骨より醤油の方が強い醤油豚骨の系統。スープがぬるめなのは仕方ないか。それにしても麺が多いな~? 豚骨感はほとんど感じられない。

これがね、実に950円しました([exclamation×2]) 並の中華そばは600円とリーズナブルなのになんで? 
値段を言われたとき、私、思わず「え?」と声が出てしまいました。700円か、高くても750円くらいを予想していましたので・・・・[がく~(落胆した顔)]

しかし、お店の人が言うのには
「ダブルでしょ?」

まあ単に「大盛で」としか言わなかった私がある意味悪いし、大盛りと言えば「麺」だけのことを指すと思い込んでいた私にも責任はあります。

ただ、「ダブル」というからにはお店の人はおそらく「大盛り」を「全て2倍」と受け取られたのでしょう。
想像するに、麺、チャーシュー、ネギ、モヤシ、メンマ・・・・これらはすべて通常の2倍の量だったのだと思われます。ここに至ってようやく納得。道理で麺が多い筈だ。通常の大盛はおおむね1.5倍ですが、これは2倍だったのでしょうから。
それにしても、これで950円かぁ~~~、1,000円札渡してお釣りは50円硬貨1枚。何だかなぁ・・・・[もうやだ~(悲しい顔)]

期せずして、1,000円近いラーメンを立て続けに食べることになりました。

これが麺人ばろむ庵さんだと焼豚新中華そばが食べられるわけだ。同じお金で得られるもの・・・・ふう[ふらふら]

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