小樽を歩く [リフレッシュ休暇]
5泊6日の北海道旅行の最終日。
朝のんびりとホテルで過ごした私たちは(そういえばこの旅行中、妻と付き合って必ずNHKの「ごちそうさん」は見てたな~)、チェックアウトが11時だったこともあって、これまたのんびりとホテルを後にしました。何せ駅は近い(地下道入口まで徒歩1分)。
すすきの駅から地下鉄でJR札幌駅へ。
( これは前にも使った画像) そういえば札幌の地下鉄は、全国で唯一タイヤを使ってるんだったか。小型レギオン(ソルジャーレギオン)に蹂躙されたのに、よく復活してくれたものです。
ちょっと時間を元に戻しますが、これは前日夕方の天気予報(予想最高気温)。札幌を歩いた前日よりはかなり気温の上昇は望めそうです。ただ、この気温だと雪ではなく雨が降るかもしれないというのが心配な点。
札幌駅の構内(線路)です。屋内にありながらも線路には雪が多く見られます。これは吹き込んで来たというより、入構した電車に着雪していた雪が落ちた、というのがその理由でしょう。
小樽へは快速エアポートで向かいます。これは小樽と新千歳空港間を1時間強で結ぶ道央の大動脈。ちなみに空港へはこの電車を始発から終点まで乗ることになりました(結構長かった・・・・)。
函館本線の車窓から。対岸が小樽です、たぶん・・・・
荷物を小樽駅のロッカーに入れ散策開始。ちょっと出遅れたのでロッカーに空きがあるか少し心配だったのですが、無事空きがありました。それでも半分くらいは埋まっていたかな?
小樽駅全景。どこか、風情がありますね。
妻の希望でまずこの店へ。細い路地の奥で目立たない場所。ゆず工房さんです。
可愛い雑貨がいっぱいあって、妻好みのいいお店でした。店内には「ゆず」つながりで、ゆずの岩沢さんのサインがありました。親戚の方がゆず工房さんを訪れ、そのご縁でサインを送られたのだそうです。
※そういや思い出した。店の中にいるとき、物凄い音がしたんです、どーんって。すわ地震か と驚いたら屋根から雪が落ちた音だったんですな。店員さんは平然としていましたが、慣れていないこちらはそりゃあびっくりします。あとで外に出て見てみたら、それらしき雪の塊がありました。・・・・当然といえば当然ながら、やはり大阪とは違います。
それにしてもウチの妻は雑貨が大好きで、放っておくといつまででも品物を見ています(苦笑)
では散策を再開しましょう。
これは妻との記念写真@浅草橋。たぶん小樽で一番の撮影スポットでしょう もう中国人や韓国人が大挙して押し寄せて来ていて、私たちは圧倒されました。私たちだけでなく、彼たち彼女たちに押されて日本人は隅に追いやられていた感じでした(苦笑) まるで世界の縮図でしたね。
私? 彼らを押しのけて撮影したことは言うまでもありませぬ 痩せても枯れても大阪人、ヤツらには負けてまへんで~(爆) ついでにいえば、この写真のシャッターを押してくれたのは台湾人のお嬢さんでした 来年の年賀状に使う、かもしれない写真。妻が左手に持っているのは先ほどのゆず工房さんで購入したお土産。
昼食はここで。さきほどの撮影ポイントのすぐ脇にある小樽運河食堂さんです。本来ならこういういかにも観光客相手という場所ではなく、もっと小さな食堂で海鮮丼を食べたかったのですが、前夜のジンギスカンのお店でも使えた例のJALリゾートクーポンがまだ結構余っており、それが使えるここで食べようということになったわけです。そのクーポン券はここでは1枚550円の金券として使えます(通常は500円)。
店内は昭和の食堂街といった風情で、しかしこの日は平日だったこともあって残念ながら閑散としていました。これだけ人がいないと、歩くのは楽だけどちょっと寂しい気がします。
中央部にお土産が並び、その周囲に飲食店があるという構成。
で、海鮮丼が食べたかった私はこのお店を選択。ほっかいどう海鮮問屋さん。
まずは生ビール。外は寒いですが中は暖かい。さらに結構歩いて喉も乾いていましたので。
私が選んだのは10種の海鮮丼(並)。
この日はウニがないとのことで、代わりにいくつかあった候補の中から帆立貝柱を乗せてもらいました。
お味噌汁はカニ汁でした。濃厚な味わいはいいですね。旨かった。でもこれで1,400円はちょっと・・・・?
妻は生バラちらし(並)。・・・・これは正直ショボイ ショボ過ぎる。写真と全然違うやんけ
完食はしましたが、そして決してまずくはありませんでしたが、う~ん、金券に釣られたのが失敗でした。
・・・・ミスりました 最後の最後で致命的な選択ミス
さて散策再開。これは例の浅草橋の斜め向かいにあたる建造物。
ここからぶらぶらと、足の向くまま気の向くままに歩きます。
と言っても一応の目標はあって、まあ有名な北一硝子辺りにでも行こうか、と。・・・・しかし、まあその程度です。
なんか観光ガイドみたいになってしまいますが・・・・
小樽郵便局。
旧三菱銀行・小樽支店。
小樽にはこういう歴史的な建造物が数多くあります。
小樽市街は平日でも人が多いと思いましたが、休日になるともっと多くなるのでしょう。
それと、ニセコもそうでしたがとにかく外国人が多かった。ことこの日の小樽に限って言えば、日本人より外国人、それも中国、台湾、韓国人の多さと言ったら・・・・。さきほどの浅草橋(有名撮影スポット)では、バスでどーっと乗り付けてきて、ウワ~っと記念写真を撮った後、さーっと去っていくという感じでした。
ここで妻のためにペンダントを購入。
お菓子のお店は大盛況 妻もここでお土産を購入。
この後、自分たち用に雑貨や、娘と息子と娘の彼氏には3人お揃いで色違いの皮革製印鑑ケースを購入しました。
皮製品はいいお店がありましたよ。実は札幌でもちょっと覗いたお店なのですが、その本店だったかな?
この水芭蕉というお店です。興味のある方はコチラを。
→http://www.hokkaido-miyage.jp/mizubasyou/
歩道の除雪はこんな感じでした。なんか、手慣れた感じがしますね。
空港での待ち時間、食事時間、買い物の時間を考えると、そろそろ空港に行かなければなりません。快速エアポートは小樽発毎時04分と34分。帰りの飛行機は19:40発。というわけで、16:34発の快速エアポート170号に乗車しました。
(あとで考えると、小樽から直通のバスもあったんですな。電車での移動しか考えていませんでしたが、駅に停まるたびに乗り降りのある電車より、そっちの方が楽だったかもしれません)
小樽駅で除雪作業をしてくださっている駅員さん。
今や悪名高きJR北海道ですが、現場の作業員さんは頑張っておられるのです。ご苦労さまですm(_ _)m
駅にはすでに電車が入線していました。
画像はありませんが、札幌駅では上野行きの寝台特急、北斗星を見掛けました。今度は大阪からトワイライトエクスプレスに乗って温泉旅行といきたいものですが、いつになりますことやら。その前に電車自体がなくなってしまうかもしれません。
このあと、場面は一気に大阪、関西空港に飛びます。新千歳空港では夕食としてえびそば 一幻さんでいただいたのは既報通り。外は当然ながら真っ暗で、撮っても仕方ないと考えたのか、画像はありません。
で、最後の画像は関西空港駅にて。
ボケボケの最後の1枚。無事自宅に着いたのは、ちょうど日付の変わる時刻でした。
これで約2週間にわたった私のリフレッシュ休暇、前半:志賀高原スキー旅行withダンカミさんとの2回のミニオフ会、後半:妻との5泊6日の北海道スキー旅行のレポートは終了です。こんな長いお休みはもう定年までありません。そのことを肝に銘じ、今回は本当に楽しめました。スキーの天気は、前後半とも帰る日になって晴れるという皮肉に見舞われましたが、それも含めてのスキー。日程が決まっている以上、こればかりは仕方ありません。悔しいけど、笑ってごまかすとしましょう
長々とお付き合いいただき、どうもありがとうございました。
生ラムジンギスカン 山小屋 [リフレッシュ休暇]
北海道旅行最後の夜。
この日の夕食は、この旅行を企画した時から決まっていました。
①ニセコでスキーをし
②最終日は札幌に泊まり
③夜はジンギスカンを食べ
④最終日は小樽をぶらつく
ジンギスカンは、あとはどこで食べるか、というだけの話。何せ私にとっては生まれて初めてのジンギスカン、できることなら美味しいお店で食べたいものです。
散々迷った結果、選んだのはホテルから最も近い(であろう)生ラム専門のお店、生ラムジンギスカン 山小屋さん。実はるるぶにも掲載されているお店で、例のJALリゾートクーポンが使えるお店なのです。
この前日、ニセコでの最後の夜を過ごしつつ、どのお店でジンギスカンを食べようか、と妻と相談していたのですが、試みにJALリゾートクーポンが使えるお店を検索してみたらこのお店がヒット クーポン券2枚(1,000円分)で、生ラムジンギスカン1皿(840円)と飲み物(生ビールだと630円)が食べられますから、〆て470円オトクというもの。これなら選ばない理由はありません。(あるとすれば、逆説的に「ガイドブックに載っているお店」、ということ?)
しかもホテルから歩いて2~3分という至近距離 願ったり叶ったり、というヤツですな
場所は【ココ】(←クリックどうぞ)。ね、ホテル(札幌東急イン)のすぐ近くでしょ
で、その場で予約の電話を入れました。18時に2名。平日だし予約の必要もないかな、と一瞬考えたのですが、これが功を奏した。だって18時半には満席になりましたから オヤジさんが他のお客さんに答えていましたが、金曜~土曜の夜は予約がないと入れないのだそうです。実際、断られて入れなかった人が数組ありました。
外観。小さなお店です。道路側からは入れず、左側の入り口から入店します。
「ここは入り口ではない」と書いてあるのに開けようとして妻に笑われました
店内に入ると、
「脱いだ服はこの袋に入れてください」
と大きめのビニール袋を渡されます。その袋は壁のフックに掛けます。お、二人のかぶっていた帽子が袋の底に。
山小屋風の店内はカウンターで15席のみ。右側に人が座っておられたのでこっちの方向のみ撮影できました。
カウンターの内側にジンギスカン用のコンロが見えますね。ちなみに火は炭火でした 下の方で熾っているのも見えます。
メニューは単純。肉は基本的にラムのみで、マトンは置いていません。私たちの年齢になると歯応えのありすぎるマトンは敬遠したいので、ちょうどよかったです。もっとも、はじめからラム肉の専門店を選んだというのもありますが。
着席すると、おばさんが私たちの注文も聞かずに、野菜=モヤシ&玉ねぎを焼き始めました。その手早さと言ったら・・・・(^^) ダウンジャケットと帽子を袋に入れてすぐに注文しましたけど、基本的にメニューは決まっているのだから準備しちゃっても全然構わないわけね。ここに来てジンギスカンを食べない客はおそらく皆無でしょうから。
(ちなみにデジカメをジャケットのポケットに入れたまま袋に入れてしまった私は、慌てて出したけどそれにも手間取ってしまって無駄な時間を流してしまった・・・・)
乗せ方は豪快です。少しくらい落としたって気にしない気にしない
ミニトマトは食べ放題。ちなみに上のモヤシ&玉ねぎも食べ放題。黙っていたら、どんどん焼いてくれます。もちろんこちらの希望はいちいち聞かない(笑) 「もういいです」と断らない限り、永遠に焼き続けるぞ、という勢い(爆)
妻も含めて私もトマト好きですので、口直しにとてもよかったです(結局この器に3杯いただいてしまいました^^;)
注文品勢揃い。と言っても実際に注文したのはラム肉2人前のみ。
さ、では焼きましょう。人生初のジンギスカン あ、ミニトマトは焼くと美味しいですよ、というのはオヤジさんのおススメ。実際、とろ~っとしたミニトマトは酸味と甘味が増して絶妙なバランスとなり、Goodでした
調味料はこの通り。
左から唐辛子、ニンニク、胡麻、そして玉ねぎのペースト(おろし玉ねぎ)。唐辛子は入れませんでしたが、玉ねぎのペーストはこれまたオヤジさんの勧めに従ってたっぷりとタレに投入しました。
画像はありませんが、タレは、ガイドブック(るるぶ)によると
「野菜やリンゴ(余市産)、香辛料などを加えた醤油ベースのまろやかな特製ダレ」
とのこと。リンゴについては地産地消というヤツですね。
タレが減ってくると、何も言わなくてもお店の方が継ぎ足してくれます。
生ビールは北海道限定、SAPPORO CLASSIC。(・・・・ピントが向うに・・・・)
人生初のジンギスカン、いや~、本当に美味しいです 大阪の焼肉も美味しいですが、赤身と脂のバランスのいいラムの肩ロース肉、実にウマイ ココでしか味わえないと思うと、尚更ウマイ
このお店で仕入れる生ラムは生後3か月以内のもののみだそうですよ。
ラム肉+生ビールをおかわり
肉の4皿目は、鹿肉とのセットをお願いしました。すでにお腹は一杯になりつつ・・・・
左側の色の濃いものが鹿肉。結構な薄切りではじめは鉄鍋にこびり付いて困りましたが、後半には鉄鍋の下の方の油のよく馴染んだ場所で焼くというコツを掴んでからは、美味しく焼けました。結局このお皿は私一人で平らげましたよ
いや~、美味しかった。もう大満足です。どうです、この見事な食べっぷり(笑) 結局、ラム肉×3皿、ラム+鹿肉1皿、生ビール2杯、妻は十勝ワイン(赤)1杯、ミニトマト×3皿、そしてモヤシ&玉ねぎ×3回くらい(?)をいただき、満腹満腹
最後に上がりとしてほうじ茶をいただいたのですが、
「このタレをお茶で割ってスープにして飲む人が多いんですよ」
とオヤジさんが勧めてくれます。
そう言われりゃぁ、試してみるのがオトコってもんでしょ
割ってみましたよ、ヒロは。・・・・それにしても、タレ皿はコテコテだな(^^;
うん、なかなかオツな味 肉の脂がたっぷりと浸み込んだタレの旨みにほうじ茶の爽やかさがマッチして、結構なスープとなってくれました。こんな濃厚そうな色と内容なのに、ちゃんとほうじ茶の香りがしたのが不思議
北海道最後の夕食はとても満足の行くものになりました
さて、ホテルに帰って風呂に入ってのんびりしますか。
すすきのだからって、夜遊びをするわけにはいきません(^o^) べつにしたくもないし。
明日は小樽の散策、そしていよいよ帰阪です。5泊6日の北海道旅行も最終日、なんだか帰りたくないよな~
札幌を歩く 【後編】~北海道大学~ [リフレッシュ休暇]
札幌駅を背にしばらく行ったところにあったのは、北海道大学。北海道随一の有名大学も今や一つの観光地と化しているかのようで、私たち観光客も何の抵抗もなく普通に入ることができました。大学構内でも、「これは絶対に学生とはちゃうやろ」という人が闊歩しており、これはすごく開かれているな、と。
これはその北大の正門。
施設案内図。広大です。構内を連絡バスが走り、学生数は18,000人を越え、札幌キャンパスの敷地は東京ドーム約38個分(1,776,249㎡)だそうです。
インフォメーションセンター、エルムの森。さすがに寒さに耐えきれず、ここでコーヒーをいただきました。
マグカップも北大ブランド
クラーク像。あの「ボーイズ ビー アンビシャス」の像はここにはありません。
しかし、雪を頭にかぶっていると、なんか・・・・妙
そしてこれまた有名なポプラ並木へ。
この積雪です。履いているのがスノトレ(雪道専用シューズ)とはいえ、この深さでは歩けたものではありません。
この人は長靴を履いていました。クルマでスキーに行くときは絶対に長靴を持って行きますが、さすがに今回は持って来ていない。
これは前5,000円札の新渡戸稲造の胸像。・・・・ダメですよ、笑っちゃ
そろそろ日が暮れてきました。気温も一気に下がってきたようです。Gパン1枚の身には寒さが身に沁み過ぎます(苦笑)
これらもすべて大学の構内ですよ。なんか不思議
札幌駅からは、地下鉄に乗って帰りました。かつては小型レギオンに蹂躙された地下鉄も、今は復興して立派なものです。線路への落下防止措置も完璧で、大阪市営地下鉄も見習うべきでしょう。
ちなみに画像は翌朝、小樽へ向かうためにJR札幌駅へ行く時のものでした。
次回はこの日の夕食。
「ゼッタイにこれを食べる」と行く前から決め、とても楽しみにしていたものでした。
札幌を歩く 【前編】~時計台から札幌駅~ [リフレッシュ休暇]
札幌炎神にて進化型味噌ラーメンを食べたあと、妻と二人札幌市内の散策を始めました。タイツを履いていない寒さをなるべく忘れようとしつつ、初めて見る雪の札幌。あ、その前に狸小路のおみやげやさんで基本的なおみやげを買い込み、自宅に送る手筈を整えています。今回はスキー板、ウェア、私のスキーブーツ等、重くかさばるものは基本的にすべて宅急便を利用しており、この日の朝にニセコのホテルから自宅に発送しました。
(ちなみにスキー板、ブーツ、ウェア類は、大阪ではなく長野からニセコに直送しました。大阪から送るとスキーをする日に間に合わない可能性がありましたので)
まずどこへ行こうか。はじめはSAPPOROビール園に行くつもりだったのですが、直前になってバスやタクシーに乗るのが邪魔くさくなり、結局歩いて時計台を目指しました。ビルの谷間に埋もれていてあんまりおもしろくないよ、とは聞いていたのですが、逆にそれが興味を引いたというのもあります。天邪鬼なところもある夫婦なのです(笑)
あ、使い忘れた・・・・
この画像です。ニセコ→札幌への移動には中山峠を越え、札幌の奥座敷と言われる定山渓温泉の脇を抜け、市内へ入っていきました。これはその定山渓温泉の巨大旅館。名前は・・・・?
札幌市内に戻ります。
ここの雪景色は私が是非見たかったもののひとつ。市内の中でも最も人の多い地域でしょう。三越とPARCOのある交差点。・・・・18年前にレギオンが巣を作ったところです。その後ガメラにプラズマ火球で吹っ飛ばされましたが・・・・
(←分かる人だけ分かればいいです。ほとんどの人がわからないでしょうけど・・・^^;)
そのままJR札幌駅の方に歩いていくと、右側にテレビ塔が見えました。もう10年以上も前に一度上りましたが、今回はパス。
手前では札幌雪まつりの準備が進められていました。ちょうどどこぞのテレビ局が取材に来ており、逆取材して確認。
(すみません。ブログの更新が遅れに遅れて・・・・ もう1か月前に終わった雪まつりがまだ準備中とは・・・・)
こんなものもありました。
市内の道路は見事な圧雪路。
そして辿り着いたのは、かの有名な時計台。
通りがかりの方に撮っていただきました。観光地は気軽にこういうことができるのがいいです。それにちゃんと撮影スポットを用意しているというのも、いかにも観光地(^o^)
またぶらぶら歩きに出発です。
この画像で、市街地の雪の量がある程度はご理解いただけますでしょうか。
この先を右に曲がってしばらく歩いたところが・・・・JR 札幌駅。
この時計の台座が可愛らしくて気に入りました。
そして札幌駅の内部を抜けて
向う側へ。
ここから先は(後編)で~
最後に、札幌で泊まったホテルを。ホテルは札幌東急イン。地下鉄すすきの駅から徒歩1分の至近距離。移動にはメチャメチャ便利なホテルです。地下鉄の車内放送で『東急インは4番出口が便利です』と言っていたのには笑いました
もちろん参考にさせていただきました。
部屋は・・・・フツーのビジホのツインです。ここは差し込み式のカードキーでした。
(夕方撮影)
窓からの景色は・・・・こんな感じ。彼方に雪山が見えるのはいいですね。先週の長野と同じ香りがします。
これが笑った ホテルに隣接して「東急プラザ」という飲食店街があったのですが、そこになんと、ふじ鮨さんが。これって、3日ほど前にニセコで夕食を食べた寿司屋さんの札幌店ではないですか 「積丹」とあるのだから、まず間違いないでしょう。まあ偶然といいますか、何といいますか・・・・こんなことってあるんですね
札幌炎神@狸小路 [リフレッシュ休暇]
まずはこの画像をご覧ください。前日夕方のテレビのニュース、天気予報のコーナーです。
札幌の最高気温がマイナス4℃ 最低気温に至ってはマイナス9℃ なんとまぁ、大阪では絶対にあり得ないこの気温。かなり寒い日のスキー場並みの気温です。その場合、通常雪は大体パウダーになるほどなんですけどね
ちなみにこの日、つまり私たちが札幌を散策した日の気温は、北海道においてさえ年内でも何回もない冷え込む1日になる、との予報なのでした。
そして、私はこの旅最大の失敗を犯したのでした。それは、ヒートテックのタイツを履かず、Gパン1枚で極寒の札幌を散策してしまったこと。
この日(5日目)は朝9:40発のバスでニセコ→札幌への移動だったため、タイツを履かずにバスに乗りました。バスの中は暖房が効いており、あえて暖かい格好をする必要はないだろう、履いたらかえって暑いくらいだろう、タイツは札幌のホテルで履けばいいや、と考えたわけです。
ところが昼食~市内散策に出かける際にタイツを履くのを忘れてしまったわけですな。歩き始めて少しして気が付いたのですが、今さらホテルに戻るのも面倒くさくなり・・・・そして私は失敗の深みにズルズルと埋没していってしまったのです
次回の画像を見ればわかります、私がこの後、どんな場所をGパン1枚で歩いたか。地元民ならともかく、大阪人の私がすべきことではなかったということが・・・・。
さてこの日の昼食は味噌らーめん。今回の北海道旅行2杯目のラーメンです(妻は初めて)。
今から18年前、レギオンとの戦いを前にガメラがその巨大な足で踏み抜いた狸小路にそのラーメン店はありました。
札幌 炎神(えんじん)さん。派手な店構えですな~(^^; ん? おっと、これはガメラか? ガメラなのか!?
このとき時刻はすでに13:40。なのに結構お客さんは入っており、私たちの直前に2組、直後に1組が入店し、その5分ほど後には高校生カップルがやってきて私たちの隣りに座りました。かなりな人気店なんですね、間違いなく。
椅子はこんなふう。
旅館の部屋付露天風呂の脇に置いてあるような、失礼ながらラーメン店には似つかわしくない立派な椅子。実際、座り心地はよかったです。
珍しくテーブル調味料はなし。潔いですね。こういうの、私は嫌いではありませんし、よほど自分の出すラーメンスープに自信があるのでしょう。結構なことだと思います。
ところで店には、入り口近くの券売機で食券を買ってから案内されます。
いろんな種類のラーメンがあったのですが、妻も私も「店1番人気」とのポップがあった炎の味噌ラーメン2012をチョイス。大盛でもないのに780円/杯は結構割高。さてこのラーメンはその価値はあるのでしょうか。
そうこうしているうちに炎の味噌ラーメン2012が着丼。
正直、
「なんだ、こりゃ」
でした。
し、白いぞ、これで味噌ラーメン? まさか京都じゃあるまいし白味噌を使ってるなんてことは・・・・?
でもこの色はやはり白味噌を使っているとしか思えません。
(ちなみに我が家のお雑煮は白味噌仕立てです。関東ではあり得ないでしょうな~(笑)
スープを一口。うん、やっぱり味噌ラーメンであることには間違いない。ただ、その感覚はかなり抑えられています。新千歳空港で食べたけやきさんとは、同じ味噌ラーメンとは思えないほど全く別物の味わい。
そして、この味を一言で表せばマイルド。ポタージュスープのようなまろやかさが口いっぱいに広がります。
長野やけやきさんのラーメンのように、味噌っぽいピリっとした辛さがない。皆無。ただこのラーメンではその部分は糸唐辛子が代用しているようでした。噛むと結構ピリッと来ましたからね。
それにしても、味噌ラーメンを食べているという実感はあまりしなかったです、正直。
これは通常の、これまでの味噌ラーメンとは一線を画している。味噌ラーメンの進化型とでもいいましょうか。いつもの味噌ラーメンの感覚で食べると絶対に違和感を覚える。そういう味噌ラーメンだと思います。
トッピングはまず前述した糸唐辛子。これは最近では塩ラーメンに合わせるケースが多いのですが、味噌にも合いました。黒い空豆を彷彿とさせたキクラゲはかなりぶ厚い。これだけぶ厚いキクラゲは初めて食べました。この歯応えはよかった。大阪でも手に入らんかな? ・・・・無理だろうな・・・・
チャーシューはブロック型。これまた歯応えがgood 麺は太縮れ麺。特筆すべき点はなし。
メンマは普通でした。麺人ばろむ庵さんの材木メンマを食べ慣れている身には完全に役不足。まあ、こればっかりは仕方ありません。あんなに美味いメンマを出すばろむ庵さんが悪い(←とばっちり(笑)) ばろむ庵さんと名古屋の好来軒さんのおかげで、私の中のメンマの及第点は格段に上がってしまいました(笑) 滅多な店ではこの両店を超えることはできません。
完食。あったまったけど・・・・外は氷点下の極寒の世界・・・・
さ、行くか。もう14時を過ぎてる。まずは歩いて時計台を目指すとしましょう。
北海道ラーメン道場@新千歳空港 [リフレッシュ休暇]
今回の北海道旅行では都合3杯のラーメンをいただいたのですが、今回は新千歳空港で食べた2杯を紹介します。着いた直後と帰る直前のラーメンです。 今回の旅行の際には、往路復路のいずれかでラーメンを食べる予定をしていました。しかし、結果は往路復路、いずれでもラーメンを食べてしまった私なのでした(^^;
新千歳空港には北海道ラーメン道場なるものがあり、私たちラーメン好きの胃袋を思いっ切り刺激してくれます。北海道を代表するラーメン店が10店舗、一つ所に集まり、そこで集中的に営業することによってお客さんを集めようとするものです。我々客にとっては、広い空港内にいくつかのお店が点在するよりこの方がはるかに効率的で、ありがたい
【札幌味噌拉麺専門店 けやき】
まず往路、関空で朝食をいただいたほんの3時間後というタイミングですので、妻はまだお腹がすいていない。私は、食べようと思えば食べられる。というわけで、その間は別行動をとることにしました。待ち合わせ場所だけを決め、妻はぶらぶら散歩しているとのこと。私は当然ながら行ってきましたよ、今回の1杯目。
どこに行くかは特に決めずに、自分の舌のカンだけを頼りにラーメン道場へ。
それにしてもスゴイ数。空港の2Fは一大ショッピングセンターと化していますが、3Fのレストラン街も見事なもの。ヘタなショッピングセンターのレストラン街なんぞは足元にも及びません。
さあ、どこに行こうか? まず梅光軒はちょっと前に奈良で食べたのでパス。
やはり味噌でしょう。味噌は先週長野でいただいたのですが、やはり本場でもいただきたい。
で、決めたのはこのお店です、札幌味噌拉麺専門店けやきさん。「専門店」という名称を信用することにしました。
ラーメン道場内は各店舗ごとに仕切られてはいるものの感覚的にはフードコートに近く、ほぼすべて見通せます。だからいつもの「外観」というものは存在しません。
テーブル調味料は七味のみ。
ぼ~っと他店舗を眺めながら待つこと数分、味噌らーめんの着丼です。煮玉子を追加しています。煮玉子には店名が刻印されていました。
志賀高原・焼額山スキー場の味噌ラーメンと同じくチャーシューはなく、豚ミンチが少々。スープはピリッと来るやや辛でした。・・・・う~ん、美味しいね、味噌ラーメン やっぱ当たり外れがないわ。また選択肢が増えちゃった
実は私があえて味噌ラーメンを食べて来なかった理由はこれなんですよ。
前にも書きましたが、味噌という調味料は旨すぎる。それで作ったラーメンが不味いはずがない。今でさえ、しょうゆ、塩、豚骨、とんこつしょうゆ等々と選択肢が幅広いのに、ここに味噌までが加わったらどうなるか・・・・もう悶絶モノです、ホント。だから敢えて味噌ラーメンは控えてきたのですが・・・・あー、禁を破ってしもた・・・・
もちろん完食。美味しかったですよ。長野のみそ家さんと似た感じで、食べやすかったです。ビールも飲みたかったけど、さすがに我慢しました
【えびそば 一幻】
さて時は流れて最終日。この少し後に飛行機に乗って大阪に帰るという時間。18:30頃だったかな? 搭乗前の腹ごしらえです。大阪着は22時の予定なので、それから夕食ではちょっと遅すぎますので新千歳空港で食べることになった次第。
さて北海道の〆はどこに行くか? 結局ラーメン道場の一番手前のお店、唯一行列ができていたえびそば 一幻さんにしました。これは妻の希望(というほどのものでもない。「ここでええんとちゃう? 列もできてるくらいやから美味しいで」とのこと)に沿った選択。
ところが、この消極的選択が当りを呼び込むのだから人生とはおもしろい
メニューです。妻はえびしお(スープ:そのまま)、私はえびしょうゆ(スープ:そのまま)大盛を注文しました。
テーブル調味料はこの通り。
左からコショウ、一味唐辛子、そして右の容器はすりおろしにんにくでした。さすがに入れてません(笑)
待つこと約10分で深紅のドンブリが着丼。
見た目がほとんど同じだったので妻のえびしおはパスし、私のえびしょうゆ(大盛)の画像のみです。
特徴的なルックスです。特に存在感を発揮する真ん中の赤いものは、(たしか)海老を練り込んだ天かす。
その効果は絶大で、顔を近づけただけで海老の香りがプ~~ンと立ち上ります。口に含んでもその印象は変わらず、妻が一言、
「すっごい海老の香り」。
続いて私も一言、
「うん、これは美味いわ」
これだけ海老の香りを前面に押し出したラーメン、私は初めて味わいます。
どうやらこのお店は妻の頼んだ「えびしお」が一番人気のようですが、両方のスープを味わった結果、私はしょうゆの方がより美味しく感じられました。
麺は太麺ですが、細麺もOKです。しかし、これだけ味のボディがしっかりしているスープには細麺は似合わない。私は太麺が正解だと思います。
久々にスープまで完食。アカンとは思いつつ、初めての味わいは私をここまで駆り立ててくれちゃいました。
ごちそうさまでした。
「新千歳空港でラーメンを食べるならどこがいい?」
そう尋ねられたら私の答えは
「全店舗で食べたわけじゃないから100%の助言はでけへんけど、少なくともえびそばの一幻さんは美味かったで」
というものになるでしょう、現段階では。
この一幻さん、帰阪後、テレビで紹介されていたのには少々びっくりしました。
タレントの勝俣某が「うんまぁ~~~い」と大騒ぎでした。たしかに美味かった。
羊蹄山を望む [リフレッシュ休暇]
北海道旅行5日目にしてニセコでの最終日、それまで雲の彼方に隠れてその山容を見せなかった羊蹄山(ようていざん)がようやくその雄姿を現してくれました。まず見たのは、朝食を取ったホテルのレストランから。おもいっきり逆光でしたが、その美しさは見事なものでした 画像はありませんが、湯煙越しに見る露天風呂からの眺めも大変よろしかったです。
まるで噴煙がたなびいているようにも見えます。
ただ、これがためにホテルの部屋が「羊蹄山ビュー」ではなかったという事実が発覚して私を残念がらせたのですが(ーー)
以下は移動のバスの中からの羊蹄山。被っている雲の量が多くなってきました。
これはニセコのゲレンデの遠望ですね。これで見納めかと思うとさびしくて・・・・。また来るぞ、と自分に約束できなかったのがまた・・・
それにしても・・・・こんな日に滑りたかったです。今回のスキーは、前週の志賀高原もそうでしたが、帰る日になってカラッと晴れるという皮肉な天気になってしまいました なかなかうまくはいかないものです。
まるで風景画のような山が心をなだらかにしてくれます。
次回、札幌ラーメンに挑みます。
ニセコでの夕食 [リフレッシュ休暇]
ヒルトンニセコビレッジでももちろん夕食はとれます。実際、行く前は4泊中1回はホテルのレストランで食事をする予定にしていました。
しかし。
ニセコにはものすごい数の、食事ができる場所があります。居酒屋からお寿司、カレー、ジンギスカン、焼き鳥、ピザハウスにインド料理にタイ料理、ラーメンもあればうどん、そばもありと種類がメチャメチャ豊富で多国籍かつインターナショナル(同じ意味?)、選ぶのに迷うほど。
ただしその大半はひらふエリアに集中しているため、中心街から離れたヒルトンの住人である私たちはわざわざ出掛ける必要がありますけど。ま、ホテル側もその辺りの事情は十分承知しており、定期的にホテルから無料のトロリーバスが出ています。ホテルで食事を摂らない宿泊客はそのバスに乗ってひらふに繰り出すわけです。
今回の旅行は妻の慰安も兼ねていますので、どこで何を食べるかも含めてすべて妻の希望に沿うようにしました。
ひらふのレストランについてはホテルにガイドブックがいっぱいあるよ、という情報は事前に得ておりましたので、いつもほどの情報収集はせず、現地での妻のカンを頼りにしていました。こういう時の妻のカンは中々疎かにはできないのです(笑) 今回も、見事なカンの冴えを見せてくれました。
で、初日の1軒目。チェックインの際にフロントで渡されたガイドブックを手に、「ピザが食べたい」という私の希望も踏まえて検討した結果選び出したお店は、中心部から少し外れた所にあったYUMMY'Sさんでした。
「この時期のニセコのレストランは絶対に予約をしておいた方がいい」
との情報もありましたので、店を決めた時点で即予約。17:45(だったかな?)のバスでひらふへ。
地図を片手に少し迷い、ようやくたどり着いたお店はログハウス風の素敵な建物。これで「ヤミーズ」と読むのだそうです。場所は【ココ】(←クリックどうぞ。Mapionで検索したら少しずれてましたので修正済み)
このお店、ピザのデリバリーもしており、店員さんはひっきりなしにピザを片手に裏口から店を飛び出していました。ニセコには長期滞在のオーストラリア人、ニュージーランド人が多くおり、彼らはいろんなレストランに行ったり、面倒になったらデリバリーをお願いしたりするのですな。だからピザのデリバリーはお店にとっては重要な収入源になっているのだそうです。ちなみにデリバリーはバイクではなく軽ワゴンでした。そりゃそうだ
注文をしてから、まずはビールとカシスソーダで乾杯 (少し飲んだ後ですが)
店内のお客さんで日本人は私たちだけでした。店員さんは見る限り全員日本人だったんですけどね(^^)
なんか、「本当にここは日本か?」と思われることが今回は何度もありました。
さて料理が届きます。まずはグリーンサラダ。
そして大好物のフライドポテト。結構ボリュームがありました。この形状、マックフライポテトのような細いタイプと違って食べ応えがあります。ジャガイモの旨味を感じられるので、私はこっちの方が好きだな
さて本命のピザが来ました。サラミのピザです。いや~、美味しかったな~ クリスピーな生地が何とも。
妻が小食なもので、あんまりガツガツ食べられませんので、これが最後。
でもこれがまたヒットで、お店の人から「ナイスチョイスですよ 私もうれしくなりました」と言われた一品、3種のチーズのパングラタン。これがもううまうま(遠霞さんふうに) 二人でバクバクと食べちゃいました。
結局頼みませんでしたが、カウンターには生ハムの塊がありました。なるほどこれは外人さんには受けそうですわ。
次は2日目の夜。今回も私の希望でお寿司にすることにしました。前日バスから見て急に「寿司が食べたーい」と思ったからで、他意はありません。単純なもんです。
お店はバス停から最も近く、かつ人が最も多いと思われるひらふ十字街のすぐ近くのふじ鮨さん。寿司屋さんというより「寿司レストラン」という感じ。
私たちの直前、声高に話す一団がどやどやと店に入っていきました。彼らは半地下(1F?)の広間に通されたようですが、少々不吉な予感が。だって料理人さんがそちらに手を取られると、こちらの注文したものが出て来なくなってしまいますから。でもまあ、早めに注文しておけば大丈夫かと思って私たちも店内に。
このお店のビールはSAPPORO CLASSICでした
窓からはひらふ十字街近くの様子がうかがえました。小雪が舞い散る中、歩いている人はやはり外国人風の人が多いです。ゲレンデもそうですが、本当にニセコは外国人が多い。何度も書きますが、一瞬日本にいることを忘れてしまいそうな感じです。
さて、まず私が頼んだもの、にぎり(竹)。
妻の頼んだ、ちらし(竹)。
かなりのボリュームがあったザンギ。ザンギとは醤油とニンニクで味付けをされた鶏の唐揚。数多ある北海道の名物のひとつ。私はこれを是非とも食べたかったのですが、ただ、寿司屋さんで食べるものではなかったかな(^^; でもビールのいいアテにはなりました。これは味の食べ合わせを考え、寿司をいただいた後に食べました。
そしてこれが美味しかった お寿司についていた吸い物=三平汁。妻も絶賛
(せっかくなのにピンボケ、すみません)
鰊(にしん)も入っていました。
店員さんが写真を撮ってくれました。
ごちそうさまでした。
3日目。さて今日は何にしましょ? ここも妻の嗅覚に期待して・・・・
決めた料理はタイ料理 お店の名前はTUKTUK(トゥクトゥク)さん。
トゥクトゥクとはタイで走っている三輪自動車のこと。13席くらいの小さなお店でしたので、ピッタリのいい名前だと思います。
お店は可愛らしい若い女性二人で営業されていました。英語がメチャメチャ上手い方と料理をされる方のお二人。
関西弁の私たちの話を聞いた料理担当の女性(なんとノースリーブでした)が話し掛けてきました。彼女は京都出身で、ニセコに魅せられて移住してきたのだそうです。トゥクトゥクさんでは週2回働き、あとは別のお店で調理を担当しているのだとか。そういう人はニセコに多いのだそうですよ。羨ましいです。若いっていいですね
このお店も当然予約をしてから行ったのですが、私たちが食べていると次から次へとお客さんが入ってきて(それもすべて英語を話す人)、店員さんが流暢な英語で断るのを背中で聞いていました。私たちは18時半頃に行ったのですが、19時から予約が入っていて、そのためのやむを得ない措置。ところが19時を過ぎても予約客が来ない。・・・・店員さんが電話して確認したところ、いわゆるドタキャン せっかく来てくれたお客さんを断って予約客が来ないとはね。しかも連絡もせず 100席もあるような大きなお店ならともかく、わずか13席の小さなお店ではもはや営業妨害の領域でしょう。ダメですよ、ホント。若いお二人が比較的淡々としていたのと、直後にまたお客さんが入ってきたりして埋め合わせができそうでしたので、私たちも腹を立てながらもホッとしていたのですが。
話が逸れました。ここはタイ料理のお店。SAPPOROビールもいいですが、やはりここはシンハービールでしょう。
料理はまず定番の生春巻。
と、写真はここまでなのです。ごめんなさい。実は店内が薄暗く、写真を撮るのにはかなり難しい状況、ピントも合わない だから上2枚ともボケてるでしょ。この時点で諦めました。タイ料理を味わうことに決めました。私、実はタイ料理は初めてでして・・・・
この後、トムヤムクン、タイカレーなどをいただきました。どれもすべてスパイシーで本当に美味しかったです。妻に言わせると、実に本格的な料理だったそうで、まさかニセコでこんなにレベルの高いものを食べられるとは思ってなかった、とのことでした。
それと、その香りから苦手な人が多い(らしい)香草:パクチー、私は全然平気でした。
最終夜の4日目は、11月の時点で予約を入れていたニセコ駅近くの居酒屋 らくださん。このお店はホテルまで送迎をしてくださいました。誠に申し訳ありませんが、このお店の画像はありません。理由? カメラを忘れて行ってしまったからです
ま、ここでもSAPPOROビールを中心にいろいろいただきました。ここでおもしろかったのは、クルマの運転をしてくださった店主さんのお話。
「ニセコではどちらのお店に行かれたのですか?」
と尋ねられましたので、
「ピザとグラタンが美味しかったYUMMY'Sさんとふじ鮨さんとタイ料理のTUKTUKさんに。タイ料理はムチャクチャ美味かったですよ」
と答えると、店主さんが言うには、YUMMY'SさんとTUKTUKさんはオーナーが友達とのこと。だからか、すごく喜んでくれました。
以上が、中途半端ではありますがニセコでの夕食のお話。
結論としては、ニセコは美味しかったということです。少なくともハズレはありませんでした。唯一ふじ鮨さんは普通でしたが、決して不味くはなかった。あとのピザとタイ料理は大当り。初めて行ったにしてはいい食事ができたと、二人とも喜んでいます
【ニセコスキー3日目】 再度ヒラフへ [リフレッシュ休暇]
ニセコでのスキー3日目にして最終日となる今日は、妻のための1日にしようと最初から考えていました。キツイところは滑らせず、のんびりと滑られるコースばかり滑ろうと。当然私には物足りないコースばかりになりますが、まだまだ先はありますし、何せ今回の旅行は妻との結婚25年の慰安旅行の意味合いも兼ねている。できるだけ彼女の希望を聞いてあげようと思っていました。
だから、前回も書きましたがこの日はビレッジのゴンドラには乗らず、バスでひらふのゴンドラまで移動。そこから滑ることにしました。バス代370円を支払って(私は全山共通券を持っていたのでバス代は無料)、ひらふへ。そこで妻の分のリフト券を購入し、ヒラフゴンドラに乗車。
(今日は昨日のコースと大半が重なるので、ゲレンデの画像はかなり少なめです)
いい天気に見えますが、それでも羊蹄山はその全容を現してくれない
昨日下見をしておいたグリーンコース(初級)を何本か滑った後、昼食タイム。
ヒュッテキングベルというレストハウス。そう、昨日上のエースヒルというレストハウスから見下ろしていた所ですね。
妻は(珍しく)醤油ラーメン。私じゃあるまいし・・・・(苦笑)
そしてあまりお腹が減っていなかった私はピタサンド。「ピタパン」というパンが在るそうですが、それにソーセージや唐揚げ、千切りキャベツやらをはさんだ代物。
さらに定番、SAPPORO CLASSIC 外は極寒の世界なのに、どうしてこんなにビールが美味しいんでしょう?
はい、答えは、運動しているため体内の水分が知らないうちに蒸発しているのと、建物の中が暖かいから。だから冷たいビールがとても美味しいのです
同じレストハウスの自動販売機。日本語のほかに3か国語で案内されています。
今度は昨日のレストハウスを見上げてみました。あの窓の向こう側に昨日私は居たんだ・・・・
でも、こんなに広大なスキー場で、こんなに近接した場所に似たようなレストハウスを設けても、客を取り合うだけであんまり意味はないと思うんだけど・・・・。商品を融通しあうとか、場所がわかりやすいとか、そんな理由はあるのかな? たしかにメニューにあまり共通性は見受けられませんでしたね。
スキー場最後の1枚は、たしかヒラフのグリーンコースから見た羊蹄山。結局最後までゲレンデからその雄大な容姿を拝むことはできませんでした・・・・
【ニセコスキー2日目】 ニセコ グラン・ヒラフ [リフレッシュ休暇]
ニセコスキー2日目はニセコ グラン・ヒラフへ。
グラン・ヒラフは上のゲレンデ図の右半分です。ちなみに宿泊しているヒルトンニセコビレッジは上の図のボトム、ニセコビレッジリゾートの「リゾート」の文字の上辺り。
前日3年ぶりのスキーで疲れた妻は、
「今日はホテルでのんびりしてるわ」
とのことで、私は一人でゲレンデへ。好き勝手に中級コースを滑ったのですが、翌日に妻が滑る初級コースを下見も兼ねて滑りましたので、どちらかといえばそちらの方がウェイトが高かったと思います。
ヒラフに行くには、一旦ゴンドラに乗ってゲレンデ上部からアクセスする方法と、裾野からバスに乗ってベースから行く方法の二通りがあります。今日は私一人ですのでもちろんゴンドラ降り場からヒラフに移動しましたが、翌3日目はバスでヒラフのゴンドラ乗り場へ直接行きました。
ゴンドラ内からホテルを 朝一番の画像です。徐々に高度を上げていきます。ホテルとゴンドラ乗り場の位置関係がよくわかりますね。ちなみに連結はしていません。
ここでも修学旅行生。そのときは何とも思わなくても、こうやって時間を置いてあらためて画像をみてみると、何か映画「八甲田山」を連想してしまいます(^^;
ガラガラのゲレンデ。
ゴンドラを降りるとそのまま右の坂を上ってヒラフ方面へ移動します。
これは頂上方向の画像。後刻、右の山すそにへばりついているように見えるリフトに乗ってこの一番上に行くことになります。
いい景色ですな~~~
現在の気温
まずはここで休憩。レストハウス エースヒルです。時刻は11時前ですがまだ昼食には早い。今日はヒルトンで妻と昼食を共にすることになっています。
窓からの風景。眼下にもう一つの休憩所が見えました(その向こう側はヒラフゴンドラの降り場)。翌日はこのレストハウスで昼食を摂ることになります。
影ができるほど晴れてはいるのですが、相も変わらず羊蹄山は雲の彼方・・・・
グラン・ヒラフも広~いゲレンデでした。本州ではなかなかこれほどのゲレンデは見られません。
昼食は妻と二人でヒルトンニセコビレッジの日本料理レストラン 「レン」で。
妻は海老天ぷら蕎麦を注文。天ぷらは別盛でした。これで1,600円 さすがホテル価格
私は定価1,800円がJALリゾートクーポンだと1,000円で食べられる真刈産ハーブポークかつ御膳。要はとんかつ定食ですな(笑)
昼食後、これから温泉に入って昼寝をする(←極楽の所業ですがな・・・)という妻をホテルに残して、私は再度ゲレンデへ。山頂からヒラフ方面に向かって滑り降り、ここはヒラフ 花園エリアのボトム。鐘が設置されていました。
ここもやはり下部ゲレンデは広大です。
右の大きなチューブの中は動く歩道。大人が乗ってもいいようです。
木のベンチで休憩中、これは用具売場。
この後、何本か滑った後、花園エリアのリフトを乗り継いで最頂上まで到達。以下の2枚はそこから下を撮った画像です。
ということで、ここを滑り降りてニセコビレッジスキーリゾートにアクセスし、無事ホテルに帰還しました。
ホテルが見えるとホッとしますね
(手前の横に長い緑屋根は、ザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジというホテル)
この日の最後は、ヒラフの.BASE(ドットベース)という情報発信所で撮り合った1枚を。
【ニセコスキー1日目】 ビレッジ~アンヌプリ [リフレッシュ休暇]
スキーの記事に行く前に新千歳空港でのラーメンやその他のことを書こうと考えていたのですが、とある方より
「早くスキーの記事が読みたい」
とのリクエストを頂戴しましたので、予定を変更して先にスキーについて紹介したいと思います。
北海道2日目、ついに念願のスキー初日です。
ここで一言にニセコと言われているスキーエリアについて簡単に説明しておきましょう。
「ニセコ」とは、大きく分けて3つのスキー場を合わせて総称される呼び方です。左から
1.ニセコアンヌプリ国際スキー場
2.ニセコビレッジスキーリゾート
3.ニセコ グラン・ヒラフ
このうち3のニセコ グラン・ヒラフはひらふエリアとHANAZONOリゾートに分けられます。
リフト券は全山共通に加え、各々のゲレンデ専用のものも用意されており、その日の予定によって買い分けることができます。
3つのスキー場は、扇を逆さまにしたような形で配置されており、扇の要の位置をトラバース(並行移動)することによってどのゲレンデにもアクセスできるようになっています。ただしそのためには多少の足前は必要ですが。
スキー初日の今日は、3年ぶりに板を履く妻のために、比較的優しいと言われているニセコ国際アンヌプリスキー場に行くことにしていました。尚リフト券は、私は全山共通3日券を購入しましたが、妻から「1日くらいは休むかも」、との自己申告がありましたので、1日券にしてあります。
これは私の。味も素っ気もないICリフト券ですが、実はこの裏側はカッコよくできていたのです。最後の最後で気が付きました ちなみにリフト券ホルダーはスキージャム勝山で買ったものですよ。
今日のコースはこのふたつ。私たちのホテルはビレッジの右の一番下、ゴンドラ乗り場のど真ん前。これがもう嬉しくてね ホテルを出たらリフト乗り場、っていうのはスキーヤーにとってはもう憧れなんですよ、単純ですが(爆)
妻の板と靴を借りて、リフト券を購入し、さあ出発。画像はなしm(_ _)m
で、時は流れてゴンドラを降りた所です。初めてのスキー場ではこういうコース図をよくよく眺める。
天気はあいにく。小雪が舞い散り、見通しはよくありません。まー、しゃーないでしょう。後でお会いした、毎年北海道でスキーをしているという吹田のおじさん、おばさんが「ニセコは天気が悪い」と言っておられたことですし。
山頂方面。なんともまた雄大な眺め。
正面のこのリフトに乗って、上からアンヌプリを目指しました。3年ぶりの妻にはちょっとキツかったかな
(アンヌプリはこの左方向)
このリフト、何とシングルでした。何年ぶりだ、シングルを見たのは・・・・
これはアンヌプリのゲレンデ。幅が広いですね~。それに予想通り空いている。
されどどの辺りかはもはやわかりませぬ。
休憩は早いめに。アンヌプリ国際スキー場のぱらだいすヒュッテです。
前述の吹田のお二人とはここでお会いしました。
妻です。上の画像にも写り込んでます。来年の年賀状で使うということで、今回の北海道旅行では妻のスナップ写真を相当枚数撮りました。でもまぁ、これは使えんわな(^^;
さあ、滑るぞ、ということで。
先週の志賀高原ほどではないにしろ、さすがに平日、よく空いています。これではなかなか衝突事故も起こらないでしょう。
そんなにお腹は空いていませんでしたが、夜ご飯のことを考えて昼食をとることにしました。それでも13時は回っていましたが。食べたのはこのお店。どことなく昭和の香りが漂うレストハウス、ニュー何とか。
私はこれをいただきました。
豚汁セット。
それに定番SAPPORO黒ラベル。
妻はこれ。名前がうろ覚えで申し訳ないのですが、たしか「ゆきっ娘」。
下部ゲレンデには修学旅行生が大勢来ていました。中には関西の高校も。
それにしてもよく空いている。これは昼食を食べたレストハウスから撮影。
これは中ほどのコース。見えているリフトはたしか止まっていたと記憶しています。
時刻も15時。そろそろホテルに戻りましょうか。あの温泉は気持ちいいもんな~
ヒルトンニセコビレッジ [リフレッシュ休暇]
4連泊をしたホテルの紹介の前に、北海道スキー旅行の日程を簡単に紹介したいと思います。
【1日目】大阪→ニセコへの移動およびホテルでのんびり
【2日目】ビレッジおよびアンヌプリでスキー
【3日目】ビレッジおよびひらふでスキー
【4日目】主にひらふでスキー
【5日目】AM:ニセコ→札幌への移動、PM:札幌市内散策
【6日目】AM:ホテルでのんびり&札幌→小樽への移動、PM:小樽散策→新千歳空港→帰阪
といったものです。無理をせず、時間に余裕を持たせて、というのが基本コンセプト。
では今回は、その4連泊したニセコのホテル、ヒルトンニセコビレッジについて紹介したいと思います。
今はヒルトンの傘下に入っていますが、以前このホテルはニセコ東山プリンスホテル(新館)といいました。今のザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジが、当時のニセコ東山プリンスホテル。少なくとも、私が今でも引っ張り出して参考にするスキーマップルの2008年版ではその名称で紹介されています。(Wikipediaで調べてみたら、2008年に改称されたようです→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%BB%E3%82%B3%E6%9D%B1%E5%B1%B1%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E5%A0%B4)
私はこれまでスキーのためにいろんな宿に泊まってきました。まあ大体リーズナブルな宿や民宿が多く、今後もその方向に大きな変更はないと思うのですが、今回だけは結構奢りました。私はケチですが、いわゆるシブチンではありません。シブチンは出すべき時にも出し渋りますが、ケチは違う。使うと決めたら躊躇なくドカッと使います。要は無駄な使い方をするのが大嫌いなだけです。
話が逸れましたが、今回のヒルトンニセコビレッジは、これまで泊まったスキー宿の中では最上級の宿でした
これは間違いなく。部屋、清潔さ、ホスピタリティ、グレード、食事(朝食と一部の昼食のみでしたが)、サービス、温泉ともども、これまでのベストであったと言えます。ただ一点を除いては。
ホテルの玄関は重厚な感じ。(この画像は到着翌日の夕方に撮影したものです)
向こう側に人が並んでいるのは、ひらふ行きのバスを待つ人々。撮影後、私も列の最後尾につきました)
入るとアロマの香りが出迎えてくれます。
正面にラウンジ。ここでウェルカムドリンクをいただきました。アップルジンジャーだったかな?
正面左側にはロビー。ちょっとボケていますが(^^;
ヒルトンニセコビレッジのお客さんは外国人が本当に多かった。感覚的には、白人系(オーストラリア、ニュージーランド)が40%、東南アジア系が30%、日本人が残り30%という感じ。ホテルで昼食をとった際にウェイターの方から聞いたのですが、クリスマス~正月にかけての時期は、オーストラリアやニュージーランドの方々で8割は占められていた、とのことでした。当然ながらホテル内には英語や中国語が飛び交い、また後日書きますが、ニセコでは英語が話せないと仕事にならないそうです。このこと、おかーさんも白馬で同じようなことを書かれていましたね。もはや現代の日本のスキー場は、 こういった人々に支えられていると言っても過言ではないのかもしれません。
あと特筆すべき点は、中国系といっても大陸系はあまり来ないそうです。代わりに来られるのが台湾やマレーシア等の比較的親日な国の方々。正直なウェイターさんは、「もともと親日的な人たちなので、とても仕事がやりやすいです」と仰っていました。うんうん、よくわかる。大阪のミナミで大声で喚いている大陸系の奴らの傍若無人ぶりは、思わず殴り付けたくなるくらいですからね、これは実感なのでしょう。
エレベーターは中央部に5基ありました。
部屋は15Fの1582号室。JALPAKで申し込んだ際、JAL SKI プレミアムクラブという、ワンランク上のデラックスルームにしました。単なるスキー旅行だけではなく、結婚25周年記念の旅行でもあります。奢りましたよ。追加代金は2,500円/1名1泊。15~16F指定の、前述のウェルカムドリンクはこの部屋宿泊時の専用サービス。そして、羊蹄山ビュー指定という触れ込みでした。
入ってすぐ左に洗面台。
右にはバストイレ。トイレはともかく、滞在中バスは一度も使いませんでした。だって、源泉かけ流しの露天風呂付き温泉大浴場があるんですもん、使うワケがない
さて室内は・・・・・約27㎡の洋室。(あかん、一気に撮れない)
テレビは東芝製。(何度も書きますが、これでSAMSUNGとか書かれていたらガッカリです、私は)
ベッドは寝心地抜群 シーツも毎日交換してくれて(当り前?)、清潔そのもの。飲み物類も、飲んだだけ補充してくれます。紅茶が美味しくて、妻は結構いただいておりました。
カーテンを開けたら当然のことながら雪景色。しかし、楽しみにしていた羊蹄山は曇っていてまったく見えません。こればっかりは仕方ない 眼下の風景は、雪の季節以外はゴルフ場として営業されていると思われます。夏なら芝生の緑が眼に染みる、それなりの良い眺めなのでしょうね
引き出しには浴衣。
テレビの下には、扉の向こうに冷蔵庫と飲み物、グラス類が収納されていました。
窓を背にしたソファは到着時は綺麗なものですが、この数分後には荷物置き場と化してしまいました(苦笑)
カウンターテーブルの右端にはお茶のセット。
至れり尽くせりのお部屋でした。
さて温泉です 先にも書きましたが、ヒルトンブランドのホテルではかなり珍しいであろう源泉かけ流し。1Fにあります。
部屋のキーはカードキーだったのですが、脱衣場にはそのカードキーを使って入ります。
これはお風呂への入口。
この温泉がですね、いつ行っても少なくない人がいて、写真撮影がほとんどできませんでした。
唯一撮れたのがこの1枚。雪がちらつく露天風呂でのワンショット。実はこれは露天風呂の前の池なんです。
この温泉が本当に凄かったのです。それは湯の華 源泉は奥の方からかけ流されていましたが、入口のある手前と違って奥の方の湯の華はもうハンパない量でした。体にまとわりついて気持ち悪いくらい 誤解を承知で言えば、泥の中に体を沈めているような感じでした。ここって本当にあのヒルトン? ヘタな温泉旅館顔負けの素晴らしいお湯でした。熊の湯みたいな激熱でもなかったし。
この濃厚な湯に私がこよなく愛する雪見露天風呂・・・・これで満足しないわけがありません。濃密な、とても幸せな時間でした
さて朝食です。基本的に並んでいるものは変わりません。どれを選択するかだけのハナシ。
ただ、何せ外人さん、特に欧米系の人が多いのであんまりパチパチと撮影することができず、ほとんど隠し撮りみたいな感じでシャッターを押しました。
これは最終日の朝ですね。晴れて眩しいくらいに陽の光が射し込んでたのはその日だけでしたから(^^;
ヒルトンニセコビレッジ最終日の私の朝食です。妻はパン食ですが、私は絶対に和食。札幌の1泊も含めて計5回とも和食で通しました。
オムレツや目玉焼きは専用コーナーがあって、その場で焼いてくれます。中の具も指定もOK。ハム、ベーコン、玉ねぎ、トマト、きのこ・・・・8~10種類くらいはあったかな? 鮮やかな手並みで焼いてくれます。この人たち、1シーズンで一体何個のオムレツを焼くのでしょうか。
毎日食べたのは、ごはん、味噌汁、バターコーン、そしてたらこ。あと梅干し。妻が絶賛していた牛乳も毎日飲みました。初日はペースがわからずつい食べ過ぎちゃったのですが、2日目以降は適度に食べられました。
ただ、少し後悔しているのは、1日くらいは洋食にしておいたらよかったかな、と。フレンチトーストなんかも美味しそうだったしね。これだけはミスりました
最後になりましたが、初めに書いたただ一点のマイナス点。それは部屋からの眺望でした。JALPAKのパンフレットには「羊蹄ビュー指定」とはっきり書いてあるのですが、実際に泊まった部屋はそうではありませんでした。はじめは天気が悪いために見えないんだ、と諦めていたのですが、見事に晴れ渡った最終日、レストランからは雄大な羊蹄山が眺められたのですが、私たちの部屋からはほとんど見えない。「ほとんど」と書いたのは、逆光のもと、ほんの少しだけ山すそが見えたからです。それも体をいっぱいいっぱいに伸ばして、かろうじて。
あれで羊蹄山ビューというのは詐欺的と言われても否定はできないでしょう
また、同じパンフレットには「到着時にボトルウォーター1本サービス」とあったのですが、これもなかった(←これは大阪に帰ってから気付きました)。
今回の北海道スキーで旅行会社(JTB)に支払った金額は、リフト代に何回かの食事も含めて一人当たり10万円に満たない金額。それでこの満足度は十二分に納得の行くものであっただけに、返す返すも残念です。ホテル側にクレームを言おうにも、気付いたのが最終日とあってはそれも今さらな話。ホテルへの満足度はかなり高かっただけに「まあいいか」と感じる方が強かったのもあります。
勘違いされては困りますが、前にも書きましたがホテル自体は欠点がないくらい本当によかったですよ。
これまでのスキー人生最高の宿だったことは否定のしようもありません。
今後も
「これまででどこがよかった?」
と問われれば、
「ヒルトンニセコビレッジ」
と即答するでしょう。
ニセコへ [リフレッシュ休暇]
大阪から北海道、ニセコへ。予定ではおよそ8時間半を要する、私にとっては久々の大移動となります。電車~飛行機~バスを乗り継ぎ、移動距離は優に1,500kmを超える。これだけの距離を相応の時間を掛けて移動するとなると、それだけでひとつのドラマとなります。
さて、当日の朝。パンフレットが旅行会社の店頭に並ぶのとほぼ同時にツアー(JALPACK)に申し込んだのに、希望の飛行機はすでに団体が押さえており、我々のような一般旅行客は爪弾き。
というワケで、朝8:30発のJAL2501便に搭乗しました。これでも同じように+2,000円/人余分にかかったのですがね 8:30のフライトとはいえ「1時間前には空港に来ておいてください」と言われ、その時間を逆算したらこの電車になった次第。天王寺駅発6:32の関空/紀州路快速です。(途中の日根野駅で関空行きと和歌山行きに切り離し)
車内はこんな感じ。スーツケースも結構覗えますね。
そういえば、私の従姉は同じ日にシンガポールに発ったそうです。
関空連絡橋からは空港島が。
天王寺から約50分で関西空港駅に到着です。
改札からまっすぐ進んで
出発ゲートを確認した後、朝食です。
スタバでいただきました。そういえば前週は日本で一番高い場所にあるスタバに行きましたが(=志賀高原 横手山)、今度はいわば日本でも海抜はトップクラスに低い場所にある(だって空港島です)スタバ。その落差は2,000mを軽く越えているのだと思うと、奇妙な可笑しさを感じてしまうのは私だけでしょうか
食べたのはこれですが、これで850円。いくら空港価格とはいえ、ちょっと高すぎるよな~(ーー) 隣りにあった和食の食堂にしておきゃよかった
乗機する飛行機のゲート番号は・・・・24番
もう駐機していますね。
搭乗控え。JALのタッチ&ゴーサービスというものでしたので搭乗券というものはなく、旅行会社で渡されたバーコードの印刷されたコピー用紙がその代り。そして空港では控えとしてこれを渡されました。
座席はちょっと奢ってクラスJに。「クラスJ」とは、誤解を恐れずに言えば、まあ電車のグリーン席みたいなもんです。これもキャンセル待ちでようやく取れた席。帰路もクラスJをキャンセル待ちにしましたが、これはさすがに予約できませんでした(ーー)
無事関西空港を発ったJAL2501便は順調に飛行します。雲海がきれいでした
雲の合間に見えるのは、時間的に見て北陸の山々。
青森?
苫小牧? かなり高度も下がってきて着陸は近い。
無事着陸です。飛行機に乗り慣れない私は、さすがにその瞬間は緊張します。納豆と一緒で、どうもあの瞬間は好きになれない 「性(さが)」ですな(笑)
新千歳空港での時間待ちは約70分。バスは11:30発です。待っている間、こんな団体さんも。おそらくどこぞへ向かう修学旅行の皆さんでしょう。楽しんできてくださいね~
軽く早めの昼食をいただいた後(これは後日に別途報告します)、この目立つバスでニセコへ。
北海道リゾートライナー 千歳・ニセコ号 105便という立派な名称が付いています。
それにしてもいい天気 これが続くことを願いつつバスに乗車
車窓の景色シリーズ。・・・・これが、代わり映えがしない(苦笑) 当然といえば当然なのですが。
と思いきや、そそる山が木々の間に見えてきたぞ~
これは支笏湖越しに見える恵庭岳
風雪除けの雑木林が風景を遮るのですが、時折りあるその切れ間から見える恵庭岳は勇壮で、山好きの私には見応え十分でした 雪を戴いた山の姿は本当に美しい 心からそう思います。
新千歳空港~ニセコ間における休憩は1回のみ、ここきのこ王国にて。約20分。「ドッグラン」ったって、この雪じゃ犬もタイヘンでしょ(^^;
店内には美味しそうなきのこや野菜がいっぱい。でもバスの同乗者ではさすがに誰も買わなかった様子。だって、帰りならともかく行きでは買えんでしょう。実際、帰りであればウチも買っていたと思いますよ。キノコ好きですしね。
そういえば昨年ウチで作ったじゃがいもはこの「きたあかり」でした。
今は雪原だけど、雪がないときはどうなっているんでしょうか。やはり広大な畑?
おっと、この山は・・・・? 向こう側に雲を被って見えるのが憧れの羊蹄山か?
ニセコのゲレンデがついに見えてきました。上部は雪のようです。
家を出てから予定通りの約8時間30分、今日から4泊する宿が見えてきました。いよいよ到着です。
そのお宿とは・・・・ヒルトンニセコビレッジ
手打ち蕎麦処 山麓亭と南木曽ねこ [リフレッシュ休暇]
葛西さん、カッコよかったですね~ 銀メダル獲得、本当におめでとうございます。よかった。本当によかった。日本人の同僚はもちろん、周囲の外国人選手が祝福している姿も美しかった 夜中にわざわざ起きてTVにかじりついた甲斐があったというものです。いいものを見させていただきました
次はいよいよ浅田真央ちゃんの登場ですね。ウチの娘と同学年ということもあって、彼女が15歳の頃から注目して見て来ました。持てる力を出し切ってほしいと、心から願っています。
そして、誰とは言いませんが、あの、イケズを絵に描いたようなクソ生意気な小娘をぎゃふんと言わせてほしいものです。日本人の大多数がそう思っているんじゃないでしょうか。
では、本題に戻って。今回で、志賀高原スキー+αの旅の報告は終了となります。
長野への旅最終日は、松本に移住した友人との約26年ぶりの再会。今回のリフレッシュ休暇の日程が決まる前から連絡を取り、行くから会おうぜ、との約束だけはしてありました。
いや、やはり懐かしかった・・・・。でも、一旦会って話をし始めると、26年なんて一瞬のうちに飛び去ってしまいますね。
久闊を叙すこと数十分、彼も今日は午後から東京に出張の予定があり、さっそく昼ご飯を一緒に食べに行きました。
「蕎麦とトンカツどっちがいい?」
そりゃあここは信州、蕎麦でしょう。トンカツなんぞ大阪でいくらでも食べられます。(蕎麦も食べられますが、やはり地のものをそこで食べるのは格別ですからね)
で、連れて行ってくれたお店は【ココ】(←クリックどうぞ)、手打ち蕎麦処 山麓亭です。
このお店はご近所のおばさま方4人で経営しておられ、その素朴な味を求めて休みの日には他府県ナンバーのクルマが駐車場待ちの列を作るのだそうです。
友人と店の外観。こいつ、前はたしか75kgくらいだったと思うのだけど・・・・
「お前、太ったな~ 何kgあんねん?」
「90kgや」
「あかんで、それは~(^o^)」
などと話しつつ、気分は20代のあの頃に戻ります。まだ髪もフサフサだった時代。
それにしてもいい天気 帰る日になってコレだもんな~(ーー) こんな日に滑りたかったよ、私ゃ・・・・
店の前は穏やかなこの山並み。逆側が北アルプスの男らしい風景ですので対象的な感じでした。松本の人々は山の
形で方角を判断するのだそうです。なるほど。
店の前ではタヌキがお出迎え。
入口の左側では、近所で採れた野菜が並びます。これはこのお店の原点とのことで、お値段も格安。
せっかくですからたくさん買って帰りたかったのですが、何せ2日をはさんで今度は北海道に行くものですから泣く泣く断念。ただ、野沢菜だけは買って帰りました。凍らせておけば後で食べられるとのことでしたので
店内では野沢菜が食べ放題。その時々によって並ぶ漬け物は変わるのだそうです。キャベツの塩漬け、ズッキーニの塩もみ、沢庵漬けなどが人気なのだそうです。今回の野沢菜はあっさり味で美味しかった 私、買って帰りましたし。
あ、メニューはこれのみです。きわめてシンプル。
で、注文したものが来ました。大ざるそばです。
出汁はその日のそばに合わせて毎日とるのだそうです。決め手は利尻昆布と鰹節。ちょうどいい塩梅で、美味しかったです。ごちそうさまでした。
ではぼちぼち大阪に帰るとしましょう。ここを経由して、長野自動車道を通らず、あえて中山道(R19)を走ります。
なぜ敢えてそういうルートを選択したのか? その理由はこれ
『ケンミンショー』で見てこれを知ってから、是非オフクロに買ってやりたいと思っていました。
行ったお店は中島商店(←クリックどうぞ)さんです。場所は【この辺り】(←クリックどうぞ) JR中央線南木曽駅と南木曽役場の間にあるお店。外観、店内とも、ブティック今野(←これ、分かる人いますよね? 当然 ^^)が実在するならきっとこんな感じのお店なんだろうな、と思わせてくれましたよ(^o^)
なぎそねことは、長野県南木曽町に伝わる伝統的防寒着。背中だけを暖める袖のない半纏みたいなものです。
詳しくはこちらをどうぞ→http://www.town.nagiso.nagano.jp/kankou/tech/neko.html
これだけラインアップがありましたが、
私がオフクロに買ったのはこれ
なぎそねこは偽物まで出回っているそうで、このタグが着いているもののみが本物なのだそうです。
買ったねこは、こんな紙袋に入れてくれました。この猫ちゃんはなぎそねこのキャラクターで、「ぽかにゃん」と呼ぶのだそうですよ。可愛いですね~
さて、リフレッシュ休暇:長野~志賀高原への一人旅はここまでです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました m(_ _)m
この後、2日の間を置いて北海度へ出発です 今回は単独行でしたが、北海道は妻と一緒。二人だけの5泊6日の旅行なんて新婚旅行以来です。どんなことになりますことやら・・・・(^^)
みそ家@長野駅前 [リフレッシュ休暇]
昨夜は羽生選手の金メダル、よかったですね~ 夜中に目覚ましで強引に起きた甲斐があったというものです
実は日本開催(札幌&長野)以外の冬季オリンピックで、個人で金メダルを獲った男子選手は羽生選手が初めてだったんですよね。まさしく歴史的快挙でした 本当におめでとうございます。
さて、本題に戻りましょう。
信州スキー旅行4日目の帰阪を翌日に控えた夜、ダンさんと別れた私を誘う怪しげな赤い看板・・・・
(みそ家さん、ごめんなさい)
ダンさん、あの後私、ホテルに戻らずに一人こんなトコに出没、更け行く長野の最後の夜を惜しみつつらぁめんしていたのですよ(苦笑) 長野駅善光寺口のど真ん前にある味噌らぁめん専門店、その名もズバリのみそ家さんです。
それにしても、この時間(23時頃?)でも店は満席。私のような酔客をはじめ、学生さんまでらぁめんを啜っていました。相当寒かったのですがね。
メニューは店名のとおり味噌のみ。こういう潔さ、私は嫌いではありません。
いつもは大盛を頼む私も、この日ばかりはさすがにパス。ダンさんと食べた長野の郷土料理がすでにお腹の中に入っていますから。で、デフォの味噌らぁめんを注文。麺は硬麺です。
テーブル調味料はこの通り。七味は味噌らぁめんの定番ですね。で、左の茶色い壺は何かというと・・・・
辛味噌でした。
私は基本のスープを味わいたいので、こういう、スープを根こそぎ破壊するような薬味はまず入れません。今回ももちろん投入せず。
店内をキョロキョロ見回してボケーっとしていると味噌らぁめんが着丼です。
おおっとぉ、なかなか美味そうだ
とゆーか、味噌らぁめんはすべからく美味いのです、ほぼハズレがないくらいに。それは、「味噌」という調味料は美味過ぎるから
だから私のような変人は滅多に味噌らぁめんを食べない。初めから美味いとわかっているものを食べても、面白みに欠けますからね。ホント、天邪鬼な男です、わたし(^^;
このらぁめん、やっぱり旨かった。味噌には珍しく背脂が浮いているのですな。ピリっとした辛味の中に脂の甘味がうまくマッチしていると思います。
また、目立ちませんが、モヤシと一緒に玉ネギも入っていました。濃厚な味噌味にシャキシャキした食感の野菜はいい 玉ねぎは爽やかさもありますから、こういう濃厚系のスープにはよく合います。実際、最近は刻み玉ネギをトッピングするお店が増えています。
お腹がいっぱいでも、らぁめんの一杯くらいは入るものです。久しぶりの味噌らぁめん、美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。来週は本場北海道で味噌らぁめん。食べ比べが楽しみです
【スキー3日目】志賀高原中心部 [リフレッシュ休暇]
昨夜はノルディック複合でメダル獲得の瞬間を見ることができてラッキーでした。渡部選手、おめでとうございます。
そしてその直後、東京のスタジオで荻原次晴さんが思いっ切り男泣きをしていました。荻原氏の心中いかばかりか、20年間の苦労を思うと、私も思わずもらい泣きをしてしまいました
だって、かつて日本が、ジャンプで稼いだポイントを活かして後半のランを逃げ切るというパターンでノルディック複合を席巻したとき、ルール変更でジャンプの比重を低くされて、それ以来日本勢は勝てなくなりましたからね。あのときはそのあまりの露骨さ、厚顔さにムチャクチャ腹を立てたものですが、本当によく頑張ったものです。荻原次晴さんの男泣き、本当に胸にぐっと来ました。
さて、スキー3日目です。この日はホテルをチェックアウトした後、クルマで中心部に移動しました。ここに来る直前の考えでは、帰りに熊の湯温泉に入ってから長野に向かうことにしていたのですが、ホテルにはこの日に岐阜から修学旅行生が到着することもありましたので予定を組み換え、スキー最終日に中心部を滑ることにしたのでした。
クルマは高天ヶ原マンモススキー場から歩いてほど近い位置に停めることができました。道沿いのリフトに近い駐車場はホテルが押さえており、停めるにはホテルの許可証が要るだとか結構面倒くさいことになっており、日帰り扱いのスキーヤーは運が悪ければ結構歩かされることになります。ちなみに道路上にあった電光掲示板は-11℃を表示していました。
この日は朝から晴れ 高天ヶ原マンモススキー場からの朝イチの風景は、それはそれは素晴らしいものでした
私のカメラ任せの画像ではこの程度にしか写せないのが悔しい
これは野沢温泉方面(?)をズームしたもの。雲海もしっかり見えてます
2日前に滑った焼額山方面
圧雪車が通った跡。朝10時前でこの状態がまだ残っているということは、やはり客が少ないといえます。
(これは雪面に寝転がって撮影)
それにしても見事に人がいない高天ヶ原マンモススキー場。
当然ですが、緩斜面には修学旅行生が目立ちます。というかそれしかいないような感じ。
緩斜面はどうしても彼らが使います。この日の高天ヶ原マンモススキー場は、リフト上から俯瞰して見ると、どう考えてもふたつのコースがつながっているはずなのにそこにはロープが張られ、行き来できないようになっています。
一般客は右側の中級コースを滑ってくれ、というようなものでしょう。使うリフトも限られるようになっていました。
この日はいろんなスキー場を移動しながら滑る「そぞろ滑り」をする気でいましたので、次は寺小屋スキー場に行くことにしました。寺小屋スキー場には幾通りかの行き方があるのですが、まずは東館山スキー場を経てゴンドラに乗り、その降り場から行くことにしました。
これは東館山スキー場の中上級コース。1998年の長野オリンピックでは、アルペンスキー大回転で使用されたコースです。ここを猛スピードで滑り降りたのかと思うと・・・・ ま、私も行きましたが(笑)
ゴンドラを降りたらこんなものがありました。
その近くには神社まで。これで雪の量がどれくらいあるか想像できますでしょうか。
さあ寺小屋スキー場に行きましょう。このゲレンデが私の足前にピッタリ合っていることは、前回に訪れた時に確認済みです(^^)
ちょっと行ったら全景が見えました。
簡単に写真を撮っているように見えますが、その都度手袋を外し、素手になってシャッターを押すのはたまらんものがあります。気温はおそらく-15℃を下回っているわけですから、それも当然。
素晴らしきかな、銀世界
リフトの左右にコースが設定され、双方ともが適度な斜度と広い幅を持っているため、最高に滑りやすい。私はここだけで10本くらいは滑ったでしょうか。とにかく空いていますし、人と接触する恐れがきわめて少ないので好きなように滑ることができました。高い標高のために雪質もよく、本当に気持ちよかったです
休憩中もいい天気はかわりません。ありがたいこと。
さてお昼が近付いてきましたし、寺小屋スキー場も満喫しましたので、次のゲレンデに移動するとしましょう。
このレリーフは、発哺ブナ平スキー場の短いリフトを降りたところにありました。これ何のマークですか?
「ワン・ピース」絡み?
昼食は西館山スキー場の中腹にある西舘レストハウスで。ここのそばはまあまあイケるんです。
それにしても、現在時刻は12時過ぎですよ。前に立っているスキー板の少なさはどうでしょ?
私は山菜そばを選択。昨日は少々食べ過ぎたので今日はシンプルに行きました(笑)
なめ茸が結構大きかったです。よくある缶詰の山菜ではなさそう、な感じ。また、そばの太さがまちまちなのも感じいいです
完食。
それにしても西館山スキー場もよく空いています。ここは長野パラリンピックでアルペンスキー回転の会場となったゲレンデ。同じようにかっ飛んでみましたが、まあ私の腕では足元にも及ばんといったところでしょう。
※もちろん周囲には十分気を付けて滑っています。
ここを何本か滑った後、クルマを停めた高天ヶ原マンモススキー場へ戻ります。ここ西館山の山頂付近から高天ヶ原に戻るためにここを滑り降り、橋を渡って向う側の高天ヶ原マンモスにアクセスします。これで志賀高原の中心部を、高天ヶ原~東館山~寺小屋~東館山~ブナ平~西館山~高天ヶ原と、ぐる~っと一周してきたことになります。
(この後一の瀬スキー場にもファミリーにも足を延ばしました)
画像は高天ヶ原マンモススキー場の全景。この頃にはまた雪が降り始めていました。
ちなみに上から2枚目の画像の、左の小さなゲレンデのトップから撮影した画像です。
ちょっとトイレに行こうと休憩所に入ったら、こんなベンチがありました。
スキー板の座面にポール(ストック)の筋交い、そしてスキー板立ての支柱と、いわば完全な廃品利用。いいセンスしてますね~
これは一の瀬山の神スキー場ですね。一の瀬から焼額山にアクセスする際に使うゲレンデです。ここは前回は滑ったけど、今回は行くことはありませんでした。
最後に。今さらですがリフト券をご覧ください。今年からこういうカードタイプに変わったそうです。大きさは運転免許証と同じくらい。購入時(私の場合は旅行会社に前払いしていたので引き換え時)に保証金として500円払っています。500円はキーカードの返却時に戻ってきます。
キーカードはリフト券販売口で返却できるのですが、クルマを停めた位置の関係上そこまで行くのが面倒くさいので、後でお土産(りんご、野沢菜など)を買った道の駅 やまのうち北信州で返却しました。
スキーを終えた後、3日前にも泊まった長野市内のビジネスホテルに戻ります。面倒なのでスキーウェアのまま。着替えるのはホテルで十分でしょう(^^; 今夜はダンさんとの男子会です。長野の郷土料理で飲むぞ~
(カミさんにはとても申し訳ないんですけど・・・・ 今夜だけダンさんを借りますね)
【スキー2日目】熊の湯、横手山、そして渋峠スキー場 [リフレッシュ休暇]
長野への旅3日目、スキー2日目は、予定を変更してホテルから徒歩で行くことができる熊の湯、横手山スキー場を滑ることにしました。タイトルにある渋峠スキー場は、横手山山頂からアクセス。
ちなみに渋峠とは日本の国道の中で最も高い位置にあり、標高は2,172m。昨夏には息子が自転車で到達した日本有数の峠です。・・・・よね?ナワさん。
これまたちなみに、朝クルマに置きっぱなしにしていた目薬を取りに行き、部屋で開けたらこうなっていました
目薬を点すのは諦め、さあゲレンデへ まずは歩いて行ける熊の湯スキー場へ。
リフト券は前日に3日券に引き換えてありますのでそのまま。
まずは足慣らしのために一番近いリフト(第1ペア)に乗りました。天気は相変わらずの雪。
これはリフトを降りて少し滑ってからの画像。黄色矢印が宿泊しているホテル一望閣です。
2~3本滑ったら何か疲れてきたので、早速レストラン ベルドールで休憩。とにかく寒いし
で、自動販売機で買ったのがこれです。250円。寒いのに何買うてんねん、コイツは?と思われる方が多いでしょう。しかしレストラン内は当然ながら暖房がガンガン効いており、しばらくたったら冷えた体も温もってきて、こういう冷たい飲み物がとても美味しく感じられるのです。それにですね、この缶チューハイが美味しかったのですよ アルコール分が3%ですからジュースみたいなもんですし、果肉も入っている。スイスイ飲んでしまいました
窓の外は・・・・スキーヤーがほとんどいません。熊の湯はスノーボード禁止なのでボーダーがいなくて当然といえば当然なのですが、それを差し引いても、です。このスキー場には、この時100人もいなかったのではないでしょうか。いや、100人どころか50人いたかも怪しい。それほどの空きっぷりでした。
木立の中も滑りつつ、空いたゲレンデを周囲をほとんど気にすることなく滑走します。これは本当にいいです ぶつかる心配が皆無に近いため、メチャメチャ気が楽
早めの昼食を摂ることにしました。今回は何事も「無理せず早めに」と考えていましたので。
ゲレンデがガラガラならレストランも同じく。そうそう、年配のスキーヤーが目立ちました。というか、ここには若いヤツはほとんどいなかったんじゃないか?
何を食べたか? これです 豚汁セット(ごはん大盛)、野沢菜、そして志賀高原ビール スキー場の豚汁は大好物で、あるだけでテンションが上がったりします また、大盛にしてもらったご飯はホントに大盛で、茶碗3膳分くらいはあったのではないでしょうか。豚汁は具沢山で十分おかずになり得ましたし、野沢菜も美味かったですよ
地ビールの志賀高原ビール(ペール・エール)。普通のビールと違って色が濃厚で、どっしりとした飲み応えでした
さあ、お腹もいっぱいになったし、ぼちぼち行くとしますか。
それにしても人がいません。これで経営が成り立つのか・・・・やっぱり修学旅行等の団体客が来ないと厳しいでしょうね~。バブルの頃のような狂奔したスキー場は勘弁願いたいですが、ここまで人がいないと心配になってしまいます。もっとも志賀高原は日本有数の広大なスキー場なので、人が分散しているということはあります。
さて昼食後は熊の湯から隣接した横手山スキー場に移動します。コース設定上逆は無理なので、熊の湯→横手山と滑ることは想定通りの順番。
ま、適当に滑りつつ、山頂を目指します。標高2,307m。スキー場として日本最高峰に位置するのがこの横手山スキー場で、晴れた日には富士山や日本海も望めるのだそうです。この日は残念でした
これは最後のリフトを降りた場所。風が強いので建屋の中にも雪が吹き込み、このような凄まじい状態になっていました。人が作ったものの中でも、そこは雪と氷の支配する世界。気温はたしか-18℃
実はこの時点で手足とも指先は凍てつき(靴用カイロも効果なし)、かつ体は冷え切っており、この建屋の2Fにあったお店に飛び込みました。
そこはなんと・・・・スタバ
以前は確か小さな食堂があったと思うのですが、スキー場では珍しい(?)「ビフォーアフター」。
小さい方のカップはサービスで、「まずこちらをどうぞ」。ありがたく頂戴し、後で左のコーヒーを注文しました。ドリップコーヒー340円は、お店の立地条件を考えると激安でしょう。標高2,300mオーバーですよ。大きなカップで量も250mlはあったと思います。下のレストランではもっと少なくて味も大したことないのに400円くらいはしますから、ありがたいことです。同じ日にレシートを持って行けばおかわりが100円で飲めるとかのサービスもあり、さらにはホテルでどうぞ、ということでこんなのもくれました。店員さんはにこやかでフレンドリーでとても愛想がよく、標高2,300mで思いがけず受けたサービスはコーヒーと同じくとても暖かいものでした スターバックスコーヒー横手山山頂店のスタッフの皆さん、ありがとうございました
さて、コーヒーで体を暖めた後で向かったのは、渋峠スキー場。ここはよかったです
完全な穴場。まったく期待していなかっただけにかえって喜びも大きかったというか、いい意味で裏切られました
(もっともこの日は志賀高原全体が穴場みたいなものでしたが^^;)
この連絡ルートで渋峠スキー場にアクセス。雪の幕を通してリフトが見えます。
斜度は適度でコース幅も広く、人もいないためカービングし放題のプライベートゲレンデ状態。この時渋峠スキー場にはスタッフを除けば私を含めて5人ほどしかいなかったのは確実です。
途中で晴れ間も見えてきて、とても幸せな時間でした。ただしフェイスマスクはバリバリに凍り付いていましたが(苦笑)
何度も書きますが、-18℃の極寒の世界です
スキー2日目のこの日、私には珍しく16時頃まで滑っていました。
横手山スキー場の下の方、旅館街に近い斜度5~7°の初級ゲレンデは修学旅行(スキー合宿?)の団体さんが歓声を上げながら滑っていました。
思い起こせば今から35年前、私が初めてスキーを履いたのがここ熊の湯、横手山スキー場でした。間違いなく自分もあの中にいたんですね。
ホテル一望閣 [リフレッシュ休暇]
さて宿泊に決めた宿はホテル一望閣さんでした。
「さんざん悩んでます」と書いた記事(http://nanishiteasobo-hiro.blog.so-net.ne.jp/2013-11-12)の、候補②の宿です。
決め手はもちろん温泉。というか、ほとんどそれしかなかったと言っても過言ではありません 白緑色の硫黄泉、それだけで圧倒的に魅力的ではないですか(笑)
宿にはチェックイン時間のほぼ直後くらいに到着。
奥のホテルの看板が大きく、一瞬迷いましたが、手前の建物がそう。志賀リバーサイドホテルは奥にあります。ちなみにもっとも有名な熊の湯ホテル(遠霞さんが日帰り湯をしたところ)はこの位置の右斜め後方に。
ややこしい、っちゅうねん(苦笑)
ロビーでは、俳優の六角精児さん似の社員さんがお出迎え。
ロビーの向かいには売店もありましたが、誰が買うんだ?と思わせるほどお土産が山積みになっていました。
と思ったら、私がチェックアウトする日に岐阜の学校の修学旅行(スキー合宿?)が約100人来るとのことで、多分彼らが買うのでしょう。ホテル側としては、成人の日を含む3連休とこの修学旅行生をアテにして仕入たものと思われます。
私? 私はもうどこで何を買うかをすでに決めていましたので、何も買わず、でした。ごめんなさい。
部屋は329号室。あ、ちなみにホテルはガラガラでした。この時期、連休後の平日は、修学旅行生やスキー合宿生が宿泊していない限り、どこもこんなものでしょう。
入ってすぐ左に洗面台があり、右にはトイレ。このトイレがですね、暖房便座ではなかったのですよ
スキー宿でこれはちょっとつらかった。想像してみてください・・・・わかるでしょ(苦笑)
部屋は広くはありませんが、一人で過ごすには十二分。
この右側の壁際には、さすがにスキー宿らしくハンガーがたくさん。いろんな種類があり、数えてみたら15個ありました。
窓の外の景色はこんなふう。隣りのホテルと、その向こう側にはリフトも見えます。ちなみにこのリフトは休止中でした。
ホテルの右、リフト乗り場を隠しているのは熊の湯スキー場唯一のレストハウス、レストランベルドール。私はこの翌日ここで昼食をいただいたのですが、それは次回に紹介
窓にカーテンはなく、木製の引き戸で開け閉てします。そりゃあそうでしょう。カーテンだと寒気を遮断できない。
部屋に冷蔵庫はありませんでしたが、まったく必要はありません。窓の外は氷点下10℃を軽く上回る(下回る?)極寒の世界ですから、窓と引き戸の間に飲み物を置いておくと5分で冷えます。
さて、荷物も置き、スキーウェアを着替えたら、さっそく温泉に行きましょう。温泉はB1Fにあります。
ココを左に曲がり、
階段を降りて
さらに進んだ突き当りに
お風呂はあります。
更衣所
熊の湯温泉~ これに入るためにこのホテルを選んだのです。
湯は白緑色の硫黄泉。これが激熱 腹筋に力を入れ、歯を食いしばって浸かりました。
それでも不思議なもので、2泊の間に都合6回入浴しましたが、だんだん熱い湯に慣れていくのが実感できました。
露天風呂は入れません。夏場は入浴できるのですが、この時期は雪に埋もれてNG。ま、仕方ありませんね
最後の1枚はオマケ。これだけ積まれていると気持ちいいですね
食事については記載はやめておきます。普通のホテルではありません。スキー宿です。多くを期待してはいけません。エネルギー補給の場と心得るべきでありましょう。とは言いつつ、『出されたものは残さずに』を山岳部時代に叩き込まれた私、残さずきっちりいただきましたよ 特に朝はガンガンいただきました(笑) リフトに乗っててお腹がぐ~ってなるのはたまりませんから。
あ、ただしアレだけは手を付けていません。・・・・ううう、「出されたものを残し」てしまった・・・・
では次は熊の湯、横手山スキー場へ。横手山山頂は・・・・雪と氷の支配するすんごい世界でした
【スキー初日】焼額山スキー場 [リフレッシュ休暇]
今回のスキーは焼額山スキー場から始めることにしました。当初の予定ではこの日は熊の湯、横手山を滑るつもりだったのですが、予定を大幅に変更。
というのは、志賀高原ではスキー場間の移動にはシャトルバスを使うつもりだったのですが、これがかなり不便で熊の湯から焼額山方面に移動するためには乗り換えが必要なことがわかり、これでは時間の無駄だと判断、自分のクルマを使うことにし、その中で一番合理的な動き方を考えたわけです。
で、今日の宿には行かず、長野市内のホテルから直接焼額山を目指しました。
駐車場は、ちょうど第2ゴンドラ乗り場前にあり、ここに駐車。これは便利でしたね♪
画像は来た時のものではなく、帰りがけに撮ったもの だから青空が見えています。今回は朝雪が降り、昼から晴れ間が見えるというパターンが2日続きました。
プリンスホテル南館がゴンドラ乗り場と直結。・・・・たしかに便利なんだけど、ここは値段が高すぎてとても泊まる気にならんのよな~
ゴンドラに乗っていきなり山頂へ。天気は雪
歩くと雪がキュッキュッと鳴り、気温の低さと雪質のよさを語りかけてくれます。
2男前に滑った尾根のパノラマコース、今年もここを中心に滑走。
初日は無理しません。早めの昼食はプリンスホテル西館に隣接した中華料理店の1Fにあるラーメンコーナーにて。私は普通スキー場ではラーメンは食べないのですが(絶対にガッカリするので)、ここはかなり本格的な味噌ラーメンを出すという情報がありましたので、禁を破って行ってみることにしました。
これがメニュー。もっとじっくりよく見ておけばよかったと後悔しきり。・・・・ライス、高っ
生ビール、高っ
結局私は自動販売機で缶ビールを購入しました。350円。これは以後入ったどのレストランでも同じでしたから、志賀高原の共通価格なのでしょう。・・・・ん? これって闇カルテルってやつじゃないのか まあええけど。
ちなみに500ml缶は450円。お得感を出してるんでしょうか(笑) ただスキー場はとにかく寒いので、飲み過ぎるとトイレが近くてたまらんようになってしまいます。
それでもビールを飲んでしまうのは、レストランが暖かくて喉が渇くから。旨いのです、ホントに
食券を渡して約10分、番号が呼ばれました。注文したのは味噌ラーメン、850円。
! チャーシューがないぞ。入れ忘れたのか? さっと隣りのラーメンに目を移すと、やはりない。
帰りがけにさきほどのメニューをよく見てみると、たしかにチャーシューが写っていません。・・・・ないんだ・・・・
850円も出してチャーシューが入ってないなんて、いくらスキー場でもそれはないやろ、と思うのですが・・・・これがプリンスクオリティなのでしょうか。ラーメン自体は不味くはなかった。スキー場で食べるラーメンとしてはかなり高レベルな方だと思います。中細の縮れ麺もまあまあ。
お腹も適度に空いていましたので、きっちり完食。辛めの味噌ラーメンでしたが、スープも結構飲んでしまいました。
リフトにもラーメンの宣伝が。
お腹も膨れたし、さあ行きましょう。
天候も回復気味してきました。とはいえ、山の天気は移り気。すぐに変わってしまうので油断はできません。
尾根から一の瀬方面。午前中は全然見えませんでしたが、午後には望めるまでに回復してきました。
画像ではわかりませんが、風が強く、ゴンドラは低速運行を余儀なくされていました。普段の倍以上時間がかかってたかな?
この日は14:30には終わって温泉、と初めから決めていました。早めにクルマに戻り、スキーウェアのまま宿へ移動します。宿は結局熊の湯温泉にとりました。利便性よりも温泉を取った私でした。
善光寺参拝とダンカミさん [リフレッシュ休暇]
ここで今回のリフレッシュ休暇の前半戦である志賀高原スキーの予定を簡単に紹介しておきましょう。
【1日目】 権兵衛で味噌煮込みうどん~長野へ移動~善光寺参拝~ダンカミさんとのオフ会~長野宿泊
【2日目】 志賀高原 焼額山・奥志賀エリアでスキー
【3日目】 志賀高原 中心部エリア(一の瀬、西館山を中心に)でスキー
【4日目】 志賀高原 熊の湯・横手山エリアでスキー~長野へ移動~ダンさんと男子会
【5日目】 松本で旧友と約25年ぶりの再会~南木曽~帰阪
これが私の立てた予定です。ポイントは無理をしないこと。翌週に北海道を控えているため、ケガをしては元も子もない。スキーでは最後の1本でケガをするケースが多いので、それだけはしないよう自制に自制を重ねました。
さて、小牧ICから名神高速に乗り、小牧JCTから中央自動車道へ、岡谷JCTから長野自動車道を北上します。道路は空いており渋滞もなくスムーズに今日の宿に到着しました。泊まったのは、ダンさんにご紹介していただいた長野リンデンプラザホテル(←クリックどうぞ)というビジネスホテル。リーズナブルな価格でありながらも設備は充実しており、私がこれまで泊まったビジホの中でもCPはかなり上の方の部類です。駅からもほど近く飲食店には困らない。駐車場もあります。
何よりありがたいのは大浴場を備えていること。これはポイントが高いです。ゆっくりと足を延ばして湯に浸かれるのは、それが温泉ではなくても十分。ありがちな塩素臭もなく、私は夜と朝の2回入浴させてもらいました。
さて旅装を解いた私が歩いて目指した先は善光寺。ここは昔から一度行ってみたかったのです。
「今日は暖かい」と言われながら・・・・いやいや十分寒いでしょ。どうやら長野の暖かい日というのは大阪のめっちゃ寒い日と同じくらいの感覚のようです(笑)
駅からまっすぐ延びる道をたどって善光寺へ。歩道が広いです、とても。
途中にこんなものもありました。
長野オリンピックは1998年。もう16年も前のことなんですね。
善光寺の近くでは、郵便局もこんなことになっていました。
信号の先に善光寺はあるようです。
さすがに16時頃になると行く人よりも帰ってくる人の方がはるかに多い。
おやき発見。これは妻の大好物。でも今買うわけにはいかないです(^^;
これが山門かな。
これが善光寺です。風格があります。
これ、私もやってきました。もう頭はよくならんだろうけど(爆)
そしてホテルへの帰りに見掛けたのがこの風景でした。ビルとビルの間に雪を戴いた山並みが・・・・なんて素晴らしい
関西人の私には普通は見ることの叶わない、長野という街の本質を衝く様な、そんな風景でした。
この日の夜はダンカミさんとのミニオフ会でした。昨年1月以来1年ぶり。実は私は勝手にこのミニオフ会を「季節外れの織姫と彦星」と命名して一人ニタついております(笑)
お会いすればいつもいろんな話をします。ネット友達のこと、子供をはじめとする家族のこと。家族の話では、お互いの家族にいろいろな共通点があってビックリ
「え~、私もそうですよ」と何度口にしたことか(^o^)
そして私たちの年齢ではお決まりの不健康話、ネット友達の話、それに今年はなぜだか悪女の話。悪女と言っても中島みゆきさんの歌ういじらしい悪女ではなく、狙った男は逃さないとうそぶき、自分さえよければ周囲が泣こうが傷つこうが悲しもうが知ったこっちゃないという、品性下劣な、ホンマもんの自己中性悪女 名前を「(ピーーッ)」というのですがね。
まあ楽しいオフ会の話題ではありませんでしたが・・・・(^^;
そういうことも話しつつ、今年のダンカミさんのご予定とか、話題は多岐に渡り、楽しい時間はどんどん過ぎていきます。本当に楽しかったです。カミさんも入院前の貴重なお時間を割いていただき、感謝しています。
3日後のダンさんとの男子会。長野の美味しい郷土料理をいただき、地酒に親しみ、これまた愉しく美味しい時間でした。
そしてダンさんと別れた後・・・・お腹も結構いっぱいだったのですが、赤い看板に誘われてしまったんだよな~~~ ったく、途轍もなく誘惑に弱いヒロなのでありました。その顛末はまた後日。
(大体想像はつくとは思いますが・・・・)
めん処 権兵衛 [リフレッシュ休暇]
お久しぶりでございます。土曜、日曜を含めて16連休となった私のリフレッシュ休暇が終わりました。同期の中には正月休みとくっつけて、連続23連休とした強者(ツワモノ)もいましたが、私の場合は業務の関係で月初と月末はどうしても休むわけにはいかないので、月の半ばで休みを取ったわけであります。
その休みのすべて(←これはさすがにウソ^^;)を、これからご紹介していきたいと思います。
まずは前半戦の志賀高原からいきましょう。長い旅はここから始まることになりました。
クルマで大阪を発って東へ向かった私。まず向かった先は愛知県は江南市にある、めん処 権兵衛さんです。場所は【ココ】(←クリックどうぞ)。
このお店はいつものラーメン店ではなく、私のブログでは初登場かもしれない味噌煮込うどんのお店。私の名古屋勤務時代、「足繁く」とまではいきませんが、食べたくなったら仕事のついでに足を延ばして味噌煮込うどんを食べていました。約10年ぶりの訪問です。
お~、変わってないな~と言いかけ、ふっと言葉を止めてしまった私。
「変わってるやんか・・・・」
まずは扉が自動になっている。それに何より綺麗だぞ。
入ってみてびっくり めっちゃきれいになってるやんか・・・・小上がりがあったのになくなっているし、大半がテーブル席だ。ただ、画像はありませんが、奥の方の畳敷きのスペースはそのままでした。
この後の移動を考え、早目に長野に着いておきたい私は権兵衛さんの開店同時くらいを狙って行ったのですが、それでも2組の先客がおられました。地元で長く愛されているお店なんです、ここは。
メニューは多彩です。味噌煮込に限らず普通のうどんもあるし、釜揚げうどん、鍋焼きうどんとか丼もの、もちろんもう一つの名古屋名物であるきしめんもラインアップ。画像はそのうちのごく一部です。
私は10年前と同じく味噌煮込定食をオーダー。
メニューにもありますが、定食の際の味噌煮込うどんは親子味噌煮込みです。「親子」、すなわち玉子と鶏肉が一緒に煮込まれており、これが保守本流。鶏肉も、正当の味噌煮込うどんでは名古屋コーチンを入れるのだそうです。
運ばれてきてすぐの味噌煮込うどんはうるさいです。わかりますか?端の方で泡が立っているのが。ぐつぐつというよりぐわらぐわらという感じの音が鍋から聴こえ、もうたまりません 美味しそうです
この平打ち麺が特長。とにかく固い。一応麺の固さを聞いてくれ、私は「普通」と答えたのですがそれでも固い。これで硬麺なんぞを頼んだら一体どんな麺が来るんだ?と思っています(^^)
漬け物は小さな器で来ました。
甘めの味付けの味噌煮込うどん。具は歯応えのある名古屋コーチン(ということにしときましょ)、玉子(フタをする直前に投入するのでしょう)、えのき、うす揚げ、長ネギなど。完全に定番の具ですね。
美味しかったですよ~、夢中で啜り込みました。久しぶりに堪能しました
味噌煮込定食をいただく際、私はご飯を残しておきます。そして麺を食べ終わった後、出汁と玉子をご飯にダイブ
ちなみに青ネギは冷奴に乗っていたものを転用させています。
雑炊風にしたこれがまた絶品の美味さなのです
これは必ずやりますね。この店を紹介してくれた人に教えてもらった食べ方です。こうやって定食を完食です。
あ~、美味しかった
さあ、腹も膨れたことだし、小牧から高速に乗って一路長野へ。
しばらくお休みします [リフレッシュ休暇]
現在リフレッシュ休暇中につき、なかなかブログを更新することができません。
で、すみませんが、しばらくお休みします。
しばらくといっても月末には再開する予定です。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m
グレードアップして宿泊代が安くなる不思議 [リフレッシュ休暇]
私も含めた温泉好きの皆さまにとって、自分の宿泊する部屋に温泉露天風呂が付随しているというのは一種の極楽であり、その宿泊料の高さも相まって、大袈裟にいえば「憧れ」といっても過言ではないでしょう。
つまり、価格や満足度において
露天風呂付きの和室>普通の和室
は絶対不変の法則であり、その逆は陽が西から上ってもあり得ないというのが常識でしょう。
ところがあったのです、絶対不変の法則に逆らう、価格が
露天風呂付きの和室<普通の和室
という驚愕のパターンが・・・・
その驚くべきホテル名は、北海道・ニセコの湯元ニセコプリンスホテルひらふ亭
ツアー名は、ANAが主催するスカイホリデー SKI&SNOWBORD北海道です。
これによると、湯元ニセコプリンスホテルひらふ亭は、通常のニセコチョイスというプランのアップグレード版として供給されます。そして、bグループの宿がこのひらふ亭であり、そのグレードアップ版のcグループが展望風呂付きの客室。
ここまではわかりますよね?
で、こちらをご覧ください。私が泊まろうと考えていたのは1月中旬でしたが、その際のbとcの価格を
ちょっと見づらいので下に拡大版を。
b・・・+6,000円/1泊1名
c・・・+5,500円/ 〃
これはこの時期だけに限ったものではなく、2名1室の場合12月中旬~3月中旬まではすべてこの調子であり、上の写真の四角で囲った12/15~20に至っては、展望風呂付き客室の方が普通の和室より4,000円も安いという、もはや私の乏しい想像力では到底信じられない常識識破りの価格設定がなされているのです。
さしもの私もこれはあり得ないと考え、旅行会社と話をした時にこの大いなる矛盾について質問をしました。
窓口のお嬢さんも
「ホントですね。これはおかしいですね」
と言ってすぐに確認してくれました。
尋ねられた相手先も私の指摘に矛盾を感じてくれたらしく、こちらもすぐに調べてくれました。
たぶんこの先にも同じような指摘があると考えたのでしょうね。今調べておけば、後々突っ込まれた際にすぐに対処できると。
で、結論は『これは間違いではない』ということでした。
ANAがホテルの部屋を買い付けた時、需要と供給のバランスがそうなっていたのでしょうということ。
つまりスキーシーズンにおいての需要は
露天風呂付きの和室<普通の和室
ということだったのですな。
いやいやこれは・・・・これはええがな 最初はbとcを足した11,500円/1人1泊かとも考えたくらいですから、これはメチャメチャラッキー
・・・・しかし、そうは問屋が卸してくれません。好事魔多しとでもいいますか・・・・
私が予約を取ろうとしたこの時期、これは私の休みがほとんどこの時期にしか取れない時期でもあるのですが・・・・
この時期になんと団体が入っており、条件付きのキャンセル待ちだったのです。
その条件とは
・大浴場&大露天風呂の時間が制限される
・食事(バイキング)の時間も制限される
・多少はうるさいかもしれません
といったもの。
妻とも話した結果、湯元ニセコプリンスホテルひらふ亭は泣く泣く諦め、同じニセコで違うホテルを予約することになりました。ニセコは私がどうしても行きたいゲレンデですから、そこだけは譲れない。何と言っても『スキーヤーの聖地』ですから。阪神ファンの聖地が甲子園球場であるのと同じ感覚ですよ(←わかる人だけわかればいい)
あーあ、ホント、千載一遇のチャンスだったのにな~
返す返すも惜しいです。残念です。無念です。他にいろんなパターンを考えましたが、どうしても自分の仕事や前半戦の予定とのからみ、妻の仕事の関係もあって日程は動かせませんでしたので。
何か、後々後悔しそうな気配だけは濃厚にあります。
26年目のリフレッシュ休暇 [リフレッシュ休暇]
私の勤める会社には、「リフレッシュ休暇」という制度があります。
・15年働いて16年目に連続する7日間
・25年働いて26年目に連続する10日間
が、もらえます。
この日数に土曜、日曜は含まれません。正月やGW、お盆休みと続けて取得することも可能です。ですから、例えば今年のGWの9連休とつなげると、4/27(土)~5/19(日)までの23連休などという、とてつもなく長い連続休暇も可能となるわけです。実際にはそれだけ連休を取ると業務に支障をきたしますので、人数に多少は余裕のある現場作業員でもない限りそんな休みを取ることは不可能ですけどね。
前回の15年のリフレッシュ休暇では、家族でバリ島に行きました。当初は北海道をレンタカーで周遊しようと考えていたのですが、当時の上司から
「俺はバリ島に行った。北海道とそんなに金額も変わらへんで」
とのアドバイスがあり、「ホンマかいな」と調べてみたら実際に数万円くらいしか変わらなかったので、子供たちに日本とは異なる文化を見せてあげようと,、思い切って海外旅行を企てました。
そして10年後。今年度は私の銀婚式の年でもあり、子供たちも社会人と大学生。1週間くらい放っておいてももう問題なかろう、ということで、妻と二人でとある所に出掛けることにしました。
私は休みを月曜日から取ることにしましたので、土曜から日曜まで都合16連休。
これを前半と後半に分け、前半戦は一人旅、間に2日の休息をはさみ、後半戦は妻との二人旅をすることにしました。
費用もバカになりませんが、この休みが来ることは分かっていましたので、数年前からセコセコと積み立ててきています。
え?いくらかって? 言えますかいな、そんなもん!(爆)
それで、ようやく冬の旅行のパンフレットが旅行会社の店頭を飾り始めましたので、いろいろと比較検討を始め、ようやく一部の予約を完了しました。
長い夏が終わり、ようやく秋が訪れたこの時期に旅行会社に行ったというのに、希望した飛行機やホテルは満席、満室で、結局すべて第2希望にせざるを得ませんでした。窓口のお姉さんに聞くと、適度な宿や時間帯は団体客がはやばやと押えており、我々のような一般客は二の次なんですな(ーー)
「早く予約しに行った意味ないやんけ・・・・」
と少々やるせない気分のヒロでした。
ま、詳細はこのカテゴリで追々紹介していきたいと思っています。
ラーメンもグルメも別にカテゴリはありますが、ここではまとめちゃいます。
お楽しみに♪
ちなみに後半戦とは・・・・
北海道でスキーです。北海道は初めてではありませんが、スキーは初めて。温泉も含めてとても楽しみでございます(^o^)
でも・・・・泊まりたかったよ、あのホテルのあの部屋に・・・(TT)
価格的にもめっちゃチャンスだったのにな・・・・その辺りは次回以降に。